JP4721590B2 - 風向調整装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は空気吹き出し口より吹き出される空気の風向を調整する風向調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の風向調整装置として、例えば特許第2840382号公報に記載されたものが公知である。
【0003】
前記公報の風向調整装置は、互いに平行する複数のルーバが回動自在に設けられた空気吹き出し口に対し、前後方向に移動自在な支持体と、この支持体に支承され、かつ支持体と直交する方向へ移動自在なリンクとを有していて、リンクに設けられたガイド溝に、ルーバより突設された連動軸が係合されている。
【0004】
そして中央のルーバに設けられたノブを左右方向へ操作すると、空気吹き出し口より吹き出される平行風を左右方向へ風向調整が行え、ノブを上下に操作すると、支持体が前後に移動されて、リンクに形成されたガイド溝により連動軸の位置が調整され、これによって空気吹き出し口より吹き出される空気を集中させたり、拡散させる風向調整が行えるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし前記公報の風向調整装置では、空気吹き出し口より吹き出される平行風を左右方向へ調整する通常モードの風向調整と、空気を集中及び拡散させる風向特性モードの風向調整を別々の操作手段で行わなければならないため、操作が煩雑である上、操作手段の構造が複雑になるため、風向調整装置が高価になるなどの問題がある。
【0006】
またルーバによって空気吹き出し口を閉じることができないため、空気の吹き出しを完全に遮断することができないと共に、風向調整装置を使用しないときでも空気吹き出し口が外部へ露出するため、体裁が悪いなどの問題もある。
【0007】
本発明はかかる従来の問題点を改善するためになされたもので、平行風の風向を調整する通常モードと、空気を集中または拡散させる風向特性モードの選択が単一の操作手段で連続的に行え、しかも各羽根により空気吹き出し口を閉じることもできる風向調整装置を提供して、操作性及び見栄えの向上などを図ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明に係る風向調整装置は、空気吹き出し口より吹き出される空気の風向を調整する複数の羽根を、空気吹き出し口に回動自在に設けた風向調整装置であって、複数の羽根を互いに平行させて回動することにより、空気吹き出し口より吹き出される平行風の風向を調整する通常モードと、空気吹き出し口より吹き出される空気を、各羽根により拡散または集中させる風向特性モードとを設け、かつ通常モード及び風向特性モードを、モード選択手段により連続して選択自在となすと共に、モード選択手段により羽根を閉位置に回動させることにより、空気吹き出し口を閉じるように構成した場合、前記モード選択手段が、通常モード及び風向特性モードを連続的に選択する1個の操作ダイアルと、前記操作ダイアルにより回転される中間ギアと、前記中間ギアに形成されたカム溝に係合された前後動自在なスライドリンクとから構成し、かつ操作ダイアルにより中間ギアを介してスライドリンクを前後動させることにより、スライドリンクに連動された各羽根を、通常モード位置及び風向特性モード位置に連続的に回動させるようにしたものである。
【0009】
前記構成により、モード選択手段を操作することにより、空気吹き出し口より吹き出される平行風の風向を調整する通常モードの選択と、空気吹き出し口より吹き出される空気を、拡散させて乗員に吹き出したり、集中させて吹き出す風向特性モードの選択が連続的に行えるため、操作性が向上すると共に、各羽根によって空気吹き出し口を閉じることができるため、風向調整装置を使用しないときの見栄えも向上する。
【0015】
また、前記構成により、1個の操作ダイアルで通常モード及び風向特性モードが連続的に選択できるため、従来の別の操作手段により選択していたものに比べて操作性が格段に向上すると共に、操作ダイアルの回転をギアによりスライドリンクに伝達する構成のため、モード選択手段の動作がスムーズとなり、これによって通常モード及び風向特性モードの選択が小さな操作力で容易に行える。
【0016】
またモード選択手段を少ない部品点数で構成できるため、組立て時の作業性がよい上、コンパクトに構成できることから、風向調整装置の小型化が図れるようになる。
【0017】
前記目的を達成するため本発明の風向調整装置は、操作ダイアルの操作部を、ケースの開口部に取り付けられたフィニッシャの前面に突出させると共に、スライドリンクに形成したガイド孔に、各羽根より突設した連結ピンを嵌合することにより、スライドリンクと各羽根を連動させたものである。
【0018】
前記構成により、操作ダイアルの操作部を指で回転させることにより、通常モードと風向特性モードの選択が連続的に行えるため、操作性が大変よい。
【0019】
前記目的を達成するため本発明の風向調整装置は、ケースをインストルメントパネルの上部に設置したものである。
【0020】
前記構成により、運転席や助手席から容易にモード選択手段を操作できるため、操作性がよいと共に、空気吹き出し口より吹き出される空気を、車室内全体に循環させることができるため、車室内の空調が良好に行えるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を参照して詳述する。
【0022】
図1は風向調整装置の全体的な斜視図、図2は分解斜視図、図3は縦断面図、図4はないし図7は作用説明図である。
【0023】
風向調整装置の本体1は、前面に開口部2aが開口された角筒状のケース2を有しており、図示しないインストルメントパネルの例えば上部に開口された空気吹き出し口の内側に、開口部2aを前方に向けて取付けられるようになっている。
【0024】
ケース2の開口部2aには、複数枚の羽根3が上下方向に間隔を存して水平方向に設けられており、各羽根3の一端側に突設された軸ピン3aは、ケース2の一方の側板2bに形成された切り欠き状のピン受け2cに回動自在に嵌合されている。
【0025】
各羽根3の他端側には、軸ピン3aと連結ピン3bが突設されていて、軸ピン3aは他方の側板2bの開口縁に沿って組付けられたスペーサ4のピン受け4aに回動自在に嵌合されていて、開口部2aに当接されたフィニッシャ8により各軸ピン3aがピン受け2c,4aより抜け出さないようになっている。
【0026】
フニッシャ8は、上下方向に湾曲する板体により形成されていて、各羽根3をフニッシャ8の湾曲に沿うよう起立させた際に、各羽根3によって閉じる開口部8aが開口されており、開口部8aの側方には、後述する操作ダイアル6dの操作部6fが突出する長孔8bを形成すると共に、フニッシャ8の両側には、ケース2の一方の外側面と、カバー7の外側面に突設された係止爪7aにそれぞれ先端部が係合する係止片8cが後方へ向けて突設されている。
【0027】
スペーサ4は、ケース2の開口縁2dに嵌着されていて、各ピン孔4aの近傍に、ピン受け4aを中心とする円弧状の長孔4bが形成されており、各羽根3の他端に突設された連結ピン3bは、これら長孔4bを貫通して、スペーサ4の外側面に設けられたスライドリンク5の各ガイド孔5aに嵌合されている。
【0028】
各ガイド孔5aはスライドリンク5の中間部に位置するガイド孔5aがほぼ水平に、また中間部より上方に位置するガイド孔5aがほぼヘ字形に、そして中間部より下方に位置するガイド孔5aがほぼ逆ヘ字形に形成されていると共に、スライドリンク5の上部及び下部には突出部5bが後方へ突出されていて、これら突出部5bの基端側内側面にピン5cが、また先端側外側面にピン5dが突設されている。
【0029】
そしてこれらピン5c,5dのうち、基端側に突設されたピン5cは、ケース2の側板2bに形成されたほぼC字状の溝2fに嵌合され、先端側に突設されたピン5dは、モード選択手段6を構成する一対の中間ギア6aにそれぞれ形成されたほぼ鎌形のカム溝6bに嵌合されている。
【0030】
モード選択手段6は、空気吹き出し口より吹き出される空気の風向を調整する通常モードと、空気吹き出し口より吹き出される空気を集中または拡散させる風向特性モードとを選択するもので、ケース2の他方の側板2aと間隔を存して平行するよう設けられたカバー7内に、前記中間ギア6aと、これら中間ギア6aに同時に噛合するピニオン6cを有する操作ダイアル6dが収容されいる。
【0031】
操作ダイアル6dは図2及び図3に示すように、中心部に形成された軸孔6eが、ケース2の外側面に突設された支軸2gに回転自在に支承されていて、前側の外周部は操作部6fとなっており、この操作部6fはフニッシャ8に形成された長孔8bよりフニッシャ8の前面に突出されていて、操作部6fの外周面には操作位置を示す目印6gが、凹溝及び三角印により形成されている。
【0032】
また操作ダイアル6dの後側の外周部には、ほぼ扇状のカム6hが突設されていて、このカム6hに外周面に沿って円弧状のカム溝6jが形成されており、カム溝6jの下端は操作ダイアル6dの中心方向へ屈曲されて、屈曲部6kが形成されていると共に、カム溝6jに、シャッタ開閉レバー9の先端に突設されたピン9aが嵌合されている。
【0033】
シャッタ開閉レバー9の基端側には、ピン9aと反対方向に角柱状の軸杆9bが突設されていて、この軸杆9bはケース2の側板2bに開口された軸受け孔2hよりケース2内に突出され、ケース2内に設けられたシャッタバルブ10の軸孔10aに嵌挿されている。
【0034】
シャッタバルブ10は、ケース2内で回動できる大きさの板体により形成されていて、軸孔10aの反対側に突設された軸ピン10bとによりケース2の側板2bに回動自在に支承されおり、シャッタバルブ10の両端部には、シャッタバルブ10を閉鎖した際、ケース2の内面に当接して空気が漏れるのを防止するシール部材(図示せず)が取り付けられている。
【0035】
次に前記構成された風向調整装置の作用を説明する。
【0036】
通常モードで使用する場合は、モード選択手段6の操作ダイアル6dに設けられた目印6gの凹溝を長孔8bのほぼ中央にすることにより、図3に示すように通常モードを選択する。
【0037】
これによってスライドリンク5は後進端にあって、スライドリンク5の突出部5b先端に突出されたピン5dは、カム溝6bの円弧状部と屈曲部の連設部に位置しており、また各羽根3は水平状態に保持されているため、空気吹き出し口より吹き出される空気は、羽根3により水平方向の平行風に風向調整される。
【0038】
またこの状態から、空気の吹き出し方向を例えば上方へ風向調整する場合は、操作ダイアル6dの操作部6fを上方向へ回動する。
【0039】
これによってスライドリンク5が図4に示すように下方へと移動されるため、連結ピン3bを介してスライドリンク5に接続された各羽根3が軸ピン3aを中心に反時計回り方向へ回動されて、空気吹き出し口より吹き出される空気は上方向の平行風に風向調整される。
【0040】
さらに空気吹き出し口より吹き出される空気を拡散させて乗員に吹き出させる場合は、操作ダイアル6dの操作部6fをさらに上方向に回動して、風向特性モードを選択する。
【0041】
これによって操作ダイアル6dに設けられたピニオン6cが中間ギア6aを時計回り方向へ回転させるため、中間ギア6aに形成されたカム溝6bの一端部によりスライドリンク5が図5に示す位置に前進されて、スライドリンク5のガイド孔5aにより中間位置の羽根3は水平位置に保持され、中間位置より上側の羽根3は反時計回り方向へ回動されて上向きになると共に、中間位置より下側の羽根3は時計回り方向へ回動されて下向きとなるため、空気吹き出し口より吹き出される空気は、各羽根3により拡散されて乗員へ吹き出されるようになる。
【0042】
一方図3に示す通常モードの状態から、空気の吹き出し方向を例えば下方へ風向調整する場合は、操作ダイアル6dの操作部6fを下方向へ回動する。
【0043】
これによってスライドリンク5が図6に示すように上方へと移動されるため、連結ピン3bを介してスライドリンク5に接続された各羽根3が軸ピン3aを中心に時計回り方向へ回動されて、空気吹き出し口より吹き出される空気は下方向の平行風に風向調整される。
【0044】
さらに空気吹き出し口より吹き出される空気を遮断する場合は、操作ダイアル6dの操作部6fをさらに下方向に回動すると、操作ダイアル6dに設けられたピニオン6cが中間ギア6aを反時計回り方向へ回転させるため、中間ギア6aに形成されたカム溝6bの他端部によりスライドリンク5が図7に示す位置に前進されて、スライドリンク5のガイド孔5aにより全ての羽根3が時計回り方向へ回動され、これによって各羽根3がフィニッシャ8の湾曲面に沿って面上に整列されてフィニシャ8の開口部8aを閉じる。
【0045】
同時に操作ダイアル6dより突設されたカム6jに嵌合されているピン9aが、カム6jの屈曲部6kにより操作ダイアル6dの中心方向へ移動されて、シャッタ開閉レバー9を反時計回り方向へ回動させるため、シャッタバルブ10がケース2内を閉鎖して空気吹き出し口より吹き出される空気をほぼ完全に遮断するようになる。
【0046】
なお前記実施の形態では、モード選択手段6により風向特性モードを選択すると、空気吹き出し口より吹き出される空気が拡散されるようにした場合について説明したが、スライドリンク5に形成されたガイド孔5aの向きを、スライドリンク5の中間部に位置するガイド孔5aがほぼ水平に、また中間部より上方に位置するガイド孔5aがほぼ逆ヘ字形に、そして中間部より下方に位置するガイド孔5aがほぼヘ字形になるよう形成することにより、風向特性モードを選択した場合、空気吹き出し口より吹き出される空気を乗員方向へ集中させることができるようになる。
【0047】
また図8及び図9に示す変形例のように、中間ギア6aに形成されたカム溝6bの向きを前記実施の形態と逆にしてもよく、この場合図8に示すように平行風を上向きに調整するとスライドリンク5が前進端に達し、さらに操作ダイアル5dを上方向へ回転すると、スライドリンク5が図9に示すように後進して、空気吹き出し口より吹き出される空気が拡散されるようになる。
【0048】
【発明の効果】
本発明は以上詳述したように、空気吹き出し口に設けられ複数の羽根を互いに平行させて回動することにより、空気吹き出し口より吹き出される平行風の風向を調整する通常モードと、空気吹き出し口より吹き出される空気を、各羽根により拡散または集中させる風向特性モードとを設け、かつ通常モード及び風向特性モードを、モード選択手段により連続して選択自在となすと共に、モード選択手段により羽根を閉位置に回動させることにより、空気吹き出し口を閉じるようにしたことから、モード選択手段を操作することにより、空気吹き出し口より吹き出される平行風の風向を調整する通常モードの選択と、空気吹き出し口より吹き出される空気を、拡散させて乗員に吹き出したり、集中させて吹き出す風向特性モードの選択が連続的に行えるため、操作性が向上すると共に、各羽根によって空気吹き出し口を閉じることができるため、風向調整装置を使用しないときの見栄えも向上する。
【0049】
またモード選択手段を、ほぼ中間位置の通常モードより一方向へ回動させることにより、空気吹き出し口を閉じるようにし、またほぼ中間位置の通常モードより他方向へ回動させることにより、風向特性モードを選択できるようにしたことから、単一のモード選択手段により、空気吹き出し口を閉じる操作や、空気吹き出し口より吹き出される空気を、拡散させて乗員に吹き出したり、集中させて吹き出す風向特性モードの選択が回転方向を変えるだけで行えるため、操作性が大変よい。
【0050】
さらに羽根により空気吹き出し口を閉じた際、羽根に連動してケース内を閉鎖するシャッタバルブを、ケース内に開閉自在に設けたことから、各羽根によって空気吹き出し口を閉じると、シャッタバルブによりケース内も閉鎖されるため、空気吹き出し口より吹き出される空気をほぼ完全に遮断することができる。
【0051】
またモード選択手段を、通常モード及び風向特性モードを連続的に選択する1個の操作ダイアルと、操作ダイアルにより回転される中間ギアと、中間ギアに形成されたカム溝に係合された前後動自在なスライドリンクとから構成し、かつ操作ダイアルにより中間ギアを介してスライドリンクを前後動させることにより、スライドリンクに連動された各羽根を、通常モード位置及び風向特性モード位置に連続的に回動させるようにしたことから、1個の操作ダイアルで通常モード及び風向特性モードが連続的に選択できるため、従来の別の操作手段により選択していたものに比べて操作性が格段に向上する。
【0052】
さらに操作ダイアルの回転をギアによりスライドリンクに伝達する構成のため、モード選択手段の動作がスムーズとなり、これによって通常モード及び風向特性モードの選択が小さな操作力で容易に行えると共に、モード選択手段を少ない部品点数で構成できるため、組立て時の作業性がよい上、コンパクトに構成できることから、風向調整装置の小型化が図れるようになる。
【0053】
また操作ダイアルの操作部を、ケースの開口部に取り付けられたフィニッシャの前面に突出させると共に、スライドリンクに形成したガイド孔に、各羽根より突設した連結ピンを嵌合することにより、スライドリンクと各羽根を連動させたことから、操作ダイアルの操作部を指で回転させることにより、通常モードと風向特性モードの選択が連続的に行えるため、操作性が大変よい。
【0054】
しかもケースをインストルメントパネルの上部に設置すれば、運転席や助手席から容易にモード選択手段を操作できるため、操作性がよいと共に、空気吹き出し口より吹き出される空気を、車室内全体に循環させることができるため、車室内の空調が良好に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態になる風向調整装置の斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態になる風向調整装置の分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態になる風向調整装置の断面図である。
【図4】本発明の実施の形態になる風向調整装置の作用説明図である。
【図5】本発明の実施の形態になる風向調整装置の作用説明図である。
【図6】本発明の実施の形態になる風向調整装置の作用説明図である。
【図7】本発明の実施の形態になる風向調整装置の作用説明図である。
【図8】本発明の実施の形態になる風向調整装置の変形例を示す分解斜視図である。
【図9】本発明の実施の形態になる風向調整装置の変形例を示す作用説明図である。
【符号の説明】
2 ケース
2a 開口部
3 羽根
3b 連結ピン
5 スライドリンク
5a ガイド孔
6 モード選択手段
6a 中間ギア
6b カム溝
6d 操作ダイアル
6f 操作部
8 フィニッシャ
10 シャッタバルブ

Claims (3)

  1. 空気吹き出し口より吹き出される空気の風向を調整する複数の羽根を、前記空気吹き出し口に回動自在に設けた風向調整装置であって、前記複数の羽根を互いに平行させて回動することにより、前記空気吹き出し口より吹き出される平行風の風向を調整する通常モードと、前記空気吹き出し口より吹き出される空気を、前記各羽根により拡散または集中させる風向特性モードとを設け、かつ前記通常モード及び前記風向特性モードを、モード選択手段により連続して選択自在となすと共に、前記モード選択手段により前記羽根を閉位置に回動させることにより、前記空気吹き出し口を閉じるように構成した場合、前記モード選択手段が、
    通常モード及び風向特性モードを連続的に選択する1個の操作ダイアルと、前記操作ダイアルにより回転される中間ギアと、前記中間ギアに形成されたカム溝に係合された前後動自在なスライドリンクとから構成し、
    かつ前記操作ダイアルにより前記中間ギアを介して前記スライドリンクを前後動させることにより、前記スライドリンクに連動された前記各羽根を、通常モード位置及び風向特性モード位置に連続的に回動させるようにしたことを特徴とする風向調整装置。
  2. 前記操作ダイアルの操作部を、前記ケースの開口部に取り付けられたフィニッシャの前面に突出させると共に、前記スライドリンクに形成したガイド孔に、前記各羽根より突設した連結ピンを嵌合することにより、前記スライドリンクと前記各羽根を連動させてなる請求項に記載の風向調整装置。
  3. 前記ケースをインストルメントパネルの上部に設置してなる請求項1又は請求項2に記載の風向調整装置。
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