JPH114805A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH114805A
JPH114805A JP9160201A JP16020197A JPH114805A JP H114805 A JPH114805 A JP H114805A JP 9160201 A JP9160201 A JP 9160201A JP 16020197 A JP16020197 A JP 16020197A JP H114805 A JPH114805 A JP H114805A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内視鏡に設けられたアクチュエータに供給す
る駆動電力を簡単に最適な状態に設定でき、取扱いが容
易な内視鏡装置を提供する。 【解決手段】 内視鏡1には、対物光学系のズームレン
ズ等を駆動する圧電素子40を用いてなるアクチュエー
タが設けられると共に、駆動波形設定用のディップスイ
ッチ46が設けられている。制御装置14には、圧電素
子40の駆動電力を発生する駆動回路45と、駆動回路
45を制御する制御回路47とが設けられている。内視
鏡1を制御装置14に接続すると、圧電素子40と駆動
回路45、ディップスイッチ46と制御回路47がそれ
ぞれ電気的に接続される。制御回路47は、ディップス
イッチ46の設定に応じて駆動周波数を決定して駆動回
路45に指示を送り、最適な駆動周波数の駆動電力を発
生させ、圧電素子40に供給して駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡の対物光学
系の光学素子等を駆動するアクチュエータを備えた内視
鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内視鏡に設けられた光学素子
等をアクチュエータで駆動し、対物光学系の拡大/広角
動作などを行う内視鏡装置が知られており、特開平6−
194559号公報や特開平9−70383号公報等に
その構成が開示されている。例えば、対物光学系の拡大
/広角動作を行うズーム制御手段を備えた内視鏡装置で
は、内視鏡の操作部などに設けられた拡大/広角スイッ
チを操作することにより、アクチュエータを駆動して拡
大/広角動作させるようになっている。
【0003】内視鏡の種類は使用目的や対象部位などに
合わせて各種あり、検査の際に必要な内視鏡を制御装置
等に適宜接続し直して検査を行うようにしている。ま
た、特に医療用の内視鏡は、検査ごとに一旦内視鏡を取
り外して洗滌する必要があるため、検査の迅速化のため
に複数本の内視鏡を準備しておき、順番に使用するよう
なことが行われている。
【0004】内視鏡に設けられるアクチュエータは、一
般的にその駆動特性に個体差がある。例えば圧電アクチ
ュエータを用いた場合、駆動信号における駆動周波数、
駆動電圧、信号形状等の駆動電力の特性(駆動波形)に
関して、アクチュエータごとに最適な値があり、駆動周
波数等によって駆動速度、駆動力に差が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、内視
鏡に設けられるアクチュエータは、一般的にその駆動特
性に個体差がある。例えば圧電アクチュエータを用いた
場合、駆動信号における駆動周波数、駆動電圧、信号形
状等の駆動電力の特性に関して、アクチュエータごとに
最適な値があり、駆動周波数等によって駆動速度、駆動
力に差が生じる。従って、アクチュエータに応じた最適
な駆動電力を供給するために、従来は内視鏡を接続し直
すたびに制御装置側で駆動周波数等の設定作業を行う必
要があり、取扱いが面倒であった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、内視鏡に設けられたアクチュエータに供給する駆動
電力を簡単に最適な状態に設定でき、取扱いが容易な内
視鏡装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による内視鏡装置
は、アクチュエータを内設した内視鏡と、このアクチュ
エータを駆動する制御装置とを有する内視鏡装置におい
て、前記内視鏡に設けられ、前記アクチュエータを駆動
する駆動波形設定用の信号を発生する駆動波形設定信号
発生手段と、前記制御装置に設けられ、前記内視鏡が前
記制御装置に接続されたときに前記駆動波形設定信号発
生手段からの駆動波形設定信号を入力し、この駆動波形
設定信号に基づいて駆動波形を設定して前記アクチュエ
ータを駆動する駆動制御手段と、を備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図5は本発明の第1実
施形態に係り、図1は内視鏡装置の全体構成を概略的に
示す斜視図、図2は内視鏡の先端部の内部構成を示す概
略説明図、図3はアクチュエータの外観構成を示す斜視
図、図4はアクチュエータの内部構成を示す断面図、図
5はアクチュエータの駆動制御系の構成を示すブロック
図である。
【0009】内視鏡装置は、図1に示すように、対物光
学系のズーム機構を備えた拡大式電子内視鏡(以下、略
して内視鏡と呼ぶ)1を有してなり、この内視鏡1がズ
ーム制御装置14、カメラコントロールユニット(CC
U)23、光源装置25に接続されて使用されるように
なっている。
【0010】内視鏡1は、対象部位へ挿入する挿入部
2、使用者が把持して操作を行う操作部3、信号ケーブ
ルやライトガイド等が内蔵されたユニバーサルコード
4、光源装置25に着脱自在に接続するためのコネクタ
5を有して構成されている。挿入部2は、先端側から対
物光学系や撮像手段が内蔵された先端部6、所望の方
向、形状に湾曲可能な湾曲部7、可撓性の管状部材から
なる可撓管部8が連設されて構成され、可撓管部8の基
端部が操作部3に接続されている。操作部3には、手で
ズーム操作を行うためのズームスイッチ19が設けられ
ている。操作部3の側部からはユニバーサルコード4が
延出し、ユニバーサルコード4の端部にコネクタ5が設
けられている。
【0011】コネクタ5の一方の側部からはズームケー
ブル9が延出し、その先端にはズームコネクタ10が設
けられている。ズームコネクタ10には、接続コード1
1の一端に設けられた接続コネクタ12が着脱自在に接
続固定される。接続コード11の他端に設けられたコネ
クタ13は、ズーム制御装置(以下、略して制御装置と
呼ぶ)14に着脱自在に接続される。また、制御装置1
4には、足でズーム操作を行うためのフットスイッチ1
6が接続されるようになっており、フットスイッチ16
の接続コード17の端部に設けられたコネクタ18が着
脱自在に取り付けられる。
【0012】コネクタ5の他方の側部には、ビデオケー
ブル20の一端に設けられたコネクタ21が着脱自在に
接続される。ビデオケーブル20の他端にはコネクタ2
2が設けられ、このコネクタ22がCCU23に着脱自
在に接続される。CCU23には図示しないモニタが接
続されており、CCU23からの出力画像が表示される
ようになっている。
【0013】図2に示すように、内視鏡1の先端部6に
は、ズーム光学系としての対物光学系27と、この対物
光学系27と光学的に接続され対物光学系27を通した
観察像を撮像する撮像素子、好ましくは固体撮像素子、
詳しくはCCDを備えた撮像装置28とが内蔵されてい
る。対物光学系27には、その光軸方向に移動可能なズ
ームレンズ29が設けられ、このズームレンズ29の移
動により広角/拡大可能(拡大率の調整が可能)となっ
ている。なお、対物光学系27の各レンズは半断面とし
て示してある。
【0014】また、先端部6内にはズームレンズ29を
駆動するアクチュエータ30が設けられ、ズームレンズ
29と連結されている。ズームレンズ29は、このアク
チュエータ30の駆動によって光軸方向に移動するよう
になっている。
【0015】図3及び図4に示すように、アクチュエー
タ30は、いわゆるインパクト型の圧電アクチュエータ
(急速変形アクチュエータ)であり、円筒状のパイプ3
1と、このパイプ31の内部を軸方向に移動可能に設け
られた移動体32と、パイプ31の側部に設けられた切
り欠き部33に係合して配置され、移動体32をパイプ
31内面にその軸と垂直方向に押しつける摩擦力発生機
構としての摩擦板34とを有して構成される。摩擦板3
4は、三角の山状に折り曲げられた弾性変形可能な板状
部材により構成されている。
【0016】移動体32の先端部の側部には嵌合孔35
が設けられ、この嵌合孔35にズームレンズ29に取り
付けられた出力軸が嵌合して固定されるようになってい
る。パイプ31の先端側には、移動体32の先端部を保
持するために、パイプを半分に切り欠いた形状のガイド
36が設けられている。
【0017】移動体32は、パイプ31内面に対してそ
の外面が当接し摺動する摺動パイプ37と、摺動パイプ
37の両開口部に設けられた上蓋38及び下蓋39と、
摺動パイプ37内部に配設され、下蓋39にその一端を
強固に固着された圧電素子40とを有して構成される。
圧電素子40には、圧電素子40に駆動電力を供給する
リード線41が接続され、このリード線41は内視鏡1
のコネクタ5まで延設されており、図1のように内視鏡
1を接続したときに制御装置14と電気接続されるよう
になっている。
【0018】図5を基にアクチュエータ30の駆動制御
系の構成を説明する。制御装置14には、圧電素子40
の駆動電力を発生する駆動回路45が設けられており、
内視鏡1の制御装置14への接続/非接続に応じて、圧
電素子40はリード線41を介して駆動回路45に電気
的に接続/非接続される。
【0019】内視鏡1の例えばコネクタ5内には駆動波
形設定信号発生手段としてのディップスイッチ46が設
けられており、内視鏡1の制御装置14への接続/非接
続に応じて、ディップスイッチ46は制御装置14に設
けられた駆動制御手段としての制御回路47に電気的に
接続/非接続される。ディップスイッチ46は、例えば
P1〜P6の6つのオン/オフスイッチで構成されたも
のが用いられる。
【0020】また、内視鏡1の操作部3に設けられたズ
ームスイッチ19も同様に、内視鏡1の制御装置14へ
の接続/非接続に応じて、制御回路47に電気的に接続
/非接続される。ズームスイッチ19は、例えば中立復
帰可能な拡大/縮小の二接点スイッチにより構成されて
いる。また、フットスイッチ16は、内視鏡1の制御装
置14への接続/非接続に応じて、スイッチの能動/非
能動状態が切り換わるようになっている。
【0021】すなわち、内視鏡1のコネクタ5、ズーム
コネクタ10及びこれらに対応するコネクタ類には、駆
動回路45や制御回路47等に接続される電気信号ライ
ンの接点ピンが設けられ、コネクタの接続に伴って接点
ピンが電気接続されるようになっている。
【0022】次に、本実施形態の内視鏡装置の動作を説
明する。内視鏡1は、対物光学系の拡大/縮小動作を行
うための先端部6内に内蔵されたアクチュエータ30に
関して、このアクチュエータ30の圧電素子40に対す
る最適な駆動周波数が予め拡大方向、広角方向それぞれ
別途にディップスイッチ46により設定される。本実施
形態では、アクチュエータ30に最適な駆動電力を供給
するために、駆動波形における駆動周波数の最適値をデ
ィップスイッチ46で設定するようになっており、図5
に示すように、P2,P4がON、その他が全てOFF
に設定されている。
【0023】内視鏡1のズームコネクタ10が接続コー
ド11の接続コネクタ12に接続されると、図5に示す
ように内視鏡1と制御装置14とが電気的に接続され
る。制御装置14内の制御回路47は、ズームスイッチ
19のON/OFFを検出し、その操作方向に応じて圧
電素子40を最適な周波数で駆動するよう駆動回路45
に指示する。
【0024】すなわち、制御回路47はディップスイッ
チ46におけるP1〜P6のON/OFF状態を検出し
て、ディップスイッチ46の設定に応じて下に示す表1
を参照して駆動周波数を決定して駆動回路45に出力す
る。ディップスイッチ46のP1〜P3は広角側、P4
〜P6は拡大側のそれぞれの駆動周波数の設定用となっ
ており、図5の状態では、広角方向17kHz、拡大方
向19kHzで駆動するように駆動回路45に指示す
る。
【0025】なお、表1は駆動周波数の設定の一例を示
したものであり、設定する駆動周波数の範囲やステップ
などはこれに限らず、アクチュエータやレンズ等の種類
に応じて適当な値を用いれば良い。
【0026】
【表1】 P1 P2 P3 P4 P5 P6 広角側への駆動周波数 OFF OFF ON * * * 16kHz OFF ON OFF * * * 17kHz OFF ON ON * * * 18kHz ON OFF OFF * * * 19kHz ON OFF ON * * * 20kHz ON ON OFF * * * 21kHz ON ON ON * * * 22kHz 拡大側への駆動周波数 * * * OFF OFF ON 16kHz * * * OFF ON OFF 17kHz * * * OFF ON ON 18kHz * * * ON OFF OFF 19kHz * * * ON OFF ON 20kHz * * * ON ON OFF 21kHz * * * ON ON ON 22kHz
【0027】このように、内視鏡1のズームコネクタ1
0を接続ケーブル11の接続コネクタ12に接続するだ
けで、アクチュエータ30の圧電素子40は制御回路4
7の制御に基づき駆動回路45によって常に最適な駆動
周波数で駆動される。
【0028】また、ディップスイッチ46は内視鏡の接
続状態を判別するための接続信号発生手段としての機能
も有しており、制御回路47は、ディップスイッチ46
の接続を検出した場合に内視鏡1が接続されたことを判
別し、駆動回路45から圧電素子40への駆動電力の供
給を許可する。一方、ディップスイッチ46の接続が検
出されず(すなわちP1〜P6が全てOFF)内視鏡1
が接続されていないと判別したときは、駆動回路45か
ら圧電素子40への駆動電力の供給を停止する。
【0029】内視鏡の種類は使用目的や対象部位などに
合わせて各種あり、検査の際に必要な内視鏡を制御装置
に適宜接続し直して検査を行うようにしている。特に医
療用の内視鏡は、検査ごとに一旦内視鏡を取り外して洗
滌し、再度接続する必要があり、何度も制御装置への着
脱が行われる。
【0030】内視鏡1が制御装置14に接続されていな
いときに誤って例えばフットスイッチ16が押される
と、アクチュエータ30が駆動回路45に接続されてい
ないにもかかわらず駆動電力が出力されてしまうおそれ
がある。従来の装置では、常に内視鏡が接続されている
かいないかに注意を払っていなければならず取扱いが面
倒であったが、本実施形態の構成によれば内視鏡1が制
御装置14に接続されていないときに誤ってフットスイ
ッチ16が操作されても制御装置14からの駆動電力の
出力を防ぐことができるため、前述のような不具合を解
決でき、取扱いを容易にできる。
【0031】前述した内視鏡1における最適な駆動周波
数の設定は、例えば実際にアクチュエータを駆動してア
クチュエータ毎に最適な駆動電力の値を求めて、個々の
内視鏡への組み込み時に設定を行う。ここで、アクチュ
エータの最適な駆動電力とは、駆動スピードが最大とな
る値、圧電素子の発生力が最大となる値、あるいは所定
のスピード及び/または発生力が得られる値のことであ
る。本実施形態では、例えばアクチュエータの個体差を
吸収し複数の内視鏡におけるアクチュエータの駆動スピ
ードが一定となり差が生じないよう、最大スピードより
も小さい所定のスピードで駆動できるような駆動周波数
を設定する。
【0032】ここで、本実施形態の内視鏡1を別の制御
装置と組み合わせて使用する場合も、駆動周波数の設定
をわざわざする必要なく、コネクタ10を接続コネクタ
12に接続するだけで、その制御装置によって内視鏡1
側のディップスイッチ46の設定を読み込み、制御装置
側の制御により最適な駆動周波数でアクチュエータ30
を駆動することができる。
【0033】また、本実施形態の制御装置14に別の内
視鏡を組み合わせて使用する場合も、駆動周波数の設定
をわざわざする必要なく、内視鏡のコネクタを接続コネ
クタ12に接続するだけで、制御装置14によってその
内視鏡側の駆動周波数の設定を読み込み、制御装置14
側の制御により最適な駆動周波数でその内視鏡に内蔵さ
れているアクチュエータを駆動することができる。
【0034】さらに、圧電素子40の最適な駆動周波数
が何からの原因でずれた場合も、内視鏡1のディップス
イッチ46を再設定するだけで簡単に最適な駆動周波数
に再設定できる。
【0035】なお、駆動波形設定信号発生手段は、コネ
クタ内に限らず、例えば操作部内等内視鏡の内部であれ
ばどこに設けられていても良い。さらに、駆動波形設定
信号発生手段は再設定がやりやすいように内視鏡表面に
露出して設けられても良い。
【0036】また、対物光学系27は、倍率を変化させ
る(倍率の変化に応じて焦点距離も変化させ、ピント位
置を不変にする)ズーム光学系に限らず、倍率を変えず
にピント位置を変化させるフォーカス光学系を設けても
良く、この場合ズームレンズ29の代わりにフォーカス
レンズを用いる。また、倍率を変化させてそれに応じて
ピント位置も変化する変倍光学系を設けても良く、この
場合ズームレンズ29の代わりに変倍レンズを用いる。
【0037】このように第1実施形態の構成によれば、
内視鏡1を制御装置14に接続するだけで、駆動周波数
の設定をわざわざする必要なく、簡単に最適な駆動周波
数を設定でき、常に最適な駆動電力でアクチュエータを
駆動することができる。
【0038】図6は本発明の第2実施形態に係るアクチ
ュエータの駆動制御系の構成を示すブロック図である。
ここでは第1実施形態と異なる部分のみ説明し、他の同
様な部分の説明は省略する。
【0039】第2実施形態は、アクチュエータの駆動制
御系の構成を変更したものであり、ディップスイッチ4
6の替わりに駆動波形設定信号発生手段としてのROM
51が内視鏡1a内に設けられる。ROM51には、内
視鏡1aに配設されたアクチュエータ30の圧電素子4
0に係る最適な駆動周波数が記憶されている。
【0040】内視鏡1aが制御装置14に接続される
と、制御回路47とROM51とが接続されて制御回路
47によってROM51内の周波数情報が読み込まれて
圧電素子40の最適な駆動周波数の値が設定される。そ
して、ズームスイッチ19の操作方向に応じて制御回路
47は駆動回路45に指示を送り、最適な周波数の駆動
信号が駆動回路45から圧電素子40に対して出力され
る。すなわち、ROM51に記憶された周波数情報に応
じて、駆動回路45により圧電素子40が駆動される。
【0041】なお、ROM51を例えばフラッシュRO
Mで構成しておき、駆動周波数の再設定時には制御装置
14からROM51内の記憶されている駆動周波数を書
き換えられるようにしても良い。このようにすることに
より、簡単に駆動周波数の再設定が可能になる。
【0042】この第2実施形態の構成においても、前述
した第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0043】図7は本発明の第3実施形態に係るアクチ
ュエータの駆動制御系の構成を示すブロック図である。
ここでは第1実施形態と異なる部分のみ説明し、他の同
様な部分の説明は省略する。
【0044】第3実施形態は、アクチュエータの駆動制
御系の構成を変更したものであり、ディップスイッチ4
6の替わりに駆動波形設定信号発生手段としての抵抗5
2が内視鏡1b内に設けられる。抵抗52は、内視鏡1
aに配設されたアクチュエータ30の圧電素子40に係
る最適な駆動周波数に応じた抵抗値を有している。
【0045】内視鏡1bが制御装置14に接続される
と、制御回路47と抵抗52とが接続されて制御回路4
7によって抵抗52の抵抗値が読み込まれて圧電素子4
0の最適な駆動周波数の値が設定される。そして、ズー
ムスイッチ19の操作方向に応じて制御回路47は駆動
回路45に指示を送り、最適な周波数の駆動信号が駆動
回路45から圧電素子40に対して出力される。すなわ
ち、抵抗52の抵抗値に応じて、駆動回路45により圧
電素子40が駆動される。
【0046】この第3実施形態の構成においても、前述
した第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0047】図8は本発明の第4実施形態に係る内視鏡
の先端部の概略構成を示す断面図である。ここでは第1
実施形態と異なる部分のみ説明し、他の同様な部分の説
明は省略する。
【0048】第4実施形態は、内視鏡の先端部に視野変
向機構を設けた構成例である。内視鏡の先端部60に
は、観察する視野方向を変更する変向光学素子としての
ミラー61と、このミラー61を駆動するアクチュエー
タ62と、対物レンズ群63と、観察像を撮像するCC
D64と、CCD64の出力を増幅するプリアンプ65
とが内蔵されている。
【0049】アクチュエータ62は、第1実施形態と同
様にインパクト型の圧電アクチュエータで構成されてい
る。ミラー61は、一端が軸支されてここを中心として
回動可能に先端部60に固定されている。アクチュエー
タ62の出力軸66は、ミラー61の中間部に回動可能
に固定してある。内視鏡を使用する際には、第1実施形
態と同様に、アクチュエータ62は制御装置14と、C
CD64はCCU23とそれぞれ接続されるようになっ
ている。
【0050】第4実施形態の構成において、図示しない
変向スイッチを操作すると、ディップスイッチ46の設
定に応じて制御回路47により駆動回路45に指示が送
られ、最適な周波数の駆動信号が駆動回路45からアク
チュエータ62に対して出力されて駆動される。この駆
動信号によりアクチュエータ62が駆動されると、ミラ
ー61は一端を中心に回動する。
【0051】この際、図8の光線67の方向からくる光
がミラー61に反射し、対物レンズ群63を通ってCC
D64に入射して撮像される。つまり、ミラー61によ
って光軸が曲げられ、視野方向が変更される。
【0052】この第4実施形態の構成によれば、内視鏡
の先端部に設けた視野変向機構を駆動する場合において
も、第1実施形態と同様に内視鏡を制御装置に接続する
だけで簡単にアクチュエータの最適な駆動周波数を設定
でき、常に最適な駆動電力でアクチュエータを駆動する
ことができる。
【0053】なお、前述した各実施形態では、最適な状
態でアクチュエータを駆動できる駆動波形として駆動周
波数を設定する例を示したが、駆動信号の駆動周波数に
限らず、駆動電圧や信号形状などを設定するようにして
も良い。
【0054】図9及び図10は本発明の第5実施形態に
係り、図9はアクチュエータへ供給する駆動電力の第1
の波形を示す波形図、図10は駆動電力の第2の波形を
示す波形図である。ここでは第1実施形態と異なる部分
のみ説明し、他の同様な部分の説明は省略する。
【0055】第5実施形態では、アクチュエータの種類
に応じて駆動信号の信号形状を変更する場合の動作を示
す。制御回路47は、ディップスイッチ46の出力に応
じて駆動回路45に指示を送り、適切な駆動信号の信号
形状、すなわち図9の第1の波形、あるいは図10の第
2の波形のいずれかの波形を駆動回路45より発生させ
る。この信号形状は、圧電素子の仕様、すなわち発生
力、耐久性等や、移動体及び被駆動体の仕様、すなわち
重量や摩擦力等に応じて適切にあらかじめ設定される。
【0056】第1の波形によりアクチュエータを駆動す
る場合は、駆動方向によって図9の(A)の波形または
(B)の波形を圧電素子40に供給する。この場合、
(A)の駆動波形では電圧の時間微分値が不連続に反転
する点(圧電素子の運動が伸び方向から急に縮み方向に
変わる点)Pで、アクチュエータの移動体が摩擦力に抗
して一方向に滑る。また、(B)の駆動波形では電圧の
時間微分値が不連続に反転する点(圧電素子の運動が縮
み方向から急に伸び方向に変わる点)Pで、アクチュエ
ータの移動体が摩擦力に抗して反対方向に滑る。駆動波
形の他の点では移動体が滑らずに圧電素子のみが伸び縮
みする。これにより、アクチュエータの移動体がいずれ
かの方向に移動して行き、ズームレンズ等が駆動され
る。
【0057】第2の波形によりアクチュエータを駆動す
る場合は、駆動方向によって図10の(A)の波形また
は(B)の波形を圧電素子40に供給する。この場合、
(A)の駆動波形ではa領域で圧電素子はゆっくり縮
み、b領域で急速に伸びるというサイクルを繰り返す。
また、(B)の駆動波形ではc領域で圧電素子はゆっく
り伸び、d領域で急速に縮むというサイクルを繰り返
す。これにより、アクチュエータの移動体がいずれかの
方向に移動して行き、ズームレンズ等が駆動される。
【0058】この第5実施形態によれば、アクチュエー
タの圧電素子や移動体の仕様、アクチュエータに接続さ
れた被駆動体の仕様などに応じて、最適な波形(信号形
状)の駆動電力を供給することができ、第1実施形態と
同様に内視鏡を制御装置に接続するだけで簡単にこの駆
動波形を設定でき、常に最適な駆動電力でアクチュエー
タを駆動することが可能となる。
【0059】図11及び図12は本発明の第6実施形態
に係り、図11はアクチュエータとズームレンズの第1
の構成を示す断面図、図12はアクチュエータとズーム
レンズの第2の構成を示す断面図である。ここでは第1
実施形態と異なる部分のみ説明し、他の同様な部分の説
明は省略する。
【0060】第6実施形態では、アクチュエータの圧電
素子や被駆動体としてのズームレンズの大きさに応じて
駆動電圧を変更する場合の動作を示す。
【0061】圧電アクチュエータは、一般的に圧電素子
の大きさが大きくなるほど大きな発生力が得られる。ま
た、同じ大きさの圧電素子でも駆動電圧が大きいほど大
きな発生力が得られる。ただし、耐久性は低下する。内
視鏡においてより高解像度の画像を得るためには、対物
光学系のレンズの直径を大きくする必要がある。多少挿
入部の直径が大きくなっても高解像度の画像を望む場合
と、多少観察画像の解像度が落ちても挿入部の直径を小
さくしたい場合とがあり、使用者は必要に応じて複数種
類の内視鏡を使い分けている。
【0062】本実施形態では、図11に示すように、大
きなズームレンズ71aを駆動するために大きな圧電素
子72aからなるアクチュエータ73aを備えた内視鏡
を使用する場合と、図12に示すように、小さなズーム
レンズ71bを駆動するために小さな圧電素子72bか
らなるアクチュエータ73bを備えた内視鏡を使用する
場合を説明する。
【0063】制御回路47は、ディップスイッチ46の
出力に応じて駆動回路45に指示を送り、アクチュエー
タの大きさに合わせた適切な駆動波形を駆動回路45よ
り発生させる。
【0064】例えば、図11のように大きなズームレン
ズ71aを大きなアクチュエータ73aで駆動する場合
にはより大きな電圧で圧電素子72aを駆動し、図12
のように小さなズームレンズ71bを小さなアクチュエ
ータ73bで駆動する場合にはより小さな電圧で圧電素
子72bを駆動するようにする。
【0065】なお、圧電素子の大きさを一定にして、ズ
ームレンズの大きさに応じて駆動電圧の大きさを変化さ
せても良い。この場合、制御回路47は、ディップスイ
ッチ46の出力に応じて、ズームレンズの大きさに合わ
せた適切な駆動波形、すなわち駆動電圧の大小を設定し
て駆動回路45より発生させる。
【0066】例えば、大きなズームレンズ71aを駆動
する場合にはより大きな電圧で圧電素子を駆動し、小さ
なズームレンズ71bを駆動する場合にはより小さな電
圧で圧電素子を駆動するようにする。
【0067】この第6実施形態によれば、ズームレンズ
等の被駆動体の大きさ、アクチュエータの圧電素子の大
きさなどに応じて、最適な波形(駆動電圧)の駆動電力
を供給することができ、第1実施形態と同様に内視鏡を
制御装置に接続するだけで簡単にこの駆動波形を設定で
き、常に最適な駆動電力でアクチュエータを駆動するこ
とが可能となる。
【0068】以上説明した各実施形態によれば、内視鏡
の先端部に設けた光学系等の被駆動体を駆動するアクチ
ュエータを備えた内視鏡装置において、内視鏡を制御装
置に接続するだけで簡単にアクチュエータの最適な駆動
波形(駆動周波数、駆動電圧、信号形状等)を設定でき
るため、取扱いが容易であり、常に最適な駆動電力でア
クチュエータを駆動することが可能となる。また、内視
鏡の制御装置への接続状態を判別し、内視鏡の接続/非
接続に応じて駆動電力の出力を許可/停止できるため、
内視鏡が接続されていないときに誤って駆動電力が出力
されるおそれを防止でき、使用者が常に内視鏡の接続状
態に注意を払う必要がなく、取扱いを容易にできる。
【0069】[付記] (1) アクチュエータを内設した内視鏡と、このアク
チュエータを駆動する制御装置とを有する内視鏡装置に
おいて、前記内視鏡に設けられ、前記アクチュエータを
駆動する駆動波形設定用の信号を発生する駆動波形設定
信号発生手段と、前記制御装置に設けられ、前記内視鏡
が前記制御装置に接続されたときに前記駆動波形設定信
号発生手段からの駆動波形設定信号を入力し、この駆動
波形設定信号に基づいて駆動波形を設定して前記アクチ
ュエータを駆動する駆動制御手段と、を備えたことを特
徴とする内視鏡装置。
【0070】(2) 前記駆動制御手段は、前記駆動波
形設定信号に基づき、駆動波形として駆動周波数の高低
を設定することを特徴とする付記1に記載の内視鏡装
置。
【0071】(3) 前記駆動制御手段は、前記駆動波
形設定信号に基づき、駆動波形として駆動電圧の大小を
設定することを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0072】(4) 前記駆動制御手段は、前記駆動波
形設定信号に基づき、駆動波形として駆動信号の信号形
状を設定することを特徴とする付記1に記載の内視鏡装
置。
【0073】(5) 前記駆動制御手段は、前記アクチ
ュエータの駆動速度がほぼ最大となるように駆動波形を
設定して該アクチュエータを駆動することを特徴とする
付記1に記載の内視鏡装置。
【0074】(6) 前記駆動制御手段は、前記アクチ
ュエータの発生力がほぼ最大となるように駆動波形を設
定して該アクチュエータを駆動することを特徴とする付
記1に記載の内視鏡装置。
【0075】(7) 前記駆動制御手段は、前記アクチ
ュエータの駆動速度が所定速度となるように駆動波形を
設定して該アクチュエータを駆動することを特徴とする
付記1に記載の内視鏡装置。
【0076】(8) 前記駆動制御手段は、前記アクチ
ュエータの発生力が所定値となるように駆動波形を設定
して該アクチュエータを駆動することを特徴とする付記
1に記載の内視鏡装置。
【0077】(9) 前記駆動制御手段は、前記アクチ
ュエータの圧電素子の種類または仕様に応じて駆動波形
を設定して該アクチュエータを駆動することを特徴とす
る付記1に記載の内視鏡装置。
【0078】(10) 前記駆動制御手段は、前記アク
チュエータで駆動する被駆動体の種類または仕様に応じ
て駆動波形を設定して該アクチュエータを駆動すること
を特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0079】(11) 前記アクチュエータは、被駆動
体として内視鏡のズームレンズを駆動することを特徴と
する付記1に記載の内視鏡装置。
【0080】(12) 前記アクチュエータは、被駆動
体として内視鏡のフォーカスレンズを駆動することを特
徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0081】(13) 前記アクチュエータは、被駆動
体として内視鏡の変倍レンズを駆動することを特徴とす
る付記1に記載の内視鏡装置。
【0082】(14) 前記アクチュエータは、被駆動
体として内視鏡の変向光学系の変向光学素子を駆動する
ことを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0083】(15) 前記変向光学素子はプリズムで
あることを特徴とする付記14に記載の内視鏡装置。
【0084】(16) 前記変向光学素子はミラーであ
ることを特徴とする付記14に記載の内視鏡装置。
【0085】(17) 前記アクチュエータは、圧電振
動子を用いたインパクト型のアクチュエータからなるこ
とを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0086】(18) 前記内視鏡が前記制御装置に接
続されたとき前記駆動波形設定信号発生手段と前記駆動
制御手段とが電気的に接続することを特徴とする付記1
に記載の内視鏡装置。
【0087】(19) 前記駆動波形設定信号発生手段
は、ディップスイッチであることを特徴とする付記1に
記載の内視鏡装置。
【0088】(20) 前記駆動波形設定信号発生手段
は、抵抗であることを特徴とする付記1に記載の内視鏡
装置。
【0089】(21) 前記駆動波形設定信号発生手段
は、ROMであることを特徴とする付記1に記載の内視
鏡装置。
【0090】(22) 前記駆動波形設定信号発生手段
は、フラッシュROMであることを特徴とする付記1に
記載の内視鏡装置。
【0091】(23) 前記駆動波形設定信号発生手段
は、内視鏡のコネクタに設けられることを特徴とする付
記1に記載の内視鏡装置。
【0092】(24) 前記駆動波形設定信号発生手段
は、前記駆動波形設定信号を所望の値に変更可能である
ことを特徴とする付記1に記載の内視鏡装置。
【0093】(25) アクチュエータを内設した内視
鏡と、このアクチュエータを駆動する制御装置とを有す
る内視鏡装置において、前記内視鏡に設けられ、該内視
鏡の接続状態判別用の信号を発生する接続信号発生手段
と、前記制御装置に設けられ、前記内視鏡が前記制御装
置に接続されたときに前記接続信号発生手段からの接続
信号を入力し、この接続信号に基づいて前記内視鏡の接
続を判別する接続判別手段と、を備えたことを特徴とす
る内視鏡装置。
【0094】(26) 前記制御装置は、前記接続信号
に基づいて内視鏡が接続されていないと判別した場合
に、前記アクチュエータへの駆動電力の供給を停止する
駆動制御手段を有することを特徴とする付記25に記載
の内視鏡装置。
【0095】(27) 前記制御装置は、前記接続信号
に基づいて内視鏡が接続されていると判別した場合に、
前記アクチュエータへの駆動電力の供給を許可する駆動
制御手段を有することを特徴とする付記25に記載の内
視鏡装置。
【0096】(28) 前記アクチュエータは、被駆動
体として内視鏡のズームレンズを駆動することを特徴と
する付記25に記載の内視鏡装置。
【0097】(29) 前記アクチュエータは、被駆動
体として内視鏡のフォーカスレンズを駆動することを特
徴とする付記25に記載の内視鏡装置。
【0098】(30) 前記アクチュエータは、被駆動
体として内視鏡の変倍レンズを駆動することを特徴とす
る付記25に記載の内視鏡装置。
【0099】(31) 前記アクチュエータは、被駆動
体として内視鏡の変向光学系の変向光学素子を駆動する
ことを特徴とする付記25に記載の内視鏡装置。
【0100】(32) 前記変向光学素子はプリズムで
あることを特徴とする付記31に記載の内視鏡装置。
【0101】(33) 前記変向光学素子はミラーであ
ることを特徴とする付記31に記載の内視鏡装置。
【0102】(34) 前記アクチュエータは、圧電振
動子を用いた急速変形アクチュエータからなることを特
徴とする付記25に記載の内視鏡装置。
【0103】(35) 前記内視鏡が前記制御装置に接
続されたとき前記接続信号発生手段と前記接続判別手段
とが電気的に接続することを特徴とする付記25に記載
の内視鏡装置。
【0104】(36) 前記接続信号発生手段は、ディ
ップスイッチであることを特徴とする付記25に記載の
内視鏡装置。
【0105】(37) 前記接続信号発生手段は、抵抗
であることを特徴とする付記25に記載の内視鏡装置。
【0106】(38) 前記接続信号発生手段は、RO
Mであることを特徴とする付記25に記載の内視鏡装
置。
【0107】(39) 前記接続信号発生手段は、フラ
ッシュROMであることを特徴とする付記25に記載の
内視鏡装置。
【0108】(40) 前記接続信号発生手段は、内視
鏡のコネクタに設けられることを特徴とする付記25に
記載の内視鏡装置。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡に設けられたアクチュエータに供給する駆動電力を
簡単に最適な状態に設定でき、取扱いが容易な内視鏡装
置を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る内視鏡装置の全体構成
を概略的に示す斜視図
【図2】内視鏡の先端部の内部構成を示す概略説明図
【図3】アクチュエータの外観構成を示す斜視図
【図4】アクチュエータの内部構成を示す断面図
【図5】第1実施形態に係るアクチュエータの駆動制御
系の構成を示すブロック図
【図6】第2実施形態に係るアクチュエータの駆動制御
系の構成を示すブロック図
【図7】第3実施形態に係るアクチュエータの駆動制御
系の構成を示すブロック図
【図8】第4実施形態に係る内視鏡の先端部の概略構成
を示す断面図
【図9】第5実施形態に係るアクチュエータへ供給する
駆動電力の第1の波形を示す波形図
【図10】第5実施形態に係るアクチュエータへ供給す
る駆動電力の第2の波形を示す波形図
【図11】第6実施形態に係るアクチュエータとズーム
レンズの第1の構成を示す断面図
【図12】第6実施形態に係るアクチュエータとズーム
レンズの第2の構成を示す断面図
【符号の説明】
1…拡大式電子内視鏡(内視鏡) 9…ズームケーブル 10…ズームコネクタ 11…接続コード 12…接続コネクタ 14…ズーム制御装置(制御装置) 19…ズームスイッチ 27…対物光学系 28…撮像装置 29…ズームレンズ 30…アクチュエータ 40…圧電素子 45…駆動回路 46…ディップスイッチ 47…制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータを内設した内視鏡と、こ
    のアクチュエータを駆動する制御装置とを有する内視鏡
    装置において、 前記内視鏡に設けられ、前記アクチュエータを駆動する
    駆動波形設定用の信号を発生する駆動波形設定信号発生
    手段と、 前記制御装置に設けられ、前記内視鏡が前記制御装置に
    接続されたときに前記駆動波形設定信号発生手段からの
    駆動波形設定信号を入力し、この駆動波形設定信号に基
    づいて駆動波形を設定して前記アクチュエータを駆動す
    る駆動制御手段と、 を備えたことを特徴とする内視鏡装置。
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CN107910935A (zh) * 2017-12-13 2018-04-13 河南师范大学 一种基于压电电机的自驱动供能***及方法

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