JP3875087B2 - ドレンホースの接続構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドレンホースの接続構造、特に、ドレンホースを口元部材を介して空調室内機のドレンに接続するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】
一般に、空調室内機のドレンにはドレンホースを接続し、室内機から出る水滴を室外に排出している。従来、この種のドレンホースの接続構造としては、特開2000−234756号公報、特開2000−257899号公報に記載されているように、ドレンホースの一端をシール材を介してドレンに接続していた。しかし、シール材を別途介在させるのは手間であり、ドレンホースの外周部にシール材を締め付ける締付け具を設ける必要もあった。
【0003】
また、シール材を省略して、ドレンにドレンホースを口元部材を介して接続するようにしたものも提供されている。しかし、この接続構造では、接続強度や水密性を確保するため、口元部材とドレンホースとを接着剤で接着する必要があり、作業性が悪いという問題点を有していた。
【0004】
そこで、本発明の目的は、シール材や接着剤が不要で接続作業の効率が良好なドレンホースの接続構造を提供することにある。
【0005】
【発明の構成、作用及び効果】
以上の目的を達成するため、本発明に係るドレンホースの接続構造は、ドレンホースを口元部材を介して空調室内機のドレンに接続するための構造において、前記口元部材は、前記ドレンに嵌合するための筒部を一端部に設け、雄ねじ部を該筒部から他端に向かって形成し、かつ、シール部を該雄ねじ部の他端側に設けてなり、前記ドレンホースは、全体が蛇腹状をなし、前記口元部材の雄ねじ部と螺着するための雌ねじ部を一端部に形成し、かつ、前記シール部と圧着するための圧着部を設けてなることを特徴とする。
【0006】
以上の構成からなるドレンホースの接続構造にあっては、口元部材の雄ねじ部をドレンホースの一端部に形成した雌ねじ部に螺着することにより、ドレンホースと口元部材とが一体化され、口元部材の筒部を空調室内機のドレンに嵌合させることでドレンホースがドレンに接続される。シール部自体は口元部材の他端部に設けられており、ねじ部の螺着と同時にドレンホースの圧着部に圧着してシール効果を発揮する。従って、シール材を別部材として用意する必要がなく、また、口元部材とドレンホースとの接続に接着剤を省略することができる。
【0007】
本発明に係るドレンホースの接続構造において、前記シール部は口元部材の外周面から突出した環状の突部であってもよく、あるいは、口元部材の外周面に設けたOリングであってもよい。
【0008】
また、口元部材の外周面にラチェット歯を設け、前記ドレンホースの内周面に該ラチェット歯に係合する凹部を設けてもよい。ラチェット歯と凹部とが係合することにより、前記雄ねじ部と雌ねじ部の螺着が緩むことを確実に防止することができる。また、係合時の感触で螺着の完了を確認することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るドレンホースの接続構造の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
【0010】
図1は本発明に係る接続構造の一実施例を構成する口元部材1とドレンホース10を示す。口元部材1は、軟質又は硬質の合成樹脂、例えば、オレフィン系エラストマ、スチレン系エラストマから一体的に略筒状に成形したもので、図中右方の一端部に設けた大径筒部2と、図中左方の他端部に設けた小径筒部3とからなる。小径筒部3の外周面には、断面略台形状の突起4aを螺旋状に巻回した雄ねじ部4と、断面略半円形状の突起5aを環状に設けたシール部5とが形成されている。
【0011】
ドレンホース10は、軟質又は硬質の合成樹脂、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンから一体的に成形したもので、全体的には蛇腹状をなし、図中右方の一端部には前記ねじ部4と螺着するための雌ねじ部11が形成されると共に、前記シール部5に圧着するための圧着部12が形成されている。なお、本実施形態において、圧着部12はドレンホース10の蛇腹と同じ形状とされている。
【0012】
また、口元部材1の筒部2,3の中間部分外周面にはラチェット歯6が形成され、ドレンホース10の一端部内周面にはラチェット歯6と係合する凹部13が形成されている(図2参照)。
【0013】
前記口元部材1は所定の樹脂材からインジェクションにより成形される。前記ドレンホース10は所定の樹脂材をパリソンに押出成形し、該パリソンの内部に圧縮エアを供給して膨張させ、外周面にチェーンコンベアでエンドレスに支持された金型を押し当てて成形する。なお、パリソンから蛇腹状のドレンホース10を成形する装置は当業界では周知であり、その説明は省略する。
【0014】
以上の構成からなる接続構造にあっては、口元部材1の小径筒部3をドレンホース10の一端部に挿入し、雄ねじ部4を雌ねじ部11に螺着する。この螺着は口元部材1を図2中矢印B方向に回転させつつ行われ、ラチェット歯6と凹部13とが係合した時点で螺着を完了する。そして、雄ねじ部4を雌ねじ部11に螺着させることで、シール部5の突起5aが圧着部12(蛇腹部)の凹部12aに圧着する。
【0015】
口元部材1は以上の作業によってドレンホース10と結合され、大径筒部2を図示しない空調室内機のドレンに嵌合させることで、ドレンホース10が口元部材1を介してドレンに結合され、室内機からでる水滴を外部に排出する。
【0016】
本実施形態において、口元部材1とドレンホース10はねじ結合によるために接着剤を必ずしも使用しなくても必要な接続強度で一体化される。また、シール部5が圧着部12に圧着してシール効果を発揮するため、別部材としてのシール部材を省略することができる。
【0017】
また、本発明においては必ずしも必要ではないが、互いに係合するラチェット歯6と凹部13とを設けることにより、ねじ結合の弛みを確実に防止できて信頼性の向上が図られ、かつ、係合時の感触(クリック感)で螺着の完了時点を確認することができる。
【0018】
なお、本発明に係るドレンホースの接続構造は、前記実施形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
【0019】
特に、口元部材1、ドレンホース10の材料や細部の形状、構成は任意である。また、口元部材1を硬質樹脂にて成形する場合には、シール部5の外周面に突起5aに代えてOリング等の弾性体を設けてもよい。さらに、ドレンホース10に設ける圧着部12は、蛇腹状ではなく平坦面であってもよい。
【0020】
さらに、ラチェット歯6は雄ねじ部4の突起4aの間の谷部4bに設け、それと対応する位置に凹部13を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る接続構造の一実施形態を示す半断面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【符号の説明】
1…口元部材
2…大径筒部
3…小径筒部
4…雄ねじ部
5…シール部
6…ラチェット歯
10…ドレンホース
11…雌ねじ部
12…圧着部
13…凹部

Claims (4)

  1. ドレンホースを口元部材を介して空調室内機のドレンに接続するための構造において、
    前記口元部材は、前記ドレンに嵌合するための筒部を一端部に設け、雄ねじ部を該筒部から他端に向かって形成し、かつ、シール部を該雄ねじ部の他端側に設けてなり、
    前記ドレンホースは、全体が蛇腹状をなし、前記口元部材の雄ねじ部と螺着するための雌ねじ部を一端部に形成し、かつ、前記シール部と圧着するための圧着部を設けてなる、
    ことを特徴とするドレンホースの接続構造。
  2. 前記シール部は口元部材の外周面から突出した環状の突部であることを特徴とする請求項1記載のドレンホースの接続構造。
  3. 前記シール部は口元部材の外周面に設けたOリングであることを特徴とする請求項1記載のドレンホースの接続構造。
  4. 前記口元部材の外周面にラチェット歯を設け、前記ドレンホースの内周面に該ラチェット歯に係合する凹部を設けたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載のドレンホースの接続構造。
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