JP3851746B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロックアームを備えたコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
実開平1−112577号公報には、コネクタハウジングの外面にロックアームを一体形成してなるコネクタについて開示されている。ロックアームは、コネクタハウジングの外面から立ち上がる基端部と、この基端部からコネクタハウジングの外面に概ね沿うように片持ち状に延出するアーム部と、このアーム部の外面(コネクタハウジングとは反対側の面)に形成したロック突起とからなる。相手側コネクタとの嵌合の過程では、相手側コネクタのフード部にロック突起が干渉することによってロックアームがコネクタハウジングの外面側へ弾性撓みし、双方のコネクタが正規嵌合状態に至ると、ロックアームが弾性復帰してロック突起がフード部のロック孔に係止し、もって、両コネクタが嵌合状態にロックされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般にコネクタは、電線の端末に固着された端子金具をコネクタハウジング内に挿入させた状態のものを多数組み合わせてワイヤーハーネスとして製品化され、これを複数組積み重ねた状態で箱詰めにされて運搬される、という事情がある。
ところがロックアームを有するコネクタでは、ロックアームとコネクタハウジングの外面との間にロックアームを撓ませるための撓み空間が確保されており、しかも、ロックアームは片持ち状に延出していることから、このロックアームの先端側から撓み空間(コネクタハウジングの外面とロックアームとの隙間)内へ異物が進入し得る形態となっている。
【0004】
そのため、ワイヤーハーネスの使用現場において、ワイヤーハーネスを箱から1つずつ取り出すときに、他のワイヤーハーネスの電線等がコネクタの撓み空間に入り込んでロックアームに引っ掛かった状態になっていることがある。このような状態でワイヤーハーネスを無理に取り出そうとすると、電線に引っ掛かっているコネクタのロックアームには、その基端部を支点としてコネクタハウジングの外面から離間する方向へ強制的に変位させようとする力が作用することになる。
【0005】
このような場合、従来のコネクタでは、ロックアームの変位量がさほど大きくないうちに、ロックアームがその基端部において折損してしまう、という不具合があった。
本願発明は上記事情に鑑みて創案され、コネクタハウジングから離間する方向へ変位させられたロックアームの折損が生じ難いコネクタを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、コネクタハウジングと、このコネクタハウジングの外面に一体形成したロックアームとを備え、このロックアームは、前記コネクタハウジングの外面から立ち上がる基端部と、基端部から前記コネクタハウジングの外面と概ね平行に片持ち状に延出するアーム部とからなり、前記コネクタハウジングの外面と前記アーム部の内面との間には、相手側コネクタとの嵌合時に前記アーム部を弾性撓みさせるための撓み空間が確保されているものにおいて、前記アーム部の外面には、その延出方向に沿った溝が形成され、前記基端部には、その立ち上がり方向に沿った溝が前記アーム部の溝と連続するように形成され、前記基端部における前記溝の左右両側部分が、その溝の溝底面から突出する形態のリブ状部とされており、前記基端部における前記溝の溝底面からその溝とは反対側の面までの前記リブ状部を含まない厚さが、前記アーム部の厚さと概ね同じ寸法かそれよりも大きい寸法とされている構成とした。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記基端部における前記溝の形成位置が、前記ロックアームが前記コネクタハウジングの外面から離間する方向へ変位するときに圧縮加重を受ける側の面とされている構成とした。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記基端部における前記アーム部の内面及び前記コネクタハウジングの外面に連なる面を、1つの円弧状曲面で構成とした。
【0008】
【発明の作用及び効果】
[請求項1の発明]
ロックアームがコネクタハウジングの外面から離間する方向へ傾動変位したときにその基端部で折損する原因としては、ロックアームの傾動変位がその基端部を支点として行われることから、ロックアームの先端の角度変化に対して基端部の歪み増大の割合が大きいことに起因すると考えられる。
そこで、本発明では、基端部とアーム部に溝を形成するとともに、基端部の溝底面を基準とする厚さをアーム部の厚さと同じ寸法かそれよりも大きい寸法とした。これにより、基端部は、その溝の両側の部分がリブ状に突出することになるため、アーム部よりも撓み難くなって歪みの増大が抑えられ、一方、アーム部は、溝を形成したことによって基端部よりも撓み易くなっていることから、このアーム部の変形によりロックアームに作用する傾動力が緩和される。
【0009】
[請求項2の発明]
基端部における溝の両側のリブ状部に対して引っ張り加重が作用すると、応力が一点に集中し、そのリブ状部が外側から亀裂を生じて破断に至り易い。しかし、本発明ではリブ状部に圧縮力が作用するようにしたので、応力の作用する範囲が広がり、破断し難くなっている。
[請求項3の発明]
基端部におけるアーム部の内面及びコネクタハウジングの外面に連なる面は、1つの円弧状曲面とされているので、例えば曲面に平坦面を組み合わせて構成した面と比較すると、曲面の曲率半径が大きくなっている。これにより、応力の集中が回避される。
【0010】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図6を参照して説明する。
本実施形態のコネクタAは、合成樹脂製のコネクタハウジング10の外面にロックアーム11を一体形成したものである。ロックアーム11は、コネクタハウジング10の外面10Aにおける前端から立ち上がる基端部12と、この基端部12の立ち上がり端からコネクタハウジング10の外面10Aに概ね沿うように後方へ片持ち状に延出するアーム部13と、このアーム部13の外面13A(コネクタハウジング10とは反対側の面であって、図1及び図2における上側の面)に形成したロック突起14とからなり、アーム部13の内面13Bとコネクタハウジング10の外面との間には、アーム部13を弾性撓みさせるための撓み空間15が確保されている。
【0011】
相手側コネクタ(図示せず)との嵌合の過程では、相手側コネクタのフード部の内周面にロック突起14が干渉することにより、ロックアーム11がその基端部12を支点としてアーム部13をコネクタハウジング10の外面に接近させるように弾性撓みする。そして、双方のコネクタが正規嵌合状態に至ると、ロックアーム11が弾性復帰してロック突起14がフード部のロック孔(図示せず)に係止し、もって、両コネクタが嵌合状態にロックされる。
【0012】
かかる本実施形態のコネクタAは、そのコネクタハウジング10に対し、ワイヤーハーネスを構成する電線(図示せず)の端末に固着された端子金具(図示せず)が後方から挿入され、ワイヤーハーネスとして組み立てた後、複数組のワイヤーハーネスが箱詰めにされて運搬される。そして、ワイヤーハーネスの組付け現場では、箱の中からワイヤーハーネスとともにコネクタAが取り出されるが、このとき、他のワイヤーハーネスの電線がコネクタハウジング10とロックアーム11との間の撓み空間15内に進入してアーム部13に引っ掛かる虞がある。この状態でワイヤーハーネスを無理に取り出そうとすると、電線に引っ掛かっているロックアーム11には、その基端部12を支点としてコネクタハウジング10の外面10Aから離間する方向へ強制的に変位させようとする力が作用することになる。この場合、従来のコネクタでは、ロックアームの変位量がさほど大きくないうちに、ロックアームがその基端部において折損してしまう虞があったが、本実施形態では、ロックアーム11の折損が生じ難い構造とされている。以下、その構成について詳しく説明する。
【0013】
ロックアーム11の基端部12の前面12Fには、基端部12のコネクタハウジング10からの立ち上がり方向に沿った上下方向の溝16が形成されている。この溝16の形成されている前面12Fは、アーム部13の延出方向とは反対側の面であり、ロックアーム11がコネクタハウジング10から離間する上方へ傾動変位したときに圧縮加重を受ける側の面である。溝16は、方形断面をなし、基端部12の幅方向においてほぼ中央に位置している。また、溝16の左右両側の部分は、溝16の溝底面16Aから前方へ相対的に突出した方形断面をなす一対ののリブ状部16Bとされている。このリブ状部16Bの正面12F(外面)の基端(図2における下縁)は、コネクタハウジング10の前面10Fに対して面一状に連続されている。一方、リブ状部16Bの正面12Fの立ち上がり端(図2における上縁)は、アーム部13の外面13Aに対して弧状面17を介してほぼ直角に連続されている。
【0014】
また、基端部12の溝底面16Aから後面12Rまでの前後方向の最小厚さ寸法Tkは、アーム部13のロック突起14よりも前方領域(基端部12側に近い領域であって、溝18の形成されている領域)の上下方向の厚さ寸法Taのほぼ1.5倍の寸法となっている。溝16の深さ寸法Skは、上記溝底面16Aから後面12Rまでの最小厚さ寸法Tkのほぼ1/3とされている。したがって、基端部12全体の最小厚さ寸法Tk+Skは、アーム部13の厚さ寸法Taのほぼ2倍となる。
【0015】
さらに、基端部12の後面、即ちアーム部13の内面13B及びコネクタハウジング10の外面10Aに連なる面は、1つの一定曲率の円弧状曲面12Rとされている。この円弧状曲面12Rは、半円弧形をなし、アーム部13の内面13B及びコネクタハウジング10の外面10Aに対し、側方から視て接線状に連なっている。尚、上記基端部12の最小厚さ寸法Tkは、この円弧状曲面12Rのもっとも前方へ凹んだ箇所の厚さ寸法を意味している。
【0016】
また、アーム部13の外面13A(コネクタハウジング10とは反対側であって、図2の上面)には、そのアーム部13の延出方向(前後方向)に沿った溝18が形成されている。
この溝18は、方形断面をなし、ロック突起14よりも前方の領域(基端部12と連なる側の領域)に形成されているとともに、アーム部13の幅方向の中央位置に配されている。かかる溝18の溝底面18A(図2における上面)の前端は、基端部12の溝16の溝底面16Aに対して弧状曲面19を介してほぼ直角に連なり、また双方の溝16,18の内側面同士も面一状に連続している。この溝18の深さ寸法Saは、アーム部13の厚さ寸法Taのほぼ1/2の寸法であり、基端部12の溝16の深さ寸法Skとほぼ同じ寸法とされている。また、溝16と溝18の溝幅寸法は同じWsである。
【0017】
次に、本実施形態の作用について説明する。
ロックアーム11に対し、その基端部12を支点としてアーム部13をコネクタハウジング10から上方へ離間するように傾動させようとする力が作用した場合に、ロックアーム11がその基端部12において折損する原因としては、基端部12を略中心とするアーム部13の傾動角度の変化に対して基端部12の歪みの増大の割合が大きいことが考えられる。
【0018】
その点、本実施形態では、基端部12に溝16を形成することにより溝底面16Aから前方へリブ状部16Bを突出させた形態にするとともに、アーム部13には溝18を形成し、さらに、基端部12の溝底面16Aから後面の円弧状曲面12Rまでの最小厚さ寸法Tkを、アーム部13の厚さ寸法Taよりも大きくしている。
材料力学上、断面二次モーメントが大きくなるほど物体は撓み難くなるのであるが、本実施形態では、基端部12の溝底面16Aを基準とする厚さ寸法Tkをアーム部13の厚さ寸法Taよりも厚くしたことにより、基端部12のリブ状部16Bを含まない長方形断面部分の断面二次モーメントは、アーム部13の溝18を形成しない場合の断面二次モーメントよりも大きくなっている。さらに、基端部12は、その溝底面16Aからリブ状部16Bを突出させる形態とすることで断面二次モーメントが大きくなっており、一方のアーム部13は溝18を形成することによって断面二次モーメントが小さくなっている。このように、基端部12は、アーム部13に比べると断面二次モーメントが大きく、撓み剛性が高くなっている。
【0019】
尚、リブ状部16Bを含まない基端部12の厚さ寸法Tkがアーム部13の厚さ寸法Taと同じ場合には、リブ状部16Bがない形態の基端部12と溝18を設けない形態のアーム部13とは、断面二次モーメントがほぼ同じになるのであるが、この場合においても、基端部12にリブ状部16Bを設けるとともにアーム部13に溝18を設けることにより、基端部12の断面二次モーメントがアーム部13よりも大きくなる。
【0020】
このように、本実施形態では、基端部12を撓み難くするとともに、アーム部を撓み易くしているので、アーム部13の先端側に電線が引っ掛かってコネクタハウジング10から離間する上方へ傾動変位させられたときには、アーム部13がその内面13B側へ膨らむように湾曲変形することにより、アーム部13の先端側に作用する傾動力が緩和され、その結果、アーム部13の先端側に作用する傾動力が基端部12側へ及ぶことが緩和され、しかも、基端部12の剛性がリブ状部16Bによって高められているので、基端部12が歪みを生じることは殆どない。したがって、基端部12におけるロックアーム11の折損は生じ難い。
【0021】
尚、アーム部13は、撓み易くなっている分、応力の値も大きくなることが懸念されるが、アーム部13は前後方向に長く延びた形態であるので、応力はアーム部13の広範囲に亘って分散されることになる。したがって、応力が局部的に集中することがなく、アーム部13が折損する虞はない。
また、ロックアーム11の傾動変位の際にリブ状部に対して引っ張り加重が作用した場合には、リブ状部がその外面側から亀裂を生じて破断に至り易いのであるが、本実施形態では、リブ状部16Bを圧縮加重が作用する面12Fに形成しているので、亀裂の発生の虞がなく、したがって、破断に至る虞もない。
【0022】
また、基端部12の厚さTkをアーム部13の厚さTaよりも厚くしたことで、基端部12の剛性がさらに高められており、これによって、基端部12における折損防止の機能がさらに高められている。
また、基端部12におけるアーム部13の内面13B及びコネクタハウジング10の外面10Aに連なる後面は、単一の円弧状曲面12Rとされているので、例えば曲面に平坦面を組み合わせて構成した面と比較すると、曲面の曲率半径が大きくなっている。これにより、基端部12の後面における応力集中が回避され、ひいては、基端部12における折損防止機能が向上している。
【0023】
尚、図6には、PBTからなる本実施形態のコネクタAと、図5に示す同じくPBTからなる従来コネクタBとに対し、基端部12,22を支点とするアーム部13,23の傾動角度と、ロックアーム11,21における最大歪みとの相関関係を調べるために行った試験結果をあらわすグラフが示されている。従来コネクタBは、基端部22の厚さとアーム部23の厚さとがほぼ同じ寸法とされているとともに、基端部22とアーム部23には溝が形成されていない形態である。このグラフから、同一の傾動角度の場合に、本実施形態のコネクタAの最大歪みの値は、従来コネクタBの最大歪みよりも小さいことが読み取れる。この点から、本実施形態のコネクタAでは、従来コネクタBに比べて、ロックアーム11全体における応力の分散度が高いということが判る。
【0024】
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では溝を基端部とアーム部の双方共にその外面側(ロックアームをコネクタハウジングから離間させる方向へ傾動させたときに圧縮荷重を受ける側の面)に形成したが、本発明によれば、溝は、基端部の外面とアーム部の内面に形成してもよく、基端部の内面とアーム部の内面に形成することもできる。
【0025】
(2)上記実施形態では基端部の溝底面を基準とする厚さ寸法をアーム部の厚さ寸法よりも大きくしたが、本発明によれば、双方の厚さ寸法を同じ寸法としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の斜視図
【図2】縦断面図
【図3】図2のX−X線断面図
【図4】ロックアームを破断した状態の背面図
【図5】従来のコネクタの断面図
【図6】基端部を支点とするアーム部の傾動角度と、ロックアームにおける最大歪みとの関係を示すグラフ
【符号の説明】
10…コネクタハウジング
10A…コネクタハウジングの外面
11…ロックアーム
12…基端部
12F…基端部の前面(溝の形成されている面)
12R…基端部の円弧状曲面
13…アーム部
13B…アーム部の内面
15…撓み空間
16…溝
16A…溝底面
18…溝
Claims (3)
- コネクタハウジングと、このコネクタハウジングの外面に一体形成したロックアームとを備え、このロックアームは、前記コネクタハウジングの外面から立ち上がる基端部と、基端部から前記コネクタハウジングの外面と概ね平行に片持ち状に延出するアーム部とからなり、前記コネクタハウジングの外面と前記アーム部の内面との間には、相手側コネクタとの嵌合時に前記アーム部を弾性撓みさせるための撓み空間が確保されているものにおいて、
前記アーム部の外面には、その延出方向に沿った溝が形成され、
前記基端部には、その立ち上がり方向に沿った溝が前記アーム部の溝と連続するように形成され、
前記基端部における前記溝の左右両側部分が、その溝の溝底面から突出する形態のリブ状部とされており、
前記基端部における前記溝の溝底面からその溝とは反対側の面までの前記リブ状部を含まない厚さが、前記アーム部の厚さと概ね同じ寸法かそれよりも大きい寸法とされていることを特徴とするコネクタ。 - 前記基端部における前記溝の形成位置が、前記ロックアームが前記コネクタハウジングの外面から離間する方向へ変位するときに圧縮加重を受ける側の面とされていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記基端部における前記アーム部の内面及び前記コネクタハウジングの外面に連なる面を、1つの円弧状曲面で構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコネクタ。
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