JP2008190613A - 油圧配管のジョイント部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】液密性に優れ作業効率の低減及び作業者の作業負担の軽減が期待できる油圧配管のジョイント部構造を提供する。
【解決手段】雌ネジ孔12の底部12cに外周面にシール面14が形成された円錐台形部13及び連通孔18が形成されたコレット11と、フレア管2に回転自在に嵌合すると共に先端にフレア部3に当接する圧接部24が形成された雄ネジ部23を備えたフレアナット21とからなる油圧配管のジョイント部構造において、連通孔の内周面に環状溝を形成する。環状溝19によって円錐台形部13の剛性が低減され、フレア部3の内周面3aがシール面14に均一な圧接力のシール状態となり液密性が確保できる。フレアナット21の締め付けトルクの低減が可能になり、作業効率が向上する共に作業者への作業負荷が大幅に軽減される。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両等に用いられるブレーキ配管等の油圧配管のジョイント部構造に関する。
車両の油圧配管、例えばブレーキ配管は、一般に鋼管と配管中の相対変位のある部分に使用されるゴム製等の可撓性のホースとを組み合わせて構成されている。鋼管とホースとのジョイント部には、例えば特許文献1に開示されるフレア管継手が使用されている。
この特許文献1に示されるフレア管継手について、図7を参照して説明する。図7(a)はフレア管継手100の分解状態を示し、図7(b)はその結合状態を示している。
このフレア管継手100は可撓性のホース121が接続されるコレット101と、鋼管、いわゆるフレア管122が接続されるフレアナット111を備えている。
コレット101は、図7(a)に示すように一方に雌ネジ孔102及び円錐テーパ面状のシール面103が形成され、他方にホース挿入管104及びホース用受口105が形成され、かつ外周に外向フランジ部106が一体形成されている。この外向フランジ部106はトルクレンチ等の締め付け工具が係合可能な多角形、例えば六角形に形成されている。
雌ネジ孔102は開口側のネジ孔部102aとその底部側の内孔部102bからなり、雌ネジ孔102の底部102cにその底部102c側から開口側に移行するに従って漸次縮径される円錐テーパ面状のシール面103が形成されている。ホース挿入管104は先端が開放された管状に形成され、ホース用受口105はホース挿入管104の外周を間隙を介して囲む管状に形成されている。
シール面103は雌ネジ孔102とホース挿入管104とを連通する連通孔107を中心として同軸芯上に形成されている。シール面103の外周形状はフレア管122の先端に形成されたフレア部123の内周面123aの形状と相似形に形成され、連通孔107はシール面103の頂部に開口している。ホース挿入管104にホース121の先端121aが嵌挿され、ホース用受口105によって外側からカシメられて接合されている。
一方、フレアナット111は、貫通孔112を有する筒状の雄ネジ部113の先端に圧接部114を備えると共に外向フランジ部115を備えている。雄ネジ部113はコレット101のネジ孔部102aに螺着して進退するように構成されており、圧接部114は先端側に移行するに従って漸次拡径される円錐テーパ面状に形成されている。また、貫通孔112の内径はフレア管122が嵌合可能な大きさに形成されると共に、フレア部123の外径より小さく形成されている。また、外向フランジ部115はトルクレンチ等の締め付け工具が係合可能な多角形、例えば六角形に形成されている。
このように構成されたフレア管継手100において、フレアナット111をフレア管122に回転自在に嵌合した状態でコレット101の雌ネジ部102におけるネジ孔部102aに螺合して締め付けると、図7(b)に示すようにフレアナット111の圧接部114がフレア管112のフレア部123に当接してフレア部123をコレット101のシール面103に圧接し、フレア部123が液密的にシール面103に接続される。
特開平7−12274号公報
上記特許文献1に開示されるフレア管継手100を使用した油圧配管のジョイント部構造によると、フレアナット111にフレア管122を嵌合した状態でホース121が接続されたコレット101の雄ネジ部112におけるネジ孔部102aに螺合して締め付けることにより、フレア管122のフレア部123がコレット101のシール面103に液密的に圧接してフレア管122とホース121が接続できる。
しかしながら、かかるフレア管継手100によると、フレアナット111の雄ネジ部112をコレット101のネジ孔部102aに螺合して締め付けることにより圧接部114を介してフレア管122のフレア部123に軸方向の押圧力を付与してシール面103にフレア部123の内周面123aを圧接して液密的にシールすることから、フレア部123の厚さtが部分的に不均一に形成される等のフレア部123に寸法誤差があるとフレア部123の内周面123aがコレット101のシール面103に片当たり状態となりフレア部123のシール面103に対する圧接力に強弱が発生して不安定なシール状態となり液密性が損なわれることがある。
この対策としてフレアナット111の雄ネジ部112をコレット101のネジ孔部102aに更に大きな締め付けトルクで締め付けることにより大きな軸方向の押圧力によりフレアナット111の圧接部113を介してフレア部123をシール面103に対する大きな圧接力により圧接させて液密性を確保する方法がある。しかし、フレアナット111を大きな締め付けトルクで締め付けることからその作業効率が大幅に低下すると共に作業者への作業負荷が増大する要因となる。また、締め付けトルクが過剰に大きい場合には、大きな押圧力の作用によりフレア部123やシール面103が変形してフレア部123とシール面103との間の液密的なシール性を損なうことが懸念される。
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、液密性に優れ作業効率の低減及び作業者の作業負担の軽減が期待できる油圧配管のジョイント部構造を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に記載の油圧配管のジョイント部構造の発明は、一端が開口する雌ネジ孔の底部に突出形成されて開口側に移行する従って外周面が漸次縮径される円錐台形部及び該円錐台形部の頂端部に開口する連通孔が形成され、かつ上記円錐台形部の外周面に円錐テーパ面状のシール面が形成されたコレットと、先端部にフレア部を有するフレア管に回転自在に嵌合すると共に先端に上記フレア部に当接する圧接部が形成されて上記雌ネジ孔に螺合する雄ネジ部を備えたフレアナットとからなり、上記フレアナットの雄ネジ部をコレットの雌ネジ孔に螺合して締め付けることにより圧接部によりフレア部の内周面をシール面に圧接してフレア管とコレットを接続する油圧配管のジョイント部構造において、雌ネジ孔の底部と円錐台形部の頂端部との間に対応する軸方向範囲内における上記連通孔の内周面に周方向に連続する環状溝を形成したことを特徴とする。
この発明によると、フレアナットの雄ネジ部をコレットのネジ孔部に螺合して締め付けてフレアナットの圧接部を介してフレア管のフレア部に軸方向の押圧力を付与することにより、フレア部の内周面が環状溝によって剛性が抑制された円錐台形部に形成されたシール面に、そのシール面の変形を伴って圧接することから、フレア管のフレア部に寸法誤差がある場合でもフレア部の内周面がシール面に均一な圧接力で良好なシール状態が得られる。
また、円錐台形部が環状溝によって剛性が抑制されて変形を伴ってシール面とフレア部の内周面が圧接してシールされることから、締め付け時におけるフレア部のシール面に対する圧接力の低減が可能であり、フレアナットの締め付けトルクの低減が可能になり、作業効率が向上する共に作業者への作業負荷が大幅に軽減される。
請求項2に記載の発明は、請求項1の油圧配管のジョイント部構造において、上記環状溝は、上記フレア部がシール面に圧接することによって生じる上記円錐台形部の塑性変形範囲内に形成されたことを特徴とする。
この発明によると、環状溝を塑性変形可能な範囲に形成することにより有効的に液密的にシールできる。
請求項3に記載の発明は、一端が開口する雌ネジ孔の底部に突出形成されて開口側に移行する従って外周面が漸次縮径される円錐台形部及び該円錐台形部の頂端部に開口する連通孔が形成され、かつ上記円錐台形部の外周面に円錐テーパ面状のシール面が形成されたコレットと、先端部にフレア部を有するフレア管に回転自在に嵌合すると共に先端に上記フレア部に当接する圧接部が形成されて上記雌ネジ孔に螺合する雄ネジ部を備えたフレアナットとからなり、上記フレアナットの雄ネジ部をコレットの雌ネジ孔に螺合して締め付けることにより圧接部によりフレア部の内周面をシール面に圧接してフレア管とコレットを接続する油圧配管のジョイント部構造において、上記シール面に、該周方向に延在して上記フレア部の内周面に線接触する環状突起を形成したことを特徴とする。
この発明によると、フレアナットの雄ネジ部をコレットのネジ孔部に螺合して締め付けることによりフレアナットの圧接部を介してフレア管のフレア部に軸方向の押圧力を付与すると、フレア部の内周面がシール面に形成され環状突起に線接触状態で圧接してその環状突起に塑性変形を付与しつつ圧接して液密的にシールすることができる。
また、シール面に形成された環状突起が塑性変形を伴ってフレア部の内周面が環状の線接触状態で圧接してシールされることから、フレア部のコレットのシール面に対する圧接力の低減が可能であり、フレアナットの締め付けトルクの低減が可能になり、作業効率が向上する共に作業者への作業負荷が大幅に軽減される。
請求項4に記載の発明は、請求項3の油圧配管のジョイント部構造において、上記環状突起は、フレアナットの圧接部によりフレア管のフレア部に軸方向の押圧力を付与した際にフレア部の内周面に初期段階で当接する範囲に形成されたことを特徴とする。
この発明によると、環状突起をフレア部の内周面に初期段階で当接する範囲に形成することにより有効的に環状突起に塑性変形を付与することが可能になり液密的にシールされる。
請求項5に記載の発明は、一端が開口する雌ネジ孔の底部に突出形成されて開口側に移行する従って外周面が漸次縮径される円錐台形部及び該円錐台形部の頂端部に開口する連通孔が形成され、かつ上記円錐台形部の外周面に円錐テーパ面状のシール面が形成されたコレットと、先端部にフレア部を有するフレア管に回転自在に嵌合すると共に先端に上記フレア部に当接する圧接部が形成されて上記雌ネジ孔に螺合する雄ネジ部を備えたフレアナットとからなり、上記フレアナットの雄ネジ部をコレットの雌ネジ孔に螺合して締め付けることにより圧接部によりフレア部の内周面をシール面に圧接してフレア管とコレットを接続する油圧配管のジョイント部構造において、上記フレア部の内周面に、該周方向に延在して上記コレットのシール面に線接触する環状突起を形成したことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5の油圧回路のジョイント部構造において、上記環状突起は、フレアナットの圧接部によりフレア管のフレア部に軸方向の押圧力を付与した際にコレットのシール面に初期段階で当接する範囲に形成されたことを特徴とする。
この発明によると、環状突起をコレットのシール面に初期段階で当接する範囲に形成することにより有効的に環状突起に塑性変形を付与することが可能になり液密的にシールされる。
この発明によると、フレアナットの雄ネジ部をコレットのネジ孔部に螺合して締め付けることによりフレアナットの圧接部を介してフレア管のフレア部に軸方向の押圧力を付与することにより、液密性が損なわれることがなくなり良好なシール状態が得られる。
また、締め付け時におけるフレア部をコレットのシール面に対する圧接力の低減が可能であり、フレアナットの締め付けトルクの低減が可能になり、作業効率が向上する共に作業者への作業負荷が大幅に軽減される。
以下、本発明の油圧配管のジョイント部構造の実施の形態を図を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1乃至図4を参照して第1実施の形態を説明する。図1(a)は例えば車両のブレーキ配管等の油圧配管1のジョイント部の分解状態を示す断面図で、同、図(b)は(a)のA部拡大図、図2(a)は結合状態を示すジョイント部の断面図、同図(b)は(a)のB部拡大図である。
油圧配管1は、鋼管、即ちフレア管2と相対変位のある部分に使用されるゴム製等の可撓性のホース5とを組み合わせて構成され、フレア管2とホース5とのジョイント部にはフレア管継手10が使用される。
このフレア管継手10はホース5が接続されるコレット11と、フレア管2が接続されるフレアナット21とを備えている。
コレット11は、機械加工された金属材料、例えば鉄、ステンレス、アルミニウム、真鍮或いは銅によって形成され、図1に示すように一方に雌ネジ孔12及び円錐台形部13が形成され、他方にホース挿入管15及びホース用受口16が一体形成されると共に、外周に外向フランジ部17が突出して形成されている。この外向フランジ部17はトルクレンチ等の締め付け工具が係合可能な多角形、例えば六角形に形成されている。
雌ネジ孔12は開口側のネジ孔部12aとその底部側の内孔部12bからなり、雌ネジ孔12の底部12cに、底部12c側から開口側に移行するに従って外周面が漸次縮径される円錐台形部13が突出形成され、この円錐台形部13の外周面に底部12c側から開口側に移行するに従って漸次縮径される円錐テーパ面状のシール面14が形成されている。ホース挿入管15は先端が開放された管状に形成され、ホース用受口16はホース挿入管15の外周を間隙を介して囲む管状に形成されている。
円形台形部13は雌ネジ孔12とホース挿入管15とを連通する連通孔18を中心として同軸芯上に形成されており、シール面14はフレア管2の先端に形成されたフレア部3の内周面3aの形状と相似形に形成されていて、連通孔18は円錐台形部13の頂端部13aに開口している。ホース挿入管15にホース5の先端部6が嵌挿され、ホース用受口16によって外側からカシメられている。
更に、円錐台形部13の頂端部13aに沿って連通孔18の内周面18aにその周方向に連続する断面半円弧状の環状溝19が形成されている。この環状溝19は、円錐台形部13に対応する連通孔18の軸方向範囲内、より詳細には後述するフレアナット21の締め付けによるフレア部3の圧接力によって塑性可能な円錐台形部13の軸方向の範囲内に形成されている。この環状溝19によって円錐台形部13は、その先端部分における軸方向の荷重に対する剛性が抑制されて比較的軟弱に形成される。
フレアナット21は、機械加工された金属材料、例えば鉄、ステンレス、アルミニウム、真鍮或いは銅によって形成され、図1に示すように貫通孔22を有する筒状の雄ネジ部23の先端に圧接部24を備えると共に基端に外向フランジ部25を備えている。この外向フランジ25はトルクレンチ等の締め付け工具が係合可能な多角形、例えば六角形に形成されている。
雄ネジ部23はコレット11のネジ孔部12aに螺着して進退するように構成されており、圧接部24は先端側に移行するに従って漸次拡径される円錐テーパ面状に形成されている。また、フレアナット21の貫通孔22はフレア管2を回転自在に嵌挿可能な内径に形成されると共に、フレア部3の外径より小さく形成されている。
フレア管2は、金属材料、例えば鉄、ステンレス、アルミニウム、真鍮或いは銅によって形成され、図1に示すように、フレアナット21の貫通孔22に嵌挿する外径を有し、その先端部に先端側に移行するに従って漸次拡径される円錐テーパ状のフレア部3が形成されている。また、このフレア部3の内周面3aはコレット11のシール面14の形状と相似形に形成されている。
このように構成されたフレア管継手10において、図1に示すようにフレアナット21の貫通孔22にフレア管2を嵌合させた状態で、フレアナット21の雄ネジ部23をコレット11のネジ孔部12aに螺合して締め付けることにより、フレアナット21の圧接部24によりフレア管2のフレア部3に軸方向の押圧力を付与してコレット11のシール面14にフレア部3の内周面3aを当接させる。
更に、フレアナット21を締め付けると、フレアナット21の圧接部24によりフレア管2のフレア部3に、フレア部3の内周面3aをシール面14に圧接する軸方向の押圧力が付与されてコレット11のシール面14に圧接すると共に、フレア部3の部分的な厚さtの寸法的誤差に起因して発生する圧接力の不均一な強弱に応じて環状溝19によって比較的軟弱に形成された円錐台形部13が潰れ変形、即ち塑性変形して図2に示すようにシール面14とフレア部3の内周面3aが全周に亘って均一な圧接力で圧接する。
このように構成されたジョイント部構造によると、フレアナット21の雄ネジ部23をコレット11のネジ孔部12aに螺合して締め付けることによりフレアナット21の圧接部24を介してフレア管2のフレア部3に軸方向の押圧力を付与してシール面14にフレア部3の内周面3aが圧接し、シール面14に塑性変形を付与しつつ圧接して液密的にシールすることから、フレア管2のフレア部3の厚さtが部分的に不均一に形成される等のフレア部3に寸法誤差がある場合でもフレア部3の内周面3aがシール面14に均一な圧接力のシール状態となり液密性が損なわれることがなくなり良好なシール状態が得られる。
また、円錐台形部13が環状溝19によって剛性が低く形成されて塑性変形を伴ってシール面14とフレア部3の内周面3aが圧接してシールされることから、締め付け時におけるフレア部3をコレット11のシール面14に対する圧接力の低減が可能であり、フレアナット21の締め付けトルクの低減が可能になり、作業効率が向上する共に作業者への作業負荷が大幅に軽減される。更に、フレーム管2のフレア部3の寸法的要求精度が緩和させ、生産性及び製造コストの低減が期待できる。
(第2実施の形態)
図3及び図4を参照して第2実施の形態を説明する。なお、図3及び図4において図1及び図2と対応する部分には同一符号を付することで該部の詳細な説明を省略する。
図3(a)は例えば車両のブレーキ配管等の油圧配管1のジョイント部の分解状態を示す断面図で、同、図(b)は(a)のC部拡大図、図4(a)は結合状態を示すジョイント部の断面図、同図(b)は(a)のD部拡大図である。
油圧配管1は、鋼管、即ちフレア管2と相対変位のある部分に使用されるゴム製等の可撓性のホース5とを組み合わせて構成され、フレア管2とホース5とのジョイント部にはフレア管継手30が使用される。
このフレア管継手30はホース5が接続されるコレット31と、フレア管2が接続されるフレアナット21とを備えている。フレアナット21及びフレア管2は第1実施の形態と同様であり詳細な説明を省略する。
コレット31は、機械加工された金属材料、例えば鉄、ステンレス、アルミニウム、真鍮或いは銅によって形成され、図3に示すように一方に雌ネジ孔12及び円錐台形部13が形成されて、他方にホース5を接続するホース挿入管15及びホース用受口16が一体形成されると共に外周に外向フランジ部17が突出して形成されている。
雌ネジ孔12は開口側のネジ孔部12aとその底部側の内孔部12bからなり、雌ネジ孔12の底部12cに、底部12c側から開口側に移行するに従って外周面が漸次縮径される円錐台形部13が突出形成され、この円錐台形部13の外周面に底部12c側から開口側に移行するに従って漸次縮径される円錐テーパ面状のシール面14が形成されている。
円形台形部13は雌ネジ孔12とホース挿入管15とを連通する連通孔18を中心として同軸芯上に形成されており、シール面14はフレア管2の先端に形成されたフレア部3の内周面3aの形状と相似形に形成されていて、連通孔18は円錐台形部13の頂端部13aに開口している。ホース挿入管15にホース5の先端部6が嵌挿され、ホース用受口16によって外側からカシメられている。
更に、シール面14に断面半円弧状で貫通孔18及び円錐台形部13の頂端部13aを囲む周方向に沿って環状に突出して、フレア管2のフレア部3の内周面3aに線接触状態で圧接可能な環状突起32が形成されている。この環状突起32は結合状態においてフレア管2のフレア部3の内周面3aに当接する範囲、より詳細にはフレアナット21の雄ネジ部23をコレット31のネジ孔部12aに螺合して締め付けることにより、フレアナット21の圧接部24によりフレア管2のフレア部3に軸方向の押圧力を付与した際に、コレット31のシール面14に先立って初期段階でフレア部3の内周面3aに当接する範囲に形成される。
このように構成されたフレア管継手30において、フレアナット21の貫通孔22にフレア管2を嵌合させた状態で、フレアナット21の雄ネジ部23をコレット31のネジ孔部12aに螺合して締め付けることにより、フレアナット21の圧接部24によりフレア管2のフレア部3に軸方向の押圧力を付与してコレット31のシール面14に突出形成された環状突起32の頂端にフレア部3の内周面3aを環状に線接触状態で接触させる。
更に、フレアナット21を締め付けてフレア部3に軸方向の押圧力を付与すると、フレア部3の内周面3aによって環状突起32の頂端に圧接する軸方向の押圧力が付与されてコレット31のシール面4に形成され環状突起32の頂端に圧接すると共に、フレア部3の部分的な厚さtの寸法的誤差に起因して発生する圧接力の強弱に応じて環状突起32が塑性変形して図4(a)及び(b)に示すようにシール面14に形成された環状突起32とフレア部3の内周面3aが全周に亘って均一な圧接力で液密的に圧接する。
従って、このように構成されたジョイント部構造によるとフレアナット21の雄ネジ部23をコレット31のネジ孔部12aに螺合して締め付けて、フレアナット21の圧接部24を介してフレア管2のフレア部3に軸方向の押圧力を付与するとフレア部3の内周面3aがシール面14に形成され環状突起32に環状の線接触状態で圧接してその環状突起32に塑性変形を付与しつつ圧接して液密的にシールすることから、フレア管2のフレア部3の厚さtが部分的に不均一に形成される等のフレア部3に寸法誤差がある場合でも環状突起32に対する均一な圧接力のシール状態となり液密性が損なわれることがなくなり良好なシール状態が得られる。
また、シール面14に形成された環状突起32が塑性変形を伴ってフレア部3の内周面3aが線接触状態で圧接してシールされることから、フレア部3のコレット31のシール面14に対する圧接力の低減が可能であり、フレアナット21の締め付けトルクの低減が可能になり作業効率が向上する共に作業者への作業負荷が大幅に軽減される。更に、フレーム管2のフレア部3の寸法的要求精度が緩和され、生産性及び製造コストの低減が期待できる。
(第3実施の形態)
図5及び図6を参照して第3実施の形態を説明する。なお、図5及び図6において図1及び図2と対応する部分には同一符号を付することで該部の詳細な説明を省略する。
図5(a)は例えば車両のブレーキ配管等の油圧配管1のジョイント部の分解状態を示す断面図で、同、図(b)は(a)のE部拡大図、図6(a)は結合状態を示すジョイント部の断面図、同図(b)は(a)のF部拡大図である。
油圧配管1は、鋼管、即ちフレア管42と相対変位のある部分に使用されるゴム製等の可撓性のホース5とを組み合わせて構成され、フレア管42とホース5とのジョイント部にはフレア管継手40が使用される。
このフレア管継手40は、ホース5が接続されるコレット41と、フレア管42が接続されるフレアナット21とを備えている。フレアナット21は第1実施の形態と同様であり、詳細な説明を省略する。
コレット41は、機械加工された金属材料、例えば鉄、ステンレス、アルミニウム、真鍮或いは銅によって形成され、図5に示すように一方に雌ネジ孔12及び円錐台形部13が形成されて、他方にホース5を接続するホース挿入管15及びホース用受口16が一体形成されると共に外周に外向フランジ部17が突出して形成されている。
雌ネジ孔12は開口側のネジ孔部12aとその底部側の内孔部12bからなり、雌ネジ孔12の底部12cに、底部12c側から開口側に移行するに従って外周面が漸次縮径される円錐台形部13が突出形成され、この円錐台形部13の外周面に底部12c側から開口側に移行するに従って漸次縮径される円錐テーパ面状のシール面14が形成されている。
円形台形部13は雌ネジ孔12とホース挿入管15とを連通する連通孔18を中心として同軸芯上に形成されており、シール面14はフレア管42の先端に形成されたフレア部3の内周面3aの形状と相似形に形成されていて、連通孔18は円錐台形部13の頂端部13aに開口している。ホース挿入管15にホース5の先端部6が嵌挿され、ホース用受口16によって外側からカシメられている。
フレア管42は、金属材料、例えば鉄、ステンレス、アルミニウム、真鍮或いは銅によって形成され、図5に示すように、フレアナット21の貫通孔22に嵌挿する外径を有し、その先端部に先端側に移行するに従って漸次拡径される円錐テーパ状のフレア部3が形成され、そのフレア部3の内周面3aはコレット41のシール面14の形状と相似形に形成されている。
更にフレア部3の内周面3aに断面半円弧状で周方向に連続すると共に対向するシール面14に貫通孔18を囲む環状に突出しして線接触状態で圧接可能な環状突起43が形成されている。この環状突起43は結合状態においてシール面14に環状に当接する範囲、より詳細にはフレアナット21の雄ネジ部23をコレット11のネジ孔部12aに螺合して締め付けることにより、フレアナット21の圧接部24によりフレア管42のフレア部3に軸方向の押圧力を付与した際に、フレア部3の内周面3aに先立ってシール面14に初期段階で当接する範囲に形成される。
このように構成されたフレア管継手40において、フレアナット21の貫通孔22にフレア管42を回転自在に嵌合させた状態で、フレアナット21の雄ネジ部23をコレット31のネジ孔部12aに螺合して締め付けて、フレアナット21の圧接部24によりフレア管42のフレア部3に軸方向の押圧力を付与してフレア部3の内周面3aに突出形成された環状突起43の頂端をシール面14に線接触状態で当接させる。
更に、フレアナット21を締め付けてフレア部3に軸方向の押圧力を付与すると、フレア部3によって環状突起43をシール面14に圧接させる軸方向の押圧力が付与されてフレア部3に形成された環状突起43がコレット41のシール面4に圧接すると共に、フレア部3の部分的な厚さtの寸法的誤差に起因して発生する圧接力の強弱に応じて環状突起43が塑性変形して図6(a)及び(b)に示すようにフレア部3の内周面3aに形成された環状突起43とシール部14が環状突起43の全周に亘って均一な圧接力で圧接する。
従って、このように構成されたジョイント部構造によるとフレアナット21の雄ネジ部23をコレット41のネジ孔部12aに螺合して締め付けることによりフレアナット21の圧接部24を介してフレア管42のフレア部3に軸方向の押圧力を付与するとフレア部3の内周面3aに形成された環状突起43がシール面14に線接触状態で圧接して環状突起43に塑性変形を付与しつつ圧接して液密的にシールすることから、フレア部3の厚さtが部分的に不均一に形成される等のフレア部3に寸法誤差がある場合でもフレア部3に形成された環状突起43がシール面14に均一な圧接力で接触して液密性が損なわれることがなくなり良好なシール状態が得られる。
また、フレア部3に形成された環状突起43が塑性変形を伴ってシール部14に圧接してシールされることから、フレア部3のコレット41のシール面14に対する圧接力の低減が可能であり、フレアナット21の締め付けトルクの低減が可能になり、作業効率が向上する共に作業者への作業負荷が大幅に軽減される。
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば第1実施の形態において貫通孔18に形成される環状溝19は、断面半円弧状に限らず断面三角形状等他の断面形状の環状溝としてもよく、また複数の環状溝を形成してもよい。また、第2実施の形態においてシール面14に形成される環状突起32も断面半円弧状に限らず断面三角形状等他の断面形状の環状溝としてもよく、また複数の環状溝を形成してもよい。同様に第3実施の形態においてフレア部3の内周面3aに形成される環状突起43も断面半円弧状に限らず断面三角形状等他の断面形状の環状溝としてもよく、また複数の環状溝を形成してもよい。
本発明の第1実施の形態に係る分解状態を示すジョイント部の断面図を示す図であり、(a)は分解状態を示し、(b)は(a)のA部拡大図である。 (a)はジョイント部分の結合状態を示す断面図であり、(b)は(a)のB部拡大図である。 本発明の第2実施の形態に係る分解状態を示すジョイント部の断面図を示す図であり、(a)は分解状態を示し、(b)は(a)のC部拡大図である。 (a)はジョイント部の結合状態を示す断面図であり、(b)は(a)のD部拡大図である。 本発明の第3実施の形態に係る分解状態を示すジョイント部の断面図を示す図であり、(a)は分解状態を示し、(b)は(a)のE部拡大図である。 (a)はジョイント部の結合状態を示す断面図であり、(b)は(a)のF部拡大図である。 従来のジョイント部の断面図を示す図であり、(a)は分解状態を示す断面図、(b)は結合状態を示す断面図である。
符号の説明
1 油圧配管
2 フレア管
3 フレア部
3a 内周面
5 ホース
10 フレア管継手
11 コレット
12 雌ネジ孔
12c 底部
13 円錐台形部
13a 頂端部
14 シール面
18 連通孔
18a 内周面
19 環状溝
21 フレアナット
23 雄ネジ部
24 圧接部
30 フレア管継手
31 コレット
32 環状突起
40 フレア管継手
41 コレット
42 フレア管
43 環状突起

Claims (6)

  1. 一端が開口する雌ネジ孔の底部に突出形成されて開口側に移行する従って外周面が漸次縮径される円錐台形部及び該円錐台形部の頂端部に開口する連通孔が形成され、かつ上記円錐台形部の外周面に円錐テーパ面状のシール面が形成されたコレットと、先端部にフレア部を有するフレア管に回転自在に嵌合すると共に先端に上記フレア部に当接する圧接部が形成されて上記雌ネジ孔に螺合する雄ネジ部を備えたフレアナットとからなり、上記フレアナットの雄ネジ部をコレットの雌ネジ孔に螺合して締め付けることにより圧接部によりフレア部の内周面をシール面に圧接してフレア管とコレットを接続する油圧配管のジョイント部構造において、
    雌ネジ孔の底部と円錐台形部の頂端部との間に対応する軸方向範囲内における上記連通孔の内周面に周方向に連続する環状溝を形成したことを特徴とする油圧配管のジョイント部構造。
  2. 上記環状溝は、上記フレア部がシール面に圧接することによって生じる上記円錐台形部の塑性変形範囲内に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の油圧配管のジョイント部構造。
  3. 一端が開口する雌ネジ孔の底部に突出形成されて開口側に移行する従って外周面が漸次縮径される円錐台形部及び該円錐台形部の頂端部に開口する連通孔が形成され、かつ上記円錐台形部の外周面に円錐テーパ面状のシール面が形成されたコレットと、先端部にフレア部を有するフレア管に回転自在に嵌合すると共に先端に上記フレア部に当接する圧接部が形成されて上記雌ネジ孔に螺合する雄ネジ部を備えたフレアナットとからなり、上記フレアナットの雄ネジ部をコレットの雌ネジ孔に螺合して締め付けることにより圧接部によりフレア部の内周面をシール面に圧接してフレア管とコレットを接続する油圧配管のジョイント部構造において、
    上記シール面に、該周方向に延在して上記フレア部の内周面に線接触する環状突起を形成したことを特徴とする油圧配管のジョイント部構造。
  4. 上記環状突起は、
    フレアナットの圧接部によりフレア管のフレア部に軸方向の押圧力を付与した際にフレア部の内周面に初期段階で当接する範囲に形成されたことを特徴とする請求項3に記載の油圧配管のジョイント部構造。
  5. 一端が開口する雌ネジ孔の底部に突出形成されて開口側に移行する従って外周面が漸次縮径される円錐台形部及び該円錐台形部の頂端部に開口する連通孔が形成され、かつ上記円錐台形部の外周面に円錐テーパ面状のシール面が形成されたコレットと、先端部にフレア部を有するフレア管に回転自在に嵌合すると共に先端に上記フレア部に当接する圧接部が形成されて上記雌ネジ孔に螺合する雄ネジ部を備えたフレアナットとからなり、上記フレアナットの雄ネジ部をコレットの雌ネジ孔に螺合して締め付けることにより圧接部によりフレア部の内周面をシール面に圧接してフレア管とコレットを接続する油圧配管のジョイント部構造において、
    上記フレア部の内周面に、該周方向に延在して上記コレットのシール面に線接触する環状突起を形成したことを特徴とする油圧配管のジョイント部構造。
  6. 上記環状突起は、
    フレアナットの圧接部によりフレア管のフレア部に軸方向の押圧力を付与した際にコレットのシール面に初期段階で当接する範囲に形成されたことを特徴とする請求項5に記載の油圧配管のジョイント部構造。
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