JP3856172B2 - 押印装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像記録装置等の本機に対してオプション機器として着脱可能で、本機に装着され、本機側から搬入されるシート(枚葉紙、単票紙、カットシート)に所定情報を押印する押印装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば、銀行・証券会社等の金融機関においては、手形・小切手・株券等のシート状原稿の画像情報は、マイクロフィルマーやイメージスキャナー等の画像記録装置によって、保存記録処理されている。
【0003】
また、これらの原稿には各々の金融機関において、所定の処理がなされたことを証明するために、記録済みの原稿の主として裏面には、受入・処理機関の名称、支店番号、処理コード、日付等の内容を明記するための押印(エンドースメント)が施されるのが一般的である。
【0004】
このため、上述の画像記録装置には、該装置に導入され記録部を通過した記録済みの原稿に対して、上記内容が記載された押印を自動的に施す押印装置を具備させ、記録済み原稿に必要に応じて記録済み印や付加情報を付して、排出させるようにしたものがある。
【0005】
図10に、このような画像記録装置の一例の概略構成を示す。10は画像記録装置である。13は押印装置である。この押印装置13はユーザーが必要に応じて任意選択で画像記録装置に対して装着して使用する、画像記録装置に着脱可能なオプション機器であり、画像記録装置10の排紙口19側に画像記録装置側と機械的・電気的に所定に接続して装着具備させてある。画像記録装置10に押印装置13が装着された状態において画像記録装置10側の排紙口19に押印装置13側の給紙口20が対応位置して両装置10・13は連通している。
【0006】
画像記録装置10において、1は給紙トレイであり、このトレイ1上に手形・小切手・株券等のシート状原稿(以下、シートと記す)Pが積載セットされる。記録スタートキー(不図示)が押されると、トレイ1上の原稿である積載シートPは給紙ローラ2と分離ローラ3により1枚ずつ分離されて装置内に順次に給送され、搬送ローラ対4・5・7・8、ガイド部材等から構成される、画像記録装置内のシート搬送路を所定の速度で搬送される。
【0007】
そして、1枚分離給送シートPが搬送ローラ対5・7の間を搬送される過程において記録部6により該シートPの画像情報が記録処理される。記録部6は、縮小投影光学系や光電変換読取系等であり、搬送されたシートPの画像情報をマイクロフィルムあるいは光磁気ディスク等の電気的記録媒体に記録処理する。
【0008】
記録部6を通過した記録済みシートPは搬送ローラ対7・8を通過して、画像記録装置10の原稿排紙口側に接続して装着具備させた押印装置13内に導入される。押印装置13内に導入された記録済みシートPは、搬送ローラ対14・17、ガイド部材等から構成される、押印装置13内のシート搬送路を引き続き所定の速度で搬送される。
【0009】
そして、シートPが搬送ローラ対14・17の間を搬送される過程において該ローラ対14・17間に配設した押印部15とこれに対向のプラテンローラ16の間を通過する過程において、押印部15の作動で搬送シートP面に押印が施される。押印部15は例えば押印ドラムやインクジェットヘッド等による押印印字機構である。
【0010】
このようにして記録済み・押印済みのシートP′が押印装置13の排紙口21から排紙トレイ18へ順次に排出される。
【0011】
画像記録装置10において、シート搬送路の記録部6よりもシート搬送方向上流側の搬送ローラ対4・5間にはシート検知センサ9が配設されており、このセンサ9による搬送シート先端検知信号が画像記録装置10内の制御回路11へ入力される。制御回路11は該入力信号に基づいて、画像形成装置側の記録部6の記録開始タイミングや、押印装置13側の押印部15の押印動作開始タイミング等を制御する。
【0012】
画像記録装置10側の各ローラ2・3・4・5・7・8は画像記録装置10内の駆動モータ12により不図示のベルトやギア等の駆動伝達手段によって駆動される。また押印装置13側の各ローラ14・16・17も画像記録装置10内の駆動モータ12に不図示のベルトやギア等の駆動伝達手段を介して接続され、画像記録装置10側の駆動モータ12により画像記録装置側の各ローラのシート搬送速度に同期した速度で駆動される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例のようなオプション機器としての押印装置13は、本機である画像記録装置10に対してユーザーが容易に着脱出来、所定に正しく装着して使用出来ることが望ましいが、画像記録装置10との専門的な機械的および電気的な接続操作が必要となるので、サービスマンによる作業が不可欠であった。
【0014】
即ち、従来例の押印装置13では、画像記録装置10側に設けられたシート検知センサ9によるシート検知信号に基づいて、押印動作開始タイミングが制御されるので、画像記録装置10側との電気的接続を無くすことは困難であった。
【0015】
画像記録装置10に対してオプション機器としての押印装置13をサービスマンによらずユーザーが容易に着脱出来るようにするためには、画像記録装置10側から押印装置13側への駆動の供給や信号のやり取りを行なうための専門的な機械的および電気的接続や設定をなしにする必要があり、そのためには、押印装置13側にも駆動源を具備させ、画像形成装置10とは別電源により駆動する装置構成とすることが望ましい。
【0016】
しかしながら、押印装置13の電源および電源スイッチを画像記録装置10とは別に独立させて設けると、装置の使用に際して、画像記録装置10の電源スイッチをON操作し、さらに押印装置13の電源スイッチも忘れずにON操作する必要があり、操作が煩雑になるし、また押印装置13の電源スイッチのON操作を失念し勝ちである。
【0017】
押印装置13の電源スイッチをOFFにしたまま、画像記録装置10のみを駆動させてシートPを搬送させてしまうと、画像記録装置10側から押印装置13側に導入される記録済みのシートPは、押印装置13内の搬送ローラが駆動されないので画像記録装置10と押印装置13との連結部分のシート搬送路で必ずジャムが発生する。この場合、原稿であるシートPは、手形・小切手等の重要書類であるため、ジャムによって折れたり、破損したりすることは好ましくない。
【0018】
そこで本発明の目的は、画像記録装置等の本機に対して着脱可能なオプション機器としての押印装置について、既存の画像記録装置等の本機に対して、専門的な機械的および電気的接続操作を必要とせず、したがってサービスマンによらずユーザーが容易に着脱可能で所定に正しく装着して使用出来るようにした押印装置を提供することにある。
【0019】
また、その他の目的としては、装置使用時の操作性を向上させるとともに、電源投入忘れによる搬送シートのジャムトラブルの発生を厳に防止するようにした押印装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は下記の構成を特徴とする押印装置である。
【0023】
画像記録装置等の本機に着脱可能で、本機に装着され、本機と独立した駆動源により駆動され、本機側から搬入されるシートに押印を施す押印装置であり、
本機側からの搬入シートの有無を検知するシート検知手段と、
シート搬送路の前記シート検知手段よりもシート搬送方向下流側に配設されたシート搬送手段と、
前記シート搬送手段により搬送されるシートに押印を施す押印手段と、
前記シート検知手段によるシート検知信号に基づいて、前記シート搬送手段と前記押印手段を駆動制御する駆動制御手段と
を備え、
前記押印装置は、電源供給状態において、前記駆動制御手段が駆動制御を停止する駆動停止モードと、駆動制御可能な駆動待機モードとを有し、前記画像記録装置等の本機の電源スイッチに連動して本機側電源のON状態を表示する発光表示手段により発光表示された光を受光する受光手段を備え、該受光手段による受光信号に基づき、前記駆動制御手段が自動的に前記駆動待機モードとなること、また前記押印装置に配設された発光表示手段が発光表示状態となることを特徴とする押印装置。
【0024】
〈作 用〉
即ち本発明に係る、画像記録装置等の本機に対して着脱可能なオプション機器としての押印装置は、画像記録装置等の本機と独立した駆動源により駆動され、かつ押印装置側に設けた、本機側からの搬入シートの有無を検知するシート検知手段によるシート検知信号に基づいて押印装置のシート搬送手段と押印手段を駆動制御するので、画像記録装置等の本機側から押印装置側への駆動の供給や信号のやり取りを行なうための専門的な機械的および電気的接続や設定を無くすことが可能であり、したがってサービスマンによらなくとも、ユーザーが簡単・容易に画像記録装置等の本機に対して着脱して所定に正しく装着し使用することが可能となる。
【0025】
押印装置の電源(電源回路)は、画像記録装置等の本機の電源のON/OFF状態に追従して自動的にON(駆動待機モード)/OFF(駆動停止モード)切り替え制御され、押印装置の電源を手動でON/OFFする操作はないので、操作性が向上するとともに、押印装置の電源の入れ忘れによる該押印装置の不作動で、画像記録装置等の本機側から押印装置側に搬入されたシートがジャムする事態の発生を厳に防止出来る。
【0026】
また作業の終了後に、画像記録装置等の本機の電源はOFF操作しても押印装置の電源は切り忘れすることによる電力の無駄消費も防止出来る。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
【0028】
(1)画像記録装置100
図1は画像記録装置100の外観斜視図、図4は横断側面図である。
【0029】
画像記録装置100は不図示のコード等により商用電源と接続されて電力供給を受ける。119は電源スイッチであり、この電源スイッチがONされることで画像記録装置100は使用可能状態になる。電源スイッチ119がONされると、画像記録装置100の本体上部中央部に配設された電源表示部120が点灯して画像記録装置100の電源がON状態にあることが表示される。この電源表示部120は、LEDランプ121と、これをカバーする装置本体上部カバー123に設けられた透明窓部材122より構成される。
【0030】
110は画像記録装置100の前面部に設けた原稿給紙台、112・112は該原稿給紙台110の左右側に設けたガイド規制板(サイドガイド)であり、シート搬送方向に直交する方向にスライド移動操作自由である。
【0031】
111は給紙トレイであり、画像記録装置100の前面部に装置手前側に張り出させて設けてある。不使用時は画像記録装置100から取り外すこともできる。111aは給紙トレイ111を延長拡張する補助トレイであり、給紙トレイ111に引き出し・押し込み格納自由に具備させてある。
【0032】
原稿としての手形・小切手等のシートPは原稿給紙台110上に積載され、左右のガイド規制板112・112により両サイドを規制整列されてセットされる。シートPが大サイズであれば原稿給紙台110と給紙トレイ111にまたがらせて積載セットされる。更に大サイズのシートであれば補助トレイ111aを引き出して給紙トレイ111を延長拡張する。
【0033】
記録スタートキー(不図示)が押されると、上記の積載セットシートPの最上位のシートが給紙ローラ101の駆動によって繰り出され、送りローラ102と分離ローラ103とのローラ対により上記の最上位のシートのみが次位以下のシートから1枚分離されて給送される。
【0034】
このように1枚分離給送されたシートは、レジストローラ104、第1ニップローラ105、第2ニップローラ106、搬送ローラ107、排紙ローラ108、搬送ガイド117等から構成される、画像記録装置100内のシート搬送路を所定の速度で搬送される。このシート搬送路は第2ニップローラ106以降からは画像記録装置100の本体上面部に配設した排紙部113へ向かうUターン(U字状)搬送路としてあり、したがってシート搬送路を搬送されたシートは排紙ローラ108から排紙部113へ排紙される。
【0035】
114は開閉自在の排紙トレイであり、排紙部113の上に畳み込むことができ、また排紙部113上から図示のように開き回動させて排紙部113を延長拡張することで大サイズシートの排紙に対処できる。
【0036】
上記のシート搬送路の第1と第2のニップローラ105・106間にはシート搬送路を中にして上側と下側とに第1と第2の画像読取部115・116を配設してある。したがってシート搬送路を搬送されるシートはこの第1と第2の画像読取部115・116の間を通過していく過程において表裏の画像が読み取られる。本実施例の装置においては第1と第2の画像読取部115・116は光電読取ユニットであり、シートの表裏の画像は光電変換読取され、光磁気ディスク等の記録装置(不図示)に記録される。
【0037】
この画像記録装置100内の上記の各ローラは、駆動源であるモータ118によって不図示の動力伝達系を介して駆動される。またシート搬送路の送りローラ・分離ローラ対102,103と、レジストローラ104との間にはシート検知センサ109を配設してあり、このセンサ109によるシート検知信号が制御回路(不図示)に入力される。制御回路は該入力信号に基づいてレジストローラ104の駆動開始タイミングや画像読取部115・116での読取開始タイミング等を制御する。
【0038】
かくして、画像記録装置100に積載セットしたシートPが順次に1枚分離給送され、積載セットの全てのシートの画像読取・記録処理が順次に実行され、記録済みシートが排紙部113・排紙トレイ114上に順次に排出される。
【0039】
(2)押印装置200
図2は押印装置200の外観斜視図、図3及び図5はそれぞれ該押印装置200を装着した状態の画像記録装置100の外観斜視図と横断側面図である。
【0040】
a)装置の装着
本実施例の押印装置200は、図3のように、排紙口252を有する装置前面側を前向きして画像記録装置100の上面部の排紙部113上に画像記録装置の左右側面板124・124の上縁部間を跨がらせて、かつ装置後部を画像記録装置100の左右側面板124・124と装置本体上部カバー123との段差部に突き当てて受け止めさせた状態(図5)にして載置することで画像記録装置100に対して装着される。
【0041】
より具体的には、本実施例の押印装置200の左右の側面板250・250の下縁部にはその長手に沿って、画像記録装置100の左右の側面板120・120の上縁部の上面部と内側面部の直角2面に対応する直角2面を有する係合凹溝部250a・250aを具備させてあり、この係合凹溝部250a・250aをそれぞれ画像記録装置100の左右の側面板124・124の上縁部に係合させて押印装置200を画像記録装置100の本体上面部の排紙部113上に装置の左右側面板124・124の上縁部間を跨がらせ、かつ装置後部を画像記録装置の左右側面板124・124と装置本体上部カバー123との段差部に受け止めさせて載置することで画像記録装置100に対して安定に装着される。
【0042】
上述のような押印装置200の画像記録装置100に対する装着操作は、専門的な機械的および電気的接続操作を必要とせず、したがってサービスマンによらなくともユーザーが簡単・容易に着脱可能であり、所定に正しく装着操作することが出来るものである。
【0043】
なお、押印装置200の画像記録装置100に対する上記の装着状態をより安定に維持させるために、適当な掛け止め部材を具備させて該部材で押印装置200の画像記録装置100に対する装着状態をロックする構成にすることもできる。
【0044】
上述のような要領にて押印装置200が画像記録装置100上に所定に載置装着された状態においては、図5の横断側面図のように、該押印装置200の後面側下部に開口させたシート受け口251が画像記録装置100側の排紙ローラ108に対応位置している。
【0045】
押印装置200の上記のシート受け口251は本実施例では上下2枚の搬送ガイド板201・202により構成させたV字状開口部である。画像記録装置100側から排紙ローラ108で排出される記録済みシートは上記のシート受け口251から押印装置200内に進入することになる。
【0046】
また、押印装置200の後部カバー221の下面中央部には開口孔221a(図5・図6)を形成してあり、この開口孔221aの近傍にフォトトランジスタ等の受光センサ222を配設してある。
【0047】
そして該押印装置200が画像記録装置100上に所定に載置装着された状態においては、該押印装置200の後部カバー221の下面中央部に形成した開口孔221aが、画像記録装置100の本体上部中央部に配設された前述の電源表示部120に対向位置する。したがって、画像記録装置100の電源スイッチ119がONされて電源表示部120が点灯すると、その点灯光が開口孔221aを通過して押印装置200内に入射し、該開口孔221aの近傍に配設の押印装置側の受光センサ222に入光することになる。
【0048】
b)電源系統
押印装置200は画像記録装置100とは別に不図示のコード等により商用電源と接続されて電力供給を受ける。画像記録装置100側にオプション機器用の電源コンセントを具備させ、この電源コンセントに押印装置200側のプラグを差し込むことで押印装置200に電力供給する構成とすることもできる。
【0049】
ここで、押印装置200の前記受光センサ222を含む所定の回路部分には押印装置200が商用電源と接続されている状態にある限り常に電力供給(電源供給)を受けているが、その消費電力はごく少ない。
【0050】
▲1▼.画像記録装置100の電源スイッチ119がOFFにされているときは、画像記録装置100側の電源表示部120は消灯しているので、該電源表示部120から、押印装置200側の受光センサ222への光入射がないことで、該受光センサ222による所定光量の検知がなされず、画像記録装置100の電源(電源回路)がOFFであるとともに、押印装置200の電源(電源回路)もOFF(駆動停止モード)の状態に保持されている。
【0051】
▲2▼.画像記録装置100の電源スイッチ119がONにされると、画像記録装置100側の電源表示部120が点灯し、その点灯光が開口孔221aを通過して押印装置200内に入射し、該開口孔221aの近傍に配設の押印装置側の受光センサ222に入光し検知される。
【0052】
該受光センサ222によって所定の光量が検知されることで、押印装置200側の電源が、自動的に、OFF(駆動停止モード)の状態からON(駆動待機モード)の状態になる。
【0053】
そして押印装置200側の操作部230の電源表示ランプ(LED)231が点灯状態になる。
【0054】
本実施例の装置100・200においては、画像記録装置100の電源表示部120が押印装置200を装着すると隠れて見えない位置に存在するため、押印装置200の操作部230に配設された上記の電源表示ランプ231は画像記録装置100の電源のON/OFF状態を中継する役割を兼ねている。
【0055】
即ち押印装置200の上記の電源表示ランプ231が消灯していれば、画像記録装置100も押印装置200も共に電源がOFFの状態にあり、点灯していれば、画像記録装置100も押印装置200も共に電源がONの状態にあることを示している。押印装置200の電源のON状態は、画像記録装置100側の電源スイッチ119がONにされていて電源表示部120が点灯している限り保持される。
【0056】
▲3▼.画像記録装置100の電源スイッチ119が再びOFFにされると、画像記録装置100の電源はOFFになり、これに伴い電源表示部120が消灯して該電源表示部120から押印装置200側の受光センサ222への光入射がなくなることで、該受光センサ222による所定光量の検知がなされず、押印装置200の電源も再びOFFの状態に保持される。これに伴い、押印装置200の電源表示ランプ231も消灯する。
【0057】
かくして、該押印装置200の電源(電源回路)は、上記のように、画像記録装置100の電源のON/OFF状態に追従して自動的にON(駆動待機モード)/OFF(駆動停止モード)切り替え制御され、押印装置200の電源を手動でON/OFFする操作はないので、操作性が向上するとともに、押印装置200の電源の入れ忘れによる該押印装置200の不作動で、画像記録装置100側から押印装置200側に搬入されたシートがジャムする事態の発生を厳に防止出来る。
【0058】
また作業の終了後に、画像記録装置100の電源はOFF操作しても押印装置200の電源は切り忘れすることによる電力の無駄消費も防止出来る。
【0059】
c)押印動作
画像記録装置100に対して押印装置200が所定に装着され、画像記録装置100の電源スイッチ119がONされ、したがって押印装置200の電源も上述のように自動的にONの状態に保持されている状態において、前述したように、画像記録装置100の給紙部110・111に原稿としての手形・小切手等のシートPを所定に積載セットし、記録スタートキーを押すことにより、積載セットしたシートPが画像記録装置100内に順次に1枚分離給送され、画像記録装置100においてその各給送シートの画像読取・記録処理が順次に実行され、記録済みシートが順次に排紙ローラ108から押印装置200のシート受け口251に進入する。
【0060】
押印装置200のシート受け口251に記録済みシートが進入すると、シート受け口251を構成している上下の搬送ガイド板201・202のV字状の開口部の近傍に配設されたシート検知センサ203によって上記進入の記録済みシートの先端検知が行なわれ、その先端検知信号が押印装置200の制御手段(CPU)232(図9)に入力する。
【0061】
制御手段232は入力した上記の先端検知信号に基づいて第1のパルスモータ207を駆動させて搬送ローラ205およびプラテンローラ206をそれぞれシート搬送方向に順方向に回転駆動させる。このときの、搬送ローラ205およびプラテンローラ206の駆動速度は、画像記録装置100の排紙ローラ108より排出される記録済みシートPの排出速度に同期した速度である。
【0062】
そして画像記録装置100側から押印装置200内に進入した記録済みシートは回転駆動が開始された搬送ローラ205に中継ぎされて押印装置200内を搬送され、回転駆動が開始されたプラテンローラ206上を通る。
【0063】
一方、制御手段232は前記入力の先端検知信号に基づいて所定の制御タイミング時点で第2のパルスモータ209を駆動させて、プラテンローラ206の上方に対向配置された押印ドラム208をシート搬送方向に順方向に回転駆動させる。押印ドラム208の回転駆動速度は、搬送ローラ205およびプラテンローラ206によって搬送されるシートPの搬送速度に同期した速度である。
【0064】
押印ドラム208の外周面上には押印判210が貼付されており、この押印判210の面が、押印ドラム208が回転したときに該押印ドラム208の上方に対向配置されていてインクを含浸させたインクローラ211に接触して、該押印判210の面に対するインク塗布がなされる。そして回転する押印ドラム208の押印判210の面と回転するプラテンローラ206との間に記録済みシートが挟持搬送されることで、該シートに記録済みを示す押印が施される。
【0065】
押印の施された記録済みシートは、押印装置200の排紙口252より押印装置外に排出され、画像記録装置100の排紙部113および排紙トレイ114上に積載される。
【0066】
図7は押印装置200の内部機構の斜視模型図、図8の(a)・(b)は押印ドラム208の動作説明図である
第1のパルスモータ207には駆動ギア212が連結されており、該駆動ギア212による回転駆動力はアイドラギア213を介してギア214および215に伝達され、搬送ローラ205およびプラテンローラ206が画像記録装置100の排紙ローラ108より排出されるシートPの排出速度に同期した速度で駆動される。
【0067】
一方、押印ドラム208の軸216にはギア217およびエンコーダ218が固定されている。第2のパルスモータ209には駆動ギア220が連結されており、該駆動ギア220による回転駆動力はギア217を介して押印ドラム軸216に伝達され、押印ドラム208が搬送ローラ205およびプラテンローラ206によって搬送されるシートPの搬送速度に同期した速度で回転駆動される。
【0068】
押印ドラム208は、外周面上の180度対向位置に2枚の押印判210と切欠部208a・208bを有す。該切欠部208aまたは208bがプラテンローラ206に対面して停止している状態(図8の(a))が押印ドラム208の待機状態(ホームポジション)である。この状態では、上記両者間に隙間があり、シートPは隙間を通り、押印されない。
【0069】
押印ドラム208が半回転駆動されることにより、押印ドラム208の押印判210の面と回転するプラテンローラ206との間に記録済みシートが挟持搬送されて一つのシートPに対して一つの押印がなされる(図8の(b))。
【0070】
押印ドラム208の待機状態(ホームポジション)の検出は、待機位置に合わせて設定されたエンコーダ218とフォトインタラプタ219によって行なわれる。
【0071】
シートPに対する押印の位置(シート搬送方向の位置)は、シート検知センサ203がシートPの先端を検知してから、押印ドラム208が回転駆動開始するタイミングを調整することによって、変更可能である。
【0072】
図9は上記押印装置200の制御系のブロック図である。押印装置200の制御手段(CPU)232は、前述の受光センサ222の光量検知信号の入力を受けることで画像記録装置100の電源のON状態を検知し、押印装置200の電源をOFF(駆動停止モード)からON(駆動待機モード)に切り替え、発光表示手段(電源表示ランプ(LED))231を点灯させる。また、制御手段232は、シート検知手段(シート検知センサ)203のシート先端検知信号の入力を受けることで、搬送駆動手段(第1のパルスモータ)207および押印駆動手段(第2のパルスモータ)209の駆動制御をして、搬送手段(搬送ローラおよびプラテンローラ)205・206、及び押印手段(押印ドラム)208を所定に制御する。
【0073】
本実施例においては、押印手段および押印駆動手段として、押印ドラム208およびパルスモータ209を用いたが、これに限らず、インクジェットヘッド等による押印印字機構であってもよい。
【0074】
画像記録装置はマイクロフィルマーであってもよいし、またファクシミリ装置等であってもよい。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画像記録装置等の本機に対して着脱可能なオプション機器としての押印装置について、既存の画像記録装置等の本機に対して、専門的な機械的および電気的接続操作を必要とせず、したがってサービスマンによらずユーザーが容易に着脱可能で所定に正しく装着して使用出来るようにした押印装置を提供することができる。
【0076】
また、装置使用時の操作性を向上させるとともに、搬送シートのジャムトラブルの発生を厳に防止するようにした押印装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の画像記録装置の外観斜視図
【図2】実施例の押印装置の外観斜視図
【図3】押印装置を装着させた画像形成装置の外観斜視図
【図4】画像記録装置の横断側面図
【図5】押印装置を装着させた画像形成装置の横断側面図
【図6】図5の部分的拡大図
【図7】押印装置の内部機構の斜視模型図
【図8】押印ドラムの動作説明図
【図9】押印装置の制御系のブロック図
【図10】従来例としての、押印装置を備えた画像記録装置の概略構成図
【符号の説明】
100 画像記録装置
119 電源スイッチ
120 電源表示部
200 押印装置
203 シート検知センサ
205 搬送ローラ
206 プラテンローラ
207・209 パルスモータ
208 押印ドラム
222 受光センサ
231 電源表示ランプ

Claims (1)

  1. 画像記録装置等の本機に着脱可能で、本機に装着され、本機と独立した駆動源により駆動され、本機側から搬入されるシートに押印を施す押印装置であり、
    本機側からの搬入シートの有無を検知するシート検知手段と、
    シート搬送路の前記シート検知手段よりもシート搬送方向下流側に配設されたシート搬送手段と、
    前記シート搬送手段により搬送されるシートに押印を施す押印手段と、
    前記シート検知手段によるシート検知信号に基づいて、前記シート搬送手段と前記押印手段を駆動制御する駆動制御手段と
    を備え、
    前記押印装置は、電源供給状態において、前記駆動制御手段が駆動制御を停止する駆動停止モードと、駆動制御可能な駆動待機モードとを有し、前記画像記録装置等の本機の電源スイッチに連動して本機側電源のON状態を表示する発光表示手段により発光表示された光を受光する受光手段を備え、該受光手段による受光信号に基づき、前記駆動制御手段が自動的に前記駆動待機モードとなること、また前記押印装置に配設された発光表示手段が発光表示状態となることを特徴とする押印装置。
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