JP3831752B2 - 固体電解コンデンサの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体電解コンデンサの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、低ESR化を目的として導電性高分子を固体電解質として用いる固体電解コンデンサが実用化されている。一般に、これら導電性高分子としては、ポリチオフェン,ポリピロール又はポリアニリン等があり、中でもポリチオフェンは、ポリピロール又はポリアニリンと比較して導電率が高く熱安定性が特に優れていることから近年注目されており、ポリチオフェンを固体電解質として用いた固体電解コンデンサとして特開平2−15611号公報等に開示されているものがある。
【0003】
しかして、ポリチオフェンは、化学酸化重合及び電解重合によって製作できるが、電解重合手段を講じた場合、導電性高分子が電極上にフィルム状に形成されるため大量に製造することに困難性が伴う問題を抱えているのに対して、化学酸化重合手段の場合は、そのような問題はなく、電解重合と比較して大量の導電性高分子層を容易に得ることができることは当業者の中では良く知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ポリチオフェンは、他のポリピロール又はポリアニリン等他の導電性高分子に比べて化学酸化重合の際の重合速度が小さいため、所望の厚さの導電性高分子層を形成するためには、重合時間を長くしたり、重合回数を多くしなければならず、生産性が悪く、コスト高となる問題を抱え、また、溶媒に水を用いた場合は重合反応が著しく抑制される問題を有し、更に、トランスファーモールド法による樹脂外装構造では、モールド成型時の応力により導電性高分子層が損傷され漏れ電流増大や信頼性低下となる問題をも抱える結果となっていた。
【0005】
本発明は、上記問題を解決するもので、コンデンサ素子表面に均一な厚さで所望の厚みを有し、機械的強度に優れた導電性高分子層を形成した特性良好にして生産性に優れた固体電解コンデンサの製造方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記従来技術の課題を解決すべく検討した結果、完成するに至ったものである。すなわち、固体電解質として導電性高分子層を用いた固体電解コンデンサの製造方法において、タンタル焼結体からなるコンデンサ素子表面に形成するポリチオフェン又はその誘導体からなる導電性高分子層を、コンデンサ素子表面に付着したパルプ及び抄紙用粘剤を取り込んで形成した複合導電性高分子層とすることによって、機械的強度に優れた固体電解質の形成が可能となり、作業性良好にして特性劣化のないことが判明した。
【0007】
本発明は、陽極となる弁作用金属からなる素体表面に誘電体酸化皮膜を形成してなるコンデンサ素子と、前記誘電体酸化皮膜の表面に形成した導電性高分子層からなる固体電解コンデンサの製造方法において、コンデンサ素子表面に形成される導電性高分子層がポリチオフェン又はその誘導体からなり、コンデンサ素子表面に付着したパルプ及び抄紙用粘剤を取り込んで形成した複合導電性高分子層で構成されたことを特徴とする。
【0008】
また抄紙用粘剤が、とろろ葵,糊空木といった天然糊、又は、ポリエチレンオキシド,ポリアクリルアミドといった合成糊からなることを特徴とする。
【0010】
こうした導電性高分子層とパルプ及び抄紙用粘剤との複合導電性高分子層を構成する手段としては、パルプを懸濁した水溶液内にタンタル焼結体からなるコンデンサ素子を浸漬後、乾燥させてこのコンデンサ素子表面にパルプを付着させ、次にモノマー溶液に浸漬した後、酸化剤溶液に浸漬し化学酸化重合する固体電解コンデンサの製造方法において、パルプを懸濁した水溶液を作製する際、抄紙用粘剤を加えパルプを分散させることによる。
【0011】
ここで、パルプを懸濁している溶液は、撹拌され、パルプが静かに流動していても良い。
【0012】
さらに、前述の手段において、コンデンサ素子に予め導電性高分子層を形成しておくことによって、より緻密で強固な複合導電性高分子層が得られるものである。
【0013】
導電性高分子と、パルプ及び抄紙用粘剤との複合体を構成することにより、パルプ及び抄紙用粘剤で厚さを稼ぎ、重合時間及び回数を低減して生産性を上げると共に、コンデンサ素子表面に均一で厚い導電性高分子層が形成でき、機械的強度が向上し、樹脂外装時の応力にも耐え、漏れ電流増大や信頼性低下のない良好な固体電解コンデンサを得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明は、陽極となるタンタル焼結体からなる素体表面に誘電体酸化皮膜を形成してなるコンデンサ素子と、前記誘電体酸化皮膜の表面に形成した導電性高分子層からなる固体電解コンデンサの製造方法において、コンデンサ素子表面に形成される導電性高分子層がポリチオフェン又はその誘導体からなり、コンデンサ素子表面に付着したパルプ及び抄紙用粘剤を取り込んで形成した複合導電性高分子層で構成されたことを特徴とする。
【0015】
なお、コンデンサ素子構成としては、微粉末焼結体形また、誘電体酸化皮膜の形成手段としても特別なものに限定することなく、公知の手段にて行うものである。
【0016】
コンデンサ素子表面に付着したパルプ及び抄紙用粘剤の存在で膜厚の厚い複合導電性高分子層となることにより、重合回数及び重合時間を低減でき生産性向上に寄与することができる。また複合導電性高分子層は機械的強度が向上するため樹脂外装時の応力にも耐え、漏れ電流増大や信頼性低下のない良好な固体電解コンデンサが得られる。
【0017】
本発明は、抄紙用粘剤がとろろ葵,糊空木といった天然糊、又は、ポリエチレンオキシド,ポリアクリルアミドといった合成糊からなることを特徴とし、0.01〜0.1%の濃度で使用されることで均一に且つ少ない回数で所望のパルプ層形成ができ、生産性向上及び諸特性向上に大きく貢献する。
【0018】
また、コンデンサ素子の表面に付着するパルプからなり、特に十分に叩解されたパルプはフィブリルが発達し、コンデンサ素子の凹凸に絡まりパルプ層の形成が容易となる。また、付着するパルプの厚み確保を容易にするため、叩解が不十分で繊維が長く太いパルプと十分に叩解が進んだパルプとを混合したり、パルプの懸濁液濃度を適宜選択することもできる。
【0019】
請求項1記載の発明は、パルプを懸濁した水溶液内にタンタル焼結体からなるコンデンサ素子を浸漬後、乾燥させてこのコンデンサ素子表面にパルプを付着させ、次にモノマー溶液に浸漬した後、酸化剤溶液に浸漬し化学酸化重合する固体電解コンデンサの製造方法において、パルプを懸濁した水溶液が、抄紙用粘剤を加えパルプを分散させたことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法であり、パルプを懸濁する水溶液に抄紙用粘剤が加えられることにより、所望のパルプ層形成が容易となり生産性向上及び諸特性向上に大きく貢献する。
【0020】
請求項2記載の発明は、コンデンサ素子に予め導電性高分子層を形成しておき、次いでパルプを懸濁した水溶液内にコンデンサ素子を浸漬後、乾燥させてこのコンデンサ素子表面にパルプを付着させ、次にモノマー溶液に浸漬した後、酸化剤溶液に浸漬し化学酸化重合する固体電解コンデンサの製造方法において、パルプを懸濁した水溶液が、抄紙用粘剤を加えパルプを分散させたことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法であり、コンデンサ素子内部への導電性高分子層の形成が容易となり生産性向上及び諸特性向上に大きく貢献する。
【0021】
本発明は以上のように、電解質としての複合導電性高分子層を形成した後、必要に応じて乾燥を行い、公知の手段でその上にグラファイト層、銀塗料層を形成し、しかる後引出電極を設けて樹脂外装を施し完成品としてなるものである。
【0022】
【実施例】
以下、本発明の固体電解コンデンサの基本構造について図面を参照して説明する。図1において、1は陽極となる弁作用金属としてタンタル微粉末からなる焼結体表面に陽極酸化皮膜を形成してなるコンデンサ素子で、2はこのコンデンサ素子1の表面に付着したパルプ及び抄紙用粘剤3を取り込んで形成された複合導電性高分子層で、4はこの複合導電性高分子層2上に形成したカーボン層で、5はこのカーボン層4上に形成した陰極となる銀塗料層で、6は前記焼結体に埋設された陽極線で、7はこの陽極線6と接続した陽極引出端子で、8は前記銀塗料層5に接続した陰極引出端子で、9は樹脂外装層である。
【0023】
次に具体的な実施例について比較例と対比して詳細に説明する。すなわち、以下に示す実施例1〜4及び従来技術に係る比較例1,2の容量、漏れ電流及びESR特性を測定した結果、表1に示す通りであった。
【0024】
(実施例1)陽極として大きさが3.9×3.3×1.6mm3のタンタル焼結体を用い、陽極線としてタンタル線を用いた重量が約100mgの陽極体を0.05wt%燐酸水溶液中で90℃、40Vで180分陽極酸化し、脱イオン水の流水により洗浄して、乾燥を行いコンデンサ素子とした。なお、この状態をコンデンサと見立て化成液中の容量を測定した結果100μFであった。
【0025】
次に、このコンデンサ素子をブチルアルコール50gと3,4−エチレンジオキシチオフェン50gとを混ぜ合わせてなるモノマー溶液に7分間浸漬し、次に遷移金属イオンを含む酸化剤としてパラトルエンスルホン酸第二鉄40gを60gのブタノールに溶解させて得た酸化剤溶液に15分間浸漬し、化学酸化重合を行い、コンデンサ素子を構成する陽極酸化皮膜上に導電性高分子層を形成し、ブタノールによる洗浄を5分間行った後、105℃で5分間乾燥した。導電性高分子層が所望の厚さになるまで、モノマー溶液への浸漬−乾燥までの重合回数を10回繰り返した。
【0026】
次に、このようにして導電性高分子層を形成したコンデンサ素子を、パルプ2wt%,合成糊0.05wt%懸濁液に浸漬してコンデンサ素子表面にパルプを付着させる。この場合、懸濁液は撹拌され、パルプが流動している中に浸漬することで効果的にコンデンサ素子表面へのパルプの付着を行うことができ、特に機械的強度が求められるコンデンサ素子エッジ部により効果的に付着できる。しかして、このようにパルプを付着したコンデンサ素子を105℃で5分間乾燥した。なお、パルプ層が所望の厚さになるまで、懸濁液への浸漬から乾燥までの工程を2回繰り返した。
【0027】
次に、表面にパルプが付着されたコンデンサ素子を、再びモノマー溶液に7分間浸漬して酸化剤溶液に15分間浸漬して化学酸化重合を行い、ブタノールによる洗浄を5分間行った後、105℃で5分間乾燥する工程を5回繰り返し、コンデンサ素子表面に所望の厚さのパルプを取り込んだ複合導電性高分子層を形成した。しかして、この複合導電性高分子層の上に、カーボン層、このカーボン層の上に陰極となる銀塗料層を形成し、この銀塗料層の上に陰極引出端子を、前記陽極体から引出した陽極線に陽極引出端子をそれぞれ取付け、トランスファーモールドにより樹脂外装を行い、前記陰極引出端子及び陽極引出端子を所定の位置に折曲げてチップ状の固体電解コンデンサを完成した。
【0028】
(実施例2)実施例1と同様の手段で内部に導電性高分子層を形成したコンデンサ素子を、実施例1と同様の手段でコンデンサ素子にパルプを付着させる。なお、パルプが所望の厚さになるまで、懸濁液への浸漬から乾燥までの工程を8回繰り返した。次に、表面にパルプが付着されたコンデンサ素子に複合導電性高分子層を形成し完成品としてなるものであるが、その手段は実施例1同様である。
【0029】
(実施例3)実施例1と同様の手段で形成したコンデンサ素子を、実施例1と同様の手段でコンデンサ素子表面にパルプを付着させる。なお、パルプ層が所望の厚さになるまで、懸濁液への浸漬から乾燥までの工程を2回繰り返した。
【0030】
次に、表面にパルプが付着されたコンデンサ素子を、実施例1と同様の手段で、モノマー溶液に7分間浸漬して酸化剤溶液に15分間浸漬し化学酸化重合を行い、ブタノールによる流水洗浄を5分間行った後、105℃で5分間乾燥する工程を15回繰り返し、コンデンサ素子表面に所望の厚さのパルプを取り込んだ複合導電性高分子層を形成した。しかして、実施例1と同様の手段でチップ状の固体電解コンデンサを完成した。
【0031】
(実施例4)実施例3と同様の手段で形成したコンデンサ素子を、実施例1と同様の手段でコンデンサ素子表面にパルプを付着させる。なお、パルプ層が所望の厚さになるまで、懸濁液への浸漬から乾燥までの工程を8回繰り返した。
【0032】
次に、表面にパルプが付着されたコンデンサ素子を、実施例3と同様の手段で、複合導電性高分子層を形成した。また、複合導電性高分子層形成後、完成品としてなるまでの手段は実施例3と同様である。
【0033】
(比較例1)コンデンサ素子表面へパルプを付着する工程を除き、実施例1と同様の工程を経て完成品としてなるものであるが、コンデンサ素子表面へパルプが付着されていないため、コンデンサ素子表面の導電性高分子層構成は、パルプとの複合化はされておらず、単なる導電性高分子層であり、この場合の重合回数は61回である。
【0034】
(比較例2)重合回数を15回とする点を除き、比較例1と同様の工程を経て完成したものである。
【0035】
【表1】
Figure 0003831752
【0036】
表1から明らかなように、実施例1,2,3,4のものは、いずれも漏れ電流及びESR特性に優れ信頼性の高い固体電解コンデンサを得ることができるのに対し、比較例1,2のものはESR特性は問題ないものの、重合回数を比較例1のように61回行っても漏れ電流特性が芳しくなく実用上好ましくないものであることが分かる。この差は実施例の場合、コンデンサ素子表面に形成される導電性高分子層が、パルプ及び抄紙用粘剤を取り込んだ複合導電性高分子層で構成されてその層厚を稼げるため、導電性高分子層の機械的強度を高めることになり、外装樹脂工程での応力によっても導電性高分子層を損傷することがないと言う結果に基づくものである。また、比較例の中で、漏れ電流特性が最もよい比較例1においても61回の重合回数を要し、生産性の観点からも好ましくないのに対し、実施例のものは、重合回数を減らしても漏れ電流特性が優れており、生産性向上に大きく貢献できるものであることが分かる。
【0037】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、弁作用金属からなるコンデンサ素子を構成する酸化皮膜の表面に導電性高分子層を形成してなる固体電解コンデンサの製造方法において、導電性高分子層をコンデンサ素子表面に付着したパルプ及び抄紙用粘剤を取り込んで形成した複合導電性高分子層とすることによって、導電性高分子層の層厚を稼ぎ、重合回数を低減して生産性向上を可能とした漏れ電流特性の良好な固体電解コンデンサを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の固体電解コンデンサの基本構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ素子
2 複合導電性高分子層
3 パルプ
4 カーボン層
5 銀塗料層
6 陽極線
7 陽極引出端子
8 陰極引出端子
9 外装樹脂層

Claims (4)

  1. 陽極となるタンタル焼結体からなる素体表面に誘電体酸化皮膜を形成してなるコンデンサ素子の前記誘電体酸化皮膜の表面にポリチオフェン又はその誘導体からなる導電性高分子層を形成する固体電解コンデンサの製造方法において、パルプを懸濁した水溶液内にタンタル焼結体からなるコンデンサ素子を浸漬後,乾燥させてこのコンデンサ素子表面にパルプを付着させ、次にモノマー溶液に浸漬した後、酸化剤溶液に浸漬し化学酸化重合する固体電解コンデンサの製造方法において、パルプを懸濁した水溶液が、抄紙用粘剤を加えパルプを分散させたことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
  2. 陽極となるタンタル焼結体からなる素体表面に誘電体酸化皮膜を形成してなるコンデンサ素子の前記誘電体酸化皮膜の表面にポリチオフェン又はその誘導体からなる導電性高分子層を形成する固体電解コンデンサの製造方法において、前記コンデンサ素子に予め導電性高分子層を形成しておき、次いでパルプを懸濁した水溶液内にコンデンサ素子を浸漬後、乾燥させてこのコンデンサ素子表面にパルプを付着させ、次にモノマー溶液に浸漬した後、酸化剤溶液に浸漬し化学酸化重合する固体電解コンデンサの製造方法において、パルプを懸濁した水溶液が、抄紙用粘剤を加えパルプを分散させたことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
  3. 前記パルプを懸濁した水溶液中のパルプを流動させてコンデンサ素子を浸漬することを特徴とする請求項1又は2に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  4. 前記パルプ及び抄紙用粘剤の水溶液の前記抄紙用粘剤の濃度が0.01〜0.1%であることを特徴とする請求項1ないし3に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
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