JP3827293B2 - フォークリフトのパレットロック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フォークにより持ち上げたパレットを、搬送時にパレット上で不測に位置ずれしないようにロックする、フォークリフトのパレットロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、リーチ型フォークリフトの一例として図18に示すものがある。これは、ドライブタイヤ1a及びキャスタータイヤ1bを備えた車体1と、該車体1の前面下端から前方に突出する左右一対のロードホイール1c付きストラドルレッグ1Aとを有し、左右一対の外側マスト2の下端に設けた車輪3を各ストラドルレッグ1Aの内面に形成したガイド溝4に係合させることにより、該各外側マスト2が前後方向a,bに移動可能に形成され、その各外側マスト2に昇降可能に係合させた左右一対の内側マスト5にリフトブラケット6が昇降可能に配置され、両内側マスト5及びリフトブラケット6を昇降させるためのリフトシリンダ7がマスト2,5に沿って配置され、リフトブラケット6に支軸8を介して回動枠9が回動可能に支持されると共に、該回動枠9の前面に配置した左右一対のフォーク10が前記支軸8に回動可能に支持され、回動枠9に架設したティルトバー9aを介して両フォーク10を上下方向c,dに傾動させるための油圧シリンダからなるティルト装置11がリフトブラケット6に設けられている。
【0003】
上記構成において、荷役作業を行う場合には、フォーク10を下降させた状態で(図18二点鎖線参照)、マスト2,5を前進aさせることにより、水平状態にしたフォーク10の先端部をパレットPの孔Paに挿入し(図18一点鎖線参照)、フォーク10を上昇させることによりパレットPを介して荷Wを持ち上げる。その後、ティルト装置11を駆動してフォーク10を上方cに傾動させることにより、荷Wを回動枠9のバックレスト9b側に傾け、車体1を走行させることにより、その荷Wを所定位置まで搬送するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の構成では、フォーク10によりパレットPを介して荷Wを持ち上げて搬送する際に、冷凍庫内などのパレットPに結露が生じやすい場所で搬送作業を行なう場合や、摩擦係数が小さい合成樹脂製のパレットPを使用する場合など、パレットPがフォーク10上で滑って位置ずれし、荷崩れを起こすことがある。
【0005】
本発明は、上記従来の欠点に鑑み、フォークにより持ち上げたパレットを不測に位置ずれしないようにロックするようにしたフォークリフトのパレットロック装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、第1の発明として、車体に立設されたマストと、該マストに沿って昇降されるリフトブラケットと、該リフトブラケットに支持されたフォークとを有するフォークリフトにおいて、電気または油圧により作動され前記フォークに挿入されるパレットをロックするロック手段を上記リフトブラケットに設けたことを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
【0007】
この第1の発明によれば、フォークに挿入されるパレットをロックするロック手段をリフトブラケットに設けることにしたので、該ロック手段をフォーク近傍の適切な位置に設けることができ、また該リフトブラケットは常にフォークと共にマストに沿って昇降するので、ロック手段とフォークとの相対的な位置関係が変わることもなく、従ってパレットのロック動作を確実に行うことができるパレットロック装置を実現することができる。また該ロック手段をレバー操作やペダル操作などのような作業者の手動操作により作動するものでなく、電気又は油圧により作動されるものとしたので、これを運転席から遠いリフトブラケットに設置しても、それを確実に作動させることが可能となった。
【0008】
また第1の発明として、前記ロック手段が前記フォークに挿入されたパレットを押圧するロックバーと該ロックバーを作動させるための駆動機構とからなり、該駆動機構が前記リフトブラケットの下位に配置されていることを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
【0009】
この第1の発明によれば、ロックバーを作動させるための駆動機構がリフトブラケットの下位に配置されているので、該駆動機構の位置がフォークに接近し、従ってフォークに挿入されたパレットを押圧するロックバーと駆動機構との機械的接続を容易に構成することができる。前記ロックバーは単数でも複数でも良く、また棒状でも鉤状でも良い。棒状の場合はパレットに圧接するうえで都合良く、鉤状の場合はパレットの凹凸又は穴に係合するうえで都合が良い。前記駆動機構とは電気又は油圧等により機械的に作動するモータ、ソレノイド、シリンダ及びその付属装置等を意味し、作業者が手動で操作するレバーやそれに接続されたワイヤ等を意味するものではない。この第1の発明において、駆動機構がリフトブラケットの下位に配設されるとは、駆動機構がリフトブラケットの上部又は中央に配設されるのではなく、その下側寄りの位置に設けられる、との意であるから、リフトブラケットの下端より更に下位に配設されることも含むものである。
【0010】
また第2の発明として、上記第1の発明において、前記駆動機構が油圧式または電気式のシリンダ装置を含むことを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
【0011】
この第2の発明によれば、ロックバーを作動させるうえにおいて、駆動機構を比較的簡素に構成することができる。特にフォークがリフトブラケットに対して傾動する構造のフォークリフトにおいては、フォークの近傍に該フォークを傾動させるための油圧式のティルトシリンダが設けられている場合が多いため、このティルトシリンダ用の圧油を利用してロックバー駆動用の油圧シリンダを構成することができるので、上記駆動機構を極めて容易に構成することができる。
【0012】
また第3の発明として、上記第1又は2の発明において、前記フォークと前記ロックバーとが共に車体左右方向に位置調節可能となっていることを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
【0013】
この第3の発明によれば、大きさが異なるパレットや、孔の位置が異なる様々なパレットに対し、フォークを確実に挿入できると共に、パレット押圧用のロックバーもその位置を自由に調節することによってパレットとの干渉を回避でき、最適の位置を設定することによって常に安定したパレットロック作用を奏することができる。
【0014】
また第4の発明として、上記第1乃至3の発明において、前記ロックバーが前記フォークの間に配設され、該フォークと共にパレットの孔に挿入されるものであり、前記駆動機構により上下動されてパレットの下側デッキボードをパレット内側から押圧することを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
【0015】
この第4の発明によれば、上下両面にデッキボードを有するパレットにおいて、該パレットの上側デッキボードをフォークにより下方から、該パレットの下側デッキボードをロックバーにより上方から、それぞれ押圧することにより、該パレットを確実に滑り止めすることができる。またこうすればロックバーがパレットの孔の内側に挿入されるので、パレット上に荷を載置するうえで何ら邪魔になるものがなく、パレットいっぱいまで荷を載置することができる。
【0016】
また第5の発明として、上記第1乃至4の発明において、前記駆動機構がフォークリフトの運転席に設けられたスイッチにより作動するものであることを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
【0017】
この第5の発明によれば、駆動機構が電気又は油圧により作動するものであり、これを作動させるためのスイッチをフォークリフトの運転席に設けたので、作業者がパレットのロック操作を任意に行うことができる。なおこの場合当然のことながら、電気式の場合は電気配線が、油圧式の場合は圧油供給用のホース等が、上記駆動機構とスイッチとの間に適宜設けられる。
【0018】
第6の発明として、上記第1乃至4の発明において、前記フォークが所定の揚高に達したことを検出する揚高検出センサを設けると共に、前記駆動機構が揚高センサの出力に応じて作動するものであることを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
【0019】
この第6の発明によれば、フォークをパレットに挿入して所定高さまでリフトアップすることにより、上記揚高検出センサがONして上記駆動機構に作動信号を出力し、ロックバーがパレットをロックする。従って作業者がスイッチ操作等を行わなくても、自動的にパレットがロックされる。フォークリフトはパレットを持ち上げた状態で走行・旋回を行うため、上記揚高検出センサがONする高さを適当に設定しておくことにより、走行・旋回時には必ずパレットがロックされていることにより、前記したフォーク上でのパレットの滑りは確実に防止される。上記揚高検出センサはリミットスイッチ等で構成することができ、これをマスト又はリフトブラケットの何れか一方に固定しておき、他方側に該リミットスイッチに当接してこれをONさせるドグを固定しておけば良い。上記した揚高検出センサがONする高さは、これらのリミットスイッチやドグの高さをそれぞれ適当に定めることにより自在に設定できる。
【0020】
また第7の発明として、上記第1乃至4の発明において、フォークリフトが所定の車速に達したことを検出する車速検出センサを設けると共に、前記駆動機構が該車速検出センサの出力に応じて作動するものであることを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
【0021】
この第7の発明によれば、パレットがフォーク上で滑りを生じる程度の車速に達した段階で車速検出センサがONして上記駆動機構に作動信号を出力し、これにより自動的にパレットがロックされる。上記車速検出センサは、フォークリフトの走行輪又は駆動用のモータに回転数検出センサを設けることにより、容易に構成することができる。
【0022】
また第8の発明として、上記第1乃至4の発明において、前記フォークが所定のティルト角度に達したことを検出するティルト角度検出センサを設けると共に、前記駆動機構が該ティルト角度検出センサの出力に応じて作動するものであることを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
【0023】
この第8の発明によれば、パレットにフォークが挿入された後、フォークリフトに設けられたティルト装置によってフォーク先端側が上方へ旋回するように所定角度だけ傾動された段階で、上記ティルト角度検出センサがONして上記駆動機構に作動信号を出力し、これにより自動的にパレットがロックされる。フォークリフトは通常、パレットを上記のように傾動させた状態で走行・旋回を行うため、上記ティルト角度検出センサがONする角度を適当に設定しておくことにより、走行・旋回時には必ずパレットがロックされていることになり、前記したフォーク上でのパレットの滑りは確実に防止される。上記ティルト角度検出センサは、車体に対しマストが傾動するタイプのフォークリフトにあっては車体とマストとの間に、またリフトブラケットに対しフォークが傾動するタイプのフォークリフトにあっては該リフトブラケットとフォークとの間に、それぞれ適当なセンサまたはスイッチを設けることにより容易に構成できる。
【0024】
また第9の発明として、上記第1乃至4の発明において、前記車体の旋回状態を検出する旋回状態検出センサを設けると共に、前記駆動機構が該旋回状態検出センサの出力に応じて作動するものであることを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
【0025】
この第9の発明によれば、パレットがフォーク上で最も滑り易い状態、即ち車体の旋回時に上記旋回状態検出センサがONして駆動機構に作動信号を出力し、これにより自動的にパレットがロックされるので、フォーク上でのパレットの滑りは確実に防止される。上記旋回状態検出センサは車体の旋回時に上記駆動機構を作動させるものでなければならないが、この出力を生じる車体旋回状態を判別するに際しては、旋回時の操舵輪角度、車速、車体加速度、車体に作用する遠心力等、各種の要素を検出して用い、あるいはこれらの要素をコンピュータにより組み合わせて総合的に判断するようにしてもよい。
【0026】
また第10の発明として、上記第1乃至4の発明において、フォークリフトが、前記マストが車体の前後方向に移動可能に支持されたリーチ型フォークリフトであって、かつ、該マストの前後移動を検出するリーチセンサを設けると共に、前記駆動機構が該リーチセンサの出力に応じて作動するものであることを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
【0027】
この第10の発明によれば、フォークリフトが、マストが車体の前後方向に移動可能に支持されたリーチ型フォークリフトである場合、該マストの前後移動をリーチセンサが検出して上記駆動機構に作動信号を出力し、これにより自動的にパレットがロックされる。リーチ型フォークリフトは通常、その走行・旋回はマストを車体側に引き込んだ状態、即ちリーチインさせた状態で行われるため、上記リーチセンサを設けることによって車体が走行・旋回可能な状態にあるか否かを判別でき、従って上記したフォーク上でパレットが滑るといった現象を未然に防止することができる。上記リーチセンサはマストの前後方向の位置移動を検出すれば良いのであるから、このマストあるいはマストと一体的に移動する部材の前後位置を検出するセンサを適当な位置に設けることにより、容易に構成することができる。
【0028】
また第11の発明として、上記第1乃至10の発明において、前記ロックバーのパレットに接触する面に、該パレットに対する摩擦力を高めるための処理が施されていることを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
【0029】
この第11の発明によれば、ロックバーとパレットとの間の摩擦係合力が高まり、フォーク上でのパレットの滑りを更に効果的に抑制することが可能となる。ここで摩擦力を高めるための処理とは、例えばロックバーに凹凸を形成し、あるいはゴムや柔軟な樹脂を貼着する等の処理をいう。
【0030】
また第12の発明として、上記第1乃至11の発明において、前記ロックバーが弾性部材を含んで構成されていることを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置を提供する。
【0031】
この第12の発明によれば、上記ロックバーが弾性部材を含んで構成されているので、パレットを弾性部材の弾発力を用いて押圧することができ、適度な力でのパレットロックが可能となる。
【0032】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施の形態であるリーチ型フォークリフトのパレットロック装置を示すものであって、フォーク10に挿入されるパレットPをロックするロック手段Rがリフトブラケット6に設けられている。上記以外の構成は図18に示す構成とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0033】
前記ロック手段Rは、図2から図5に示すように、両フォーク10間において支軸8に上下方向c,dに回動可能に吊持された左右一対の吊持板14と、該各吊持板14の裏面下部に固着した油圧シリンダや電動シリンダなどの油圧式または電気式のシリンダ装置からなる駆動機構12と、ロックバー13とを有し、該ロックバー13は、前後方向a,bに延びる角形鋼材製バー本体13aと、該バー本体13aの基端から上方に延びる立上り部13bとからなり、該立上り部13bがボルト・ナットなどの止着具15により駆動機構12のピストンロッド12aに止着されており、ピストンロッド12aの縮小状態では、バー本体13aがほぼ水平状態でその下面13Aがフォーク10の下面10aと面一又は若干上方に位置決めされている。
【0034】
図2及び図4において、17はリフトブラケット6の上端に架設した支持桁であって、該支持桁17の両端及び中央に固着した軸受18により支軸8が回転可能に支持されている。19は支持桁17に貫設した貫通孔20を通って各フォーク10及び各吊持板14の上端凹部に係合する位置決めピンである。21a,21bはリフトブラケット6の両側面に回転可能に設けたガイドローラであって、各内側マスト5の内側面及び底面に当接されて、リフトブラケット6を昇降可能に支持するものである。
【0035】
図6に示すように、前記駆動機構12を伸縮駆動するためのタンブラ式スイッチ22が車体1の運転席1Bに設けられており、該スイッチ22を中立位置Oから前後e,fに回動させることにより駆動機構12のピストンロッド12aを伸長または縮小させるようになっており、運転席1Bから作業者がスイッチ22を操作することにより、パレットPのロック操作を任意に行うことができる。なおこの場合駆動機構が電気式の場合は電気配線が、油圧式の場合は圧油供給用のホース等が、それぞれ上記駆動機構12とスイッチ22との間に設けられているものとする。
【0036】
上記構成において、荷役作業を行う場合には、フォーク10を下降させた状態で(図1二点鎖線参照)、マスト2,5を前進aさせることにより、水平状態にしたフォーク10の先端部をパレットPの孔Paに挿入する(図1一点鎖線参照)。この場合、フォーク10の先端部とロックバー13とがほぼ同一水平レベルにあるので、そのフォーク10及びロックバー13をパレットPの孔Pa内に容易に挿入することができる(図4参照)。
【0037】
次に、フォーク10を上昇させることによりパレットPを介して荷Wを持ち上げ、ティルト装置11を駆動してフォーク10を上方cに傾動させることにより、荷Wを回動枠9のバックレスト9b側に傾ける。これとほぼ同時に、スイッチ22を操作して駆動機構12を駆動することにより、ピストンロッド12aを伸長させる。これにより、ロックバー13がパレットPの下側デッキボードP2に押し付けられ、そのパレットPをロックする(図5参照)。続いて、車体1を走行させることにより、その荷Wを所定位置まで搬送するようになっている。
【0038】
上記構成によれば、フォーク10に挿入されるパレットPをロックするロック手段Rをリフトブラケット6に設けることにしたので、該ロック手段Rをフォーク10近傍の適切な位置に設けることができ、また該リフトブラケット6は常にフォーク10と共にマスト2,5に沿って昇降するので、ロック手段Rとフォーク10との相対的な位置関係が変わることもなく、従ってパレットPのロック動作を確実に行うことができるパレットロック装置を実現することができる。また該ロック手段Rをレバー操作やペダル操作などのような作業者の手動操作により作動するものでなく、スイッチ22により作動されるものとしたので、リフトブラケット6から遠いこれを運転席1Bから確実に作動させることが可能となった。
【0039】
更に、ロックバー13を作動させるための駆動機構12はリフトブラケット6の下位に配置されており、このため、該駆動機構12の位置がフォーク10に接近し、従ってフォーク10に挿入されたパレットPを押圧するロックバー13と駆動機構12との機械的接続を容易に構成することができる。
【0040】
ロックバー13を作動させるうえにおいて、上記したように駆動機構12は電気式でも油圧式でも良いが、既にフォーク10の近傍に該フォーク10を傾動させるための油圧式のティルト装置11が設けられている場合は、このティルト装置11用の圧油を利用してロックバー駆動用の油圧シリンダを構成することができる。
【0041】
また、パレットPの上側デッキボードP1をフォーク10により下方から、該パレットPの下側デッキボードP2をロックバー13により上方から、それぞれ押圧することにより(図5参照)、該パレットPを確実に滑り止めすることができる。またこうすればロックバー13がパレットPの孔Paの内側に挿入されるので、パレットP上に荷Wを載置するうえで何ら邪魔になるものがなく、パレットPいっぱいまで荷Wを載置することができる。
【0042】
図2に示すように、前記リフトブラケット6の支持桁17に貫通孔20が所定間隔kをおいて複数貫設されており、その適当な貫通孔20を貫通して位置決めピン19を各フォーク10及び各吊持板14の上端凹部にそれぞれ係合させることにより、両ロックバー13間の間隔α及び両フォーク10間の間隔βを車体左右方向に沿って調節することができる。
【0043】
このようにすることにより、大きさが異なるパレットPや、孔Paの位置が異なる様々なパレットPに対し、フォーク10を確実に挿入できると共に、パレット押圧用のロックバー13もその位置を自由に調節することによってパレットPとの干渉を回避でき、最適の位置を設定することによって常に安定したパレットロック作用を奏することができる。
【0044】
図7に示すように、ロックバー13のバー本体13aの下面13Aに滑り止め用凹部(又は凸部)23を形成したり、図8に示すように、バー本体13aの下面13Aにゴムや柔軟な樹脂などの摩擦係数が大きい摩擦マット24を貼着することが好ましい。
【0045】
このようにすれば、ロックバー13とパレットPとの間の摩擦係合力が高まり、フォーク10上でのパレットPの滑りを更に効果的に抑制することが可能となる。
【0046】
図9から図12は本発明の第2の実施の形態であるパレットロック装置を示すものであって、各ロックバー13の立上り部13bの端面に筒状突起部25aが突設されており、該突起部25aにコイルばね(弾性部材)からなるバー本体13aの基端部を介して環状リング25bを外嵌させることにより、そのコイルばね製バー本体13aの基端部が立上り部13bに一体連結されている。上記以外の構成は図1から図4に示す第1の実施の形態とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0047】
上記した第2の実施形態によれば、図12に示すように、ティルト装置11を駆動してフォーク10を上方cに傾動させるときに、各駆動機構12を駆動してピストンロッド12aを伸長させることにより、各ロックバー13のコイルばね製バー本体13aの弾発力を用いてパレットPの下側デッキボードP2を押圧することができ、適度な力でのパレットロックが可能となる。
【0048】
また前記第1の実施形態では、スイッチ22により駆動機構12を作動させるようにしたがこれに限定されるわけではなく、スイッチ22に代えて図13に示す揚高検出センサ27を用いてもよい。この揚高検出センサ27は、一方の外側マスト2に固着した磁気式センサ本体27aと、該センサ本体27aに対向して最下降状態のリフトブラケット6(またはティルトバー9a)に固着したマグネット27bとからなり、フォーク10を下降させた状態では、マグネット27bがセンサ本体27aに対向した状態となっており〔図13(b)実線参照〕、この状態からフォーク10をパレットPの孔Paに挿入した後、リフトブラケット6及びティルトバー9aを上昇させてフォーク10によりパレットPを持ち上げると、マグネット27bが上方に移動してセンサ本体27aから離間され、その離間によりセンサ本体27aからの出力に基づいてCPUからなる制御部(図示せず)により駆動機構12が作動され、ピストンロッド12aを伸長させる。これにより、ロックバー13がパレットPの下側デッキボードP2に押し付けられ、そのパレットPをロックする(図5参照)。
【0049】
このようにすれば、フォーク10をパレットPに挿入して所定高さまでリフトアップすることにより、揚高検出センサ27がONして駆動機構12に作動信号を出力し、ロックバー13がパレットPをロックする。従って作業者がスイッチ操作等を行わなくても、自動的にパレットPがロックされる。
【0050】
また上記スイッチ22に代えて図14に示す車速検出センサ28を用いてもよい。この車速検出センサ28は、ドライブタイヤ1aを駆動するドライブモータ29の回転軸29aに固着したディスクブレーキ板などの回転板30に対向してドライブモータ29上面に設けた近接スイッチなどからなるセンサ本体28aと、該センサ本体28aに対向して回転軸29aに固着したギヤ28bとからなり、荷役作業のために車体1を走行させる際に、ドライブモータ29の回転パルスをセンサ本体28aにより読み取り、そのセンサ本体28aからの出力に基づいてCPUからなる制御部(図示せず)により車速が検出され、その検出した車速が一定以上に達すると、駆動機構12が作動され、ピストンロッド12aを伸長させる。これにより、ロックバー13がパレットPの下側デッキボードP2に押し付けられ、そのパレットPをロックする(図5参照)。
【0051】
上記構成によれば、パレットPがフォーク10上で滑りを生じる程度の車速に達した段階で車速検出センサ28がONして上記駆動機構12に作動信号を出力し、これにより自動的にパレットPがロックされる。上記車速検出センサ28は、フォークリフトのドライブタイヤ(走行輪)1a又は駆動用のドライブモータ29に回転数検出センサを設けることにより、容易に構成することができる。
【0052】
またスイッチ22に代えて図15に示すティルト角度検出センサ31を用いてもよい。このティルト角度検出センサ31は、リフトブラケット6に固着した磁気式センサ本体31aと、該センサ本体31aに対向してティルトバー9aに突設した突起板32に固着したマグネット31bとからなり、フォーク10を下方dに傾動させたり水平にした状態では、マグネット31bがセンサ本体31aに接近しており〔図15(a)実線参照〕、この状態からティルト装置11によりティルトバー9aを介してフォーク10を上方cに傾動させると、マグネット31bも上方cに移動してセンサ本体31aから離間され〔図15(b)実線参照〕、その離間によりセンサ本体31aからの出力に基づいてCPUからなる制御部(図示せず)により駆動機構12が作動され、ピストンロッド12aを伸長させる。これにより、ロックバー13がパレットPの下側デッキボードP2に押し付けられ、そのパレットPをロックする(図5参照)。
【0053】
上記構成によれば、パレットPにフォーク10が挿入された後、フォークリフトに設けられたティルト装置11によって車体後方側、即ちフォーク10先端側が盛り上げられるように所定角度だけ傾動された段階で、ティルト角度検出センサ31がONして駆動機構12に作動信号を出力し、これにより自動的にパレットPがロックされる。
【0054】
またスイッチ22に代えて図16に示す旋回状態検出センサ33を用いてもよい。この旋回状態検出センサ33は、ドライブタイヤ1aの支持枠34に固着された大歯車35に接近して車体1に固着した近接スイッチからなるセンサ本体33aと、該センサ本体33aに対向して大歯車35に固着されたマグネット33bとからなり、前記大歯車35にハンドルに連動連結した小歯車36が噛合されており、ドライブタイヤ1aを前後方向a,bに沿って直進状態にしたときには、マグネット33bがセンサ本体33aに対向した状態となっており〔図16(b)実線参照〕、この状態から車体1を前進aさせてフォーク10をパレットPの孔Paに挿入し、リフトブラケット6及びティルトバー9aを上昇させてフォーク10によりパレットPを持ち上げた後、車体1を後進bさせると共に、ハンドルを右または左に切って、小歯車36を介して大歯車35を回転させるこにより、ドライブタイヤ1aの向きを左または右に切り替えると、マグネット33bがセンサ本体27aから離間され〔図16(b)仮想線参照〕、その離間によりセンサ本体33aからの出力に基づいてCPUからなる制御部(図示せず)により駆動機構12が作動され、ピストンロッド12aを伸長させる。これにより、ロックバー13がパレットPの下側デッキボードP2に押し付けられ、そのパレットPをロックする(図5参照)。
【0055】
上記構成によれば、パレットPがフォーク10上で最も滑り易い状態、即ち車体1の旋回時に上記旋回状態検出センサ33がONして駆動機構12に作動信号を出力し、これにより自動的にパレットPがロックされるので、フォーク10上でのパレットPの滑りは確実に防止される。
【0056】
またスイッチ22に代えて図17に示すリーチセンサ37を用いてもよい。このリーチセンサ37は、一方の外側マスト2(またはストラドルレッグ1A)に固着した磁気式センサ本体37aと、該センサ本体37aに対向してストラドルレッグ1A(または外側マスト2)に固着したマグネット37bとからなり、フォーク10を下降させた状態でマスト2,5を前進aさせて、フォーク10をパレットPの孔Paに挿入することにより、マグネット37bがセンサ本体37aから離間され、その離間によりセンサ本体37aからの出力に基づいてCPUからなる制御部(図示せず)により駆動機構12が作動され、ピストンロッド12aを伸長させる。これにより、ロックバー13がパレットPの下側デッキボードP2に押し付けられ、そのパレットPをロックする(図5参照)。
【0057】
上記構成によれば、フォークリフトが、マスト2,5が車体1の前後方向a,bに移動可能に支持されたリーチ型フォークリフトである場合、該マスト2,5の前後移動をリーチセンサ37が検出して駆動機構12に作動信号を出力し、これにより自動的にパレットPがロックされる。
【0058】
上記第1、第2の実施の形態では、ロックバー13を2つ設けた場合を例にあげて説明したが、そのロックバー13を1つだけまたは3つ以上設けてもよく、また、バー本体13aとして棒状のものを示したが、鉤状であってもよい。棒状の場合はパレットPに圧接するうえで都合がよく、鉤状の場合はパレットPの凹凸または穴に係合するうえで都合が良い。更に、リーチ型フォークリフトを例にあげて説明したが、これに限定されるわけではなく、各種のフォークリフトにも適用することができる。
【0059】
【発明の効果】
第1の発明によれば、フォークに挿入されるパレットをロックするロック手段をリフトブラケットに設けることにしたので、該ロック手段をフォーク近傍の適切な位置に設けることができ、また該リフトブラケットは常にフォークと共にマストに沿って昇降するので、ロック手段とフォークとの相対的な位置関係が変わることもなく、従ってパレットのロック動作を確実に行うことができるパレットロック装置を実現することができる。また該ロック手段をレバー操作やペダル操作などのような作業者の手動操作により作動するものでなく、電気又は油圧により作動されるものとしたので、これを運転席から遠いリフトブラケットに設置しても、それを確実に作動させることが可能となった。
【0060】
また第1の発明によれば、ロックバーを作動させるための駆動機構がリフトブラケットの下位に配置されているので、該駆動機構の位置がフォークに接近し、従ってフォークに挿入されたパレットを押圧するロックバーと駆動機構との機械的接続を容易に構成することができる。
【0061】
第2の発明によれば、ロックバーを作動させるうえにおいて、駆動機構を比較的簡素に構成することができる。フォークの近傍に該フォークを傾動させるための油圧式のティルトシリンダが設けられている場合は、このティルトシリンダ用の圧油を利用してロックバー駆動用の油圧シリンダを構成することができるので、上記駆動機構を極めて容易に構成することができる。
【0062】
第3の発明によれば、大きさが異なるパレットや、孔の位置が異なる様々なパレットに対し、フォークを確実に挿入できると共に、パレット押圧用のロックバーもその位置を自由に調節することによってパレットとの干渉を回避でき、最適の位置を設定することによって常に安定したパレットロック作用を奏することができる。
【0063】
第4の発明によれば、上下両面にデッキボードを有するパレットにおいて、該パレットの上側デッキボードをフォークにより下方から、該パレットの下側デッキボードをロックバーにより上方から、それぞれ押圧することにより、該パレットを確実に滑り止めすることができる。またこうすればロックバーがパレットの孔の内側に挿入されるので、パレット上に荷を載置するうえで何ら邪魔になるものがなく、パレットいっぱいまで荷を載置することができる。
【0064】
第5の発明によれば、駆動機構を作動させるためのスイッチをフォークリフトの運転席に設けたので、作業者がパレットのロック操作を任意に行うことができる。
【0065】
第6の発明によれば、フォークをパレットに挿入して所定高さまでリフトアップすることにより、上記揚高検出センサがONして上記駆動機構に作動信号を出力し、ロックバーがパレットをロックする。従って作業者がスイッチ操作等を行わなくても、自動的にパレットがロックされる。
【0066】
第7の発明によれば、パレットがフォーク上で滑りを生じる程度の車速に達した段階で車速検出センサがONして上記駆動機構に作動信号を出力し、これにより自動的にパレットがロックされる。
【0067】
第8の発明によれば、パレットにフォークが挿入された後、フォークリフトに設けられたティルト装置によって車体後方側、即ちフォーク先端側が盛り上げられるように所定角度だけ傾動された段階で、上記ティルト角度検出センサがONして上記駆動機構に作動信号を出力し、これにより自動的にパレットがロックされる。
【0068】
第9の発明によれば、車体の旋回時に上記旋回状態検出センサがONして駆動機構に作動信号を出力し、これにより自動的にパレットがロックされるので、フォーク上でのパレットの滑りは確実に防止される。
【0069】
第10の発明によれば、フォークリフトがリーチ型フォークリフトである場合、該マストの前後移動をリーチセンサが検出して上記駆動機構に作動信号を出力し、これにより自動的にパレットがロックされる。
【0070】
第11の発明によれば、ロックバーとパレットとの間の摩擦係合力が高まり、フォーク上でのパレットの滑りを更に効果的に抑制することが可能となる。。
【0071】
第12の発明によれば、上記ロックバーが弾性部材を含んで構成されているので、パレットを弾性部材の弾発力を用いて押圧することができ、適度な力でのパレットロックが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態であるリーチ型フォークリフトのパレットロック装置を示す側面図である。
【図2】 同正面図である。
【図3】 同要部の斜視図である。
【図4】 図2のA−A矢視図である。
【図5】 同要部のフォーク傾動状態の縦断面図である。
【図6】 同リーチ型フォークリフトの斜視図である。
【図7】 同ロックバーの変形の一例を示す一部切欠き側面図である。
【図8】 同ロックバーの変形の他の例を示す一部切欠き側面図である。
【図9】 本発明の第2の実施の形態であるリーチ型フォークリフトのパレットロック装置を示す要部の斜視図である。
【図10】 図9のB−B矢視図である。
【図11】 図10のC−C矢視図である。
【図12】 同要部のフォーク傾動状態の縦断面図である。
【図13】 (a)及び(b)は揚高検出センサを示す要部の水平断面図と縦断面図である。
【図14】 (a)及び(b)は車速検出センサを示す要部の背面図と斜視図である。
【図15】 (a)及び(b)はティルト角度検出センサを示す要部の傾動前と傾動後の縦断面図である。
【図16】 (a)及び(b)は旋回状態検出センサを示す要部の背面図と斜視図である。
【図17】 (a)及び(b)はリーチセンサを示す要部の正面図と側面図である。
【図18】 従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 車体
2,5 マスト
6 リフトブラケット
10 フォーク
11 ティルト装置
13 ロックバー
23 凹部
24 摩擦マット
27 揚高検出センサ
28 車速検出センサ
31 ティルト角度検出センサ
33 旋回状態検出センサ
37 リーチセンサ
R ロック手段
a,b 前後方向
P パレット
Pa パレットの孔
P1 パレットの上側デッキボード
P2 パレットの下側デッキボード

Claims (12)

  1. 車体に立設されたマストと、該マストに沿って昇降されるリフトブラケットと、該リフトブラケットに支持されたフォークとを有するフォークリフトにおいて、電気または油圧により作動され前記フォークに挿入されるパレットをロックするロック手段を上記リフトブラケットに設け、該ロック手段が前記フォークに挿入されたパレットを押圧するロックバーと該ロックバーを作動させるための駆動機構とからなり、該駆動機構が前記リフトブラケットの下位に配置されていることを特徴とするフォークリフトのパレットロック装置。
  2. 前記駆動機構が油圧式または電気式のシリンダ装置を含むことを特徴とする請求項1に記載のフォークリフトのパレットロック装置。
  3. 前記フォークと前記ロックバーとが共に車体左右方向に位置調節可能となっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフォークリフトのパレットロック装置。
  4. 前記ロックバーが前記フォークの間に配設され、該フォークと共にパレットの孔に挿入されるものであり、前記駆動機構により上下動されてパレットの下側デッキボードをパレット内側から押圧することを特徴とする請求項1乃至3に記載のフォークリフトのパレットロック装置。
  5. 前記駆動機構がフォークリフトの運転席に設けられたスイッチにより作動するものであることを特徴とする請求項1乃至4に記載のフォークリフトのパレットロック装置。
  6. 前記フォークが所定の揚高に達したことを検出する揚高検出センサを設けると共に、前記駆動機構が該揚高センサの出力に応じて作動するものであることを特徴とする請求項1乃至4に記載のフォークリフトのパレットロック装置。
  7. フォークリフトが所定の車速に達したことを検出する車速検出センサを設けると共に、前記駆動機構が該車速検出センサの出力に応じて作動するものであることを特徴とする請求項1乃至4に記載のフォークリフトのパレットロック装置。
  8. 前記フォークが所定のティルト角度に達したことを検出するティルト角度検出センサを設けると共に、前記駆動機構が該ティルト角度検出センサの出力に応じて作動するものであることを特徴とする請求項1乃至4に記載のフォークリフトのパレットロック装置。
  9. 前記車体の旋回状態を検出する旋回状態検出センサを設けると共に、前記駆動機構が該旋回状態検出センサの出力に応じて作動するものであることを特徴とする請求項1乃至4に記載のフォークリフトのパレットロック装置。
  10. フォークリフトが、前記マストが車体の前後方向に移動可能に支持されたリーチ型フォークリフトであって、かつ、該マストの前後移動を検出するリーチセンサを設けると共に、前記駆動機構が該リーチセンサの出力に応じて作動するものであることを特徴とする請求項1乃至4に記載のフォークリフトのパレットロック装置。
  11. 前記ロックバーのパレットに接触する面に、該パレットに対する摩擦力を高めるための処理が施されていることを特徴とする請求項1乃至10に記載のフォークリフトのパレットロック装置。
  12. 前記ロックバーが弾性部材を含んで構成されていることを特徴とする請求項1乃至11に記載のフォークリフトのパレットロック装置。
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