JP3840904B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP3840904B2
JP3840904B2 JP2001049919A JP2001049919A JP3840904B2 JP 3840904 B2 JP3840904 B2 JP 3840904B2 JP 2001049919 A JP2001049919 A JP 2001049919A JP 2001049919 A JP2001049919 A JP 2001049919A JP 3840904 B2 JP3840904 B2 JP 3840904B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recognition area
cursor
selection
electronic device
selection item
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001049919A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002251247A (ja
Inventor
博昭 西小野
明雄 宮嶋
保 山本
行祐 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2001049919A priority Critical patent/JP3840904B2/ja
Publication of JP2002251247A publication Critical patent/JP2002251247A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3840904B2 publication Critical patent/JP3840904B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Transceivers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として携帯電話、移動体通信端末、ビデオカメラ、オーディオ機器等の、表示部と所望の選択項目を入力可能な入力スイッチを備えた電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の電子機器の例としての携帯電話について、図面を用いて説明する。図6は従来の携帯電話の正面図であり、同図において、1は筐体である外装ケースで、その正面が操作面となっている。
【0003】
この操作面の上部には、スピーカが内蔵された受話部2が構成されると共に、その下方位置に表示手段である表示部3がLCD4により構成されている。
【0004】
一方、この操作面の下部には、送信時に使用するマイクが配された送話部5が構成され、その上方位置に数字キー等からなる操作ボタン部6が配設されており、この操作ボタン部6の中の一つが各種操作を確定させる確定操作キー6Aとなっている。また操作ボタン部6の上側には画面上のカーソルを移動させるためのカーソル制御ボタン7が配置されている。
【0005】
そして、この外装ケース1の上端部には、アンテナ8が外装ケース1に対して伸縮並びに収納可能に装着されると共に、外装ケース1内には、上記LCD4、操作ボタン部6、カーソル制御ボタン7およびアンテナ8等との間の入出力情報を制御するための電気回路が収容されており、この電気回路を含めた携帯電話の構成は、図7の回路構成を示すブロック図で表わされるようになっており、以下は同図を用いて説明する。
【0006】
図7において、9は各種演算処理および判定等を行うCPUで、上記LCD4、操作ボタン部6、カーソル制御ボタン7およびアンテナ8は、直接または所定の回路部等を介してCPU9に接続されて制御されている。
【0007】
すなわち、LCD4は、LCDドライバ10を介して上記CPU9に接続されて制御され、上記操作ボタン部6およびカーソル制御ボタン7からの信号は、直接その信号がCPU9に入力されて処理されるようになっている。さらに、アンテナ8は、送受信回路部12を介して上記CPU9に接続されて制御されている。
【0008】
また、このCPU9には、あらかじめ所定情報が登録されたROM13、および電話番号簿等の情報を随時登録削除できるようにRAM14が接続されている。
【0009】
次に、上記構成の携帯電話の動作について説明する。
【0010】
この携帯電話は、受送信を行っていない初期状態においては、図8の表示画面を説明する図に示すように表示部3には、LCD4によって複数の選択項目15Aから構成される所定の表示メニュー15、およびその表示された項目の内、現在どの項目を選択しているかを明示するカーソル16が表示されている。
【0011】
そして、携帯電話をかける場合等の所定操作を行うために、まず操作者は、上記表示画面を初期状態から希望する操作を行うことができる画面に切り換えるために、カーソル制御ボタン7を用いて、表示部3に表示されたカーソル16の位置を移動させて希望する項目に合わせ、その後、確定操作キー6Aを押圧操作して、その項目を選択確定したという信号をCPU9へ送出させる。
【0012】
CPU9はその確定信号を認識すると、表示部3のカーソル16で選択された項目を判別し、それに対応する画面等をROM13もしくはRAM14から呼び出し、それをLCDドライバ10を介してLCD4に伝達して、表示内容を希望されたものに切り換えるものであった。
【0013】
上記内容について、さらに詳細に説明すると、事前に記憶させた電話番号を検索して呼び出す場合には、操作者は、上記表示メニュー15の項目の中から、“電話番号呼び出し”の項目に対応する表示に切り換えるために、カーソル制御ボタン7を操作してカーソル16を“電話番号呼び出し”の項目上に移動させ、続いて確定操作キー6Aを押圧する。
【0014】
この操作によって、CPU9はRAM14もしくはROM13から、予め登録されている電話番号簿の情報を取り出し、その情報をLCDドライバ10を介してLCD4に伝達し、LCD4の表示を電話番号簿およびその検索が可能な表示に切り換える。
【0015】
続いて、操作者は、上記と同様に希望する電話番号上にカーソル16を移動し、その後確定操作キー6Aを押して希望する電話番号を選択確定する。
【0016】
このようにして希望する電話番号が確定されたことがCPU9で認識されると、CPU9は所定の処理を行って上記選択確定された電話番号に対して、送信信号を送受信回路部12およびアンテナ8を介して送信する。
【0017】
なお、これと同時にCPU9は、図7には図示していない受話部2および送話部5に対しても、音声等の入出力信号を送受信回路部12およびアンテナ8を介して送受信できるように所定の制御を行うようになっているものであった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の携帯電話においては、希望する項目を選択するとき、カーソル制御ボタンの操作と同時にカーソルが移動し、操作者が選択したいと考えている方向とは違う方向に移動してしまう場合があり、それを修正するために一旦前回の位置に戻し、改めて方向を選択し直すという無駄な操作が必要になる。特に小型で多機能な携帯電話であるほど多くの項目が設けられ、誤操作の起こりやすいものであった。
【0019】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、操作者の意図する方向へカーソルを確実に移動させることができる操作性の優れた電子機器を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
【0021】
本発明の請求項1に記載の発明は、文字や図形等で表わされた複数の選択項目および現在選択されている選択項目を識別させるカーソルが表示される表示部と、表示部上で操作者の希望する選択項目へカーソルを移動させる操作部を備え、操作部は、操作者の希望する選択項目へカーソルを移動させる方向や場所を選択する選択入力部と、カーソルを移動させる方向や場所を選択した後にカーソルの移動を確定させる確定入力部とにより構成されると共に、選択入力部でカーソルを移動させる方向や場所を選択したときにその方向や場所を識別可能とする予告手段を有し、確定入力部を操作することでカーソルの移動が確定する電子機器であり、カーソルを移動させるときに予告手段によってカーソルが移動する方向や場所が先に示されるため希望する方向にカーソルを確実に移動させることができるという作用を有する。
【0022】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、操作部が、選択入力部と選択入力部よりも重い操作力で動作する確定入力部とを一体にして構成したものであり、選択入力部と確定入力部の操作力が異なるため軽い力で操作することによりカーソルが進む方向または場所が予告され、移動方向や場所を確認してから確定操作ができる操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。
【0023】
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明において確定入力部が節度付押圧スイッチで構成したものであり、予告された方向、場所を確定操作するとき節度感が得られるため確実に操作できる操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。
【0024】
請求項4に記載の発明は、請求項1記載の発明において、現在選択されている選択項目の場所から希望する選択項目の場所の方向を示す表示で予告する構成としたものであり、次にカーソルが進む方向が視覚的に容易に認識される操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。
【0025】
請求項5に記載の発明は、請求項1記載の発明において、操作者の希望する選択項目の表示が変化するよう構成したものであり、次にカーソルが進む場所が視覚的に容易に認識される操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。
【0026】
請求項6に記載の発明は、請求項1記載の発明において、現在選択されている選択項目の場所から希望する選択項目の場所の方向を音で示すよう構成したものであり、次にカーソルが進む方向が音で識別できるため操作面を見なくても容易に操作できる操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。
【0027】
請求項7に記載の発明は、請求項1記載の発明において、希望する選択項目を音で示すよう構成したものであり、次に選択したい項目が音で識別できるため操作面を見なくても容易に操作できる操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。
【0028】
請求項8に記載の発明は、文字や図形等で表わされた複数の選択項目および現在選択されている選択項目を識別させるカーソルが表示される表示部と、表示部上で操作者の希望する選択項目へカーソルを移動させる操作部を備えた電子機器において、内部の制御部に複数の選択項目にそれぞれ対応した第1の認識領域を具備し、操作部による選択操作に応じて第1の認識領域が特定され、この第1の認識領域の状態を自動的に変えて、第1の認識領域よりも操作部の変動を受けにくい第2の認識領域に変更する認識領域変更手段を備えた電子機器としたものであり、一旦特定された希望する選択項目に対応する認識領域を操作部の多少の変動に影響されない安定な状態に自動的に変化させ、選択項目が確実に保持される操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。
【0029】
請求項9に記載の発明は、請求項8記載の発明において、認識領域変更手段が、第2の認識領域を隣接する複数の他の認識領域よりも広くすることを特徴としたものであり、選択操作により第1の認識領域が選択されたときその領域を広げた第2の認識領域とすることにより同じ選択操作が続く間の操作が多少ぶれても確実に選択項目が保持される操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。
【0030】
請求項10に記載の発明は、請求項8記載の発明において、認識領域変更手段が、操作部による選択操作に応じて第1の認識領域が特定されたとき、選択された第1の認識領域を除く領域を非認識領域に変更することを特徴としたものであり、選択操作により第1の領域が認識されたときそれ以外をすべて非認識領域に変更することにより選択操作が多少ぶれても他の選択項目が選択されることがなく確実に希望する選択項目が保持できる操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。
【0031】
請求項11に記載の発明は、請求項8記載の発明において、認識領域変更手段が、操作部による選択操作に応じて第1の認識領域が特定されたとき、選択された第1の認識領域に隣接する他の領域の少なくとも一部を非認識領域に変更することを特徴としたもので、操作が多少ぶれても隣接する他の認識領域との境界部が非認識領域となっているため他の選択項目が選択されることがなく確実に希望する選択項目が保持できる操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。
【0032】
請求項12に記載の発明は、請求項8記載の発明において、認識領域変更手段が、操作部による選択操作に応じて第1の認識領域が特定されたとき、選択された第1の認識領域を第2の認識領域に変更し一定時間保持することを特徴としたもので、第1の認識領域を選択し選択項目を実行した後続けて同じ選択を行うとき、最初の操作直後に第2の認識領域に変更されているため連続操作において確実に選択項目が実行でき、また操作終了してから一定時間後に第1の認識領域が認識可能な状態に戻るため最初の操作と同様に選択操作ができる操作性の優れた電子機器が得られるという作用を有する。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について、図1〜図5を用いて説明する。
【0034】
(実施の形態1)
実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1〜7に記載の発明について説明する。
【0035】
図1は本発明の第1の実施の形態による電子機器としての携帯電話の正面図であり、同図において、1は正面が表示面となった外装ケースで、この表示面の上端に受話部2、中央上部に表示手段である表示部3がLCD4で構成されると共に、下端に送話部5、中央下部に数字キー等からなる操作ボタン部6が配設されており、この操作ボタン部6の中の一つが各種操作を確定させるための確定操作キー6Aとなっている。また表示部3の下部にはカーソル制御ボタン17が配設されている。
【0036】
さらに、外装ケース1の上部には、アンテナ8が外装ケース1に対して伸縮並びに収納可能に装着されると共に、外装ケース1内には、上記の表示部3、操作ボタン部6、カーソル制御ボタン17およびアンテナ8を制御する電子回路が収容されており、この電気回路を含めた本発明による携帯電話の回路構成は、図2の回路構成を示すブロック図に表わすものとなっており、以下に、その回路構成を説明する。
【0037】
図2において、19は各種演算処理および判定等を行うCPUで、上記の表示部3であるLCD4、操作ボタン部6、カーソル制御ボタン17およびアンテナ8は、直接または所定の回路部等を介してCPU19に接続されて制御されている。
【0038】
すなわち、表示部3であるLCD4はLCDドライバ10を介して上記CPU19に接続されて制御され、操作ボタン部6からの信号は直接CPU19に入力されて処理されるようになっている。
【0039】
そして、カーソル制御ボタン17は、その外周部を軽い力で押圧したときおよび中心部で重い力で押圧したときに信号を出力するように構成され、カーソルコントローラ18を介して上記CPU19に接続されて制御されている。また、このCPU19には、送受信回路部12を介してアンテナ8も接続されて制御されるようになっていると共に、予め所定情報が登録されたROM13、および電話番号簿等の情報を随時登録削除できるRAM14が接続されている。
【0040】
次に、同図を用いて本実施の形態による携帯電話の動作について説明する。
【0041】
本実施の形態による携帯電話は、受発信を行っていない初期状態においては、図3の表示画面を説明する図の(a)に示すように、表示部3に複数の項目から構成される所定の表示メニュー15、およびその表示された項目の内、現在どの項目を選択しているかを明示するカーソル16が表示されている。
【0042】
そして、携帯電話をかける場合等の所定操作を行うために操作者は、まず上記表示画面を初期状態から希望する項目を示すメニューに切り換えるため、カーソル制御ボタン17の所定部分、例えば図1での上方向を指先で押圧操作して、カーソル16を所望の選択項目の位置に移動させる行為を行うが、このとき、カーソル制御ボタン17を軽く押圧することにより図3の(b)に示すようにまずカーソル16が移動しようとする場所16Aの表示が変化する。操作者はこの状態の変化が選択したい項目を正しく示していると判断したらカーソル制御ボタン17の中心部を重い押圧操作で確定入力操作を行い実際のカーソル16の移動を確定する。
【0043】
すなわち、この携帯電話は、表示部3の下部に配されたカーソル制御ボタン17上で、所定位置を軽く押圧操作することによって、カーソル16を移動しようとしていることを示す信号をカーソルコントローラ18を介してCPU19に送出し、CPU19はその信号を認識すると、表示部3に、次にカーソル16が選択しようとしている項目16Aを点滅などの表示変化により予告し、重い押圧操作によってカーソル移動確定信号をカーソルコントローラ18を介してCPU19に送出し、CPU19はその信号を認識すると表示部3のカーソル16を図3の(c)に示すように実際に移動させる。その後、確定操作キー6Aを押圧操作して希望する項目を選択・確定したという信号をカーソルコントローラ18を介してCPU19に送出し、CPU19はその確定信号を認識すると、表示部3のカーソル16で選択された項目を判別し、それに対応する所定のメニュー画面等をROM13もしくはRAM14から呼び出して、それをLCDドライバ10を介してLCD4に伝達し、表示部3の表示内容を希望されたものに切り換える。
【0044】
このように本実施の形態によれば、表示部3の下部にあるカーソル制御ボタン17を押圧操作することにより、次にカーソル16が移動する方向または場所をあらかじめ予告表示するので、操作者はこの表示を確認してから自分の望む方向へ確実にカーソル16を移動させることができる操作性に優れた携帯電話を実現できるものである。
【0045】
なお、上記の説明においては、操作荷重の異なるカーソル制御ボタン17で予告表示および移動確定動作を行っているが、図4のカーソル制御ボタンの断面図に示すようにカーソル制御ボタン17の中心部に節度付押圧スイッチ20を用い、外周部の操作で接点21がオンしたとき予告表示し、中心部の押圧で節度付押圧スイッチ20を押して接点22がオンするような節度感を伴う操作を行ったとき方向を確定し実際にカーソル16が移動するようにしてもよい。
【0046】
また、予告表示機能としては次に選択される項目16Aを点滅表示、ハイライト表示または拡大表示させてもよいし、図3の(d)に示すように次に進む方向を示す矢印16Bを表示させるようにしてもよいし、次に進む方向を音または音声で識別させるようにしてもよい。
【0047】
(実施の形態2)
実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項8〜12に記載の発明について説明する。
【0048】
図5はカーソル制御ボタンを8方向に入力できるものとした場合のカーソルコントローラの識別領域を示す模式図であり、図5の(a)は8方向カーソルの場合でカーソル制御ボタン17からの入力が無くカーソルコントローラ18が信号を認識していない状態を示す。初期状態でカーソルコントローラ18は角度45度刻みで等分割に認識領域23を有する。そしてカーソル制御ボタン17の上方向の外周部が押圧されたときのカーソルコントローラ18の動作を説明すると、特定されるべき認識領域は図5の(b)に示すように第1の認識領域23eであり、隣り合う認識領域23f,23gが特定されてはならない。そこで操作者がカーソル制御ボタン17を介して第1の認識領域23eを一旦選択すると、カーソルコントローラ18は図5の(c)に示すように第1の認識領域23eを左右に12.25度広げ、第2の認識領域23hとして他の認識領域23f,23gより大きくする。このため操作者の操作が多少ぶれても認識領域が広くなっているため誤った方向が選択されるということが無く希望する方向へカーソル16を移動させることができ操作性が向上する。操作者が指を離すと、カーソルコントローラ18は指が離れたことを認識し認識領域を最初の第1の認識領域23eの大きさに戻すため操作者は他の方向を選択操作する場合でも違和感無く同じ操作ができ、確実にカーソル16を操作できる。
【0049】
なお上記の説明では広げる角度を12.25度にしているがこれは任意の角度で広くとってもよいし、全領域に広げてもよい。
【0050】
また図5の(d)に示すように所望の領域が特定された時点で隣り合う領域の一部を何も認識しない非認識領域23i,23jに設定することにより操作者の操作が多少ぶれても誤った方向が選択されるということは無く希望する方向へカーソル16を移動させることができ操作性が向上する。
【0051】
また図5の(e)に示すように、第1の認識領域23eの外側を何も認識しない非認識領域23kに設定しても同様の効果が得られる。
【0052】
また第1の認識領域23eから第2の認識領域23hに変わってから一定時間保持するようにすると同一方向への連続した入力が操作者の操作が多少ぶれても確実に行える効果が得られる。
【0053】
また上記の説明においては8方向カーソルを用いたが、方向の分解能としては4方向でもよいし、16方向でもよいし、任意の数の分解能でもよい。
【0054】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば項目を選択する際に次に移動する方向、場所があらかじめ予告表示されるため操作者は方向を確認してから実際のカーソル移動を行うことができ確実に操作できる。また方向を判断する認識領域を変化させることにより誤った方向へのカーソル移動をなくすことができる操作性の優れた電子機器を実現できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による携帯電話の正面図
【図2】同回路構成を示すブロック図
【図3】同表示画面を説明する図
【図4】同要部であるカーソル制御ボタンの断面図
【図5】本発明の第2の実施の形態によるカーソルコントローラの認識領域を示す模式図
【図6】従来の携帯電話の正面図
【図7】同回路構成を示すブロック図
【図8】同表示画面を説明する図
【符号の説明】
1 外装ケース
2 受話部
3 表示部
4 LCD
5 送話部
6 操作ボタン部
6A 確定操作キー
7,17 カーソル制御ボタン
8 アンテナ
9,19 CPU
10 LCDドライバ
12 送受信回路部
13 ROM
14 RAM
15 表示メニュー
15A,16A 選択項目
16 カーソル
16B 矢印
18 カーソルコントローラ
20 節度付押圧スイッチ
21,22 接点
23,23f,23g 認識領域
23e 第1の認識領域
23h 第2の認識領域
23i,23j,23k 非認識領域

Claims (12)

  1. 少なくとも文字や図形等で表わされた複数の選択項目および現在選択されている選択項目を識別させるカーソルが表示される表示部と、表示部上で操作者の希望する選択項目へカーソルを移動させる操作部を備えた電子機器において、操作部は、操作者の希望する選択項目へカーソルを移動させる方向や場所を選択する選択入力部と、カーソルを移動させる方向や場所を選択した後にカーソルの移動を確定させる確定入力部とにより構成されると共に、選択入力部でカーソルを移動させる方向や場所を選択したときにその方向や場所を識別可能とする予告手段を有し、確定入力部を操作することでカーソルの移動が確定する電子機器。
  2. 操作部が、選択入力部と選択入力部よりも重い操作力で動作する確定入力部とを一体にして構成される請求項1記載の電子機器。
  3. 確定入力部が節度付押圧スイッチである請求項1記載の電子機器。
  4. 予告手段が、現在選択されている選択項目の場所から希望する選択項目の場所の方向を示す表示である請求項1記載の電子機器。
  5. 予告手段が、希望する選択項目の表示の変化である請求項1記載の電子機器。
  6. 予告手段が、現在選択されている選択項目の場所から希望する選択項目の場所の方向を音で示す請求項1記載の電子機器。
  7. 予告手段が、希望する選択項目を音で示す請求項1記載の電子機器。
  8. 少なくとも文字や図形等で表わされた複数の選択項目および現在選択されている選択項目を識別させるカーソルが表示される表示部と、表示部上で操作者の希望する選択項目へカーソルを移動させる操作部を備えた電子機器において、内部の制御部に複数の選択項目にそれぞれ対応した第1の認識領域を具備し、操作部による選択操作に応じて第1の認識領域が特定された後、この第1の認識領域の状態を自動的に変えて、第1の認識領域の状態よりも操作部の変動を受けにくい第2の認識領域に変更する認識領域変更手段を備えた電子機器。
  9. 認識領域変更手段が、第2の認識領域を隣接する他の複数の認識領域よりも広くする機能を持つ請求項8記載の電子機器。
  10. 認識領域変更手段が、操作部による選択操作に応じて第1の認識領域が特定されたとき、選択された第1の認識領域を除く領域を非認識領域に変更する機能を持つ請求項8記載の電子機器。
  11. 認識領域変更手段が、操作部による選択操作に応じて第1の認識領域が特定されたとき、選択された第1の認識領域に隣接する他の領域の少なくとも一部を非認識領域に変更する機能を持つ請求項8記載の電子機器。
  12. 認識領域変更手段が、操作部による選択操作に応じて第1の認識領域を第2の認識領域に変更した後、その第2の認識領域を一定時間保持する機能を持つ請求項8記載の電子機器。
JP2001049919A 2001-02-26 2001-02-26 電子機器 Expired - Fee Related JP3840904B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001049919A JP3840904B2 (ja) 2001-02-26 2001-02-26 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001049919A JP3840904B2 (ja) 2001-02-26 2001-02-26 電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002251247A JP2002251247A (ja) 2002-09-06
JP3840904B2 true JP3840904B2 (ja) 2006-11-01

Family

ID=18910954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001049919A Expired - Fee Related JP3840904B2 (ja) 2001-02-26 2001-02-26 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3840904B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7623652B2 (en) 2003-09-04 2009-11-24 Panasonic Corporation Electronic device, input device, and portable electronic device using the same
GB0403416D0 (en) * 2004-02-17 2004-03-24 Wivenhoe Technology Ltd Control system for computer devices
US7773073B2 (en) 2005-07-05 2010-08-10 Sharp Kabushiki Kaisha Operation equipment and operation system
JP5359739B2 (ja) * 2009-09-29 2013-12-04 ブラザー工業株式会社 表示装置
JP5201112B2 (ja) * 2009-09-30 2013-06-05 ブラザー工業株式会社 処理実行装置および処理実行プログラム
JP5521860B2 (ja) * 2010-07-28 2014-06-18 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 カーソル選択型入力装置、カーソル選択方法及びコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002251247A (ja) 2002-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0917330B1 (en) Portable communication apparatus
KR100441173B1 (ko) 표시 및 조작 시스템 및 방법
US6965783B2 (en) Handheld devices
US20090079699A1 (en) Method and device for associating objects
JP2000267786A (ja) 情報通信機器
JP2008541256A (ja) 電子デバイスへの文字入力方法
JP2001069223A (ja) 通信装置
KR100451183B1 (ko) 휴대용 단말기의 키입력장치 및 방법
JP2001296953A (ja) 情報入力操作ユニット
JP3840904B2 (ja) 電子機器
JP5507829B2 (ja) 電子機器
JP2003044204A (ja) 携帯情報端末
JP2002077357A (ja) 電子機器
JP2005175555A (ja) 携帯通信機器
JP2001265485A (ja) キースイッチ構造及びそれを用いた携帯用機器
JP2005269567A (ja) 携帯端末
KR101033555B1 (ko) 이동통신 단말기
KR20030088795A (ko) 이동통신 단말기에서 터치패드를 이용한 키 입력 방법
JP2001036624A (ja) 携帯電話機とその入力装置
KR100428851B1 (ko) 단축메뉴 설정방법
KR20030015503A (ko) 이동통신단말기 입력장치
JP2001210962A (ja) 携帯端末及び移動電話装置
KR100814764B1 (ko) 스크롤 키 입력방식의 이동통신 단말기 및 운용방법
KR100556932B1 (ko) 거리 센서를 이용한 키 패드 제어 장치와 방법 및 이를이용한 이동 통신 단말기
KR101104261B1 (ko) 특수 기능 키를 문자 편집에 활용 가능한 이동 통신단말기 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040623

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060718

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060731

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090818

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100818

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110818

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110818

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120818

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130818

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees