JP3856620B2 - スパナイズ布帛 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感性と機能性に優れた布帛に関する。さらに詳しくは、新規なスパナイズ感、均一色のナチュラル外観、繊細なドライ感、フェミニンなシルエットといった高感性を呈し、且つ吸汗・速乾といった快適機能性にも優れたスパナイズ布帛に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より合成繊維、特にポリエステル繊維でスパナイズ感を表現するために、潜在的(原糸の段階で、目視では繊維の太細が認識不可能)には、ポリエステル未延伸糸を不均一延伸して太細を付与する方法、また、顕在的(原糸の段階で、目視でも繊維の太細が認識可能)には、芯糸に対し鞘糸が三重に捲き付いた三重捲回部と一重捲回部とを交互に形成させる方法が知られている。
【0003】
一方、ドライ感を得るために繊維中に微細孔を形成させる試みも報告されている。さらには、このような繊維を用いて異収縮混繊糸もしくは複合仮撚糸を形成し、布帛に膨らみ感や柔軟性(ソフト感)を付与することも提案されている。
【0004】
しかしながら、このような従来のスパナイズ感、ドライ感を有するポリエステル繊維から構成される布帛は、布帛に手を触れた際に感じられる、繊細なドライ感の点では未だ不十分であり、より繊細なドライ感を有するポリエステル布帛の出現が待ち望まれていた。
【0005】
さらに、ポリエステル未延伸糸を不均一延伸して太細を付与した場合、染色によって太部が細部より濃染するため、ナチュラル外観に欠けるという問題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、従来のかかる問題点を解決し、繊細なドライ感、新規なスパナイズ感、均一なナチュラル外観、フェミニンなシルエットといった高感性を呈し、且つ吸汗・速乾といった快適機能性にも優れたポリエステル布帛を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上記目的を達成するために鋭意検討した結果、糸長方向に見掛けの太細差を有しながら、該太部と該細部とが同一色に染色可能であるポリエステルマルチフィラメント糸条を用いるとき、所望の布帛が得られることを究明した。
かくして本発明によれば、下記の方法により測定される見掛けの太細比が1.1以上のポリエステルマルチフィラメント糸から構成される布帛であって、前記ポリエステルマルチフィラメント糸が、インターレースを施した後、一旦捲き取り、延伸を施して得られたポリエステルマルチフィラメント糸であり、フィラメント単糸がそれぞれ繊維方向にランダムな繊度分布を有しており、該太部と該細部とが同一色に染色可能であることを特徴とするスパナイズ布帛が提供される。
【0008】
(見掛けの太細比の測定方法)
布帛を構成する糸条を、少なくとも10cmの長さに亘って電子顕微鏡を用いて観察し、その電子顕微鏡画面上もしくは写真上で、最も糸が膨らんだ部分(太部)の幅と最も糸が集束した部分(細部)の幅との比を求める。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明におけるポリエステルは、エチレンテレフタレート単位を繰返し単位とするポリエチレンテレフタレートが好ましく使用されるが、必要に応じて第3成分を少量(通常は全繰返し単位を基準として15モル%以下、好ましくは10モル%以下、特に好ましくは5モル%以下)共重合した共重合ポリエステルでもよく、また、艶消し剤、その他の添加剤を加えてもよい。
【0010】
例えば、下記式で表されるスルホン酸化合物をポリエステルを構成する2官能性カルボン酸成分に対して0.3〜15モル%含有するものは、アルカリ減量処理すると繊維表面に微細孔を形成することができ、繊細なドライ感を有した布帛が得られるので好ましい。
【0011】
【化1】
Figure 0003856620
【0012】
式中、Rは炭素数3〜30のアルキル基または炭素数7〜40のアリール基もしくはアルキルアリール基、M1およびM2はアルカリ金属またはアルカリ土類金属、nは0〜2の整数を示す。
【0013】
上記式において、Rがアルキル基またはアルキルアリール基であるときは、該アルキルは直鎖状でも分岐した側鎖を有していてもよい。特に減量後の微細孔形状の点からRがアルキルアリール基であるアルキルアリールスルホン酸金属塩が好ましい。M1およびM2はナトリウム、カリウム、リチウム等のアルカリ金属、またはカルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属であり、なかでもナトリウム、カリウム、マグネシウムが好ましい。
【0014】
かかるスルホン酸化合物の好ましい具体例としては、アルキルスルホン酸ナトリウム、スルホイソフタル酸ナトリウム等があげられる。
【0015】
また、上記スルホン酸化合物は1種のみ単独で使用しても、また2種以上併用してもよい。その添加時期はポリエステル繊維を製造するにあたり、該ポリエステルを溶融紡糸の吐出が修了する以前の任意の段階で良く、たとえばポリエステル原料中に添加配合しても、ポリエステル合成中に添加しても、また合成終了後から溶融吐出紡糸するまでの間に添加してもよい。いずれにしても、添加後溶融状態で混合されるようにするのが好ましい。
【0016】
次に、本発明の布帛を構成するポリエステルマルチフィラメント糸は、糸長方向にマルチフィラメントとしての見掛けの太さ斑を有しており、その太部と細部との比が1.1以上であることが肝要である。
【0017】
ここで、見掛けの太細比は以下の方法により測定する。即ち、布帛を構成する糸条を、少なくとも10cmの長さに亘って電子顕微鏡を用いて観察し、その電子顕微鏡画面上もしくは写真上で、最も糸が膨らんだ部分(太部)の幅と最も糸が集束した部分(細部)の幅との比を求める。
【0018】
上記の、太部と細部との比が1.1未満の場合は、充分なスパナイズ感と均一なナチュラル外観が発現しない。また、太部と細部との長さには特に限定はないが、太部の長さが10〜50mmで、隣接する太部/細部の糸長比が1/0.5〜1/30であることが好ましい。
【0019】
上記のポリエステルマルチフィラメント糸は、例えば、マルチフィラメントを構成する各フィラメント間に、ランダムな繊度分布及びそれに起因する収縮分布を持たせることにより得ることができる。
【0020】
この際の繊度分布は、1.11〜4.44dtexであることが好ましい。このような繊度分布を持たせることにより、各フィラメント間には沸水収縮率が3.0〜15.0%のランダムな収縮斑が発現し、マルチフィラメントとしての見掛けの太さ斑が発現する。
【0021】
また、上記のポリエステルマルチフィラメント糸は、構成フィラメントがランダムな繊度分布を有しているので、太部と細部とが同一色に染色可能である。
【0022】
ここで、同一色とは、形態差から太細の外観を認識することはできるが、染着差によりスラブ調の外観を呈するものではないということを意味する。
【0023】
上記フィラメントは、丸断面であっても上述のナチュラル感、ドライ感を発現する事はできるが、三角(異型)断面の方が繊細なドライ感やスパナイズ外観を付与する面でより好ましい。また、吸汗・速乾といった快適性を発現させる場合にも三角(異型)断面の方が単繊維間の毛細管現象による水分の拡散性を発現しやすく好ましい。
【0024】
上記のポリエステルマルチフィラメント糸は、具体的には下記の方法により製造することができる。すなわち、前述のポリエステルを例えば275〜300℃で紡糸口金から溶融吐出し、冷却固化した紡出糸条に油剤を付与し、インターレース付与装置でインターレースを付与した後、ポリエステルのガラス転移温度以下に設定した予熱ローラーおよび延伸ローラーを介して半延伸糸を一旦ワインダーに捲き取る。
【0025】
次いで、得られた半延伸糸を、延伸速度500〜1500m/分で、80〜110℃に加熱した予熱ローラーおよび170〜220℃に設定した非接触式ヒータを経て、1.1〜2.0倍の延伸倍率で延伸し、さらに必要に応じて150〜200℃に設定した接触式または非接触式ヒーターを経て、0.8〜1.2倍の延伸倍率で熱セットを施す事により得られる。
【0026】
上記のポリエステルマルチフィラメント糸を用いて布帛を製造するには、必要に応じて適度な撚りを施し、所望の組織に織編すればよい。また、得られた布帛は必要に応じてリラックス、熱セット、アルカリ減量処理を施すことにより、従来の織編物では表現できなかった優れたナチュラルスパナイズ外観と、繊細なドライ感、さらにはフェミニンなシルエットが発現する。
【0027】
なお、本発明は、新規なスパナイズ感、均一色のナチュラル外観、繊細なドライ感を有する布帛の製造を意図しているので、複雑な組織に織成・編成するのは好ましくなく、平織もしくはその変化組織、綾織もしくはその変化組織、サテン織等に織編成するのが好ましい。また、本発明の布帛を構成するポリエステル繊維の該布帛中に占める割合は、必ずしも100%である必要はないが、優れたスパナイズ外観とナチュラル感、ドライ感を得るためにはその割合が多いほど好ましい。
【0028】
さらに、上記のポリエステルマルチフィラメント糸を構成するフィラメントの表面に凹凸を付与することにより水の接触角度を低下させ、さらには単繊維間の毛細管現象による水分の拡散性を利用することにより、布帛そのものに吸汗性(吸水性)を持たせることも可能である。
【0029】
【実施例】
以下、実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるものではない。
【0030】
[実施例1]
炭素数が7〜20で平均炭素数が8であるアルキルスルホン酸ナトリウムを0.75重量%含有した固有粘度(35℃のオルソクロロフェノール溶液で測定)が0.65のポリエチレンテレフタレートを紡糸口金から溶融吐出し、該吐出糸条を冷却固化させた後に油剤を付与し、次いでインターレースを付与した後に2300m/分の速度で引取り、3000m/分の速度で半延伸し、巻き取った。
【0031】
得られた半延伸糸を、予熱ローラー温度90℃、熱セットヒーター(非接触式)温度200℃、延伸倍率1.4倍、延伸速度800m/分で延伸した後、熱セットヒーター(接触式)温度175℃、延伸倍率0.98倍で熱セットして巻き取り、120dtex/36フィラメントの糸条を得た。
【0032】
得られた糸条に1000T/mの撚を付与したものを経糸及び緯糸に用い、経糸密度:78本/2.54cm、緯糸密度:68本/2.54cm、の規格にて平織り(ボイル)に織成した。次いで常法にしたがって精練、プレ熱セット、アルカリ減量加工(減量率15%)、染色加工、ファイナル熱セットを施して仕上げた。
【0033】
得られた布帛を構成するポリエステルマルチフィラメント糸の見掛けの太細比は1.5であり、布帛は均一に染色されていて、新規なスパナイズ感、ナチュラル外観、繊細なドライ感、フェミニンなシルエットといった高感性を呈し、且つ吸汗・速乾といった快適機能性にも優れたものであった。
【0034】
[実施例2〜3、比較例1〜2]
実施例1において、半延伸糸の延伸倍率を種々変化させ、布帛を構成するポリエステルマルチフィラメント糸の見掛けの太細比を表1に示す如く変更した以外は実施例と同様に実施した。
【0035】
得られた布帛を構成するポリエステルマルチフィラメント糸の見掛けの太細比及び布帛の評価結果を併せて表1に示す。なお、各評価項目及び総合評価は、極めて良好(優)、良好(良)、不良(不可)の三段階にランク付けし、総合評価は、布帛の柔らかさ(柔軟性)も加味して官能判定した。
【0036】
【表1】
Figure 0003856620
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、従来見られなかった新規なスパナイズ感、均一色のナチュラル外観、繊細なドライ感、フェミニンなシルエットといった高感性を呈しながら、吸汗・速乾といった快適機能性に優れたポリエステル布帛を提供することがでる。

Claims (2)

  1. 下記の方法により測定される見掛けの太細比が1.1以上のポリエステルマルチフィラメント糸から構成される布帛であって、前記ポリエステルマルチフィラメント糸が、インターレースを施した後、一旦捲き取り、延伸を施して得られたポリエステルマルチフィラメント糸であり、フィラメント単糸がそれぞれ繊維方向にランダムな繊度分布を有しており、該太部と該細部とが同一色に染色可能であることを特徴とするスパナイズ布帛。
    (見掛けの太細比の測定方法)
    布帛を構成する糸条を、少なくとも10cmの長さに亘って電子顕微鏡を用いて観察し、その電子顕微鏡画面上もしくは写真上で、最も糸が膨らんだ部分(太部)の幅と最も糸が集束した部分(細部)の幅との比を求める。
  2. ポリエステルフィラメントが、その表面に凹凸を付与することにより、水の接触角度を低下させたフィラメントである請求項1記載のスパナイズ布帛。
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