JP3879305B2 - 画像形成装置および用紙束生成装置並びに画像形成装置を用いた用紙束の生成方法 - Google Patents
画像形成装置および用紙束生成装置並びに画像形成装置を用いた用紙束の生成方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば複写機やプリンタ装置のように、電子写真方式を利用して用紙上に画像を形成し出力する画像形成装置に関するものである。
また、本発明は、画像が形成された後の用紙の束を生成する用紙束生成装置および用紙束の生成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子写真方式を利用した画像形成装置では、画像信号に対応した静電潜像を感光体上に形成し、これを現像して得られたトナー像を用紙に転写した後、用紙上のトナー像を定着することで、用紙上への画像形成を行っている。
【0003】
ところで、このような画像形成装置においては、通常、給紙トレイに積重された用紙を1枚ずつ取り出すとともに、取り出した用紙をトナー像の転写位置に向けて搬送するようになっているが、その用紙を搬送する際に、種々の要因(メカ部品の組み立て精度、スリップ現象等)によって搬送中の用紙が斜行してしまう場合がある。この場合、用紙が斜行したまま転写位置に送り込まれると、用紙に対して画像がずれた状態で形成されてしまう。
【0004】
そのため、画像形成装置には、その用紙搬送系に、搬送中の用紙の斜行(以下、用紙の斜行を「スキュー」と称す)による位置ずれを補正する機構が組み込まれているものがある。具体的には、例えば図14に示すように、用紙Pの搬送方向に沿って設けられた二つの用紙搬送ローラA,Bを備えるとともに、上流側の用紙搬送ローラBによって搬送された用紙Pを、回転動作を停止している下流側の用紙搬送ローラAへ突き当てることで、搬送中の用紙Pの先端を基準にして用紙Pの姿勢を直し、これによりスキュー成分を補正するように構成されたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した画像形成装置においては、図15(a)に示すように、用紙Pの先端がその搬送方向に対して略90°で正しくカットされていれば、用紙Pの進行方向が概ね直進となるが、図15(b)に示すように用紙Pの先端が略90°で正しくカットされていないと、スキュー成分を補正することによって用紙Pの角度が変わってしまい、結果として用紙Pが斜めになったまま搬送するようになる。つまり、上述した画像形成装置では、用紙先端のカット角度によって、スキューの補正を正しく行えないおそれがある。
【0006】
このことは、用紙上に画像を形成するのにあたって、以下のような問題の発生を招いてしまうおそれがある。
画像形成装置にて画像が形成される用紙は、その形状が、断裁の誤差等により、微妙に長方形から逸脱して平行四辺形になっているものが多い。そのため、図16(a)または(b)に示すように、用紙Pの搬送時にスキューの補正を行うことによって、用紙Pがサイド方向に徐々にシフトしていく。ところが、画像Gの形成位置は、用紙Pのシフトに拘わらず、常に略一定であるため、結果として用紙P上における位置がずれるしまうこととなる。
【0007】
すなわち、用紙Pの断裁精度が悪い場合には、用紙Pと画像Gの形成位置とにずれが生じてしまい、図例の如く形成された画像Gが用紙領域からはみ出てしまうことも考えられるので、結果として画像形成の品質を著しく低下させてしまうことになる。また、用紙の断裁精度がさほど悪くなくても、用紙端近傍に設定された画像を載せない領域(以下「縁消し領域」と称す)が、用紙端の位置によって増減してしまう可能性がある。この場合、縁消し領域の量がある限度を割り込んでしまうと、トナー材が用紙からこぼれたり、そのこぼれたトナー材が用紙上の画像形成部分以外に付着してしまい、結果として画像形成の品質を著しく低下させてしまうことになる。
【0008】
また、用紙先端のカット角度によってスキュー成分の補正に悪影響が生じると、特に、用紙の両面に対する画像形成機能を有した画像形成装置において、以下のような問題が発生することが考えられる。
【0009】
かかる画像形成装置では、通常、用紙の両面に画像を形成するのにあたって、先ず一方の面に画像を形成した後、用紙の表裏を反転してから他方の面にも画像を形成する。ただし、このとき、装置の大きさやコスト面等の制約から、用紙搬送時の先端と後端とが入れ替わるようにして用紙の表裏を反転させるものが殆どである。
【0010】
したがって、例えば図14(a)に示すような形状の用紙Pを搬送する場合には、一方の面については図14(a)の如く概ね直進するように搬送し、他方の面については図14(b)の如くスキューが発生したまま搬送することとなり、その結果、形成された画像と用紙の位置関係が、一方の面では図17(a)に示すようになるのに対して、他方の面では図17(b)に示すようになってしまう。そのため、両面に画像が形成された後の用紙Pを透かしてみると、図17(c)に示す如く、表面の画像G1 と裏面の画像G2 とが、用紙Pの断裁精度に依存する形でずれてしまうことが分かる。
【0011】
このような表裏面間でのずれの発生は、例えば、印刷物をパンフレットとして利用する場合や、同一面上の複数箇所に同じ画像を形成した後に用紙を断裁して名刺のような両面印刷物を作る場合などに、一方の面に合わせて断裁すると、他方の面の画像が真ん中からずれる、はみ出す、曲がってしまう等といったことを招いてしまう。また、例えば、画像が形成された後の用紙を束ねて製本化等をした場合に、用紙と画像の位置関係がバラバラになる原因となり、見た目に汚い仕上がりを招いてしまうので、結果として製本化等した印刷物の商品価値を損なうことになる。
【0012】
そこで、本発明は、用紙の形状やその断裁精度等に影響されることなく、搬送中の用紙のスキューを高精度に補正することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、画像が形成された後の用紙の束を、その用紙の形状やその断裁精度等の影響によって品質が低下することなく、生成することのできる用紙束生成装置および用紙束の生成方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために案出された画像形成装置で、シート状の用紙上に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段に向けて前記用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送手段に搬送される用紙に対して当該用紙の搬送方向と平行な用紙端を基準にしてスキューを補正するとともに、その補正の後は当該用紙に対して他のスキュー補正を行わずに当該用紙を前記画像形成手段に到達させるスキュー補正手段と、前記スキュー補正手段によってスキューが補正された後の用紙を受け取って、当該用紙を前記画像形成手段へ送り出すタイミングの制御を行うレジ制御手段と、前記スキュー補正手段がスキューを補正する際に基準とする用紙端を検知する用紙側端検知手段と、前記レジ制御手段が受け取ったスキュー補正後の用紙を、前記用紙側端検知手段での検知結果に基づいて、当該用紙の搬送方向と略直交する方向に移動させて、当該用紙の側端を位置決めする用紙側端位置決め手段とを備えることを特徴とするものである。
【0014】
上記構成の画像形成装置によれば、用紙の搬送方向と平行な用紙端、例えば用紙の長手サイド端を基準に、スキュー補正を行い得るようになるので、用紙のスキューが正しく補正される。また、このときに、スキュー補正後の用紙を、その搬送方向と略直交する方向に移動させることによって、例えば用紙端が座屈していた場合であっても、その用紙側端が正確に位置決めされて送り出されるようになる。しかも、その補正の後は、その用紙が画像形成手段に到達するまでその用紙に対して他のスキュー補正を行わないので、例えば断裁精度等の影響によって用紙の先端が略90°で正しくカットされていない場合であっても、用紙の角度が変わってしまい斜めになったまま搬送される、といったことがなくなる。
【0015】
また、本発明は、上記目的を達成するために案出された用紙束生成装置で、シート状の用紙上に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段に向けて前記用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送手段に搬送される用紙に対して当該用紙の搬送方向と平行な用紙端を基準にしてスキューを補正するとともに、その補正の後は当該用紙に対して他のスキュー補正を行わずに当該用紙を前記画像形成手段に到達させるスキュー補正手段と、前記スキュー補正手段によってスキューが補正された後の用紙を受け取って、当該用紙を前記画像形成手段へ送り出すタイミングの制御を行うレジ制御手段と、前記スキュー補正手段がスキューを補正する際に基準とする用紙端を検知する用紙側端検知手段と、前記レジ制御手段が受け取ったスキュー補正後の用紙を、前記用紙側端検知手段での検知結果に基づいて、当該用紙の搬送方向と略直交する方向に移動させて、当該用紙の側端を位置決めする用紙側端位置決め手段と、前記画像形成手段によって画像が形成された後の用紙を受け取って積重するとともに、その積重の際に前記スキュー補正手段が基準とした用紙端を整合することで、前記画像形成手段による画像形成後の用紙の束を生成する用紙束生成手段とを備えることを特徴とするものである。
【0016】
さらに、本発明は、上記目的を達成するために案出された用紙束の生成方法で、シート状の用紙上に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段に向けて前記用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送手段に搬送される用紙に対して当該用紙の搬送方向と平行な用紙端を基準にしてスキューを補正するスキュー補正手段と、前記スキュー補正手段によってスキューが補正された後の用紙を受け取って、当該用紙を前記画像形成手段へ送り出すタイミングの制御を行うレジ制御手段と、前記スキュー補正手段がスキューを補正する際に基準とする用紙端を検知する用紙側端検知手段と、前記レジ制御手段が受け取ったスキュー補正後の用紙を、前記用紙側端検知手段での検知結果に基づいて、当該用紙の搬送方向と略直交する方向に移動させて、当該用紙の側端を位置決めする用紙側端位置決め手段とを備える画像形成装置を用いた方法であって、前記スキュー補正手段が前記用紙搬送手段に搬送される用紙のスキューを補正するとその補正の後は当該用紙に対して他のスキュー補正を行わずに前記用紙搬送手段に当該用紙を前記画像形成手段へ向けて搬送させ、当該搬送の際に前記レジ制御手段が用紙の前記画像形成手段への送り出しタイミングを制御するとともに、当該用紙を前記用紙側端位置決め手段が当該搬送方向と略直交する方向に移動させて当該用紙の側端を位置決めし、前記スキュー補正手段によるスキュー補正後で、かつ、前記用紙側端位置決め手段による側端位置決め後の用紙が前記画像形成手段に到達すると当該用紙上に前記画像形成手段が画像を形成し、前記画像形成手段による画像の形成が終了するとその画像形成後の用紙を受け取って積重するとともにその積重の際に前記スキュー補正手段が基準とした用紙端を整合して用紙の束を生成し、生成された用紙の束に対して綴じ動作を行い、前記綴じ動作後の用紙の束に対して当該綴じ動作が行われた箇所を基準に折り曲げ動作を行い、前記折り曲げ動作後の用紙の束に対してその端部近傍の断裁動作を行うことを特徴とする。
【0017】
上記構成の用紙束生成装置または上記手順の用紙束の生成方法によれば、用紙上に画像を形成するのにあたって、その用紙の搬送方向と平行な用紙端、例えば用紙の長手サイド端を基準にスキュー補正を行うとともに、そのスキュー補正後の用紙をその搬送方向と略直交する方向に移動させることによって用紙の側端を位置決めし、その補正後はその用紙が画像形成手段に到達するまでその用紙に対して他のスキュー補正を行わないので、例えば断裁精度等の影響によって用紙の先端が略90°で正しくカットされていない場合であって、用紙のスキューが正しく補正される。また、画像が形成された後の用紙を積重して用紙の束を生成するにあたって、スキュー補正時に基準とした用紙端を整合するので、その用紙の束における各用紙と画像の位置関係がバラバラになるのを抑制できる。すなわち、画像を形成する場合および用紙の束を生成する場合の双方において、用紙とその用紙上に形成される画像との位置関係の精度を高く維持することが可能となる。しかも、これにより、その後に行う処理(綴じ動作等)も容易かつ精度良く行い得るようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明に係る画像形成装置および用紙束生成装置並びに画像形成装置を用いた用紙束の生成方法について説明する。
【0019】
〔第1の実施の形態〕
ここでは、本発明に係る画像形成装置について説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の要部の一例を示す概略平面図であり、図2は本発明に係る画像形成装置全体の構成例を示す概略図である。
【0020】
先ず、本実施の形態における画像形成装置全体の概略構成について説明する。図2に示すように、本実施の形態の画像形成装置10は、各種サイズの用紙を個別に収容する複数の給紙トレイ11a〜11cと、各給紙トレイ11a〜11cから繰り出された用紙の搬送を行う用紙搬送部12と、搬送中の用紙のスキューを補正するスキュー補正部13と、このスキュー補正部13にてスキュー補正された用紙を所定のタイミングで送り出すレジ制御部14と、このレジ制御部14により送り出された用紙に画像を転写する画像転写部15と、この画像転写部15により用紙に転写された画像を定着させる定着部16と、搬送中の用紙を表裏反転させた後に再びスキュー補正部13に送り込む表裏反転部17と、画像形成済の用紙を排出する排出部18と、を備えて構成されている。
【0021】
このような構成の画像形成装置10では、用紙上に画像を形成するのにあたって、手動または自動で選択されたサイズの用紙が各給紙トレイ11a〜11cのいずれかから繰り出されると、用紙搬送部12が繰り出された用紙を画像転写部15に向けて搬送する。こうして搬送される用紙は、スキュー補正部13でそのスキューが補正されて、レジ制御部14に送られる。そして、レジ制御部14は、画像転写部15における画像の形成タイミングに合わせて用紙を送り出す。これによって、画像転写部15に送られた用紙の一方の面(以下「第一面」と称す)に画像が転写される。
【0022】
そして、第一面に画像が転写された用紙は、定着部16へと送られ、そこで加熱・加圧作用による画像の定着が行われる。その後、片面印刷(複写機では片面コピー)の場合は、用紙が定着部16から排出部18へ送られ、そのまま装置外へ排出される。
【0023】
これに対して、両面印刷(複写機では両面コピー)の場合は、第一面に画像が転写された後の用紙が定着部16から表裏反転部17へと送られ、そこでスイッチバック方式によって表裏反転される。こうして表裏反転された用紙は、再びスキュー補正部13へと送り込まれる。以降は、上述した場合と同様にして、第一面の裏面(以下「第二面」と称す)に画像の転写・定着が行われた後、用紙が排出部18によって装置外へ排出される。
【0024】
なお、このように構成された画像形成装置10において、画像転写部15は、感光体ドラム上に形成されたトナー像を直接用紙上に転写するものであっても、或いは感光体ドラム上のトナー像を一旦中間転写ベルト等の像担持体ベルト上に転写した後にその像担持体ベルト上のトナー像を用紙上に転写するものであってもよい。さらに、画像転写部15は、一つの感光体ドラムを有した、いわゆるシングルドラム方式のものであっても、或いは複数の感光体ドラムを有した、いわゆるタンデム方式のものであってもよい。
【0025】
また、このような画像形成装置10において、表裏反転部17は、スイッチバック方式によって用紙の表裏反転させる際に、用紙インバータ方式により表裏反転を行うようにしても、或いは両面専用トレイを用いて表裏反転を行うようにしてもよい。用紙インバータ方式による場合には、第一面の画像形成後、第二面の画像形成を行うまでの途中経路に、用紙を敷き込んだ後に素早く用紙の後端から引き出して送り出す用紙反転機構を設け、これにより用紙の表裏を反転させる。これに対し、両面専用トレイを用いる場合には、第一面に画像が形成された後の用紙を、一旦表裏反転部17に設けられた両面専用トレイ内に格納し、その後両面専用トレイ内の用紙を格納時とは逆の進行方向で取り出すことで、用紙の送り出し面を反転させる。
【0026】
次に、以上のように構成された画像形成装置10におけるスキュー補正部13およびレジ制御部14について、図1を参照しながら詳しく説明する。
【0027】
図例のように、この画像形成装置10においては、スキュー補正部13として、基準ガイド13aおよび斜行ローラ13bが設けられている。
【0028】
基準ガイド13aは、用紙搬送部12による用紙Pの搬送方向(図中の矢印方向)に沿って、その用紙搬送路の端部に設けられているもので、用紙Pの搬送方向と平行な用紙基準面13dを有することによって、用紙Pの位置決め部材として機能するものである。
【0029】
斜行ローラ13bは、用紙Pの搬送方向に沿って、複数(例えば三つ)設けられているものである。これらの斜行ローラ13bは、用紙Pの搬送方向に対して、それぞれ所定の角度だけ傾いて配置されている。また、各々の斜行ローラ13bは、図示せぬ下側のローラとそれぞれ対を成している。つまり、斜行ローラ13bは、上流側から搬送されてきた用紙Pの側端を基準ガイド13aの用紙基準面13dに突き当てるべく、その用紙Pを基準ガイド13a側に寄せる幅寄せ手段として機能するものである。
【0030】
このように構成されたスキュー補正部13では、用紙搬送部12によって搬送されてきた用紙Pがこのスキュー補正部13に到達すると、先ず斜行ローラ13bがその用紙Pをニップ(挟持)する。このとき、斜行ローラ13bは図示せぬ駆動源の駆動により回転しているため、ニップされた用紙Pは、基準ガイド13a側に寄せられることとなる。これにより、用紙Pの側端は、基準ガイド13aの用紙基準面13dに突き当てられるため、それ以前に生じていた用紙Pのスキューが補正される。
【0031】
また、このとき、腰の弱い用紙Pでは、斜行ローラ13bの幅寄せによって用紙側端部分が座屈した状態になることも考えられるが、用紙の種類に応じて斜行ローラ13bのニップ力を調整するようにすれば、用紙Pの座屈が発生することもない。
【0032】
なお、このスキュー補正部13では、用紙搬送部12によって搬送されてきた用紙Pのスキュー補正を、上述したように基準ガイド13aおよび斜行ローラ13bを用いることによって行い、それ以降はその用紙Pが画像転写部15へ到達するまで、その用紙Pに対するスキュー補正を行わないようになっている。すなわち、スキュー補正部13は、用紙Pの搬送方向と平行な用紙端を基準にしてその用紙Pに対するスキュー補正を行った後には、例えば従来のような用紙Pの先端を基準にしたスキュー補正を行わない。
【0033】
ところで、このようなスキュー補正を行うスキュー補正部13の用紙搬送方向下流側には、レジ制御部14として、レジローラ14a、レジセンサ14bおよび用紙側端検知センサ14cが設けられている。
【0034】
レジローラ14aは、スキュー補正部13よりも用紙搬送方向の下流側で、かつ、画像転写部15よりも用紙搬送方向の上流側に位置するもので、このレジローラ14aに圧接する図示しないピンチローラとの間に用紙Pを挟み込んだ状態で、図示せぬ駆動源によって回転されることで、その用紙Pを画像転写部15に向けて送り出すものである。さらに、レジローラ14aは、用紙Pを挟み込んだ状態で、図示せぬ駆動源によって軸方向(用紙搬送方向と略直交する方向)にも移動し得るようになっている。
【0035】
レジセンサ14bは、レジローラ14aと画像転写部15との間の用紙搬送路上に位置するように設けられたもので、レジローラ14aによって送り出される用紙Pの先端を検知するものである。このレジセンサ14bは、例えば発光素子と受光素子との組み合わせからなる光学センサ等によって形成すればよい。なお、レジローラ14aを回転させる駆動源は、このレジセンサ14bによる検知結果に基づいて、レジローラ14aの回転を制御するようになっている。
【0036】
用紙側端検知センサ14cは、基準ガイド13aの下流側で、その用紙基準面13dによる用紙Pの突き当て位置K(図中の破線位置)よりも数ミリ程用紙搬送路の内側に位置するように設けられたもので、用紙搬送路に沿って搬送される用紙Pの側端を検知するものである。この用紙側端検知センサ14cは、例えば発光素子と受光素子との組み合わせからなる光学センサ等によって形成すればよい。
【0037】
このように構成されたレジ制御部14では、スキュー補正部13によるスキュー補正が行われた後の用紙Pが搬送されてくると、レジローラ14aを停止させることなく、そのまま搬送されてきた用紙Pをレジローラ14aとピンチローラとの間に挟み込み、用紙搬送方向の下流側に向けて送り続ける。これにより、搬送される用紙Pは、スキュー補正部13でスキューが補正された状態のまま、その後姿勢を変えることなく、画像転写部15へ到達することとなる。
【0038】
また、このときに、レジ制御部14では、レジローラ14aが用紙Pを挟み込んだ状態で軸方向に移動することによって、用紙側端を所定位置に合わせるようにする。詳しくは、レジローラ14aが用紙Pを挟み込んだ後に、レジローラ14aは図1における左側方向へ移動を開始し、用紙側端検知センサ14cが用紙側端を検知してから予め定められた量を移動された時に停止される。このレジローラ14aの軸方向への移動は、用紙先端が画像転写部15に到達するまでの間に完了するようになっている。このことによって、スキュー補正部13にて用紙端が基準ガイド13aに突き当てられたときに、その用紙側端部が座屈していた場合であっても、その用紙側端がレジローラ14aの軸方向に関して正確に位置決めされて、画像転写部15に送り出されるようになる。
【0039】
ただし、レジ制御部14では、画像転写部15での画像の転写を用紙P上の正しい位置に行うために、その用紙Pを所定のタイミングで画像転写部15へ送り出さなければならない。そのため、レジ制御部14は、画像転写部15へ送り出すべき用紙Pの先端がレジローラ14aよりも用紙搬送方向の下流側、すなわちレジローラ14aと画像転写部15との間に位置する状態で、そのレジローラ14aの回転を制御する、いわゆるサーボレジ方式によって、用紙Pの送り出しタイミングを制御する。
【0040】
ここで、レジ制御部14が行うサーボレジ方式のタイミング制御について、詳しく説明する。
図3は、サーボレジ方式によるタイミング制御の概要を示す説明図である。
【0041】
なお、サーボレジ方式にはストップサーボレジ方式とノンストップサーボレジ方式とがあるが、レジ制御部14は、どちらの方式によってタイミング制御を行うものであってもよい。
【0042】
ストップサーボレジ方式によるタイミング制御を行う場合には、レジ制御部14は、以下に述べるような処理動作を行う。
レジセンサ14bが用紙Pの先端を検知すると、先ず、レジローラ14aは、その回転を一旦停止する。その後、レジローラ14aは、画像転写部15での画像形成タイミングに同期する所定信号に応じて再び回転し、用紙Pの送り出しを再開する。このときの所定信号としては、例えば、感光体ドラム15a上への静電潜像の書き込み開始からある一定の遅延時間をもって発せられる信号や、感光体ドラム15a上または中間転写ベルト上の基準点(トナーパッチ等)をセンサ等15bで検出した場合の検出信号などが考えられる。
【0043】
このようなストップサーボレジ方式によってタイミング制御を行うことで、レジ制御部14では、用紙Pの先端がレジローラ14aよりも用紙搬送方向の下流側に位置する状態であっても、所望するタイミングで画像転写部15の転写位置15cに到達させることが可能となる。
【0044】
一方、ノンストップサーボレジ方式によるタイミング制御を行う場合には、レジ制御部14は、以下に述べるような処理動作を行う。
レジセンサ14bが用紙Pの先端を検知すると、図示せぬCPU(Central Processing Unit)等からなる制御部は、画像転写部15での画像形成タイミングに同期する所定信号およびレジセンサ14bと転写位置15cとの間の距離に基づいて、用紙Pを送り出すべき搬送速度を算出し、その搬送速度で用紙Pを送り出すようにレジローラ14aの駆動源に指示を与える。これにより、レジローラ14aは、レジセンサ14bが用紙Pの先端を検知した後に、画像転写部15での画像形成タイミングに同期して、その回転速度が加減速されるようになる。
【0045】
このようなノンストップサーボレジ方式によっても、レジ制御部14では、用紙Pの先端を所望するタイミングで画像転写部15の転写位置15cに到達させることが可能となる。
【0046】
なお、ノンストップサーボレジ方式によるタイミング制御を行う場合には、レジセンサ14bとして、用紙搬送方向に沿って配された二つのセンサ(第1センサおよび第2センサ)を設け、これらにおける検出タイミング差を考慮することで、より一層精度の高いタイミング制御を行うことができるようになる。
【0047】
以上に説明したように、本実施の形態における画像形成装置10は、請求項1に記載の発明の如く、用紙搬送部12によって搬送されてきた用紙に対して、スキュー補正部13がその用紙の搬送方向と平行な用紙端、例えば用紙の長手サイド端を基準にスキュー補正を行い、それ以降はその用紙が画像転写部15へ到達するまで、その用紙に対して他のスキュー補正を行わないようになっている。
【0048】
したがって、この画像形成装置10によれば、用紙搬送部12によって搬送されてきた用紙にスキューが発生していても、スキュー補正部13によってそのスキューが正しく補正される。しかも、その補正の後は、その用紙に対して他のスキュー補正を行わないので、例えば断裁精度等の影響によって用紙の先端が略90°で正しくカットされていない場合であっても、用紙の角度が変わってしまい斜めになったまま搬送される、といったことがなくなる。つまり、この画像形成装置10では、用紙のスキューをその用紙の断裁精度等に拘わらず画像転写部15へ到達する前に正しく補正することができる。
【0049】
そのため、この画像形成装置10においては、例えば用紙の片面に画像を形成する場合に、その用紙の形状が断裁の誤差等により例えば図4(a)および(b)に示すように平行四辺形になっていても、その用紙Pとその用紙上に形成される画像Gとの関係を平行に維持することができるので、用紙P上から画像Gがはみ出したり縁消し領域が極端に減少するといったことを避けられるようになる。また、これにより、例えば用紙P上からトナー材がこぼれてしまうなどといったこともなくなる。さらには、用紙P上における縁消し領域の量の安定化が図れることから、縁消し領域の設定量自体を減少させることもできる。
【0050】
また、この画像形成装置10においては、用紙Pの両面に画像Gを形成する場合であっても、第一面への画像転写時と第二面への画像転写時とでその用紙の同一側端を基準にスキュー補正を行うことで、例えば図5(a)〜(c)に示すように、第一面上の画像G1 と第二面上の画像G2 との間のずれを極力抑えられるようになる。すなわち、両面に画像が形成された後の用紙Pを透かしてみても、従来のように表裏面の画像G1 ,G2 が用紙Pの断裁精度に依存する形で互いにずれてしまうことがない。その結果、両面に画像を形成した後の用紙Pに対し、一方の面に合わせた断裁を行っても他方の面の画像にずれ等が生じることがないので、例えばパンフレットや名刺の印刷に用いて好適なものとなる。
【0051】
つまり、この画像形成装置10においては、用紙の形状やその断裁精度等に影響されることなく搬送中の用紙のスキューを補正することができるので、用紙の片面に画像を形成する場合であっても、また用紙の両面に画像を形成する場合であっても、かかる影響によって画像形成の品質が低下してしまうのを防ぐことができる。
【0052】
また、本実施の形態における画像形成装置10は、請求項2に記載の発明の如く、用紙の表裏を反転させる表裏反転部17を備えるとともに、その表裏反転部17がスキュー補正部13よりも用紙搬送方向の上流側に配設されている。
【0053】
これにより、この画像形成装置10では、用紙の両面に画像を形成する場合であっても、画像転写部15が用紙上への画像の転写を行う前には、スキュー補正部13が必ずその用紙に対してスキュー補正を行うことになる。しかも、その際に、スキュー補正部13は、表裏反転部17によって用紙の表裏が反転されても、第一面への画像転写前と第二面への画像転写前とで、その用紙の同一側端を基準にしてスキュー補正を行う。したがって、この画像形成装置10では、用紙の両面に画像を形成する場合における表裏面間でのずれを、確実に抑制し得るようになる。
【0054】
また、本実施の形態における画像形成装置10は、請求項3に記載の発明の如く、スキュー補正部13が基準ガイド13aおよび斜行ローラ13bを用いることによって用紙Pに対するスキュー補正を行うようになっている。つまり、固定された位置決め部材である基準ガイド13aを基準にしてスキュー補正を行うので、精度の良い補正を容易に行うことが可能となる。しかも、斜行ローラ13bの作用により、用紙をその搬送方向に送りつつ、その用紙を基準ガイド13a側に寄せるので、迅速にスキュー補正を行うことが可能となる。
【0055】
また、本実施の形態における画像形成装置10は、請求項4および5に記載の発明の如く、スキュー補正部13と画像転写部15の間にレジ制御部14が設けられているとともに、そのレジ制御部14がレジローラ14aおよびレジセンサ14bを用いて、用紙先端がレジローラ14aよりも用紙搬送方向の下流側に位置する状態でそのレジローラ14aの回転を可変するサーボレジ方式のタイミング制御を行うようになっている。
【0056】
したがって、この画像形成装置10においては、レジ制御部14でのタイミング制御以前に、用紙を一時的に停止させたりレジローラ14aに突き当てたりすることを必要としない。これにより、画像転写部15へ送り出される用紙は、スキュー補正部13でスキュー補正が行われた状態のまま、その後姿勢を変えることなく、その先端が所定のタイミングで画像転写部15の転写位置15cに到達するようになる。
【0057】
ところで、サーボレジ方式のタイミング制御にはストップサーボレジ方式とノンストップサーボレジ方式とがあるが、理想的には、請求項6に記載の発明の如く、画像転写部15へ送り出すべき用紙を停止させることなく、その用紙の送り出しタイミングを制御するノンストップサーボレジ方式を採用することが望ましい。ストップサーボレジ方式を採用した場合には、画像転写部15へ送り出すべき用紙を一旦停止させる必要があるため、その停止の瞬間および再起動をかける瞬間に、レジローラ14aと用紙との間に若干のスリップが発生してしまうおそれがある。このスリップの量は、レジローラ14aの摩擦力や剛性等を高めて抑制することも考えられるが、その他の装置構成に係る条件や用紙の種類、厚み、重量等の外乱要因によって変化する。したがって、これらの外乱要因等の影響を受けることなく、精度の高いタイミング制御を実現するためにも、用紙を停止させる必要のないノンストップサーボレジ方式を採用することが望ましい。
【0058】
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明に係る用紙束生成装置および用紙束生成方法について説明する。図6は本発明に係る用紙束生成装置のシステム構成例を示す概略図であり、図7は本発明に係る用紙束生成装置の要部の機能構成例を示すブロック図である。
【0059】
図6に示すように、本実施の形態の用紙束生成装置は、第1に実施の形態で説明したのと同様に構成された画像形成装置10と、この画像形成装置10へ大量の用紙を順次供給すべく給紙トレイおよび用紙搬送部を有した用紙給紙装置10aと、画像形成装置10での画像形成が行われた後の用紙を受け取って後処理を行う中綴じ製本機20と、を備えて構成されている。なお、用紙給紙装置10aは接続されていなくてもよい。
【0060】
このうち、中綴じ製本機20は、図7に示すように、画像形成装置10から画像形成後の用紙を受け取って積重して用紙の束を生成するアライニング部21と、このアライニング部21で生成された用紙の束に対して綴じ動作を行うステイプル部22と、このステイプル部22にて綴じ動作が行われた後の用紙の束に対して折り曲げ動作を行う折り曲げ部23と、この折り曲げ部23にて折り曲げ動作が行われた後の用紙の束に対して断裁動作を行う断裁部24と、この断裁部24にて断裁動作が行われた後の用紙の束を機外に排出する排出部25と、を備えて構成されている。
【0061】
このような構成の中綴じ製本機20では、画像形成装置10の排出部18から画像形成後の用紙が複数枚排出されると、アライニング部21がその用紙を順次受け取って、そのアライニング部21の図示せぬ積重トレイ内に積み重ねて、用紙の束を生成する。このとき、アライニング部21では、画像形成装置10のスキュー補正部13が基準とした用紙側端と同一端を整合しつつ、積重トレイ内に用紙を積み重ねる。
【0062】
詳しくは、図8に示すように、アライニング部21では、積重トレイ内への用紙の積重にあたって、画像形成装置10のスキュー補正部13で基準とされた用紙側端と同一端が、積重トレイにおける第一アライニング面21aに突き当たるようにする。また、これと同時に、アライニング部21では、第一アライニング面21aに突き当てた側端と隣り合う用紙側端が、積重トレイにおいて第一アライニング面21aに直交する第二アライニング面21bに突き当たるようにする。
【0063】
ただし、第一アライニング面21aと第二アライニング面21bとでは、第一アライニング面21aのほうがより強い支配力を持っている。例えば、積重トレイの傾斜を利用して用紙の突き当てを行う場合には、第一アライニング面21aに対する傾斜角のほうが、第二アライニング面21bに対する傾斜角よりも大きくなっている。また、駆動ローラ等を利用して用紙の突き当てを行う場合には、第一アライニング面21aへの駆動力のほうが、第二アライニング面21bへの駆動力よりも大きくなっている。
【0064】
そのため、積重トレイ内の用紙は、画像形成装置10のスキュー補正部13で基準とされた用紙側端と同一端が積重トレイの第一アライニング面21aに密着した状態で積み重ねられる。つまり、積重トレイ内に積み重ねられる用紙は、画像形成装置10のスキュー補正部13が基準とした用紙側端と同一端を基準にして整合されるので、各用紙間の平行度および各用紙上に形成された画像間の平行度を保ちつつ、用紙の束とされる。
【0065】
このようにしてアライニング部21で所定枚数の用紙からなる用紙束が生成されると、続いて、この中綴じ製本機20では、ステイプル部22がその用紙束に対する綴じ動作を行う。
【0066】
詳しくは、図9に示すように、ステイプル部22では、積重トレイ内の用紙束に対し、図示せぬ固定ローラ等によりその用紙束が動かないように固定した状態で、ステイプル針22aを打ち込むことによって綴じ動作を行う。例えば、用紙束の略中央を綴じる中綴じ動作を行うのであれば、ステイプル部22は、積重トレイ内の用紙サイズに合わせて、その用紙束の略中央に対応する位置に移動した後に、所定箇所(例えば2か所)にステイプル針22aを打ち込む。これにより、積重トレイ内の用紙束は、一体となって固定される。
【0067】
ステイプル部22での綴じ動作が終了すると、続いて、この中綴じ製本機20では、一体化された用紙束に対して折り曲げ部23が折り曲げ動作を行う。
【0068】
詳しくは、図10(a)に示すように、折り曲げ部23では、積重トレイ内の用紙束に対する折り曲げ動作を行うのにあたって、先ず、固定ローラ等による用紙束の固定が解除された状態で、積重トレイの一面(例えば下面)側に設けられた折りナイフ23aを、ステイプル部22での綴じ位置(用紙束の略中央)に対応する位置にて、積重トレイ内に向けて突出させる。この折りナイフ23aの突出動作によって、積重トレイ内の用紙束は、その綴じ位置(略中央)が、折りナイフ23aと対向する側に設けられた折りロール対23bの間に押し込まれる。このとき、折りロール対23bは回転している。そのため、折りロール対23bの間に押し込まれた用紙束は、図10(b)に示すように、そのロール回転駆動とともに図中矢印方向に送られる。
【0069】
これにより、積重トレイ内の用紙束は、図11に示すように、ステイプル部22での綴じ位置を基準(折り曲げ軸)にして二つ折りにされる。そして、二つ折りにされた用紙束は、断裁部24へ送られる。
【0070】
断裁部24では、折り曲げ部23から二つ折り後の用紙束が送られてくると、これを受け取って、図示せぬ断裁トレイ内に一旦格納する。このとき、断裁部24では、折り曲げ部23によって二つ折りにされた後の折り曲げ端P1 を基準にして、用紙束の位置決めを行う。これは、例えば、用紙束の折り曲げ端P1 を断裁トレイの一壁面に突き当てることによって行えばよい。そして、二つ折り後の用紙束を断裁トレイ内に位置決めすると、その用紙束を図示せぬ固定ローラ等により固定した状態で、断裁トレイの用紙束載置面に直交する方向に設けられた図示せぬカッタ刃を、その断裁トレイ内に向けて突出させる。
【0071】
これにより、断裁トレイ内の用紙束は、図12に示すように、折り曲げ端以外の縁(端部近傍)が裁ち落される。なお、この断裁動作は、用紙束の折り曲げ端に対向する側の一辺P2 についてのみ行っても、あるいは折り曲げ端以外の三辺P2 ,P3 のすべてについて行ってもよい。この中綴じ製本機20では、用紙束のどの辺について断裁動作を行うかを、任意に設定し得るものとする。
【0072】
そして、このようにして用紙束についての製本が完了すると、この中綴じ製本機20では、排出部25がその用紙束を機外に排出する。
【0073】
以上に説明したように、本実施の形態における用紙束生成装置は、請求項7および請求項11に記載の発明の如く、画像形成装置10における用紙上への画像形成に際し、その用紙の搬送方向と平行な用紙端、例えば用紙の長手サイド端を基準にスキュー補正を行うとともに、その後の中綴じ製本機20にて用紙を積重する際に、画像形成装置10でのスキュー補正時に基準とされた用紙端を整合して、用紙の束を生成するようになっている。
【0074】
したがって、この用紙束生成装置を用いて用紙の束を生成すれば、例えば用紙の形状が断裁の誤差等により正しくカットされていない場合であっても、用紙上から画像がはみ出す等といったことがなく高品質の画像形成を行い得るのに加えて、各用紙間の平行度および各用紙上に形成された画像間の平行度を精度良く保つことができるので、その用紙の束の中で用紙と画像との関係がバラバラになってしまうのを抑制することができる。
【0075】
つまり、図13(a)に示すように、各用紙P1 ,P2 間の平行度および各用紙P1 ,P2 上に形成された画像G1 ,G2 間の平行度が保たれるとともに、これらの間の位置関係の繰り返し精度が飛躍的に向上し、図13(b)に示した従来の場合(用紙先端基準でスキュー補正および積重時の整合を行う場合)のように、用紙と画像との位置関係がバラバラになってしまうことがない。
【0076】
これにより、生成された用紙の束は、用紙とその用紙上に形成される画像との位置関係の精度を高く維持できるので、表面と裏面の画像またはある用紙上の画像と他の用紙上の画像とがそれぞれずれることなく重なり合い、見た目に汚い仕上がりとなってしまうことがない。
【0077】
特に、本実施の形態における用紙束生成装置では、請求項8,9,10および11に記載の発明の如く、生成された用紙の束に対して、綴じ動作や断裁動作等といった後処理を行うようになっているが、その後処理工程においても、用紙と画像との位置関係の精度良く維持できることから、綴じ動作や断裁動作等を容易に、かつ、精度良く行い得るようになる。
【0078】
また、用紙の束に対する後処理を行うことで、その用紙の束を製本化等する場合であっても、従来のようにその商品価値が損なわれてしまうのを避けることができる。また、その用紙の束をパンフレットとして利用する場合や、同一面上の複数箇所に同じ画像を形成した後に断裁して名刺のような両面印刷物を作る場合などに、一方の面に合わせて断裁しても、他方の面の画像が真ん中からずれる、はみ出す、曲がってしまう等といったことがなくなる。さらに、その用紙の束を例えば冊子として利用する場合であっても、高品位な仕上がりが得られるようになる。
【0079】
なお、本実施の形態では、中綴じ製本機20が生成した用紙束に対して、綴じ動作、折り曲げ動作および断裁動作を順に行う場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらの動作のうちのいずれかを任意に行っても、あるいは他の後処理(例えばパンチ穴処理)を行ってもよいことはいうまでもない。
【0080】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の画像形成装置は、用紙の搬送方向と平行な用紙端を基準にスキュー補正を行うとともに、その補正の後はその用紙が画像形成手段に到達するまでその用紙に対して他のスキュー補正を行わないので、搬送中の用紙のスキューが正しく補正されるのに加えて、例えば断裁精度等の影響によって用紙の形状が正しくカットされていない場合であっても、用紙の角度が変わってしまい斜めになったまま搬送される、といったことがなくなる。
そのため、この画像形成装置においては、例えば用紙の片面に画像を形成する場合に、その用紙とその用紙上に形成される画像との関係を平行に維持することができるので、その用紙の断裁精度等に拘わらず、用紙上から画像がはみ出したり縁消し領域が極端に減少するといったことを避けられるようになる。また、用紙の両面に画像を形成する場合であっても、第一面への画像転写時と第二面への画像転写時とでその用紙の同一側端を基準にスキュー補正を行うことで、第一面上の画像と第二面上の画像との間のずれを極力抑えられるようになる。すなわち、用紙の表裏面に形成された画像が用紙の断裁精度に依存する形で互いにずれてしまうことがない。つまり、この画像形成装置においては、用紙の形状やその断裁精度等に影響されることなく搬送中の用紙のスキューを補正することができるので、用紙の片面に画像を形成する場合であっても、また用紙の両面に画像を形成する場合であっても、かかる影響によって画像形成の品質が低下してしまうのを防ぐことができる。
【0081】
また、本発明の用紙束生成装置および用紙束の生成方法では、用紙上に画像を形成するのにあたって、その用紙の搬送方向と平行な用紙端を基準にスキュー補正を行うとともに、画像形成後の用紙を積重して用紙の束を生成するにあたって、スキュー補正時に基準とした用紙端を整合するようになっている。
そのため、この用紙束生成装置または用紙束の生成方法においては、その用紙の束における各用紙と画像の位置関係がバラバラになるのを抑制することができる。すなわち、その用紙の束を製本化等する場合であっても、表面と裏面の画像またはある用紙上の画像と他の用紙上の画像とがそれぞれずれることなく重なり合うので、見た目に汚い仕上がりとなってしまうことがなく、従来のように用紙の断裁精度等の影響によってその商品価値が損なわれてしまうことがなくなる。また、これに伴い、その用紙の束を、パンフレットとして利用する場合や、同一面上の複数箇所に同じ画像を形成した後に断裁して名刺のような両面印刷物を作る場合などに用いて好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置の要部の一例を示す概略平面図である。
【図2】 本発明に係る画像形成装置全体の構成例を示す概略図である。
【図3】 本発明に係る画像形成装置においてサーボレジ方式によるタイミング制御を行う場合の概要の一例を示す説明図である。
【図4】 本発明に係る画像形成装置を用いて用紙の片面に画像を形成した場合の形成例を示す説明図であり、(a)および(b)はそれぞれがその一具体例を示す図である。
【図5】 本発明に係る画像形成装置を用いて用紙の両面に画像を形成した場合の形成例を示す説明図であり、(a)は第一面における一具体例の図、(b)は第二面における一具体例の図、(c)は第一面と第二面を重ね合わせた状態の具体例の図である。
【図6】 本発明に係る用紙束生成装置のシステム構成例を示す概略図である。
【図7】 本発明に係る用紙束生成装置に用いられる中綴じ製本機の機能構成例を示すブロック図である。
【図8】 図7の中綴じ製本機における用紙束生成の概要の一例を示す説明図である。
【図9】 図7の中綴じ製本機における綴じ動作の概要の一例を示す説明図である。
【図10】 図7の中綴じ製本機における折り曲げ動作部の概略構成例を示す側面図であり、(a)は折り曲げ動作前の状態を示す図、(b)は折り曲げ動作後の状態を示す図である。
【図11】 図7の中綴じ製本機における折り曲げ動作の概要の一例を示す説明図である。
【図12】 図7の中綴じ製本機における断裁動作の概要の一例を示す説明図である。
【図13】 用紙の束の生成例を示す説明図であり、(a)は本発明に係る用紙束生成装置を用いて生成した用紙の束の一例を示す図、(b)は従来技術を用いて生成した用紙の束の一例を示す図である。
【図14】 従来の画像形成装置の要部の一例を示す概略側面図である。
【図15】 従来の画像形成装置における用紙のスキュー補正の概要を示す説明図であり、(a)は用紙先端が正しくカットされていた場合の補正例を示す図、(b)は用紙先端が正しくカットされていなかった場合の補正例を示す図である。
【図16】 従来の画像形成装置を用いて用紙の片面に画像を形成した場合の形成例を示す説明図であり、(a)および(b)はそれぞれがその一具体例を示す図である。
【図17】 従来の画像形成装置を用いて用紙の両面に画像を形成した場合の形成例を示す説明図であり、(a)は第一面における一具体例の図、(b)は第二面における一具体例の図、(c)は第一面と第二面を重ね合わせた状態の具体例の図である。
【符号の説明】
10…画像形成装置、12…用紙搬送部、13…スキュー補正部、13a…基準ガイド、13b…斜行ローラ、14…レジ制御部、14a…レジローラ、14b…レジセンサ、15…画像転写部、17…表裏反転部、20…中綴じ製本機、21…アライニング部、22…ステイプル部、23…折り曲げ部、24…断裁部、G,G1 ,G2 …画像、P,P1 ,P2 …用紙
Claims (11)
- シート状の用紙上に画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段に向けて前記用紙を搬送する用紙搬送手段と、
前記用紙搬送手段に搬送される用紙に対して当該用紙の搬送方向と平行な用紙端を基準にしてスキューを補正するとともに、該補正の後は当該用紙に対して他のスキュー補正を行わずに当該用紙を前記画像形成手段に到達させるスキュー補正手段と、
前記スキュー補正手段によってスキューが補正された後の用紙を受け取って、当該用紙を前記画像形成手段へ送り出すタイミングの制御を行うレジ制御手段と、
前記スキュー補正手段がスキューを補正する際に基準とする用紙端を検知する用紙側端検知手段と、
前記レジ制御手段が受け取ったスキュー補正後の用紙を、前記用紙側端検知手段での検知結果に基づいて、当該用紙の搬送方向と略直交する方向に移動させて、当該用紙の側端を位置決めする用紙側端位置決め手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成手段によって画像が形成された後の用紙を受け取ってその表裏を反転し、該反転後の用紙を再び前記用紙搬送手段に搬送させる表裏反転手段を備えるとともに、
前記表裏反転手段は、前記スキュー補正手段よりも前記用紙搬送手段による用紙搬送方向の上流側に配設されたものである
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記スキュー補正手段は、
前記用紙搬送手段による用紙搬送方向と平行に設けられた位置決め部材と、
前記用紙搬送手段に搬送される用紙を前記位置決め部材側に寄せる幅寄せ手段と
からなるものであることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。 - 前記レジ制御手段は、
前記スキュー補正手段と前記画像形成手段との間に配設されたレジローラと、
前記画像形成手段へ送り出すべき用紙の先端が前記レジローラと前記画像形成手段との間に位置する状態で前記レジローラの回転を変えることで当該用紙の送り出しタイミングを調整する回転制御手段と
からなるものであることを特徴とする請求項1,2または3記載の画像形成装置。 - 前記用紙側端位置決め手段は、前記レジローラが前記用紙を挟みこんだ状態で当該レジローラを軸方向に移動させることで、当該用紙を前記略直交する方向に移動させるものである
を備えることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。 - 前記回転制御手段は、前記レジローラの回転速度を変えることによって、前記画像形成手段へ送り出すべき用紙を停止させることなく、当該用紙の送り出しタイミングを調整するものである
ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。 - シート状の用紙上に画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段に向けて前記用紙を搬送する用紙搬送手段と、
前記用紙搬送手段に搬送される用紙に対して当該用紙の搬送方向と平行な用紙端を基準にしてスキューを補正するとともに、該補正の後は当該用紙に対して他のスキュー補正を行わずに当該用紙を前記画像形成手段に到達させるスキュー補正手段と、
前記スキュー補正手段によってスキューが補正された後の用紙を受け取って、当該用紙を前記画像形成手段へ送り出すタイミングの制御を行うレジ制御手段と、
前記スキュー補正手段がスキューを補正する際に基準とする用紙端を検知する用紙側端検知手段と、
前記レジ制御手段が受け取ったスキュー補正後の用紙を、前記用紙側端検知手段での検知結果に基づいて、当該用紙の搬送方向と略直交する方向に移動させて、当該用紙の側端を位置決めする用紙側端位置決め手段と、
前記画像形成手段によって画像が形成された後の用紙を受け取って積重するとともに、該積重の際に前記スキュー補正手段が基準とした用紙端を整合することで、前記画像形成手段による画像形成後の用紙の束を生成する用紙束生成手段と
を備えることを特徴とする用紙束生成装置。 - 前記用紙束生成手段によって生成された用紙の束に対して綴じ動作を行うステイプル手段
を備えることを特徴とする請求項7記載の用紙束生成装置。 - 前記用紙束生成手段によって生成された用紙の束に対して折り曲げ動作を行う折り曲げ手段
を備えることを特徴とする請求項7または8記載の用紙束生成装置。 - 前記用紙束生成手段によって生成された用紙の束に対して断裁動作を行う断裁手段
を備えることを特徴とする請求項7,8または9記載の用紙束生成装置。 - シート状の用紙上に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段に向けて前記用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送手段に搬送される用紙に対して当該用紙の搬送方向と平行な用紙端を基準にしてスキューを補正するスキュー補正手段と、前記スキュー補正手段によってスキューが補正された後の用紙を受け取って、当該用紙を前記画像形成手段へ送り出すタイミングの制御を行うレジ制御手段と、前記スキュー補正手段がスキューを補正する際に基準とする用紙端を検知する用紙側端検知手段と、前記レジ制御手段が受け取ったスキュー補正後の用紙を、前記用紙側端検知手段での検知結果に基づいて、当該用紙の搬送方向と略直交する方向に移動させて、当該用紙の側端を位置決めする用紙側端位置決め手段とを備える画像形成装置を用いた用紙束の生成方法であって、
前記スキュー補正手段が前記用紙搬送手段に搬送される用紙のスキューを補正すると該補正の後は当該用紙に対して他のスキュー補正を行わずに前記用紙搬送手段に当該用紙を前記画像形成手段へ向けて搬送させ、
当該搬送の際に前記レジ制御手段が用紙の前記画像形成手段への送り出しタイミングを制御するとともに、当該用紙を前記用紙側端位置決め手段が当該搬送方向と略直交する方向に移動させて当該用紙の側端を位置決めし、
前記スキュー補正手段によるスキュー補正後で、かつ、前記用紙側端位置決め手段による側端位置決め後の用紙が前記画像形成手段に到達すると当該用紙上に前記画像形成手段が画像を形成し、
前記画像形成手段による画像の形成が終了するとその画像形成後の用紙を受け取って積重するとともにその積重の際に前記スキュー補正手段が基準とした用紙端を整合して用紙の束を生成し、
生成された用紙の束に対して綴じ動作を行い、
前記綴じ動作後の用紙の束に対して当該綴じ動作が行われた箇所を基準に折り曲げ動作を行い、
前記折り曲げ動作後の用紙の束に対してその端部近傍の断裁動作を行う
ことを特徴とする画像形成装置を用いた用紙束の生成方法。
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