JP3784315B2

JP3784315B2 - Steering column support structure

Info

Publication number: JP3784315B2
Application number: JP2001381948A
Authority: JP
Inventors: 光晴山田; 邦彦吉野
Original assignee: Hino Motors Ltd
Current assignee: Hino Motors Ltd
Priority date: 2001-12-14
Filing date: 2001-12-14
Publication date: 2006-06-07
Anticipated expiration: 2021-12-14
Also published as: JP2003182593A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のキャブの前面側に固定されたコラムサポートブラケットによりステアリングコラムを支持するステアリングコラムの支持構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、ステアリングシャフトが挿通されたステアリングコラムは、自動車のキャブの前面側に固定されたコラムサポートブラケットにより支持される。ここで、従来のコラムサポートブラケットは、鋼材等から作れた高剛性のものが使用される。このため、自動車の衝突時等における大きな力がキャブ前面に作用すると、キャブのフロントリッドやフロントフレームおよびダッシュパネル等が後方に大きく変形し、コラムサポートブラケットはダッシュパネルの変形に伴って後方に移動する。コラムサポートブラケットが後方に移動すると、そのコラムサポートブラケットに支持されていたステアリングコラムもそのコラムサポートブラケットとともに後方に移動し、ステアリングシャフトの上端に設けられたステアリングホイールが運転者に近接し又は接触し、運転者の生存空間が狭められるおそれがある。
【０００３】
この点を解消するために、薄肉部，溝部，切欠部，開放された窓部から成る複数の衝撃力吸収機構部をコラムサポートブラケットに形成し、それらの衝撃力吸収機構部が容易に変形および亀裂することによりコラムサポートブラケットの全体を圧縮破壊させ、その破壊により衝撃エネルギーを吸収し、ステアリングシャフト側に衝撃力をほとんど伝えないようにした「衝撃吸収性ペダルブラケット構造」が提案されている（特開平９−１５０７５３）。そして、この「衝撃吸収性ペダルブラケット構造」では、衝撃エネルギーを吸収することにより、ステアリングシャフト側の移動を防止し、運転者に所望の生存空間を確保することができるようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平９−１５０７５３号公報に示された「衝撃吸収性ペダルブラケット構造」では、コラムサポートブラケットが衝撃を吸収しきれず、コラムサポートブラケットが圧縮変形した後もダッシュパネルが更に後方に移動するような場合には、ステアリングホイールが運転者に近接し又は接触するおそれがある。また、運転者の生存空間が確保されたとしても、自動車の衝突時等にあっては、運転者がそのキャブから容易に脱出し得るような十分な空間が確保されていることが好ましい。
本発明の目的は、衝撃エネルギーを吸収するとともにステアリングホイールの後方への移動を防止して、運転者に脱出のための十分な空間を確保し得るステアリングコラムの支持構造を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
請求項１に係る発明は、図１に示すように、キャブ１０前面側のダッシュパネル１０ｃにコラムサポートブラケット１３の前端が取付けられ、コラムサポートブラケット１３の後端上部が車幅方向に設けられたインストルメントパネルリインフォース１２に固着され、コラムサポートブラケット１３の後端にチルト可能に構成されたステアリングコラム１４が取付けられたステアリングコラムの支持構造の改良である。
その特徴ある構成は、コラムサポートブラケット１３の鉛直方向上方に所定の間隔Ｈをあけてインストルメントパネルリインフォース１２が設けられ、インストルメントパネルリインフォース１２より後方のコラムサポートブラケット１３に上方に立上る立上り部１３ｅが形成され、立上り部１３ｅの上部がインストルメントパネルリインフォース１２に固定され、インストルメントパネルリインフォース１２の下方のコラムサポートブラケット１３の下側に易破壊部１３ｆが形成され、インストルメントパネルリインフォース１２に対してダッシュパネル１０ｃが近づくように移動するとき易破壊部１３ｆが破断又は伸延して立上り部１３ｅがステアリングコラム１４とともにインストルメントパネルリインフォース１２を中心として回転するように構成されたところにある。
【０００６】
この請求項１に係るステアリングコラムの支持構造では、図３に示すように、衝突等が生じキャブ１０の前面に大きな力が作用すると、インストルメントパネルリインフォース１２に対してダッシュパネル１０ｃが近づくように移動する。そして、図４に示すように、立上り部１３ｅがステアリングコラム１４とともにインストルメントパネルリインフォース１２を中心として回転すると、そのコラム１４の挿通されたシャフト１７の上端に設けられたステアリングホイール１８は前方に移動し、運転者がそのキャブから容易に脱出し得るような十分な空間を確保する。
【０００７】
請求項２に係る発明は、請求項１に係る発明であって、易破壊部が切欠き１３ｆにより形成されたステアリングコラムの支持構造である。
この請求項２に係るステアリングコラムの支持構造では、易破壊部をコラムサポートブラケット１３に比較的容易に形成することができる。
請求項３に係る発明は、請求項１に係る発明であって、図５に示すように、易破壊部が蛇腹状の折れ曲がり１３ｈにより形成されたステアリングコラムの支持構造である。
この請求項３に係るステアリングコラムの支持構造では、インストルメントパネルリインフォース１２に対してダッシュパネル１０ｃが近づくように移動すると、易破壊部１３ｈは伸延して立上り部１３ｅがステアリングコラム１４とともにリインフォース１２を中心として回転することにより、ステアリングホイール１８を前方に移動させて脱出のための十分な空間を確保する。
【０００８】
請求項４に係る発明は、図６に示すように、キャブ１０前面側のダッシュパネル１０ｃにコラムサポートブラケット２３の前端が取付けられ、コラムサポートブラケット２３の後端上部が車幅方向に設けられたインストルメントパネルリインフォース１２に固着され、コラムサポートブラケット２３の後端にチルト可能に構成されたステアリングコラム１４が取付けられたステアリングコラムの支持構造の改良である。
その特徴ある構成は、コラムサポートブラケット１３，２３の鉛直方向上方に所定の間隔をあけてインストルメントパネルリインフォース１２が設けられ、コラムサポートブラケット２３がインストルメントパネルリインフォース１２の下方において前ブラケット２３ａと後ブラケット２３ｂを連結して構成され、前ブラケット２３ａの後端上部に後ブラケット２３ｂの前端上部がヒンジ２４を介して枢支され、インストルメントパネルリインフォース１２より後方の後ブラケット２３ｂに上方に立上る立上り部１３ｅが形成され、立上り部１３ｅの上部がインストルメントパネルリインフォース１２に固定され、前ブラケット２３ａの後端下部と後ブラケット２３ｂの前端下部にピン２６が挿通されて接合され、前ブラケット２３ａ又は後ブラケット２３ｂに前ブラケット２３ａの後端下部と後ブラケット２３ｂの前端下部が離れる方向にヒンジ２４を中心とした円弧状のピン案内用長孔２３ｄがピン２６が挿通された丸孔２３ｃに隣接して形成され、インストルメントパネルリインフォース１２に対してダッシュパネル１０ｃが近づくように移動するときピン２６が丸孔２３ｃを破断してピン案内用長孔２３ｄを移動することにより立上り部１３ｅがステアリングコラム１４とともにインストルメントパネルリインフォース１２を中心として回転するように構成されたところにある。
この請求項４に係るステアリングコラムの支持構造では、インストルメントパネルリインフォース１２に対してダッシュパネル１０ｃが近づくように移動すると、ピン接合部分が破断して立上り部１３ｅがステアリングコラム１４とともにリインフォース１２を中心として回転し、ステアリングホイール１８を前方に移動させて脱出のための十分な空間を確保する。
【０００９】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図１及び図２に示すように、自動車のキャブ１０の前面にはフロントフレーム１１が設けられ、このフロントフレーム１１にはフロントガラス１０ａやフロントリッド１０ｂ、及びダッシュパネル１０ｃが固定される。一方、フロントフレーム１１後方には車幅方向に延びてインストルメントパネルリインフォース１２が設けられる。図２に詳しく示すように、このリインフォース１２は、両端がキャブ１０のピラーインナ１０ｄに取付ブラケット１２ａを介して取付けられ、このようにしてリインフォース１２はフロントフレーム１１から所定の間隔Ｈをあけてピラーインナ１０ｄに架設される。ダッシュパネル１０ｃにはコラムサポートブラケット１３の前端が取付けられ、コラムサポートブラケット１３の後端上部がインストルメントパネルリインフォース１２に固着される。コラムサポートブラケット１３の後縁には、ステアリングコラム１４がステアリングコラムブラケット１６を介して支持される。
【００１０】
ステアリングコラム１４には上端にステアリングホイール１８（図１）が装着されたステアリングシャフト１７が挿通される。図示しないが、ステアリングシャフト１７に装着されるステアリングホイール１８と、フロアパネル１０ｅ上のシート（図示せず）に着座した運転者の背面との間には運転空間が保持され、運転者が安全に運転し得るようになされている。図１に示すように、ステアリングシャフト１７は、二つのユニバーサルジョイント１９ａ，１９ａおよび伸縮自在に構成されたシャフト１９ｂを介して図示しないステアリングユニットに連結され、ユニバーサルジョイント１９ａ，１９ａ及び伸縮自在のシャフト１９ｂによりステアリングコラム１４はチルト可能に構成される。
【００１１】
コラムサポートブラケット１３はアルミダイキャスト成形方法によって一体構造に成形され、前面側にはダッシュパネル１０ｃに取付けるためのフランジ部１３ａが垂直方向に立上って形成され、フランジ部１３ａ両側には垂下して形成される一対の側辺部１３ｂが形成される。一対の側辺部１３ｂの下端はフロアパネル１０ｅにまで達し、下辺部１３ｃによりその下端が連結される。フランジ部１３ａ、一対の側辺部１３ｂ及び下辺部１３ｃにはそれぞれ取付孔１３ｄ（図２）が形成される。この取付孔１３ｄを介して図示しない雄ねじをダッシュパネル１０ｃに固着した図示しない雌ねじに螺合することによりコラムサポートブラケット１３の前端がダッシュパネル１０ｃに取付けられ、コラムサポートブラケット１３とインストルメントパネルリインフォース１２は鉛直方向において所定の間隔をあけるように調整される（図１）。
【００１２】
一方、インストルメントパネルリインフォース１２より後方のコラムサポートブラケット１３の後部には、上方に立上る立上り部１３ｅが形成される。この実施の形態では、一対の立上り部１３ｅが形成される場合を示し、その一対の立上り部１３ｅの上部がインストルメントパネルリインフォース１２に固定される。具体的に説明すると、一対の立上り部１３ｅの上縁に設置可能なサポートブラケット１２ｂがリインフォース１２に溶接され、一対の立上り部１３ｅの上縁には鉛直方向に図示しない雌ねじがそれぞれ形成される。サポートブラケット１２ｂの雌ねじに対向する部分には挿通孔が形成され、雄ねじ１２ｃを挿通孔に挿通させた後雌ねじに螺合することにより立上り部１３ｅの上部がサポートブラケット１２ｂを介してインストルメントパネルリインフォース１２に固定される。
【００１３】
インストルメントパネルリインフォース１２の下方のコラムサポートブラケット１３の下側には易破壊部１３ｆが形成される。この実施の形態における易破壊部は、コラムサポートブラケット１３の該当する部分を切欠いた切欠き１３ｆにより形成され、インストルメントパネルリインフォース１２に対してダッシュパネル１０ｃが近づくように移動するときに応力が集中して切欠き１３ｆから亀裂が生じてこの部分が破断するように構成される。図２に示すように、コラムサポートブラケット１３の立上り部１３ｅにはステアリングコラムブラケット１６を取り付けるための雌ねじ１３ｇが形成される。この雌ねじ１３ｇに対応するステアリングコラムブラケット１６には取付孔１６ａが形成され、この取付孔１６ａに挿通されたボルト２１を雌ねじ１３ｇに螺合することによりステアリングコラムブラケット１６が取り付けられ、このステアリングコラムブラケット１６を介してステアリングコラム１４がコラムサポートブラケット１３の後端に取付けられる。
【００１４】
次に、このように構成されたステアリングコラムの支持構造における動作を説明する。
図３に示すように、衝突等が生じキャブ１０の前面に大きな力Ｆが作用するとフロントフレーム１１，フロントリッド１０ｂ，ダッシュパネル１０ｃが後方に変形し、それに伴ってコラムサポートブラケット１３が後方に押される。一方、リインフォース１２は比較的高剛性に形成されているため、その押圧力によりリインフォース１２は移動せず、そのリインフォース１２から所定の間隔をあけた下方におけるコラムサポートブラケット１３には、その間隔に比例する所定のモーメントが加わる。ここで、その部分におけるコラムサポートブラケット１３の下側には易破壊部１３ｆが形成されており、その部分に応力が集中して切欠き１３ｆから生じる亀裂によりこの部分が破断する。
【００１５】
図４に示すように、切欠きから成る易破壊部１３ｆが破断すると、リインフォース１２に上部が固定された立上り部１３ｅは、後方に移動しようとするコラムサポートブラケット１３により下側が後方に押される。そして、インストルメントパネルリインフォース１２に対してダッシュパネル１０ｃが近づくと、そのリインフォース１２を中心としてコラムサポートブラケット１３が図の実線矢印で示すように回転する。破断した部分より後ろ側のコラムサポートブラケット１３はその立ち上がり部１３ｅとともに回転し、コラムサポートブラケット１３の後端にステアリングコラムブラケット１６を介して取付けられたステアリングコラム１４も同様に図の実線矢印で示すように回転する。ステアリングコラム１４が回転すると、そのコラム１４の挿通されたシャフト１７の上端に設けられたステアリングホイール１８は破線矢印で示すように前方に移動し、運転者がそのキャブ１０から容易に脱出し得るような十分な空間を確保する。
【００１６】
なお、上述した実施の形態では、易破壊部が切欠き１３ｆにより形成された例を示したが、図５に示すように、易破壊部は蛇腹状の折れ曲がり１３ｈであってもよい。蛇腹状の折れ曲がり１３ｈからなる易破壊部にあっては、インストルメントパネルリインフォース１２に対してダッシュパネル１０ｃが近づくように移動すると、易破壊部１３ｈは伸延して立上り部１３ｅがステアリングコラム１４とともにリインフォース１２を中心として回転することにより、ステアリングホイール１８を前方に移動させて脱出のための十分な空間を確保する。
【００１７】
また、上述した実施の形態では、易破壊部が切欠き１３ｆにより形成された例を示したが、図６に示すように、コラムサポートブラケット２３をインストルメントパネルリインフォース１２の下方において前ブラケット２３ａと後ブラケット２３ｂを連結して構成し、前ブラケット２３ａの後端上部に後ブラケット２３ｂの前端上部を例えばヒンジ２４により枢支し、前ブラケット２３ａの後端下部に後ブラケット２３ｂの前端下部をピン２６により接合して易破壊部を形成してもよい。図６における易破壊部にあっては、前ブラケット２３ａ及び後ブラケット２３ｂのいずれか一方に、前ブラケット２３ａの後端下部と後ブラケット２３ｂの前端下部が離れる方向にヒンジ２４を中心とした円弧状のピン案内用長孔２３ｄがピン２６を実際に挿通する丸孔２３ｃに隣接して形成される。この易破壊部では、インストルメントパネルリインフォース１２に対してダッシュパネル１０ｃが近づくように移動すると、ピン２６が丸孔２３ｃを破断してピン案内用長孔２３ｄを移動することにより立上り部１３ｅがステアリングコラム１４とともにリインフォース１２を中心として回転し、ステアリングホイール１８を前方に移動させて脱出のための十分な空間を確保する。
【００１８】
更に上述した実施の形態では、コラムサポートブラケット１３にステアリングコラム１４が取付けられる場合を示したが、コラムサポートブラケット１３にステアリングコラム１４が取付けられる限り、このコラムサポートブラケット１３に図示しないブレーキやクラッチのペダル類を更に支持させても良い。
【００１９】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、コラムサポートブラケットの鉛直方向上方に所定の間隔をあけてインストルメントパネルリインフォースを設け、リインフォースより後方のコラムサポートブラケットに上方に立上る立上り部を形成し、立上り部の上部をリインフォースに固定し、リインフォースの下方のコラムサポートブラケットの下側に易破壊部を形成したので、インストルメントパネルリインフォースに対してダッシュパネルが近づくように移動するとき易破壊部が破断又は伸延して立上り部がステアリングコラムとともにインストルメントパネルリインフォースを中心として回転する。この結果、衝突等が生じキャブの前面に大きな力が作用してダッシュパネルが移動し、立上り部がステアリングコラムとともに回転すると、そのコラムの挿通されたシャフトの上端に設けられたステアリングホイールは前方に移動し、運転者がそのキャブから容易に脱出し得るような十分な空間を確保することができる。
【００２０】
また、易破壊部が切欠きにより形成すれば、その易破壊部をコラムサポートブラケットに比較的容易に形成することができる。一方で、易破壊部を蛇腹状の折れ曲がりにより形成すれば、その易破壊部は伸延してステアリングホイールの移動により脱出のための十分な空間を確保し、易破壊部がピン接合であれば、そのピン接合部分における破断によりステアリングホイールは移動して脱出のための十分な空間を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の取付構造を示す側面図。
【図２】そのコラムサポートブラケットにステアリングコラムを取付ける状態を示す斜視図。
【図３】その取付構造を有するキャブの前面に所定の力が加わった状態を示す概念図。
【図４】その力によりステアリングコラムが回転する状態を示す概念図。
【図５】本発明の別の易破壊部を示す図１に対応する側面図。
【図６】本発明の更に別の易破壊部を示す図１に対応する側面図。
【符号の説明】
１０キャブ
１０ｃダッシュパネル
１２インストルメントパネルリインフォース
１３，２３コラムサポートブラケット
１３ｅ立上り部
１３ｆ切欠き（易破壊部）
１３ｈ折れ曲がり（易破壊部）
１４ステアリングコラム
２３ａ前ブラケット
２３ｂ後ブラケット[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a steering column support structure in which a steering column is supported by a column support bracket fixed to the front side of a cab of an automobile.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a steering column through which a steering shaft is inserted is supported by a column support bracket fixed to the front side of a cab of an automobile. Here, as the conventional column support bracket, a highly rigid one made of steel or the like is used. For this reason, if a large force is applied to the front of the cab when a car crashes, the cab front lid, front frame, and dash panel are greatly deformed rearward, and the column support bracket moves rearward as the dash panel is deformed. To do. When the column support bracket moves rearward, the steering column supported by the column support bracket also moves rearward together with the column support bracket, and the steering wheel provided at the upper end of the steering shaft approaches or contacts the driver. The driver's living space may be narrowed.
[0003]
In order to solve this problem, a column support bracket is formed with a plurality of impact force absorbing mechanisms composed of thin-walled portions, grooves, notches, and open windows, and these impact force absorbing mechanisms are easily deformed and A “shock-absorbing pedal bracket structure” has been proposed, in which the entire column support bracket is compressed and destroyed by cracking, absorbing the impact energy by breaking it and transmitting little impact force to the steering shaft ( JP-A-9-150753). In the “shock absorbing pedal bracket structure”, the shock energy is absorbed to prevent the steering shaft from moving, and a desired living space can be secured for the driver.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the “shock absorbing pedal bracket structure” disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. Hei 9-150753, the column support bracket cannot absorb the shock, and the dash panel moves further rearward even after the column support bracket is compressed and deformed. In such a case, the steering wheel may approach or come into contact with the driver. Even if the driver's living space is secured, it is preferable that a sufficient space is secured so that the driver can easily escape from the cab during a car collision or the like.
An object of the present invention is to provide a support structure for a steering column that absorbs impact energy and prevents the steering wheel from moving backward to ensure a sufficient space for the driver to escape.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
1, the front end of the column support bracket 13 is attached to the dash panel 10c on the front side of the cab 10, and the rear end upper portion of the column support bracket 13 is provided in the vehicle width direction. This is an improvement of the steering column support structure in which a steering column 14 fixed to the instrument panel reinforcement 12 and attached to the rear end of the column support bracket 13 is attached.
The characteristic configuration is that an instrument panel reinforcement 12 is provided at a predetermined interval H above the column support bracket 13 in the vertical direction, and a rising portion that rises upward on the column support bracket 13 behind the instrument panel reinforcement 12. 13e is formed, the upper part of the rising part 13e is fixed to the instrument panel reinforcement 12, an easily breakable part 13f is formed below the column support bracket 13 below the instrument panel reinforcement 12, and the instrument panel reinforcement 12 is On the other hand, when the dash panel 10c moves closer, the easily breakable portion 13f breaks or extends, and the rising portion 13e rotates around the instrument panel reinforcement 12 together with the steering column 14. There is in the place that is configured so that.
[0006]
In the steering column support structure according to claim 1, as shown in FIG. 3, when a collision or the like occurs and a large force acts on the front surface of the cab 10, the dash panel 10 c approaches the instrument panel reinforcement 12. Moving. As shown in FIG. 4, when the rising portion 13e rotates around the instrument panel reinforcement 12 together with the steering column 14, the steering wheel 18 provided at the upper end of the shaft 17 through which the column 14 is inserted moves forward. In addition, a sufficient space is secured so that the driver can easily escape from the cab.
[0007]
The invention according to claim 2 is the invention according to claim 1, wherein the easily breakable portion is a support structure of the steering column formed by the notch 13f.
In the steering column support structure according to the second aspect, the easily breakable portion can be formed on the column support bracket 13 relatively easily.
The invention according to claim 3 is the invention according to claim 1, and as shown in FIG. 5, is a steering column support structure in which the easily breakable portion is formed by a bellows-like bent 13 h.
In the steering column support structure according to claim 3, when the dash panel 10 c moves closer to the instrument panel reinforcement 12, the easily breakable portion 13 h extends and the rising portion 13 e moves the reinforcement 12 together with the steering column 14. By rotating around the center, the steering wheel 18 is moved forward to ensure sufficient space for escape.
[0008]
In the invention according to claim 4, as shown in FIG. 6, the front end of the column support bracket 23 is attached to the dash panel 10c on the front side of the cab 10, and the rear end upper part of the column support bracket 23 is provided in the vehicle width direction. This is an improvement in the support structure of the steering column, to which the steering column 14 fixed to the instrument panel reinforcement 12 and attached to the rear end of the column support bracket 23 is tiltable.
The characteristic configuration is that an instrument panel reinforcement 12 is provided at a predetermined interval above the column support brackets 13 and 23 in the vertical direction, and the column support bracket 23 is located below the instrument panel reinforcement 12 and the rear bracket 23a. The bracket 23b is connected, and the front bracket 23b is pivotally supported on the rear bracket upper portion of the front bracket 23a via the hinge 24, and rises upward from the instrument panel reinforcement 12 to the rear bracket 23b. parts 13e are formed, the upper portion of the rising portion 13e is fixed to the instrument panel reinforcement 12, before the front end lower the pin 26 of the lower rear end and the rear bracket 23b of the bracket 23a is bonded is inserted, the front bracket 23a or after An arc-shaped pin guide long hole 23d centering on the hinge 24 is adjacent to the round hole 23c through which the pin 26 is inserted in a direction in which the rear end lower part of the front bracket 23a and the front end lower part of the rear bracket 23b are separated from the racket 23b. When the dash panel 10c is formed so as to approach the instrument panel reinforcement 12, the pin 26 breaks the round hole 23c and moves through the pin guide long hole 23d, so that the rising portion 13e moves together with the steering column 14. The instrument panel reinforcement 12 is configured to rotate about the center.
In the steering column support structure according to claim 4, when the dash panel 10 c moves closer to the instrument panel reinforcement 12, the pin joint portion is broken and the rising portion 13 e is centered on the reinforcement 12 together with the steering column 14. And the steering wheel 18 is moved forward to ensure a sufficient space for escape.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIGS. 1 and 2, a front frame 11 is provided on the front surface of a cab 10 of an automobile, and a windshield 10a, a front lid 10b, and a dash panel 10c are fixed to the front frame 11. On the other hand, an instrument panel reinforcement 12 extending in the vehicle width direction is provided behind the front frame 11. As shown in detail in FIG. 2, both ends of the reinforcement 12 are attached to the pillar inner 10 d of the cab 10 via mounting brackets 12 a, and thus the reinforcement 12 is separated from the front frame 11 by a predetermined distance H to the pillar inner 10 d. It will be erected. A front end of the column support bracket 13 is attached to the dash panel 10 c, and a rear end upper portion of the column support bracket 13 is fixed to the instrument panel reinforcement 12. A steering column 14 is supported on the rear edge of the column support bracket 13 via a steering column bracket 16.
[0010]
A steering shaft 17 having a steering wheel 18 (FIG. 1) attached to the upper end is inserted into the steering column 14. Although not shown, a driving space is maintained between the steering wheel 18 mounted on the steering shaft 17 and the back of the driver seated on a seat (not shown) on the floor panel 10e, so that the driver can safely It is designed to be able to drive. As shown in FIG. 1, the steering shaft 17 is connected to a steering unit (not shown) via two universal joints 19a and 19a and a telescopic shaft 19b, and the universal joints 19a and 19a and the telescopic shaft 19b. Thus, the steering column 14 is configured to be tiltable.
[0011]
The column support bracket 13 is formed into an integral structure by an aluminum die-cast molding method, and a flange portion 13a for mounting on the dash panel 10c is formed on the front side so as to rise in the vertical direction, and is suspended on both sides of the flange portion 13a. A pair of side portions 13b are formed. The lower ends of the pair of side portions 13b reach the floor panel 10e, and the lower ends are connected by the lower side portion 13c. Mounting holes 13d (FIG. 2) are formed in the flange portion 13a, the pair of side portions 13b, and the lower side portion 13c, respectively. The front end of the column support bracket 13 is attached to the dash panel 10c by screwing a male screw (not shown) to the female screw (not shown) fixed to the dash panel 10c through the mounting hole 13d, and the column support bracket 13 and the instrument panel reinforcement 12 are attached. Is adjusted to have a predetermined interval in the vertical direction (FIG. 1).
[0012]
On the other hand, a rising portion 13 e that rises upward is formed at the rear of the column support bracket 13 behind the instrument panel reinforcement 12. In this embodiment, the case where a pair of rising portions 13e is formed is shown, and the upper portions of the pair of rising portions 13e are fixed to the instrument panel reinforcement 12. More specifically, a support bracket 12b that can be installed on the upper edges of the pair of rising portions 13e is welded to the reinforcement 12, and female screws (not shown) are formed on the upper edges of the pair of rising portions 13e in the vertical direction. An insertion hole is formed in the portion of the support bracket 12b facing the female screw. After the male screw 12c is inserted through the insertion hole and screwed into the female screw, the upper portion of the rising portion 13e is inserted into the instrument panel reinforcement via the support bracket 12b. 12 is fixed.
[0013]
An easily breakable portion 13 f is formed on the lower side of the column support bracket 13 below the instrument panel reinforcement 12. The easily breakable portion in this embodiment is formed by a notch 13f in which a corresponding portion of the column support bracket 13 is cut, and stress is concentrated when the dash panel 10c moves so as to approach the instrument panel reinforcement 12. Thus, a crack is generated from the notch 13f, and this portion is broken. As shown in FIG. 2, an internal thread 13 g for attaching the steering column bracket 16 is formed on the rising portion 13 e of the column support bracket 13. A mounting hole 16a is formed in the steering column bracket 16 corresponding to the female screw 13g, and the steering column bracket 16 is mounted by screwing a bolt 21 inserted through the mounting hole 16a into the female screw 13g. A steering column 14 is attached to the rear end of the column support bracket 13 via 16.
[0014]
Next, the operation of the steering column support structure configured as described above will be described.
As shown in FIG. 3, when a collision or the like occurs and a large force F acts on the front surface of the cab 10, the front frame 11, the front lid 10b, and the dash panel 10c are deformed rearward, and the column support bracket 13 is pushed rearward accordingly. It is. On the other hand, since the reinforcement 12 is formed with a relatively high rigidity, the reinforcement 12 does not move due to the pressing force, and the column support bracket 13 below the reinforcement 12 at a predetermined interval is proportional to the interval. A predetermined moment is applied. Here, an easily breakable portion 13f is formed on the lower side of the column support bracket 13 at that portion, and stress is concentrated on the portion, and this portion is broken by a crack generated from the notch 13f.
[0015]
As shown in FIG. 4, when the easily breakable portion 13 f made of a notch breaks, the rising portion 13 e whose upper portion is fixed to the reinforcement 12 is pushed rearward by the column support bracket 13 about to move backward. When the dash panel 10c approaches the instrument panel reinforcement 12, the column support bracket 13 rotates around the reinforcement 12 as shown by the solid line arrow in the figure. The column support bracket 13 behind the broken portion rotates together with the rising portion 13e, and the steering column 14 attached to the rear end of the column support bracket 13 via the steering column bracket 16 is also indicated by a solid arrow in the figure. Rotate like so. When the steering column 14 rotates, the steering wheel 18 provided at the upper end of the shaft 17 through which the column 14 is inserted moves forward as indicated by the broken line arrow so that the driver can easily escape from the cab 10. Ensure sufficient space.
[0016]
In the above-described embodiment, the example in which the easily breakable portion is formed by the notch 13f is shown. However, as shown in FIG. 5, the easily breakable portion may be a bellows-like bent 13h. In the easily destructible portion composed of the bellows-like bent 13h, when the dash panel 10c moves closer to the instrument panel reinforcement 12, the easy destructible portion 13h extends and the rising portion 13e is reinforced together with the steering column 14. By rotating around 12, the steering wheel 18 is moved forward to ensure a sufficient space for escape.
[0017]
Further, in the above-described embodiment, the example in which the easily breakable portion is formed by the notch 13f is shown. However, as shown in FIG. 6, the column support bracket 23 is connected to the front bracket 23a below the instrument panel reinforcement 12. The rear bracket 23b is connected, the front bracket upper portion of the rear bracket 23b is pivotally supported by, for example, a hinge 24 on the rear bracket upper portion of the front bracket 23a, and the front bracket lower portion of the rear bracket 23b is pin-pinned to the lower portion of the front bracket 23a. The easily breakable portion may be formed by bonding. In the easily breakable portion in FIG. 6, either one of the front bracket 23 a and the rear bracket 23 b has an arc shape centered on the hinge 24 in a direction in which the lower rear end portion of the front bracket 23 a and the lower front end portion of the rear bracket 23 b are separated. The pin guide long hole 23d is formed adjacent to the round hole 23c through which the pin 26 is actually inserted. In this easily breakable portion, when the dash panel 10c moves toward the instrument panel reinforcement 12, the pin 26 breaks the round hole 23c and moves through the pin guide long hole 23d, so that the rising portion 13e is steered. It rotates around the reinforcement 12 together with the column 14 and moves the steering wheel 18 forward to secure a sufficient space for escape.
[0018]
Further, in the above-described embodiment, the case where the steering column 14 is attached to the column support bracket 13 is shown. However, as long as the steering column 14 is attached to the column support bracket 13, a brake or clutch (not shown) is attached to the column support bracket 13. Pedals may be further supported.
[0019]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the instrument panel reinforcement is provided at a predetermined interval above the column support bracket in the vertical direction, and the rising portion rising upward is formed on the column support bracket behind the reinforcement. Because the upper part of the rising part is fixed to the reinforcement and the easy-breaking part is formed under the column support bracket below the reinforcement, the easy-breaking part is moved when the dash panel moves closer to the instrument panel reinforcement. It breaks or extends, and the rising part rotates around the instrument panel reinforcement along with the steering column. As a result, when a collision or the like occurs and a large force acts on the front surface of the cab to move the dash panel and the rising portion rotates together with the steering column, the steering wheel provided at the upper end of the shaft through which the column is inserted moves forward. It is possible to move and secure a sufficient space for the driver to easily escape from the cab.
[0020]
Further, if the easily breakable portion is formed by a notch, the easily breakable portion can be formed on the column support bracket relatively easily. On the other hand, if the easily breakable part is formed by a bellows-like bend, the easily breakable part is extended to secure a sufficient space for escape by moving the steering wheel. The steering wheel moves due to the breakage at the pin joint portion, and a sufficient space for escape can be secured.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a mounting structure of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a state in which a steering column is attached to the column support bracket.
FIG. 3 is a conceptual diagram showing a state in which a predetermined force is applied to the front surface of the cab having the mounting structure.
FIG. 4 is a conceptual diagram showing a state in which a steering column is rotated by the force.
FIG. 5 is a side view corresponding to FIG. 1 showing another easily breakable portion of the present invention.
FIG. 6 is a side view corresponding to FIG. 1 showing still another easily breakable portion of the present invention.
[Explanation of symbols]
10 Cab 10c Dash panel 12 Instrument panel reinforcement 13, 23 Column support bracket 13e Rising part 13f Notch (easy to break part)
13h Bend (easy destruction part)
14 Steering column 23a Front bracket 23b Rear bracket

Claims

キャブ(10)前面側のダッシュパネル(10c)にコラムサポートブラケット(13)の前端が取付けられ、前記コラムサポートブラケット(13)の後端上部が車幅方向に設けられたインストルメントパネルリインフォース(12)に固着され、前記コラムサポートブラケット(13)の後端にチルト可能に構成されたステアリングコラム(14)が取付けられたステアリングコラムの支持構造において、
前記コラムサポートブラケット(13)の鉛直方向上方に所定の間隔をあけて前記インストルメントパネルリインフォース(12)が設けられ、
前記インストルメントパネルリインフォース(12)より後方の前記コラムサポートブラケット(13)に上方に立上る立上り部(13e)が形成され、
前記立上り部(13e)の上部が前記インストルメントパネルリインフォース(12)に固定され、
前記インストルメントパネルリインフォース(12)の下方の前記コラムサポートブラケット(13)の下側に易破壊部(13f,13h)が形成され、
前記インストルメントパネルリインフォース(12)に対して前記ダッシュパネル(10c)が近づくように移動するとき前記易破壊部(13f,13h)が破断又は伸延して前記立上り部(13e)が前記ステアリングコラム(14)とともに前記インストルメントパネルリインフォース(12)を中心として回転するように構成された
ことを特徴とするステアリングコラムの支持構造。An instrument panel reinforcement (12) in which a front end of a column support bracket ( 13 ) is attached to a dash panel (10c) on the front side of the cab (10), and a rear end upper part of the column support bracket ( 13 ) is provided in the vehicle width direction. ), And a steering column support structure in which a steering column (14) configured to be tiltable at a rear end of the column support bracket ( 13 ) is attached.
The instrument panel reinforcement (12) is provided at a predetermined interval above the column support bracket ( 13 ) in the vertical direction,
A rising portion (13e) rising upward is formed in the column support bracket ( 13 ) behind the instrument panel reinforcement (12),
The upper part of the rising portion (13e) is fixed to the instrument panel reinforcement (12),
An easily breakable portion ( 13f, 13h ) is formed on the lower side of the column support bracket ( 13 ) below the instrument panel reinforcement (12),
When the dash panel (10c) moves closer to the instrument panel reinforcement (12), the easily breakable portion ( 13f, 13h ) breaks or extends, and the rising portion (13e) becomes the steering column ( 14) A steering column support structure characterized by being configured to rotate about the instrument panel reinforcement (12) together with 14).

易破壊部が切欠き(13f)により形成された請求項１記載のステアリングコラムの支持構造。 The steering column support structure according to claim 1, wherein the easily breakable portion is formed by a notch (13f).

易破壊部が蛇腹状の折れ曲がり(13h)により形成された請求項１記載のステアリングコラムの支持構造。 2. The steering column support structure according to claim 1, wherein the easily breakable portion is formed by a bellows-like bent (13h).

キャブ (10) 前面側のダッシュパネル (10c) にコラムサポートブラケット (23) の前端が取付けられ、前記コラムサポートブラケット (23) の後端上部が車幅方向に設けられたインストルメントパネルリインフォース (12) に固着され、前記コラムサポートブラケット (23) の後端にチルト可能に構成されたステアリングコラム (14) が取付けられたステアリングコラムの支持構造において、
前記コラムサポートブラケット (23) の鉛直方向上方に所定の間隔をあけて前記インストルメントパネルリインフォース (12) が設けられ、
前記コラムサポートブラケット(23)が前記インストルメントパネルリインフォース(12)の下方において前ブラケット(23a)と後ブラケット(23b)を連結して構成され、
前記前ブラケット(23a)の後端上部に前記後ブラケット(23b)の前端上部がヒンジ (24) を介して枢支され、
前記インストルメントパネルリインフォース (12) より後方の前記後ブラケット (23b) に上方に立上る立上り部 (13e) が形成され、
前記立上り部 (13e) の上部が前記インストルメントパネルリインフォース (12) に固定され、
前記前ブラケット(23a)の後端下部と前記後ブラケット(23b)の前端下部にピン (26) が挿通されて接合され、
前記前ブラケット (23a) 又は前記後ブラケット (23b) に前記前ブラケット (23a) の後端下部と前記後ブラケット (23b) の前端下部が離れる方向に前記ヒンジ (24) を中心とした円弧状のピン案内用長孔 (23d) が前記ピン (26) が挿通された丸孔 (23c) に隣接して形成され、
前記インストルメントパネルリインフォース (12) に対して前記ダッシュパネル (10c) が近づくように移動するとき前記ピン (26) が前記丸孔 (23c) を破断して前記ピン案内用長孔 (23d) を移動することにより前記立上り部 (13e) が前記ステアリングコラム (14) とともに前記インストルメントパネルリインフォース (12) を中心として回転するように構成された
ことを特徴とするステアリングコラムの支持構造。 An instrument panel reinforcement (12 ) in which the front end of the column support bracket (23) is attached to the dash panel (10c) on the front side of the cab (10) and the upper rear end of the column support bracket (23) is provided in the vehicle width direction. In a steering column support structure in which a steering column (14) configured to be tiltable is attached to the rear end of the column support bracket (23) ,
The instrument panel reinforcement (12) is provided at a predetermined interval above the column support bracket (23) in the vertical direction ,
The column support bracket (23) is constructed by connecting the rear bracket (23b) and the front bracket (23a) in the lower of said instrument panel reinforcement (12),
The upper front end of the rear bracket (23b) is pivotally supported via a hinge (24) on the rear end upper portion of the front bracket (23a),
A rising portion (13e) that rises upward is formed on the rear bracket (23b) behind the instrument panel reinforcement (12) ,
The upper part of the rising portion (13e ) is fixed to the instrument panel reinforcement (12) ,
Wherein the front bracket (23a) is inserted a pin (26) is the front end lower portion of the rear end lower and the rear bracket (23b) of the junction,
The front bracket (23a) or the rear bracket (23b) has a circular arc shape centered on the hinge (24) in a direction in which a lower rear end portion of the front bracket (23a) and a lower front end portion of the rear bracket (23b) are separated . A pin guide slot (23d) is formed adjacent to the round hole (23c) through which the pin (26) is inserted ,
When the dash panel (10c) moves closer to the instrument panel reinforcement (12) , the pin (26) breaks the round hole (23c) and the pin guide elongated hole (23d) . The rising portion (13e) is configured to rotate around the instrument panel reinforcement (12) together with the steering column (14) by moving .
A steering column support structure characterized by that .