JP3826110B2 - トナー補給容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真複写機やプリンター等の画像形成装置にトナーを補給するためのトナー補給容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真複写機やプリンター等の画像形成装置には現像剤として微粉末のトナーが使用されている。そして、画像形成装置本体の現像剤が消費された場合には、トナー補給容器を用いて画像形成装置へトナーを補給することが行われている。なお、トナーは、微細な粉末であり、一成分トナーと二成分トナーがある。
【0003】
【特許文献】
1.特開平4−336565号公報
2.特開平9−120206号公報
【0004】
トナーは極めて微細な粉末であるため、トナー補給作業時にトナーが飛散してオペレーターや周囲を汚すという問題があり、これに対応するために従来より種々の方式のトナー補給容器及びトナー補給装置が提案・実用されている。
【0005】
たとえば、箱状の容器本体にフランジ部を一体的に形成し、フランジ部に可撓性フィルムを熱溶着して封止しておき、これをオペレーターが手で引き剥がして開封するということが従来一般的に行われている。さらにこれを改良し、使用済みの前記のトナー補給容器の内部に付着・残留した微量のトナーがこぼれ落ちて周囲に飛散するのを防止するために、開口部を封止するシャッターを追加して再封可能としたトナー補給容器も提案され実用されている(特開平4−336565号公報)。
【0006】
一方、複写機の本体側においては、前記トナー補給容器から排出されるトナーを受けるトナーホッパーまたは現像器(以下トナー受け入れ装置と称する)に、トナーを受け入れる開口部を開閉自在に覆う開口蓋を設け、トナーの飛散と汚れの低減と、異種トナーの入れ間違い防止を図ることが提案されている(特開平4−336565号公報)。この提案においては、所定のトナー補給容器を装着しない限り、トナー受け入れ装置の開口蓋は移動不可にロックされるよう構成されている。
【0007】
このような構成にあっては、トナー補給容器を確実にトナー受け入れ装置に装着した後にトナー補給容器を開封しなければ、トナー受け入れ装置の開口蓋が開いていないためにトナーが飛散する怖れがある。そこで特開平4−336565号公報においては、可撓性フィルムの端部に把手を固着し、その把手を容器本体に装着しておき、トナー受け入れ装置に装着後にトナー受け入れ装置の開口蓋を開き切る時に前記把手が容器本体から離脱するようにし、続いて把手を引くことで可撓性フィルムとシャッターとを開封するよう構成している。この構成だと開封操作は2段階を要する。
【0008】
さらに、可撓性フィルムの端部に把手を固着し、その把手を容器本体に装着しておき、トナー補給容器をトナーを受け入れ装置に装着することで、把手が上方へ外れるように構成し、把手を引くことで可撓性フィルム、シャッター部材及びトナー受け入れ装置の開口蓋の3者を一体に開封するように構成し、1段階で開封できるようにしたものも提案されている(特開平9ー120206号公報)。
【0009】
【発明が解決しようとしている課題】
しかしながら前記従来例においては次のような問題点があった。
【0010】
特開平4−336565号公報の構成では、開封操作が2段階必要となり、手間がかかる。またトナー補給容器をトナー受け入れ装置に装着した段階で、次にトナー受け入れ容器の開口蓋を開くべきであるということが、オペレーターに対して必ずしもわかりやすくはなかった。
【0011】
特開平9ー120206号公報の構成では開封操作は1段階となったが、把手の解除はトナー補給容器をトナー受け入れ容器に装着する力を利用しており、把手は装着方向とは逆方向すなわち上方へ外されることになり、不慣れなオペレーターは把手を上方に引き上げるものと誤解する怖れがあった。さらに、実際に把手を上方に引こうとしても、特にこれを妨げる構成にはなっていなかった。
【0012】
本発明は上記従来例を更に発展させ、下記のようなトナー補給容器を提供することを目的とする。
(1)可撓性フィルムで封止された排出口を有し可撓性フィルムを把手部で引き出すようにしたトナー補給容器であって、トナー補給容器の画像形成装置への装着動作に連動して把手部を飛び出させるようにしたトナー補給容器を提供する。
(2)上記においてトナー補給容器を画像形成装置に装着する前の時点においてオペレータが把手部を誤って飛び出させてしまうのを防止されたトナー補給容器を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】
主要な本発明は請求項と対応する番号を付して示せば以下のとおりである。
【0014】
本発明によれば上記目的は達成することができる。即ち、本発明は、画像形成装置に設けられたトナー受入れ容器の上部に着脱可能なトナー補給容器において、
トナーを収容する容器本体と、
前記容器本体内のトナーを排出する排出口と、
前記排出口を封止する可撓性フィルムと、
前記排出口を開封するとき前記可撓性フィルムを引き剥がすための把手部と、
前記可撓性フィルムの移動経路を構成する空洞部が設けられ前記可撓性フィルムの引き剥がし動作に連動して前記排出口を開封すべく移動する開閉蓋と、
前記把手部をロックするロック部材と、
前記空洞部の出口側において前記ロック部材によりロックされた前記把手部を前記開閉蓋との間で覆うカバー部と、
前記トナー補給容器の装着動作に連動してロックが解除された前記把手部を前記カバー部の外へ飛び出させる手段と、
を有することを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は現像剤補給容器の斜視図であって一部を切断して示してある。図2は図1の平面図である。図3は一部断面で示す図1の側面図である。図4は図2の正面図である。図5は現像剤補給容器の外観斜視図である。図6は図1の一部底面図である。図7は図3の側方より一部拡大して視る断面図である。図8はトナーシールの先端部を係止する装置を示す分解斜視図である。図9は画像形成装置本体に設置された現像剤受け入れ容器の斜視図である。図10、図11は現像剤補給容器を現像剤受け入れ容器に装着する状態を示す斜視図である。図12は現像剤補給容器を現像剤受け入れ容器に装着する状態を示す縦断面図である。図13は図12に直角な縦断面図である。図14から図16及び図18から図20はトナーシールの開封作用を示す縦断面図である。図17は現像剤補給容器を現像剤受け入れ容器にロックするための構成を示す側面図である。図21はトナーシールの幅を説明するための斜視図である。図22は図21の縦断面図である。
【0016】
図12、図13に示すように現像剤補給容器3は下方にトナー排出口である開口部3cを備えたほぼ六立方体形の容器であって開口部3c周縁に設けたフランジ3fに図13に示すように摺動面32を設けて開閉蓋4を移動自在に摺動面32に嵌合している。可撓性フィルムである可撓性シート5はフランジ3fの面31に剥離可能に溶着等により貼り付けられていて後述するようにして被押し出し部材としてのシート引き出し部材6(本例では合成樹脂製の把手)に貼り付けられている。
【0017】
このシート引き出し部材6を含む周辺は図5に示すように前述のフランジ上にシート引き出し方向に直角な断面が門形のカバー部3pで覆われている。カバー部3pとフランジ3ff(前部側のフランジを指す)との間は空間3q(図5参照)となっている。
【0018】
この門形カバー部3pは現像剤補給容器3の容器本体3a、フランジ3ff、シリンダ3j等と一体であり、空間3q内には図1に示すシート引き出し部材6、プッシャ部材8が収容されれいる。従ってオペレーターはこの門形カバー部3pがあるため、空間3qのシート先端とび出し装置にふれるおそれがなく、誤ってこの装置を作動させるおそれがない。
【0019】
図2、図3に示すように容器本体3aの後部端壁3a1には円筒形の現像剤補給口3rが設けられ、この補給口3rには着脱可能に現像剤キャップ13が圧入されている。
【0020】
現像剤はシート5で開口部3cを封止した容器本体3aに、現像剤補給口3rから充填し、現像剤キャップ13を現像剤補給口3rに圧入する。
【0021】
図9、図12、図13に画像形成装置本体に設置された現像剤受け入れ容器1を示す。静電像担持体に現像剤を供給して現像画像を形成する現像ローラを備えた現像器へはこの容器1からスクリュー等で現像剤が搬送される。この容器1の上部開口部1aは図12において右方へ移動可能なスライド式の開口蓋2で覆われている。又、該現像剤受け入れ容器1の上部後方には、後述の現像剤補給容器3のフランジ3fの後部の突出部3bを挿入する凹部14と、その挿入を案内するガイド1fが形成されている。
【0022】
一方本発明に係る現像剤補給容器3の容器本体3aには適量の補給用現像剤が収容されており、その開口部3cは図12において右方へ移動可能なはスライド式の開閉蓋4で覆われている。尚、現像剤補給容器3の開閉蓋4には、先端部に現像剤受け入れ容器1の開口蓋2の押し込みスライド方向先端22に引っ掛かるように係合する係合部としての突起41が突設されており、また、現像剤補給容器の開閉蓋4には、スライド方向の両端部に開口を持つ厚みの薄い空洞部42が設けられている。更にまた現像剤補給容器3の開閉蓋4の前部の下側には、現像剤受け入れ容器1の開口蓋2の前部上側に設けた凹部21に嵌合する突起43が設けてある。
【0023】
又、前記容器本体3aの下面開口部3cの全周縁にはフランジ3fが設けられている。フランジ3fにはフィルム状の可撓性シート(可撓性フィルム)5が引き剥しが可能で、且つ現像剤の漏れを防ぐに十分な強度で、例えば熱溶着等によって固着されている。このシート5の全長は容器本体3aの開口部3cの該シート5が引き剥される方向の一辺の長さの2倍以上に設定されており、該シート5の容器本体3aの開口部3c周縁のフランジ3fに固着されていない残りの部分は、突出部3bのある側の折り返し部5aで折り返された後、図示のように現像剤補給容器の開閉蓋4の内部空洞42を通り、シート引き出し部材6に容易に剥れないような強度で固着されている。このシート引き出し部材6は合成樹脂製であるが、シート5の端部を成形して同形の形状部を形成してもよい。ここで、シート引き出し部材6は手を掛けて引けるようになっており把手部を構成している。
【0024】
尚、現像剤補給容器の開閉蓋4の内部空洞42から出てシート引き出し部材6に固着されるまでの該シート5の長さは、シート引き出し部材6が後述の如くに容器本体3aからはじき出されて、オペレーターがこれをつかんで引っ張ることができる程度の長さに設定されており、シート引き出し部材6が容器本体3aに係止されているときは、図7に示すように該シート5の余剰部分は現像剤補給容器3の外部に出ないように現像剤補給容器の開閉蓋4とシート引き出し部材6との間にたくし込まれて折りたたまった状態で収納されている。
【0025】
ところで、現像剤補給容器3と現像剤受け入れ容器1の開口部は、図12、図13に示すように開口蓋2、開閉蓋4の引き出し方向と同方向の長さKはKより大きく、開口蓋2、開閉蓋4の引き出し方向と直角な方向の幅WはWより大きくなるように、すなわち現像剤受け入れ容器1側の開口部1aが、現像剤補給容器3側の開口部3cよりもできるだけ大きくするように構成することが現像剤の受け渡し時に容器本体3aの開閉蓋4および現像剤受け入れ容器1の開口蓋2用のガイドレールが現像剤の飛末によって汚染されるのを防ぐ上で望ましい。
【0026】
又、容器本体3aの前記シート5の固着されるフランジ3fのフランジ面3lは、現像剤容器の開閉蓋4の摺動面32に対してシート5の動きをスムーズにするため、該シートを圧迫しない程度に段差を有する。
【0027】
図1、図2、図6に示すように突出部3bを設けた後側とは反対側の前部フランジ3f(この部分の符号を以下3ffとする)の左右には可撓性シート5の引き出し方向に夫々2個所のスリット3gが切り込まれていてスリット3g間は可撓性があり、図6、図7に示すように先端に係止部としての突起としてフック3hを有して可動部3iとなっている。なお、係止部としては、突起に限らず、凹部であってもよく、互いに係合しうるものであればよい。
【0028】
このフック3hはシート引き出し部材6の左右に突出する被係止部としての突部6aを遮ぎって外方へのシート引き出し部材6の移動を止めている。すなわち、フック3h付の可動部3iは、シート引き出し部材6をロックするためのロック部材としての機能を有しロック部材である。可動部3iの幅は突部6aとフック3hの接触部分よりも左右外側へはみ出している。
【0029】
なお、被係止部としては、突部に限られず、凹部や穴であってもよい。
【0030】
図6、図7に示すようにシート引き出し部材6は可撓性シート5の端部を張り付ける平板のシート張付板部6bと、シート引き出し部材6が引き出し方向の外方ヘ飛び出すように力を受ける左右一対の力受け部6cを有し、シート張付板部6bと力受け部6c間に図7に示すように側方から見て凹部(溝)6dを備えている。図8に示すように前述したシート張付板部6bの左右の突部6aとシート張付板部6bは同一の平板の夫々一部である。
【0031】
組立状態においてシート引き出し部材6の凹部6dへは前部フランジ3ffの左右の中間部がこの凹部6dに入っている。
【0032】
力受け部6c先端を押すプッシャ部材8は図8に示すようにほぼヨーク状であり、左右にシート引き出し部材6の力受け部6cを加圧する加圧部8aが設けられている。そして平行するガイド部であるヨーク棒8bは容器本体3a及びフランジ3fと一体又は容器本体3aに固定されたシリンダ3j中を挿通しており端部にヨーク棒8bの外径より半径方向に突出した戻り止め8cを有する。ヨーク棒8bにはシリンダ3jに移動自在に嵌合するつば8dが設けられ、シリンダ3jの後方の端壁3kとつば8d間にはヨーク棒8bに挿入して付勢部材である圧縮コイルばね10が縮設されている。ヨーク棒8bは端壁3kの穴とは移動自在に嵌合している。ここで、つば8dは圧縮コイルばね10の弾性力を受ける弾性力受け部となっている。
【0033】
図6に示すように前部フランジ3ffに設けた可動部3iにはフック3hの傍に解除当接部3mが設けられている。この解除当接部3mを図7において図示矢印イ方向に押すと可動部3iは先端側が上方へ撓み、フック3hが移動し、圧縮コイルばね10のばね力でシート引き出し方向へ付勢されているヨーク状のプッシャ部材8は今までシート引き出し部材6の力受け部6cを介してフック3hに係止されていたのが解除されるため、シート引き出し方向へ突出し、シート引き出し部材6をシート引き出し方向の外方ヘはじきとばすようになっている。シート引き出し部材6につらなる部分の可撓性シート5は前部フランジ3ffと現像剤補給容器3の開閉蓋4の引き出し方向へ延出されている下板4a(図7参照)との隙間に折りたたまれて収納されているので、外方ヘはじきとばされたシート引き出し部材6はこれにつづくおりたたまれて前部フランジ3ffと開閉蓋4の下板4a間の可撓性シート5を外部へ引き出す。
【0034】
図9に示すように現像剤受け入れ容器1に取り付けた開口蓋2の引き出し方向の手前側には上方へ向って解除用突起2aが設けられている。この突起2aは現像剤補給容器3が現像剤受け入れ容器1に装着された際に、現像剤補給容器3の係止部としてのフック3hの傍の解除当接部3mが当接して現像剤補給容器3を押し込む際にフック3hが移動して図6に示すシート張付板部6bに設けた被係止部としての突部6aから外れるようになっている。
【0035】
図13に示すように現像剤受け入れ容器1には開口蓋2を閉じた際に現像剤補給容器3を自動的に持ち上げて取り外しを容易とするために、開口蓋2のためのガイドレール30の外側で左右の壁に上下動自在なつば付のプランジャ11を設けてある。このプランジャ11は縮設した圧縮コイルばね12により付勢されている。このプランジャ11の上端は現像剤受け入れ容器1の切り込み1bに現像剤補給容器3の左右のフランジ3fに設けた突部3n(図1、図2参照)が圧縮コイルばね12のばね力に抗してプランジャ11を押し込んで入り得るようになっている。
【0036】
また、図1に示すように現像剤補給容器本体3aの前部下端には突起33が垂下している。この突起33には係合凹部33aが設けられている。この突起33先端前角は円弧形に丸められている。現像剤受け入れ容器1には図9に示すように現像剤補給容器3を現像剤受け入れ容器1に装着する際、現像剤補給容器3の前述した突起33の先端が接触してすべるシュート1cが後方へ向って下るように設けてある。このシュート1cを設けた部分にはブリッジ1dでもってトンネル1eを形成してある。トンネル1eは後述のシート引き出し部材6がほぼ水平方向にとおりぬけるようにしてある。ここで、ブリッジ1dは可撓性シート5の引き出し方向先端側の飛び出し方向を規制するトンネル1e状の規制部材となっている。
【0037】
上記において、引き出し部材6(把手部)と、フック3h付の可動部3i(ロック部材)と、付勢部材である圧縮コイルばね10と、プッシャ部材8でもって現像剤(トナー補給容器)3の装着動作に連動して引き出し部材6をカバー部3p(図5参照)外へ飛び出させる手段を構成している。
【0038】
現像剤受け入れ容器1の上部が水平方向になるように画像形成装置は床上に置かれている。
【0039】
図14に示すように現像剤受け入れ容器1の後部の凹部14へ向って現像剤補給容器3を前上りの斜めにした状態で後部の突出部3bを挿入しつつ、現像剤補給容器3の後部を受け入れ容器1上に載せる。現像剤補給容器3の突出部3bは凹部14のガイド1fに規制されて上方への移動が制約された状態となる。
【0040】
図15に示すように上記凹部14に突出部3bが挿入された状態で現像剤補給容器3の手前を下げるように回動すると、現像剤補給容器3の左右のフランジ3fに設けた突部3nが現像剤受け入れ容器1に設けたプランジャ11に当たる。この状態で現像剤補給容器3は後部の突出部3bが現像剤受け入れ容器1の凹部14に入ったままでプランジャ11によって突部3nを支持した状態で斜めの姿勢で保たれる。
【0041】
図15に示すように現像剤補給容器3の手前側を下方へプランジャ11を押し上げている圧縮コイルばね12のばね力に抗して押し込むと、現像剤受け入れ容器1の凹部14と現像剤補給容器3の突出部3bとの係合部を中心にして現像剤補給容器3の前側が下がる。すると現像剤補給容器3の前側の下方へ垂下している突起33が現像剤受け入れ容器1のシュート1cに当たる。ここで現像剤補給容器3を下方へ押すと、突起33がシュート1cに導かれるようにすべり現像剤補給容器3を後方へ押し、現像剤補給容器3の突出部3bは現像剤受け入れ容器1の奥側へ押し込まれ、現像剤補給容器3の現像剤受け入れ容器1に対する位置がほぼ定まる(図16参照)。
【0042】
現像剤補給容器3の突起33がシュート1cを下ることによって前後方向の位置が定められた現像剤補給容器3の前部の可動部3iの解除当接部3mが現像剤受け入れ容器1の開口蓋2に設けた解除部材である突起2aに当たる。
【0043】
ここで現像剤補給容器3を押し下げると前記解除当接部3mは開口蓋2に設けたこの突起2aによって進行を邪げられて進み得ないので解除当接部3mを設けた可動部3iの根本側が押し下げられ、シート張付板部6bも下方へ移動するので、シート張付板部6bに凹部6dが嵌り込んでいるシート引き出し部材6の突部6aがフック3hから外れ、シート引き出し部材6は圧縮コイルばね10で押されているプッシャ部材8の前進により図16に示すようにカバー部3pの外へはじき出され、シート張付板部6bに張り付けられている可撓性シート5の先端側のシート引き出し部材6と開閉蓋4との間に折りたたまれている部分を引っ張り出す。この際、シート引き出し部材6は現像剤受け入れ容器1のトンネル1eによって移動方向がほぼ水平方向に規正される。このように現像剤補給容器3の装着動作に連動して把手部であるシート引き出し部材6をカバー部3p(図5参照)の外へ飛び出させる手段が作用する。
【0044】
これによってトナーを補給する際においてオペレーターが何処からシート5を引き出すべきかを思案する必要もなく、この外方ヘ外れたシート引き出し部材6を引けばよいものと直ちに理解できる。シート引き出し部材6は外部へでて自在に把持可能であるから取り扱い易いものとなる。
【0045】
上記現像剤補給容器3を現像剤受け入れ容器1への装着動作において現像剤補給容器3の突出部3bを現像剤受け入れ容器1の凹部14へ挿入して、現像剤補給容器3のシート引き出し部材6を係止した側(前側)を引き下げる際、以下に説明するようにして、現像剤補給容器3は現像剤受け入れ容器1にロックされる。
【0046】
図17(a)に示すように現像剤補給容器3が装着されない状態では、受け入れ容器1に設けられ、板ばね9によって図中反時計方向に付勢されたフック7は、爪部71において開口蓋2の孔24と係合し、開口蓋2のスライド開閉を禁じせしめている。現像剤補給容器3を装着すると、現像剤補給容器3の突起33によって押されたフック部材7は板ばね9のばね力に抗し、回転中心74を中心に図17(a)に示す矢印方向(時計周り)に回転し、突起33とフック73が係合し、図17(b)に示すように、現像剤補給容器3を取り外しが不可能なようにロックする。また、フック部材7が時計方向に回転すると爪部71も同時に回転し、図17(b)に示す現像剤補給容器3のロック状態において、爪部71と開口蓋2の孔24の係合は解かれ、開口蓋2はスライド開閉可能となる。
【0047】
ここでシート引き出し部材6を手でもって引き出し方向に引くと、シート5の容器本体3aの開口部3c回りのフランジ3fに固着された部分が折り返し部5a側から順次剥され、図18に示すようにシート5の折り返し部5aの位置が、シート5の引き出し方向に移動すると共に、シート5の折り返し部5aが現像剤補給容器3の開閉蓋4を押して開き方向に移動する。同時に現像剤受け入れ容器1の開口蓋2の押し込みスライド方向先端22が現像剤補給容器3の開閉蓋4の後部の突起41に押され、現像剤受け入れ容器1の開口蓋2は現像剤補給容器3の開閉蓋4に随伴して開き方向に移動する。これによって現像剤補給容器3の開口部3cは順次開口部3cの開度を拡げて、現像剤補給容器3内の現像剤を現像剤受け入れ容器1へ落下補給する。
【0048】
そして図19に示すように、現像剤補給容器3の開口部3cが全開して現像剤補給容器3内の全ての現像剤が現像剤受け入れ容器1内に落下し切った状態、即ちシート5が引き出され切った状態においても、シート5の現像剤が付着している面は現像剤補給容器3の開閉蓋4の空洞部42の内部にあるため、オペレーターがシート5に付着している現像剤に触れることがなく、オペレーターの手や衣服及び周囲が現像剤によって汚染されることがない。その為シート5に付着した現像剤を掻き落とすためのクリーニングパッドが不要となり、現像剤補給装置の小型化、コストダウンも図ることができる。
【0049】
以上のようにして現像剤を補給した後、現像剤受け入れ容器1の開口蓋2を図19の矢印ロ方向に押し閉めると、現像剤受け入れ容器1の開口蓋2の先端22が現像剤補給容器3の開閉蓋4の突起41に係合して、現像剤補給容器3の開閉蓋4は押し閉められ現像剤補給容器3の開閉蓋4は、容器本体3a外に引き出されたシート5およびシート引き出し部材6を引き込みながら閉じられる。
【0050】
この時、現像剤補給容器3内の現像剤がかたよっていたりして、現像剤受け入れ容器1内で現像剤が図19に示すように山になっていても、現像剤受け入れ容器1の開口蓋2と現像剤補給容器3の開閉蓋4は互いに押し込みスライド方向先端にて係合しているので現像剤がこれら開口蓋2と開閉蓋4の隙間に入り込むことなく、現像剤の山をならして開口蓋2と開閉蓋4は図20に示すように同時に閉じられる。
【0051】
ここで、図21に示すようにシート5の幅は、現像剤補給容器3の開口部3c周縁に固着される領域においては該開口部幅W(図13参照)より広い幅Wとなっているが、開閉蓋4から引き出される領域においてはWより狭い幅Wになっている。該幅Wは現像剤受け入れ容器1の開口蓋2の先端にスライド方向と垂直な方向に離間して設けられた2つの把手部28の間を通り得る幅であり、現像剤受け入れ容器1の該開口蓋2が閉じられる際はシート5は現像剤受け入れ容器1の開口蓋2の把手部28の間を通り、現像剤補給容器3の開閉蓋4の空洞部42に引き込まれて行く。現像剤受け入れ容器1の開口蓋2を閉じると図20に示すように現像剤補給容器3の開口部3cはその開閉蓋4で閉じられ、現像剤受け入れ容器1の開口部1aはその開口蓋2でもって閉じられる。
【0052】
また、図22に示すように、把手部28は、シート5の通る面27に対し段差がついており、現像剤受け入れ容器1の開口蓋2を閉じる際にオペレーターが誤ってシート5の上からこの開口蓋2を押すことがないようになっている。即ち、前記シート5のシート幅が現像剤補給容器3の開口部3cを覆っている所以外では、該開口部3cを覆っている所の幅よりも狭くなるように構成したことにより、現像剤補給時に引きはがされたシート5は、現像剤受け入れ容器1の開口蓋2を押し、閉じる際は該開口蓋2の把手部28より段差のついた低い面27を通り現像剤補給容器3内に引き込まれて行くので補給時の操作性が向上するという効果が得られる。
【0053】
そして、現像剤受け入れ容器1の開口部1aが開口蓋2によって閉じられ、現像剤補給容器3の開口部3cが開閉蓋4によって完全に閉じられると、シート5およびシート引き出し部材6は図20に示すようにシート引き出し部材6が容器本体3aから若干出た状態になる。
【0054】
図17(c)に示すように現像剤受け入れ容器1の開口蓋2を矢印ハの方向に押し込むと、開口蓋2が全閉する少し前にこの開口蓋2のカム面25がフック部材7の爪部71を押し、フック部材7は板ばね9に抗して矢印ニの方向(図中時計回り)に回動し、フック73と現像剤補給容器3の突起33との係合が解かれ、現像剤補給容器3を圧縮コイルばね12のばね力で押し上げるように付勢しているプランジャ11は現像剤補給容器3を現像剤受け入れ容器1の凹部14に挿入されている突出部3bを中心にして回動して持ち上げる。そして、現像剤補給容器3を前記突出部3bを凹部14から抜き出しつつ現像剤受け入れ容器1から取り外す。
【0055】
次いでオペレーターが現像剤受け入れ容器1の開口蓋2の押し込み操作を止めると、この開口蓋2は、板ばね9によって弾性的に反時計方向に付勢されているフック部材7の爪部71が前記カム面25を押すことにより、この開口蓋2は再び蓋開放方向にスライドを開始し、その直後に上記爪部71がこの開口蓋2の孔24に板ばね9の付勢力によって嵌り込み、現像剤受け入れ容器1のこの開口蓋2の上記移動が停止するとともに、開放禁止状態にロックされる。
【0056】
現像剤補給容器3の使用前の状態では図6に示すようにフック3hは現像剤補給容器3の開閉蓋4の引き出し側の角を切り欠いた形状の幅約5mmの欠角部4eの奥側で且つ突起33の傍に設けられているため、そして、現像剤補給容器3の装着動作に連動して把手部であるシート引き出し部材を飛び出させる手段がカバー部3pで覆われているため、不用意にフック3hが押されてしまうことはない。
【0061】
上述した実施の形態によれば以下の効果がある。
第1は、現像剤補給容器3が可撓性フィルム(5)の開封方向先端側を所定の位置から開封方向へ押し出すための圧縮コイルばね10のような付勢部材と、このばね10の弾性力に抗して可撓性フィルム開封方向先端側を所定の位置に解除可能にロックするためのロック部材(3i)を有する。また、カバー部6pを有するので、現像剤補給容器3は開封についてロック状態にあり、単体での取り扱いによって開封されるおそれがない。
【0062】
第2は、第1において、現像剤補給容器3を現像剤受け入れ容器1に装着すると可撓性フィルム(5)の開封方向先端側がはじき出されるので作業者にここを引っ張りなさいということをアピールできる。従って、作業者がどのように開封すればよいかと思案することがなくなる。
【0063】
第3は、第1又は第2において、可撓性フィルム(5)の開封方向先端側には可撓性フィルム(5)を固着され圧縮コイルばね10により付勢された状態でロック部材(3i)に解除可能にロックされる把手部(6)を有することにより、把手部(6)を認識し易く、操作性が一層向上する。
【0064】
第4は、第1から第3において、可撓性フィルム(5)と開閉蓋4を連動するようにしたので、再封止するのが容易で、且つ可撓性フィルム(5)の現像剤付着部分を常に露出しないでおくことが出来、オペレータの手を汚すことがない。
【0065】
第5は、第1から第4において、トナー排出口である開口部3cを封止する封止部材を可撓性フィルム(5)としたことにより、現像剤補給容器3の封止が容易であり、開閉蓋4と連動して再封止ができる。
【0066】
第6は、第1から第5において、プッシャ部材8を付勢する付勢部材が圧縮コイルばね10としてあるので現像剤補給容器3への配置が容易である。
【0067】
第7は、第5又は第6において、圧縮コイルばね10と可撓性フィルム(5)の引き剥し方向とを同一方向としてあるので、可撓性フィルム(5)の引き出し方向先端を引くべき方向と同方向へ可撓性フィルム(5)の引き出し方向先端をはじき出すことが出来る。
【0068】
第8は、第7において、可撓性フィルム(5)が開閉蓋4の空洞部42をとおっているため、可撓性フィルム(5)のトナーが付着した部分は外部へ出ることがない。
【0069】
第9は、第8において、可撓性フィルム(5)の引き出し方向先端部が余剰の長さを有し、可撓性フィルム(5)の余剰部を開閉蓋(4)と容器本体3a間にたたみ込まれているので、動作時に把手部(6)がとび出した際、この余剰部分は伸長するので圧縮コイルばね10のばね力を適当に選ぶことにより、可撓性フィルム(5)の封止部を剥してしまうことがない。
【0070】
第10は、第1において、ロック部材(3i)が容器本体3aと一体的に形成してあるので別途に特にロック部材を設けることなく部品点数が増加しない。
【0071】
第11は、第1において、圧縮コイルばね10が左右一対設けられているので安定した状態で可撓性フィルム(5)の引き出し方向先端を引き出すことが出来る。
【0072】
第12は、第1において、ロック部材(3i)が左右一対設けてあるので安定して可撓性フィルム(5)の引き出し方向先端をロックでき、仮に一つのロックが外れても可撓性フィルム(5)がとび出さない。
【0073】
第13は、第3から第9において、把手部(6)は圧縮コイルばね10からの付勢力を受ける力受け部6cを有するので把手部(6)は圧縮コイルばね10のばね力を一定の部分で受けられる。
【0074】
第14は、第13において、力受け部6aは左右一対であるので圧縮コイルばね10のばね力を安定して受けることができる。
【0075】
第15は、第6において、圧縮コイルばね10を収納したシリンダ3jは容器本体3aの外側に容器本体3aと一体に設けてあるので容器本体3aのトナー収納部を小さくすることなく、且つ圧縮コイルばね10を露出することなく構成できた。
【0076】
第16は、第1又は第2において、可撓性フィルム(5)に固着された把手部(6)がプッシャ部材8を介して圧縮コイルばね10により付勢されると共に把手部(6)を圧縮コイルばね10に付勢された状態でロック部材(3i)にロックされるようにしてあるのでロックを解除するだけで把手部(6)をはじき出せれる。
【0077】
第17は、第16において、圧縮コイルばね10のばね力をプッシャ部材8を介して把手部(6)に伝えられるようにしてあるので、把手部(6)を可撓性フィルム(5)の引き出し方向先端位置に配置した上、圧縮コイルばね10を適当な位置に配置できる。
【0078】
第18は、第17において、把手部(6)の力受け部6cと可撓性フィルム(5)の貼り付け部が凹部であるスリット3gに挿入される容器本体3aのフランジ3fで隔離されているので、可撓性フィルム(5)の引き出し方向先端部はからまることなく引き出せる。
【0079】
第19は、第4において、現像剤補給容器3の容器本体3aの開口蓋2に現像剤受け入れ容器1の開口蓋2と係合して連動するように係合部(41)を設けたので、現像剤補給容器3の開閉蓋4が開閉した際、同時に現像剤受け入れ容器1の開口蓋2を開閉できる。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、トナー補給容器を画像形成装置に装着する前の時点においてオペレータが把手部を誤って飛び出させてしまうのを防止しつつ簡単な操作で可撓性フィルムを引き出し可能な状態とすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明の実施の形態を示し、
【図1】 一部をカットした現像剤補給容器の斜視図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 一部を断面で示す図1の側面図である。
【図4】 図1の正面図である。
【図5】 現像剤補給容器の外観斜視図である。
【図6】 現像剤補給容器の前部を下方から見る底面図である。
【図7】 現像剤補給容器の前部のシート引き出し方向の縦断面図である。
【図8】 シート引き出し先端はね出し装置の分解斜視図である。
【図9】 現像剤受け入れ容器の斜視図である。
【図10】 現像剤受け入れ容器への現像剤補給容器の装着を示す斜視図である。
【図11】 現像剤受け入れ容器への現像剤補給容器の装着状態を示す斜視図である。
【図12】 現像剤受け入れ容器への現像剤補給容器の装着状態を示す縦断面図である。
【図13】 図12に対して直角な縦断面図である。
【図14】 現像剤受け入れ容器へ現像剤補給容器を装着する作用を示す縦断面図である。
【図15】 現像剤受け入れ容器へ現像剤補給容器を装着する作用を示す縦断面図である。
【図16】 現像剤受け入れ容器へ現像剤補給容器を装着する作用を示す縦断面図である。
【図17】 (a),(b),(c)は現像剤受け入れ容器に対して現像剤補給容器をロックする装置を示す側面図である。
【図18】 現像剤補給作用を示す縦断面図である。
【図19】 現像剤補給作用を示す縦断面図である。
【図20】 現像剤補給後に開閉蓋を閉じる作用を説明する縦断面図である。
【図21】 現像剤受け入れ容器の開閉蓋とシート幅との関係を説明するための斜視図である。
【図22】 現像剤受け入れ容器の開閉蓋とシート先端との関係を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1…現像剤受け入れ容器 1a…上部開口部 1b…切り込み 1c…シュート 1d…ブリッジ 1e…トンネル 1f…ガイド
2…開口蓋 2a…解除用突起(解除部材)
3…現像剤補給容器 3a…容器本体 3a1…後部端面 3b…後部の突出部 3c…開口部(排出口) 3f…フランジ 3ff…前部フランジ 3g…スリット(凹部) 3h…フック 3i…可動部(ロック部材) 3j…シリンダ 3k…端壁 3m…解除当接部 3n…突部 3p…門形カバー部 3q…空間 3r…現像剤補給口
4…開閉蓋 4a…下板 4e…欠角部
5…可撓性シート(可撓性フィルム) 5a…折り返し部
6…シート引き出し部材(把手部) 6a…突部 6b…シート張付板部 6c…力受け部 6d…凹部
7…フック部材
8…ヨーク状のプッシャ部材 8a…加圧部 8b…ヨーク棒(ガイド部) 8c…戻り止め 8d…つば(弾性力受け部)
9…板ばね
10…圧縮コイルばね(付勢部材)
11…つば付のプランジャ
12…圧縮コイルばね
13…現像剤キャップ
14…凹部
21…凹部
22…スライド方向先端
24…スリット
25…カム面
27…低い面
28…把手部
30…ガイドレール
31…フランジ面
32…摺動面
33…突起 33a…係合凹部
41…突起(係合部)
42…空洞部
43…突起
61…シート貼り付け面
71…爪部
73…フック
74…回転中心
88…ヨーク

Claims (1)

  1. 画像形成装置に設けられたトナー受入れ容器の上部に着脱可能なトナー補給容器において、
    トナーを収容する容器本体と、
    前記容器本体内のトナーを排出する排出口と、
    前記排出口を封止する可撓性フィルムと、
    前記排出口を開封するとき前記可撓性フィルムを引き剥がすための把手部と、
    前記可撓性フィルムの移動経路を構成する空洞部が設けられ前記可撓性フィルムの引き剥がし動作に連動して前記排出口を開封すべく移動する開閉蓋と、
    前記把手部をロックするロック部材と、
    前記空洞部の出口側において前記ロック部材によりロックされた前記把手部を前記開閉蓋との間で覆うカバー部と、
    前記トナー補給容器の装着動作に連動してロックが解除された前記把手部を前記カバー部の外へ飛び出させる手段と、
    を有することを特徴とするトナー補給容器。
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