JP4132495B2 - 封緘機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、シートを折り畳んで封緘する封緘機に関し、小型化を実現したものである。
【0002】
【従来の技術】
シートを折り畳んで封緘した封緘体は納品書、請求書等の郵便物や給与明細書等の用途に幅広く利用されている。この種の封緘体は、一般に周囲の三辺をミシン目で切り取ることにより開封される。従来の封緘体は、予めフォームを印刷したカーボン複写式糊付シートをカーボンを内側にして折り畳んで封緘した状態で販売され、購入者はインパクトプリンタで封緘体を外側から打ち込んで、内部のフォームに金額その他の事項をカーボン複写によって印字するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の封緘体は、インパクトプリンタによるカーボン複写で内部に印字するため、細かい文字を印字することができなかった。また、フォームを変更する場合は、その都度フォームを印刷しなおさなければならず、フォームの変更がしにくかった。
【0004】
このような問題を解消するために、フォームが印刷されていない未封緘のカーボン無し粘付シートを用い、ページプリンタ等で必要事項を印字し、印字後封緘機で折り畳んで封緘することも行われている。しかし、従来の封緘機は電話代請求書の発行に利用されているものなど大規模なものしかなく、小さな事業所で導入できるものではなかった。
この発明は、前記従来の技術における問題点を解決して、小型化を実現した封緘機を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、所定の折り曲げ線で折り畳んで圧力または圧力と熱を加えることにより封緘されるシートを束にして載置する給紙台と、該給紙台から前記シートを1枚ずつ取り出して搬送する給紙装置と、該搬送されるシートを受け取って前記折り曲げ線で折り畳み、前記給紙台の下方位置に排出する紙折り装置と、前記給紙台の下方位置に配設され、前記紙折り装置から排出される折り畳まれたシートを受け取って圧力または圧力と熱を加えて封緘する封緘装置とを具備してなるものである。これによれば、紙折り装置で折り畳んだシートに圧力または圧力と熱を加えて封緘する封緘装置を給紙台の下方位置に配置したので、全体を小型化することができる。前記給紙台の下方位置には、前記封緘装置から排出される封緘された封緘体を重ねて収容する収容部をさらに具備することができる。また、前記紙折り装置と前記封緘装置は、該紙折り装置の下方位置に配設された駆動装置を共用して駆動することができる。この場合、前記駆動装置が前記封緘装置を駆動し、該封緘装置を経て前記紙折り装置を駆動するように構成することができる。また、前記駆動装置がクラッチを介して前記給紙装置を間欠的に駆動するように構成することができる。また、前記紙折り装置が前記折り畳んだシートの後端部を放す前に前記封緘装置が該シートの先端部を掴むように該紙折り装置と該封緘装置の相対位置を設定することにより、折り畳んだシートの姿勢を保持して封緘装置に受け渡すことができ、しわが寄った状態に封緘されたり、封緘後ばらばらの姿勢で収容部に収容されるのを防止することができる。
【0006】
前記給紙装置は、例えば前記給紙台に載置されたシート束の最上層のシートの表面に給紙ローラを当接させて、該給紙ローラを駆動することにより該最上層のシートを前記紙折り装置に向けて搬送するように構成することができる。また、前記紙折り装置は例えば、前記給紙装置で搬送されるシートの搬送方向前方位置に配設された駆動ローラと、該駆動ローラの上面側に当接して駆動される第1の従動ローラと、該駆動ローラの前記給紙装置側から見て背面側に当接して駆動される第2の従動ローラと、該駆動ローラの下面側に当接して駆動される第3の従動ローラと、前記駆動ローラおよび前記第1、第2の従動ローラに挟まれた位置に開口部を配置した案内空間を形成し、該案内空間内の前記開口部から適宜の距離の位置にストッパが形成され、該開口部から該案内空間に前記シートを出し入れ可能に案内する第1の案内部材と、前記駆動ローラおよび前記第2、第3の従動ローラに挟まれた位置に開口部を配置した案内空間を形成し、該案内空間の前記開口部から適宜の距離の位置にストッパが形成され、該開口部から該案内空間内に前記シートを出し入れ可能に案内する第2の案内部材とを具備し、前記駆動ローラおよび第1、第2、第3の従動ローラの各回転軸が相互に平行でかつ前記給紙装置で搬送されるシートの搬送方向と直交する方向に設定され、前記給紙装置で搬送されるシートを前記駆動ローラと前記第1の従動ローラで挟み込んで前記第1の案内部材に案内し、該シートの先端部を該第1の案内部材のストッパで係止して該シートを所定の折り曲げ線で折り曲げ、該折り曲げた箇所を先頭に該シートを前記駆動ローラと前記第2の従動ローラで挟み込んで前記第2の案内部材に案内し、該折り曲げた箇所を第2の案内部材のストッパで係止して該シートを別の所定の折り曲げ線で折り曲げ、該折り曲げた箇所を先頭に該シートを前記駆動ローラと前記第3の従動ローラで挟み込んで3つ折りにして前記給紙台の下方位置の封緘装置に排出するように構成することができる。
【0007】
前記封緘装置は、例えば前記紙折り装置から排出される折り畳まれたシートの排出方向前方に配置された上下の加圧ローラを具備し、該加圧ローラの各回転軸が相互に平行でかつ前記紙折り装置から排出される折り畳まれたシートの排出方向と直交する方向に設定され、該紙折り装置から排出される折り畳まれたシートを前記上下の加圧ローラ間に挟み込んで圧力または圧力と熱を加えて封緘するように構成することができる。この場合、例えば前記上下の加圧ローラが相互に前後方向にオフセットして配置され、かつ一方の加圧ローラがその回転軸と直交する方向に移動可能に配置されており、該一方の加圧ローラに押圧部材で該移動方向に押圧力を加えることにより、該上下の加圧ローラ間の加圧力を調整するように構成することができる。
【0008】
この発明の封緘機は、前記給紙台と前記紙折り装置の途中位置で、前記給紙装置で搬送されるシートを挟んで対面する位置に配設された発光素子および受光素子と、該受光素子の受光出力に基づき、前記シートが通過する際に所定値以下の受光出力が生じたことを検知して前記給紙装置、前記紙折り装置および前記封緘装置の駆動を停止させる制御装置とをさらに具備することができる。また、前記封緘装置の出口から前記封緘体が排出されるのを検知する排出検知装置と、該排出検知装置が前記封緘体の排出を検知してから所定期間内に次の封緘体の排出が検知されないときに前記給紙装置、前記紙折り装置および前記封緘装置の駆動を停止させる制御装置とをさらに具備することができる。また、前記封緘装置の出口から前記封緘体が排出されるのを検知する排出検知装置と、該排出検知装置が該封緘体の排出を検知したことを確認して前記給紙装置を駆動して次のシートの搬送を開始させる制御装置とをさらに具備することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を以下説明する。図1はこの発明による封緘機10の内部構成の概要を示す側面図、図2はその駆動機構を示す平面図である。この封緘機10は、筐体12内に給紙台14、給紙装置16、紙折り装置18、封緘装置20、収容部22、駆動装置24を具備している。紙折り装置18は給紙装置16の給紙(搬送)方向前方に配置されている。封緘装置20と収納部22は給紙台14の下方位置に配置されている。駆動装置24は、紙折り装置18の下方位置に配置されている。筐体12内の底面には、図2に示すように、支持板26,28が前後方向に延在して相互に平行に立設配置され、給紙台14、給紙装置16、紙折り装置18、封緘装置20は該支持板26,28間に支持されている。
【0010】
給紙台14は主台30とその後端部に連続して配列された補助台32で構成され、ほぼ水平に配置されて、印字を終えたシート束34を長手方向を封緘機10の前後方向に一致させた姿勢で載置している。補助台32は回動軸36で支持板26,28に回動自在に支持され、この封緘機10を使用していないときに上方に折り返して、主台30上に支持して、筐体12内に格納できるように構成されている。主台30は回動軸36で支持板26,28に回動自在に支持され、ばねによる付勢力で前部(シート排出口側)が上方に押し上げられている。シート束34の前端部はストッパ38で係止されている。
【0011】
給紙装置16は給紙台14の前端部付近の上方位置で、支持板26,28に回転自在に支持された回転軸40を具え、該回転軸40の長手方向の中央位置にゴム製の給紙ローラ42が固定配置されている。また、給紙ローラ42を挟んで長手方向の前後位置にプラスチック製等の補助ローラ44,46が固定配置されている。給紙台14上のシート束34は、給紙台14の前部に与えられている上方への付勢力により、給紙ローラ42に押し当てられる。給紙ローラ42を回転駆動することにより、給紙台14の最上層のシート48が紙面に沿った方向に送り出され、ストッパ38を乗り越えて、水平方向に排出される。なお、シート48はA4判の紙製で、Z型に3つ折りされて定型郵便物大の封緘体に封緘されるものとし、2箇所の折り曲げ線(図4の符号177,179)にミシン目をつけて、折り曲げやすくしている。また、シート48には予め周縁部および折り曲げ線に沿って所定箇所に感圧式糊が塗布されている。また、シート48にはレーザプリンタなどのページプリンタ等によって必要事項がすでに印字されている。
【0012】
給紙装置16から排出されたシート48は、支持台50上を滑って紙折り装置18に送られる。支持台50には一部に開口部52が形成され、該開口部52を挟んで支持台50の上下位置に発光素子51および受光素子53が対向配置されている。シート48が支持台50上を滑るとき、シート48の一方の側縁部がこの発光素子51から受光素子53への光路を遮り、そのとき受光素子53の受光量(シート48の透過光量)を検知することにより、シート48が1枚だけ正しく排出されたかあるいは2枚以上重なって排出されたかを検知することができる。
【0013】
紙折り装置18は4本のローラ54,56,58,60と2枚の羽根板62,64(案内部材)を具えている。中央のローラ54はゴム製の駆動ローラである。ローラ56,58,60は金属製のローラで、駆動ローラ54の上面、背面、下面にそれぞれ当接して従動する。ローラ54,56,58,60の回転軸66,68,70,72の一端部には、ギヤ74,76,78,80がそれぞれ固定されている。駆動ローラ54の回転軸66に固定されたギヤ74に、従動ローラ56,58,60の回転軸68,70,72に固定されたギヤ76,78,80がそれぞれかみ合って、駆動ローラ54の回転軸66の駆動力が従動ローラ56,58,60に確実に伝達されるようにしている。羽根板62は2枚の金属板82,84を所定のギャップを隔てて対向配置して、案内空間86を形成して組み立てられている。案内空間86には適宜の位置にストッパ88が挟み込まれている。ストッパ88はねじ90を緩めることにより案内空間86内で上下方向にスライド可能であり、これにより案内空間86の長さを調整することができる。案内空間86の開口部92はローラ54,56,58に挟まれた空間に開口している。羽根板62は着脱自在であり、いわゆるジャムが発生した時に外してシート48を取り出すことができる。また、封緘機10を使用しないときは、羽根板62を外して筐体12に収納することができる。なお、筐体12の上面には、羽根板62を覆うカバー93が着脱自在に装着されている。羽根板64は2枚の金属板94,96を所定のギャップを隔てて対向配置して、案内空間98を形成して組み立てられている。案内空間98には適宜の位置にストッパ100が挟み込まれている。ストッパ100はねじ101を緩めることにより案内空間98内で上下方向にスライド可能であり、これにより案内空間98の長さを調整することができる。案内空間98の開口部103はローラ54,58,60に挟まれた空間に開口している。羽根板64は着脱自在であり、いわゆるジャムが発生した時に外してシートを取り出すことができる。
【0014】
給紙装置16から支持台50を経て紙折り装置18に送り込まれるシート48は、最初にローラ54,56間に引き込まれて開口部92から案内空間86に送り込まれる。シート48が長手方向の2/3位までローラ54,56間を通過すると、シート48の先端部がストッパ88で係止される。シート48はなおもローラ54,56によって送り込まれるので、シート48は長手方向の2/3の位置に形成されているミシン目(折り曲げ線)で下方に折り曲げられる。その折り曲げられた箇所は今度はローラ54,58間に引き込まれて、開口部103から案内空間98に送り込まれる。シート48の折り重ねられた部分がローラ54,58間を通過すると、シート48の先端部(折り曲げた箇所)がストッパ100で係止される。シート48はなおもローラ54,58によって送り込まれるので、シート48はもう一方のミシン目(折り曲げ線)で側方に折り曲げられる。その折り曲げられた箇所は今度はローラ54,60間に引き込まれて排出される。これにより、シート48は、Z型に3つ折りされる。
【0015】
ローラ54,60間から排出された3つ折りされたシート48はスロープ105上を滑って封緘装置20に送り込まれる。封緘装置20は上下2本の金属製の加圧ローラ107,109を具え、スロープ105を経て送り込まれる3つ折りされたシート48の先端部を加圧ローラ107,109間に引き込んで、加圧し、感圧式糊の作用により封緘する。シート48の先端部が加圧ローラ107,109間に引き込まれるとき、シート48の後端部はまだ紙折り装置18のローラ54,60間に挟まれた状態にあるので(そのような位置関係になるように、紙折り装置18に対する封緘装置20の位置が設定されている。)、シート48は正しい姿勢(搬送方向対し斜めに曲がっていない状態)が保持された状態で加圧ローラ107,109間に送り込まれる。したがって、しわが寄って封緘されたり、封緘後ばらばらの姿勢で収容部22に堆積されるのが防止される。
【0016】
加圧ローラ107,109の出口付近には、封緘を終えたシート48(封緘体48a)が通過する位置の上下に発光素子111と受光素子113を対向配置した透過型光電スイッチ115(排出検知装置)が配設されている。光電スイッチ115が遮光されることにより加圧ローラ107,109からの封緘体48aの排出が検知される。排出検知装置115を通過した封緘体48aは落下して、収容部22に配置されたスタッカ117に堆積する。スタッカ117は筐体12の前蓋119を開けて取り出することができる。
【0017】
駆動装置24は減速機内蔵モータで構成され、給紙装置16、紙折り装置18、封緘装置20の駆動源として共用されている。駆動装置24の出力軸121の端部には回転円板123が固定されている。回転円板123の周縁部には切り欠き125,127が形成されている。支持板26には、光電スイッチ129が支持されている。光電スイッチ129は回転円板123の周縁部を挟んで発光素子と受光素子を対向配置して構成され、回転円板123の切り欠き125,127を検知する。この光電スイッチ129は駆動装置24が正常に回転しているかどうかを検知するのに用いられる。
【0018】
筐体12内には、裏蓋133の開閉を検知するリミットスイッチ135、制御装置131等が配設されている。羽根板64でジャムが発生した時には、裏蓋133を開けて羽根板64を外して、挟まったシートを取り出すことができる。その時、リミットスイッチ135が裏蓋133が開けていることを検出して、駆動装置24への給電を確実に遮断することにより安全を図っている。筐体12の下面には、ゴム脚137が取り付けられている。
【0019】
駆動装置24による駆動機構を図2を参照して説明する。駆動機構の各回転軸は、シート48の進行方向に直交する方向でかつ水平方向に配列されている。駆動装置24の出力軸121にはギヤ139が固定されている。支持板26にはシャフト141が立設され、ギヤ143が回転自在に取りつけられている。ギヤ143はギヤ139にかみ合って回転する。上側加圧ローラ107と一体回転する該上側加圧ローラ107の回転軸145の一端部には、ギヤ147が固定されている。ギヤ147はギヤ143にかみ合って、回転軸145を伴って回転する。回転軸145の他端部にはギヤ149,151,153がそれぞれ固定され、回転軸145とともに回転する。ギヤ151は、下側加圧ローラ109と一体回転する該下側加圧ローラ109の回転軸155に固定されたギヤ157とかみ合って、該下側加圧ローラ109を回転させる。ギヤ153は給紙ローラ42の回転軸40の端部に電磁クラッチ159を介して取り付けられたギヤ161にかみ合って該ギヤ161を回転させる。電磁クラッチ159をオンするとギヤ161の回転は回転軸40に伝達されて、給紙ローラ42および補助ローラ44,46が回転され、電磁クラッチ159をオフするとギヤ161の回転は回転軸40に伝達されなくなり、給紙が停止される。
【0020】
紙折り装置18の駆動ローラ54と一体回転する該駆動ローラ54の回転軸66の端部にはギヤ163が固定されている。ギヤ163,149間にはタイミングベルト165がかけられており、ギヤ149の回転がタイミングベルト165を介してギヤ163に伝達されて駆動ローラ54が駆動される。支持板28にはシャフト167が立設され、該シャフト167にはローラ169が回転自在に取り付けられている。ローラ169はタイミングベルト165の外周面に当接して適宜のテンションを与えている。駆動ローラ54の回転は、前述のように、ギヤ74,76,78,80を介して各従動ローラ56,58,60に伝達される(ローラ54,56,58,60の面どうしの接触によっても伝達される。)。
【0021】
加圧ローラ107,109の加圧力調整機構を図3を参照して説明する。上側加圧ローラ107の回転軸145の両端の位置は固定されている。下側加圧ローラ109の回転軸155の両端は可動部材171でそれぞれ支持されている。可動部材171は回転軸155に直交する水平方向(矢印A方向)に移動自在に支持板26,28(図2)に支持されている。支持板26,28には支持ブロック173がそれぞれ固定され、ねじ175が水平方向にそれぞれねじ込まれている。ねじ175の先端は可動部材171に当接し、水平方向に押圧する。加圧ローラ107,109は水平方向にオフセットして配置され、外周面が相互に当接している。回転軸155の両端位置でねじ175のねじ込み量を手動操作で加減することにより、オフセット量が調整され、これにより加圧ローラ107,109間の加圧力を調整することができる。
【0022】
以上説明した封緘機10による封緘処理の工程を図4に示す。▲1▼給紙台14に載置されたシート束34から、▲2▼給紙装置16によって最上層のシート48が送り出され、▲3▼紙折り装置18の上側の羽根板62に案内される。ストッパ88で係止されると折り曲げ線177で折り曲げられ、▲4▼最初の折りを行いながら下側の羽根板64に案内される。先端(折り曲げ線177で折り曲げられた箇所)がストッパ100で係止されると、折り曲げ線179で折り曲げられ、▲5▼2回目の折りを行いながら紙折り装置18から排出される。▲6▼排出されたシート48は封緘装置20で加圧して封緘され、▲7▼収容部22のスタッカ117に堆積される。
【0023】
封緘機10における制御系統のシステム構成を図5に示す。封緘機10には操作者によって操作されるスイッチとして、電源スイッチのほか、封緘作業を起動するためのスタートスイッチ181、封緘作業を途中で停止するためストップスイッチ183が具えられている。また、エラーが発生した時に点灯するエラーランプ185が具えられている。裏蓋133の開閉を検知するリミットスイッチ135、封緘装置20からの封緘体48aの排出を検知する排出検知装置115、駆動装置24のロックを検知する光電スイッチ129の各検知信号は制御装置131に入力される。重ね送りを検知する受光素子53の受光出力は比較器187に入力され、所定の基準値と比較され、該基準値以下のときに重ね送り検知信号が出力されて制御装置131に入力される。タイマ189は時間を計測し、タイマ値を制御装置131に入力する。制御装置131は各操作スイッチの操作および各検知信号に基づき、モータ駆動回路191を介しての駆動装置24のオン、オフ制御、電磁クラッチ159のオン、オフ制御、タイマ189のスタート、ストップおよびリセット制御、エラーランプ185の点灯制御等を行う。
【0024】
図5の制御系統による封緘作業の制御フローを図6に示す。図6中*は操作者による操作または判断を示し、他は制御装置24による制御または判断を示す。電源スイッチをオンし(S1)、用紙(シート束34)を給紙台14にセットする(S2)。このときタイマ189はストップしている。スタートスイッチ181をオンすると(S3)、モータ(駆動装置24)が起動するとともにタイマ189がリセットされて計数をスタートする(S4)。次いで電磁クラッチ159がオンし(S5)、給紙が開始される。シート48の先端が紙折り装置18に引き込まれるのに必要な時間を経過した後(S6)、電磁クラッチ159はオフされる(S7)。受光素子53の出力に基づき重ね送り検知を行い(S8)、重ね送りが検知されたとき(受光出力が所定値以下に低下したとき)、駆動装置24を停止し(S9)、エラーランプ185を点灯し、タイマ189をストップする(S10)。なお、重ね送り検知は電源スイッチがオンしている間継続的に行われており、いずれの時点でも受光素子53の受光出力が所定値以下に低下すると、駆動装置24は停止し、電磁クラッチ159はオフし、エラーランプ185が点灯する。したがって、給紙台14からシート48が2枚以上重なって排出された場合は、タイマ189が電磁クラッチ159をオフする時間として設定した値を経過する前であっても、電磁クラッチ159は強制的にオフされ、シート48が紙折り装置18に引き込まれる前に給紙は停止される。したがって、シート48を容易に引き出すことができる。
【0025】
重ね送りが検知されて、駆動装置24が停止し(S9)、エラーランプ185が点灯(S10)した場合は、電源スイッチを一旦オフし(S11)(なお、エラーランプ185が点灯した場合は、いずれの場合も一旦電源を切らないと再起動できない。)、点検し(S12)、電源スイッチを再投入し(S13)、用紙の有無を確認し(S14)、再スタートする(S3)。
【0026】
また、駆動装置24がオンされている間は光電スイッチ129によって駆動装置24のロックの有無が継続的に検知される(S15)。すなわち、光電スイッチ129によって回転円板123の切り欠き125,127が所定時間以上継続して検知されなかった場合にロック有と判断される。ロックが検知された場合も駆動装置24の駆動は停止され(S9)、エラーランプ185が点灯する(S10)、なお、図6では示していないが、電源スイッチがオンされている間リミットスイッチ135による裏蓋133の開閉の検知が継続的に行われ、裏蓋133が開いている状態ではスタートスイッチ181をオンしても起動しない(エラーランプ185が点灯する。)。また、駆動装置24が動作中に裏蓋133が開いたときも駆動装置24は停止され、エラーランプ185が点灯する。
【0027】
作業が正常に行われている間は、排出検知装置115がシート48(封緘体48a)の排出を検知するごとに(S17)、タイマ189はリセットされて計数を再スタートし(S18)、電磁クラッチ159はオンされて(S5)、次のシート48の給紙を開始する。前のシート48の排出を検知してから次のシートの給紙を開始するので、複数のシート48が別々の箇所で同時にジャムを生じることがなく、ジャムを生じたときの復旧操作が容易で、またシート48の無駄を少くすることができる。
【0028】
ストップスイッチ183が押されたときは(S16)、処理中のシート48が封緘を終了して排出されるのを排出検知装置115で検知して(S19)、駆動装置24を停止させ、タイマ189をストップさせる(S20)。このときは、スタートスイッチ181を投入するだけで(S3)、再起動することができる。また、作業中に、排出検知装置115がシート48の排出を検知してから所定時間以内に次のシート48の排出が検出されない場合(すなわち、タイマ189が所定の設定値を越えた場合)(S21)は、駆動装置24を停止させ(S22)、エラーランプ185を点灯して、タイマ189をストップさせる(S23)。これは、ジャムを生じた場合や、給紙台14からシート48が排出されなかった場合(給紙台14上にシート48がなくなった場合を含む。)等に発生する。このときは、給紙台14上にシート48がなくなってすべてのシート48の封緘が終了したことによる場合は電源スイッチをオフして(S24,S25)、封緘作業を終了する(S26)。それ以外の原因による場合は、一旦電源スイッチをオフし(S11)、点検し(S12)、ジャムを生じている場合は挟まっているシート48を取り出す。点検を終了したら、電源スイッチを再投入し、給紙台14上にシート48が無い場合は補給して(S14,S2)、再スタートする(S3)。なお、ストップスイッチ183を押したにもかかわらず、排出検知装置115が前のシート48の排出を検知してから所定時間以内に次のシート48の排出を検知しない場合も、同様にジャム等を生じている可能性があるので、該所定時間を経過後(S27)に駆動装置24を停止させる(S22)。
【0029】
なお、、上記実施の形態ではZ型に3つ折りする場合について説明したが、上側の羽根板62のストッパ88の位置を下げて案内空間86を短く設定することにより、前側の折り曲げ線179(図4)が最初に折り曲げられて、内側に巻き込む形の折り(中3つ折り)にすることもできる。また、紙折り装置は3つ折りするものに限らず、2つ折りするもの(例えば2つ折りして葉書大にするもの)や4つ折り以上にするものなど各種のものを採用することができる。また、封緘装置は圧力とともに熱を加えて封緘するものを用いることもできる。また、この発明は紙製のシートのほか合成樹脂製等各種素材のシートを封緘する封緘機に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示す図で、封緘機の内部の主要部の構成を示す側面図である。
【図2】 図1の封緘機の駆動機構を示す平面図である。
【図3】 図1の封緘機の加圧ローラ107,109間の加圧力調整機構を模式的に示す側面図である。
【図4】 図1の封緘機による封緘作業の手順を示す工程図である。
【図5】 図1の封緘機の制御系統のシステム構成を示すブロック図である。
【図6】 図5の制御系統による封緘作業の制御フローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…封緘機、14…給紙台、16…給紙装置、18…紙折り装置、20…封緘装置、22…収容部、24…駆動装置、34…シート束、42…給紙ローラ、48…シート、48a…封緘体、51…発光素子、53…受光素子、54…駆動ローラ、56…第1の従動ローラ、58…第2の従動ローラ、60…第3の従動ローラ、62…羽根板(第1の案内部材)、64…羽根板(第2の案内部材)、86,98…案内空間、88,100…ストッパ、92,103…開口部、107,109…加圧ローラ、115…光電スイッチ(排出検知装置)、131…制御装置、159…電磁クラッチ(クラッチ)、177,179…折り曲げ線。
Claims (13)
- 所定の折り曲げ線で折り畳んで圧力または圧力と熱を加えることにより封緘されるシートを束にして載置する給紙台と、
該給紙台から前記シートを1枚ずつ取り出して搬送する給紙装置と、
該搬送されるシートを受け取って前記折り曲げ線で折り畳み、前記給紙台の下方位置に排出する紙折り装置と、
前記給紙台の下方位置に配設され、前記紙折り装置から排出される折り畳まれたシートを受け取って圧力または圧力と熱を加えて封緘する封緘装置と
を具備してなる封緘機。 - 前記給紙台の下方位置に配設され、前記封緘装置から排出される封緘された封緘体を重ねて収容する収容部をさらに具備してなる請求項1記載の封緘機。
- 前記紙折り装置と前記封緘装置が、該紙折り装置の下方位置に配設された駆動装置を共用して駆動される請求項1または2記載の封緘機。
- 前記駆動装置が前記封緘装置を駆動し、該封緘装置を経て前記紙折り装置を駆動する請求項3記載の封緘機。
- 前記駆動装置がクラッチを介して前記給紙装置を間欠的に駆動する請求項3または4記載の封緘機。
- 前記紙折り装置が前記折り畳んだシートの後端部を放す前に前記封緘装置が該シートの先端部を掴むように該紙折り装置と該封緘装置の相対位置が設定されている請求項1から5のいずれかに記載の封緘機。
- 前記給紙装置が、前記給紙台に載置されたシート束の最上層のシートの表面に給紙ローラを当接させて、該給紙ローラを駆動することにより該最上層のシートを前記紙折り装置に向けて搬送するように構成されている請求項1から6のいずれかに記載の封緘機。
- 前記紙折り装置が、
前記給紙装置で搬送されるシートの搬送方向前方位置に配設された駆動ローラと、
該駆動ローラの上面側に当接して駆動される第1の従動ローラと、
該駆動ローラの前記給紙装置側から見て背面側に当接して駆動される第2の従動ローラと、
該駆動ローラの下面側に当接して駆動される第3の従動ローラと、
前記駆動ローラおよび前記第1、第2の従動ローラに挟まれた位置に開口部を配置した案内空間を形成し、該案内空間内の前記開口部から適宜の距離の位置にストッパが形成され、該開口部から該案内空間に前記シートを出し入れ可能に案内する第1の案内部材と、
前記駆動ローラおよび前記第2、第3の従動ローラに挟まれた位置に開口部を配置した案内空間を形成し、該案内空間の前記開口部から適宜の距離の位置にストッパが形成され、該開口部から該案内空間内に前記シートを出し入れ可能に案内する第2の案内部材とを具備し、
前記駆動ローラおよび第1、第2、第3の従動ローラの各回転軸が相互に平行でかつ前記給紙装置で搬送されるシートの搬送方向と直交する方向に設定され、
前記給紙装置で搬送されるシートを前記駆動ローラと前記第1の従動ローラで挟み込んで前記第1の案内部材に案内し、該シートの先端部を該第1の案内部材のストッパで係止して該シートを所定の折り曲げ線で折り曲げ、該折り曲げた箇所を先頭に該シートを前記駆動ローラと前記第2の従動ローラで挟み込んで前記第2の案内部材に案内し、該折り曲げた箇所を第2の案内部材のストッパで係止して該シートを別の所定の折り曲げ線で折り曲げ、該折り曲げた箇所を先頭に該シートを前記駆動ローラと前記第3の従動ローラで挟み込んで3つ折りにして前記給紙台の下方位置の封緘装置に排出するように構成されている請求項1から7のいずれかに記載の封緘機。 - 前記封緘装置が、前記紙折り装置から排出される折り畳まれたシートの排出方向前方に配置された上下の加圧ローラを具備し、該加圧ローラの各回転軸が相互に平行でかつ前記紙折り装置から排出される折り畳まれたシートの排出方向と直交する方向に設定され、該紙折り装置から排出される折り畳まれたシートを前記上下の加圧ローラ間に挟み込んで圧力または圧力と熱を加えて封緘するように構成されている請求項1から8のいずれかに記載の封緘機。
- 前記上下の加圧ローラが相互に前後方向にオフセットして配置され、かつ一方の加圧ローラがその回転軸と直交する方向に移動可能に配置されており、該一方の加圧ローラに押圧部材で該移動方向に押圧力を加えることにより、該上下の加圧ローラ間の加圧力を調整するように構成されている請求項9記載の封緘機。
- 前記給紙台と前記紙折り装置の途中位置で、前記給紙装置で搬送されるシートを挟んで対面する位置に配設された発光素子および受光素子と、
該受光素子の受光出力に基づき、前記シートが通過する際に所定値以下の受光出力が生じたことを検知して前記給紙装置、前記紙折り装置および前記封緘装置の駆動を停止させる制御装置と
をさらに具備してなる請求項1から10のいずれかに記載の封緘機。 - 前記封緘装置の出口から前記封緘体が排出されるのを検知する排出検知装置と、
該排出検知装置が前記封緘体の排出を検知してから所定期間内に次の封緘体の排出が検知されないときに前記給紙装置、前記紙折り装置および前記封緘装置の駆動を停止させる制御装置と
をさらに具備してなる請求項1から11のいずれかに記載の封緘機。 - 前記封緘装置の出口から前記封緘体が排出されるのを検知する排出検知装置と、
該排出検知装置が該封緘体の排出を検知したことを確認して前記給紙装置を駆動して次のシートの搬送を開始させる制御装置と
をさらに具備してなる請求項1から12のいずれかに記載封緘機。
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