JP3861980B2 - 帯電装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は放電ワイヤとグリッドを有するコロナ帯電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置に使用される帯電装置として、コロナ放電を利用したものが一般に広く用いられている。特に、感光体を帯電するためには、放電ワイヤと感光体表面の電位を制御するグリッドを備えたスコロトロンと呼ばれる装置が用いられている。この装置は画像形成を行うにつれて、放電ワイヤの劣化や付着物が付くことにより、画像が乱されることがあった。これを改善する手段として、ワイヤに清掃部材を接触させて摺動させることにより、クリーニングを行うものが提案されている(特公平4−64066号公報)。また、グリッドとワイヤの両方とも清掃するものも提案されている(実開昭63−24561号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、コロナ帯電装置は感光体の上方に配置し、帯電を行うことが一般的に行われている。これは浮遊トナー等が落下してコロナ帯電装置を汚染するのを防ぐためであった。その結果、コロナ放電によって発生するオゾンや窒素酸化物等、空気より重い生成物が、装置停止時などファンが停止している時に感光体表面近傍に滞留し、感光体層の劣化、画像の劣化を招く原因となっていた。これに対してコロナ帯電装置を感光体の下方に配置することより、感光層をオゾンや窒素酸化物から守ることが可能である。
【0004】
しかし、コロナ帯電装置を感光体の下方に配置した場合、放電ワイヤがグリッドよりも下方に位置するため、放電ワイヤに清掃部材を接触させて、摺動するものにあってはカートリッジを取り外して清掃を終了し、カートリッジを装置に装着する時にグリッドに付着していたトナー等の異物がワイヤに落下し、清掃の効果が不充分になるという問題があった。
【0005】
また、グリッド、ワイヤ両方とも清掃するものでは、帯電装置の配置方向、グリッド清掃部材とワイヤ清掃部材の位置関係が明確ではない。このため、例えばグリッドとワイヤを同時に清掃したのでは、グリッド清掃部材からワイヤへトナー等の異物が落下し、ワイヤの清掃効果が十分に得られず、帯電装置を感光体の下方に配置して帯電を行う場合に、清掃直後より画像不良が発生するという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するためのもので、感光体の下方から帯電を行う場合に、帯電装置の清掃効果を十分に高めて良好な画像が得られるようにするものである。
そのために本発明は、放電ワイヤとグリッドを有し、感光体の下方に配置されてコロナ帯電を行う帯電装置において、放電ワイヤに当接するワイヤ清掃部材およびグリッドに当接するグリッド清掃部材を有し、放電ワイヤおよびグリッドの張架方向に沿って摺動することにより清掃を行う清掃手段を備え、前記清掃手段は、グリッド清掃部材が固定され、ワイヤ清掃部材が回動可能に取り付けられる清掃部材支持部材を有し、前記清掃部材支持部材を放電ワイヤおよびグリッドの張架方向に沿って移動させることにより、前記清掃手段の摺動時進行方向においてグリッド清掃部材がワイヤ清掃部材よりも先行するようにして清掃を行うことを特徴とする。
また、本発明は、前記清掃手段は、放電ワイヤおよびグリッドの張架方向に沿う往復摺動の少なくとも復路においてグリッド清掃部材がワイヤ清掃部材よりも進行方向において先行するように構成されていることを特徴とする。
また、本発明は、ワイヤの清掃範囲とグリッド清掃範囲の共通部分を少なくとも有効画像範囲より広くしたことを特徴とする。
また、本発明は、グリッド清掃部材は、残留物がグリッド上に残らない材質からなることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の帯電装置の清掃部材を説明する図、図2は帯電装置の清掃メカニズムを説明する図である。
本発明の帯電装置は、ケース8内に収納されて感光体11の下方に配置され、清掃時にはケースの回転カバー10を開いてカートリッジを取り外せるようになっている。回転カバー10には、清掃部材つまみ7がその待機位置において嵌合する位置規制用開口部9が設けられている。一方、帯電装置のハウス1の底面は放電ワイヤとグリッドの張架方向に沿って開口しており、清掃部材つまみ7はその開口を通して清掃部材支持部材4に接続している。したがって、清掃部材つまみ7がその待機位置にある状態で、回転カバー10を開くと、清掃部材つまみ7は手動で感光体軸方向に移動させることができる。清掃部材支持部材4にはグリッドに当接するグリッド清掃部材6、ワイヤ清掃部材5が取り付けられていて、清掃部材つまみ7を持って清掃部材支持部材4を放電ワイヤ、グリッドを清掃できる。なお、帯電装置により発生するオゾン等は矢印12で示す排気方向に、清掃部材つまみ待機位置規制用開口部9とは反対側に排気ポンプ(図示せず)を設けて排気しており、開口部9から浮遊トナー等が入り込みにくくしている。
【0008】
図2に示す例では、グリッド3は感光体軸方向に延びる長方形のプレートに斜め方向に多数の孔を開けた構成のもので、その下方にワイヤ2が張られている。本発明の清掃手段は、清掃部材支持部材4にグリッド3の下面に当接するグリッド清掃部材6と、ワイヤ2を両側から挟むワイヤ清掃部材5が取り付けられている。上記したように、清掃部材支持部材4には清掃部材つまみ7が取り付けられており、清掃部材つまみ7は帯電装置のハウス1の底面に軸方向に沿って形成された開口を通してケース8外に延びており、清掃部材つまみ7を掴んでこれを感光体軸方向に往復動することにより、グリッドとワイヤの清掃が行われる。
【0009】
グリッド清掃部材6は清掃部材支持部材4に固定され、一方、ワイヤ清掃部材5は清掃部材支持部材4に対して回動可能に取り付けられているので、清掃部材つまみ7を持ってワイヤ張架方向に沿って往復動させた時、ワイヤ2との摩擦によりワイヤ清掃部材5はグリッド清掃部材6に対して遅れを生ずる。そのため、グリッド清掃部材がワイヤ清掃部材より先行し、グリッド清掃部材によりグリッドから異物がワイヤ側に落下しても後から到達するワイヤ清掃部材によってその汚れは取り除かれる。
【0010】
このように、清掃部材の進行方向においてグリッド清掃部材がワイヤ清掃部材よりも常に先行するようにしたので、グリッド清掃によりワイヤへ落下した異物を取り除くことができ、この場合、感光体往路においてグリッド清掃によりワイヤへ落下した異物をワイヤ清掃部材により十分に取り除くことができない場合にも、復路のワイヤ清掃により取り除くことが可能であり、より清掃効果を高めることが可能である。
【0011】
また、ワイヤとグリッドの清掃部材の両方とも有効画像幅に対してこれよりも広い範囲を清掃できるように移動範囲を設定する。これにより、有効画像幅に対してワイヤ、グリッド両方とも清掃を行うことが可能である。
【0012】
また、グリッドにフェルトやブラシ等の毛が残留すると異常放電が発生して画像を乱す場合がある。そこで、グリッド清掃部材には抜け毛等残留物がグリッド上に残らない部材、例えば合成皮革等を用いるようにする。これにより異常放電を防ぐことが可能である。
【0013】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、清掃部材の進行方向において、グリッド清掃部材がワイヤ清掃部材よりも先行するようにしたので、グリッド清掃によりワイヤへ落下した異物を後から到達するワイヤ清掃部材で取り除くことができる。また、往路において十分ワイヤへの落下物を取り除くことができない場合であっても、復路のワイヤ清掃によりこれを取り除くことができ、より清掃効果を多高めて良好な画像を得ることができる。また、有効画像幅に対してワイヤとグリッドの清掃部材の移動範囲を広く設定することにより、有効画像幅の清掃を行うことができ同様に良好な画像が得られる。また、グリッド清掃部材には残留物がグリッド上に残らない部材を用いることで異常放電を防ぎ、良好な画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置に用いられる帯電装置の清掃部材を説明する図である。
【図2】 帯電装置の清掃メカニズムを説明する図である。
【符号の説明】
1…ハウス、2…ワイヤ、3…グリッド、4…清掃部材支持部材、5…ワイヤ清掃部材、6…グリッド清掃部材、7…清掃部材つまみ、8…ケース、9…清掃部材つまみ待機位置規制用開口部、10…回転カバー、11…感光体。

Claims (4)

  1. 放電ワイヤとグリッドを有し、感光体の下方に配置されてコロナ帯電を行う帯電装置において、放電ワイヤに当接するワイヤ清掃部材およびグリッドに当接するグリッド清掃部材を有し、放電ワイヤおよびグリッドの張架方向に沿って摺動することにより清掃を行う清掃手段を備え、前記清掃手段は、グリッド清掃部材が固定され、ワイヤ清掃部材が回動可能に取り付けられる清掃部材支持部材を有し、前記清掃部材支持部材を放電ワイヤおよびグリッドの張架方向に沿って移動させることにより、前記清掃手段の摺動時進行方向においてグリッド清掃部材がワイヤ清掃部材よりも先行するようにして清掃を行うことを特徴とする帯電装置。
  2. 前記清掃手段は、放電ワイヤおよびグリッドの張架方向に沿う往復摺動の少なくとも復路においてグリッド清掃部材がワイヤ清掃部材よりも進行方向において先行するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の帯電装置。
  3. ワイヤの清掃範囲とグリッド清掃範囲の共通部分を少なくとも有効画像範囲より広くしたことを特徴とする請求項1または2記載の帯電装置。
  4. グリッド清掃部材は、残留物がグリッド上に残らない材質からなることを特徴とする請求項1または2記載の帯電装置。
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