JP3808989B2 - 保圧工程開始時のサーボ機構の制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、射出シリンダ内のスクリュまたはプランジャをサーボ機構により射出方向に駆動して溶融樹脂を金型へ射出し、そして保圧するとき、射出工程時には射出速度のフィードバック制御により制御し、保圧工程時には保圧圧力のフィードバック制御により制御する、保圧工程開始時のサーボ機構の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
射出成形機は、周知のように、概略的には先端部に射出ノズルが設けられているシリンダと、このシリンダ内で駆動されるように設けられているスクリュまたはプランジャとから概略構成されている。このような射出成形機のスクリュが油圧ピストン・シリンダユニットで駆動されるようになっている油圧式射出成形機においては、油圧ピストン・シリンダユニットのシリンダと油圧ポンプあるいはアキュムレータとの間にはサーボバルブが介装されている。
したがって、スクリュ先端部に樹脂材料を計量し、そして油圧ピストン・シリンダユニットのシリンダにサーボバルブにより制御された作動油を供給すると、計量された樹脂材料は所定の速度で金型へ射出され、そして所定の圧力で保圧される。そこで、冷却固化を待って金型を開いて、成形品を得ることができる。
【0003】
ところで、計量された溶融樹脂材料を金型へ射出するときの射出速度の大小は、成形品の成形不良、例えば充填不足、ヒケ等の原因にもなるので、設定器により射出速度を設定し、射出速度が設定速度になるように、速度のフィードバック制御により制御されている。また、射出の後半の保圧工程も重要で、保圧力の大小によりオーバーパックすなわち充填過剰、離型不良、成形品のヒケ等の原因にもなる。そこで、保圧工程時においても、保圧圧力が保圧設定圧力になるように、圧力のフィードバック制御により制御されている。このように、射出速度のフィードバック制御から保圧圧力のフィードバック制御に切り換えるときには、フィードフォワード量として、一定の操作量が加えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の制御方法においても、一定の操作量といえどもフィードフォワード操作量が加えられているので、制御動作の点、安定性の点では一応の効果は認められる。
しかしながら、保圧工程のスタート時のサーボバルブのフィードフォワード操作量が、予め設定された一定の操作量のため、射出工程終了時のサーボバルブの操作量によっては、保圧工程へ切り換えた直後の圧力が設定値通りにならないことがある。その理由をさらに詳しく説明すると、例えば射出速度が遅く、保圧圧力設定値が低い場合には、射出工程終了時のサーボバルブの操作量に比較して、保圧工程へ切り換えるときに出力する、予め設定しているサーボバルブのフィードフォワード操作量が高くなり、保圧工程へ切り換えた直後のサーボバルブの操作量が上がっているので、保圧圧力設定値に対して保圧圧力実測値がオーバーシュートする。このオーバーシュートしている状態は、図3において横軸に時間を、縦軸にサーボバルブの操作量と圧力をとり示されている。
【0005】
これに対し、射出速度が早く、保圧圧力設定値が高い場合には、射出工程終了時のサーボバルブ操作量に比較して、保圧工程へ切換える時に出力する、予め設定されているサーボバルブのフィードフォワード操作量が小さくなり、保圧圧力設定値に対して保圧圧力実測値がアンダーシュートする。このように、保圧工程へ切換える時にオーバーシュートあるいはアンダーシュートすると、成形品の品質を落とすことになる。
したがって、本発明は、保圧工程の開始直後においても保圧圧力が設定値通りになり、それによって高品質の成形品を得ることができる、保圧工程開始時のサーボ機構の制御方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、射出工程終了時の射出圧力実測値と保圧圧力設定値とを比較演算した演算値または射出工程終了時のサーボ機構の操作量を、保圧工程開始時のサーボ機構のフィードフォワード操作量とすることにより達成される。すなわち、本発明は上記目的を達成するために、射出シリンダ内のスクリュまたはプランジャをサーボ機構により射出方向に駆動して溶融樹脂を金型へ射出し、そして保圧するとき、射出工程時には射出速度のフィードバック制御により制御し、保圧工程時には保圧圧力のフィードバック制御により制御する方法において、前記保圧工程開始時の前記サーボ機構は、射出工程終了時の射出圧力実測値が保圧圧力設定値よりも低いときは、前記保圧圧力のフィードバック制御の操作量に、射出工程終了時のサーボ機構の操作量である第1のフィードフォワード操作量を加えた操作量で操作し、射出工程終了時の射出圧力実測値が保圧圧力設定値よりも高いときは、前記保圧圧力のフィードバックの操作量に、射出工程終了時の射出圧力実測値と保圧圧力設定値とから演算して得られる第2のフィードフォワード操作量を加えた操作量で操作するように構成される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図1により本発明の実施の形態を油圧式射出成形機Aに適用した例について説明する。本発明の実施の形態に係わる油圧式射出成形機Aは、射出シリンダ装置1、この射出シリンダ装置1により計量される溶融樹脂が射出される金型装置、射出シリンダ装置1を駆動する油圧回路10、射出工程および保圧工程を制御する制御装置20等から構成されている。なお、計量時にスクリュを回転駆動する油圧モータ6等の制御装置は、図1には示されていない。
【0008】
射出シリンダ装置1は、従来周知のように、その先端部に射出ノズルが設けらている射出シリンダ2を備えている。そして、この射出シリンダ2の後方寄りには、材料ホッパ3が取り付けられ、その後方端に駆動装置5が設けられている。駆動装置5は、周知のように、油圧モータ6と、油圧ピストン・シリンダユニットとから構成され、油圧モータ6の出力軸は、射出シリンダ2の内部に回転方向と軸方向とに駆動可能に設けられているスクリュ4の後端部に、従来周知の態様で機械的に接続されている。したがって、油圧モータ6によりスクリュ4を回転駆動して、樹脂材料を計量することができる。また、油圧ピストン・シリンダユニットの油圧シリンダ7には射出用のピストン8が設けられ、このピストン8もスクリュ4に機械的に接続されている。したがって、油圧シリンダ7のシリンダヘッド側に作動油を供給すると、スクリュ4は軸方向に駆動され、溶融樹脂が金型へ射出される。このように構成されている射出シリンダ装置1には、溶融樹脂の射出速度を検出するために、例えばスクリュ4の軸方向の速度を検出するために、射出速度検出器Sがスクリュ4に関連して設けられている。また、油圧シリンダ7のシリンダヘッド側に作動油の圧力すなわち射出圧力を検出するための圧力センサPが設けられている。この圧力センサPにより、射出圧力が間接的に計測されることになる。
【0009】
金型装置は、図1には示されていないが、従来周知のように固定盤に取り付けられている固定金型、可動盤に取り付けられている可動金型等から構成されている。そして、これらの金型には、成形品を成形するためのキャビテイが設けられている。
【0010】
油圧回路10は、油圧ポンプ11を備えている。そして、この油圧ポンプ11の吐出管12には、逆止弁13、アキュムレータ14、サーボバルブ15等が介装されて、油圧シリンダ7のシリンダヘッド側に接続されている。このサーボバルブ15が、保圧工程開始時には、後述するように、保圧圧力のフィードバック制御により得られる操作量に、演算された操作量あるいは射出工程終了時の操作量がフィードフォワード操作量として加算された操作量で操作されることになる。
【0011】
射出工程あるいは保圧工程を制御する制御装置20は、図1に示されているように、速度制御器21、第1の加合点22、調整操作器28、比較器24、演算器25、第2の加合点30、記憶装置31、第1の開閉器32、動作信号切換器33等から構成されている。また、この制御装置20には、圧力設定器34、操作量切換器35、保圧切換設定器36等も設けられている。なお、速度制御器21は、射出速度検出器Sで計測される射出速度を主フィードバック量とするフィードバック制御装置からなっているが、射出速度のフィードバックの制御をするための、速度設定器、加合点、調整操作器等は、従来周知であるので、図1では単に速度制御器21が射出速度検出器Sと信号ラインaで結ばれた状態で示されている。
【0012】
圧力センサPは、第1の加合点22の一方の入力端子と信号ラインbで接続されている。この信号ラインbは、分岐してさらに比較器24と、演算器25とに接続されている。したがって、圧力センサPで計測される射出圧力は、第1の加合点22の他に比較器24と演算器25とに入力されることになる。また、圧力設定器34は、信号ラインcにより第1の加合点22の他方の入力端子と比較器24とに接続され、演算器25とは信号ラインdによりそれぞれ接続されている。演算器25と乗算器26は、信号ラインeにより、乗算器26と動作信号切換器33の一方の入力端子「0」は、信号ラインfにより、また係数設定器27と乗算器26は、信号ラインgによりそれぞれ接続されている。
【0013】
第1の加合点22の出力端子は、第2の開閉器23を介して調整操作器28に信号ラインhにより、調整操作器28と第2の加合点30の一方の入力端子は、信号ラインiによりそれぞれ接続されている。そして、第2の加合点30の出力端子は、信号ラインjにより操作量切換器35の他方の入力端子「0」に接続されている。動作信号切換器33は、第1の開閉器32とは信号ラインkにより、第1の開閉器32と記憶装置31とは信号ラインk’により接続され、そして記憶装置31と第2の加合点30の他方の入力端子は信号ラインmによりそれぞれ接続されている。
【0014】
速度制御器21は、操作量切換器35の他方の入力端子「1」に、信号ラインnで接続されている。この信号ラインnは、動作信号切換器33の他方の入力端子「1」と演算器25にも接続されている。そして、保圧切換設定器36は、操作量切換器35と第1、2の開閉器32、23とに、切換信号ラインpで接続されている。この保圧切換設定器36から保圧工程開始信号が出力されると、操作量切換器35は、図1に示されている「0」側すなわち保圧側へ切り替わり、第1の開閉器32はオフされ、第2の開閉器23はオンされるようになっている。また、比較器24と動作信号切換器33は、切換信号ラインrで接続されている。そして、比較器24から出力されると、すなわち圧力センサPで計測される射出圧力が圧力設定器34で設定された保圧設定圧力よりも高いときは、動作信号切換器33は、図1に示されている一方の入力端子「0」側へ切り替わるようになっている。
【0015】
次に、上記油圧式射出成形機Aにより成形品を成形する例について説明する。油圧モータ6によりスクリュ4を回転駆動し、材料ホッパ3から樹脂材料を供給する。これにより、従来周知のようにして樹脂材料が計量される。圧力設定器34により保圧圧力を設定し、保圧切換設定器36により保圧開始時期例えばスクリュ4の位置を設定する。そうして、射出を開始する。
【0016】
射出工程時には、保圧切換設定器36からの信号が操作量切換器35に印加されていないので、操作量切換器35は「1」側に切り替わっている。したがって、サーボバルブ15は、速度制御器21から出力されるサーボバルブ操作量(e1)により操作され、アキュムレータ14から作動油が油圧シリンダ7のピストンヘッド側に供給され、スクリュ4が射出方向に駆動される。これにより、計量された溶融樹脂材料が金型のキャビテイに設定速度で射出される。この射出工程時のサーボバルブ操作量(e1)は、信号ラインnにより動作信号切換器33には保圧工程開始時の第1のフィードフォワード操作量(e1)として、また演算器25には演算数として出力されている。
【0017】
演算器25には、圧力センサPで計測される射出圧力と、圧力設定器34で設定された保圧設定圧力と、速度制御器21から出力されるサーボバルブ操作量とが入力され、演算器25において、次式により操作量が演算される。
{(保圧圧力設定値)/(射出圧力実測値)}×サーボバルブ操作量
なお、詳しくは後述するように、射出圧力実測値とサーボバルブ操作量は、射出工程終了時の値である。
上記式により演算された操作量に、乗算器26において係数設定器27で設定された係数が乗算され、保圧工程時の第2のフィードフォワード操作量(e2)として動作信号切換器33に出力されている。
【0018】
一方、比較器24では、圧力センサPで計測される射出圧力と、圧力設定器34で設定された保圧設定圧力とが比較されている。今、圧力センサPで計測される射出圧力が圧力設定器34で設定された保圧設定圧力よりも高いときは、比較器24から切換信号ラインrにより動作信号切換器33に切換信号が印加され、動作信号切換器33は「0」側に切り替わる。したがって、このときは記憶装置31には、第1の開閉器32を介して演算器25および乗算器26により前述したようにして演算されている演算値が第2のフィードフォワード操作量(e2)として記憶されることになる。この第2のフィードフォワード操作量(e2)は、圧力センサPで計測される射出圧力と、速度制御器21から出力されるサーボバルブ操作量とが、射出工程の進行と共に変わるので、刻々変わることになる。したがって、記憶装置31には、常に最新の第2のフィードフォワード操作量(e2)が演算され、そして更新されることになる。
【0019】
これに対し、圧力センサPで計測される射出圧力が圧力設定器34で設定された保圧設定圧力よりも低いときは、動作信号切換器33は「1」側に切り替わる。したがって、このときは記憶装置31には、第1の開閉器32を介して速度制御器21から出力されるサーボバルブ操作量(e1)が第1のフィードフォワード操作量(e1)として記憶される。このときも、同様に常に最新の第1のフィードフォワード操作量(e1)が記憶更新されることになる。このようにして、記憶装置31には第1または第2のフィードフォワード操作量(e1、e2)のいずれかが記憶されるが、これらのフィードフォワード操作量(e1、e2)は、保圧切換設定器36から保圧工程開始信号が第1の開閉器32に出力され第1の開閉器32がオフするときの操作量であるので、射出工程終了時あるいは保圧工程開始時の操作量ということになる。
【0020】
保圧切換設定器36で設定された保圧工程開始時期になると、保圧切換設定器36からの信号により、操作量切換器35は「0」側に切り替わる。また、第1の開閉器32はオフする。さらには第2の開閉器23はオンする。これにより、保圧工程が開始される。すなわち、第1の加合点22において、圧力センサPで計測される主フィードバック量と圧力設定器34で設定された保圧設定圧力とから得られる偏差信号は、調整操作器28で操作量(e)として調整される。そして、第2の加合点30で第1または第2のフィードフォワード操作量(e 1 、e 2 )すなわち図1において(e 0 )で示されている操作量が加算され、サーボバルブ15が操作される。これにより、アキュムレータ14から所定圧力の作動油が油圧シリンダ7のピストンヘッド側に供給され、所定の圧力で保圧される。
【0021】
さらに説明すると、射出工程終了時の圧力センサPで計測される射出圧力が圧力設定器34で設定された保圧設定圧力よりも低いときは、記憶装置31には第1のフィードフォワード操作量(e1)が記憶されているので、調整操作器28から出力される操作量(e)に第1のフィードフォワード操作量(e1)が加算された操作量によりサーボバルブ15が操作される。これに対し、射出工程終了時の圧力センサPで計測される射出圧力が圧力設定器34で設定された保圧設定圧力よりも高いときは、記憶装置31には第2のフィードフォワード操作量(e2)が記憶されているので、サーボバルブ15は、第2のフィードフォワード操作量(e2)が加算された操作量により操作される。これにより、保圧切換時のオーバシュートが防止される。この状態は、従来の図3と対比して図2に示されている。
【0022】
なお、本発明は、油圧式射出成形機Aのインラインスクリュ式射出成形機に限定されることなく、油圧プリプラ式射出成形機にも同様に実施できることは明らかである。さらには、例えばスクリュ4を射出方向に駆動する電動モータのトルクを上記のようにして制御することにより電動式射出成形機においても同様に実施できることも明らかである。
【0023】
【発明の効果】
以上のように、本発明によると、射出工程時には射出速度のフィードバック制御により制御し、保圧工程時には保圧圧力のフィードバック制御により制御する方法において、保圧工程開始時のサーボ機構を、射出工程終了時の射出圧力実測値が保圧圧力設定値よりも低いときは、前記保圧圧力のフィードバック制御の操作量に、射出工程終了時のサーボ機構の操作量である第1のフィードフォワード操作量を加えた操作量で操作し、射出工程終了時の射出圧力実測値が保圧圧力設定値よりも高いときは、前記保圧圧力のフィードバックの操作量に、射出工程終了時の射出圧力実測値と保圧圧力設定値とから演算して得られる第2のフィードフォワード操作量を加えた操作量で操作するので、保圧工程の開始直後においてオーバシュートおよびアンダーシュートが防止され、保圧圧力が設定値通りになる。したがって、高品質の成形品を得ることができるという、本発明に特有の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を模式的に示すブロック線図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係わる制御方法により制御したときの保圧圧力と時間との関係を示す図である。
【図3】 従来の制御方法により制御したときの保圧圧力と時間との関係を示す図である。
【符号の説明】
2 射出シリンダ
4 スクリュ
15 サーボ機構(サーボバルブ)
20 制御装置
21 速度制御器
22 第1の加合点
28 調整操作器
Claims (1)
- 射出シリンダ(2)内のスクリュ(4)またはプランジャをサーボ機構(15)により射出方向に駆動して溶融樹脂を金型へ射出し、そして保圧するとき、射出工程時には射出速度のフィードバック制御により制御し、保圧工程時には保圧圧力のフィードバック制御により制御する方法において、
前記保圧工程開始時の前記サーボ機構(15)は、射出工程終了時の射出圧力実測値が保圧圧力設定値よりも低いときは、前記保圧圧力のフィードバック制御の操作量(e)に、射出工程終了時のサーボ機構の操作量(e 1 )である第1のフィードフォワード操作量(e1)を加えた操作量で操作し、
射出工程終了時の射出圧力実測値が保圧圧力設定値よりも高いときは、前記保圧圧力のフィードバックの操作量(e)に、射出工程終了時の射出圧力実測値と保圧圧力設定値とから演算して得られる第2のフィードフォワード操作量(e2)を加えた操作量で操作することを特徴とする保圧工程開始時のサーボ機構の制御方法。
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