JP3826061B2 - ズームレンズ及びそれを有する光学機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はズームレンズおよびそれを有する光学機器に関し、特にレンズ系全体が小型で、しかも高い光学性能を有したビデオカメラ、デジタルカメラ、フィルム用カメラ、放送用カメラ等に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、固体撮像素子を用いたビデオカメラ、デジタルカメラ、電子スチルカメラそしてフィルムを用いたフィルム用カメラ等のカメラ(光学機器)に用いられているズームレンズとして、物体側より順に、変倍及び合焦の際に固定で正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力で光軸上を移動して変倍作用を有する第2レンズ群、変倍及び合焦の際に固定の正の屈折力を有する第3レンズ群、および変倍及び合焦の際に移動する正の屈折力を有する第4レンズ群の構成のいわゆるリヤーフォーカス方式の4群ズームレンズが例えば特開平7−270684号公報、特開平7−318804号公報、特開平8−292369号公報、特開平11−305124号公報で提案されている。
【0003】
又、物体側より順に、正の屈折力で固定の第1レンズ群、負の屈折力で変倍のために移動する第2レンズ群、固定で集光作用を有し正の屈折力の第3レンズ群、像面位置を維持するために光軸上を移動する正の屈折力の第4レンズ群と、非球面を有するズームレンズが特開平5−72472号公報で提案されている。このズームレンズでは、第2レンズ群をメニスカス状の負レンズと両レンズ面が凹面の負レンズと、正レンズより構成し、第3レンズ群を1面以上の非球面である単レンズから構成し、第4レンズ群を1面以上の非球面を有するレンズより構成している。
【0004】
リアフォーカス式の4群ズームレンズにおいて、結像系に相当する第3レンズ群と第4レンズ群を小型化する為に、第3レンズ群を物体側から順に正レンズと負レンズで構成し、第3レンズ群を所謂、望遠レンズタイプとして第3レンズ群の主点位置を物体側に移動させて第3レンズ群と第4レンズ群の実距離間隔を短くして小型化を図ったズームレンズが、例えば特開平5−19165号公報、特開平5−297275号公報、特開平5−60973号公報、特開平5−60974号公報、特開平5−107473号公報、特開平6−130297号公報、特開平8−292369号公報、特開平8−304700号公報、特開平11−305124号公報、特開2000−206407号公報、USP5189558号公報、USP5396367号公報等で提案されている。
【0005】
一方撮影系に振動が伝わり手振れとなるときに生じる撮影画像のぶれを防止する機能(防振機能)を有した防振光学系(ズームレンズ)が種々提案されている。
【0006】
例えば特開平7−128619号公報では、正、負、正、正の屈折力の第1、第2、第3、第4レンズ群より成る4群構成のズームレンズにおいて第3レンズ群を正、負の屈折力の二つのレンズ群より構成し、このうち正の屈折力のレンズ群を振動させることにより画像のぶれを補正している。又特開平7−199124号公報では、正、負、正、正の屈折力の第1、第2、第3、第4レンズ群より成る4群構成のズームレンズにおいて、第3レンズ群全体を振動させて画像のぶれを補正している。
【0007】
また、本出願人は、特願平11−213370号公報にて正、負、正、正の屈折力の第1、第2、第3、第4レンズ群より成る4群構成のズームレンズにおいて、第3レンズ群全体を振動させて画像のぶれを補正するズームレンズを開示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
近年デジタルカメラやビデオカメラ等の光学機器に用いるズームレンズとして光学機器の小型化と撮像素子の高画素化に伴って、高い光学性能を有しかつレンズ系全体が小型のものが要望されている。又ビデオカメラで高画質で静止画像を記録することが望まれてきており、高い光学性能でありながら小型なレンズ系が要求されている。
【0009】
一般にズームレンズにおいて各レンズ群を屈折力を強めれば所定の変倍比を得るための各レンズ群の移動量が少なくなるため、高変倍化とレンズ全長の短縮化を図ることができる。
【0010】
しかしながら単に各レンズ群の屈折力を強めると、ズーミングやフォーカスのときの収差変動が大きくなり、又製作上の精度が厳しくなり、例えば、レンズがレンズ群内で相対軸ずれを起こすと、像性能が著しく劣化してくる。
【0011】
又、ズームレンズにおいて第1レンズ群以外のレンズ群でフォーカスを行うリヤーフォーカス方式を採用するとレンズ系全体が小型化され又迅速なるフォーカスが可能となる等の特長が得られる。
【0012】
しかしながら反面、高変倍化が難しくなり又フォーカスの際の収差変動が大きくなり、無限遠物体から近距離物体に至る物体距離全般に渡り高い光学性能を得るのが大変難しくなってくる。
【0013】
特に高変倍化を図ろうとすると全変倍範囲にわたり、又物体距離全般にわたり高い光学性能を得るのが大変難しくなってくる。
【0014】
本発明は、レンズ系全体を小型化し、高変倍比であるにもかかわらず高い光学性能を有したズームレンズ及びそれを有する光学機器の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、物体側より順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群から構成され、該第2レンズ群を像面側へ移動させて広角端から望遠端への変倍を行い、変倍に伴う像面変動を該第4レンズ群を移動させて補正するズームレンズであって、
該第2レンズ群は、1枚以上の負の単レンズと、負レンズと正レンズを接合した接合レンズより成り、
該接合レンズの負レンズの物体側と像側のレンズ面の曲率半径を各々Rs1、Rs2、
該第1レンズ群の最も物体側のレンズ面の光線有効径をφ1F、該第1レンズ群の最も像側のレンズ面の光線有効径をφ1R、該第2レンズ群の最も物体側のレンズ面の光線有効径をφ2F、広角端における全系の焦点距離をfwとするとき、
1.04 < |Rs1/Rs2| < 1.14
6.6 < φ1F/fw < 8.5
1.47 < φ1F/φ1R < 1.77
3.2 < φ1F/φ2F < 4.4
なる条件式を満足することを特徴としている。
【0016】
請求項2の発明は請求項1の発明において、前記第2レンズ群の接合レンズの負レンズの材料のアッベ数をνaとするとき、
35 ≦ νa ≦ 47
なる条件式を満足することを特徴としている。
【0017】
請求項3の発明の光学機器は、請求項1又は2のズームレンズと、該ズームレンズによって形成された像を受光する撮像素子を有していることを特徴としている。
【0018】
請求項4の発明は請求項3の発明において、前記ズームレンズの最大半画角をωwとするとき、
tanωw ≦ 0.62
の条件式を満足することを特徴としている。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のズームレンズ及びそれを有する光学機器の実施形態について説明する。
【0032】
図1は本発明の実施形態1の広角端におけるレンズ断面図、図2、図3、図4は本発明の実施形態1の広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
【0033】
図5は本発明の実施形態2の広角端におけるレンズ断面図、図6、図7、図8は本発明の実施形態2の広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
【0034】
図9は本発明の実施形態3の広角端におけるレンズ断面図、図10、図11、図12は本発明の実施形態3の広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
【0035】
図13は本発明の光学機器の要部概略図である。
【0036】
各実施形態のズームレンズのレンズ断面図において、L1は正の屈折力の第1レンズ群、L2は負の屈折力の第2レンズ群、L3は正の屈折力の第3レンズ群、L4は正の屈折力の第4レンズ群である。SPは開口絞りであり、第3レンズ群L3の前方に位置している。
【0037】
Gは光学フィルター、フェースプレート等に相当する光学ブロックである。IPは像面であり、撮像手段の撮像面が位置している。
【0038】
収差図において、d、gはd線及びg線、ΔM、ΔSはメリジオナル像面、サジタル像面、倍率色収差はg線によって表している。
【0039】
各実施形態では、広角端から望遠端への変倍(ズーミング)に際して矢印のように、第2レンズ群L2を像面側へ移動させると共に、変倍に伴う像面変動を第4レンズ群L4を移動させて補正している。また、第4レンズ群L4を光軸上移動させてフォーカシングを行うリヤーフォーカス式を採用している。第4レンズ群L4に関する実線の曲線4aと点線の曲線4bは、各々無限遠物体と近距離物体にフォーカスしているときの広角端から望遠端への変倍に伴う像面変動を補正するための移動軌跡を示している。尚、第1レンズ群L1と第3レンズ群L3は、変倍及びフォーカスの為には光軸方向に固定であるが収差補正上必要に応じて移動させてもよい。
【0040】
各実施形態においては、第4レンズ群L4を移動させて変倍に伴う像面変動の補正を行うと共に、第4レンズ群L4を移動させてフォーカスを行うようにしている。特に、曲線4a、4bに示すように、広角端から望遠端への変倍に際して物体側へ凸状の軌跡を有するように移動させている。これにより第3レンズ群L3と第4レンズ群L4との空間の有効利用を図り、レンズ全長の短縮化を効果的に達成している。各実施形態において例えば、望遠端において無限遠物体から近距離物体へフォーカスを行う場合には、矢印4cに示すように第4レンズ群L4を前方に繰り出すことで行っている。
【0041】
各実施形態においては、第3レンズ群L3の一部または全部を光軸と垂直方向の成分を持つように移動(変移)させて光学系全体が振動したときの像ぶれを補正するようにしている。これにより、可変頂角プリズム等の光学部材や防振のためのレンズ群を新たに付加することなく防振を行うようにし、光学系全体が大型化するのを防止している。
【0042】
次に各実施形態のレンズ構成の特徴について説明する。
【0043】
◎第2レンズ群L2は、1枚以上の負の単レンズと、負レンズと正レンズを接合した接合レンズより成り、該接合レンズの負レンズの物体側と像側のレンズ面の曲率半径を各々Rs1、Rs2とするとき、
1.04 < |Rs1/Rs2| < 1.14 ・・・(1)
なる条件式を満足している。
【0044】
前述した4群タイプのズームレンズにおいて、レンズ系全体の小型化を図る場合、変倍用の第2レンズ群L2の焦点距離を短くする必要がある。しかし、単純に第2レンズ群L2の焦点距離を短くすると第2レンズ群L2に屈折力の負担が大きくかかり、光学性能を良好に保つ事が困難になってくる。そこで上述のごとく第2レンズ群L2のレンズ構成及びレンズ形状を特定し、かつ条件式(1)の範囲に設定することにより、軸外の光学性能、特にフレアーを良好に補正している。
【0045】
◎第1レンズ群L1の最も物体側のレンズ面の光線有効径をφ1F、広角端における全系の焦点距離をfwとするとき、
6.6 < φ1F/fw < 8.5 ・・・(2)
なる条件式を満足している。
【0046】
条件式(2)は、ズームレンズを光学機器に用い、機器全体の小型化を図る際に好適な条件である。条件式(2)の上限値を超えて第1レンズ群L1の最も物体側のレンズ面の光線有効径が大きくなると、レンズ系全体が大型化してくる。逆に下限値をこえて小さくなると、画面周辺の光量が不足して撮影画像の周辺部分が暗くなってしまい好ましくない。
【0047】
◎第1レンズ群L1の最も物体側のレンズ面の光線有効径をφ1F、該第1レンズ群の最も像側のレンズ面の光線有効径をφ1Rとするとき、
1.47 < φ1F/φ1R < 1.77 ・・・(3)
なる条件式を満足している。
【0048】
条件式(3)は、ズームレンズを光学機器に用い装置の小型化を図りつつ良好なる光学性能を得る際に、好適な条件である。条件式(3)の上限値を超えて第1レンズ群L1の最も物体側のレンズ面と最も像面側のレンズ面との光線有効径の差が大きくなると望遠端における軸上色収差を良好に補正することが困難になってくる。逆に、下限値を超えて差が小さくなると、ズーム中間の焦点距離における軸外性能が悪化してきて好ましくない。
【0049】
◎第1レンズ群L1の最も物体側のレンズ面の光線有効径をφ1F、第2レンズ群L2の最も物体側のレンズ面の光線有効径をφ2Fとするとき、
3.2 < φ1F/φ2F < 4.4 ・・・(4)
なる条件式を満足している。
【0050】
条件式(4)は、ズームレンズを光学機器に用い、装置全体の小型化を図りつつ、良好なる光学性能を得る際に好適な条件である。条件式(4)の上限値を超えて第1レンズ群L1の最も物体側のレンズ面と第2レンズ群L2の最も物体側のレンズ面との光線有効径の差が大きくなるとズーム中間の焦点距離における画面周辺での光量を十分に確保することが困難になってくる。逆に、下限値を超えて差が小さくなると、ズーム中間の焦点距離における軸外性能が悪化してきて好ましくない。
【0051】
◎広角端と望遠端における全系の焦点距離を各々fw、ft、第iレンズ群の焦点距離をfi、望遠端において無限遠物体に合焦しているときの第4レンズ群L4の結像倍率をβ4T、
【0052】
【数3】
Figure 0003826061
【0053】
とするとき、
1.8 < f1/fA < 2.4 ・・・(5)
0.1< |f2/fA| < 0.44 ・・・(6)
1.0 < f3/f4 < 1.4 ・・・(7)
0.2 < |β4T| < 0.32 ・・・(8)
なる条件式のうちの1つ以上を満足している。
【0054】
条件式(5)は第1レンズ群L1の焦点距離を適正にするための条件式である。条件式(5)の上限値を超えて第1レンズ群L1の焦点距離が長くなりすぎると、レンズ系全体の焦点距離が長くなり、所望の焦点距離を確保するのが困難となる。逆に下限値を超えると第1レンズ群L1の屈折力の負担が大きくなり、良好な光学性能、特に望遠端の球面収差や色収差を悪化させるので好ましくない。
【0055】
条件式(6)は第2レンズ群L2の焦点距離(換言すると焦点距離の逆数であるパワー)を適正にするための条件式である。条件式(6)の上限値を超えて第2レンズ群L2の焦点距離が長くなりすぎると、収差補正上は好ましいが、所望のズーム比を得るためには第2レンズ群L2の移動量を大きくしなければならず、レンズ系全体の長大化を招き好ましくない。逆に下限値を超えるとペッツバール和が負の方向に大きくなり、像面が倒れてくるので良好な光学性能を保つのが困難になる。
【0056】
条件式(7)は結像系に相当する第3レンズ群L3と第4レンズ群L4の小型化を図るための最適な屈折力配分を表している。特に第3レンズ群L3と第4レンズ群L4の間隔を最適にした時、第3レンズ群L3から射出する光束を第4レンズ群L4に略アフォーカルで入射させ、最適なバックフォーカスを確保するためのものである。
【0057】
条件式(7)の上限値を超えると第3レンズ群L3から射出する光束がアフォーカルから逸脱し、第4レンズ群L4が大型化してくる。また第4レンズ群L4の移動に伴う収差変動が大きくなり好ましくない。逆に下限値を超えると第4レンズ群L4の屈折力が弱くなり、フォーカスのための移動量が大きくなり全長が長くなってくる。
【0058】
条件式(8)は第4レンズ群L4の結像倍率に関し、条件式(8)の範囲に設定することにより結像系に相当する第3レンズ群L3から第4レンズ群L4及び像面までの長さを短縮している。条件式(8)の上限値を超えるとバックフォーカスが短くなりすぎて、像面に配したCCD等の光学部材と干渉してくるので良くない。逆に下限値を超えるとバックフォーカスが長くなりすぎ、レンズ全長の大型化を招き好ましくない。
【0059】
◎第2レンズ群L2は1枚以上の負レンズと、負レンズと正レンズを接合した接合レンズより成り、該接合レンズの負レンズの材料のアッベ数をνaとするとき、
35 ≦ νa ≦ 47 ・・・(9)
なる条件式を満足している。
【0060】
条件式(9)は、第2レンズ群L2を構成するレンズのうちの接合レンズの負レンズの材料のアッベ数を35以上47以下にすることによって、第2レンズ群L2で発生する色収差を良好に補正するための条件である。この範囲を外れると色収差の補正が難しくなってくる。
【0061】
◎各実施形態のズームレンズをデジタルカメラ、ビデオカメラ、フィルム用カメラ等の撮像範囲が特定されている撮像素子を有する光学機器に適用したとき、
該ズームレンズの最大画角をωwは
tanωw ≦ 0.62 ・・・(10)
の条件式を満足している。
【0062】
条件式(10)は、各実施形態のズームレンズを、撮像素子を有する光学機器に適用したとき、ズームレンズの焦点距離と撮像素子の有効径より決まる撮影画角を適切に設定し、全画面にわたり、良好なる光学性能を得る為のものである。
【0063】
条件式(10)を外れると、軸外収差の補正が難しくなり、全画面にわたり、高い光学性能を得るのが難しくなってくる。
【0064】
尚、各実施形態において更に好ましくは前述の条件式の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
【0065】
1.05 < |Rs1/Rs2| < 1.13 ・・・(1a)
6.8 < φ1F/fw < 8.3 (2a)
1.50 < φ1F/φ1R < 1.70 ・・・(3a)
3.5 < φ1F/φ2F < 4.1 ・・・(4a)
1.9 < f1/fA < 2.3 ・・・(5a)
0.2< |f2/fA| < 0.42 ・・・(6a)
1.1 < f3/f4 < 1.3 ・・・(7a)
0.22 < |β4T| < 0.31 ・・・(8a)
35 ≦ νa ≦ 46 ・・・(9a)
tanωw ≦ 0.6 ・・・(10a)
◎第3レンズ群L3の最も物体側には、絞りが設けられており、該第3レンズ群L3は、物体側より順に、物体側のレンズ面が凸面で1以上の非球面を有する正レンズと、最も像側には像側に凹面を向けたメニスカス状の負レンズとを有する全体として3枚以下のレンズより成っている。
【0066】
レンズ系全体を更に小型化するには、正の屈折力の第3レンズ群L3で光束径を十分細くして、射出させることが重要である。各実施形態のズームレンズでは、もともと第3レンズ群L3には第2レンズ群L2から発散光で入射するため、該光束を細くして射出するには第3レンズ群L3の正レンズの負担が大きくなる。そこで、第3レンズ群L3の正レンズを両レンズ面が非球面のレンズにすることにより、収差が更に良好な状態を保ちつつ光束を細くしている。それにより、第3レンズ群L3と第4レンズ群L4の間隔を更に縮めることができ、レンズ系全体の小型化をより効果的に達成している。特に、両レンズ面が非球面のレンズの物体側のレンズ面には発散光が入射し、該レンズ面で収斂して像面側のレンズ面には収斂光が入射するようにして、収差補正を良好に行っている。
【0067】
◎第4レンズ群L4は、両レンズ面が凸面で、1以上の非球面を有する正レンズと負レンズとの接合レンズを有している。
【0068】
これにより第4レンズ群L4でフォーカスするときの像面変動や色収差の変動を少なくしている。
【0069】
◎第1レンズ群L1は、物体側より順に、物体側に比べ、像側に屈折力の絶対値に大きい凹面を向けた負レンズG11、正レンズG12、物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズG13で構成している。負レンズG11と正レンズG12は独立又は接合している。これにより、良好なる光学性能を得ている。
【0070】
以上のように、各実施形態によればレンズ系全体を小型化し、高変倍比にもかかわらず高い光学性能を得ている。
【0071】
この他リアフォーカス方式を採用して迅速なフォーカスを可能とし、ズーム比が10倍と高変倍比にもかかわらず広角端から望遠端のズーム領域に至る全ズーム範囲にわたり、また無限遠物体から超至近物体に至る物体距離全般にわたり高い光学性能を有し、かつFナンバーが1.8程度と大口径比でありながら、レンズの構成枚数が少ないズームレンズを実現している。
【0072】
又、第3レンズ群L3の全体または一部のレンズを光軸方向に略垂直方向の成分を持つように移動させて、被写体像の像面移動を補正し、防振を行うことにより、撮影画像のズレを防ぐための特別な光学系を用いずに容易に行っている。
【0073】
次に各実施形態1〜3に各々対応する数値実施例1〜3の数値データを示す。各数値実施例においてiは物体側からの光学面の順序を示し、Riは第i番目の光学面(第i面)の曲率半径、Diは第i面と第i面+1面との間の間隔、Niとνiはそれぞれd線に対する第i番目の光学部材の材料の屈折率、アッベ数を示す。また、もっとも像側の4つの平面はフェースプレート、フィルター等に相当するガラスブロックである。fは焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角である。またkを離心率、B、C、D、E、F・・・を非球面係数とし、光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にしてxとするとき、非球面形状は、
x=(h2/R)/[1+{1−(1+K)(h/R)21/2]+Bh4+Ch6+Dh8+Eh10+Fh12+・・・
で表示される。但しRは曲率半径である。「e−0X」は「×10-x」を意味している。又、各数値実施例における上述した条件式との対応を表1に示す。
【0074】
【外1】
Figure 0003826061
【0075】
【外2】
Figure 0003826061
【0076】
【外3】
Figure 0003826061
【0077】
【表1】
Figure 0003826061
【0078】
次に本発明のズームレンズを撮影光学系として用いたビデオカメラ(光学機器)の実施形態を図13を用いて説明する。
【0079】
図13において、10はビデオカメラ本体、11は本発明のズームレンズによって構成された撮影光学系、12は撮影光学系11によって被写体像を受光するCCD等の撮像素子、13は撮像素子12が受光した被写体像を記録する記録手段、14は不図示の表示素子に表示された被写体像を観察するためのファインダーである。上記表示素子は液晶パネル等によって構成され、撮像素子12上に形成された披写体像が表示される。15は、前記ファインダーと同等の機能を有する液晶表示パネルである。
【0080】
このように本発明のズームレンズをビデオカメラ等の光学機器に適用することにより、小型で高い光学性能を有する光学機器を実現している。
【0081】
【発明の効果】
本発明によればレンズ系全体を小型化し、高変倍比であるにもかかわらず高い光学性能を有したズームレンズ及びそれを有する光学機器を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図
【図2】 実施形態1のズームレンズの広角端における諸収差図
【図3】 実施形態1のズームレンズの中間のズーム位置における諸収差図
【図4】 実施形態1のズームレンズの望遠端における諸収差図
【図5】 実施形態2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図
【図6】 実施形態2のズームレンズの広角端における諸収差図
【図7】 実施形態2のズームレンズの中間のズーム位置における諸収差図
【図8】 実施形態2のズームレンズの望遠端における諸収差図
【図9】 実施形態3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図
【図10】 実施形態3のズームレンズの広角端における諸収差図
【図11】 実施形態3のズームレンズの中間のズーム位置における諸収差図
【図12】 実施形態3のズームレンズの望遠端における諸収差図
【図13】 本発明の光学機器の要部概略図
【符号の説明】
L1 第1レンズ群
L2 第2レンズ群
L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群
SP 絞り
IP 像面
d d線
g g線
ΔM メリディオナル像面
ΔS サジタル像面
G ガラスブロック

Claims (4)

  1. 物体側より順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群から構成され、該第2レンズ群を像面側へ移動させて広角端から望遠端への変倍を行い、変倍に伴う像面変動を該第4レンズ群を移動させて補正するズームレンズであって、
    該第2レンズ群は、1枚以上の負の単レンズと、負レンズと正レンズを接合した接合レンズより成り、
    該接合レンズの負レンズの物体側と像側のレンズ面の曲率半径を各々Rs1、Rs2、
    該第1レンズ群の最も物体側のレンズ面の光線有効径をφ1F、該第1レンズ群の最も像側のレンズ面の光線有効径をφ1R、該第2レンズ群の最も物体側のレンズ面の光線有効径をφ2F、広角端における全系の焦点距離をfwとするとき、
    1.04 < |Rs1/Rs2| < 1.14
    6.6 < φ1F/fw < 8.5
    1.47 < φ1F/φ1R < 1.77
    3.2 < φ1F/φ2F < 4.4
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第2レンズ群の接合レンズの負レンズの材料のアッベ数をνaとするとき、
    35 ≦ νa ≦ 47
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1のズームレンズ。
  3. 請求項1又は2のズームレンズと、該ズームレンズによって形成された像を受光する撮像素子を有していることを特徴とする光学機器。
  4. 前記ズームレンズの最大画角をωwとするとき、
    tanωw ≦ 0.62
    の条件式を満足することを特徴とする請求項の光学機器。
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