JP3017525B2 - 現像剤収容容器及び現像剤補給装置 - Google Patents
現像剤収容容器及び現像剤補給装置Info
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- JP3017525B2 JP3017525B2 JP2275184A JP27518490A JP3017525B2 JP 3017525 B2 JP3017525 B2 JP 3017525B2 JP 2275184 A JP2275184 A JP 2275184A JP 27518490 A JP27518490 A JP 27518490A JP 3017525 B2 JP3017525 B2 JP 3017525B2
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Description
現像剤受け入れ容器に対して現像剤を外部に飛散させる
ことなく補給するための現像剤収容容器及び現像剤補給
装置に関するものである。
入れ容器内の現像剤は画像形成プロセスの進行に伴って
消費されるため、現像剤を適時補給する必要があるが、
現像剤の補給は一般に現像剤収容容器から画像形成装置
側の現像剤受け入れ容器に現像剤を移し替えることによ
りなされる。
に飛散し易く、現像剤受け入れ容器に現像剤収容容器か
ら現像剤を移す最中或は現像剤収容容器を現像剤受け入
れ容器から取り外した直後に現像剤が飛散し、この飛散
した現像剤で周囲が汚染されることが多い。
にスライド式の蓋を取り付け、片方の蓋を他方の蓋に従
動させることで現像剤の受け渡しを密閉した環境内で行
なうようにした現像剤補給装置が提案されている(特公
昭57−38673号公報参照)。
の蓋を使用しているため、蓋と現像剤収容容器の間に例
えばパッキンのようなシール材を必要とし、このシール
材によっても完全なシールが期待できず、現像剤が外部
に流出するという問題があった。
収容容器との間にフィルム状のシートを介設する技術が
開示されているが、これによればシートに付着した現像
剤が現像剤受け入れ容器の蓋に転写され、補給時には現
像剤は飛散しないものの、結局は周囲が現像剤によって
汚染されるという欠点があった。
給作業者の手や衣服に付着して汚染がその他の物にまで
及んだり、画像形成装置の周囲の床が汚される。更に
は、現像剤が画像形成装置の内部に侵入した場合、形成
画像の質が劣化する等、現像剤が及ぼす影響は大きい。
とする処は、現像剤補給中の現像剤の漏れや飛散を防
ぎ、現像剤による作業者の衣服や周囲の汚染を防止する
ことができる現像剤収容容器及び現像剤補給装置を提供
することにある。
受け入れ容器に移すための開口部を備え、現像剤を収容
する収容容器本体と、前記開口部を覆うように前記収容
容器本体に固着されたシート部材と、前記開口部を覆う
第1の位置と前記開口部を開放する第2の位置とにスラ
イド可能な、空洞部を備える開閉蓋と、を有し、前記シ
ート部材の前記収容容器本体に固着されていない部分を
延長させて折り返して前記開閉蓋の前記空洞部に通した
現像剤収容容器において、前記シート部材を引っ張るこ
とにより、前記開口部を覆う前記シート部材を開封する
とともに前記開閉蓋を前記第1の位置から前記第2の位
置に移動させ、前記開閉蓋が前記第1の位置から前記第
2の位置に移動されるとき、前記開閉蓋が前記第1の位
置にあるときに前記開口部を覆っていた前記シート部材
の領域の表面及び裏面は露出せずに包み込まれるように
前記開閉蓋の前記空洞部に入れられ、前記開閉蓋が前記
第2の位置から前記第1の位置に移動されるとき、前記
シート部材はその開封前に前記開口部を覆っていた位置
に戻されるよう構成したことを特徴とする。
蓋を開放して現像剤収容容器の開口部から現像剤受け入
れ容器に現像剤を移すとき、予めシート部材の現像剤が
付着していた領域の表面及び裏面を露出しないように開
閉蓋の空洞部に入れてこれを包み込むようにしたため、
現像剤補給中の現像剤の漏れや飛散を防ぐことができ、
現像剤受け入れ容器の蓋への現像剤汚れも防ぐことがで
きる。
明する。
2図は第1図のA−A線断面図、第3図(a),
(b),(c)は同現像剤補給装置の作用説明図であ
る。
像剤受け入れ容器であり、これの上部開口部はスライド
式の開閉蓋2で覆われている。又、該現像剤受け入れ容
器1の上部にはガイド1aが形成されている。尚、開閉蓋
2の上面には第1図の紙面垂直方向に長い係合用スリッ
ト21が形成されている。
であり、これの本体3a内には適量の補給用現像剤が収容
されており、その開口部はスライド式の開閉蓋4で覆わ
れている。尚、開閉蓋4には前記開閉蓋2に形成された
スリット21に係合すべき突起41が突設されており、これ
のスライド方向両端部には孔42,43が形成されている。
のシート5が引き剥し可能で、且つ、現像剤の漏れを防
ぐに十分な強度で例えば熱溶着等によって固着されてい
る。このシート5の全長は容器本体3aの開口部の該シー
ト5が引き剥される方向の一辺の長さの2倍以上に設定
されており、該シート5の容器本体3aの開口部に固着さ
れていない残りの部分は折り返された後、図示のように
前記開閉蓋4に形成された孔42,43を通って容器本体3a
外に延出されている。尚、このシート5の容器本体3a外
に出ている端部52の長さは、作業者がこれをつかんで引
っ張ることができる程度に設定されており、現像剤収容
容器3を使用する前は該端部52はテープ等によって一時
的に容器本体3a等に仮止めされている。
3aの開口部への固着位置51は該シール5の端部より若干
内側にする方がシート5の内面に付着した現像剤の漏れ
を防ぐ上で望ましい。
に密着摺動し、シート5に面する部分はシート5の動作
をスムーズにするために該シート5を圧迫しない程度に
シート5との間に隙間δを有する。
(a),(b),(c)に基づいて説明する。
先ず第3図(a)に示すように現像剤収容容器3が現像
剤受け入れ容器1(第1図及び第2図参照)の所定の位
置に装着される。すると、開閉蓋4の突起41が開閉蓋2
のスリット21に係合する。そして、この状態からシート
5の端部52を持って該シート5を第3図(a)の矢印方
向に引くと、該シート5の容器本体3aの開口部に固着さ
れた部分がこれの折り返し側から順次剥され、第3図
(b)に示すようにシート5の折り返し位置がこれの引
き出し方向に移動するとともに、互いに係合状態にある
両開閉蓋2,4が同方向に一体的に移動する。すると、現
像剤収容容器3の開口部が次第に開けられ、容器本体3a
内に収容されていた現像剤が現像剤受け入れ容器1に補
給される。
3の開口部が全開して全ての現像剤が現像剤受け入れ容
器1内に落下し切った状態、即ち、シート5が引き出さ
れ切った状態においても、シート5の現像剤が付着して
いる面5aは開閉蓋4の孔42,43の間で開閉蓋4に面した
状態にあるため、作業者がシート5に付着している現像
剤に触れることがなく、作業者の手や衣服及び周囲が現
像剤によって汚染されることがない。又、シート5に付
着した現像剤を掻き落すためクリーニングパッドが不要
となり、現像剤補給装置の小型化、コストダウンも図る
ことができる。
何れかの一方を押し閉めると、他方はそれに従動して押
し閉められ、開閉蓋4は容器本体3a外に引き出されたシ
ート5を引き込みながら閉じられる。そして、両開閉蓋
2,4が完全に閉じられると、シート5も第3図(a)に
示す元の状態に復帰せしめられる。その後、現像剤収容
容器3を現像剤受け入れ容器1から取り外すことによっ
て、現像剤の補給作業が完了する。
り、該現像剤補給装置は補給用の現像剤を収容する現像
剤収容容器3を備え、該現像剤収容容器3の本体3aには
現像剤を不図示の現像剤受け入れ容器に移すための開口
部が形成されている。そして、収容容器本体3aの前記開
口部はその周縁に固着されたシート5によって覆われて
いる。
位置と開口部を開放する第2の位置とにスライド可能な
筒状の開閉蓋4が設けられており、フィルム状の前記シ
ート5の収容容器本体3aに固着されていない部分は延長
されて折り返され、その折り返された部分は図示のよう
に前記開閉蓋4の内部(空洞部)に通されている。
給に際してシート5の開閉蓋4から延出する部分の端部
を第4図の右方に引っ張れば、収容容器本体3aの開口部
を覆うシート5が開封されるとともに、この動作に連動
して開閉蓋4が開口部を覆う第1の位置から開口部を開
放する第2の位置に移動し、このとき、シート5の現像
剤が付着した部分はその表面及び裏面が露出しないで包
み込まれるように開閉蓋4の内部(空洞部)に入れられ
る。
した面をただ単に開閉蓋4に面するようにするだけでは
なく、完全に包み込むため、何らかの衝撃が加わっても
現像剤がシート5と開閉蓋4の隙間から流出するのが防
がれ、より完全に現像剤による周囲の汚染を防ぐことが
できる。
ト部材を開封するとともに開閉蓋を開放して現像剤収容
容器の開口部から現像剤受け入れ容器に現像剤を移すと
き、予めシート部材の現像剤が付着していた領域の表面
及び裏面を露出しないように開閉蓋の空洞部に入れてこ
れを包み込むようにしたため、現像剤補給中の現像剤の
漏れや飛散を防ぐことができ、現像剤受け入れ容器の蓋
への現像剤汚れも防ぐことができるという効果が得られ
る。
図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図(a),
(b),(c)は同現像剤補給装置の作用説明図、第4
図は本発明に係る現像剤補給装置の縦断面図である。 1……現像剤受け入れ容器、2,4……開閉蓋、3……現
像剤収容容器、3a……収容容器本体、5……シート(シ
ート部材)、42,43……孔。
Claims (2)
- 【請求項1】現像剤を現像剤受け入れ容器に移すための
開口部を備え、現像剤を収容する収容容器本体と、前記
開口部を覆うように前記収容容器本体に固着されたシー
ト部材と、前記開口部を覆う第1の位置と前記開口部を
開放する第2の位置とにスライド可能な、空洞部を備え
る開閉蓋と、を有し、前記シート部材の前記収容容器本
体に固着されていない部分を延長させて折り返して前記
開閉蓋の前記空洞部に通した現像剤収容容器において、 前記シート部材を引っ張ることにより、前記開口部を覆
う前記シート部材を開封するとともに前記開閉蓋を前記
第1の位置から前記第2の位置に移動させ、前記開閉蓋
が前記第1の位置から前記第2の位置に移動されると
き、前記開閉蓋が前記第1の位置にあるときに前記開口
部を覆っていた前記シート部材の領域の表面及び裏面は
露出せずに包み込まれるように前記開閉蓋の前記空洞部
に入れられ、前記開閉蓋が前記第2の位置から前記第1
の位置に移動されるとき、前記シート部材はその開封前
に前記開口部を覆っていた位置に戻されることを特徴と
する現像剤収容容器。 - 【請求項2】請求項1記載の前記現像剤収容容器と、 前記現像剤収容容器の前記開口部から現像剤を移し入れ
るための開口部と、この開口部を覆うスライド可能な開
閉蓋とを備える前記現像剤受け入れ容器と、 を有する現像剤補給装置において、 前記開閉蓋を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動
させるとき、これに連動して前記現像剤受け入れ容器の
前記開口部を覆う前記開閉蓋を開放位置に移動させるこ
とを特徴とする現像剤補給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2275184A JP3017525B2 (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | 現像剤収容容器及び現像剤補給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2275184A JP3017525B2 (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | 現像剤収容容器及び現像剤補給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04151682A JPH04151682A (ja) | 1992-05-25 |
JP3017525B2 true JP3017525B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=17551852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2275184A Expired - Lifetime JP3017525B2 (ja) | 1990-10-16 | 1990-10-16 | 現像剤収容容器及び現像剤補給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3017525B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10261199B4 (de) * | 2002-12-20 | 2005-06-02 | R. & A. Leibfarth Gmbh | Verschlusseinrichtung für eine Kartusche |
-
1990
- 1990-10-16 JP JP2275184A patent/JP3017525B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04151682A (ja) | 1992-05-25 |
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