JP3796489B2 - 光学駆動ユニット、光学装置およびカメラシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビカメラ、ビデオカメラ等の光学装置に用いられる光学駆動ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ズーム操作に対するサーボ駆動およびマニュアル駆動の変更は、機械的なクラッチの切換え機構を手動にて操作することによって行われるものであったが、最近では、この手動によるクラッチ切り換えを必要とせずにサーボ駆動とマニュアル駆動の両方が可能なものがある(特許文献1)。
【0003】
また、テレビやビデオの撮影では、様々な撮影の手法がとられるが、あるズーム位置で被写体を撮影している最中に、ズーム位置を変更し、その後、また元の同じズーム位置に戻して撮影を続けるといった撮影方法や、特許文献2、特許文献3、特許文献4にあるように、プリセット機能がある。これは、予め任意のズーム位置や速度をプリセット情報として記憶しておき、撮影中にプリセットスイッチをオンすることでそのズーム位置にズームレンズ光学系を移動させたり、記憶した速度でズームレンズ光学系を移動させる撮影方法である。
【0004】
この種の撮影方法を行うため、ドライブユニットと呼ばれるレンズ駆動ユニットに、ボタン式のスイッチが設けられ、このスイッチが操作されると、ズームレンズがテレ端(又はワイド端)に向かう方向に移動し、スイッチの操作が解除されると、ズームレンズが元のズーム位置に戻るように構成されたズーム操作機能を有したドライブユニットがある。
【0005】
また、他の撮影方法として、撮影者が任意にズーム位置を設定できるものもある。すなわち、撮影者が移動させたいズーム位置(テレ端からワイド端全域)を設定するためのボリウムをレンズ駆動ユニットに設け、そのボリウムが操作されることにより、ズームの移動先が設定される。
【0006】
そして、同様にボタン式のスイッチが操作されると、ズームレンズがボリウムにて設定したズーム位置ヘサーボ駆動され、該スイッチの操作が解除されると、元のズーム位置に戻る。以下、これをプリセットズーム往復機能という。
【0007】
また、ボタン式の操作部材(スイッチ)が操作されることで、レンズ駆動ユニットの内部の記憶回路に、設定したいズーム位置を記憶させる方式もある。
【0008】
また、複数のボタン式の操作部材(スイッチ)を設け、これら操作部材を操作することで、ズーム位置を記憶し、また、ズームを記憶されたズーム位置のある方向に作動させ、記憶位置に到達すると停止するように構成されたズーム操作機能(プリセット機能)を有したドライブユニットがある。すなわち、撮影者が予めプリセットしたい位置にズームを移動し、MEMOスイッチ8をオンすることにより、その時のズーム位置をプリセット位置として記憶する。プリセットの動作は、SW操作部7をオンすることによって、プリセット位置にズームが電動で移動する。この時のズーム駆動速度は、ズーム速度を設定するズーム速度可変ボリウムの設定位置、あるいは、最高スピードや、後述する速度プリセット機能と同様の方法で記憶されたプリセット速度である。
【0009】
もう一つの速度プリセット機能は、プリセット速度の設定をするため、撮影者が予めプリセットしたい速度になるようズームコントロールスイッチ1の操作量を調整し、ズームを移動し、その移動中に、メモリスイッチ8をオンすることにより、その時のズーム速度と移動方向をプリセット速度として記憶する。プリセットの動作は、速度SW操作部12をオンすることによって、記憶されたプリセット速度、方向にて、ズームが電動でズーム端まで、移動する。
【0010】
このように、機械的なクラッチ切り換えを要することなくズームのサーボ駆動およびマニュアル駆動が可能であるとともに、プリセットズーム往復機能等のズーム機能をも備えたレンズ装置がある。
【0011】
ズーム部分に用いられた、機能ではないが、オートフォーカス機能搭載カメラにおいて、そのオートフォーカスの特性上、動きの速い被写体やオートフォーカスの苦手とする被写体を撮影するとき、オートフォーカスでは、追従できない場合がある。そのため、動きの速い被写体を追従したり、フォーカスしにくい被写体にフォーカスを合わせる場合は、マニュアルフォーカスに切り替え、撮影を続けることが望ましい。そのため、オートフォーカスとマニュアルフォーカスをスイッチ等により、その切り替えをするのではなく、マニュアルフォーカス操作を検知した場合、瞬時にオートフォーカスを取りやめ、マニュアルフォーカス操作を優先させる機能をもつ例がある(例えば、特許文献5参照)。
【0012】
【特許文献1】
特開平11−287944号公報
【特許文献2】
特開2001−124977号公報
【特許文献3】
特開2001−124978号公報
【特許文献4】
特開2001−124979号公報
【特許文献5】
特開平5−14793号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ズーム操作において機械的なクラッチ切り替えなしにサーボ駆動とマニュアル駆動とが瞬時に変更できるレンズ装置に、上記プリセットズーム往復機能や、プリセット機能、速度プリセット機能を搭載した場合において、このプリセットズーム往復機能の動作中に撮影者がマニュアルズーム操作を行うことがあり得る。たとえば、鳥や動物など被写体とし、撮影するとき、広角の状態から、徐々に一定速のスロー(低速)ズームにてズームアップしながら、画面いっぱいになるまで、撮影するような事が良くある。こういった場合、従来例にて、説明したさまざまなプリセットズーム機能が、非常に有効である。しかしながら、鳥や動物は、一点にとどまっていてくれる保証はなく、ズームアップの途中で、動いてしまうことが良くある。そういった場合、その被写体を追いつづける必要がある。
【0014】
このような場合、撮影者は、その被写体を追いつづけるため、プリセットズーム機能(プリセットズーム往復機能、プリセット機能、速度プリセット機能)の動作中ではあるが、その機能を取りやめ、意図的にズーム操作を行って自らの意思でフレームを決める必要があり、マニュアル駆動した手を離した瞬間又はその後に、プリセットズーム機能の動作が続行されることによってズームが移動することは望まない。
【0015】
本発明は、機械的なクラッチ切り替えなしにサーボ駆動とマニュアル駆動とを行え、サーボ駆動にて光学調節手段を記憶位置や記憶速度を用いたプリセットズーム機能を搭載した光学装置において、同機能の動作中におけるマニュアル操作後の光学調節手段の撮影者の意図に反した移動を防止できるようにした光学装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、機械的なクラッチ切り換えを要することなく光学調節部材のサーボ駆動とマニュアル駆動とを行え、かつサーボ駆動にて光学調節部材を記憶した位置に移動させる機能を搭載した光学駆動ユニットにおいて、同機能の動作中におけるマニュアル駆動後の光学調節部材が撮影者の意図に反した移動をしないようにすることを目的としている。
【0017】
本発明は、光学調節部材を駆動する光学駆動ユニットにおいて、前記光学調節部材のサーボ駆動およびマニュアル駆動が可能であって、切換え操作を要することなくサーボ駆動中の前記光学調節部材のマニュアル駆動が可能な駆動機構と、前記光学調節部材の駆動速度を記憶する記憶回路と、前記記憶回路に記憶された駆動速度にて前記光学調節部材をサーボ駆動するプリセット駆動制御を行う制御回路と、前記光学調節部材の駆動状態を検出する検出器とを有し、前記記憶回路に記憶された駆動速度は、前記光学調節部材のワイド端からテレ端までのズーム全域を5秒以上かけて移動する速度であって、前記制御回路は、前記プリセット駆動制御において設定された駆動状態と前記検出器の検出状態とが異なるときに、前記プリセット駆動制御中に前記光学調節部材がマニュアル駆動されたことを検出し、前記マニュアル駆動の検出結果に基づいて前記プリセット駆動制御を中止することを特徴とする。
【0019】
本発明の光学駆動ユニットの特徴は、図面を参照しての以下の具体的な実施例の説明により明確になるであろう。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0021】
(実施形態1)
図1には、本発明の実施形態1であるレンズ装置(光学装置)の構成を示している。この図において、1は撮影レンズ、1aは光学調節部材としてのズームレンズ1bのマニュアル駆動力およびサーボ駆動力が入力されるズーム駆動リングである。ズーム駆動リング1aは、不図示のカム機構等を介してズームレンズ1bに機械的に接続されており、このズーム駆動リング1aが回転することにより、ズームレンズ1bが光軸方向に移動する。
【0022】
20は撮影レンズ1に装着されるレンズ駆動ユニット(光学駆動ユニット)である。このレンズ駆動ユニット20において、2はズームレンズ1bのワイド端とテレ端の間の移動に連動し、その位置に応じた信号を出力するズーム位置検出器である。3はズーム駆動リング1aを駆動するズームモータ、4はズーム位置検出器2の回転軸に取り付けられ、撮影レンズ1上のズーム駆動リング1aにかみ合い、その回転に連動して回転するアイドラギアである。
【0023】
9はズームレンズ1bをサーボ駆動するために、その操作量と操作方向に応じた指令信号を出力するズーム操作スイッチである。6はCPU等により構成される制御回路であり、ズーム操作スイッチ9からの指令信号に応じて駆動回路10に制御信号を出力する。駆動回路3は入力された制御信号に応じてズームモータ3を駆動する。制御回路6は、これ以外にも、レンズ駆動ユニット20内のすべての機能の制御を司る。
【0024】
5は電磁クラッチに代表される接続機構であり、ズームモータ3に接続された入力側の部材(図示せず)の回転をズーム駆動リング1aに噛み合う出力側の部材(図示せず)に摩擦等を利用して伝達する。
【0025】
また、電磁クラッチへの通電をON/OFFすることによって上記入力側部材と出力側部材の接続のON/OFFを行わせることができるとともに、通電する電気信号の値を変化させることによって、入力側部材と出力側部材との圧接力を変化させて接続トルクを変更することもできる。
【0026】
例えば、接続機構5の接続をONにした状態でズームモータ3を駆動することにより、ズームモータ3の駆動力がズーム駆動リング1aを介してズームレンズ1bに伝達され、サーボズーム駆動が行われる。
【0027】
このサーボズーム駆動中にズーム駆動リング1aが使用者によってマニュアル操作されると、制御回路6は、ズームレンズ1bの移動速度(ズーム位置検出器2により検出されるズームレンズ1bの位置の変化率)がズームモータ3で駆動した場合の速度や方向に対して異なるか否かを判別し、異なる場合はサーボ駆動中にマニュアル駆動がなされたものとして接続機構5の接続をOFFにし、ズームレンズ1bのマニュアル駆動を可能とする。
【0028】
そして、再びズーム操作スイッチ9が操作されると、制御回路6は接続機構5の接続をONにして、ズームレンズ1bのサーボ駆動を可能とする。
【0029】
7は後述するプリセットズーム往復機能によるズームレンズ1bのサーボ駆動をスタートさせるためのスタートスイッチ、8は使用者が任意のズーム位置を、制御回路6内に設けられたメモリ6aに予め記憶させるためのMEMOスイッチである。
【0030】
以上のように構成されたレンズ駆動ユニット20は、撮影レンズ1に装着され、さらに撮影レンズ1が図5に示すようにビデオカメラ30に装着されることにより、カメラシステムとして使用される。
【0031】
次に、レンズ駆動ユニット20の動作について、図1と、図2から4のフローチャートとを用いて説明する。
【0032】
ここで、本実施形態のレンズ駆動ユニット20(制御回路6)は、プリセット指令部材としてのスタートスイッチ7の操作に応じて、予めMEMOスイッチ8の操作に応じてメモリ6aに記憶された第1のズーム位置にズームレンズ1bをサーボ駆動する第1の駆動制御と、スタートスイッチ7の操作時点でのズーム位置を第2のズーム位置として上記メモリ6aに記憶させ、スタートスイッチ7の操作解除に応じて第1のズーム位置から第2のズーム位置にズームレンズ1bをサーボ駆動する第2の駆動制御とを含むプリセットズーム往復駆動制御機能(以下、単にプリセットズーム往復機能という)を備えている。
【0033】
図2には、ズーム往復機能を使用する前にメモリ6aに第1のズーム位置を記憶させる際の制御回路6の動作を示している。
【0034】
レンズ駆動ユニット20の電源がオンされると(例えば、ビデオカメラから電源が供給されると)本フローがスタートする。使用者は、まずズームスイッチ9を操作して、ズームレンズ1bをテレ端からワイド端までの間の所望のズーム位置に移動させておく。
【0035】
そして、制御回路6は、step1にて、MEMOスイッチ8がオンされたか否かを判別する。オンされたときはstep2に進み、ズーム位置検出器2により検出されたズーム位置を読み込み、次のstep3でこのズーム位置(第1のズーム位置)をメモリ6aに記憶させる。
【0036】
図3には、ズーム往復機能を実行する際の制御回路6の動作を示している。レンズ駆動ユニット20の電源がオンされると本フローがスタートする。
【0037】
まず、step11で、制御回路6は、スタートスイッチ7がオンされたか否かを判別する。オンされたときは、step12に進み、スタートスイッチ7がオンされた時点でのズーム位置検出器2により検出されたズーム位置(第2のズーム位置)をメモリ6aに記憶させる。
【0038】
続いて、step13に進み、図2のフローチャートに従ってメモリ6aに記憶させた第1のズーム位置のデータを読み込み、ズームレンズ1bをこの第1のズーム位置に所定の速度で移動させるよう、駆動回路10を通じてズームモータ3を駆動する。
【0039】
次にstep14では、スタートスイッチ7がオフされたか否かを判別する。ズームレンズ1bが第1のズーム位置に到達する前にスタートスイッチ7がオフされたときは、step18にジャンプし、その時点からズームレンズ1bがstep12でメモリ6aに記憶された第2のズーム位置に向かうようにズームモータ3を駆動する。スタートスイッチ7がオンのままであるときは、step15に進み、ズーム位置検出器2により検出されたズーム位置が第1のズーム位置に到達したか否かを判別し、まだ到達していないときはズームモータ3の駆動を続行する。第1のズーム位置に到達したときは、step16に進み、ズームモータ3(つまりはズームレンズ1b)を停止させる。そして、使用者は、この第1のズーム位置に対応する画角を得た状態で撮影をすることができる。なお、このときも使用者はスタートスイッチ7をオンした状態を維持している。
【0040】
次に、step17では、制御回路6は、スタートスイッチ7がオフされたか否かを判別する。オフされたときは、step18に進み、step12でメモリ6aに記憶された第2のズーム位置に向かうようにズームモータ3を駆動する。
【0041】
さして、step19では、ズーム位置検出器2により検出されたズーム位置が第2のズーム位置に到達したか否かを判別し、まだ到達していないときはズームモータ3の駆動を続行する。第2のズーム位置に到達したときは、step20に進み、ズームレンズ1bを停止させる。これにより、撮影者はプリセットズーム往復機能を使用する前(スタートスイッチ7をオンする前)と同じ画角で撮影を行うことができる。
【0042】
図4には、上述したプリセットズーム往復機能の実行中にズーム駆動リング1aが手で操作(マニュアル操作)された際の制御回路6の動作を示している。レンズ駆動ユニット20の電源がオンされると本フローがスタートする。
【0043】
まず、step21にて、制御回路6は、現在、プリセットズーム往復機能の動作中かどうかを判断する。プリセットズーム往復機能動作中でなければ、step1の判断を繰り返す。この場合、通常のズームレンズ1bのサーボ駆動およびマニュアル駆動(通常のサーボ駆動中でのマニュアル駆動も含む)を自由に行うことができる。
【0044】
一方、現在、プリセットズーム往復機能が動作中であるときは、step22へ進む。step22では、ズーム位置(1)としてMEMOスイッチ8の操作に応じて予めメモリ6aに記憶していた第1のズーム位置のデータ又はスタートスイッチ7の操作時点でメモリ6aに記憶された第2のズーム位置のデータをズーム位置(2)へ代入し、再び記憶させる。
【0045】
step23では、制御回路6は、ズーム位置検出器2により現在のズーム位置を検出し、ズーム位置(1)として記憶させる。
【0046】
次に、step24にて、ズーム位置(1)とズーム位置(2)のデータより、ズームの移動スピードを計算するとともに、ズーム位置検出器2からの信号に基づいてズームレンズ1b(ズーム駆動リング1a)の移動方向、停止状態を確認する。そして、step25にて、プリセットズーム往復機能において設定されているズームレンズ1bの所定のズーム移動スピードや、移動方向若しくは停止状態(図3のstep16の状態)と、step24にて得られた実際の移動スピードや、移動方向若しくは停止状態とが等しいかどうかを比較する。
【0047】
ここで、もし両者が等しければ、外部からのズーム駆動リング1aのマニュアル操作(すなわち、ズームレンズ1bのマニュアル駆動)はされていないとしてstep21へ戻る。一方、両者が異なる場合は、step26へ進み、プリセットズーム往復機能によるサーボ駆動ではないズームレンズ1bのマニュアル駆動(もしくは停止操作)がズーム駆動リング1aを通じてなされているとして、step27に進む。
【0048】
step27,28では、プリセットズーム往復機能の動作を中止するために、駆動回路10を介してズームモータ3への電圧印加を切り、また、接続機構5の接続をOFFし駆動用モータ3との接続を切り、動力を伝達しないようにする。ズームモータ3およびズームレンズ1bを停止させる。これにより、使用者がズーム駆動リング1aから手を離した後に、プリセットズーム往復機能の続行によってズームレンズ1bが移動することはない。
【0049】
なお、本実施形態では、第1のズーム位置として1つのズーム位置のみをメモリ6aに記憶させる場合について説明したが、第1のズーム位置として複数のズーム位置をメモリ6aに記憶させ、使用する1つの第1のズーム位置をスイッチ操作により選択できるようにしてもよい。
【0050】
(実施形態2)
上記実施形態1で説明したプリセットズーム往復機能以外のプリセットズーム制御機能を有する場合でも、本発明を適用することができる。
【0051】
例えば、プリセット指令部材としてのスタートスイッチ7の操作に応じてズームレンズ1bを所定の可動端(テレ端又はワイド端)にサーボ駆動する第1の駆動制御を行うとともに、このスタートスイッチ7の操作時点でのズーム位置をメモリ6aに記憶させ、スタートスイッチ7の操作解除に応じて上記可動端から上記記憶したズーム位置にズームレンズ1bをサーボ駆動する第2の駆動制御を行うプリセットズーム往復機能を備えたものにも、本発明を適用することができる。
【0052】
この場合、制御回路6は、図3中のstep13で、ズームレンズ1bを第1のズーム位置に代えて所定の可動端に向けて駆動し、step15,16で該可動端に到達したときにズームレンズ1bの駆動を停止する。
【0053】
また、この場合のプリセットズーム往復機能動作中におけるマニュアル駆動検出によるプリセットズーム往復機能動作の中止制御およびマニュアル駆動の検出方法は、実施形態1にて説明したのと同様である。
【0054】
(実施形態3)
上記実施形態1,2では、ズームレンズ1bの駆動に関して説明したが、本発明は、フォーカスレンズや絞りユニット(絞り羽根の移動により光量が調節される)等、他の光学調節部材の駆動に適用することも可能である。
【0055】
(実施形態4)
さらに、実施形態1では、撮影レンズ1に装着される、サーボ駆動系を含むレンズ駆動ユニット20について説明したが、本発明は、撮影レンズとサーボ駆動系とが1つの筐体内に収容された(つまりは、上記実施形態にて説明したレンズ駆動ユニットが撮影レンズとともに筐体内に収容された)、デマンド等のサーボ操作ユニットが接続可能な大型の撮影レンズ装置(光学装置)についても適用することができる。
【0056】
以上説明したように、上記各実施形態によれば、機械的なクラッチの切り換え操作を要することなく、光学調節部材のサーボ駆動とマニュアル駆動とを行うことができる光学装置に、光学調節部材をサーボ駆動によって往復動作等させるプリセット駆動制御機能を搭載した場合において、同駆動制御中におけるマニュアル駆動を検出したときは、該駆動制御を中止するとともに、その後の光学調節部材のサーボ駆動による移動(プリセット駆動制御の続行による移動)を回避することができる。
【0057】
(実施形態5)
図6には、本発明の実施形態5であるレンズシステム(光学装置システム)の構成を示している。この図6において、図1と共通のものは、説明を割愛する。11はズームレンズの駆動速度に応じた速度信号を出力する速度信号検出手段、12は速度プリセット動作の開始、終了を指示する速度SW操作部である。
【0058】
以上のように構成された本実施形態のレンズ駆動ユニット20のプリセット機能及び、速度プリセット機能搭載時の制御動作について、図6および図7のフローチャートを用いて説明する。
【0059】
ここで、本実施形態のレンズシステムは、プリセット動作を開始させる操作手段としてのスイッチの操作によって、予めMEMOスイッチ8の操作に応じてCPU6内のメモリに記憶された情報を元に、プリセット機能、速度プリセット機能を実施できる機能を備えている。
【0060】
CPU6は、現在、プリセット動作中あるいは速度プリセット動作中(プリセット機能動作中)かどうか判断する(step201)。もし、プリセット機能動作中でなければ、step201の判断を繰り返す。この時、通常のズームレンズのサーボ駆動およびマニュアル駆動(通常のサーボ駆動中でのマニュアル駆動も含む)を自由に行うことができる。
【0061】
一方、現在、プリセット機能動作中であるときは、速度検出手段11から、ズーム速度及び、ズーム方向を取得する(step202)。そして、取得したズーム方向である移動方向と設定されているプリセット方向が等しいかどうか比較する(step203)。等しい場合、ズーム方向は変化していないと判断し、速度判断に進む。もし、等しくない場合は外部より負荷がかかり、マニュアルによるズームレンズの駆動操作がされていると判断し、プリセット機能中止動作に進む。速度判断では、プリセット駆動用の速度として設定されている速度と、step202で取得したズーム速度が等しいか判断する(step204)。等しい場合、外部よりの負荷、つまりはズーム駆動リング1aによるマニュアル操作はされていないとしてstep201へ戻る。一方、等しくない場合は、マニュアル操作されたと判断し(step205)、プリセット機能、速度プリセット機能を中止するよう駆動回路10を介して駆動用モータ3への電圧印加を切り(step206)、また、接続機構5の接続をOFFし駆動用モータ3との接続を切り、動力を伝達しないようにする。駆動用モータ3を停止させる(step207)。これにより、撮影者がズーム駆動リング1aから手を離した後でも、ズームが移動しない。
【0062】
本実施形態5は、以下のような撮影状況において、特に有効な形態である。
【0063】
例えば、鳥や動物など被写体とし、撮影するとき、広角の状態から、徐々に一定速のスロー(低速)ズームにてズームアップしながら、画面いっぱいになるまで、撮影するような事が良くある。こういった場合、従来例にて、説明したさまざまなプリセットズーム機能が、非常に有効である。しかしながら、鳥や動物は、一点にとどまっていてくれる保証はなく、ズームアップの途中で、動いてしまうことが良くある。そういった場合、その被写体を追いつづける必要があり、本実施形態の図7のフローが必要とされる。
【0064】
ここで、スロー(低速)ズームとは、通常のサーボ(電動)ズーム機能の最高スピードより、遅いスピードで、ズームレンズの全域(ワイド端からテレ端)を、5秒以上かけて移動するズームと定義される。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、機械的なクラッチの切り替え操作を必要とすることなく、サーボ駆動とマニュアル駆動とを行うことができる光学装置に、ズームを記憶した位置や記憶した速度にて、サーボ駆動させるプリセットズーム機能(プリセット機能、速度プリセット機能)を搭載した場合において、同機能の動作中に、マニュアル操作が行われた場合、同機能を途中で停止することで、マニュアル操作後の光学調節手段のサーボ駆動による移動を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1であるレンズ装置の構成図。
【図2】上記(the)レンズ装置を構成するレンズ駆動ユニットの動作(ズーム位置の記憶動作)を示したフローチャート。
【図3】上記レンズ駆動ユニットの動作(プリセットズーム往復機能動作)を示したフローチャート。
【図4】上記レンズ駆動ユニットの動作(プリセットズーム往復機能動作の中止動作)を示したフローチャート。
【図5】上記レンズ装置をカメラに装着したカメラシステムの概略図。
【図6】本発明の実施形態5であるレンズシステムの構成図。
【図7】実施形態5のレンズシステムを構成するレンズ駆動ユニットの動作を示したフローチャート。
【符号の説明】
1 撮影レンズ
2 ズーム位置検出器
3 ズームモータ
4 アイドラギア
5 接続機構
6 制御回路
7 スタートスイッチ
8 MEMOスイッチ
9 ズーム操作スイッチ
10 駆動回路
20 レンズ駆動ユニット
Claims (3)
- 光学調節部材を駆動する光学駆動ユニットにおいて、前記光学調節部材のサーボ駆動およびマニュアル駆動が可能であって、切換え操作を要することなくサーボ駆動中の前記光学調節部材のマニュアル駆動が可能な駆動機構と、前記光学調節部材の駆動速度を記憶する記憶回路と、前記記憶回路に記憶された駆動速度にて前記光学調節部材をサーボ駆動するプリセット駆動制御を行う制御回路と、前記光学調節部材の駆動状態を検出する検出器とを有し、前記記憶回路に記憶された駆動速度は、前記光学調節部材のワイド端からテレ端までのズーム全域を5秒以上かけて移動する速度であって、前記制御回路は、前記プリセット駆動制御において設定された駆動状態と前記検出器の検出状態とが異なるときに、前記プリセット駆動制御中に前記光学調節部材がマニュアル駆動されたことを検出し、前記マニュアル駆動の検出結果に基づいて前記プリセット駆動制御を中止することを特徴とする光学駆動ユニット。
- 光学調節部材と請求項1に記載の光学駆動ユニットとを有する光学装置。
- 請求項2に記載の光学装置と、該光学装置が装着されるカメラとを有するカメラシステム。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003141925A JP3796489B2 (ja) | 2002-06-03 | 2003-05-20 | 光学駆動ユニット、光学装置およびカメラシステム |
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