JP3793322B2 - 内視鏡装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内視鏡の対物光学系の光学素子等を駆動するアクチュエータを備えた内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、内視鏡に設けられた光学素子等をアクチュエータで駆動し、対物光学系の拡大/広角動作などを行う内視鏡装置が知られており、特開平6−194559号公報や特開平9−70383号公報等にその構成が開示されている。例えば、対物光学系の拡大/広角動作を行うズーム制御手段を備えた内視鏡装置では、内視鏡の操作部などに設けられた拡大/広角スイッチを操作することにより、アクチュエータを駆動して拡大/広角動作させるようになっている。
【0003】
内視鏡の種類は使用目的や対象部位などに合わせて各種あり、検査の際に必要な内視鏡を制御装置等に適宜接続し直して検査を行うようにしている。また、特に医療用の内視鏡は、検査ごとに一旦内視鏡を取り外して洗滌する必要があるため、検査の迅速化のために複数本の内視鏡を準備しておき、順番に使用するようなことが行われている。
【0004】
内視鏡に設けられるアクチュエータは、一般的にその駆動特性に個体差がある。例えば圧電アクチュエータを用いた場合、駆動信号における駆動周波数、駆動電圧、信号形状等の駆動電力の特性(駆動波形)に関して、アクチュエータごとに最適な値があり、駆動周波数等によって駆動速度、駆動力に差が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、内視鏡に設けられるアクチュエータは、一般的にその駆動特性に個体差がある。例えば圧電アクチュエータを用いた場合、駆動信号における駆動周波数、駆動電圧、信号形状等の駆動電力の特性に関して、アクチュエータごとに最適な値があり、駆動周波数等によって駆動速度、駆動力に差が生じる。従って、アクチュエータに応じた最適な駆動電力を供給するために、従来は内視鏡を接続し直すたびに制御装置側で駆動周波数等の設定作業を行う必要があり、取扱いが面倒であった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、内視鏡に設けられたアクチュエータに供給する駆動電力を簡単に最適な状態に設定でき、取扱いが容易な内視鏡装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による内視鏡装置は、アクチュエータを内設した内視鏡と、このアクチュエータを駆動する制御装置とを有する内視鏡装置において、前記内視鏡に設けられ、前記アクチュエータ固有の駆動波形を設定するための駆動波形設定信号を発生する駆動波形設定信号発生手段と、前記制御装置に設けられ、前記内視鏡が前記制御装置に接続されたときに前記駆動波形設定信号発生手段において発生する前記駆動波形設定信号を入力し、この駆動波形設定信号のみに基づいて当該アクチュエータを駆動する駆動波形を設定して当該アクチュエータが一定速度で変位するよう駆動する駆動制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1ないし図5は本発明の第1実施形態に係り、図1は内視鏡装置の全体構成を概略的に示す斜視図、図2は内視鏡の先端部の内部構成を示す概略説明図、図3はアクチュエータの外観構成を示す斜視図、図4はアクチュエータの内部構成を示す断面図、図5はアクチュエータの駆動制御系の構成を示すブロック図である。
【0009】
内視鏡装置は、図1に示すように、対物光学系のズーム機構を備えた拡大式電子内視鏡(以下、略して内視鏡と呼ぶ)1を有してなり、この内視鏡1がズーム制御装置14、カメラコントロールユニット(CCU)23、光源装置25に接続されて使用されるようになっている。
【0010】
内視鏡1は、対象部位へ挿入する挿入部2、使用者が把持して操作を行う操作部3、信号ケーブルやライトガイド等が内蔵されたユニバーサルコード4、光源装置25に着脱自在に接続するためのコネクタ5を有して構成されている。挿入部2は、先端側から対物光学系や撮像手段が内蔵された先端部6、所望の方向、形状に湾曲可能な湾曲部7、可撓性の管状部材からなる可撓管部8が連設されて構成され、可撓管部8の基端部が操作部3に接続されている。操作部3には、手でズーム操作を行うためのズームスイッチ19が設けられている。操作部3の側部からはユニバーサルコード4が延出し、ユニバーサルコード4の端部にコネクタ5が設けられている。
【0011】
コネクタ5の一方の側部からはズームケーブル9が延出し、その先端にはズームコネクタ10が設けられている。ズームコネクタ10には、接続コード11の一端に設けられた接続コネクタ12が着脱自在に接続固定される。接続コード11の他端に設けられたコネクタ13は、ズーム制御装置(以下、略して制御装置と呼ぶ)14に着脱自在に接続される。また、制御装置14には、足でズーム操作を行うためのフットスイッチ16が接続されるようになっており、フットスイッチ16の接続コード17の端部に設けられたコネクタ18が着脱自在に取り付けられる。
【0012】
コネクタ5の他方の側部には、ビデオケーブル20の一端に設けられたコネクタ21が着脱自在に接続される。ビデオケーブル20の他端にはコネクタ22が設けられ、このコネクタ22がCCU23に着脱自在に接続される。CCU23には図示しないモニタが接続されており、CCU23からの出力画像が表示されるようになっている。
【0013】
図2に示すように、内視鏡1の先端部6には、ズーム光学系としての対物光学系27と、この対物光学系27と光学的に接続され対物光学系27を通した観察像を撮像する撮像素子、好ましくは固体撮像素子、詳しくはCCDを備えた撮像装置28とが内蔵されている。対物光学系27には、その光軸方向に移動可能なズームレンズ29が設けられ、このズームレンズ29の移動により広角/拡大可能(拡大率の調整が可能)となっている。なお、対物光学系27の各レンズは半断面として示してある。
【0014】
また、先端部6内にはズームレンズ29を駆動するアクチュエータ30が設けられ、ズームレンズ29と連結されている。ズームレンズ29は、このアクチュエータ30の駆動によって光軸方向に移動するようになっている。
【0015】
図3及び図4に示すように、アクチュエータ30は、いわゆるインパクト型の圧電アクチュエータ(急速変形アクチュエータ)であり、円筒状のパイプ31と、このパイプ31の内部を軸方向に移動可能に設けられた移動体32と、パイプ31の側部に設けられた切り欠き部33に係合して配置され、移動体32をパイプ31内面にその軸と垂直方向に押しつける摩擦力発生機構としての摩擦板34とを有して構成される。摩擦板34は、三角の山状に折り曲げられた弾性変形可能な板状部材により構成されている。
【0016】
移動体32の先端部の側部には嵌合孔35が設けられ、この嵌合孔35にズームレンズ29に取り付けられた出力軸が嵌合して固定されるようになっている。パイプ31の先端側には、移動体32の先端部を保持するために、パイプを半分に切り欠いた形状のガイド36が設けられている。
【0017】
移動体32は、パイプ31内面に対してその外面が当接し摺動する摺動パイプ37と、摺動パイプ37の両開口部に設けられた上蓋38及び下蓋39と、摺動パイプ37内部に配設され、下蓋39にその一端を強固に固着された圧電素子40とを有して構成される。圧電素子40には、圧電素子40に駆動電力を供給するリード線41が接続され、このリード線41は内視鏡1のコネクタ5まで延設されており、図1のように内視鏡1を接続したときに制御装置14と電気接続されるようになっている。
【0018】
図5を基にアクチュエータ30の駆動制御系の構成を説明する。制御装置14には、圧電素子40の駆動電力を発生する駆動回路45が設けられており、内視鏡1の制御装置14への接続/非接続に応じて、圧電素子40はリード線41を介して駆動回路45に電気的に接続/非接続される。
【0019】
内視鏡1の例えばコネクタ5内には駆動波形設定信号発生手段としてのディップスイッチ46が設けられており、内視鏡1の制御装置14への接続/非接続に応じて、ディップスイッチ46は制御装置14に設けられた駆動制御手段としての制御回路47に電気的に接続/非接続される。ディップスイッチ46は、例えばP1〜P6の6つのオン/オフスイッチで構成されたものが用いられる。
【0020】
また、内視鏡1の操作部3に設けられたズームスイッチ19も同様に、内視鏡1の制御装置14への接続/非接続に応じて、制御回路47に電気的に接続/非接続される。ズームスイッチ19は、例えば中立復帰可能な拡大/縮小の二接点スイッチにより構成されている。また、フットスイッチ16は、内視鏡1の制御装置14への接続/非接続に応じて、スイッチの能動/非能動状態が切り換わるようになっている。
【0021】
すなわち、内視鏡1のコネクタ5、ズームコネクタ10及びこれらに対応するコネクタ類には、駆動回路45や制御回路47等に接続される電気信号ラインの接点ピンが設けられ、コネクタの接続に伴って接点ピンが電気接続されるようになっている。
【0022】
次に、本実施形態の内視鏡装置の動作を説明する。内視鏡1は、対物光学系の拡大/縮小動作を行うための先端部6内に内蔵されたアクチュエータ30に関して、このアクチュエータ30の圧電素子40に対する最適な駆動周波数が予め拡大方向、広角方向それぞれ別途にディップスイッチ46により設定される。本実施形態では、アクチュエータ30に最適な駆動電力を供給するために、駆動波形における駆動周波数の最適値をディップスイッチ46で設定するようになっており、図5に示すように、P2,P4がON、その他が全てOFFに設定されている。
【0023】
内視鏡1のズームコネクタ10が接続コード11の接続コネクタ12に接続されると、図5に示すように内視鏡1と制御装置14とが電気的に接続される。制御装置14内の制御回路47は、ズームスイッチ19のON/OFFを検出し、その操作方向に応じて圧電素子40を最適な周波数で駆動するよう駆動回路45に指示する。
【0024】
すなわち、制御回路47はディップスイッチ46におけるP1〜P6のON/OFF状態を検出して、ディップスイッチ46の設定に応じて下に示す表1を参照して駆動周波数を決定して駆動回路45に出力する。ディップスイッチ46のP1〜P3は広角側、P4〜P6は拡大側のそれぞれの駆動周波数の設定用となっており、図5の状態では、広角方向17kHz、拡大方向19kHzで駆動するように駆動回路45に指示する。
【0025】
なお、表1は駆動周波数の設定の一例を示したものであり、設定する駆動周波数の範囲やステップなどはこれに限らず、アクチュエータやレンズ等の種類に応じて適当な値を用いれば良い。
【0026】
【表1】
【0027】
このように、内視鏡1のズームコネクタ10を接続ケーブル11の接続コネクタ12に接続するだけで、アクチュエータ30の圧電素子40は制御回路47の制御に基づき駆動回路45によって常に最適な駆動周波数で駆動される。
【0028】
また、ディップスイッチ46は内視鏡の接続状態を判別するための接続信号発生手段としての機能も有しており、制御回路47は、ディップスイッチ46の接続を検出した場合に内視鏡1が接続されたことを判別し、駆動回路45から圧電素子40への駆動電力の供給を許可する。一方、ディップスイッチ46の接続が検出されず(すなわちP1〜P6が全てOFF)内視鏡1が接続されていないと判別したときは、駆動回路45から圧電素子40への駆動電力の供給を停止する。
【0029】
内視鏡の種類は使用目的や対象部位などに合わせて各種あり、検査の際に必要な内視鏡を制御装置に適宜接続し直して検査を行うようにしている。特に医療用の内視鏡は、検査ごとに一旦内視鏡を取り外して洗滌し、再度接続する必要があり、何度も制御装置への着脱が行われる。
【0030】
内視鏡1が制御装置14に接続されていないときに誤って例えばフットスイッチ16が押されると、アクチュエータ30が駆動回路45に接続されていないにもかかわらず駆動電力が出力されてしまうおそれがある。従来の装置では、常に内視鏡が接続されているかいないかに注意を払っていなければならず取扱いが面倒であったが、本実施形態の構成によれば内視鏡1が制御装置14に接続されていないときに誤ってフットスイッチ16が操作されても制御装置14からの駆動電力の出力を防ぐことができるため、前述のような不具合を解決でき、取扱いを容易にできる。
【0031】
前述した内視鏡1における最適な駆動周波数の設定は、例えば実際にアクチュエータを駆動してアクチュエータ毎に最適な駆動電力の値を求めて、個々の内視鏡への組み込み時に設定を行う。ここで、アクチュエータの最適な駆動電力とは、駆動スピードが最大となる値、圧電素子の発生力が最大となる値、あるいは所定のスピード及び/または発生力が得られる値のことである。本実施形態では、例えばアクチュエータの個体差を吸収し複数の内視鏡におけるアクチュエータの駆動スピードが一定となり差が生じないよう、最大スピードよりも小さい所定のスピードで駆動できるような駆動周波数を設定する。
【0032】
ここで、本実施形態の内視鏡1を別の制御装置と組み合わせて使用する場合も、駆動周波数の設定をわざわざする必要なく、コネクタ10を接続コネクタ12に接続するだけで、その制御装置によって内視鏡1側のディップスイッチ46の設定を読み込み、制御装置側の制御により最適な駆動周波数でアクチュエータ30を駆動することができる。
【0033】
また、本実施形態の制御装置14に別の内視鏡を組み合わせて使用する場合も、駆動周波数の設定をわざわざする必要なく、内視鏡のコネクタを接続コネクタ12に接続するだけで、制御装置14によってその内視鏡側の駆動周波数の設定を読み込み、制御装置14側の制御により最適な駆動周波数でその内視鏡に内蔵されているアクチュエータを駆動することができる。
【0034】
さらに、圧電素子40の最適な駆動周波数が何からの原因でずれた場合も、内視鏡1のディップスイッチ46を再設定するだけで簡単に最適な駆動周波数に再設定できる。
【0035】
なお、駆動波形設定信号発生手段は、コネクタ内に限らず、例えば操作部内等内視鏡の内部であればどこに設けられていても良い。さらに、駆動波形設定信号発生手段は再設定がやりやすいように内視鏡表面に露出して設けられても良い。
【0036】
また、対物光学系27は、倍率を変化させる(倍率の変化に応じて焦点距離も変化させ、ピント位置を不変にする)ズーム光学系に限らず、倍率を変えずにピント位置を変化させるフォーカス光学系を設けても良く、この場合ズームレンズ29の代わりにフォーカスレンズを用いる。また、倍率を変化させてそれに応じてピント位置も変化する変倍光学系を設けても良く、この場合ズームレンズ29の代わりに変倍レンズを用いる。
【0037】
このように第1実施形態の構成によれば、内視鏡1を制御装置14に接続するだけで、駆動周波数の設定をわざわざする必要なく、簡単に最適な駆動周波数を設定でき、常に最適な駆動電力でアクチュエータを駆動することができる。
【0038】
図6は本発明の第2実施形態に係るアクチュエータの駆動制御系の構成を示すブロック図である。ここでは第1実施形態と異なる部分のみ説明し、他の同様な部分の説明は省略する。
【0039】
第2実施形態は、アクチュエータの駆動制御系の構成を変更したものであり、ディップスイッチ46の替わりに駆動波形設定信号発生手段としてのROM51が内視鏡1a内に設けられる。ROM51には、内視鏡1aに配設されたアクチュエータ30の圧電素子40に係る最適な駆動周波数が記憶されている。
【0040】
内視鏡1aが制御装置14に接続されると、制御回路47とROM51とが接続されて制御回路47によってROM51内の周波数情報が読み込まれて圧電素子40の最適な駆動周波数の値が設定される。そして、ズームスイッチ19の操作方向に応じて制御回路47は駆動回路45に指示を送り、最適な周波数の駆動信号が駆動回路45から圧電素子40に対して出力される。すなわち、ROM51に記憶された周波数情報に応じて、駆動回路45により圧電素子40が駆動される。
【0041】
なお、ROM51を例えばフラッシュROMで構成しておき、駆動周波数の再設定時には制御装置14からROM51内の記憶されている駆動周波数を書き換えられるようにしても良い。このようにすることにより、簡単に駆動周波数の再設定が可能になる。
【0042】
この第2実施形態の構成においても、前述した第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0043】
図7は本発明の第3実施形態に係るアクチュエータの駆動制御系の構成を示すブロック図である。ここでは第1実施形態と異なる部分のみ説明し、他の同様な部分の説明は省略する。
【0044】
第3実施形態は、アクチュエータの駆動制御系の構成を変更したものであり、ディップスイッチ46の替わりに駆動波形設定信号発生手段としての抵抗52が内視鏡1b内に設けられる。抵抗52は、内視鏡1aに配設されたアクチュエータ30の圧電素子40に係る最適な駆動周波数に応じた抵抗値を有している。
【0045】
内視鏡1bが制御装置14に接続されると、制御回路47と抵抗52とが接続されて制御回路47によって抵抗52の抵抗値が読み込まれて圧電素子40の最適な駆動周波数の値が設定される。そして、ズームスイッチ19の操作方向に応じて制御回路47は駆動回路45に指示を送り、最適な周波数の駆動信号が駆動回路45から圧電素子40に対して出力される。すなわち、抵抗52の抵抗値に応じて、駆動回路45により圧電素子40が駆動される。
【0046】
この第3実施形態の構成においても、前述した第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0047】
図8は本発明の第4実施形態に係る内視鏡の先端部の概略構成を示す断面図である。ここでは第1実施形態と異なる部分のみ説明し、他の同様な部分の説明は省略する。
【0048】
第4実施形態は、内視鏡の先端部に視野変向機構を設けた構成例である。内視鏡の先端部60には、観察する視野方向を変更する変向光学素子としてのミラー61と、このミラー61を駆動するアクチュエータ62と、対物レンズ群63と、観察像を撮像するCCD64と、CCD64の出力を増幅するプリアンプ65とが内蔵されている。
【0049】
アクチュエータ62は、第1実施形態と同様にインパクト型の圧電アクチュエータで構成されている。ミラー61は、一端が軸支されてここを中心として回動可能に先端部60に固定されている。アクチュエータ62の出力軸66は、ミラー61の中間部に回動可能に固定してある。内視鏡を使用する際には、第1実施形態と同様に、アクチュエータ62は制御装置14と、CCD64はCCU23とそれぞれ接続されるようになっている。
【0050】
第4実施形態の構成において、図示しない変向スイッチを操作すると、ディップスイッチ46の設定に応じて制御回路47により駆動回路45に指示が送られ、最適な周波数の駆動信号が駆動回路45からアクチュエータ62に対して出力されて駆動される。この駆動信号によりアクチュエータ62が駆動されると、ミラー61は一端を中心に回動する。
【0051】
この際、図8の光線67の方向からくる光がミラー61に反射し、対物レンズ群63を通ってCCD64に入射して撮像される。つまり、ミラー61によって光軸が曲げられ、視野方向が変更される。
【0052】
この第4実施形態の構成によれば、内視鏡の先端部に設けた視野変向機構を駆動する場合においても、第1実施形態と同様に内視鏡を制御装置に接続するだけで簡単にアクチュエータの最適な駆動周波数を設定でき、常に最適な駆動電力でアクチュエータを駆動することができる。
【0053】
なお、前述した各実施形態では、最適な状態でアクチュエータを駆動できる駆動波形として駆動周波数を設定する例を示したが、駆動信号の駆動周波数に限らず、駆動電圧や信号形状などを設定するようにしても良い。
【0054】
図9及び図10は本発明の第5実施形態に係り、図9はアクチュエータへ供給する駆動電力の第1の波形を示す波形図、図10は駆動電力の第2の波形を示す波形図である。ここでは第1実施形態と異なる部分のみ説明し、他の同様な部分の説明は省略する。
【0055】
第5実施形態では、アクチュエータの種類に応じて駆動信号の信号形状を変更する場合の動作を示す。制御回路47は、ディップスイッチ46の出力に応じて駆動回路45に指示を送り、適切な駆動信号の信号形状、すなわち図9の第1の波形、あるいは図10の第2の波形のいずれかの波形を駆動回路45より発生させる。この信号形状は、圧電素子の仕様、すなわち発生力、耐久性等や、移動体及び被駆動体の仕様、すなわち重量や摩擦力等に応じて適切にあらかじめ設定される。
【0056】
第1の波形によりアクチュエータを駆動する場合は、駆動方向によって図9の(A)の波形または(B)の波形を圧電素子40に供給する。この場合、(A)の駆動波形では電圧の時間微分値が不連続に反転する点(圧電素子の運動が伸び方向から急に縮み方向に変わる点)Pで、アクチュエータの移動体が摩擦力に抗して一方向に滑る。また、(B)の駆動波形では電圧の時間微分値が不連続に反転する点(圧電素子の運動が縮み方向から急に伸び方向に変わる点)Pで、アクチュエータの移動体が摩擦力に抗して反対方向に滑る。駆動波形の他の点では移動体が滑らずに圧電素子のみが伸び縮みする。これにより、アクチュエータの移動体がいずれかの方向に移動して行き、ズームレンズ等が駆動される。
【0057】
第2の波形によりアクチュエータを駆動する場合は、駆動方向によって図10の(A)の波形または(B)の波形を圧電素子40に供給する。この場合、(A)の駆動波形ではa領域で圧電素子はゆっくり縮み、b領域で急速に伸びるというサイクルを繰り返す。また、(B)の駆動波形ではc領域で圧電素子はゆっくり伸び、d領域で急速に縮むというサイクルを繰り返す。これにより、アクチュエータの移動体がいずれかの方向に移動して行き、ズームレンズ等が駆動される。
【0058】
この第5実施形態によれば、アクチュエータの圧電素子や移動体の仕様、アクチュエータに接続された被駆動体の仕様などに応じて、最適な波形(信号形状)の駆動電力を供給することができ、第1実施形態と同様に内視鏡を制御装置に接続するだけで簡単にこの駆動波形を設定でき、常に最適な駆動電力でアクチュエータを駆動することが可能となる。
【0059】
図11及び図12は本発明の第6実施形態に係り、図11はアクチュエータとズームレンズの第1の構成を示す断面図、図12はアクチュエータとズームレンズの第2の構成を示す断面図である。ここでは第1実施形態と異なる部分のみ説明し、他の同様な部分の説明は省略する。
【0060】
第6実施形態では、アクチュエータの圧電素子や被駆動体としてのズームレンズの大きさに応じて駆動電圧を変更する場合の動作を示す。
【0061】
圧電アクチュエータは、一般的に圧電素子の大きさが大きくなるほど大きな発生力が得られる。また、同じ大きさの圧電素子でも駆動電圧が大きいほど大きな発生力が得られる。ただし、耐久性は低下する。内視鏡においてより高解像度の画像を得るためには、対物光学系のレンズの直径を大きくする必要がある。多少挿入部の直径が大きくなっても高解像度の画像を望む場合と、多少観察画像の解像度が落ちても挿入部の直径を小さくしたい場合とがあり、使用者は必要に応じて複数種類の内視鏡を使い分けている。
【0062】
本実施形態では、図11に示すように、大きなズームレンズ71aを駆動するために大きな圧電素子72aからなるアクチュエータ73aを備えた内視鏡を使用する場合と、図12に示すように、小さなズームレンズ71bを駆動するために小さな圧電素子72bからなるアクチュエータ73bを備えた内視鏡を使用する場合を説明する。
【0063】
制御回路47は、ディップスイッチ46の出力に応じて駆動回路45に指示を送り、アクチュエータの大きさに合わせた適切な駆動波形を駆動回路45より発生させる。
【0064】
例えば、図11のように大きなズームレンズ71aを大きなアクチュエータ73aで駆動する場合にはより大きな電圧で圧電素子72aを駆動し、図12のように小さなズームレンズ71bを小さなアクチュエータ73bで駆動する場合にはより小さな電圧で圧電素子72bを駆動するようにする。
【0065】
なお、圧電素子の大きさを一定にして、ズームレンズの大きさに応じて駆動電圧の大きさを変化させても良い。この場合、制御回路47は、ディップスイッチ46の出力に応じて、ズームレンズの大きさに合わせた適切な駆動波形、すなわち駆動電圧の大小を設定して駆動回路45より発生させる。
【0066】
例えば、大きなズームレンズ71aを駆動する場合にはより大きな電圧で圧電素子を駆動し、小さなズームレンズ71bを駆動する場合にはより小さな電圧で圧電素子を駆動するようにする。
【0067】
この第6実施形態によれば、ズームレンズ等の被駆動体の大きさ、アクチュエータの圧電素子の大きさなどに応じて、最適な波形(駆動電圧)の駆動電力を供給することができ、第1実施形態と同様に内視鏡を制御装置に接続するだけで簡単にこの駆動波形を設定でき、常に最適な駆動電力でアクチュエータを駆動することが可能となる。
【0068】
以上説明した各実施形態によれば、内視鏡の先端部に設けた光学系等の被駆動体を駆動するアクチュエータを備えた内視鏡装置において、内視鏡を制御装置に接続するだけで簡単にアクチュエータの最適な駆動波形(駆動周波数、駆動電圧、信号形状等)を設定できるため、取扱いが容易であり、常に最適な駆動電力でアクチュエータを駆動することが可能となる。また、内視鏡の制御装置への接続状態を判別し、内視鏡の接続/非接続に応じて駆動電力の出力を許可/停止できるため、内視鏡が接続されていないときに誤って駆動電力が出力されるおそれを防止でき、使用者が常に内視鏡の接続状態に注意を払う必要がなく、取扱いを容易にできる。
【0069】
[付記]
(1) アクチュエータを内設した内視鏡と、このアクチュエータを駆動する制御装置とを有する内視鏡装置において、
前記内視鏡に設けられ、前記アクチュエータを駆動する駆動波形設定用の信号を発生する駆動波形設定信号発生手段と、
前記制御装置に設けられ、前記内視鏡が前記制御装置に接続されたときに前記駆動波形設定信号発生手段からの駆動波形設定信号を入力し、この駆動波形設定信号に基づいて駆動波形を設定して前記アクチュエータを駆動する駆動制御手段と、
を備えたことを特徴とする内視鏡装置。
【0070】
(2) 前記駆動制御手段は、前記駆動波形設定信号に基づき、駆動波形として駆動周波数の高低を設定することを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0071】
(3) 前記駆動制御手段は、前記駆動波形設定信号に基づき、駆動波形として駆動電圧の大小を設定することを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0072】
(4) 前記駆動制御手段は、前記駆動波形設定信号に基づき、駆動波形として駆動信号の信号形状を設定することを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0073】
(5) 前記駆動制御手段は、前記アクチュエータの駆動速度がほぼ最大となるように駆動波形を設定して該アクチュエータを駆動することを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0074】
(6) 前記駆動制御手段は、前記アクチュエータの発生力がほぼ最大となるように駆動波形を設定して該アクチュエータを駆動することを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0075】
(7) 前記駆動制御手段は、前記アクチュエータの駆動速度が所定速度となるように駆動波形を設定して該アクチュエータを駆動することを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0076】
(8) 前記駆動制御手段は、前記アクチュエータの発生力が所定値となるように駆動波形を設定して該アクチュエータを駆動することを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0077】
(9) 前記駆動制御手段は、前記アクチュエータの圧電素子の種類または仕様に応じて駆動波形を設定して該アクチュエータを駆動することを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0078】
(10) 前記駆動制御手段は、前記アクチュエータで駆動する被駆動体の種類または仕様に応じて駆動波形を設定して該アクチュエータを駆動することを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0079】
(11) 前記アクチュエータは、被駆動体として内視鏡のズームレンズを駆動することを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0080】
(12) 前記アクチュエータは、被駆動体として内視鏡のフォーカスレンズを駆動することを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0081】
(13) 前記アクチュエータは、被駆動体として内視鏡の変倍レンズを駆動することを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0082】
(14) 前記アクチュエータは、被駆動体として内視鏡の変向光学系の変向光学素子を駆動することを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0083】
(15) 前記変向光学素子はプリズムであることを特徴とする付記14に記載の内視鏡装置。
【0084】
(16) 前記変向光学素子はミラーであることを特徴とする付記14に記載の内視鏡装置。
【0085】
(17) 前記アクチュエータは、圧電振動子を用いたインパクト型のアクチュエータからなることを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0086】
(18) 前記内視鏡が前記制御装置に接続されたとき前記駆動波形設定信号発生手段と前記駆動制御手段とが電気的に接続することを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0087】
(19) 前記駆動波形設定信号発生手段は、ディップスイッチであることを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0088】
(20) 前記駆動波形設定信号発生手段は、抵抗であることを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0089】
(21) 前記駆動波形設定信号発生手段は、ROMであることを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0090】
(22) 前記駆動波形設定信号発生手段は、フラッシュROMであることを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0091】
(23) 前記駆動波形設定信号発生手段は、内視鏡のコネクタに設けられることを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0092】
(24) 前記駆動波形設定信号発生手段は、前記駆動波形設定信号を所望の値に変更可能であることを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0093】
(25) アクチュエータを内設した内視鏡と、このアクチュエータを駆動する制御装置とを有する内視鏡装置において、
前記内視鏡に設けられ、該内視鏡の接続状態判別用の信号を発生する接続信号発生手段と、
前記制御装置に設けられ、前記内視鏡が前記制御装置に接続されたときに前記接続信号発生手段からの接続信号を入力し、この接続信号に基づいて前記内視鏡の接続を判別する接続判別手段と、
を備えたことを特徴とする内視鏡装置。
【0094】
(26) 前記制御装置は、前記接続信号に基づいて内視鏡が接続されていないと判別した場合に、前記アクチュエータへの駆動電力の供給を停止する駆動制御手段を有することを特徴とする付記25に記載の内視鏡装置。
【0095】
(27) 前記制御装置は、前記接続信号に基づいて内視鏡が接続されていると判別した場合に、前記アクチュエータへの駆動電力の供給を許可する駆動制御手段を有することを特徴とする付記25に記載の内視鏡装置。
【0096】
(28) 前記アクチュエータは、被駆動体として内視鏡のズームレンズを駆動することを特徴とする付記25に記載の内視鏡装置。
【0097】
(29) 前記アクチュエータは、被駆動体として内視鏡のフォーカスレンズを駆動することを特徴とする付記25に記載の内視鏡装置。
【0098】
(30) 前記アクチュエータは、被駆動体として内視鏡の変倍レンズを駆動することを特徴とする付記25に記載の内視鏡装置。
【0099】
(31) 前記アクチュエータは、被駆動体として内視鏡の変向光学系の変向光学素子を駆動することを特徴とする付記25に記載の内視鏡装置。
【0100】
(32) 前記変向光学素子はプリズムであることを特徴とする付記31に記載の内視鏡装置。
【0101】
(33) 前記変向光学素子はミラーであることを特徴とする付記31に記載の内視鏡装置。
【0102】
(34) 前記アクチュエータは、圧電振動子を用いた急速変形アクチュエータからなることを特徴とする付記25に記載の内視鏡装置。
【0103】
(35) 前記内視鏡が前記制御装置に接続されたとき前記接続信号発生手段と前記接続判別手段とが電気的に接続することを特徴とする付記25に記載の内視鏡装置。
【0104】
(36) 前記接続信号発生手段は、ディップスイッチであることを特徴とする付記25に記載の内視鏡装置。
【0105】
(37) 前記接続信号発生手段は、抵抗であることを特徴とする付記25に記載の内視鏡装置。
【0106】
(38) 前記接続信号発生手段は、ROMであることを特徴とする付記25に記載の内視鏡装置。
【0107】
(39) 前記接続信号発生手段は、フラッシュROMであることを特徴とする付記25に記載の内視鏡装置。
【0108】
(40) 前記接続信号発生手段は、内視鏡のコネクタに設けられることを特徴とする付記25に記載の内視鏡装置。
【0109】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、内視鏡に設けられたアクチュエータに供給する駆動電力を簡単に最適な状態に設定でき、取扱いが容易な内視鏡装置を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る内視鏡装置の全体構成を概略的に示す斜視図
【図2】内視鏡の先端部の内部構成を示す概略説明図
【図3】アクチュエータの外観構成を示す斜視図
【図4】アクチュエータの内部構成を示す断面図
【図5】第1実施形態に係るアクチュエータの駆動制御系の構成を示すブロック図
【図6】第2実施形態に係るアクチュエータの駆動制御系の構成を示すブロック図
【図7】第3実施形態に係るアクチュエータの駆動制御系の構成を示すブロック図
【図8】第4実施形態に係る内視鏡の先端部の概略構成を示す断面図
【図9】第5実施形態に係るアクチュエータへ供給する駆動電力の第1の波形を示す波形図
【図10】第5実施形態に係るアクチュエータへ供給する駆動電力の第2の波形を示す波形図
【図11】第6実施形態に係るアクチュエータとズームレンズの第1の構成を示す断面図
【図12】第6実施形態に係るアクチュエータとズームレンズの第2の構成を示す断面図
【符号の説明】
1…拡大式電子内視鏡(内視鏡)
9…ズームケーブル
10…ズームコネクタ
11…接続コード
12…接続コネクタ
14…ズーム制御装置(制御装置)
19…ズームスイッチ
27…対物光学系
28…撮像装置
29…ズームレンズ
30…アクチュエータ
40…圧電素子
45…駆動回路
46…ディップスイッチ
47…制御回路
Claims (1)
- アクチュエータを内設した内視鏡と、このアクチュエータを駆動する制御装置とを有する内視鏡装置において、
前記内視鏡に設けられ、前記アクチュエータ固有の駆動波形を設定するための駆動波形設定信号を発生する駆動波形設定信号発生手段と、
前記制御装置に設けられ、前記内視鏡が前記制御装置に接続されたときに前記駆動波形設定信号発生手段において発生する前記駆動波形設定信号を入力し、この駆動波形設定信号のみに基づいて当該アクチュエータを駆動する駆動波形を設定して当該アクチュエータが一定速度で変位するよう駆動する駆動制御手段と、
を備えたことを特徴とする内視鏡装置。
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JP16020197A JP3793322B2 (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 内視鏡装置 |
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