JP3831414B2 - 内燃式ロータリー燃焼エンジン - Google Patents

内燃式ロータリー燃焼エンジン Download PDF

Info

Publication number
JP3831414B2
JP3831414B2 JP53933497A JP53933497A JP3831414B2 JP 3831414 B2 JP3831414 B2 JP 3831414B2 JP 53933497 A JP53933497 A JP 53933497A JP 53933497 A JP53933497 A JP 53933497A JP 3831414 B2 JP3831414 B2 JP 3831414B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion engine
rotary
working chamber
exhaust
engine according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP53933497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000509459A (ja
Inventor
ジャン シャン,ケ
ミャオ,ホワ
Original Assignee
ジャン シャン,ケ
ミャオ,ホワ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジャン シャン,ケ, ミャオ,ホワ filed Critical ジャン シャン,ケ
Publication of JP2000509459A publication Critical patent/JP2000509459A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3831414B2 publication Critical patent/JP3831414B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C1/00Rotary-piston machines or engines
    • F01C1/30Rotary-piston machines or engines having the characteristics covered by two or more groups F01C1/02, F01C1/08, F01C1/22, F01C1/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
    • F01C1/34Rotary-piston machines or engines having the characteristics covered by two or more groups F01C1/02, F01C1/08, F01C1/22, F01C1/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F01C1/08 or F01C1/22 and relative reciprocation between the co-operating members
    • F01C1/356Rotary-piston machines or engines having the characteristics covered by two or more groups F01C1/02, F01C1/08, F01C1/22, F01C1/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F01C1/08 or F01C1/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the outer member
    • F01C1/3562Rotary-piston machines or engines having the characteristics covered by two or more groups F01C1/02, F01C1/08, F01C1/22, F01C1/24 or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F01C1/08 or F01C1/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the outer member the inner and outer member being in contact along one line or continuous surface substantially parallel to the axis of rotation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C11/00Combinations of two or more machines or engines, each being of rotary-piston or oscillating-piston type
    • F01C11/002Combinations of two or more machines or engines, each being of rotary-piston or oscillating-piston type of similar working principle
    • F01C11/004Combinations of two or more machines or engines, each being of rotary-piston or oscillating-piston type of similar working principle and of complementary function, e.g. internal combustion engine with supercharger
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C20/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines or engines
    • F01C20/10Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines or engines characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber
    • F01C20/14Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines or engines characterised by changing the positions of the inlet or outlet openings with respect to the working chamber using rotating valves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本発明は、ほぼ円筒状の圧縮室およびほぼ円筒状の作動室を有する内燃式ロータリー燃焼エンジンであって、該圧縮室および該作動室内にはそれぞれ共通の軸の回りで圧縮室および作動室に対して回転自在な回転ピストンが配設され、該圧縮室および該作動室内にはそれぞれ径方向に移動自在で対応する回転ピストンの表面に気密状に接する滑り棒が配設され、作動室の周囲には第一の排気口が配設された内燃式ロータリー燃焼エンジンに関する。回転ピストンの原理にもとづく燃焼エンジンは、往復運動するピストンをもたず、そのため滑らかな運転と高い回転数が得られる効果があり、きわめて有利である。
本発明は、回転ピストン−燃焼エンジンにおいて、作動室を圧縮室から分離する分離壁が配設され、該圧縮室および該作動室内には該圧縮室および該作動室に対して同心状の軸の回りで回転する楕円形の回転ピストンが配設される燃焼エンジンに関する。圧縮および駆動は、ほぼ径方向に移動自在の滑り棒がそれぞれの回転ピストンの表面に気密状に接することによって達成される。作動室は、圧縮室よりガス混合物の膨張比だけ大きく形成される。
この種の回転ピストン−燃焼エンジンは、DE−A4305669によって公知である。この公知の燃焼エンジンにあっては、吸い込まれたガス混合物の圧縮および燃焼および排ガスの排出を確実に行なうために比較的小さい圧縮室と比較的大きい作動室を備えている。そのため、この公知の回転ピストン−燃焼エンジンは、一定の回転数でまた一定の負荷比以下ないしは一定の空気−燃料比ではきわめて有利に運転することができるが、作動室の容積を回転数および負荷の変化に応じてまた空気−燃料比の変化に応じて変更することができないという問題がある。そのため、特に二つのマイナス効果が生じる。
回転数が高くなりあるいは負荷が大きくなって空気−燃料比が高くなると、燃焼したガスの膨張圧力が高まって排気スリットの開きを完全には利用できないようになり、その結果、エネルギーが有効に利用されないで排気口から失われることになる。そのため、このような運転状態では、エンジンの燃料消費量が比較的大きくなり、また排気音が比較的高くなる。
他方、低い回転数あるいは小さい負荷が望まれる場合には、排気スリットの開きが早目に行なわれて、ガスの置換が加速され、損失が最小に抑えられる。
USP2091120、DE−C817058、DE−C822312、およびDE−A1931522にも、同様なエンジンが記載されている。これらのエンジンのいずれにあっても、導入口および排出口は、回転ピストンのみによって影響されるため、上に述べた欠点が生じる。
公知の装置の他の二つめの欠点として、さらに、DE−A4305669、USP−2091120、DE−C817058、およびDE−C822312から明らかなように、連接板の回転によって大きな摩擦が生じること、および、特にDE−A1931522に記載の方法では、滑り棒、ローラー、および回転ピストンの間で気密性の問題が生じることが挙げられる。
同様な構成のエンジンは、例えばDE−C387287、DE−C404080、DE−A1476672、FR−A2083703、あるいはGB−A1469295にも開示されている。
本発明の課題は、冒頭に記した種類の燃焼エンジンにおいて、さらに、作動室の容積のために新たな制御機構が配設され、圧縮室と作動室の間の接続制御が改善され、滑り棒、ローラー、および回転ピストンの間の気密性の改善が可能であり、それによってさまざま運転条件のもとでも最適の運転を行なえる燃焼エンジンを提供することである。
本発明にもとづけば、この課題は、作動室内に排気弁によって開閉可能な2以上の第二の排気口が配設され、該排気弁は、調節装置によって相次いで変位して、該第二の排気口が連続的に開かれ、閉じる構成によって解決される。
本発明で重要なことは、作動室の容積が、第二の排気口および排気弁と関係していることである。したがって、排気弁の位置に応じて、第二の排気口を開閉することによって作動室の有効容積を拡大または縮小することができる。
とくに好ましくは、排気弁は、その軸が作動室および圧縮室の軸に対してほぼ平行な回転滑り棒として形成される。このようにすれば、排気弁の作動を特に容易に行なうことができる。特に好ましくは、調節装置は、回転滑り棒として形成され、該調節装置は、伝動レバーを介して排気弁と連接される。このようにすれば、排気弁の作動を確実に行なうことができる。本発明の実施形態のとくに好ましい変形例にあっては、作動室の外周に、第一の排気口を第二の排気口と連通させる排気本管が配設される。
特に好ましくは、接続制御弁は、圧縮室と作動室との間の分離壁上の接続口の中に配置され、またその軸が作動室および圧縮室の軸に対してほぼ径方向となる回転滑り棒として構成される。このようにすれば、接続制御弁の作動が特に容易となる。特に好ましくは、回転ピストン上に伝動子を介して接続制御弁と連接される伝動溝が形成される。このようにすれば、接続制御弁は、回転ピストンによって二つの反対方向に回転自在となり、それによって開閉されるため、接続制御弁の作動をさらに確実に行なうことができる。
特に好ましくは、両滑り棒は、その先端に滑り具および板ばねによって気密性が保たれるローラーを有する。このようにすれば、滑り棒、ローラー、および回転ピストンの間の気密性が改善される。滑り棒は、分離壁および保護板上に配設された滑り軌道上で両側から案内される。作動行程中、比較的大きい燃焼ガスの膨張力が一方から滑り棒に加えられることを考えれば、このことは、特に重要である。このようにすれば、消耗が最小限度に抑えられる。
以下、図に示す実施例を参照して本発明をさらに詳細に説明する。
第1図は、本発明にもとづく装置の一部を断面で示す正面図である。
第2図は、第1図のA−A線に添った断面図である。
第3図は、ハウジングの一部を断面で示す正面図である。
第4図は、第3図のYで示す部分を拡大して示した接続口の一部を断面で示す正面図である。
第5図は、第4図のE−E線に添った接続口の断面図である。
第6図は、第4図のF−F線に添った接続口の断面図である。
第7図は、ハウジングの一部を断面で示す右側面図である。
第8図は、第3図のA−A線に添ったハウジングの一部を断面で示す左側面図である。
第9図は、ハウジングの上平面図である。
第10図および第11図は、排気本管の蓋を示す図である。
第12図および第13図は、治具板を拡大して示した図である。
第14図および第15図は、調節装置を示す図である。
第16図乃至第19図は、圧縮室の蓋を示す図である。
第20図乃至第22図は、作動室の蓋を示す図である。
第23図乃至第24図は、保護板を示す図である。
第25図乃至第28図は、回転ピストンを示す図である。
第29図乃至第34図は、接続制御弁を拡大して示した図であり、そのうち、
第30図は、第29図のA−A線に添った断面図であり、
第31図は、第29図のB−B線に添った断面図であり、
第33図は、第32図のA′−A′線に添った断面図であり、
第34図は、第32図のB′−B′線に添った断面図である。
第35図乃至第37図は、排気弁を拡大して示したずであり、そのうち、
第36図は、第35図のA″−A″線に添った断面図であり、
第37図は、第35図のB″−B″線に添った断面図である。
本発明にもとづく装置は、ほぼ円筒状のハウジング1を有し、該ハウジング1は、分離壁2によって二つの円筒状の室すなわち一つの圧縮室3および一つの作動室4に分割されている。該ハウジング1は、その端面では作動室4の側が蓋6によってまた圧縮室3の側が蓋5によって閉塞されている。ハウジング1の周囲には、冷却フィン1aが配設されている。圧縮室3内には回転ピストン7が回転自在に配設されており、作動室4内には回転ピストン8が回転自在に配設されている。回転ピストン7および8は、共通のシャフト11に捩れが生じないように固定されている。シャフト11は、ローラー軸受け11aを介してほぼ摩擦がないように蓋5および6に支持されている。開口12は、図示しない点火プラグを収容するために用いられる。圧縮室3には、ほぼ径方向外側に突出した滑り棒用ハウジング9が配設されている。同様に、作動室4には、滑り棒用ハウジング10が配設されている。圧縮室の外周には、詳細には図示しない気化器に連接した接続部13が設けられている。
滑り棒用ハウジング9、10には、その各々にそれぞれ一端にローラー20を有する二本の滑り棒19が配設されており、該ローラーは、回転ピストン7、8上で回転する構成となっている。板ばね21を有する滑り具が、滑り棒19に対してローラー20を気密状に保持する。保護板22および23は、分離壁2および圧縮室3乃至は作動室4の蓋5乃至6に対向して滑り棒19の滑り軌道を規定する。圧縮室3と作動室4との間の分離壁2に開口している複数の接続開口29には、接続制御弁24ないし24′が配設されており、これらの制御弁は、蓋25によってそれぞれの位置に固定される。各接続制御弁24乃至24′は、ほぼ円筒状に形成され、回転ピストン7および8によって作動される二つの伝動子を有する。これによって、接続制御弁は、二つの反対方向に回転自在となり、それぞれ回転ピストン7乃至8の位置に応じて圧縮室3と作動室4との間を接続させたりあるいは両者の間の接続を切るように機能する。
第29図乃至第34図には、接続制御弁24乃至24′が詳細に図示されている。原則的には、接続制御弁24、24′は同様に形成されており、両者の相異点は長さだけである。これは、場所的な理由から、接続制御弁24のほうを短く形成する必要があるためである。接続制御弁24、24′は、それぞれが貫通開口24c、24′cおよび断面の中心を通る屈折した孔24d、24′dを有するほぼ円筒状の本体24b、24′bで構成される。これらの孔24d、24′dの中には、第1図および第2図に示される二つの伝動子24aが挿入される。
接続開口29は、第5図および第6図から明らかなように、その軸が分離壁2に平行な孔29として形成され、孔29bの両側から分離壁2の両側に開口する接続スリット29cが伸びている。その下方部分にはピン24aが動ける空間を形成するために切除部29aが形成されている。
作動室4の外周には、常時開口する第一の排気口26を有しており、該排気口は、排気本管28および該排気本管28の蓋30上の接続部14を介して詳細には図示しない排気口と連接している。さらに、回転方向からみて第一の排気口26の後ろには作動室4の周囲で約90°の角度にわたって、第二の排気口27が配設されている。これら第二の排気口27は、さらに作動室4と排気本管28とを連接している。これら第二の排気口27の中には、ほぼ円筒状の形状を有し回転自在の排気弁15が配設されている。排気弁15が回転すると、そのたびに、排気ガスが作動室4から排気口27を通って排気本管28内に流れたり、流れなかったりするようになる。各排気弁15は、伝動レバー15aを有し、該伝動レバーは、リングばね15bの作用によって止めピン15cに向かって付勢されている。伝動レバー15aは、第35図乃至第37図に示すように一端部15eに配設された孔15dの中に挿入される。くり抜き15fは、排気ガスが通り抜けられるように径方向に貫通するスリットの形状に形成されている。排気弁15を第二の排気口27内に案内する治具板16は、作動室4の蓋6の外側に配設されている。該治具板16上には、止めピン15cが固定されており、シャフト11の軸の周りに回転自在で回転滑り弁の形状に形成された調節装置17が組み付けられている。詳細に図示しない制御装置に連結されたボーデンワイヤ18も、治具板および調節装置17上に固定されている。調節装置17は、ぴんと張ったボーデンワイヤ28によって操作される。リングばね16eは、調節装置17をボーデンワイヤ18の引っ張り方向と反対に付勢する。調節装置17が第1図で反時計回りに(ボーデンワイヤに近づく方向に)回転すると、第二の排気口27が、排気弁15の回転によって相次いで閉じられる。それと逆の場合には、排気弁15が相次いで開かれることになる。第二の排気口27がすべて閉じられたときに、作動室の有効容積が最大となる。第二の排気口27がすべて開けられたときに、作動室の容積が最小となる。
第7図は、ハウジング1の側面図で、排気本管28の一部を切開して示してある。第一の排気口26および第二の排気口27も示されている。
第9図は、他の図の断面を明らかに示すための上面図である。
第10図および第11図は、排気管の蓋30を詳細に示す図で、図示しない排気口用の接続部14が示されている。
第12図および第13図は、治具板16の詳細を示す図である。治具板16は、開口16dを有し、該開口が、これらの図には示されていない調節装置17が回転自在となる中心を規定している。この開口16から等距離の位置に排気弁15を案内するための第一の孔16aが一列に配列されて形成されている。第二の孔16bは、排気弁15の伝動レバー15a用の止め位置を規定する止めピンの収納に用いられる。取り付け具16cは、ボーデンワイヤ18の固定に用いられる。
調節装置17は、第14図および第15図から明らかなように、円形リングの一部の形状をもつ第一の横木17aおよびそれと同心上に配設された第二の横木17bを有する。これら横木17aおよび17bの間には、溝17cが形成されている。該溝17cは、排気弁15の突出部分がその中に収容されるように形成されている。溝乃至横木17aおよび17bの一端部17eまたは17fは、該端部17eが対応する排気弁15の上方を滑動すると、同排気弁15の伝動レバー15aが切り替わるように形成されている。これによって、個々の排気弁15が相次いで切り替えられることになる。取り付け具17dは、ボーデンワイヤの固定に用いられる。
第16図乃至第19図は、圧縮室3の蓋5を示す図であり、第20図乃至第22図は、作動室4の蓋6を示す図である。
第23図および第24図は、保護板22の形状を示す。保護板23も、同様に形成されている。保護板22は、シャフト11を収容するための孔22aを有する。滑り棒19を案内するためのスリット22bが形成されている。周囲に形成された複数の溝22cは、保護板22を圧縮室3内に正確に配置するために用いられる。
第25図および第26図は、ポンプのピストン7を示す。該ピストンは、ほぼ楕円形に形成され、シャフト11乃至はシャフト11に対する捩れ防止部を画定する詳細には図示しない合わせばねを収容するための溝7bのついた孔7aを有する。ピストン7の主部には、くり抜き7cと伝動溝7dが形成されており、該伝動溝は、ピストン7の外周につながっていて接続制御弁24、24′の伝動子24aと係合している。ピストン7は、ほぼ楕円状に形成され、孔7aから最も離れた部分に滑動部7eを有する。滑動部7eは、圧縮室3の外周に気密状に接するように形成されている。気密部7eは、円の一部で形成される面として形成されており、その中心はシャフトの軸と一致している。このようにすることによって、好ましい気密作用を得ることができる。回転ピストン8は、回転ピストン7とほぼ同様に形成されるが、それに対して鏡対称形であり、作動室4に適応した寸法で形成される。孔8a、合わせばね溝8b、くり抜き8c、伝動溝8d、および気密部8eは、回転ピストン7の7a、7b、7c、7d、および7eで示される要素にそれぞれ対応している。
本発明にもとづく燃焼エンジンは、作動室の容積を、回転数および負荷の変化に応じてまたガス混合物の空気−燃料比に応じて第二の排気口の開閉によって変化させることができ、圧縮室と作動室との間の接続を接続制御弁の開閉によって容易に制御することができ、滑り棒、ローラー、および回転ピストンの間の気密性を、滑り棒、滑り具、および板ばねを配設することによって改善することができる。これによって、多様な運転状況で、排気音を低く抑えながら、高い性能と好ましい廃ガス特性を達成することができる。
本発明の燃焼エンジンは、複数の圧縮室および作動室を用いて実施することができ、それらが共通のシヤフトに対して軸方向に互いにずらして配置されることは、当業者にとって明らかであろう。さらに、本発明の燃焼エンジンを実施例ではオットーモーターとして説明したが、ディーゼルの原理にもとづいて実施できることも明らかである。その場合には、圧縮比に関して当業者には公知の方法で適当な変更を施す必要がある。その場合には、点火プラグの代わりに噴射ノズルが設けられる。

Claims (9)

  1. ほぼ円筒状の圧縮室(3)およびほぼ円筒状の作動室(4)を有する内燃式ロータリー燃焼エンジンであって、該圧縮室(3)および該作動室(4)内にはそれぞれ共通の軸の回りで圧縮室(3)および作動室(4)に対して回転自在な回転ピストン(7、8)が配設され、該圧縮室(3)および該作動室(4)内にはそれぞれ径方向に移動自在で対応する回転ピストン(7、8)の表面に気密状に接する滑り棒(19)が配設され、作動室の周囲には第一の排気口(26)が配設された内燃式ロータリー燃焼エンジンにおいて、作動室内に排気弁(15)によって開閉可能な2以上の第二の排気口(27)が配設され、該排気弁(15)は、調節装置(17)によって相次いで変位して、第二排気口(27)は連続的に閉じ、連続的に開くことを特徴とするロータリー燃焼エンジン。
  2. 該排気弁(15)は、その軸が作動室(4)および圧縮室(3)の軸に対してほぼ平行な回転滑り棒として形成されることを特徴とする請求の範囲1に記載のロータリー燃焼エンジン。
  3. 該調節装置(17)は、回転滑り棒として形成されることを特徴とする請求の範囲1または2に記載のロータリー燃焼エンジン。
  4. 回転滑り棒として形成された該調節装置(17)は、伝動レバー(15a)を介して排気弁(15)と連動されることを特徴とする請求の範囲1または2に記載のロータリー燃焼エンジン。
  5. 該調節装置(17)は、ボーデンワイヤを介して作動自在であることを特徴とする請求の範囲1乃至4のいずれかに記載のロータリー燃焼エンジン。
  6. 作動室の外周に、第一の排気口(26)を第二の排気口(27)と連通させる排気本管(28)が配設されることを特徴とする請求の範囲1乃至5のいずれかに記載のロータリー燃焼エンジン。
  7. 各滑り棒ハウジング(9、10)内に二本の滑り棒(19)が滑動自在に配設され、また、その先端に滑り具および板ばね(21)によって気密性が保たれるローラー(20)を有することを特徴とする請求の範囲1乃至6のいずれかに記載のロータリー燃焼エンジン。
  8. 圧縮室(3)と作動室(4)との間に回転ピストン(7、8)によって開閉される接続制御弁(24、24’)が配設されることを特徴とする請求の範囲1乃至7のいずれかに記載のロータリー燃焼エンジン。
  9. 該接続制御弁(24、24’)は、伝動溝内で該回転ピストン(7d、8d)と係合する伝動子(24a)を有することを特徴とする請求の範囲8に記載のロータ燃焼エンジン。
JP53933497A 1996-05-06 1997-04-30 内燃式ロータリー燃焼エンジン Expired - Fee Related JP3831414B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT80596 1996-05-06
AT805/96 1996-05-06
PCT/AT1997/000085 WO1997042398A1 (de) 1996-05-06 1997-04-30 Drehkolben-brennkraftmaschine mit innerer verbrennung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000509459A JP2000509459A (ja) 2000-07-25
JP3831414B2 true JP3831414B2 (ja) 2006-10-11

Family

ID=3500119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53933497A Expired - Fee Related JP3831414B2 (ja) 1996-05-06 1997-04-30 内燃式ロータリー燃焼エンジン

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6349696B1 (ja)
EP (1) EP0897458B1 (ja)
JP (1) JP3831414B2 (ja)
CN (1) CN1095026C (ja)
AT (1) ATE186100T1 (ja)
AU (1) AU2626197A (ja)
DE (1) DE59700632D1 (ja)
ES (1) ES2137783T3 (ja)
WO (1) WO1997042398A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6769384B2 (en) 2001-07-07 2004-08-03 Thomas J. Dougherty Radial internal combustion engine with floating balanced piston
US6886527B2 (en) * 2003-03-28 2005-05-03 Rare Industries Inc. Rotary vane motor
FR2911631A1 (fr) * 2007-01-19 2008-07-25 Philippe Kuzdzal Moteur rotatif a losange deformable

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR510945A (fr) 1914-03-11 1920-12-14 Otto Bracker Machine rotative
DE387287C (de) 1921-06-01 1923-12-27 Carl Martens Expansionsvorrichtung fuer Drehkolbenmaschinen mit Umsteuerung
DE404080C (de) 1923-03-20 1924-10-11 Albert Wellmann Umsteuerung fuer Maschinen mit umlaufenden, in der Kolbentrommel radial verschiebbaren Kolben
US2248639A (en) 1935-01-04 1941-07-08 Miksits Reinhold Rotary piston machine
US2091120A (en) 1935-04-25 1937-08-24 Norton W Kinney Internal combustion engine
DE822312C (de) 1948-12-12 1951-11-26 Otto Schumann Brennkraft-Drehkolbenmaschine
DE817058C (de) 1948-12-12 1951-10-15 Otto Schumann Abdichtung von Brennkraft-Drehkolbenmaschinen mit Widerlagerschiebern
DE1476672C3 (de) 1965-12-22 1973-11-15 Barth, Harald, Dr.-Ing., 6680 Neunkirchen Parallel- und innenachsige Druckluft-Rotationskolben-Kraftmaschine
FR2083703A5 (ja) 1970-03-03 1971-12-17 Bon Maurice
US3921594A (en) 1973-04-03 1975-11-25 Robert Douglas Lampard Internal combustion engines
CN1022772C (zh) * 1992-05-16 1993-11-17 丑毅 组合式叶片旋转发动机
DE4305669A1 (de) 1993-02-24 1994-08-25 Miao Hua Ovalumdrehungsverbrennungs-Motor
US5709188A (en) * 1993-12-09 1998-01-20 Al-Qutub; Amro Heat engine
US5501586A (en) 1994-06-20 1996-03-26 Edwards; Thomas C. Non-contact rotary vane gas expanding apparatus
US5596963A (en) * 1995-08-14 1997-01-28 Lai; Jui H. Stage combustion rotary engine

Also Published As

Publication number Publication date
CN1211299A (zh) 1999-03-17
DE59700632D1 (de) 1999-12-02
EP0897458A1 (de) 1999-02-24
ATE186100T1 (de) 1999-11-15
US6349696B1 (en) 2002-02-26
WO1997042398A1 (de) 1997-11-13
EP0897458B1 (de) 1999-10-27
JP2000509459A (ja) 2000-07-25
AU2626197A (en) 1997-11-26
CN1095026C (zh) 2002-11-27
ES2137783T3 (es) 1999-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0656992B1 (de) Zweitakt-zylinderläufermaschine
US7055470B2 (en) Internal combustion engines having double cylinder units
US7757658B2 (en) Nagata cycle rotary engine
JP3831414B2 (ja) 内燃式ロータリー燃焼エンジン
US20040261747A1 (en) Semi-rotating valve assembly for use with an internal combustion engine
US5255645A (en) Rotary valve for an internal combustion engine
AU758043B2 (en) Rotary piston engine
KR20200015304A (ko) 가변 압축비 장치
US6895906B1 (en) Rotary two-stroke engine
KR20010080056A (ko) 로터리 펌프
WO2006016358A2 (en) Rotary internal combustion engine with coupled cylinders
US4414938A (en) Rotary internal combustion engine
CA1108009A (en) Rotary axial vane mechanism
US6010322A (en) Rotational power generating device
US5009577A (en) Rotary compressor of variable displacement type
WO2000071858A2 (en) Rotary valve systems
RU2006612C1 (ru) Двигатель внутреннего сгорания с возвратно-качательным движением рабочих органов
KR20200015306A (ko) 가변 압축비 장치
EP0668435B1 (en) Timing system for internal combustion engines
DE19513046A1 (de) Kreiskolbenmotor
JPH0563617B2 (ja)
RU2076954C1 (ru) Гидравлический двигатель
RU2413852C2 (ru) Роторный двигатель внутреннего сгорания (варианты)
CA1146471A (en) Rotary motor or pump
JPH05321673A (ja) 2サイクルエンジンの排気装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees