JP3801644B2 - 耐久性香料を含有する洗剤組成物 - Google Patents

耐久性香料を含有する洗剤組成物 Download PDF

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Description

技術分野
本発明は、一般に、効率的な耐久性香料を含有する洗剤組成物に関する。これらの組成物は、布帛(布地)に直接性である天然および/または合成誘導香料を含有する。これらの組成物は、処理された布帛上により良い香料付着を与え、このように洗濯プロセス時に失われる香料を最小限にする。本発明の洗剤組成物は、液体、粒状物、または洗濯固形組成物として処方できる。
背景技術
クリーニング製品中の香料は、嗅覚美観上の利益を与え且つ清潔さを示す信号として役立つ。これらは、これらの製品の特に重要な機能である。布帛上で送達有効性と寿命との両方の改善を見出そうとする継続的な努力がなされている。クリーニングプロセス時に、実質量の香料は、洗浄水と共におよび/またはすすぎ水と共におよび/または以後の乾燥で失われる。香料が最小量の物質で最大限の効果を与えること、および物質ができるだけ安全であり且つ刺激しないことが極めて重要である。
香料の当業者は、通常経験によって、「直接性」でありおよび/または刺激しないいくつかの特定の香料成分の多少の知識を有する。直接香料成分は、クリーニングプロセス時に布帛上に有効に付着しそして通常の嗅覚を有する人々によって以後に乾燥された布帛上で検知可能である芳香化合物である。香料成分の何が直接であるかという知識は、まばらであり且つ不完全である。
本発明の目的は、最小量の物質で持続性美観上の利益のために洗濯物上に有効に保持され且つ残り、且つクリーニング工程、すすぎ工程および/または乾燥工程で失われずおよび/または浪費されない耐久性香料を含有する、クリーニング組成物を提供することにある。また、目的は、可能である限りにおいて刺激しない香料を提供することにある。
発明の開示
本発明は、最小量の物質(「耐久性香料」)で持続性美観上の利益を与える香料を含む洗濯洗剤組成物に関する。最も広いアスペクトにおいて、本発明は、洗浄上の利益を与える界面活性剤系と一緒に、ここに定義のような有効量の耐久性香料組成物を含有する洗剤組成物に係わる。本発明の洗剤で使用するのに好適な多数の香料処方物は、既知の香料または後述のようなフレグランス成分から調製できる。
ここで使用するすべての%、比率および割合は、特に断らない限り、重量基準であり且つすべての数値は近似値である。ここに引用の特許および刊行物を含めてすべての文書は、ここに参考文献として編入する。
本発明は、耐久性香料を含有する洗剤組成物および汚れた布帛の洗濯法からなる。この方法は、汚れた布帛を、ここに記載のような有効量の洗剤組成物を含有する水性媒体と接触する工程を含む。本発明の各種の態様においては、汚れた布帛を手洗いするのに好適な粒状物、液体、および洗濯固形組成物が提供される。
発明を実施するための最良の形態
本発明は、好ましくは組成物の重量で
(A)沸点少なくとも約250℃およびClogP少なくとも約3を有する成分、cis−ジャスモン、酢酸ジメチルベンジルカルビニル、エチルバニリン、酢酸ゲラニル、α−ヨノン、β−ヨノン、γ−ヨノン、コアボン、ラウリンアルデヒド、ジヒドロジャスモン酸メチル、メチルノニルアセトアルデヒド、γ−ノナラクトン、イソ酪酸フェノキシエチル、フェニルエチルジメチルカルビノール、酢酸フェニルエチルジメチルカルビニル、α−メチル−4−(2−メチルプロピル)−ベンゼンプロパナール、6−アセチル−1,1,3,4,4,6−ヘキサメチルテトラヒドロナフタレン、ウンデシレンアルデヒド、バニリン、2,5,5−トリメチル−2−ペンチル−シクロペンタノン、2−t−ブチルシクロヘキサノール、ベルドックス、酢酸p−t−ブチルシクロヘキシル、およびそれらの混合物からなる群から選ばれる香料成分少なくとも約70%を含む耐久性香料組成物約0.001〜約10重量%、好ましくは約0.005〜約5重量%、より好ましくは約0.01〜約3重量%(沸点少なくとも約250℃およびClogP少なくとも約3を有する成分の量はそれらの成分のみを有する組成物が耐久性香料ではないように約70%以下、好ましくは約65%以下、より好ましくは約60%以下である)、および
(B)界面活性剤系約0.01〜約95重量%、好ましくは約5〜約85重量%、より好ましくは約3〜約30重量%、一層好ましくは約5〜約22重量%を含むことを特徴とする洗剤組成物に特に関する。
A.耐久性香料組成物
当該技術における洗濯洗剤組成物は、通常、良好なにおいを洗濯プロセス時に雰囲気に、特にクリーンな洗濯物に与えるために香料を含有する。これらの通常の香料組成物は、通常、主としてにおい品質のために選ばれる(直接性を若干考慮)。
本発明者等は、洗剤組成物に処方でき且つすすぎ工程および乾燥工程全体にわたって布帛上に実質上付着し且つ残る種類の耐久性香料成分を見出した。これらの耐久性香料成分は、cis−ジャスモン、酢酸ジメチルベンジルカルビニル、エチルバニリン、酢酸ゲラニル、α−ヨノン、β−ヨノン、γ−ヨノン、コアボン、ラウリンアルデヒド、ジヒドロジャスモン酸メチル、メチルノニルアセトアルデヒド、γ−ノナラクトン、イソ酪酸フェノキシエチル、フェニルエチルジメチルカルビノール、酢酸フェニルエチルジメチルカルビニル、α−メチル−4−(2−メチルプロピル)−ベンゼンプロパナール〔スザラール(Suzaral)T〕、6−アセチル−1,1,3,4,4,6−ヘキサメチルテトラヒドロナフタレン〔トナリド(Tonalid)〕、ウンデシレンアルデヒド、バニリン、2,5,5−トリメチル−2−ペンチル−シクロペンタノン(ベロウトン)、2−t−ブチルシクロヘキサノール(ベルドール)、ベルドックス、酢酸p−t−ブチルシクロヘキシル(ベルテネックス)、およびそれらの混合物からなる群から選ばれ、例えば洗濯洗剤組成物に添加できる耐久性香料組成物に処方でき且つすすぎ工程および/または乾燥工程全体にわたって洗濯物上に実質上付着し且つ残る。耐久性香料組成物は、これらの耐久性香料成分(好ましくは耐久性香料組成物の少なくとも約5重量%、より好ましくは少なくとも約10重量%、一層好ましくは少なくとも約20重量%で)を使用して処方できる(ここに開示のような耐久性香料成分の合計量は前記耐久性香料組成物の少なくとも約70重量%である)。これらの耐久性香料成分は、消費者が評価する良好な美観を依然として与えながら、浪費される物質を最小限にする。
前記耐久性香料成分と併用できる他の耐久性香料成分は、沸点(bp)およびオクタノール/水分配係数(P)によって特徴づけることができる。香料成分のオクタノール/水分配係数は、オクタノール中の平衡濃度と水中の平衡濃度との間の比率である。本発明のこれらの他の好適な香料成分は、標準圧力で測定したbp約250℃以上、好ましくは約260℃以上およびオクタノール/水分配係数P約1,000以上を有する。本発明のこれらの他の香料成分の分配係数は、高い値を有するので、10を底とする対数、logPの形でより好都合に与えられる。このように、本発明の香料成分の若干は、logP約3以上、好ましくは約3.1以上、一層好ましくは約3.2以上を有する。
多くの香料成分の沸点は、例えば、「香料およびフレーバー化学薬品(アロマ・ケミカルズ)」、ステフェン・アークタンダー、著者により発行、1969年(ここに参考文献として編入)に与えられている。
多くの香料成分のlogPは、報告されている。例えば、カリフォルニア州イルビンのデイライト・ケミカル・インフォメーション・システムズ・インコーポレーテッド(デイライトCIS)から入手できるポモナ(Pomona)92データベースは、元の文献に対する引用と一緒に多くのものを含む。しかしながら、logP値は、最も好都合には、デイライトCISから入手できる「CLOGP」プログラムによって計算する。このプログラムは、ポロナ92データベースで入手できる時には実験的logP値も記載している。「計算されたlogP」(CLogP)は、ハンシュおよびレオのフラグメントアプローチによって求める(A.レオ、Comprehensive Medicinal Chemistry、第4巻、C.ハンシュ、P.G.サメンズ、J.B.テイラーおよびC.A.ラムズデン編、第295頁、パーガモント・プレス、1990参照)(ここに参考文献として編入)。フラグメントアプローチは、各香料成分の化学構造に基づき、且つ原子の数および種類、原子結合性、および化学結合を考慮する。物理化学的性質の最も信頼でき且つ広く使用されている推定値であるCLogP値は、好ましくは、本発明で有用である香料成分の選択において実験的logP値の代わりに使用される。
このように、前に名称を挙げられた成分および場合によってbp約250℃以上およびClogPまたは実験的logP約3以上を有する所定量の成分(約70%以下)からなる香料組成物を洗濯洗剤組成物で使用する時には、香料は、すすぎ工程および乾燥工程後に布帛上に極めて有効に付着し且つ直接性のままである。また、驚異的なことに、これらの同じ香料組成物は、皮膚に極めてマイルドであり且つ比較的刺激しない。
表1は、本発明の洗濯洗剤組成物で有用な耐久性香料組成物を調製するために前に名称を挙げられた香料成分と併用できる他の耐久性香料成分の多少の非限定例を与えるものである。本発明の耐久性香料組成物は、少なくとも約3種の異なる耐久性香料成分、より好ましくは少なくとも約4種の異なる耐久性香料成分、一層好ましくは少なくとも約5種の異なる耐久性香料成分を含有する。更に、本発明の耐久性香料組成物は、耐久性香料成分少なくとも約70重量%、好ましくは耐久性香料成分少なくとも約75重量%、より好ましくは耐久性香料成分少なくとも約80重量%、一層好ましくは耐久性香料成分少なくとも約85重量%を含有し、bp少なくとも約250℃およびClogP約3以上を有する成分の量はこれらの成分だけを有する組成物が耐久性香料ではないように約70%以下、好ましくは約65%以下、より好ましくは約60%以下の量である。本発明の洗濯洗剤組成物は、耐久性香料組成物約0.001%〜約10%、好ましくは約0.005%〜約5%、より好ましくは約0.01%〜約3%、一層好ましくは約0.02%〜約2%を含有する。
香料技術上、においを有していないか非常にかすかなにおいを有する若干の物質は、希釈剤または増量剤として使用される。これらの物質の非限定例は、ジプロピレングリコール、フタル酸ジエチル、クエン酸トリエチル、ミリスチン酸イソプロピル、および安息香酸ベンジルである。これらの物質は、例えば、取扱いおよび/または処方を改善するために若干の固体または粘稠香料成分を可溶化または希釈するために、または例えば蒸気圧を減少することによって揮発性成分を安定化するために使用される。これらの物質は、本発明の耐久性香料組成物の定義/処方で算入しない。
本発明の洗濯処理組成物で最小限にすべきである非耐久性香料成分は、名を挙げられたものおよびそれ以外のbp約250℃未満を有するかlogP(またはClogP)約3.0未満を有するかbp約250℃未満とlogP(またはClogP)約3.0未満との両方を有するものである。表2は、非耐久性香料成分の若干の非限定例を与える。若干の特定の洗濯組成物においては、若干の非耐久性香料成分は、例えば、製品臭を改善するために少量で使用できる。しかしながら、浪費を最小限にするために、本発明の耐久性香料組成物は、非耐久性香料成分約30重量%未満、好ましくは非耐久性香料成分約25重量%未満、より好ましくは非耐久性香料成分約20重量%未満、一層好ましくは非耐久性香料成分約15重量%未満を含有する。
Figure 0003801644
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洗剤組成物で使用するのに好適な香料は、公知のフレグランス成分から処方でき且つ環境適合性を高める目的で、香料は好ましくはハロゲン化フレグランス物質およびニトロムスクを実質上含まない。
B.洗剤界面活性剤
洗剤組成物は、界面活性剤系約0.01%〜約95%、好ましくは約5%〜約85%、より好ましくは約3%〜約30%、一層好ましくは約5%〜約22%を含む。利用する洗剤界面活性剤は、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、双性界面活性剤、両性界面活性剤または陽イオン界面活性剤型を有することができ、またはこれらの界面活性剤型の相容性混合物からなることができる。ここで有用な洗剤界面活性剤は、1972年5月23日発行のノリスの米国特許第3,664,961号明細書、1975年12月30日発行のローリン等の米国特許第3,919,678号明細書、1980年9月16日発行のコックレルの米国特許第4,222,905号明細書、および1980年12月16日発行のマーフィーの米国特許第4,239,659号明細書に記載されている。これらの特許明細書のすべては、ここに参考文献として編入する。
界面活性剤のうち、陰イオン界面活性剤および非イオン界面活性剤が好ましく、陰イオン界面活性剤が最も好ましい。このような好ましい陰イオン界面活性剤は、単独で数種の異なる型を有することができる。例えば、高級脂肪酸の水溶性塩、即ち、「石鹸」は、本組成物で有用な陰イオン界面活性剤である。これとしては、アルカリ金属石鹸、例えば、炭素数約8〜約24、好ましくは炭素数約12〜約18の高級脂肪酸のナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、アルキロールアンモニウム塩が挙げられる。石鹸は、油脂の直接ケン化により、または遊離脂肪酸の中和により生成できる。ヤシ油およびタローに由来する脂肪酸の混合物のナトリウム塩および/またはカリウム塩、即ち、ナトリウムおよび/またはカリウムのタロー石鹸および/またはココナツ石鹸が、特に有用である。高起泡が望まれるならば、分枝鎖C10〜C16石鹸は使用できる。
ここで使用するのに好適である追加の陰イオン界面活性剤としては、分子構造中に炭素数約10〜約20のアルキル基を有する有機硫酸反応生成物の水溶性塩、およびスルホン酸または硫酸エステル基好ましくはアルカリ金属塩、アンモニウム塩および/またはアルキロールアンモニウム塩が挙げられる(「アルキル」なる用語にはアシル基のアルキル部分が包含される)。この群の合成界面活性剤の例は、(a)アルキル硫酸ナトリウム,アルキル硫酸カリウムおよび/またはアルキル硫酸エタノールアミン、特にタローまたはヤシ油のグリセリドを還元することにより生成されたものなどの高級アルコール(C8〜C18炭素原子)を硫酸化することによって得られるもの、例えば、第一級、分枝鎖および/またはランダムC10〜C20アルキルサルフェート(「AS」)〔このようなアルキルサルフェートとしては、式
CH3(CH2x(CHOSO3 -+)CH3および
CH3(CH2y(CHOSO3 -+)CH2CH3(式中、xおよび(y+1)は少なくとも約7、好ましくは少なくとも約9の整数であり、Mは水溶化陽イオンおよび/または、特にナトリウムである)のC10〜C18第二級(2,3)アルキルサルフェート、不飽和サルフェート、例えば、オレイルサルフェートが挙げられる〕、(b)アルキルポリエトキシレート硫酸ナトリウム、アルキルポリエトキシレート硫酸カリウムおよびアルキルポリエトキシレート硫酸エタノールアミン、例えば、C10〜C22アルキルアルコキシサルフェート(「AExS」)、特にアルキル基が10〜18個、好ましくは12〜18個の炭素原子を有し且つポリエトキシレート鎖が1〜15個、好ましくは1〜7個のエトキシレート部分を含有するもの;(c)アルキル基が直鎖または分枝鎖配置に約9〜約18個の炭素原子を有するアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムおよびアルキルベンゼンスルホン酸カリウム、例えば、米国特許第2,220,099号明細書および第2,477,383号明細書に記載の種類のものである。ここで有用な界面活性剤の他の非限定例としては、C10〜C18アルキルアルコキシカルボキシレート(特にEO1〜5エトキシカルボキシレート)、C10〜18グリセロールエーテル、C10〜C18アルキルポリグリコシドおよびそれらの対応硫酸化ポリグリコシド、およびC12〜C18α−スルホン化脂肪酸エステルが挙げられる。アルキル基中の炭素原子の平均数が約11〜13である線状直鎖アルキルベンゼンスルホネート(略称C11〜13LAS)が、特に価値がある。
通常の非イオン界面活性剤、例えば、C12〜C18アルキルエトキシレート(「AE」)、例えば、いわゆる狭いピーク化アルキルエトキシレートおよびC6〜C12アルキルフェノールアルコキシレート(特にエトキシレートおよび混合エトキシレート/プロポキシレート)は、使用できる。好ましい非イオン界面活性剤は、式R1(OC24nOH(式中、R1はC10〜C16アルキル基またはC8〜C12アルキルフェニル基であり、nは3〜約80である)のものである。C12〜C15アルコールとアルコール1モル当たり約5〜約20モルのエチレンオキシドとの縮合物、例えば、アルコール1モル当たり約6.5モルのエチレンオキシドと縮合されたC12〜C13アルコールが、特に好ましい。追加の好適な非イオン界面活性剤としては、式
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(式中、RはC9〜17アルキルまたはアルケニルであり、R1はメチル基であり、Zは還元糖から誘導されるグリシチルまたはそのアルコキシ化誘導体である)
のポリヒドロキシ脂肪酸アミドが挙げられる。例は、N−メチルN−1−デオキシグルシチルココアミド、N−メチルN−1−デオキシグルシチルオレオアミド、C10〜C18N−(3−メトキシプロピル)グルカミドおよびC12〜C18N−メチルグルカミドである。WO第9,206,154号明細書参照。N−プロピルC12〜C18グルカミドからN−ヘキシルC12〜C18グルカミドは、低起泡のために使用できる。ポリヒドロキシ脂肪酸アミドの製法は、既知であり、ウィルソンの米国特許第2,965,576号明細書およびシュワルツの米国特許第2,703,798号明細書(それらの開示をここに参考文献として編入)で見出すことができる。陰イオン界面活性剤と非イオン界面活性剤との混合物が、特に有用である。
所望ならば、C12〜C18ベタイン、スルホベタイン(「スルタイン」)、C10〜C18アミンオキシドなどの通常の両性界面活性剤も、全組成物に配合できる。他の通常の有用な界面活性剤は、標準のテキストに記載されている。
10〜C18アルキルアルコキシサルフェート(「AExS」;特にEO1〜7エトキシサルフェート)およびC12〜C18アルキルエトキシレート(「AE」)が、ここに記載の洗剤に最も好ましい。
C.洗浄性ビルダー
洗浄性ビルダーは、場合によって、鉱物硬度を制御するのを助長するために本組成物に配合できる。無機並びに有機ビルダーが使用できる。ビルダーは、典型的には、粒子汚れの除去を助長するために布帛洗濯組成物で使用される。
ビルダーの量は、組成物の最終用途および所望の物理的形に応じて広く変化できる。存在する時には、組成物は、典型的にはビルダー少なくとも1%を含むであろう。液体処方物は、典型的には洗浄性ビルダー約5〜約50重量%、より典型的には約5〜約30重量%を含む。粒状処方物は、典型的には洗浄性ビルダー約10〜約80重量%、より典型的には約15〜約50重量%を含む。しかしながら、より少ないか多い量のビルダーを排除することを意味しない。
無機P含有洗浄性ビルダーとしては、限定せずに、ポリリン酸(トリポリホスフェート、ピロホスフェート、およびガラス状高分子メタホスフェートによって例証)および/またはホスホン酸のアルカリ金属塩、アンモニウム塩およびアルカノールアンモニウム塩が挙げられる。リンをベースとするビルダーが使用できる状況下および特に手洗濯操作に使用する固形物の処方においては、各種のアルカリ金属リン酸塩、例えば、周知のトリポリリン酸ナトリウムおよび/またはトリポリリン酸カリウム、ピロリン酸ナトリウムおよび/またはピロリン酸カリウム、および/またはオルトリン酸ナトリウムおよび/またはオルトリン酸カリウムは、使用できる。ホスホネートビルダー、例えば、エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホネートおよび他の既知のホスホネート(例えば、米国特許第3,159,581号明細書、第3,213,030号明細書、第3,422,021号明細書、第3,400,148号明細書および第3,422,137号明細書参照)も、使用できる。しかしながら、非ホスフェートビルダーは、若干の場所で必要とされる。
好適な無リン無機ビルダーの例としては、シリケート、ボレート、フィチン酸、カーボネート(ビカーボネートおよびセスキカーボネートを含めて)、サルフェート、およびアルミノシリケートが挙げられる。ナトリウムおよびカリウムの炭酸塩、重炭酸塩、セスキ炭酸塩、四ホウ酸塩10水和物、およびSiO2対アルカリ金属酸化物の重量比約0.5〜約4.0、好ましくは約1.0〜約2.4を有するシリケートが、特に好ましい。シリケートビルダーの例は、アルカリ金属ケイ酸塩、特にSiO2:Na2O比1.6:1から3.2:1を有するものである。また、結晶性層状シリケート、コルキル等の米国特許第4,605,509号明細書(ここに参考文献として編入)に論ずるものは、本発明の洗剤組成物で使用するのに好適である。他の層状ケイ酸ナトリウムは、H.P.リックに1987年5月12日発行の米国特許第4,664,839号明細書に記載されている。NaSKS−6は、ヘキストによって市販されている結晶性層状シリケートの商標である(通常ここで「SKS−6」と略称)。ゼオライトビルダーと異なり、NaSKS−6シリケートビルダーは、アルミニウムを含有しない。NaSKS−6は、層状シリケートのδ−Na2SiO5形態形を有する。それは、独国特許DE−A第3,417,649号明細書およびDE−A第3,742,043号明細書に記載の方法などの方法によって製造できる。SKS−6は、ここで使用するのに高度に好ましい層状シリケートであるが、他のこのような層状シリケート、例えば、一般式NaMSix2x+1・yH2O(式中、Mはナトリウムまたは水素であり、xは1.9〜4、好ましくは2の数であり、yは0〜20、好ましくは0の数である)を有するものは、ここで使用できる。ヘキストからの各種の他の層状シリケートとしては、α、βおよびγ形としてのNaSKS−5、NaSKS−7およびNaSKS−11が挙げられる。前記のように、δ−Na2SiO5(NaSKS−6形)が、ここで使用するのに最も好ましい。他のシリケート、例えば、ケイ酸マグネシウムも有用であることもあり、それらは粒状処方物でさらさらさ付与剤として、酵素漂白剤用安定剤として、そして制泡系の成分として役立つことができる。
カーボネートビルダーの例は、1973年11月15日公開の独国特許出願第2,321,001号明細書に開示のようなアルカリ土類金属およびアルカリ金属の炭酸塩である。
アルミノシリケートビルダーは、本発明で有用である。アルミノシリケートビルダーは、大抵の現在市販されているヘビーデューティー粒状洗剤組成物で重要性が高く且つ液体洗剤処方物でも有意なビルダー成分であることもできる。アルミノシリケートビルダーとしては、実験式
〔Mz(zAlO2y〕・xH2
(式中、zおよびyは少なくとも6の整数であり、z対yのモル比は1.0〜約0.5の範囲内であり、xは約15〜約264の整数である)
を有するものが挙げられる。
有用なアルミノシリケートイオン交換物質は、市販されている。これらのアルミノシリケートは、構造が結晶性または無定形であることができ且つ天然産アルミノシケートであることができ、または合成的に誘導できる。アルミノシリケートイオン交換物質の製法は、1976年10月12日発行のクルメル等の米国特許第3,985,669号明細書に開示されている。ここで有用な好ましい合成結晶性アルミノシリケートイオン交換物質は、呼称ゼオライトA、ゼオライトP(B)、ゼオライトMAPおよびゼオライトXで入手できる。特に好ましい態様においては、結晶性アルミノシリケートイオン交換物質は、式
Na12〔(AlO212(SiO212〕・xH2
(式中、xは約20〜約30、特に約27である)
を有する。この物質は、ゼオライトAとして既知である。脱水ゼオライト(x=0〜10)も、ここで使用できる。好ましくは、アルミノシリケートは、直径が約0.1〜10μmの粒径を有する。
ここで有用な水溶性無リン有機ビルダーとしては、各種のアルカリ金属、アンモニウムおよび/または置換アンモニウムのポリ酢酸塩、カルボン酸塩、ポリカルボン酸塩およびポリヒドロキシスルホン酸塩が挙げられる。各種のポリカルボキシレート化合物が好適である。ここで使用する「ポリカルボキシレート」は、複数のカルボキシレート基、好ましくは少なくとも3個のカルボキシレートを有する化合物を意味する。ポリカルボキシレートビルダーは、一般に、組成物に酸形で添加できるが、中和塩の形でも添加できる。塩形で利用する時には、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩などのアルカリ金属塩、またはアルカノールアンモニウム塩が、好ましい。
特に好ましいポリカルボキシレートビルダーは、エーテルカルボキシレートビルダーである。オキシジスクシネートを含めてエーテルポリカルボキシレートは、例えば、1964年4月7日発行のベルグの米国特許第3,128,287号明細書および1972年1月18日発行のランベルチ等の米国特許第3,635,830号明細書に開示されている。ブッシュ等に1987年5月5日発行の米国特許第4,663,071号明細書の「TMS/TDS」ビルダーも参照。また、好適なエーテルポリカルボキシレートとしては、環式化合物、特に脂環式化合物、例えば、米国特許第3,923,679号明細書、第3,835,163号明細書、第4,158,635号明細書、第4,120,874号明細書および第4,102,903号明細書に記載のものが挙げられる。
他の有用な洗浄性ビルダーとしては、エーテルヒドロキシポリカルボキシレート、無水マレイン酸とエチレンまたはビニルメチルエーテルとの共重合体、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン−2,4,6−トリスルホン酸、およびカルボキシメチルオキシコハク酸、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸などのポリ酢酸の各種のアルカリ金属塩、アンモニウム塩および置換アンモニウム塩、並びにメリト酸、コハク酸、オキシジコハク酸、ポリマレイン酸、ベンゼン−1,3,5−トリカルボン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸などのポリカルボキシレート、およびそれらの可溶性塩も挙げられる。
クエン酸系ビルダー、例えば、クエン酸およびその可溶性塩(特にナトリウム塩)は、更新可能な資源からの入手性および生分解性のためヘビーデューティー液体洗剤処方物に特定の重要性を有するポリカルボキシレートビルダーである。サイトレートは、特にゼオライトおよび/または層状シリケートビルダーとの組み合わせで、粒状組成物でも使用できる。オキシジスクシネートも、このような組成物および組み合わせで特に有用である。
また、1986年1月28日発行のブッシュの米国特許第4,566,984号明細書に開示の3,3−ジカルボキシ−4−オキサ−1,6−ヘキサンジオエートおよび関連化合物は、本発明の洗剤組成物で好適である。有用なコハク酸ビルダーとしては、C5〜C20アルキルおよびアルケニルコハク酸およびそれらの塩が挙げられる。この種の特に好ましい化合物は、ドデセニルコハク酸である。スクシネートビルダーの特定例としては、コハク酸ラウリル、コハク酸ミリスチル、コハク酸パルミチル、コハク酸2−ドデセニル(好ましい)、コハク酸2−ペンタデセニルなどが挙げられる。コハク酸ラウリルは、この群の好ましいビルダーであり、1986年11月5日公開の欧州特許出願第86200690.5/0,200,263号明細書に記載されている。
他の好適なポリカルボキシレートは、1967年3月7日発行のディールの米国特許第3,308,067号明細書に開示されている。ディールの米国特許第3,723,322号明細書も参照。ここで使用するのに好適ななお他のポリカルボキシレートは、クラッチフィールド等に1979年3月13日発行の米国特許第4,144,226号明細書およびクラッチフィールド等に1979年3月27日発行の米国特許第4,246,495号明細書(これらの両方ともここに参考文献として編入)に記載のポリアセタールカルボキシレートである。
脂肪酸、例えば、C12〜C18モノカルボン酸も、組成物に単独または前記ビルダー、特にサイトレートおよび/またはスクシネートビルダーとの組み合わせで配合して追加のビルダー活性を与えることができる。脂肪酸のこのような使用は、一般に、処方業者によって考慮すべきである起泡の減少を生ずるであろう。
D.任意成分
本組成物は、場合によって、クリーニング性能、クリーニングすべき基体の処理を助長するか高めるため、または洗剤組成物の美観を修正するための1種以上の他の洗剤補助剤物質または他の物質(例えば、着色剤、染料など)を包含できる。下記のものは、このような補助剤物質の実例である。
1.セルラーゼ酵素
本発明の洗剤組成物で場合によって使用するセルラーゼ酵素は、好ましくは、存在する時には、組成物1g当たり活性酵素約5mg(重量)まで、より好ましくは約0.01mg〜約3mgを与えるのに十分な量で配合する。換言すれば、本組成物は、好ましくは、市販の酵素製剤約0.001〜約5重量%、好ましくは0.01〜1重量%を含む。
本発明に好適なセルラーゼとしては、細菌セルラーゼと真菌セルラーゼとの両方が挙げられる。好ましくは、それらは、5〜9.5のpH最適条件を有するであろう。好適なセルラーゼは、Humicola insolensおよびHumicola菌株DSM1800またはアエロモナス属に属するセルラーゼ212産生真菌から産生される真菌セルラーゼ、およびマリン軟体動物(Dolabella Auricula Solander)の肝膵臓から抽出されるセルラーゼを開示している1984年3月6日発行のバーベスゴード等の米国特許第4,435,307号明細書に開示されている。また、好適なセルラーゼは、英国特許第2.075.028号明細書、英国特許第2.095.275号明細書およびDE−OS第2.247.832号明細書に開示されている。加えて、ここで使用するのに特に好適なセルラーゼは、WO第92−13057号明細書(プロクター・エンド・ギャンブル)に開示されている。最も好ましくは、本発明の洗剤組成物で使用するセルラーゼは、ノボ・インダストリーズA/Sから製品名ケアザイム(CAREZYME▲R▼)およびセルザイム(CELLUZYME▲R▼)で商業上購入される。
2.他の酵素
追加の酵素は、例えば、タンパク質をベースとするしみ、炭水化物をベースとするしみ、またはトリグリセリドをベースとするしみの除去および逃避染料移動の防止、および布帛修復を含めて各種の布帛洗濯目的で本処方物に配合できる。配合すべき追加の酵素としては、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、およびペルオキシダーゼ、並びにそれらの混合物が挙げられる。他の種類の酵素も、配合できる。それらは、いかなる好適な起源、例えば、植物、動物、細菌、真菌および酵母起源を有することができる。しかしながら、それらの選択は、数種の因子、例えば、pH活性および/または安定性最適条件、熱安定性、活性洗剤、ビルダーなどに対する安定性並びに使用時に悪臭を生ずる可能性によって支配される。この点で、細菌または真菌酵素、例えば、細菌アミラーゼおよびプロテアーゼが、好ましい。
酵素は、通常、組成物1g当たり活性酵素約5mg(重量)まで、より典型的には約0.01mg〜約3mgを与えるのに十分な量で配合する。換言すれば、本組成物は、典型的には、市販の酵素製剤約0.001〜約5重量%、好ましくは0.01〜1重量%を含むであろう。プロテアーゼ酵素は、通常、このような市販製剤に組成物1g当たり0.005〜0.1アンソン単位(AU)の活性を与えるのに十分な量で存在する。
プロテアーゼの好適な例は、枯草菌およびB.licheniformsの特定の菌株から得られるズブチリシンである。別の好適なプロテアーゼは、ノボ・インダストリーズA/Sによって開発され且つ登録商品名エスペラーゼ(ESPERASE▲R▼)で販売されている8〜12のpH範囲全体にわたって最大活性を有するバチルスの菌株から得られる。この酵素および類似の酵素の調製は、ノボの英国特許第1,243,784号明細書に記載されている。タンパク質をベースとするしみを除去するのに好適な市販のタンパク分解酵素としては、ノボ・インダストリーズA/S(デンマーク)によって商品名アルカラーゼ(ALCALASE▲R▼)およびサビナーゼ(SAVINASE▲R▼)で販売されているものおよびインターナショナル・バイオ−シンセティックス・インコーポレーテッド(オランダ)によって商品名マキサターゼ(MAXATASE▲R▼)で販売されているものが挙げられる。他のプロテアーゼとしては、プロテアーゼA(1985年1月9日公開の欧州特許出願第130,756号明細書参照);プロテアーゼB(1987年4月28日出願の欧州特許出願第87303761.8号明細書および1985年1月9日公開のボット等の欧州特許出願第130,756号明細書参照);および下記の特許:コールドウェル等の米国特許第5,185,258号明細書、第5,204,015号明細書および第5,244,791号明細書の1以上に従ってゲネンコル・インターナショナル・インコーポレテッドによって製造されるプロテアーゼが挙げられる。
アミラーゼとしては、例えば、英国特許第1,296,839号明細書(ノボ)に記載のα−アミラーゼ、インターナショナル・バイオ−シンセティックス・インコーポレーテッド製のラピダーゼ(RAPIDASE▲R▼)、およびノボ・インダストリーズ製のターマミル(TERMAMYL▲R▼)が挙げられる。
洗剤使用に好適なリパーゼ酵素としては、英国特許第1,372,034号明細書に開示のようなPseudomonas stutzeri ATCC19.154などのPseudomonas群の微生物によって産生されるものが挙げられる。1978年2月24日公開の特開昭53−20487号公報中のリパーゼも参照。このリパーゼは、日本の名古屋の天野製薬株式会社から商品名リパーゼP「アマノ(Amano)」で入手できる(以下「アマノ−P」と称する)。他の市販のリパーゼとしては、アマノ−CES、Chromobacter viscosum、例えば、日本の田方の東洋醸造株式会社から市販されているChromobacter viscosum var. lipolyticum NRRLB3673からのリパーゼ;および米国のU.S.バイオケミカル・コーポレーションおよびオランダのディソイント・カンパニーからの更に他のChromobacter viscosumリパーゼ、およびPseudomonas gladioliからのリパーゼが挙げられる。Humicola lanuginosaに由来し且つノボから市販されているリポラーゼ(LIPOLASE▲R▼)酵素(EPO第341,947号明細書も参照)は、ここで使用するのに好ましいリパーゼである。
ペルオキシダーゼ酵素は、酸素源、例えば、ペルカーボネート、ペルボレート、ペルサルフェート、過酸化水素などと併用する。それらは、「溶液漂白」に使用され、即ち、洗浄操作時に基体から除去された染料または顔料を洗浄液中で他の基体に移動するのを防止するために使用される。ペルオキシダーゼ酵素は、技術上既知であり、例えば、ホースラディッシュ・ペルオキシダーゼ、リグニナーゼ、およびハロペルオキシダーゼ、例えば、クロロペルオキシダーゼおよびブロモペルオキシダーゼが挙げられる。ペルオキシダーゼ含有洗剤組成物は、例えば、O.カークによる1989年10月19日公開のPCT国際出願WO第89/099813号明細書(ノボ・インダストリーズA/Sに譲渡)に開示されている。
広範囲の酵素物質および合成洗剤組成物への配合手段も、マッカティー等に1971年1月5日発行の米国特許第3,553,139号明細書に開示されている。酵素は、更に、1978年7月18日発行のプレース等の米国特許第4,101,457号明細書および1985年3月26日発行のヒューズの米国特許第4,507,219号明細書に開示されている。液体洗剤処方物に有用な酵素物質およびこのような処方物への配合法は、1981年4月14日発行のホラ等の米国特許第4,261,868号明細書に開示されている。洗剤で使用するための酵素は、各種の技術によって安定化できる。典型的な粒状または粉末状洗剤は、酵素小粒状物(granulete)を使用することによって有効に安定化できる。酵素安定化技術は、ジェッジ等に1971年8月17日発行の米国特許第3,600,319号明細書、および1986年10月29日公開のベネガスの欧州特許出願公開第0199405号明細書、出願第86200586.5号明細書に開示され且つ例証されている。また、酵素安定化系は、例えば、米国特許第3,519,570号明細書に記載されている。
3.酵素安定剤
ここで使用する酵素は、イオンを酵素に与える完成組成物中の水溶性カルシウムイオン源および/またはマグネシウムイオン源の存在によって安定化する(カルシウムイオンは一般にマグネシウムイオンより若干有効であり且つ1種のみの陽イオンを使用すべきであるならば、ここで好ましい)。追加の安定性は、各種の他の技術上開示の安定剤、特にボレート種の存在によって与えることができる。セバーソンの米国特許第4,537,706号明細書参照。典型的な洗剤、特に液体洗剤は、完成組成物1リットル当たり約1〜約30ミリモル、好ましくは約2〜約20ミリモル、より好ましくは約5〜約15ミリモル、最も好ましくは約8〜約12ミリモルのカルシウムイオンを含むであろう。これは、存在する酵素の量およびカルシウムまたはマグネシウムイオンへの応答に応じて多少変化できる。カルシウムまたはマグネシウムイオンの量は、ビルダー、脂肪酸などとの複号化をさせた後に、組成物中に酵素に利用できる若干の最小量が常時あるように選ぶべきである。いかなる水溶性カルシウム塩またはマグネシウム塩、例えば、限定せずに、塩化カルシウム、硫酸カルシウム、リンゴ酸カルシウム、マレイン酸カルシウム、水酸化カルシウム、ギ酸カルシウム、および酢酸カルシウム、および対応マグネシウム塩も、カルシウムイオン源またはマグネシウムイオン源として使用できる。少量のカルシウムイオン(一般に1リットル当たり約0.05〜約0.4ミリモル)も、しばしば、酵素スラリーおよび処方水中のカルシウムのため組成物に存在する。固体洗剤組成物においては、処方物は、洗濯液中でこのような量を与えるのに十分な量の水溶性カルシウムイオン源を包含できる。或いは、天然水硬度で十分であることがある。
前記量のカルシウムイオンおよび/またはマグネシウムイオンは、酵素安定性を与えるのに十分であることを理解すべきである。より多いカルシウムイオンおよび/またはマグネシウムイオンは、グリース除去性能の追加の手段を与えるために組成物に添加できる。従って、一般的な提案として、本組成物は、典型的には、水溶性カルシウムイオン源またはマグネシウムイオン源、または両方約0.05〜約2重量%を含むであろう。量は、勿論、組成物で使用する酵素の量および種類に応じて変化できる。
本組成物は、場合によって(しかし好ましくは)、各種の追加の安定剤、特にボレート形安定剤も含有できる。典型的には、このような安定剤は、ホウ酸または組成物中でホウ酸を生成することができる他のボレート化合物(ホウ酸の基準で計算)約0.25〜約10重量%、好ましくは約0.5〜約5重量%、より好ましくは約0.75〜約3重量%の量で組成物で使用されるであろう。ホウ酸が好ましい〔他の化合物、例えば、酸化ホウ素、ホウ砂および他のアルカリ金属ホウ酸塩(例えば、オルトホウ酸ナトリウム、メタホウ酸ナトリウム、ピロホウ酸ナトリウム、およびペンタホウ酸ナトリウム)が好適であるが〕。置換ホウ酸(例えば、フェニルボロン酸、ブタンボロン酸、およびp−ブロモフェニルボロン酸)も、ホウ酸の代わりに使用できる。
4.漂白化合物−漂白剤および漂白活性化剤
本発明の洗剤組成物は、場合によって、漂白剤、または漂白剤と1種以上の漂白活性化剤とを含有する漂白組成物を含有できる。存在する時には、漂白剤は、特に布帛洗濯のために、典型的には、洗剤組成物の約1%〜約30%、より典型的には約5%〜約20%の量であろう。存在するならば、漂白活性化剤の量は、典型的には、漂白剤と漂白活性化剤とを含む漂白組成物の約0.1%〜約60%、より典型的には約0.5%〜約40%であろう。
ここで使用する漂白剤は、布類クリーニング、硬質表面クリーニング、または今や既知であるか知られるようになる他のクリーニング目的で洗剤組成物に有用な漂白剤のいずれであることもできる。これらとしては、酸素漂白剤並びに他の漂白剤が挙げられる。ペルボレート漂白剤、例えば、過ホウ酸ナトリウム(例えば、1水和物または4水和物)は、ここで使用できる。
制限なしに使用できる別のカテゴリーの漂白剤は、ペルカルボン酸漂白剤およびそれらの塩を包含する。この種の漂白剤の好適な例としては、モノペルオキシフタル酸マグネシウム6水和物、m−クロロ過安息香酸のマグネシウム塩、4−ノニルアミノ−4−オキソペルオキシ酪酸およびジペルオキシドデカンジオン酸が挙げられる。このような漂白剤は、1984年11月20日発行のハートマンの米国特許第4,483,781号明細書、1985年6月3日出願のバーンズ等の米国特許出願第740,446号明細書、1985年2月20日公開のバンクス等の欧州特許出願第0,133,354号明細書、1983年11月1日発行のチャング等の米国特許第4,412,934号明細書に開示されている。高度に好ましい漂白剤としては、バーンズ等に1987年1月6日発行の米国特許第4,634,551号明細書に記載のような6−ノニルアミノ−6−オキソペルオキシカプロン酸も挙げられる。
過酸素漂白剤も、使用できる。好適な過酸素漂白化合物としては、炭酸ナトリウム過酸化水素化物および均等の「ペルカーボネート」漂白剤、ピロリン酸ナトリウム過酸化水素化物、尿素過酸化水素化物、および過酸化ナトリウムが挙げられる。ペルサルフェート漂白剤〔例えば、デュポンによって商業上生産されているオキソン(OXONE▲R▼)〕も、使用できる。
好ましいペルカーボネート漂白剤は、平均粒径約500μm〜約1,000μmを有する乾燥粒子(該粒子の約10重量%以下は約200μmより小さく且つ前記粒子の約10重量%以下は約1,250μmより大きい)からなる。場合によって、ペルカーボネートは、シリケート、ボレートまたは水溶性界面活性剤で被覆できる。ペルカーボネートは、FMC、ソルベイ、トーカイ・デンカなどの各種の商業的源から入手できる。
漂白剤の混合物も、使用できる。
過酸素漂白剤、ペルボレート、ペルカーボネートなどは、好ましくは、漂白活性化剤と組み合わせ、このことは漂白活性化剤に対応するペルオキシ酸の水溶液中でのその場生成(即ち、洗浄プロセス時)をもたらす。活性化剤の各種の非限定例は、マオ等に1990年4月10日発行の米国特許第4,915,854号明細書および米国特許第4,412,934号明細書に開示されている。ノナノイルオキシベンゼンスルホネート(NOBS)およびテトラアセチルエチレンジアミン(TAED)活性化剤が典型であり且つそれらの混合物も使用できる。ここで有用な他の典型的な漂白剤および活性化剤については米国特許第4,634,551号明細書も参照。
高度に好ましいアミド誘導漂白活性化剤は、式
1N(R5)C(O)R2C(O)Lまたは
1C(O)N(R5)R2C(O)L
(式中、R1は炭素数約6〜約12のアルキル基であり、R2は炭素数1〜約6のアルキレンであり、R5はHまたは炭素数約1〜約10のアルキル、アリールまたはアルカリールであり、Lは好適な離脱基である)
のものである。離脱基は、過加水分解陰イオンによる漂白活性化剤上への求核攻撃の結果として漂白活性化剤から置換される基である。好ましい離脱基は、フェニルスルホネートである。
前記式の漂白活性化剤の好ましい例としては、米国特許第4,634,551号明細書(ここに参考文献として編入)に記載のような(6−オクタンアミドカプロイル)オキシベンゼンスルホネート、(6−ノナンアミドカプロイル)オキシベンゼンスルホネート、(6−デカンアミドカプロイル)オキシベンゼンスルホネート、およびそれらの混合物が挙げられる。
別の種類の漂白活性化剤は、1990年10月30日発行のホッジ等の米国特許第4,966,723号明細書(ここに参考文献として編入)に開示のベンゾキサジン型の活性化剤からなる。
高度に好ましいラクタム活性化剤としては、ベンゾイルカプロラクタム、オクタノイルカプロラクタム、3,5,5−トリメチルヘキサノイルカプロタクタム、ノナノイルカプロラクタム、デカノイルカプロラクタム、ウンデセノイルカプロラクタム、ベンゾイルバレロラクタム、オクタノイルバレロラクタム、デカノイルバレロラクタム、ウンデセノイルバレロラクタム、ノナノイルバレロラクタム、3,5,5−トリメチルヘキサノイルバレロラクタムおよびそれらの混合物が挙げられる。過ホウ酸ナトリウムに吸着されたベンゾイルカプロラクタムを含めたアシルカプロラクタムを開示しているサンダーソンに1985年10月8日発行の米国特許第4,545,784号明細書(ここに参考文献として編入)も参照。
酸素漂白剤以外の漂白剤も、技術上既知であり且つここで利用できる。特定の興味がある1つの種類の非酸素漂白剤としては、光活性化漂白剤、例えば、スルホン化亜鉛フタロシアニンおよび/またはアルミニウムフタロシアニンが挙げられる。ホルコムベ等に1977年7月5日発行の米国特許第4,033,718号明細書参照。使用するならば、洗剤組成物は、典型的には、このような漂白剤、特にスルホン化亜鉛フタロシアニン約0.025〜約1.25重量%を含有するであろう。
所望ならば、漂白化合物は、マンガン化合物によって触媒できる。このような化合物は、技術上公知であり、例えば、米国特許第5,246,621号明細書、米国特許第5,244,594号明細書、米国特許第5,194,416号明細書、米国特許第5,114,606号明細書、および欧州特許出願公開第549,271A1号明細書、第549,272A1号明細書、第544,440A2号明細書および第544,490A1号明細書に開示のマンガンをベースとする触媒が挙げられる。これらの触媒の好ましい例としては、MnIV 2(u−O)3(1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン)2(PF62、MnIII 2(u−O)1(u−OAc)2(1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン)2−(ClO42、MnIV 4(u−O)6(1,4,7−トリアザシクロノナン)4(ClO44、MnIIIMnIV 4(u−O)1(u−OAc)2(1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン)2(ClO43、MnIV(1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン)−(OCH33(PF6)、およびそれらの混合物が挙げられる。他の金属をベースとする漂白触媒としては、米国特許第4,430,243号明細書および米国特許第5,114,611号明細書に開示のものが挙げられる。マンガンを各種の錯体配位子と併用して漂白を高めることも、下記の米国特許に報告されている:第4,728,455号明細書、第5,284,944号明細書、第5,246,612号明細書、第5,256,779号明細書、第5,280,117号明細書、第5,274,147号明細書、第5,153,161号明細書、第5,227,084号明細書。
実際上、限定せずに、本発明の組成物および方法は、水性洗浄液中に活性漂白触媒種少なくとも1部/千万程度を与えるように調節でき且つ好ましくは洗濯液中に触媒種約0.1ppm〜約700ppm、より好ましくは約1ppm〜約500ppmを与えるであろう。
5.高分子防汚剤
当業者に既知のいかなる高分子防汚剤も、場合によって、本発明の組成物および方法で使用できる。高分子防汚剤は、ポリエステル、ナイロンなどの疎水性繊維の表面を親水化するための親水性セグメントと、疎水性繊維上に付着し且つ洗浄およびすすぎサイクルの完了を通して接着したままであり、このように親水性セグメント用錨として役立つための疎水性セグメントとの両方を有することによって特徴づけられる。このことは、防汚剤での処理後に生ずるしみを後の洗浄法でより容易にクリーニングすることを可能にすることができる。
ここで有用な高分子防汚剤としては、特に(a)本質上(i)重合度少なくとも2を有するポリオキシエチレンセグメントまたは(ii)オキシプロピレンまたは重合度2〜10を有するポリオキシプロピレンセグメント(エーテル結合によって各末端で隣接部分に結合されるのでなければ、親水性セグメントはオキシプロピレン単位を包含しない)または(iii)オキシエチレンおよび1〜約30個のオキシプロピレン単位からなるオキシアルキレン単位の混合物(該混合物は親水性成分が通常のポリエステル合成繊維表面上への防汚剤の付着時に通常のポリエステル合成繊維表面の親水性を増大するのに十分な程大きい親水性を有するのに十分な量のオキシエチレン単位を含有し、親水性セグメントは好ましくはオキシエチレン単位少なくとも約25%、より好ましくは特に約20〜30個のオキシプロピレン単位を有するこのような成分の場合にはオキシエチレン単位少なくとも約50%を含む)からなる1種以上の非イオン親水性成分;または(b)(i)C3オキシアルキレンテレフタレートセグメント(疎水性成分がオキシエチレンテレフタレートも含むならば、オキシエチレンテレフタレート対C3オキシアルキレンテレフタレート単位の比率は約2:1またはそれ以下である)、(ii)C4〜C6アルキレンまたはオキシC4〜C6アルキレンセグメントまたはそれらの混合物、(iii)重合度少なくとも2を有するポリ(ビニルエステル)セグメント、好ましくはポリ(酢酸ビニル)、または(iv)C1〜C4アルキルエーテルまたはC4ヒドロキシアルキルエーテル置換基またはそれらの混合物(前記置換基はC1〜C4アルキルエーテルまたはC4ヒドロキシアルキルエーテルセルロース誘導体またはそれらの混合物の形で存在し且つこのようなセルロース誘導体は両親媒性であり、それによって十分な量のC1〜C4アルキルエーテルおよび/またはC4ヒドロキシアルキルエーテル単位を有していて通常のポリエステル合成繊維表面上に付着し且つ十分な量のヒドロキシルを保持し、一旦このような通常の合成繊維表面に接着すると、繊維表面親水性を増大する)からなる1種以上の疎水性成分、または(a)と(b)との組み合わせを有する防汚剤が挙げられる。
典型的には、200よりも高い水準が使用できるが、(a)(i)のポリオキシエチレンセグメントは重合度約200、好ましくは3〜約150、より好ましくは6〜約100を有するであろう。好適なオキシC4〜C6アルキレン疎水性セグメントとしては、限定せずに、ゴッセリンクに1988年1月26日発行の米国特許第4,721,580号明細書開示のようなMO3S(CH2nOCH2CH2O−(式中、Mはナトリウムであり、nは4〜6の整数である)などの高分子防汚剤の末端キャップが挙げられる。
本発明で有用な高分子防汚剤としては、ヒドロキシエーテルセルロース系重合体などのセルロース系誘導体、エチレンテレフタレートまたはプロピレンテレフタレートとポリエチレンオキシドテレフタレートまたはポリプロピレンオキシドテレフタレートとの共重合体ブロックなども挙げられる。このような薬剤は、市販されており、その例としてはメトセル(METHOCEL▲R▼)(ダウ)などのセルロースのヒドロキシエーテルが挙げられる。ここで使用するためのセルロース系防汚剤としては、C1〜C4アルキルおよびC4ヒドロキシアルキルセルロースからなる群から選ばれるものも挙げられる。ニコル等に1976年12月28日に発行の米国特許第4,000,093号明細書参照。
ポリ(ビニルエステル)疎水性セグメントによって特徴づけられる防汚剤としては、ポリ(ビニルエステル)、例えば、C1〜C6ビニルエステルのグラフト共重合体、好ましくはポリエチレンオキシド主鎖などのポリアルキレンオキシド主鎖上にグラフトしたポリ(酢酸ビニル)が挙げられる。クッド等による1987年4月22日公開の欧州特許出願第0219048号明細書参照。この種の市販の防汚剤としては、BASF(***)から入手できるソカラン(SOKALAN▲R▼)型の物質、例えば、ソカラン▲R▼HP−22が挙げられる。
1つの種類の好ましい防汚剤は、エチレンテレフタレートとポリエチレンオキシド(PEO)テレフタレートとのランダムブロックを有する共重合体である。この高分子防汚剤の分子量は、約25,000〜約55,000の範囲内である。ヘイズに1976年5月25日発行の米国特許第3,959,230号明細書およびバサダーに1975年7月8日発行の米国特許第3,893,929号明細書参照。
別の好ましい高分子防汚剤は、平均分子量300〜5,000のポリオキシエチレングリコールに由来するポリオキシエチレンテレフタレート単位90〜80重量%と一緒にエチレンテレフタレート単位10〜15重量%を含有するエチレンテレフタレート単位の反復単位を有するポリエステルである。この重合体の例としては、市販の物質ゼルコン(ZELCON▲R▼)5126(デュポン製)およびミリーズ(MILEASE▲R▼)T(ICI製)が挙げられる。ゴッセリンクに1987年10月27日発行の米国特許第4,702,857号明細書も参照。
別の好ましい高分子防汚剤は、テレフタロイルおよびオキシアルキレンオキシ反復単位のオリゴマーエステル主鎖および主鎖に共有結合された末端部分からなる実質上線状のエステルオリゴマーのスルホン化生成物である。これらの防汚剤は、J.J.シェイベルおよびE.P.ゴッセリンクに1990年11月6日発行の米国特許第4,968,451号明細書に詳述されている。他の好適な高分子防汚剤としては、ゴッセリンク等に1987年12月8日発行の米国特許第4,711,730号明細書のテレフタレートポリエステル、ゴッセリンクに1988年1月26日発行の米国特許第4,721,580号明細書の陰イオン末端キャップ化オリゴマーエステル、およびゴッセリンクに1987年10月27日発行の米国特許第4,702,857号明細書のブロックポリエステルオリゴマー化合物が挙げられる。
好ましい高分子防汚剤としては、陰イオン、特にスルホアロイル末端キャップ化テレフタレートエステルを開示しているマルドナド等に1989年10月31日発行の米国特許第4,877,896号明細書の防汚剤も挙げられる。なお別の好ましい防汚剤は、テレフタロイル単位、スルホイソフタロイル単位、オキシエチレンオキシおよびオキシ−1,2−プロピレン単位の反復単位を有するオリゴマーである。反復単位は、オリゴマーの主鎖を構成し且つ好ましくは変性イセチオネート末端キャップを末端基とする。この種の特に好ましい防汚剤は、約1個のスルホイソフタロイル単位、5個のテレフタロイル単位、約1.7〜約1.8の比率のオキシエチレンオキシおよびオキシ−1,2−プロピレンオキシ単位、および2−(2−ヒドロキシエトキシ)−エタンスルホン酸ナトリウムの2個の末端キャップ単位からなる。前記防汚剤は、オリゴマーの約0.5〜約20重量%の結晶性減少安定剤(好ましくはキシレンスルホネート、クメンスルホネート、トルエンスルホネート、およびそれらの混合物から選ばれる)も含む。
利用するならば、防汚剤は、一般に、本発明の洗剤組成物の約0.01〜約10.0重量%、典型的には約0.1〜約5重量%、好ましくは約0.2〜約3.0重量%を占めるであろう。
6.キレート化剤
また、本発明の洗剤組成物は、1種以上の鉄および/またはマンガンキレート化剤を場合によって含有できる。このようなキレート化剤は、以下に定義のようなアミノカルボキシレート、アミノホスホネート、多官能置換芳香族キレート化剤およびそれらの混合物からなる群から選ぶことができる。理論によって制限しようとはするものではないが、これらの物質の利益は、一部分、可溶性キレートの生成によって鉄およびマンガンイオンを洗浄液から除去する格別の能力によると考えられる。前記洗浄性ビルダーの若干は、キレート化剤として機能でき且つこのような洗浄性ビルダーが十分な量で存在するならば、両方の機能を与えることができることが理解される。
任意のキレート化剤として有用なアミノカルボキシレートとしては、エチレンジアミンテトラアセテート、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミントリアセテート、ニトリロトリアセテート、エチレンジアミンテトラプロピオネート、トリエチレンテトラアミンヘキサアセテート、ジエチレントリアミンペンタアセテートおよびエタノールジグリシン、それらのアルカリ金属塩、アンモニウム塩、および置換アンモニウム塩およびそれらの混合物が挙げられる。
また、アミノホスホネートは、少なくとも少量の合計リンが洗剤組成物で許される時には本発明の組成物でキレート化剤として使用するのに好適であり且つそれらの例としてはデクエスト(DEQUEST)としてエチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホネート)が挙げられる。好ましくは、これらのアミノホスホネートは、約6個より多い炭素原子を有するアルキルまたはアルケニル基を含有しない。
また、多官能置換芳香族キレート化剤は、本組成物で有用である。コナー等に1974年5月21日発行の米国特許第3,812,044号明細書参照。酸形のこの種の好ましい化合物は、1,2−ジヒドロキシ−3,5−ジスルホベンゼンなどのジヒドロキシジスルホベンゼンである。
ここで使用するのに好ましい生分解性キレート化剤は、ハートマンおよびパーキンスに1987年11月3日発行の米国特許第4,704,233号明細書に記載のようなエチレンジアミンジスクシネート(「FDDS」)、特に〔S,S〕異性体である。
利用するならば、これらのキレート化剤は、一般に、本発明の洗剤組成物の約0.1〜約10重量%を占めるであろう。より好ましくは、利用するならば、キレート化剤は、このような組成物の約0.1〜約3.0重量%を占めるであろう。
7.粘土汚れ除去/再付着防止剤
本発明の組成物は、場合によって、粘土汚れ除去性および再付着防止性を有する水溶性エトキシ化アミンも含有できる。これらの化合物を含有する粒状洗剤組成物は、典型的には、水溶性エトキシ化アミン約0.01〜約10.0重量%を含有する。液体洗剤組成物は、典型的には、水溶性エトキシ化アミン約0.01〜約5重量%を含有する。
最も好ましい防汚剤/再付着防止剤は、エトキシ化テトラエチレンペンタミンである。例示のエトキシ化アミンは、1986年7月1日発行のバンダーミールの米国特許第4,597,898号明細書に更に記載されている。別の群の好ましい粘土汚れ除去/再付着防止剤は、1984年6月27日公開のオーおよびゴッセリンクの欧州特許出願第111,965号明細書に開示の陽イオン化合物である。使用できる他の粘土汚れ除去/再付着防止剤としては、1984年6月27日公開のゴッセリンクの欧州特許出願第111,984号明細書に開示のエトキシ化アミン重合体;1984年7月4日公開のゴッセリンクの欧州特許出願第112,592号明細書に開示の双性重合体;および1985年10月22日発行のコナーの米国特許第4,548,744号明細書に開示のアミンオキシドが挙げられる。技術上既知の他の粘土汚れ除去剤および/または再付着防止剤も、本組成物で利用できる。別の種類の好ましい再付着防止剤としては、カルボキシメチルセルロース(CMC)物質が挙げられる。これらの物質は、技術上公知である。
8.高分子分散剤
高分子分散剤は、有利には、特にゼオライトおよび/または層状シリケートビルダーの存在下で、本組成物で約0.1〜約7重量%の量で利用できる。技術上既知の他のものも使用できるが、好適な高分子分散剤としては、高分子ポリカルボキシレートおよびポリエチレングリコールが挙げられる。理論によって限定しようとするものではないが、高分子分散剤は、他のビルダー(低分子量ポリカルボキシレートを含めて)と併用する時に結晶成長抑制、粒子汚れ放出ペプチゼーションおよび再付着防止により全洗浄性ビルダー性能を高めると考えられる。
高分子ポリカルボキシレート物質は、好適な不飽和単量体(好ましくは酸形)を重合または共重合することによって製造できる。好適な高分子ポリカルボキシレートを生成するために重合できる不飽和単量体酸としては、アクリル酸、マレイン酸(または無水マレイン酸)、フマル酸、イタコン酸、アコニット酸、メサコン酸、シトラコン酸およびメチレンマロン酸が挙げられる。ビニルメチルエーテル、スチレン、エチレンなどの、カルボキシレート基を含有しない単量体セグメントが本発明の高分子ポリカルボキシレートに存在することは、このようなセグメントが約40重量%以上を構成しないならば好適である。
特に好適な高分子ポリカルボキシレートは、アクリル酸から誘導できる。ここで有用であるこのようなアクリル酸をベースとする重合体は、重合されたアクリル酸の水溶性塩である。酸形のこのような重合体の平均分子量は、好ましくは約2,000〜10,000、より好ましくは約4,000〜7,000、最も好ましくは約4,000〜5,000である。このようなアクリル酸重合体の水溶性塩としては、例えば、アルカリ金属塩、アンモニウム塩および置換アンモニウム塩が挙げることができる。この種の可溶性重合体は、既知の物質である。この種のポリアクリレートを洗剤組成物で使用することは、例えば、1967年3月7日発行のディールの米国特許第3,308,067号明細書に開示されている。
アクリル酸/マレイン酸をベースとする共重合体も、分散剤/再付着防止剤の好ましい成分として使用できる。このような物質としては、アクリル酸とマレイン酸との共重合体の水溶性塩が挙げられる。酸形のこのような共重合体の平均分子量は、好ましくは約2,000〜100,000、より好ましくは約5,000〜75,000、最も好ましくは約7,000〜65,000である。このような共重合体中のアクリレートセグメント対マレエートセグメントの比率は、一般に、約30:1から約1:1、より好ましくは約10:1から2:1であろう。このようなアクリル酸/マレイン酸共重合体の水溶性塩としては、例えば、アルカリ金属塩、アンモニウム塩および置換アンモニウム塩が挙げることができる。この種の可溶性アクリレート/マレエート共重合体は、1982年12月15日公開の欧州特許出願第66915号明細書並びに1986年9月3日公開のEP第193,360号明細書(ヒドロキシプロピルアクリレートを含むこのような重合体も記載)に記載の既知の物質である。なお他の有用な分散剤としては、マレイン酸/アクリル酸/ビニルアルコール三元共重合体が挙げられる。このような物質、例えば、アクリル酸/マレイン酸/ビニルアルコールの45/45/10三元共重合体も、EP第193,360号明細書に開示されている。
配合できる別の高分子物質は、ポリエチレングリコール(PEG)である。PEGは、分散剤性能を示し並びに粘土汚れ除去剤/再付着防止剤として作用できる。これらの目的に典型的な分子量範囲は、約500〜約100,000、好ましくは約1,000〜約50,000、より好ましくは約1,500〜約10,000である。
ポリアスパルテートおよびポリグルタメート分散剤も、特にゼオライトビルダーと共に、使用できる。ポリアスパルテートなどの分散剤は、好ましくは、分子量(平均)約10,000を有する。
9.増白剤
技術上既知のいかなる光学増白剤または他の増白剤または白化剤も、本発明の洗剤組成物に典型的には約0.05〜約1.2重量%の量で配合できる。本発明で有用であることがある市販の光学増白剤は、サブグループに分類でき、サブグループとしては、必ずしも限定しないが、スチルベン、ピラゾリン、クマリン、カルボン酸、メチンシアニン、ジベンゾチオフェン−5,5−ジオキシド、アゾール、5員環および6員環複素環式化合物の誘導体、および他の雑多な薬剤が挙げられる。このような増白剤の例は、「蛍光増白剤の生産および応用」、M.ザーラドニック、ニューヨークのジョン・ウィリー・エンド・サンズ発行(1982)に開示されている。
本組成物で有用である光学増白剤の特定例は、ウィクソンに1988年12月13日に発行の米国特許第4,790,856号明細書に同定のものである。これらの増白剤としては、ベロナからのホルホワイト(PHORWHITE▲R▼)系列の増白剤が挙げられる。この文献に開示の他の増白剤としては、チバ・ガイギーから入手できるチノパール(Tinopal▲R▼)UNPA、チノパールCBSおよびチノパール5BM;イタリアに置かれたヒルトン−デービスから入手できるアルティック・ホワイト(Artic White▲R▼)CCおよびアルティック・ホワイトCWD;2−(4−スチリルフェニル)−2H−ナフトール〔1,2−d〕トリアゾール;4,4′−ビス−(1,2,3−トリアゾール−2−イル)−スチルベン;4,4′−ビス(スチリル)ビスフェニル;およびアミノクマリンが挙げられる。これらの増白剤の特定例としては、4−メチル−7−ジエチルアミノクマリン;1,2−ビス(ベンズイミダゾール−2−イル)エチレン;1,3−ジフェニルフラゾリン;2,5−ビス(ベンゾオキサゾール−2−イル)チオフェン;2−スチリル−ナフト−〔1,2−d〕オキサゾール;および2−(スチルベン−4−イル)−2H−ナフト〔1,2−d〕トリアゾールが挙げられる。ハミルトンに1972年2月29日発行の米国特許第3,646,015号明細書も参照。陰イオン増白剤が、ここで好ましい。
10.染料移動抑制剤
本発明の組成物は、クリーニングプロセス時に1つの布帛から別のものへの染料の移動を抑制するのに有効な1種以上の物質も包含できる。一般に、このような染料移動抑制剤としては、ポリビニルピロリドン重合体、ポリアミンN−オキシド重合体、N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾールとの共重合体、マンガンフタロシアニン、ペルオキシダーゼ、およびそれらの混合物が挙げられる。使用するならば、これらの薬剤は、典型的には、組成物の約0.01〜約10重量%、好ましくは約0.01〜約5重量%、より好ましくは約0.05〜約2重量%を占める。
より詳細には、ここで使用するのに好ましいポリアミンN−オキシド重合体は、下記の構造式R−Ax−P〔式中、Pは重合性単位(それにN−O基が結合でき、またはN−O基が重合性単位の一部分を構成でき、またはN−O基が両方の単位に結合できる)であり;Aは下記の構造−NC(O)−、−C(O)O−、−S−、−O−、−N=の1つであり;xは0または1であり;Rは脂肪族、エトキシ化脂肪族、芳香族、複素環式または脂環式基またはそれらの組み合わせ(それにN−O基の窒素は結合でき、またはN−O基はこれらの基の一部分である)である〕を有する単位を含有する。好ましいポリアミンN−オキシドは、Rが複素環式基、例えば、ピリジン、ピロール、イミダゾール、ピロリジン、ピペリジンおよびそれらの誘導体であるものである。
N→O基は、下記の一般構造
(R1x−N〔(R2y〕〔(R3z〕→Oおよび
=N〔(R1x〕→O
(式中、R1、R2、R3は脂肪族、芳香族、複素環式または脂環式基またはそれらの組み合わせであり;x、yおよびzは0または1であり;N→O基の窒素は結合するか前記基のいずれかの一部分を構成できる)
で表わされる。ポリアミンN−オキシドのアミンオキシド単位は、pKa<10、好ましくはpKa<7、より好ましくはpKa<6を有する。
生成するアミンオキシド重合体が水溶性であり且つ染料移動抑制性を有する限り、いかなる重合体主鎖も使用できる。好適な重合体主鎖の例は、ポリビニル、ポリアルキレン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド、ポリイミド、ポリアクリレートおよびそれらの混合物である。これらの重合体としては、一方の単量体型がアミンN−オキシドであり且つ他方の単量体型がN−オキシドであるランダムまたはブロック共重合体が挙げられる。アミンN−オキシド重合体は、典型的には、アミン対アミンN−オキシドの比率10:1から1:1,000,000を有する。しかしながら、ポリアミンオキシド重合体に存在するアミンオキシド基の数は、適当な共重合により、または適当なN−酸化度により変化できる。ポリアミンオキシドは、ほとんどいかなる重合度でも得ることができる。典型的には、平均分子量は、500〜1,000,000、より好ましくは1,000〜500,000、最も好ましくは5,000〜100,000の範囲内である。この好ましい種類の物質は、「PVNO」と称することができる。
本発明の洗剤組成物で有用な最も好ましいポリアミンN−オキシドは、平均分子量約50,000およびアミン対アミンN−オキシドの比率約1:4を有するポリ(4−ビニルピリジン−N−オキシド)である。
N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾール重合体との共重合体(クラスとして「PVPVI」と称する)も、ここで使用するのに好ましい。好ましくは、PVPVIは、平均分子量範囲5,000〜1,000,000、より好ましくは5,000〜200,000、最も好ましくは10,000〜20,000を有する〔平均分子量範囲はバース等のChemical Analysis,第113巻,「重合体特性化の現代的方法」に記載のように光散乱によって測定する(その開示をここに参考文献として編入)〕。PVPVI共重合体は、典型的には、N−ビニルイミダゾール対N−ビニルピロリドンのモル比1:1から0.2:1、より好ましくは0.8:1から0.3:1、最も好ましくは0.6:1から0.4:1を有する。これらの共重合体は、線状または分枝のいずれかであることができる。
本発明の組成物は、平均分子量約5.000〜約400,000、好ましくは約5,000〜約200,000、より好ましくは約5,000〜約50,000を有するポリビニルピロリドン(「PVP」)も、使用できる。PVPは、洗剤分野の当業者に既知である。例えば、EP−A第262,897号明細書およびEP−A第256,696号明細書(ここに参考文献として編入)参照。PVPを含有する組成物は、平均分子量約500〜約100,000、好ましくは約1,000〜約10,000を有するポリエチレングリコール(「PEG」)も含有できる。好ましくは、洗浄液に供給されるPEG対PVPの比率(ppm基準で)は、約2:1から約50:1、より好ましくは約3:1から約10:1である。
本発明の洗剤組成物は、場合によって、染料移動抑制作用も与える或る種の親水性光学増白剤約0.005〜5重量%も含有できる。使用するならば、本組成物は、好ましくは、このような光学増白剤約0.01〜1重量%を含むであろう。前記の任意の増白剤がこの利益を与えるならば、後述の光学増白剤に取って代わることができることが理解される。
本発明で有用な親水性光学増白剤は、構造式
Figure 0003801644
(式中、R1はアニリノ、N−2−ビス−ヒドロキシエチルおよびNH−2−ヒドロキシエチルから選ばれ;R2はN−2−ビス−ヒドロキシエチル、N−2−ヒドロキシエチル−N−メチルアミノ、モルホリノ、クロロおよびアミノから選ばれ;Mはナトリウム、カリウムなどの塩形成陽イオンである)
を有するものである。
前記式中、R1がアニリノであり、R2がN−2−ビス−ヒドロキシエチルであり且つMがナトリウムなどの陽イオンである時には、増白剤は、4,4′−ビス〔(4−アニリノ−6−(N−2−ビス−ヒドロキシエチル)−s−トリアジン−2−イル)アミノ〕−2,2′−スチルベンジスルホン酸および二ナトリウム塩である。この特定の増白剤種は、チバ−ガイギー・コーポレーションによって商品名チノパール(Tinopal)−UNPA−GX▲R▼で市販されている。チノパール−UNPA−GXは、本発明の洗剤組成物で有用な好ましい親水性光学増白剤である。
前記式中、R1がアニリノであり、R2がN−2−ヒドロキシエチル−N−2−メチルアミノであり且つMがナトリウムなどの陽イオンである時には、増白剤は、4,4′−ビス〔(4−アニリノ−6−(N−2−ヒドロキシエチル−N−メチルアミノ)−s−トリアジン−2−イル)アミノ〕−2,2′−スチルベンジスルホン酸二ナトリウム塩である。この特定の増白剤種は、チバ−ガイギー・コーポレーションによって商品名チノパール5BM−GX▲R▼で市販されている。
前記式中、R1がアニリノであり、R2がモルホリノであり且つMがナトリウムなどの陽イオンである時には、増白剤は、4,4′−ビス〔(4−アニリノ−6−モリホリノ−s−トリアジン−2−イル)アミノ〕2,2′−スチルベンジスルホン酸のナトリウム塩である。この特定の増白剤種は、チバガイギー・コーポレーションによって商品名チノパールAMS−GX▲R▼で市販されている。
本発明で使用するために選ばれる特定の光学増白剤種は、前記の所定の高分子染料移動抑制剤と併用する時に、特に有効な染料移動抑制性能上の利益を与える。このような所定の高分子物質(例えば、PVNOおよび/またはPVPVI)とこのような所定の光学増白剤(例えば、チノパール−UNPA−GX、チノパール5BM−GXおよび/またはチノパールAMS−GX)との組み合わせは、単独で使用する時にこれらの2種の洗剤組成物成分のいずれよりも、水性洗浄液中で有意に良い染料移動抑制を与える。理論によって限定するわけではないが、このような増白剤は、洗浄液中で布帛に対して高い親和力を有するので、このように作動し、それゆえこれらの布帛上に比較的迅速に付着すると考えられる。増白剤が洗浄液中で布帛上に付着する程度は、「消耗(exhaustion)係数」と呼ばれるパラメーターによって規定できる。消耗係数は、一般に、(a)布帛上に付着する増白剤物質対(b)洗浄液中の増白剤初濃度の比率としてである。比較的高い消耗係数を有する増白剤は、本発明の文脈で染料移動を抑制するのに最も好適である。
勿論、他の通常の光学増白剤型の化合物は、場合によって、真実の染料移動抑制効果よりむしろ、通常の布帛「増白」上の利益を与えるために本組成物で使用できることが認識されるであろう。このような使用法は、洗剤処方において通常の方法であり且つ周知である。
11.抑泡剤
泡の形成を減少するか抑制するための化合物は、本発明の組成物に配合できる。抑泡は、いわゆる「高濃度クリーニング法」およびフロント装入欧州型洗濯機で特定の重要性を有することがある。
各種の物質は、抑泡剤として使用でき、且つ抑泡剤は、当業者に周知である。例えば、Kirk Othmer Encyclopedia of Chemical Technology、第3版、第7巻、第430頁〜第447頁(ジョン・ウィリー・エンド・サンズ・インコーポレーテッド、1979)参照。特定の興味がある1つのカテゴリーの抑泡剤は、モノカルボン脂肪酸およびそれらの可溶性塩を包含する。ウェイン・セント・ジョンに1960年9月27日発行の米国特許第2,954,347号明細書参照。抑泡剤として使用するモノカルボン脂肪酸およびそれらの塩は、典型的には、炭素数10〜約24、好ましくは炭素数12〜18のヒドロカルビル鎖を有する。好適な塩としては、アルカリ金属塩、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、およびリチウム塩、およびアンモニウム塩およびアルカノールアンモニウム塩が挙げられる。
また、本発明の洗剤組成物は、非界面活性剤抑泡剤を含有できる。これらとしては、例えば、高分子量炭化水素、例えば、パラフィン、脂肪酸エステル(例えば、脂肪酸トリグリセリド)、一価アルコールの脂肪酸エステル、脂肪族C18〜C40ケトン(例えば、ステアロン)などが挙げられる。他の抑泡剤としては、N−アルキル化アミノトリアジン、例えば、炭素数1〜24の第一級または第二級アミン2または3モルと塩化シアヌル酸との生成物として生成するトリアルキルメラミンからヘキサアルキルメラミンまで、またはジアルキルジアミンクロルトリアジンからテトラアルキルジアミンクロルトリアジンまで、プロピレンオキシド、およびモノステアリルホスフェート、例えば、モノステアリルアルコールリン酸エステルおよびモノステアリルジアルカリ金属(例えば、K、Na、およびLi)ホスフェートおよびリン酸エステルが挙げられる。パラフィン、ハロパラフィンなどの炭化水素は、液体形で利用できる。液体炭化水素は、室温および大気圧で液体であろうし且つ流動点約−40℃〜約50℃および最小沸点約110℃以上(大気圧)を有するであろう。また、ロウ状炭化水素、好ましくは融点約100℃以下を有するものを利用することが既知である。炭化水素は、洗剤組成物に好ましいカテゴリーの抑泡剤を構成する。炭化水素抑泡剤は、例えば、ガンドルフォ等に1981年5月5日発行の米国特許第4,265,779号明細書に記載されている。炭化水素としては、このように、炭素数約12〜約70の脂肪族、脂環式、芳香族および複素環式飽和または不飽和炭化水素が挙げられる。この抑泡剤議論で使用する「パラフィン」なる用語は、真のパラフィンと環式炭化水素との混合物を包含することを意図するものである。
別の好ましいカテゴリーの非界面活性剤抑泡剤は、シリコーン抑泡剤からなる。このカテゴリーとしては、ポリジメチルシロキサンなどのポリオルガノシロキサン油、ポリオルガノシロキサン油または樹脂の分散液または乳濁液、およびポリオルガノシロキサンとシリカ粒子との組み合わせ(ポリオルガノシロキサンはシリカ上に化学吸着または融着する)の使用が挙げられる。シリコーン抑泡剤は、技術上公知であり、例えば、ガンドルフォ等に1981年5月5日発行の米国特許第4,265,779号明細書およびM.S.スターチによる1990年2月7日公開の欧州特許出願第89307851.9号明細書に開示されている。
他のシリコーン抑泡剤は、組成物および少量のポリジメチルシロキサン流体を水溶液に配合することによって水溶液を脱泡するための方法に関する米国特許第3,455,839号明細書に開示されている。
シリコーンとシラン化シリカとの混合物は、例えば、独国特許出願DOS第2,124,526号明細書に記載されている。粒状洗剤組成物におけるシリコーン脱泡剤および制泡剤は、バルトロッタ等の米国特許第3,933,672号明細書および1987年3月24日発行のバギンスキー等の米国特許第4,652,392号明細書に開示されている。
ここで使用するための例示のシリコーンをベースとする抑泡剤は、本質上
(i)25℃での粘度約20cs〜約1,500csを有するポリジメチルシロキサン粒体;
(ii)(i)100重量部当たり約5〜約50部の、(CH33SiO1/2単位対SiO2単位の比率約0.6:1から約1.2:1の(CH33SiO1/2単位とSiO2単位とからなるシロキサン樹脂;および
(iii)(i)100重量部当たり約1〜約20部の固体シリカゲル
からなる抑泡量の制泡剤である。
ここで使用するのに好ましいシリコーン抑泡剤においては、連続相用溶媒は、特定のポリエチレングリコールまたはポリエチレン−ポリプロピレングリコール共重合体またはそれらの混合物(好ましい)またはポリプロピレングリコールからなる。一次シリコーン抑泡剤は、分枝/架橋であり、好ましくは線状ではない。
この点を更に説明するために、制御された泡を有する典型的な液体洗濯洗剤組成物は、場合によって、(1)(a)ポリオルガノシロキサンと(b)樹脂状シロキサンまたはシリコーン樹脂生成シリコーン化合物と(c)微粉砕充填剤物質と(d)シラノレートを生成するために混合物成分(a)、(b)および(c)の反応を促進するための触媒との混合物である一次消泡剤の非水性乳濁液;(2)少なくとも1種の非イオンシリコーン界面活性剤;および(3)室温での水中溶解度約2重量%以上を有するポリエチレングリコールまたはポリエチレン−ポリプロピレングリコールの共重合体(ポリプロピレングリコールを有していない)からなる前記シリコーン抑泡剤約0.001〜約1重量%、好ましくは約0.01〜約0.7重量%、最も好ましくは約0.05〜約0.5重量%を含むであろう。同様の量は、粒状組成物、ゲルなどで使用できる。1990年12月18日発行のスターチの米国特許第4,978,471号明細書、1991年1月8日発行のスターチの米国特許第4,983,316号明細書、1994年2月22日発行のヒューバーの米国特許第5,288,431号明細書、およびアイザワ等の米国特許第4,639,489号明細書および第4,749,740号明細書第1欄第46欄〜第4欄第35行も参照。
本発明のシリコーン抑泡剤は、好ましくは、ポリエチレングリコールおよびポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコールの共重合体(すべては平均分子量約1,000以下、好ましくは約100〜800を有する)からなる。本発明のポリエチレングリコールおよびポリエチレン/ポリプロピレン共重合体は、室温での水中溶解度約2重量%以上、好ましくは約5重量%以上を有する。
本発明の好ましい溶媒は、平均分子量約1,000以下、より好ましくは約100〜800、最も好ましくは200〜400を有するポリエチレングリコール、およびポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコールの共重合体、好ましくはPPG200/PEG300である。ポリエチレングリコール対ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコールの共重合体の重量比約1:1から1:10、最も好ましくは1:3から1:6が、好ましい。
ここで使用する好ましいシリコーン抑泡剤は、ポリプロピレングリコール、特に分子量4,000のポリプロピレングリコールを含有しない。それらは、好ましくは、プルロニック(PLURONIC▲R▼)L101などのエチレンオキシドとプロピレンオキシドとのブロック共重合体も含有しない。
ここで有用な他の抑泡剤は、第二級アルコール(例えば、2−アルキルアルカノール)およびこのようなアルコールとシリコーンなどのシリコーン油との混合物(米国特許第4,798,679号明細書、第4,075,118号明細書およびEP第150,872号明細書に開示)からなる。第二級アルコールとしては、C1〜C16鎖を有するC6〜C16アルキルアルコールが挙げられる。好ましいアルコールは、コンデアから商標イソフォール(ISOFOL▲R▼)12で入手できる2−ブチルオクタノールである。第二級アルコールの混合物は、エニケムから商標イサルケム(ISALCHEM▲R▼)123で入手できる。混合抑泡剤は、典型的には、1:5から5:1の重量比のアルコールとシリコーンとの混合物からなる。
自動洗濯機で使用すべき洗剤組成物の場合には、泡は、洗濯機をオーバーフローする程度には形成すべきではない。抑泡剤は、利用する時には、好ましくは、「抑泡量」で存在する。「抑泡量」とは、組成物の処方業者が自動洗濯機で使用するための低起泡性洗濯洗剤を生ずるように泡を十分に制御するであろうこの制泡剤の量を選択できることを意味する。
本組成物は、一般に、抑泡剤0%〜約5%を含むであろう。抑泡剤として利用する時には、モノカルボン脂肪酸およびそれらの塩は、典型的には、洗剤組成物の約5重量%までの量で存在するであろう。好ましくは、脂肪モノカルボキシレート抑泡剤約0.5%〜約3%を利用する。多量に使用できるが、シリコーン抑泡剤は、典型的には、洗剤組成物の約2.0重量%までの量で利用される。この上限は、主としてコストを最小限に保ち且つ有効に制泡するための少量の有効性に関する関心事のための実際的な性状である。好ましくは、シリコーン抑泡剤約0.01%〜約1%、より好ましくは約0.25%〜約0.5%が、使用される。ここで使用するこれらの重量%値は、ポリオルガノシロキサンと併用できるシリカ、並びに利用できる補助剤物質を包含する。モノステアリルホスフェート抑泡剤は、一般に、組成物の約0.1〜約2重量%の量で利用される。多量に使用できるが、炭化水素抑泡剤は、典型的には、約0.01%〜約5.0%の量で利用される。アルコール抑泡剤は、典型的には、完成組成物の0.2〜3重量%で使用される。
12.布帛柔軟剤
各種のスルー・ザ・ウォッシュ(through-the-wash)布帛柔軟剤、特に1977年12月13日発行のストームおよびニルシュルの米国特許第4,062,647号明細書の微細なスメクタイト粘土、並びに技術上既知の他の柔軟剤粘土は、場合によって、典型的には、布帛クリーニングと同時に布帛柔軟化上の利益を与えるために本組成物で約0.5〜約10重量%の量で使用できる。粘土柔軟剤は、例えば、1983年3月1日発行のクリスプ等の米国特許第4,375,416号明細書および1981年9月22日発行のハリス等の米国特許第4,291,071号明細書に開示のようなアミンおよび陽イオン柔軟剤と併用できる。
13.他の成分
洗剤組成物で有用な各種の他の成分、例えば、他の活性成分、担体、ハイドロトロープ、加工助剤、染料または顔料、液体処方物用溶媒、固形組成物用固体充填剤などが、本組成物に配合できる。高起泡が望まれるならば、C10〜C16アルカノールアミドなどの増泡剤は、組成物に、典型的には1%〜10%の量で配合できる。C10〜C14モノエタノールおよびジエタノールアミドは、典型的な種類のこのような増泡剤を例示する。このような増泡剤を前記アミンオキシド、ベタイン、スルタインなどの高起泡性補助界面活性剤と併用することも、有利である。所望ならば、MgCl2、MgSO4などの可溶性マグネシウム塩は、追加の泡を与え且つグリース除去性能を高めるために典型的には0.1%〜2%の量で添加できる。
本組成物で使用する各種の洗剤成分は、場合によって、前記成分を多孔性疎水性基体上に吸収し、次いで、前記基体を疎水性コーティングで被覆することによって更に安定化できる。好ましくは、洗剤成分は、多孔性基体に吸収する前に界面活性剤と混合する。使用中、洗剤成分は、水性洗浄液中で基体から放出され、そこで所期の洗浄機能を遂行する。
この技術をより詳細に例示するために、多孔性疎水性シリカ〔デグッサの商標シパーナット(SIPERNAT▲R▼)D10〕は、C13〜15エトキシ化アルコール(EO7)非イオン界面活性剤3%〜5%を含有するタンパク分解酵素溶液と混合する。典型的には、酵素/界面活性剤溶液は、シリカの重量の2.5倍である。得られた粉末は、攪拌下にシリコーン油(500〜12,500の範囲内の各種のシリコーン油粘度が使用できる)に分散する。得られたシリコーン油分散液は、乳化するか、他の方法で最終洗剤マトリックスに加える。この手段によって、前記酵素、漂白剤、漂白活性化剤、漂白触媒、光活性剤、染料、蛍光剤、布帛コンディショナー、加水分解性界面活性剤などの成分は、液体洗濯洗剤組成物を含めて洗剤で使用するために「保護」できる。
液体洗剤組成物は、担体として水および他の溶媒を含有できる。メタノール、エタノール、プロパノール、およびイソプロパノールによって例証される低分子量第一級または第二級アルコールが、好適である。一価アルコールが界面活性剤を可溶化するのに好ましいが、ポリオール、例えば、2〜約6個の炭素原子および2〜約6個のヒドロキシ基を含有するもの(例えば、1,3−プロパンジオール、エチレングリコール、グリセリン、および1,2−プロパンジオール)も、使用できる。組成物は、このような担体5%〜90%、典型的には10%〜50%を含有できる。
本発明の洗剤組成物は、好ましくは、水性クリーニング操作での使用時に、洗浄水がpH約6.5〜約11、好ましくは約7.5〜10.5を有するように処方するであろう。液体皿洗い製品処方物は、好ましくは、pH約6.8〜約9.0を有する。洗濯製品は、典型的には、pH9〜11である。pHを推奨使用レベルに制御するための技術は、緩衝剤、アルカリ、酸などの使用を包含し、当業者に周知である。
本発明をより容易に理解するために、下記の実施例に言及する。これらの実施例は、例示しようとするだけであり、本発明範囲を限定しようとするものではない。
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多量の他の耐久性香料成分を含有する下記の香料も、沸点少なくとも約250℃、およびClogP少なくとも約3を有する成分の量が、組成物の約70%以下であるように、cis−ジャスモン、酢酸ジメチルベンジルカルビニル、エチルバニリン、酢酸ゲラニル、α−ヨノン、β−ヨノン、γ−ヨノン、コアボン、ラウリンアルデヒド、ジヒドロジャスモン酸メチル、メチルノニルアセトアルデヒド、γ−ノナラクトン、イソ酪酸フェノキシエチル、フェニルエチルジメチルカルビノール、酢酸フェニルエチルジメチルカルビニル、α−メチル−4−(2−メチルプロピル)−ベンゼンプロパナール、6−アセチル−1,1,3,4,4,6−ヘキサメチルテトラヒドロナフタレン、ウンデシレンアルデヒド、バニリン、2,5,5−トリメチル−2−ペンチル−シクロペンタノン、2−t−ブチルシクロヘキサノール、ベルドックス、酢酸p−t−ブチルシクロヘキシル、およびそれらの混合物からなる群から選ばれる十分な香料成分を加えて使用できる。
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例I
本例は、前記香料処方物を含有するヘビーデューティー粒状洗剤を例示する。ここに例証される典型的な粒状洗剤中の成分を以下の表1に示す。
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ここに例示のベース処方物は、それぞれレジゲおよびエアロマティックから商業上入手できる粉末ミキサー、流動床などの装置中での通常の噴霧乾燥技術または凝集法を含めて各種の既知の方法によって調製できる。凝集は、現代のコンパクト粒状洗剤を調製するのに特に好適であり且つ最初に標準ミキサーを使用して界面活性剤ペーストを調製した後、ペーストを凝集体に凝集し、乾燥することを要する。このような加工技術は、技術上周知である。セルラーゼなどの酵素は、ベース処方物に乾式混合し、ここで使用する香料はその後にベース処方物上に噴霧して、ここに例証される最終粒状洗剤組成物を調製する。
処方物の各々において香料AおよびBの代わりに香料C〜Iを使用して同じベース処方物を調製する。
例II
本実施例は、前記香料を含有する液体洗濯洗剤組成物を例示する。表IIは、液体洗濯洗剤の各種の成分を示す。
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例III
本例は、本発明に係る香料を含有する洗濯固形物を例示する。ここに例証される洗濯固形物は、汚れた布帛を手洗いするのに好適であるように標準押出法によって調製する。表IIIは、洗濯固形物中の各種の成分を示す。
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例IV
数種の追加の液体洗剤組成物を調製する。これらの組成物の処方を表IVに示す。
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例V
表Vに示す処方を有するビルダー入り濃縮ヘビーデューティー液体洗剤組成物を調製する。
Figure 0003801644
処方物の各々において香料AおよびBの代わりに香料C〜Iを使用して同じベース処方物を調製する。
例VI
数種のコンパクト粒状洗剤組成物を調製する。これらの組成物の処方を表VIに示す。
Figure 0003801644
処方物の各々において香料AおよびBの代わりに香料C〜Iを使用して同じベース処方物を調製する。
例VII
表VIIに示す組成を有する濃縮ヘビーデューティー粒状洗剤製品を調製する。
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成分、未反応物質
前記組成物中の耐久性香料を香料G〜Nに取り替えた場合に、耐久性香料効果が得られるので、修正に応じた同様の結果が得られる。
陰イオンである前記実施例中の成分は、塩形、典型的にはナトリウム塩形で存在する。
本発明をこのように詳細に記載したが、本発明の範囲から逸脱せずに各種の変更を施すことができること、および本発明は明細書に記載のものに限定されるとはみなされないことが当業者に明らかであろう。

Claims (9)

  1. (Acis−ジャスモン、酢酸ジメチルベンジルカルビニル、エチルバニリン、酢酸ゲラニル、α−ヨノン、β−ヨノン、γ−ヨノン、コアボン、ラウリンアルデヒド、ジヒドロジャスモン酸メチル、メチルノニルアセトアルデヒド、γ−ノナラクトン、イソ酪酸フェノキシエチル、フェニルエチルジメチルカルビノール、酢酸フェニルエチルジメチルカルビニル、α−メチル−4−(2−メチルプロピル)−ベンゼンプロパナール、6−アセチル−1,1,3,4,4,6−ヘキサメチルテトラヒドロナフタレン、ウンデシレンアルデヒド、バニリン、2,5,5−トリメチル−2−ペンチル−シクロペンタノン、2−t−ブチルシクロヘキサノール、ベルドックス、酢酸p−t−ブチルシクロヘキシル、沸点少なくとも250℃およびClogP少なくとも3を有する成分、および、それらの混合物からなる群から選ばれる耐久性香料成分、少なくとも70重量%、
    を含む耐久性香料組成物0.001〜10重量%(ただし、前記沸点少なくとも250℃およびClogP少なくとも3を有する成分が存在する場合には、この成分は前記耐久性香料組成物の70重量%未満で含まれる)、ならびに、
    (B)界面活性剤系0.01〜95重量%、
    を含んでなることを特徴とする、洗剤組成物。
  2. 前記界面活性剤系が、陰イオン洗剤界面活性剤と非イオン洗剤界面活性剤との混合物を含有する、請求項1に記載の組成物。
  3. アルキルベンゼンスルホネート、アルキルエステルスルホネート、アルキルエトキシレート、アルキルフェノールアルコキシレート、アルキルポリグルコシド、アルキルサルフェート、アルキルエトキシサルフェート、第二級アルキルサルフェートおよびそれらの混合物からなる群から選ばれる界面活性剤1%〜55%を更に含む、請求項1または2に記載の洗剤組成物。
  4. 洗浄性ビルダー少なくとも1重量%を更に含む、請求項3に記載の洗剤組成物。
  5. 漂白剤、漂白活性化剤、抑泡剤、酵素安定剤、高分子分散剤、染料移動抑制剤、防汚剤およびそれらの混合物からなる群から選ばれる、補助成分を更に含む、請求項3または4に記載の洗剤組成物。
  6. 前記組成物が凝集体の形であり、且つ前記洗剤組成物の密度が少なくとも650g/lである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗剤組成物。
  7. 前記組成物が洗濯固形物の形である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗剤組成物。
  8. 前記組成物が液体、好ましくは水、C1〜C4一価アルコール、C2〜C6多価アルコール、液体ポリアルキレングリコール、およびそれらの混合物からなる群から選ばれる担体を含む、の形である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗剤組成物。
  9. 布帛を、請求項1〜8のいずれか1項に記載の有効量の洗剤組成物を含有する水性媒体と接触させることを特徴とする布帛の洗濯法。
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