JP3834473B2 - 車両用操作スイッチユニット - Google Patents

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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01H9/26Interlocking, locking, or latching mechanisms for interlocking two or more switches
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用操作スイッチユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車の車内には、車両用操作スイッチユニット(以下、コントローラユニットという。)が備えられている。
【0003】
このようなコントローラユニットとして、図14〜16に示すコントローラユニットがある。
このコントローラユニット71は、一側面が開口したケース本体72を備え、そのケース本体72の一側側の開口部には意匠板73が取り付けられている。前記意匠板73には、ノブ取付孔73a,73b,73cが形成され、前記ケース本体72の他側側の壁部72aには、ノブ回動用のガイド筒体74,75,76が同壁部72aに対して前後に突出するように設けられている。
【0004】
前記ガイド筒体74〜76内には、回動ノブ77,78,79の回動軸77a,78a,79aが回動可能に支持され、前記回動軸77a,79aの先端にはピニオン77b,79bが設けられている。前記回動ノブ77〜79は、前記意匠板73のノブ取付孔73a〜73c内に配置されている。
【0005】
また、前記壁部72aには、ガイド筒体74,76の軸心と異なる位置に軸心を持つガイド筒体80,81が同壁部72aに対して前後に突出するように設けられている。前記ガイド筒体80,81内にはケーブル作動部材82,83の下部に設けられた支軸82a,83aが回動可能に挿通され、ケーブル作動部材82,83は揺動可能とされている。
【0006】
ケーブル作動部材82,83において、前記ピニオン77b,79bと対向する部分には、支軸82a,83aを中心とした扇形歯車部82b,83bが凹設され、ピニオン77b,79bと扇形歯車部82b,83bは噛合されている。前記ケーブル作動部材82,83にはケーブル取付部82c,83cが設けられており、同ケーブル取付部82c,83cには動力伝達ケーブル84,85が取り付けられている。
【0007】
そして、回動ノブ77,79を正逆回動させると、回動ノブ77,79の正逆回動に応じてケーブル作動部材82,83が往復揺動されることで動力伝達ケーブル84,85が進退し、コントローラユニット71以外の他の装置でその進退に応じた処理が行われる。
【0008】
また、前記ケーブル作動部材82において、ケーブル取付部82cより上方には、車両ウインドウガラスの曇り除去設定用のカム82dと、内気循環モード解除用のカム82eが形成されている。
【0009】
ところで、前記ケース本体72の上部には、スイッチボックス72bが一体に設けられ、同スイッチボックス72bの前方には、外気を車内に取り込むか否かを変更する操作ボタン72cが設けられている。前記操作ボタン72cは一度押圧すると、退行状態が持続するとともに内気循環モードに切換設定され、そして、もう一度押圧すると、再び前方へ戻り外気導入モードに切換設定されるようになっている。
【0010】
図16(a),16(b)に示すように、前記スイッチボックス72bにおいて、前記ケーブル作動部材82のカム82d,82eの移動軌跡上には、被作動部材86,87がスイッチボックス72bに対して進退可能に突出形成されている。
【0011】
そして、ケーブル作動部材82が往復揺動し、カム82dにて押圧された被作動部材86がスイッチボックス72b内に退行すると、車両ウインドウガラスの曇りが除去されるようにされている。また、操作ボタン72cが退行状態を維持しているとき(内気循環モードのとき)において、ケーブル作動部材82が往復揺動し、カム82eにて押圧された被作動部材87がスイッチボックス72b内に退行すると、操作ボタン72cは前方へ戻るとともに、外気導入モードに切換設定される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記ケーブル作動部材82において、ケーブル取付部82cより上方にカム82d,82eが形成されている。そのため、カム82d,82eが突出した分だけケーブル作動部材82自体が大型化し、かつケーブル作動部材82を揺動させた際のケーブル作動部材82の可動スペースが大きくなる。この結果、ケーブル作動部材82を取り付けるコントローラユニット71は大型化してしまうと言う問題があった。
【0013】
従って、本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的はカムをケーブル作動部材の外形枠外に設けた場合と比べて、カムの可動スペースを小さくでき、そのカムの可動スペースを小さくした分だけ、車両用操作スイッチユニットを小型化できる車両用操作スイッチユニットを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、第1回動軸心を中心に回動可能な操作ノブと、第1回動軸心を中心に回動するとともに、前記操作ノブの回動量に応じて回動し、第1被作動部材を作動する第1カムと、同じく第1回動軸心を中心に回動するとともに、前記操作ノブの回動量に応じて回動するピニオンと、前記第1回動軸心と異なる位置の第2回動軸心を中心に往復揺動するケーブル作動部材と、前記ケーブル作動部材に設けられるとともに、前記ピニオンと噛合する扇形歯車とを備え、前記第2回動軸心を中心としてケーブル作動部材を回転させた際に、ケーブル作動部材における前記第2回動軸心から最も離れた部分が描く円を仮想円とし、前記第1カムは前記仮想円内に配置されたことを要旨とする。
【0015】
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記車両用操作スイッチユニットには、第1回動軸心を中心に回動するとともに、前記操作ノブの回動量に応じて回動し、第2被作動部材を作動する第2カムを備え、前記第2カムは前記仮想円内に配置されたことを要旨とする。
【0016】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2において、前記第1カムにより作動される前記第1被作動部材は、車両ウインドウガラスの曇り除去設定用の第1スイッチであり、前記第1カムは、第1スイッチをオン・オフ操作するものであることを要旨とする。
【0017】
請求項4に記載の発明は、請求項2において、前記第カムにより作動される前記第2被作動部材は、車両内の内気を循環させる内気循環モードと、車両内に外気を導入する外気導入モードとを切換設定する第2スイッチであり、前記第2カムは、内気循環モード設定状態の第2スイッチを、外気導入モードに切り換えることを要旨とする。
(作用)
従って、請求項1に記載の発明においては、操作ノブを回動させると、第1カム及びピニオンは第1回動軸心を中心に回動される。操作ノブを所定の回動量まで回動させると、第1カムは第1被作動部材を作動させる。また、ピニオンが回動すると、ケーブル作動部材は往復揺動される。そして、第1カムは仮想円内に配置されているため、例えば、第1カムをケーブル作動部材の外形枠外に設けた場合と比べて、第1カムの可動スペースは小さくなる。
【0018】
請求項2に記載の発明においては、請求項1に記載の作用に加えて、第2カムは仮想円内に配置されているため、例えば、第2カムをケーブル作動部材の外形枠外に設けた場合と比べて、第2カムの可動スペースは小さくなる。
【0019】
請求項3に記載の発明においては、請求項1又は請求項2に記載の作用に加えて、第1カムは、第1スイッチをオン・オフ操作し、この結果、車両ウインドウガラスの曇り除去設定を行う。
【0020】
請求項4に記載の発明においては、請求項2に記載の作用に加えて、第2カムは、内気循環モード設定状態の第2スイッチを、外気導入モードに切り換える。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図13に従って説明する。
【0022】
なお、本実施形態の図2における右側を右側、左側を左側、上側を上側、下側を下側、紙面に直交する手前側を前側、紙面に直交する奥側を後側とする。
図1は、本実施形態の車両用操作スイッチユニット(以下、コントローラユニットという。)11の分解斜視図を示しており、前記コントローラユニット11は意匠板12とケース本体13と、スイッチボックス14とを備えている。
【0023】
前記ケース本体13は、前側面が開口した略箱状をなし、車両の図示しないインストルメントパネル内部の図示しない固定部材に対して固定されている。
図1,3に示すように、前記ケース本体13の後側の側壁13aにおいて、略中央は前方へ向け押し出された有蓋円筒状の収納部13bが形成され、同収納部13bの中央部には、支持筒13cが形成されている。前記支持筒13cには回動可能なノブ15の軸部15aが挿入され、同軸部15aは収納部13b内に配置された図示しない回動切換スイッチ装置に連結されている。前記ノブ15は風量を変更するノブであり、前記回動切換スイッチ装置はコントローラユニット11以外の他の装置にノブ15の回動位置に応じた電気信号を出力するようにされている。
【0024】
前記ケース本体13の側壁13aにおいて、収納部13bの左右には前方へ向け押し出され有蓋円筒状の収納部16,17が形成され、その先端部には係合孔16a,17aが形成されている。図1,3,4に示すように、前記ケース本体13の側壁13aにおいて、前記収納部16の略右下、及び前記収納部17の略左下には前記側壁13aに対して前後に突出するガイド筒体18,19が形成されている。そして、前記係合孔16aには回動体20の軸部20aが挿通されている。
【0025】
図5(a)に示すように、前記軸部20aの先端部外周には3つの突片20bが形成され、それぞれ3つの突片20bのうち一つの突片20bが他の2つの突片20bより大きく形成されている。一方、図1,3に示すように、収納部16の前記係合孔16aは、突片20bを有する軸部20aの断面形状と同形状をなしており、軸部20aが挿通可能にされている。また、前記収納部17の係合孔17aも係合孔16aと同様の形状をなしている。
【0026】
従って、回動体20の軸部20aを前記係合孔16aに挿通する際には、係合孔16aの形状と、軸部20aの先端部断面の形状とを対応させつつ挿通する。この形状が互いに対応した位置、回動体20の位置を挿通位置という。その後、回動体20を収納部16の軸心O1を中心として回動させることで回動体20とケース本体13とが、前記挿通位置を除いて抜き出し不能に係合される。前記軸心O1は回動軸心に相当する。前記軸心O1は第1回動軸心に相当する。
【0027】
図5(a)〜5(b)に示すように、前記軸部20aの先端部には四角筒状の取付部20cが形成され、同取付部20cの一側壁には係合爪20dが形成されている。前記回動体20の取付部20cには後部に四角筒状の係合部21a(図11参照)を有する回動可能な操作ノブとしてのノブ21が固定されている。
【0028】
一方、前記回動体20の軸部20aの後端部には円盤部20eが形成され、同円盤部20eの外周面には径方向に延びる収納孔20fが形成されている。前記回動体20の収納孔20fには、節度ボール22が出没可能に収納されるとともに、同節度ボール22を外方へ向け付勢するスプリング23が収納されている。
【0029】
図4,6,7に示すように、前記ケース本体13の側壁13aにおいて、前記回動体20の円盤部20eの外周部に対応する部分は、略円筒状の節度壁部13dが後方へ向け突出形成され、同節度壁部13d内に回動体20の円盤部20eが収納されている。前記節度壁部13dの内周面は節度面24とされており、同節度面24には5つの節度凹部24a〜24eが略等間隔で形成されている。
【0030】
そして、前記節度ボール22はスプリング23の付勢にて前記節度面24に常に圧接するようにされ、かつ節度凹部24a〜24eに選択的に係合するようにされている。
【0031】
図5(a)〜5(c)に示すように、前記回動体20の円盤部20eにおいて、収納孔20fに対応した後面には回動体20と同心とした低円柱形状のカム形成部20gが形成されている。前記カム形成部20gの周面において後側は、第1カムとしての円弧状のカム20hが形成され、前側は、第2カムとして三角形状の2つのカム20i,20jが周方向に沿って形成されている。そして、前記回動体20のカム形成部20gの後端部には、回動体20と同心であるピニオンとしてのピニオン部20kが形成されている。
【0032】
ところで、図4,6,7,12に示すように、前記ケース本体13の側壁13aにおいて、軸心O1に右上で、かつ円盤部20eの外周に位置する部分には支軸30が後方へ向け突出形成されている。前記支軸30には、2つのカム動力伝達棒31,32の略中央部が挿脱不能に支持され、同カム動力伝達棒31,32は揺動可能とされている。前記カム動力伝達棒31及びカム動力伝達棒32は、前記カム20h及びカム20i,20jにそれぞれ対応するように配置されている。
【0033】
図6,7,9(a),9(b)に示すように、前記カム動力伝達棒31,32の下端部近傍の左側面には、左方向へ向けカム当接部31a,32aが突出形成されている。前記カム当接部31aはカム20hに当接可能とされており、前記カム当接部32aはカム20i,20jに当接可能とされている。前記カム動力伝達棒31,32の上端にある押圧部31b,32bは、ケース本体13の外形枠より上方に突出するように形成されている。
【0034】
図1,2に示すように、前記ケース本体13の上部にはスイッチボックス14が固定されている。前記スイッチボックス14の前側面の右側及び左側には、操作口14a,14bが透設されている。同操作口14a,14bには内外気切り換え用の操作ボタン14cと、エアコン用の操作ボタン14dが配置されている。前記操作ボタン14cは第2スイッチ及び第2被作動部材に相当する。
【0035】
前記操作ボタン14cは、押圧操作すると、図示しない回路基板に設けられたスイッチ要素(図示しない)をオン作動させ、内外気切り換えのためのダンパを作動するアクチュエータを作動させて、外気導入モードから内気循環モードとするようにされている。
【0036】
また、前記操作ボタン14cは、スイッチボックス14内に設けられた押圧保持機構(図示しない)により、押し込み位置に保持される。この押圧保持機構は、操作ボタン14cが再度押圧操作されると、その保持が解除され、図示しない復帰バネにより復帰する公知の機構により構成されている。そして、前記操作ボタン14cは押し込み位置の保持状態が解除されると、図示しない回路基板に設けられたスイッチ要素(図示しない)をオフ作動させ、内外気切り換えのためのダンパを作動するアクチュエータを作動させて、内気循環モードから外気導入モードにするようにされている。
【0037】
一方、前記操作ボタン14dも前記操作ボタン14cと同様に、図示しない回路基板、スイッチ要素、ダンパ、アクチュエータ、押圧保持機構、復帰バネを備えている。そして、操作ボタン14dを押圧操作し、操作ボタン14dが押し込み位置に保持されると、図示しない回路基板に設けられたスイッチ要素(図示しない)がオン作動し、エアコンを作動する。
【0038】
ところで、図6,7,8(a),8(b)に示すように、前記スイッチボックス14内には、前記カム動力伝達棒31,32の押圧部31b,32bが揺動可能に配置されている。スイッチボックス14の内部において、前記押圧部31b,32bの左側には、第1スイッチ及び第1被作動部材としての検出スイッチ35及び連動部材36がそれぞれ設けられている。前記検出スイッチ35及び連動部材36は、左右方向に移動可能とされている。
【0039】
また、前記検出スイッチ35及び連動部材36は、図示しないスプリングにより常に右側へ向け付勢されており、前記カム動力伝達棒31,32のカム当接部31a,32aを右側へ押圧している。そのため、前記カム動力伝達棒31,32のカム当接部31a,32aは前記カム形成部20g周面又はカム20hに対して常に圧接され、前記カム動力伝達棒32のカム当接部32aは前記カム形成部20g周面、カム20i、カム20jのうち何れか一つに対して常に圧接されている。
【0040】
そして、図7,8(b)に示すように、前記カム動力伝達棒31のカム当接部31aがカム形成部20gのカム20hに当接すると、前記検出スイッチ35はカム動力伝達棒31の押圧部31bに押圧操作され左側へ移動する。すると、検出スイッチ35がオン作動され、そのオン作動に応じた電気信号が、コントローラユニット11以外の他の装置(図示しない)に出力される。すると、その装置により、防曇制御が行われるようにされている。
【0041】
一方、前記カム動力伝達棒32のカム当接部32aがカム形成部20gのカム20i又はカム20jに当接すると、前記連動部材36はカム動力伝達棒32の押圧部32bに押圧され左側(図8(b)の検出スイッチ35と同様の左側の位置)へ移動する。すると、連動部材36は操作ボタン14cに対して以下の作用を付与する。すなわち、前記操作ボタン14cが押し込み位置を保持している際には、操作ボタン14cの押し込み位置の保持状態を解除し、操作ボタン14cの位置を前方へ復帰させるようにされている。この結果、図示しない回路基板に設けられたスイッチ要素(図示しない)をオフ作動させ、内外気切り換えのためのダンパを作動するアクチュエータを作動させて、内気循環モードから外気導入モードにするようにされている。
【0042】
ところで、図10,12,13に示すように、前記ガイド筒体18にはケーブル作動部材40が揺動自在に設けられている。前記ケーブル作動部材40は扇形形状に形成され、その下端側のかなめ部には、揺動軸40aが形成されている。前記揺動軸40aは前記ガイド筒体18に対して挿脱不能で、かつ揺動自在に挿入されている。
【0043】
ケーブル作動部材40の上端前面には、扇形形状に沿って凹設された係入溝40bが形成されている。同係入溝40bにはガイド筒体18の軸心O2と同心の円弧面40cが形成され、同円弧面40cには前記回動体20のピニオン部20kに噛み合う扇形歯車40dが形成されている。前記軸心O2は第2回動軸心に相当する。前記扇形歯車40dは、歯先曲面が歯底曲面の内側にある扇形内歯車である。
【0044】
ケーブル作動部材40には、扇形形状部位の外側へ延びるように延長部40eが形成され、その延長部40eには後方へ突出するケーブル連結ピン40f(図1参照)が設けられている。
【0045】
前記ケーブル連結ピン40fには、動力伝達ケーブル41のインナーケーブル41aが連結されている。前記動力伝達ケーブル41はインナーケーブル41aと、内部にインナーケーブル41aが挿通されるアウターケーブル41bを備えている。前記動力伝達ケーブル41のアウターケーブル41bは、ケース本体13の側壁13aの後側側面に設けられたケーブル保持部42の一対の挟着片に挟着固定されている。そして、ノブ21の回動量に応じてインナーケーブル41aはアウターケーブル41b内を摺動するようにされている。
【0046】
図6,7,12,13に示すように、前記軸心O2を中心としてケーブル作動部材40を回転させた際に、ケーブル作動部材40における軸心O2から最も離れた部分(延長部40eの端部)が描く円を仮想円Kとする。前記回動体20のカム20h〜20jは前記仮想円K内に配置されている。
【0047】
ところで、図1に示すように、前記収納部17の係合孔17aには、回動体50の軸部50aが挿通されている。前記回動体50は前記回動体20と同様の形状をなしている。従って、回動体50の各部の形状の説明は省略し、回動体20における1桁の末尾番号を共通とし、50番台を付している(図5(a)〜5(c)参照)。
【0048】
なお、回動体50におけるカム形成部50g、カム50h〜50jは回動体20のカム形成部20g、カム20h〜20jと同様の形状をなしている。しかし、前記カム形成部50g、カム50h〜50jは実際には使用せず、飾りのような存在となっている。要は、回動体20のカム形成部20g、カム20h〜20jが無いものをわざわざ回動体50とするよりも、回動体20と全く同じ形状のものを回動体50とした方が製造コストの面で安くなるからである。
【0049】
図1に示すように、前記回動体50の取付部50cにはノブ51が固定され、回動体50の収納孔50fには前記節度ボール22及びスプリング23が収納されている。
【0050】
そして、前記ケース本体13の側壁13aにおいて、前記回動体50の円盤部50eの外周部に対応する部分は、略円筒状の節度壁部13e(図4参照)が後方へ向け突出形成され、同節度壁部13e内に回動体50の円盤部50eが収納されている。図4に示すように、前記節度壁部13eの内周面は節度面54とされており、同節度面54には複数の節度凹部54aが形成されている。前記収納孔50f内の節度ボール22はスプリング23の付勢にて前記節度面54に常に圧接され、かつ複数の節度凹部54aに選択的に係合するようにされている。
【0051】
また、前記ガイド筒体19にはケーブル作動部材60が揺動自在に設けられている。なお、前記ケーブル作動部材60は前記ケーブル作動部材40と同様の形状をなしている(図10参照)。従って、ケーブル作動部材60の各部の形状の説明は省略し、ケーブル作動部材40における1桁の末尾番号を共通とし、60番台を付している。
【0052】
前記ケーブル作動部材60の扇形歯車60dは回動体50のピニオン部50kと噛合され、ケーブル作動部材60のケーブル連結ピン60fには動力伝達ケーブル61のインナーケーブル61aが連結されている。前記動力伝達ケーブル61はインナーケーブル61aと、内部にインナーケーブル61aが挿通されるアウターケーブル61bを備えている。
【0053】
前記動力伝達ケーブル61のアウターケーブル61bは、ケース本体13の側壁13aの後側側面に設けられたケーブル保持部62の一対の挟着片に挟着固定されている。そして、ノブ51の回動量に応じてインナーケーブル61aはアウターケーブル61b内を摺動するようにされている。
【0054】
図1,2に示すように、前記ケース本体13の前側部には意匠板12が固定されている。前記意匠板12にはノブ取付孔12a,12b,12cが左右方向に沿って3つ並ぶように透設されている。前記ノブ取付孔12a〜12cには、前記ノブ21,15,51がそれぞれ配置されている。
【0055】
図2に示すように、前記意匠板12において、ノブ取付孔12aの開口周縁には、風の吹き出し位置を示す複数のマークM1〜M5が記されている。前記意匠板12において、マークM1〜M5は軸心O1を基準として略左下から略右下へ時計方向回りに略等間隔で設けられている。
【0056】
前記マークM1〜M3で示される各モードは、いずれも防雲制御を行わないアンデフロスタモードであり、それぞれ、運転者等の顔面への風が吹き出す「フェイス」モード、足元への吹き出し及び顔面への吹き出しを行う「バイ・レベル」モード、足元への吹き出しのための「フット」モードを示している。
【0057】
マークM4,M5で示される各モードは、いずれも防雲制御を行うデフロスタモードであり、それぞれフロントガラス等のウインドウの防雲及び足元の吹き出しを行うための「フット/デフ」モード、フロントガラス等のウインドウの防雲のための「デフ」モードを示している。
【0058】
前記意匠板12において、ノブ取付孔12bの開口周縁には、風の吹き出す量を示す複数のマーク(OFF,LO,HI等)が記されている。
さらに、意匠板12において、ノブ取付孔12cの開口部周縁には、調和空気の温度領域を示すマークR1〜R3(低温領域、中温領域、高温領域)が記されている。
【0059】
前記ノブ21には指示マークSが記されており、同ノブ21は前記指示マークSがマークM1〜M5を指す範囲まで回動可能とされている。
次に、前記ノブ21を操作した際における他の部材の作動関係を説明する。
【0060】
前記ノブ21を正逆回転させると回動体20はそのノブ21の正逆回動に伴って正逆回動する。この際、ノブ21の指示マークSがマークM1〜M5と対向した際には、節度ボール22と節度凹部24a〜24eとが係合する。
【0061】
また、前記ノブ21の指示マークSがマークM3を超えマークM5までの範囲に位置すると、前記カム動力伝達棒31のカム当接部31aがカム形成部20gのカム20hに当接する。すると、カム動力伝達棒31の押圧部31bは検出スイッチ35を左側へ押圧操作し、検出スイッチ35がオン作動され、そのオン作動に応じた電気信号が、コントローラユニット11以外の他の装置(図示しない)に出力される。そして、その装置により、防曇制御が行われる。
【0062】
なお、本実施形態で示す「マークM3を超え」とはマークM3の位置は含まないものとし、「マークM5まで」とはマークM5の位置を含むものとする。
一方、前記ノブ21の指示マークSがマークM1からマークM3までの範囲に位置すると、カム動力伝達棒31の押圧部31bはスプリング(図示しない)に付勢された検出スイッチ35にて右側へ位置される。そのため、カム動力伝達棒31のカム当接部31aがカム形成部20gに当接される。この状態においては、検出スイッチ35はオフ作動され、コントローラユニット11以外の他の装置(図示しない)による防雲制御は行われない。
【0063】
なお、本実施形態で示す「マークM1から」とはマークM1の位置を含むものとする。
さらに、前記ノブ21の指示マークSが、マークM3とマークM4との区間、及びマークM4とマークM5との区間を移動する際には、以下の作用を奏する。
【0064】
前記指示マークSがマークM3とマークM4との区間を移動する際には、回動体20のカム20iがカム動力伝達棒32のカム当接部32aを一時的に押圧する。また、前記指示マークSがマークM4とマークM5との区間を移動する際には、回動体20のカム20jがカム動力伝達棒32のカム当接部32aを一時的に押圧する。
【0065】
前記カム20i又はカム20jがカム動力伝達棒32のカム当接部32aを一時的に押圧すると、カム動力伝達棒32の押圧部32bは連動部材36を左側へ一時的に押圧する。すると、操作ボタン14cが押し込み位置を保持している場合にのみ、連動部材36は操作ボタン14cの押し込み位置の保持状態を解除し、操作ボタン14cの位置を前方へ復帰させる。
【0066】
この結果、外気導入モードになっているときのみ、スイッチ要素(図示しない)がオフ作動され、そして、内外気切り換えのためのダンパを作動するアクチュエータを作動させて、内気循環モードから外気導入モードにする。このように、車両内に外気を取り込むことにより、前述の防雲制御の効率を高めるようにされている。
【0067】
なおかつ、前記ノブ21が正逆回動すると、その正逆回動に応じて回動体20のピニオン部20kが回動する。すると、ピニオン部20kと扇形歯車40dの噛合により、ケーブル作動部材40はノブ21の正逆回動に応じた往復揺動を行う。そして、ケーブル作動部材40の往復揺動に応じて動力伝達ケーブル41のインナーケーブル41aは進退長さが所定長さとされる。
【0068】
このように、ノブ21の回動位置に応じたインナーケーブル41aの進退長さは、図示しない他の装置に対して機械的に伝達され、マークM1〜マークM5に応じた処理が行われる。
【0069】
次に、前記ノブ15を操作した際における他の部材の作動関係を説明する。
ノブ15を回動させ、ノブ15がOFF,LO,HI等を示すと、その記されたOFF,LO,HI等に応じて収納部13b内に配置された図示しない回動切換スイッチ装置からコントローラユニット11以外の他の装置(図示しない)に電気信号を出力する。
【0070】
次に、前記ノブ51を操作した際における他の部材の作動関係を説明する。
前記ノブ51を正逆回転させると回動体50はそのノブ51の正逆回動に伴って正逆回動する。この際、ノブ51の回動量に応じて収納孔50f内の節度ボール22と節度面54の節度凹部54aとが係合し、ノブ51には節度感が得られる。
【0071】
なおかつ、前記ノブ51が正逆回動すると、その正逆回動に応じて回動体50のピニオン部50kが正逆回動し、そのピニオン部50kと噛合した扇形歯車60dを有するケーブル作動部材60は往復揺動する。そして、ケーブル作動部材60の往復揺動に応じて動力伝達ケーブル61のインナーケーブル61aは進退長さが所定長さとされ、その進退長さがコントローラユニット11以外の他の装置(図示しない)へ機械的に伝達され、マークR1〜マークR3に応じた処理が行われる。
【0072】
次に、本実施形態のコントローラユニット11の効果について説明する。
(1)本実施形態では、ケーブル作動部材40にカムを設けないようにした。そして、軸心O2を中心としてケーブル作動部材40を回転させ、ケーブル作動部材40における軸心O2から最も離れた部分が描く円を仮想円Kとした。そして、回動体20に設けたカム20h〜20jは前記仮想円K内に配置するようにした。そのため、従来技術と異なりケーブル作動部材82のケーブル取付部82cより上方に位置するように、カム82d,82eを設けた場合と比べて、前記ケーブル作動部材40は可動スペースが小さくなる。
【0073】
従って、ケーブル作動部材40における軸心O2から最も離れた外形枠外の部分にカム20h〜20jを設けない分だけケーブル作動部材40の可動スペースを小さくでき、その結果、コントローラユニット11を小型化できる。
【0074】
(2)本実施形態では、回動体20のカム20hはカム動力伝達棒31を介して、検出スイッチ35を押圧し、検出スイッチ35をオン・オフ操作するようにした。そして、検出スイッチ35をオン・オフ操作することで、コントローラユニット11以外の図示しない他の装置は防曇制御を行うようにした。従って、回動体20のカム20hにより車両のウインドウガラス曇り除去設定を行うことができる。
【0075】
(3)本実施形態では、回動体20のカム20i,20jはカム動力伝達棒32を介して連動部材36を押圧し、操作ボタン14cが押し込み位置を保持している場合にのみ、操作ボタン14cの位置を前方へ復帰させる。そして、操作ボタン14cの位置が前方へ復帰すると、内気循環モードから外気導入モードになり、車両内に外気を取り込むことにより、防雲制御の効率を高めるようにしていた。従って、回動体20のカム20i,20jにより内気循環モード設定状態からから外気導入モードに切り換えることができる。そして、車両内に外気を取り込むことにより、防雲制御の効率を上げることができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態は以下のような他の実施形態に変更して具体化してもよい。
【0076】
・前記実施形態では、回動体20にカム20h〜20jを設け、そのカム20h〜20jにてカム動力伝達棒31,32のカム当接部31a,32aを押圧するようにしていた。そして、カム動力伝達棒31,32の押圧部31b,32bにて検出スイッチ35、連動部材36を押圧操作するようにしていた。これに限らず、カム20hを残して、カム20i,20j、カム動力伝達棒32、連動部材36を省略してもよい。このようにすると、内気循環モードをキャンセルする機能は失われるが、構造を簡略化できる。
【0077】
・前記実施形態では、回動体20に設けたカム20hを車両ウインドウガラスの曇り除去設定用のスイッチ駆動源としていたが、他の機器の設定用のスイッチ(第1被作動部材)の駆動源としてもよい。例えば、前記カム20hを内気循環キャンセル用のスイッチ(第1被作動部材)の駆動源としたり、風量調整用のスイッチ(第1被作動部材)の駆動源としてもよい。
【0078】
・前記実施形態では、回動体20に設けたカム20i,20jを内気循環キャンセル設定用のスイッチ駆動源としていたが、他の機器の設定用のスイッチ(第2被作動部材)の駆動源としてもよい。例えば、前記カム20i,20jを車両ウインドウガラスの曇り除去設定用のスイッチ(第2被作動部材)の駆動源としたり、風量調整用のスイッチ(第2被作動部材)の駆動源としてもよい。
【0079】
【発明の効果】
従って、請求項1に記載の発明によれば、第1カムをケーブル作動部材の外形枠外に設けた場合と比べて、第1カムの可動スペースを小さくでき、その第1カムの可動スペースを小さくした分だけ、車両用操作スイッチユニットを小型化できる。
【0080】
請求項2に記載の発明によれば、第2カムをケーブル作動部材の外形枠外に設けた場合と比べて、第2カムの可動スペースを小さくでき、その第2カムの可動スペースを小さくした分だけ、車両用操作スイッチユニットを小型化できる。
【0081】
請求項3に記載の発明によれば、第1カムにて第1スイッチをオン・オフ操作し、この結果、車両ウインドウガラスの曇り除去設定を行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、第2カムは、内気循環モード設定状態の第2スイッチを、外気導入モードに切り換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるコントローラユニットの分解斜視図。
【図2】 本実施形態におけるコントローラユニットの正面図。
【図3】 本実施形態における意匠板を除いたコントローラユニットの正面図。
【図4】 本実施形態におけるケース本体の背面図。
【図5】 (a)は、回動体の正面図。(b)は、回動体の側面図。(c)は、回動体の背面図。
【図6】 本実施形態におけるカムと検出スイッチとの関係を示す説明図。
【図7】 本実施形態におけるカムと検出スイッチ及び連動部材との関係を示す説明図。
【図8】 (a),(b)は、本実施形態におけるカム動力伝達棒と検出スイッチ及び連動部材との関係を示す説明図。
【図9】 (a)は、カム動力伝達棒の側面図。(b)は、カム動力伝達棒の背面図。
【図10】 本実施形態におけるケーブル作動部材の正面図。
【図11】 本実施形態におけるノブの背面図。
【図12】 本実施形態における回動体とケーブル作動部材との関係を示す説明図。
【図13】 本実施形態における回動体とケーブル作動部材との関係を示す説明図。
【図14】 従来技術におけるコントローラユニットの分解斜視図。
【図15】 従来技術におけるコントローラユニットの正面図。
【図16】 (a)は、図16(b)におけるA−A線矢視断面図。(b)は、カムと進退部材との関係を示す説明図。
【符号の説明】
11…車両用操作スイッチユニットとしてのコントローラユニット、
14c…第2被作動部材及び第2スイッチとしての操作ボタン、
20h…第1カムとしてのカム、20i,20j…第2カムとしてのカム、
20k…ピニオンとしてのピニオン部、21…操作ノブとしてのノブ、
35…第1被作動部材及び第1スイッチとしての検出スイッチ、
40…ケーブル作動部材、40d…扇形歯車、K…仮想円、
O1…第1回動軸心としての軸心、O2…第2回動軸心としての軸心。

Claims (4)

  1. 第1回動軸心を中心に回動可能な操作ノブと、
    第1回動軸心を中心に回動するとともに、前記操作ノブの回動量に応じて回動し、第1被作動部材を作動する第1カムと、
    同じく第1回動軸心を中心に回動するとともに、前記操作ノブの回動量に応じて回動するピニオンと、
    前記第1回動軸心と異なる位置の第2回動軸心を中心に往復揺動するケーブル作動部材と、
    前記ケーブル作動部材に設けられるとともに、前記ピニオンと噛合する扇形歯車とを備え、
    前記第2回動軸心を中心としてケーブル作動部材を回転させた際に、ケーブル作動部材における前記第2回動軸心から最も離れた部分が描く円を仮想円とし、 前記第1カムは前記仮想円内に配置されたことを特徴とする車両用操作スイッチユニット。
  2. 前記車両用操作スイッチユニットには、第1回動軸心を中心に回動するとともに、前記操作ノブの回動量に応じて回動し、第2被作動部材を作動する第2カムを備え、
    前記第2カムは前記仮想円内に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の車両用操作スイッチユニット。
  3. 前記第1カムにより作動される前記第1被作動部材は、車両ウインドウガラスの曇り除去設定用の第1スイッチであり、
    前記第1カムは、第1スイッチをオン・オフ操作するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用操作スイッチユニット。
  4. 前記第2カムにより作動される前記第2被作動部材は、車両内の内気を循環させる内気循環モードと、車両内に外気を導入する外気導入モードとを切換設定する第2スイッチであり、
    前記第2カムは、内気循環モード設定状態の第2スイッチを、外気導入モードに切り換えることを特徴とする請求項2に記載の車両用操作スイッチユニット。
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