JP3852459B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Description

この発明は、画像データを記憶装置に格納して保存するとともに、保存した画像データを消去することができる機能を備えた画像処理装置及び画像処理方法に関する。
近年の画像処理装置、例えば、複写機、ファクシミリ、あるいは複写機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能などの多機能を備えた複合機であるMFP(Multi Function Peripheral)等に用いられる画像処理装置では、入力されたジョブの画像データを大量に蓄積するため、ハードディスク装置等の容量の大きな不揮発性の記憶装置を備えたものが提供されている。
このような記憶装置を備えた画像処理装置では、記憶装置に格納保存された画像データは、何回でも読み出して利用することができる。
ところで、記憶装置に転送される画像データには、ジョブのモードに応じて記憶装置に蓄積状態で残しておく必要のないものがある。例えば、通常のコピージョブや外部コンピュータなどから送信されたプリントジョブ等の画像データが該当するが、このような画像データであっても、記憶装置に一旦格納されるものとなされている。また、記憶装置に蓄積状態で残しておいた画像データであっても、のちに不要になったために消去したい場合がある。
そこで、下記特許文献1には、記憶装置に記憶された画像データを任意に消去可能に構成し、あるいは所定時間経過後に自動的に消去させるようにした画像処理装置が提案されている。
特開平9−284518号
しかしながら、上記従来の技術では、記憶されている画像データを復元不可能に消去する場合には、画像データの全領域に消去用のデータを上書きすることが行われていた。このため、画像データの消去のための記憶装置へのアクセス時間が大きくなり、消去処理中には他の画像データの読み出しや書き込み処理が行えないために、装置の生産性が低下するというような問題があった。
この発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、記憶装置に記憶されている画像データの消去に際して、消去処理時間を短くして、装置の生産性を向上した画像処理装置を提供し、さらには画像処理方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、この発明は次の手段を提供する。
(1)画像データをJBIG形式で圧縮及び伸張が可能な圧縮・伸張手段と、前記圧縮・伸張手段によりJBIG形式で圧縮された画像データを記憶する不揮発性の記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている消去対象の画像データを、その復元情報を有する各プレーンの先頭データのみを消去することにより復元不可能とする消去手段と、揮発性の記憶手段とを備え、前記揮発性の記憶手段に、前記JBIG形式で圧縮された画像データの前記先頭データのみが記憶され、前記不揮発性の記憶手段には、先頭データを消去した状態で画像データが記憶され、前記消去手段は、前記揮発性の記憶手段に記憶されている先頭データを消去することにより、前記不揮発性の記憶手段に記憶されている画像データを復元不可能とすることを特徴とする画像処理装置。

この画像処理装置では、画像データはJBIG形式で圧縮され不揮発性の記憶手段に記憶される。JBIG形式で圧縮された画像データはプレーンを備え、各プレーンの先頭に位置する先頭データに、復元に必要な情報が書き込まれている。そこで、この先頭データを消去手段が消去することにより、画像データの全域を消去しなくても画像データの復元が不可能となる。このように、画像データを復元不可能とするために、先頭データのみを消去すればよいから、画像データの全領域を消去する場合に較べて消去処理時間が短縮される。

また、装置に停電が発生したり不用意に電源が遮断された場合には、揮発性の記憶手段に記憶されている先頭データが消失するから、不揮発性の記憶手段に記憶されている画像データは復元不可能となる。従って、停電や電源遮断後に消去対象の画像データが不揮発性の記憶手段に復元可能に残存するのを防止できる。
(2)前記JBIG形式で圧縮された画像データを、先頭データを消去した状態で前記不揮発性の記憶手段に記憶させるモードと、先頭データを消去することなく前記不揮発性の記憶手段に記憶させるモードとを切り替える切り替え手段を備えている前項1に記載の画像処理装置。

この画像処理装置では、不揮発性の記憶手段に保存しておくべき画像データについては、先頭データを消去することなく前記不揮発性の記憶手段に記憶させることにより、停電や電源遮断が生じても、画像データを読み出して復元させることができる。一方、消去対象の画像データについては、先頭データを消去した状態で前記不揮発性の記憶手段に記憶させることで、停電や電源遮断により揮発性の記憶手段に記憶されている先頭データが消失するから、不揮発性の記憶手段に記憶されている画像データは復元不可能となる。
(3)前記切り替え手段は、ジョブの種類に応じて前記モードを切り替える前項2に記載の画像処理装置。

(4)画像データを、JBIG形式で圧縮及び伸張が可能であるとともに、その消去に際して全データ領域を削除する必要があるデータ形式でも圧縮及び伸張可能な圧縮・伸張手段と、画像データが、その消去に際して全データ領域を削除する必要があるデータ形式で前記圧縮・伸張手段により圧縮されたときのデータ消去に要する時間と、JBIG形式で圧縮されたときの先頭データの消去に要する時間とを比較する消去時間比較手段と、前記2つのデータ形式のうち、消去に要する時間の短い方の形式で圧縮された画像データを記憶する不揮発性の記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている消去対象の画像データを、その画像データがJBIG形式で圧縮された画像データである場合には、その復元情報を有する各プレーンの先頭データのみを消去することにより復元不可能とし、その画像データがその消去に際して全データ領域を削除する必要があるデータ形式で圧縮された画像データである場合には、全データ領域を削除することにより復元不可能とする消去手段と、を備えていることを特徴とする画像処理装置。

この画像処理装置では、消去に際して全データ領域を削除する必要があるデータ形式で圧縮されたときのデータ消去に要する時間と、JBIG形式で圧縮されたときの先頭データの消去に要する時間とが比較され、そのうちの消去に要する時間の短い方の形式で圧縮された画像データが不揮発性記憶手段に記憶される。
(5)画像データをJBIG形式で圧縮及び伸張が可能な圧縮・伸張手段と、前記圧縮・伸張手段によりJBIG形式で圧縮された画像データを記憶する不揮発性の画像データ記憶手段と、前記画像データ記憶手段に記憶されている画像データの復元情報を有する各プレーンの先頭データについての情報を管理する管理データを記憶する管理データ記憶手段と、前記画像データ記憶手段に記憶されている消去対象の画像データを、前記管理データ記憶手段に記憶されている管理データを消去することにより復元不可能とする消去手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置。

この画像処理装置では、画像データの復元情報を有する各プレーンの先頭データについての情報を管理する管理データが消去されると、先頭データについての情報が消去されるから、画像データ記憶手段に記憶されている消去対象の画像データの先頭データへのアクセスができなくなり、復元不可能となる。
(6)前記管理データはジョブ単位で作成され管理される前項5に記載の画像処理装置。
(7)管理データ記憶手段として、揮発性の記憶手段と不揮発性の記憶手段を備えるとともに、前記揮発性の管理データ記憶手段に管理データを記憶させるモードと、前記不揮発性の管理データ記憶手段に管理データを記憶させるモードとを切り替える切り替え手段を備えている前項5に記載の画像処理装置。

この画像処理装置では、管理データを不揮発性の記憶手段に記憶させた場合には、停電や電源遮断が生じても、管理データは消えないから、画像データを読み出して復元させることができる。一方、管理データを揮発性の記憶手段に記憶させた場合には、停電や電源遮断により管理データが消失するから、画像データは復元不可能となる。このようなモードを切り替え手段により、切り替えることができる。
(8)前記切り替え手段は、ジョブの種類に応じて前記モードを切り替える前項7に記載の画像処理装置。
(9)画像データをJBIG形式で圧縮するステップと、揮発性の記憶手段に、前記JBIG形式で圧縮された画像データの復元情報を有する各プレーンの先頭データのみを記憶させ、不揮発性の記憶手段には、前記先頭データを消去した状態で画像データを記憶させるステップと、前記揮発性の記憶手段に記憶されている先頭データのみを消去することにより、前記不揮発性の記憶手段に記憶されている画像データを復元不可能とするステップと、を備えたことを特徴とする画像処理方法。
(10)前記JBIG形式で圧縮された画像データを、先頭データを消去した状態で前記不揮発性の記憶手段に記憶させるモードと、先頭データを消去することなく前記不揮発性の記憶手段に記憶させるモードとを切り替える切り替えステップを備えている前項9に記載の画像処理方法。
(11)前記切り替えステップでは、ジョブの種類に応じて前記モードを切り替える前項10に記載の画像処理方法。
(12)画像データが、その消去に際して全データ領域を削除する必要があるデータ形式で圧縮されたときのデータ消去に要する時間と、JBIG形式で圧縮されたときの先頭データの消去に要する時間とを比較するステップと、前記2つのデータ形式のうち、消去に要する時間の短い方の形式で圧縮された画像データを不揮発性記憶手段に記憶させるステップと、前記記憶手段に記憶されている消去対象の画像データを、その画像データがJBIG形式で圧縮された画像データである場合には、その復元情報を有する各プレーンの先頭データのみを消去することにより復元不可能とし、その画像データがその消去に際して全データ領域を削除する必要があるデータ形式で圧縮された画像データである場合には、全データ領域を削除することにより復元不可能とするステップと、を備えていることを特徴とする画像処理方法。
(13)JBIG形式で圧縮された画像データを不揮発性の画像データ記憶手段に記憶させるステップと、前記画像データ記憶手段に記憶されている画像データの復元情報を有する各プレーンの先頭データについての情報を管理する管理データを管理データ記憶手段に記憶させるステップと、前記画像データ記憶手段に記憶されている消去対象の画像データを、前記管理データ記憶手段に記憶されている管理データを消去することにより復元不可能とするステップと、を備えたことを特徴とする画像処理方法。
(14)揮発性の管理データ記憶手段に管理データを記憶させるモードと、不揮発性の管理データ記憶手段に管理データを記憶させるモードとを切り替える切り替えステップを備えている前項13に記載の画像処理方法。
(15)前記切り替えステップでは、ジョブの種類に応じて前記モードを切り替える前項14に記載の画像処理方法。

請求項1に係る発明によれば、画像データを復元不可能とするために、先頭データのみを消去すればよいから、画像データの全領域を消去する場合に較べて消去処理時間を短縮でき、その分画像データの新たな読み込みや出力の早期開始が可能となり、生産性が向上する。勿論、画像データは復元不可能となされるため、セキュリティは確保される。
また、装置に停電が発生したり不用意に電源が遮断された場合には、揮発性の記憶手段に記憶されている先頭データが消失するから、不揮発性の記憶手段に記憶されている画像データは復元不可能となる。従って、停電や電源遮断後に消去対象の画像データが不揮発性の記憶手段に復元可能に残存するのを防止でき、画像データが悪用されることによるトラブルを防止することができ、さらに高いセキュリティを確保できる。

請求項2に係る発明によれば、不揮発性の記憶手段に保存しておくべき画像データについては、先頭データを消去することなく前記不揮発性の記憶手段に記憶させることで、停電や不用意な電源遮断が生じても画像データを復元可能にでき、保存の必要のない画像データについては、モードを切り替えて、先頭データを消去した状態で前記不揮発性の記憶手段に記憶させることにより、停電や電源遮断時に画像データが復元可能に残ることを防止でき、より実用に即した画像処理装置となし得る。

請求項3に係る発明によれば、画像データの属性に応じてモード切り替えを行うから、モード切り替えの判断を適正にかつ自動的に行うことができる。

請求項4に係る発明によれば、消去に際して全データ領域を削除する必要があるデータ形式で圧縮されたときのデータ消去に要する時間と、JBIG形式で圧縮されたときの先頭データの消去に要する時間のうちの短い方の形式で圧縮された画像データが不揮発性記憶手段に記憶されるから、その画像データの消去時間を確実に短くできる。

請求項5に係る発明によれば、画像データを復元不可能とするために、画像データの復元情報を有する各プレーンの先頭データについての情報を管理する管理データのみを消去すればよいから、画像データの全領域を消去する場合に較べて消去処理時間を短縮でき、その分画像データの新たな読み込みや出力の早期開始が可能となり、生産性が向上する。また、画像データは復元不可能となされるため、セキュリティは確保される。

請求項6に係る発明によれば、管理データはジョブ単位で作成され管理されるから、画像データを消去する場合の対応管理データの特定や扱いが容易となる。

請求項7に係る発明によれば、保存しておくべき画像データについては、管理データを不揮発性の記憶手段に記憶させることで、停電や不用意な電源遮断が生じても画像データを復元可能にでき、保存の必要のない画像データについては、モードを切り替えて、管理データを揮発性の記憶手段に記憶させることにより、停電や電源遮断時に画像データが復元可能に残ることを防止でき、より実用に即した画像処理装置となし得る。

請求項8に係る発明によれば、ジョブの種類に応じてモード切り替えを行うから、モード切り替えの判断を適正にかつ自動的に行うことができる。

請求項9に係る発明によれば、画像データを復元不可能とするために、先頭データのみを消去すればよいから、画像データの全領域を消去する場合に較べて消去処理時間を短縮でき、その分画像データの新たな読み込みや出力の早期開始が可能となり、生産性が向上する。

また、停電や電源遮断後に消去対象の画像データが不揮発性の記憶手段に復元可能に残存するのを防止でき、画像データが悪用されることによるトラブルを防止することができ、さらに高いセキュリティを確保できる。

請求項10に係る発明によれば、モードの切り替えにより、保存しておくべき画像データについては復元可能にでき、保存しておく必要のない画像データについては停電や電源遮断時に画像データが復元可能に残ることを防止でき、より実用に即した画像処理装置となし得る。

請求項11に係る発明によれば、ジョブの種類に応じてモード切り替えを行うから、モード切り替えの判断を適正にかつ自動的に行うことができる。

請求項12に係る発明によれば、消去に際して全データ領域を削除する必要があるデータ形式で圧縮されたときのデータ消去に要する時間と、JBIG形式で圧縮されたときの先頭データの消去に要する時間のうちの短い方の形式で圧縮された画像データが不揮発性記憶手段に記憶されるから、その画像データの消去時間を確実に短くできる。

請求項13に係る発明によれば、画像データを復元不可能とするために、画像データの復元情報を有する各プレーンの先頭データについての情報を管理する管理データのみを消去すればよいから、画像データの全領域を消去する場合に較べて消去処理時間を短縮でき、生産性が向上する。

請求項14に係る発明によれば、保存しておくべき画像データについては、管理データを不揮発性の記憶手段に記憶させることで、停電や不用意な電源遮断が生じても画像データを復元可能にでき、保存の必要のない画像データについては、モードを切り替えて、管理データを揮発性の記憶手段に記憶させることにより、停電や電源遮断時に画像データが復元可能に残ることを防止でき、より実用に即した画像処理装置となし得る。

請求項15に係る発明によれば、ジョブの種類に応じてモード切り替えを行うから、モード切り替えの判断を適正にかつ自動的に行うことができる。
以下、この発明の一実施形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る画像処理装置1の概略構成を示すブロック図である。
この画像処理装置1は、入力インターフェース部(図面では入力IFと記す)2と、出力インターフェース部(図面では出力IFと記す)3と、揮発性の第1RAM4と、圧縮・伸張部5と、揮発性の第2RAM6と、ハードディスク装置(図面ではHDDと記す)7と、CPU8とを備えている。
前記入力インターフェース部2は、例えば原稿読み取り装置、FAX装置、コンピュータ等の外部装置から送られてきた画像データを受信するものである。
前記出力インターフェース部3は、前記ハードディスク装置7等に記憶されている画像データを前記外部装置に送信するものである。
前記第1RAM4は、外部から入力された画像データや外部に出力する画像データを、一旦記憶するものであり、バッファメモリとして機能する。
前記圧縮・伸張部5は、外部から入力された画像データを圧縮し、またハードディスク装置7から読み出された圧縮画像データを伸張するものである。この実施形態では、圧縮・伸張部5は、画像データをJBIG(Joint Bi-lebel Image experts Group:二値画像符号化の標準)形式で圧縮し、伸張するものとなされている。
前記第2RAM6は、前記圧縮・伸張部5によって圧縮された画像データや、ハードディスク装置7から読み出された圧縮画像データを一旦記憶するものである。
なお、第1RAM4と第2RAM6とは別々のRAMで構成しても良いし、一つのRAMで構成しても良い。
前記ハードディスク装置7は、画像データを格納保存する不揮発性の記憶手段として機能するものであり、記憶された画像データは画像処理装置1の電源をオフにしても消去されることはない。
前記CPU8は、第1、第2のRAM4、6やハードディスク装置7に対する画像データの書き込み動作や読み出し動作の制御、画像データの消去に関する制御、圧縮・伸張部5に対する圧縮動作や伸張動作の制御等、画像処理装置1の全体を統括的に制御する。
そのほか、CPU8は、各種の機能を有する。例えば、画像データがファクシミリによる送信あるいは受信データか否か、ハードディスク装置7への蓄積モードの画像データであるか否か等のように、画像データの属性を判断したり、その属性に応じて、画像データのハードディスク装置7への記憶モードを切り替える等の機能を有する。
上記のようなCPU8による制御や機能は、ハードディスク装置7あるいはその他の記憶媒体、たとえば図示しないROM、CD−ROM、光磁気ディスク等に記録された画像処理プログラムの内容を、CPU8が実行することにより実現される。
図1に示した画像処理装置1において、ハードディスク装置7への画像登録を行うときは、画像処理装置1は入力インターフェース部2を介して外部から入力された画像データを、バッファメモリである第1RAM4に一旦格納する。
第1RAM4に格納された画像データは、圧縮・伸張部5によりJBIG形式で圧縮される。圧縮された画像データは第2RAM6に記憶される。そして、第2RAM6に記憶された前記圧縮画像データは、ハードディスク装置7へ転送され、装置の電源がオフにされても記憶が消失することはない。
また、画像データの出力を行うときは、ハードディスク装置7から圧縮された画像データは読み出されて第2RAM6へ転送される。転送された圧縮画像データは、圧縮・伸張部5によって伸張され、バッファメモリである第1RAM4に格納される。そして、伸張された画像データが出力インターフェース部3から外部へ転送されるものとなされている。
前述したように、圧縮・伸張部5はJBIG形式で圧縮・伸張を行う機能を有している。JBIG圧縮された画像データの構成図を図2に示す。
JBIG圧縮された画像データは、プレーン構成となされている。そして、各プレーンの先頭部に位置するデータ(先頭データ)に、伸張する際に必要な情報が格納されており、これが消去(破壊)されると画像を伸張し、復元することは不可能となる。
圧縮・伸張部5により画像データがJBIG圧縮されて第2RAM6へ格納されると同時に、各プレーンの先頭の集約データを含む圧縮画像管理データが作成される。
圧縮画像管理データの構成を図3に示す。圧縮画像管理データには、各ジョブ毎にページ情報と集約データの各領域が設けられている。ページ情報の領域には、各ページの圧縮データ開始アドレス、圧縮データサイズ、圧縮データ形式に関する情報が格納されている。集約データはジョブ単位で管理されており、各プレーンの先頭データ開始アドレスと先頭データのサイズについての情報が格納されており、この集約データにより、先頭データの格納エリアを特定できるものとなされている。
また、JBIG圧縮された画像データを第2RAM6からハードディスク装置7へ転送するときに、ジョブのモード情報に応じて、JBIG圧縮画像データの各プレーンの先頭データを第2RAM6にのみ記憶させ、ハードディスク装置7には先頭データを上書きにより消去した圧縮画像データを転送するか、先頭データを上書き消去することなくハードディスク装置7へ転送するかが決定される。
コピージョブやプリントジョブなどの画像データのように、画像処理装置1の電源がオフされたときに画像データを復元できなくてもかまわないものは、第2RAM6上に先頭データを記憶し、ハードディスク装置7へは先頭データを上書きして消去した圧縮画像データを転送する。電源がオフされると、揮発性の記憶手段である第2RAM6に記憶されていた先頭データは消えてしまい、ハードディスク装置7に残っている圧縮画像データの先頭データはもともと消去されているから、前記圧縮画像データの復元は不可能な状態となる。
一方、コピージョブやプリントジョブで画像データをハードディスク装置7へ蓄積するモードの設定がされていたり、ファクシミリで受信しあるいは送信する画像データのように、画像処理装置1の電源がオフされたときに消去されては困る画像データに対しては、先頭データを上書きにより消去することなくそのままの状態で圧縮画像データをハードディスク装置7へ転送し、記憶しておく。
このように画像データの属性に応じて、先頭データを消去した状態でハードディスク装置7に記憶させるモードと、先頭データを消去することなく記憶させるモードとを切り替えるが、圧縮画像管理データには図3に示すように、先頭データを上書きしているか否かについての情報も記録しておく。そして、圧縮画像管理データもハードディスク装置7へ記憶しておくことにより、画像処理装置1の電源がオフされても、圧縮画像管理データと画像データはともにハードディスク装置7に記憶されているので、画像データを復元することが可能である。
図4は、ユーザから画像データの登録指示があったときに、CPU8の制御のもとで行われる登録処理を示すフローチャートである。なお、図4及び以下のフローチャートに示す処理は、CPU8が記録媒体に記録されたプログラムに従って動作することにより実行される。また、以下の説明及び図面において、ステップを「S」と略記する。
ユーザによる登録指示があると、S1でCPU8は、圧縮・伸張部5にJBIG形式で登録対象の画像データを圧縮させる。
次に、S2で、画像データがファクシミリジョブの画像データであるか否かを判断する。ファクシミリジョブの画像データである場合には(S2の判断がYES)、電源がオフになっても画像データを復元させる必要があるので、S6に進み、各プレーンの先頭データを消去することなくそのまま画像データを第2RAM6を介してハードディスク装置7に転送して記憶させる。
S2において、画像データがファクシミリジョブの画像データでない場合には(S2の判断がNO)、S3に進み、画像データがハードディスク装置7への蓄積モードの画像データであるか否かを判断する。
蓄積モードの画像データであれば(S3の判断がYES)、電源がオフになっても画像データを復元させる必要があるので、S6に進み、各プレーンの先頭データを消去することなくそのまま画像データをハードディスク装置7に転送して記憶させる。
このような処理により、ファクシミリ送信あるいは受信画像データ及び、ハードディスク装置7への蓄積モードの画像データが、復元可能にハードディスク装置7に格納される。
S3で、ハードディスク装置7への蓄積モードでない場合には(S3の判断がNO)、その画像データは電源がオフになると復元不可能となっても良い画像データであるから、S4で、各プレーンの先頭データを第2RAM6に記憶したのち、S5で先頭データを消去用データの上書きにより消去した状態とし、S6で、この先頭データを消去された画像データをハードディスク装置7に転送して記憶させる。この場合には、電源がオフになると揮発性の記憶手段である第2RAM6に記憶されている先頭データが消去されるから、ハードディスク装置7に記憶された画像データは復元不可能となる。これにより、無用な画像データがハードディスク装置7に復元可能に残存するのを防止でき、セキュリティを高めることができる。
このように、画像データの属性に応じて、記憶モードを切り替えることにより、画像データの属性に応じた好適な記憶モードで画像データをハードディスク装置7に記憶させることができる。
図5は、ユーザからハードディスク装置7に記憶されている画像データの出力指示があったときの出力処理を示すフローチャートである。
ユーザによる画像データの出力指示があると、S11でCPU8は、指定された圧縮画像データをハードディスク装置7から第2RAM6へ転送する。
次に、S12で、圧縮管理画像データに含まれる集約データに基づいて、圧縮画像データの各プレーンの先頭データが上書きされているかを判断する。上書きされていたならば(S12の判断がYES)、S13で、第2RAM6に記憶されている各プレーンの先頭データを圧縮画像データに復帰させる。そして、S14で、圧縮・伸張部5により伸張を施して第1RAM4へ転送する。
S12において、先頭データが上書きされていなかったならば(S12の判断がNO)、S14に進んで、圧縮・伸張部5にそのまま圧縮画像データを伸張させて第1RAM4へ転送する。
次にS15に進み、第1RAM4に転送された画像データを、出力インターフェース部3から外部へ出力させる。
図6は、ユーザから画像データの消去指示があったときの画像データの消去処理を示すフローチャートである。
前記画像データの消去指示を受けると、CPU8はS21で、指定されたジョブの圧縮画像管理データに含まれる集約データを読み出し、画像データが先頭データを上書きしてからハードディスク装置7へ転送されたものであるか否か、を判断する。
上書されていたならば(S21の判断がYES)、S22で、第2RAM6上に記憶されている先頭データを上書きして消去する。これにより、画像データを復元不可能な状態にすることができる。一方、上書きされていなければ(S21の判断がNO)、先頭データは消去されていないので、S23に進み、ハードディスク装置7に記憶されている圧縮画像データの先頭データを上書きして消去し、画像データを復元不可能な状態にする。
このように、ハードディスク装置7に記憶されている画像データを消去する場合には、先頭データに消去用データを上書きすれば良く、画像データの全領域に上書きする必要はなくなるから、消去処理時間の短縮化が図れる。従って、消去処理の実行により他の処理の実行が妨げられる時間が短くなり、画像処理装置の生産性が向上する。
図7及び図8はこの発明の他の実施形態を示すものであり、図7はCPU8の制御のもとで行われる画像データの登録処理を示すフローチャート、図8はユーザから画像データの消去指示があったときの画像データの消去処理を示すフローチャートである。
この実施形態では、前記圧縮・伸張部5は、画像データをJBIG形式で圧縮・伸張できるのみならず、画像データの消去に際して全データ領域を上書きにより削除する必要があるデータ形式で圧縮・伸張できるものとなされている。このような、消去に際して全データ領域を削除する必要があるデータ形式の一例としては、JPEG(Joint Photographic Experts Group)やPDF(Portable Document Format)等のデータ形式を挙げることができるが、以下の説明ではJPEGを例示する。
また、CPU8は、JPEGに圧縮された画像データの全領域を削除(上書き)して画像データを消去する時間と、JBIG形式で圧縮された同一の画像データについて先頭データの消去に要する時間とを比較する消去時間比較手段として機能すると共に、消去に要する時間の短い方の形式で圧縮された画像データをハードディスク装置7に記憶させる。
以下、図7及び図8について説明する。
図7のS31で、CPU8は圧縮・伸張部5にJBIG形式及びJPEG形式の両形式で画像データを圧縮させる。
次に、S32でCPU8は、JPEGに圧縮された画像データの全領域を削除して画像データを消去する時間が、JBIG形式で圧縮された同一の画像データについて先頭データの消去に要する時間とよりも短いか否かを判断する。JPEG圧縮データの消去時間の方がJBIG圧縮データの先頭データ消去時間よりも短かい場合には(S32の判断がYES)、S33にみ、JPEG圧縮データをハードディスク装置7に転送して記憶させる。JBIG圧縮データの先頭データ消去時間の方が短かければ(S32の判断がNO)、S34にみ、JBIG圧縮データをハードディスク装置7に転送して記憶させる。
次に、登録されている画像データの消去指示を受けた場合には、CPU8は図8のS41で、その画像データの圧縮形式がJBIG形式であるか否かを判断する。JBIG形式の場合には(S41の判断がYES)、S42でその画像データの先頭データを上書きして消去する。一方、JPEG形式の場合には(S41の判断がNO)、S43でその画像データの全領域を上書きして消去する。これにより、画像データを復元不可能な状態にすることができる。
この実施形態では、画像データはJBIG形式、JPEG形式のうちの消去時間の短い方で登録されているから、消去時間を確実に短縮でき、生産性を向上できる。
図9〜図12はこの発明のさらに他の実施形態を示すものである。この実施形態では、JBIG形式の画像データを先頭データの消去により消去するのではなく、画像データを管理する管理データを消去することにより画像データを消去するものである。
図9は、この実施形態で作成される圧縮画像管理データの構成を示すものである。図3に示した圧縮画像管理データと異なり、図9の圧縮画像管理データは、ジョブ単位で作成され、管理される。そして、各ジョブ単位の圧縮画像管理データには、図9の圧縮画像管理データと同様に、ページ情報とJBIG集約データの各領域が設けられている。ページ情報の領域には、各ページの圧縮データ開始アドレス、圧縮データサイズ、圧縮データ形式に関する情報が格納されている。集約データには各プレーンの先頭データ開始アドレスと先頭データのサイズについての情報が格納されており、この集約データにより、先頭データの格納エリアを特定できるものとなされている。
図10は、ユーザから画像データの登録指示があったときに、CPU8の制御のもとで行われる画像データの登録処理を示すフローチャートである。
ユーザによる登録指示があると、S51でCPU8は、圧縮・伸張部5にJBIG形式で登録対象の画像データを圧縮させる。同時に各プレーンの先頭の集約データを含む圧縮画像管理データを第2RAM6上で作成する。
次に、S52で、圧縮データをハードディスク装置7に転送して記憶させたのち、S53で、画像データがファクシミリジョブの画像データであるか否かを判断する。
ファクシミリジョブの画像データである場合には(S53の判断がYES)、電源がオフになっても画像データを復元させる必要があるので、S55に進み、圧縮画像管理データをハードディスク装置7に転送して記憶させる。
S53において、画像データがファクシミリジョブの画像データでない場合には(S53の判断がNO)、S54に進み、画像データがハードディスク装置7への蓄積モードの画像データであるか否かを判断する。
蓄積モードの画像データであれば(S54の判断がYES)、電源がオフになっても画像データを復元させる必要があるので、S55に進み、圧縮画像管理データをハードディスク装置7に転送して記憶させる。
このような処理により、ファクシミリ送信あるいは受信モードの画像データ及び、ハードディスク装置7への蓄積モードの画像データについての圧縮画像管理データがハードディスク装置7に格納される。
S54で、ハードディスク装置7への蓄積モードでない場合には(S54の判断がNO)、その画像データは電源がオフになると復元不可能となっても良い画像データであるから、第2RAM6上で作成された圧縮画像管理データは、ハードディスク装置7に転送されることなく、第2RAM6上にそのまま記憶保持される。
この場合には、電源がオフになると揮発性の記憶手段である第2RAM6に記憶されている圧縮画像管理データが消去されるから、ハードディスク装置7に記憶された画像データは復元不可能となる。これにより、無用な画像データがハードディスク装置7に復元可能に残存するのを防止でき、セキュリティを高めることができる。
このように、画像データの属性に応じて、圧縮画像管理データの記憶モードを切り替えることにより、画像データの属性に応じた好適な画像データ管理を行うことができる。
図11は、ユーザからハードディスク装置7に記憶されている画像データの出力指示があったときの出力処理を示すフローチャートである。
ユーザによる指定画像データの出力指示があると、S61でCPU8は、指定された画像データについての圧縮画像管理データがハードディスク装置7に記憶されているのか、第2RAM6上に保持されているのかを判断する。圧縮画像管理データがハードディスク装置7に記憶されている場合には(S61の判断がYES)、S62に進み、ハードディスク装置7から圧縮画像管理データを読み出した後、S63に進む。圧縮画像管理データがハードディスク装置7に記憶されていない場合換言すれば第2RAM6上に保持されているいる場合には(S61の判断がNO)、そのままS63に進む。
S63では、圧縮画像管理データに基づいて、ハードディスク装置7から先頭データを含む画像データを読み出して第2RAM6へ転送する。
次に、S64に進んで、圧縮・伸張部5によって圧縮画像データに伸張を施し第1RAM4へ転送する。
次にS65に進み、第1RAM4に転送された画像データを、出力インターフェース部3から外部へ出力させる。
図12は、ユーザから画像データの消去指示があったときの画像データの消去処理を示すフローチャートである。
前記画像データの消去指示を受けると、CPU8はS71で、指定された画像データについての圧縮画像管理データがハードディスク装置7に記憶されているのか、第2RAM6内に保持されているのかを判断する。圧縮画像管理データがハードディスク装置7に記憶されている場合には(S71の判断がYES)、S72で、ハードディスク装置7内の対応する圧縮画像管理データを上書きして消去する。
一方、圧縮画像管理データがハードディスク装置7に記憶されていない場合換言すれば第2RAM6内に保持されている場合には(S71の判断がNO)、S73で、第2RAM6内の対応する圧縮画像管理データを上書きして消去する。
このように、対応する圧縮画像管理データを上書きして消去することにより、対応する画像データの先頭データへのアクセスが不可能となるから、画像データを復元不可能な状態にすることができる。
なお、圧縮画像管理データの上書きによる消去は、圧縮画像管理データの全ての領域を上書きしても良いが、少なくとも先頭データの格納エリアを示すJBIG集約データ領域を上書きすればよい。
このように、この実施形態では、圧縮画像管理データを上書きして消去することにより、ハードディスク装置7に記憶されている画像データを復元不可能に消去するから、画像データの全領域に上書きする必要はなくなり、消去処理時間の短縮化が図れる。従って、消去処理の実行により他の処理の実行が妨げられる時間が短くなり、画像処理装置の生産性が向上する。
以上の実施形態では、画像データを記憶蓄積する不揮発性の記憶手段としてハードディスク装置を用いたが、ハードディスク装置に限定されることはなく、電源がオフになっても記憶状態を保持できる各種の不揮発性の記憶手段を用いればよい。また、ハードディスク装置等の記憶手段は、画像処理装置の本体内に備えられていなくても良く、ネットワーク上に存在する端末の記憶手段に画像データを記憶させる画像処理装置であっても良いし、画像処理装置の構成要素の1つあるいは二つ以上がネットワークを介して接続されたものであっても良い。
また、上記実施形態には、以下の態様を有する発明が含まれている。
(A)画像データをJBIG形式で圧縮された状態で不揮発性の記憶手段に記憶させるステップと、
前記記憶手段に記憶されている消去対象の画像データを、その復元情報を有する各プレーンの先頭データのみを消去することにより復元不可能とするステップと、
をコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
(B)揮発性の記憶手段に、前記JBIG形式で圧縮された画像データの前記先頭データのみを記憶させ、前記不揮発性の記憶手段には、先頭データを消去した状態で画像データを記憶させ、
前記揮発性の記憶手段に記憶されている先頭データを消去することにより、前記不揮発性の記憶手段に記憶されている画像データを復元不可能とする、
処理をコンピュータに実行させる前項(A)に記載の画像処理プログラム。
(C)前記JBIG形式で圧縮された画像データを、先頭データを消去した状態で前記不揮発性の記憶手段に記憶させるモードと、先頭データを消去することなく前記不揮発性の記憶手段に記憶させるモードとを切り替える切り替えステップをコンピュータに実行させる前項(B)に記載の画像処理プログラム。
(D)前記切り替えステップでは、画像データの属性に応じて前記モードを切り替える前項(C)に記載の画像処理プログラム。
(E)画像データを、その消去に際して全データ領域を削除する必要があるデータ形式で圧縮したときのデータ消去に要する時間と、JBIG形式で圧縮したときの先頭データの消去に要する時間とを比較するステップと、
前記2つのデータ形式のうち、消去に要する時間の短い方の形式で画像データを不揮発性記憶手段に記憶させるステップと、
をコンピュータに実行させる前項(A)に記載の画像処理プログラム。
(F)JBIG形式で圧縮された画像データを不揮発性の画像データ記憶手段に記憶させるステップと、
前記画像データ記憶手段に記憶されている画像データの復元情報を有する各プレーンの先頭データについての情報を管理する管理データを管理データ記憶手段に記憶させるステップと、
前記画像データ記憶手段に記憶されている消去対象の画像データを、前記管理データ記憶手段に記憶されている管理データを消去することにより復元不可能とするステップと、
をコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
(G)揮発性の管理データ記憶手段に管理データを記憶させるモードと、不揮発性の管理データ記憶手段に管理データを記憶させるモードとを切り替える切り替えステップをコンピュータに実行させる前項(F)に記載の画像処理プログラム。
(H)前記切り替えステップでは、画像データの属性に応じて前記モードを切り替える前項(G)に記載の画像処理プログラム。
この発明の一実施形態に係る画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。 JBIG形式で圧縮された画像データの構成を示す説明図である。 圧縮画像データの管理データを示す説明図である。 図1の画像処理装置において実行される画像データの登録処理を示すフローチャートである。 同じく画像データの出力処理を示すフローチャートである。 同じく画像データの消去処理を示すフローチャートである。 この発明の他の実施形態に係る画像データの登録処理を示すフローチャートである。 同じく画像データの消去処理を示すフローチャートである。 この発明のさらに他の実施形態を示すもので、圧縮画像データの管理データを示す説明図である。 同じく画像データの登録処理を示すフローチャートである。 同じく画像データの出力処理を示すフローチャートである。 同じく画像データの消去処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像処理装置
5 圧縮・伸張部
6 第2RAM(揮発性記憶手段、管理データ記憶手段)
7 ハードディスク装置(不揮発性記憶手段、画像データ記憶手段、管理デ ータ記憶手段)
8 CPU(消去手段、切り替え手段、消去時間比較手段、制御手段)

Claims (15)

  1. 画像データをJBIG形式で圧縮及び伸張が可能な圧縮・伸張手段と、
    前記圧縮・伸張手段によりJBIG形式で圧縮された画像データを記憶する不揮発性の記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている消去対象の画像データを、その復元情報を有する各プレーンの先頭データのみを消去することにより復元不可能とする消去手段と、
    揮発性の記憶手段と、
    を備え、
    前記揮発性の記憶手段に、前記JBIG形式で圧縮された画像データの前記先頭データのみが記憶され、前記不揮発性の記憶手段には、先頭データを消去した状態で画像データが記憶され、
    前記消去手段は、前記揮発性の記憶手段に記憶されている先頭データを消去することにより、前記不揮発性の記憶手段に記憶されている画像データを復元不可能とすることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記JBIG形式で圧縮された画像データを、先頭データを消去した状態で前記不揮発性の記憶手段に記憶させるモードと、先頭データを消去することなく前記不揮発性の記憶手段に記憶させるモードとを切り替える切り替え手段を備えている請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記切り替え手段は、ジョブの種類に応じて前記モードを切り替える請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 画像データを、JBIG形式で圧縮及び伸張が可能であるとともに、その消去に際して全データ領域を削除する必要があるデータ形式でも圧縮及び伸張可能な圧縮・伸張手段と、
    画像データが、その消去に際して全データ領域を削除する必要があるデータ形式で前記圧縮・伸張手段により圧縮されたときのデータ消去に要する時間と、JBIG形式で圧縮されたときの先頭データの消去に要する時間とを比較する消去時間比較手段と、
    前記2つのデータ形式のうち、消去に要する時間の短い方の形式で圧縮された画像データを記憶する不揮発性の記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている消去対象の画像データを、その画像データがJBIG形式で圧縮された画像データである場合には、その復元情報を有する各プレーンの先頭データのみを消去することにより復元不可能とし、その画像データがその消去に際して全データ領域を削除する必要があるデータ形式で圧縮された画像データである場合には、全データ領域を削除することにより復元不可能とする消去手段と、
    を備えていることを特徴とする画像処理装置。
  5. 画像データをJBIG形式で圧縮及び伸張が可能な圧縮・伸張手段と、
    前記圧縮・伸張手段によりJBIG形式で圧縮された画像データを記憶する不揮発性の画像データ記憶手段と、
    前記画像データ記憶手段に記憶されている画像データの復元情報を有する各プレーンの先頭データについての情報を管理する管理データを記憶する管理データ記憶手段と、
    前記画像データ記憶手段に記憶されている消去対象の画像データを、前記管理データ記憶手段に記憶されている管理データを消去することにより復元不可能とする消去手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  6. 前記管理データはジョブ単位で作成され管理される請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 管理データ記憶手段として、揮発性の記憶手段と不揮発性の記憶手段を備えるとともに、
    前記揮発性の管理データ記憶手段に管理データを記憶させるモードと、前記不揮発性の管理データ記憶手段に管理データを記憶させるモードとを切り替える切り替え手段を備えている請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 前記切り替え手段は、ジョブの種類に応じて前記モードを切り替える請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 画像データをJBIG形式で圧縮するステップと、
    揮発性の記憶手段に、前記JBIG形式で圧縮された画像データの復元情報を有する各プレーンの先頭データのみを記憶させ、不揮発性の記憶手段には、前記先頭データを消去した状態で画像データを記憶させるステップと、
    前記揮発性の記憶手段に記憶されている先頭データのみを消去することにより、前記不揮発性の記憶手段に記憶されている画像データを復元不可能とするステップと、
    を備えたことを特徴とする画像処理方法。
  10. 前記JBIG形式で圧縮された画像データを、先頭データを消去した状態で前記不揮発性の記憶手段に記憶させるモードと、先頭データを消去することなく前記不揮発性の記憶手段に記憶させるモードとを切り替える切り替えステップを備えている請求項9に記載の画像処理方法。
  11. 前記切り替えステップでは、ジョブの種類に応じて前記モードを切り替える請求項10に記載の画像処理方法。
  12. 画像データが、その消去に際して全データ領域を削除する必要があるデータ形式で圧縮されたときのデータ消去に要する時間と、JBIG形式で圧縮されたときの先頭データの消去に要する時間とを比較するステップと、
    前記2つのデータ形式のうち、消去に要する時間の短い方の形式で圧縮された画像データを不揮発性記憶手段に記憶させるステップと、
    前記記憶手段に記憶されている消去対象の画像データを、その画像データがJBIG形式で圧縮された画像データである場合には、その復元情報を有する各プレーンの先頭データのみを消去することにより復元不可能とし、その画像データがその消去に際して全データ領域を削除する必要があるデータ形式で圧縮された画像データである場合には、全データ領域を削除することにより復元不可能とするステップと、
    を備えていることを特徴とする画像処理方法。
  13. JBIG形式で圧縮された画像データを不揮発性の画像データ記憶手段に記憶させるステップと、
    前記画像データ記憶手段に記憶されている画像データの復元情報を有する各プレーンの先頭データについての情報を管理する管理データを管理データ記憶手段に記憶させるステップと、
    前記画像データ記憶手段に記憶されている消去対象の画像データを、前記管理データ記憶手段に記憶されている管理データを消去することにより復元不可能とするステップと、
    を備えたことを特徴とする画像処理方法。
  14. 揮発性の管理データ記憶手段に管理データを記憶させるモードと、不揮発性の管理データ記憶手段に管理データを記憶させるモードとを切り替える切り替えステップを備えている請求項13に記載の画像処理方法。
  15. 前記切り替えステップでは、ジョブの種類に応じて前記モードを切り替える請求項14に記載の画像処理方法。

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