JP3871478B2 - 内燃機関のバルブタイミング変更装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の運転中に吸気弁または排気弁の開閉タイミングを変更するためのバルブタイミング変更装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のバルブタイミング変更装置は、内燃機関のクランクシャフトによって回転駆動される回転体と、吸気弁または排気弁を駆動するカムシャフトとの間に設けられ、回転体に対してカムシャフトを相対回動させて吸気弁または排気弁の開閉タイミングを変更するようにしてある。
【0003】
例えば、特開平10−141024号公報には、内燃機関のクランクシャフトによって回転される回転体と共に回転するハウジングと、このハウジング内に収容されて、カムシャフトと共に回転するロータと、このロータに放射方向に突出して設けられ、ハウジング内に複数の作動油室を形成する複数のベーンと、作動油室に作動油を供給及び排出する油圧排手段とを備え、作動油室に作動油を供給及び排出してハウジングとロータとを相対回動させるようにしたバルブタイミング変更装置が示されている。
【0004】
また、前記ロータは、ハウジングの端面よりも軸方向内側においてカムシャフトの端面に取付けられ、ハウジングがカムシャフトに軸受けされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来例にあっては、前記ロータがハウジングの端面よりも軸方向内側においてカムシャフトに取付けられ、ハウジングがカムシャフトに軸受けされているから、内燃機関にバルブタイミング変更装置を取付けるためには、ハウジングとカムシャフトとの間の軸受け隙間の精度を考慮しつつロータをカムシャフトに取付ける必要があり、取付け作業が困難となる虞がある。また、前記ハウジングの軸受けのためにカムシャフトの端部を軸方向に延長するなど、取付けに適合する設計が必要であるから、既存の内燃機関にバルブタイミング変更装置を取付けることが困難である。
【0006】
本発明は前記従来の実情に鑑みて案出されたもので、取付け作業を容易に行うことができると共に、既存の内燃機関へも有利に適用可能なバルブタイミング変更装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、請求項1記載の発明は、内燃機関の回転に同期して回転される回転体と、吸気弁または排気弁を駆動するカムシャフトとの間に設けられ、回転体に対してカムシャフトを相対回動させて吸気弁または排気弁の開閉タイミングを変更可能な内燃機関のバルブタイミング変更装置において、前記回転体と共に回転するハウジング部材と、前記ハウジング部材内に相対回動自在に収容されて、カムシャフトと共に回転するベーン部材と、前記ベーン部材の放射方向に突出して設けられ、前記ハウジング部材内に円周方向に複数の作動油室を形成するベーンと、前記作動油室に作動油を供給及び排出可能な油圧排手段と、前記ベーン部材と前記カムシャフトとの間に配置され、前記ハウジング部材を所定角度回動可能に軸受けする軸受け部と、を備え、前記軸受け部を介して前記ベーン部材をカムシャフトに連結すると共に、前記軸受け部とカムシャフトのいずれか一方側に、該両者の相対回転を防止する連繋ピンを植設し、かつ、いずれか他方側に、前記連繋ピンが挿入される溝を半径方向に沿って形成したことを特徴としている。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ベーン部材に一端が開放された軸方向の穴を形成し、この穴内に収容されるボルトによって前記ベーン部材を、前記軸受け部を介して前記カムシャフトに連結したことを特徴としている。
【0009】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明の構成において、前記穴内に、前記作動油室に連通する油室側通路を開口させると共に、前記油室側通路及び前記油圧排手段に連通する油圧側通路が形成された軸部材を挿入したことを特徴としている
【0010】
また、請求項4に記載の発明は、請求項に記載の発明の構成において、前記軸受け部とハウジング部材との間に、作動油が流通可能な溝を形成したことを特徴としている。
【0011】
斯かる構成においては、前記回転体が内燃機関の回転に同期して回転され、バルブタイミング変更装置を介してカムシャフトが回転される。これによって、前記カムシャフトが吸気弁または排気弁を駆動する。
【0012】
また、前記回転体に対するカムシャフトの相対回動は、回転体と共に回転するハウジング部材内の作動油室に作動油を供給及び排出して、ハウジング部材とベーン部材とが相対回動することによって行われる。この場合に、前記作動油室への作動油の供給及び排出は油圧排手段によって行われる。詳しくは、前記作動油室に連通する油室側通路及び油圧排手段に連通する油圧側通路を介して、油圧排手段によって行われる。
【0013】
前記回転体に対してカムシャフトが相対回動されることによって、内燃機関の回転に対するカムシャフトの回転位相が変更され、吸気弁または排気弁の開閉タイミングが変更される。
【0014】
ここで、本発明にあっては、前記ベーン部材の端部に、ハウジング部材を所定角度回動可能に軸受けする軸受け部が設けられ、この軸受け部を介してベーン部材がカムシャフトに連結されている。このため、内燃機関にバルブタイミング変更装置を取付けるに際して、前記ハウジング部材の軸受け隙間の精度に注意を払う必要がなく、ベーン部材をカムシャフトに容易に取付けることができる。また、前記ハウジング部材の軸受けのためにカムシャフトの端部を延長するなどの取付けに適合する設計を必要としないから、既存の内燃機関にバルブタイミング変更装置を取付けることが容易に可能となる。
【0015】
したがって、取付け作業を容易に行うことができると共に、既存の内燃機関へも有利に適用可能なバルブタイミング変更装置が得られる。
【0016】
しかも、前記ベーン部材の軸受け部とカムシャフトのいずれか一方側に、連繋ピンを植設したから、該連繋ピンによって前記軸受け部とカムシャフトとの相対回転を確実に防止することができることは勿論のこと、いずれか他方側に、連繋ピンを挿入する溝を半径方向に沿って形成したから、かかる連繋ピンを半径方向の位置精度に格別注意を払うことなく、円周方向の位置精度に注意して設ければよいことになり、精度よく回転止めを設けることができる。
【0017】
また、請求項2記載の発明によれば、前記ベーン部材に、一端が開放した軸方向の穴を形成し、この穴内に収容されるボルトによってベーン部材がカムシャフトに連結されているから、ボルトが外部に突出することがないと共に、穴内に油圧給排手段等を配置することによって、容積効率が向上し、装置全体の小型化を図ることができる。
【0018】
また、請求項3記載の発明によれば、前記穴内に、作動油室に連通する油室側通路を開口させると共に、油室側通路及び油圧排手段に連通する油圧側通路が形成された軸部材が挿入されているから、穴内を有効に利用して作動油の排をすることができると共に、カムシャフトに作動油のための通路を設ける必要がない。
【0019】
また、請求項4に記載の発明によれば、前記ベーン部材の軸受け部とハウジング部材との間に、作動油が流通可能な溝を形成したから、この溝から作動油が摺動面に供給されることによって、軸受け部とハウジングとの間の軸受け摺動を作動油で潤滑することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて詳述する。
【0021】
図1は本発明の実施の形態を示す内燃機関のバルブタイミング変更装置の要部を断面して示す説明図、図2は図1のA−A線断面図で、軸部材、ボルト及びスプロケットを取外して示す図面、図3は図1のB−B線断面図である。
【0022】
図において、付番1で示されるカムシャフトは内燃機関の吸気弁または排気弁を駆動可能であって、この実施の形態においては吸気弁を駆動するカムシャフトである。
【0023】
前記カムシャフト1は、図外のシリンダヘッドに固定した軸受け2によって回転自在に支持されている。また、前記軸受け2よりも図1において右側のカムシャフト1の基幹部(図示せず)には、カムが形成されており、このカムによって吸気弁が開閉駆動されるようになっている。
【0024】
前記カムシャフト1は、内燃機関に同期して回転される回転体3によって回転駆動されるようになっており、この回転体3はこの実施の形態において、内燃機関のクランクシャフト(図示せず)によって回転駆動されるスプロケットである。
前記スプロケット3は、ハウジング部材4と共に回転可能となっており、また、
カムシャフト1に対して所定角度相対回動可能となっている。
【0025】
即ち、前記スプロケット3は、環状のハウジング本体5とこのハウジング本体5の両端側を封止する板部材6,7とから構成されるハウジング部材4の、板部材7の外周側に一体に形成してある。なお、前記ハウジング本体5と板部材6,7は、連結ボルト8によって一体的に連結されている。
【0026】
前記スプロケット3の外周側には外歯9が形成されており、この外歯9には図外のクランクシャフトによって駆動されるタイミングチェーン10が巻着されるようになっている。
【0027】
前記ハウジング部材4内は、全体として中空状になっており、環状のハウジング本体5の半径方向内方に向かって突出する複数(この実施の形態においては4個)の突起12を形成することによって、半径方向外方寄りに、中央部分で連結された4個の部屋13が形成してある(図2参照)。
【0028】
前記ハウジング部材4内には、ベーン部材15が所定角度相対回動自在に収容されており、このベーン部材15とハウジング部材4とを主要素として、後に詳述する相対回動手段16が構成されている。
【0029】
前記ベーン部材15は、その胴部17から放射方向に突出する複数(この実施の形態においては4個)のベーン18を有しており、このベーン18を部屋13内に配置した状態でハウジング部材4内に収容されている。
【0030】
前記ベーン部材15のベーン18が部屋13内に配置されることによって、この部屋13内にベーン18の円周方向両側に対峙して一対の作動油室19,20が区画形成される。また、前記一対の作動油室19,20は、この実施の形態において4組形成されている。
【0031】
前記作動油室19,20間相互の封止は、ハウジング本体5の内周側に形成した突起12の先端に設けたシール部材21をばね部材22で押圧してベーン部材15の胴部17外周に摺接させると共に、ベーン18の先端に設けたシール部材23をばね部材24で押圧してハウジング本体5の内周に摺接させることによって成就するようにしてある。
【0032】
前記ベーン部材15には、作動油室19に連通する半径方向の油室側通路25及び作動油室20に連通する半径方向の油室側通路26が形成してあると共に、これら油室側通路25,26が開口する一端開放の穴27が軸方向に形成してある。前記油室側通路25,26は穴27の軸方向に相互に離れた位置に開口している。また、前記穴27の開口端側に配置される板部材6の内周はベーン部材15と共に穴27を形成しており、この板部材6の内周には、穴27の開口端に位置して、外方に向かって拡径するテーパ部27aが形成してある。
【0033】
前記ベーン部材15の端部には、カムシャフト1に近い側において、胴部17を軸方向に延長して軸受け部28が形成してある。前記軸受け部28はその外周でハウジング部材4(の板部材7)を回動可能に軸受けしている。前記軸受け部28は、この実施の形態においてはハウジング部材4の端面、即ち板部材7の端面から僅かに突出しているけれども、ハウジング部材4の端面と略同一面まで延びていることで足りる。
【0034】
これによって、前記油室側通路25,26を介して作動油室19,20に作動油を選択的に供給及び排出することにより、ハウジング部材4とベーン部材15とが相対回動することができるようになっている。
【0035】
また、前記ベーン部材15は軸受け部28を介してカムシャフト1に連結されている。即ち、前記ベーン部材15は、穴27内に収容されて軸受け部28を軸方向に貫通するボルト29によってカムシャフト1に連結されており、このボルト29の頭部30は穴27の底部に配置されるようになっている。このとき、前記カムシャフト1とベーン部材15とは、ベーン部材15の軸部28に形成した位置決め穴28aに、カムシャフト1に形成した位置決め突起1aを嵌合させることで同心に整合配置される。
【0036】
更に、前記ベーン部材15の軸受け部28とカムシャフト1との間には、両者の相対回転を防止する連繋ピン31が設けられている。詳しくは、前記カムシャフト1に形成した半径方向のフランジ32に連繋ピン31が軸方向に植設される一方、軸受け部28の端面に半径方向の溝33が形成され、この溝内33に連繋ピン31の先端が挿入されている。尚、前記軸受け部28の端面に連携ピンを植設し、カムシャフト1に溝を設ける構成とすることも可能である。
【0037】
ここに、前記スプロケット3は、ハウジング部材4に連結されている一方、カムシャフト1に連結されたベーン部材15は、ハウジング部材4対して相対回動可能となっているから、油室側通路25,26を介して作動油室19,20に作動油を選択的に供給及び排出することによって、ハウジング部材4とベーン部材15とが所定角度範囲内で相対回動できることになる。したがって、前記ハウジング部材4とベーン部材15とを主要素として、スプロケット3をカムシャフト1に対して相対回動させる相対回動手段16が構成されていることになる。
【0038】
前記ハウジング部材4とベーン部材15との間には、このハウジング部材4とベーン部材15との相対回動を規制する回動規制手段34が設けてある。前記回動規制手段34は、この実施の形態において、ベーン部材15に形成したシリンダ孔35内に、ばね部材36と共に収容することによってベーン部材15の軸方向に突出可能に設けられた係合部材37の先端を、ハウジング部材4(の板部材6)に設けた係合穴38に係合可能とした構成にしてある。
【0039】
前記シリンダ孔35は、ベーン部材15に対して、詳しくはベーン部材15の円周方向幅を大きくしたベーン18の1つに、軸方向に貫通して形成してある。前記シリンダ孔35の開口端には、ばね部材36のためのばね受け39が圧入固定されており、このばね受け39は、好ましくはベーン18よりも高硬度材料から形成されている。
【0040】
また、前記ばね受け39の外周側の所定位置には空気抜きのための切欠き溝40が設けてあり、この切欠き溝40は、ベーン部材15の軸受け部28とハウジング部材4(の板部材7)との間、この実施の形態においては軸受け部28の外周に形成した軸方向の溝41に連通している。これによって、前記係合部材37の後端側に位置するシリンダ孔35の内部は、その開口端側で、切欠き溝40及び溝41を介して大気開放されていることになる。
【0041】
前記係合部材37は、先端側がテーパ状に形成されており、このテーパ状の先端側がシリンダ孔35内から突出可能である。また、前記係合部材37には、その先端に窪み42が形成されていると共に、後端側の端面に開放する盲穴43が形成してあり、これによって、軽量化が図られている。
【0042】
前記係合穴38は、この実施の形態においては、ハウジング部材4の板部材6よりも硬さの硬い材料からなり、係合穴38が形成された係合穴部材44をハウジング部材4の板部材6に埋設することによって形成してある。
【0043】
前記係合穴38の形状は、開口端側が大径のカップ状に形成されており、この係合穴38の底部には、係合部材37が係合した状態において油室45が形成されている。また、前記係合穴38内及び油室45内は、係合穴部材44に形成した油孔46及び板部材6に形成した油溝47を介して、作動油室19に連通している。
【0044】
前記ベーン部材15に形成した一端開放の穴27内には軸部材49が挿入されており、この軸部材49はバルブタイミング変更装置を覆うカバー部材50に一体的に形成されている。
【0045】
前記軸部材49には、ベーン部材15に形成した油室側通路25,26にそれぞれ連通すると共に、後述する油圧給手段に連通する油圧側通路51,52がそれぞれ形成してある。
【0046】
前記油圧側通路51は、軸部材49の軸方向に形成されて穴27の底部側の開口端を栓部材53によって封止されており、この油圧側通路51から分岐する半径方向通路54及びこの半径方向通路54が連通する周溝55を介して油室側通路25に連通している。また、前記油圧側通路52は、軸部材49の軸方向に形成されて穴27の底部側に向かって開口しており、穴27の底部側を介して油室側通路26に連通している。
【0047】
前記ベーン部材15に形成した穴27とこの穴27内に挿入される軸部材49との間には、穴27内の液密封止を司るシール部材58,59が設けられている。前記シール部材58は、軸部材49に形成した周溝55を越えて穴27の開口端側に設けられており、軸部材49の外周に形成したシール溝60内に収容され、穴27の内周に接している。前記シール部材59は、軸部材49に形成した周溝55を越えて穴27の底部側に設けられており、軸部材49の外周に形成したシール溝61内に収容され、穴27の内周に接している。また、前記シール部材59はこの実施の形態において軸方向に2個設けられている。
【0048】
これによって、前記穴27の内部は、油室側通路25が開口する部分と油室側通路26が開口する部分とに区画されることになる。
【0049】
また、この場合に、前記シール部材58,59が接するベーン部材15(の穴27の内周)は、鉄系金属等の高硬度材料から形成してある。
【0050】
前記油圧側通路51,52には、油圧給手段66から作動油が導かれるようになっている。即ち、前記油圧給排手段66は、油圧側通路51,52にそれぞれ連通する給排通路67,68と、これら給排通路67,68をオイルポンプ69からの供給通路70と貯油タンク71に連通する排出通路72とに選択的に切換えて連通させるか、または遮断する切換え弁73と、この切換え弁73を制御する制御装置74とを主要素として構成してある。
【0051】
前記給通路67,68はこの実施の形態においてカバー部材50に形成されており、軸部材49に形成した油圧側通路51,52に対してほぼ直角に接続されている。
【0052】
また、前記切換え弁73は、この実施の形態において4ポート弁が採用されている。尚、前記切換え弁73を制御する制御装置74には、内燃機関の運転状態を示す各種信号が入力される。
【0053】
斯かる構成において、内燃機関の始動時で、前記オイルポンプ69から作動油が十分に供給されないとき、或いは制御装置74に最遅角状態を保つ信号が入力されている場合には、相対回動手段16のベーン部材15はハウジング部材4に対して最遅角位置にあって(図2参照)、回動規制手段34の係合部材37の先端は係合穴38に係合し、ハウジング部材4とベーン部材15とを連繋している。このため、図外のクランクシャフトからタイミングチェーン10を介してスプロケット3に与えられる回転駆動力は、ハウジング部材4及びベーン部材15を介してカムシャフト1に伝達される。尚、この場合に、前記ベーン部材15のベーン18は、ハウジング部材4内に部屋13を形成する突起12の側面に当接していない。
【0054】
前記カムシャフト1が回転することによって、内燃機関の吸気弁が駆動され、
開閉制御されることになる。
【0055】
また、前記ベーン部材15がハウジング部材4に対して最遅角位置にあるとき、回動規制手段34の係合部材37はばね部材36によって押圧されて、その先端が係合穴38に係合しており、ハウジング部材4とベーン部材15との間の相対回動が規制されている。このため、前記カムシャフト1が図外の吸気弁を駆動する際に、このカムシャフト1に正または負の反転トルクが作用してもベーン部材15はハウジング部材4に対して相対回動することがないから、ベーン部材15のベーン18が突起12の側面に衝接して打音等を生じることが有利に防止される。
【0056】
次に、進角制御される場合は、前記油圧給排手段66の切換え弁73が制御装置74によって切換え制御され、給排通路67にオイルポンプ69からの供給通路70が接続されると共に、給排通路68が排出通路72に接続されることによって、オイルポンプ69からの作動油が給排通路67から、油圧側通路51、半径方向通路54、周溝55及び油室側通路25を介して作動油室19内に導かれる。また、前記作動油室19内に導かれた作動油は、板部材6に形成した油溝47及び係合穴部材44に形成した油孔46を介して、係合部材37の先端が係合する係合穴38内及び係合穴38の底部に形成された油室45内に導かれる。
【0057】
同時に、前記作動油室20内が、油室側通路26、穴27の底部側、油圧側通路52及び給排通路68を介して排出通路72に連通することになる。
【0058】
前記作動油室19内及び回動規制手段34の係合穴38(及び油室45)内に作動油が導かれることにより、係合部材37には作動油室19及び係合穴38(及び油室45)の作動油圧力が作用し、この係合部材37はばね部材36のばね力に抗してばね受け39側に付勢され、シリンダ孔35内に押し戻される。このため、前記係合部材37の先端が係合穴38内から離脱して係合が解除され、これによって、ハウジング部材4とベーン部材15とは係合部材37による拘束が解除される。
【0059】
前記作動油室19内に作動油が供給される一方、作動油室20内が排出通路72に連通することによって、作動油室19内の油圧力がベーン18の側面に作用し、ベーン部材15をハウジング部材4に対して図2の矢印方向、即ち進角方向に回動させる。これによって、前記スプロケット3とカムシャフト1とが相対回動することになり、カムシャフト1のクランクシャフトに対する回転位相が変更されて、カムシャフト1は進角制御され、このカムシャフト1によって駆動される吸気弁の開閉のタイミングが早められる。
【0060】
前記カムシャフト1が進角制御され、ベーン部材15がハウジング部材4に対して相対回動して最進角位置にある場合に、係合部材37は作動油室19内の油圧によってシリンダ孔35内に押し戻された状態が継続され、この係合部材37の先端は板部材6の側面に接することはない。
【0061】
次に、油圧給排手段66の切換え弁73が制御装置74によって切換え制御され、給排通路68にオイルポンプ69からの供給通路70が接続されると共に、給排通路67が排出通路72に接続されると、オイルポンプ69からの作動油が油圧側通路52、穴27の底部側及び油室側通路26を介して作動油室20に導かれる。また、前記作動油室19内の作動油は、油室側通路25、周溝55、半径方向通路54、油圧側通路51、給排通路67及び排出通路72を通じて貯油タンク71に排出される。
【0062】
前記作動油室19内の作動油が排出されることによって、係合部材37はこの係合部材37に作用するばね部材36のばね力によって付勢されるけれども、この係合部材37の先端が係合穴38に係合しない状態においては、ハウジング部材4とベーン部材15とは、回動規制手段34による拘束が解除された状態が継続される。
【0063】
前記作動油室20内に作動油が供給される一方、作動油室19内が排出通路72に連通することによって、作動油室20内の油圧力がベーン18の側面に作用し、ベーン部材15をハウジング部材4に対して図2において反時計方向、即ち遅角方向に回動させる。これによって、前記スプロケット3とカムシャフト1とが相対回動することになり、カムシャフト1のクランクシャフトに対する回転位相が変更されて、カムシャフト1は再び遅角制御され、このカムシャフト1によって駆動される吸気弁の開閉のタイミングが遅らされることになる。
【0064】
前記カムシャフト1が遅角制御され、ベーン部材15がハウジング部材4に対して相対回動して最遅角位置となる場合に、係合部材37の先端はばね部材36のばね力によって係合穴38内に再び係合される。
【0065】
また、前記ベーン部材15がハウジング部材4に対して進角方向或いは遅角方向に回動している状態で、油圧給排手段66の切換え弁73が制御装置74によって切換え制御され、給排通路67,68と供給通路70または排出通路72との連通が遮断されると、ハウジング部材4とベーン部材15とは、相対回動の中間的な位置に保持される。これによって、前記スプロケット3とカムシャフト1とは相対回動の中間的な位置に保持されることになり、カムシャフト1は、このカムシャフト1によって駆動される吸気弁を所望の開閉タイミングで制御することになる。
【0066】
この場合には、前記作動油室19内は、所定の圧力状態が維持されていると共に、密閉された状態となっているから、係合部材37にはばね部材36のばね力が作用するけれども、この係合部材37は係合穴38に係合することがないから、ハウジング部材4とベーン部材15とは、回動規制手段34による拘束が解除された状態が継続される。
【0067】
ここで、本発明にあっては、前記ベーン部材15の端部に、ハウジング部材4を所定角度回動可能に軸受けする軸受け部28が設けられ、この軸受け部28を介してベーン部材15がカムシャフト1に連結されている。このため、内燃機関にバルブタイミング変更装置を取付けるに際して、前記ハウジング部材4の軸受け隙間の精度に注意を払う必要がなく、ベーン部材15をカムシャフト1に取付けることができる。また、前記ハウジング部材4の軸受けのためにカムシャフトの端部を延長するなどの取付けに適合する設計を必要としないから、既存の内燃機関にバルブタイミング変更装置を取付けることが容易に可能となる。
【0068】
したがって、取付け作業を容易に行うことができると共に、既存の内燃機関へも有利に適用可能なバルブタイミング変更装置が得られる。
【0069】
また、前記ベーン部材15に一端が開放する軸方向の穴27が形成され、この穴27内に収容されるボルト29によってベーン部材15がカムシャフト1に連結されているから、ボルト29が外部に突出することがないと共に、穴27内に油圧給排手段66等を配置することによって、容積効率が向上し、装置全体の小型化を図ることができる。
【0070】
また、前記穴27内に、作動油室19,20に連通する油室側通路25,26を開口させると共に、油室側通路25,26及び油圧給排手段66に連通する油圧側通路51,52が形成された軸部材49が挿入されているから、穴27内を有効に利用して作動油の給排をすることができると共に、カムシャフト1に作動油のための通路を設ける必要がない。
【0071】
また、前記ベーン部材15の軸受け部28とカムシャフト1との間に、両者の相対回転を防止する連繋ピン31が設けられているから、両者の相対回転を確実に防止することができる。
【0072】
また、前記連繋ピン31がカムシャフト1(のフランジ32)に植設され、ベーン部材15の軸受け部28(の端面)に連繋ピン31が挿入される溝33が半径方向に形成されているから、連繋ピンを半径方向の位置精度に格別注意を払うことなく、円周方向の位置精度に注意して設ければよいことになり、精度よく回転止めを設けることができる。
【0073】
また、前記ベーン部材15の軸受け部28とハウジング部材4(の板部材7)
との間に、作動油が流通可能な溝41が形成されているから、この溝41から作動油が摺動面に供給されることによって、軸受け部28とハウジング4(の板部材7)との間の軸受け摺動を作動油で潤滑することができる。即ち、前記ベーン部材15とハウジング部材4との間には相対回動のために若干の隙間が存在しており、この隙間を介して作動油室19,20内の作動油が溝41内に漏出するから、この溝41内から作動油が摺動面に供給され、潤滑されるのである。
【0074】
以上、実施の形態を図面に基づいて説明したが、具体的構成はこの実施の形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。例えば、前記シール部材58,59を軸部材49の外周に形成したシール溝61,62内に収容した実施の形態について述べたが、シール部材58,59は、ベーン部材15の穴27の内周にシール溝を形成して、このシール溝内に収容するようにしてもよいものである。この場合には前記軸部材49が高硬度材料から形成される。
【0075】
また、前記カムシャフト1を進角制御する実施の形態について述べたが、遅角制御するバルブタイミング変更装置に採用することも可能である。
【0076】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、取付け作業を容易に行うことができると共に、既存の内燃機関へも有利に適用可能なバルブタイミング変更装置が得られる。
しかも、前記ベーン部材の軸受け部とカムシャフトのいずれか一方側に、連繋ピンを植設したから、該連繋ピンによって前記軸受け部とカムシャフトとの相対回転を確実に防止することができることは勿論のこと、いずれか他方側に、連繋ピンを挿入する溝を半径方向に沿って形成したから、かかる連繋ピンを半径方向の位置精度に格別注意を払うことなく、円周方向の位置精度に注意して設ければよいことになり、精度よく回転止めを設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す内燃機関のバルブタイミング装置の要部を断面して示す説明図である。
【図2】 図1のA−A線断面図で、軸部材、ボルト及びスプロケットを取外して示す図面である。
【図3】 図1のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 カムシャフト
3 スプロケット(回転体)
4 ハウジング部材
15 ベーン部材
18 ベーン
19 作動油室
20 作動油室
28 軸受け部
31 連繋ピン
33 溝
66 油圧給手段

Claims (4)

  1. 内燃機関の回転に同期して回転される回転体と、吸気弁または排気弁を駆動するカムシャフトとの間に設けられ、回転体に対してカムシャフトを相対回動させて前記吸気弁または前記排気弁の開閉タイミングを変更可能な内燃機関のバルブタイミング変更装置において、
    前記回転体と共に回転するハウジング部材と、
    前記ハウジング部材内に相対回動自在に収容されて、カムシャフトと共に回転するベーン部材と、
    前記ベーン部材の放射方向に突出して設けられ、前記ハウジング部材内に円周方向に複数の作動油室を形成するベーンと、
    前記作動油室に作動油を供給及び排出可能な油圧排手段と、
    前記ベーン部材と前記カムシャフトとの間に配置され、前記ハウジング部材を所定角度回動可能に軸受けする軸受け部と、を備え、
    前記軸受け部を介して前記ベーン部材をカムシャフトに連結すると共に、
    前記軸受け部とカムシャフトのいずれか一方側に、該両者の相対回転を防止する連繋ピンを植設し、かつ、いずれか他方側に、前記連繋ピンが挿入される溝を半径方向に沿って形成したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング変更装置。
  2. 前記ベーン部材に一端が開放された軸方向の穴を形成し、この穴内に収容されるボルトによって前記ベーン部材を、前記軸受け部を介して前記カムシャフトに連結したことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング変更装置。
  3. 前記穴内に、前記作動油室に連通する油室側通路を開口させると共に、前記油室側通路及び前記油圧排手段に連通する油圧側通路が形成された軸部材を挿入したことを特徴とする、請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング変更装置。
  4. 前記軸受け部とハウジング部材との間に、作動油が流通可能な溝を形成したことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング変更装置。
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