JP3781961B2 - エンジンの運転特性可変装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの運転特性可変装置に関し、特に複数の気筒の各々に設けられた吸気弁のうちの少なくとも一部の作動特性を段階的に変更可能とする弁作動特性可変手段と、吸気通路の吸気特性を段階的に変更可能とする吸気特性可変手段とを有するエンジンの運転特性可変装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エンジンの回転速度範囲に応じて吸気弁の一部の作動を休止させる弁作動変更機構と、同じくエンジンの回転速度範囲に応じて吸気通路の管長を段階的に変化させる吸気通路構成変更手段とを組み合わせることにより、エンジンの運転域の全域に渡って出力特性を向上しようとした技術が、特公平7−35727号公報により公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、上記従来の構成は、エンジンの回転速度に応じて吸気通路の長さを2段階に切り換えるに止まり、その切換点には、少なからぬ出力トルクの谷が存在している。
【0004】
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、広い回転速度域での過給効果を高めて吸気充填効率を向上し、全運転域に渡る出力トルクのより一層の平坦化を実現し得るエンジンの運転特性可変装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を果たすために、本発明はその請求項1において、複数の気筒の各々に設けられた吸気弁(8a・8b)のうちの少なくとも一部の作動特性を段階的に変更可能とする弁作動特性可変手段(VT)と、並列配置され且つ互いに独立した4つの吸気通路(22a・22b・22c・22d)の中間部に、前記吸気通路の上流側に設けられた吸気集合室(21)との間をエンジンの回転速度に応じて短絡的に連通若しくは遮断することによって各吸気通路の吸気特性を段階的に変更可能とする吸気特性可変手段(SA)とを有する直列4気筒エンジンの運転特性可変装置であって、前記吸気特性可変手段は、円周を等間隔に仕切られた仮想3面(第1面32a、第2面32b、及び第3面32c)を有し且つエンジンの回転速度に応じて該仮想3面の位置が切り換えられて前記吸気通路の連通状態を3段階に切り換え可能とするロータリーバルブを備え、低回転速度域では各気筒の前記吸気弁の一部を休止させると共に、互いに隣接する吸気通路同士間を遮断することによって形成される長管吸気通路から吸気を供給し、高回転速度域では全ての吸気弁を稼動すると共に、互いに隣接する吸気通路同士間を連通して各吸気通路を前記吸気集合室に短絡することによって形成される短管吸気通路から吸気を供給し、少なくとも中回転速度域では吸気行程が連続しない気筒群の吸気通路同士を互いに連通接続させるようにしてなることを特徴とするものとした。
【0006】
このようにすれば、先ず低回転速度域にあっては、管長の長い吸気単管を用いることにより、吸気単管内を長周期で反転する圧力波を次の吸気弁の開弁時期(吸気行程の初期)に同調させることができ、低回転速度域に適した慣性過給効果が得られる。従って、一部の吸気弁の作動を休止することによる燃焼室内の吸気流速増速作用と相俟って、吸気充填量をより一層増大することができる。
【0007】
そして高回転速度域にあっては、管長の短い吸気単管を用いることにより、吸気単管内を短周期で反転する圧力波を次の吸気弁の開弁時期に同調させることができ、高回転速度域に適した慣性過給効果が得られる。従って、全ての吸気弁を稼動することによる吸気抵抗の低減作用と相俟って、燃焼室内の残留ガスを十分に掃気して新気の充填量を増大することができる。
【0008】
さらに中回転速度域にあっては、吸気行程の連続しない気筒同士間の吸気の動的過給(共鳴過給)を得ることで吸気圧力を高めることができる。つまり、吸気単管内の圧力波(負の圧力波)を他の気筒の吸気弁の開弁時期(吸気行程の初期)に同調させ、その圧力波(正の圧力波)の作用によって吸気の充填効率を高め、弁作動特性可変手段出力の切換点に生じる出力トルクの落ち込みを補填することができる。
【0009】
以上の如くして、エンジンの回転速度に応じた吸気通路構成の変更と、これに対応する吸気弁作動特性の変更との相乗効果により、全運転域に渡って出力トルクを平坦化することができる。
【0010】
また本発明はその請求項2において、複数の気筒の各々に設けられた吸気弁のうちの少なくとも一部の作動特性を段階的に変更可能とする弁作動特性可変手段と、並列配置され且つ互いに独立した4つの吸気通路の中間部に、前記吸気通路の上流側に設けられた吸気集合室との間をエンジンの回転速度に応じて短絡的に連通若しくは遮断することによって各吸気通路の吸気特性を段階的に変更可能とする吸気特性可変手段とを有する直列4気筒エンジンの運転特性可変装置であって、前記吸気特性可変手段は、円周を等間隔に仕切られた仮想3面を有し且つエンジンの回転速度に応じて該仮想3面の位置が切り換えられて前記吸気通路の連通状態を3段階に切り換え可能とするロータリーバルブを備え、低回転速度域では前記4つの気筒のうちの一部を休止させると共に、稼働気筒の互いに隣接する吸気通路同士間を遮断することによって形成される長管吸気通路から吸気を供給し、高回転速度域では全ての気筒を稼動すると共に、互いに隣接する吸気通路同士間を連通して各吸気通路を前記吸気集合室に短絡することによって形成される短管吸気通路から吸気を供給し、少なくとも中回転速度域では吸気行程が連続しない気筒群の吸気通路同士を互いに連通接続させるようにしてなることを特徴とするものとした。
【0011】
このようにすれば、先ず一部の気筒の燃焼を休止した状態おける低回転速度域にあっては、稼動気筒における低回転速度域に適した慣性過給効果が得られる長い管長を備える吸気通路の設定が可能となり、吸気充填量を増大して部分気筒稼動での出力トルク低下を補い、且つ燃費を向上することができる。
【0012】
そして全気筒稼動の高回転速度域にあっては、高回転速度域に適した慣性過給効果が得られる短い管長の吸気通路を設定し、吸気充填量を増大して全気筒稼動による出力トルクを向上すると共に、燃焼室内の残留ガスの十分な掃気によって新気の充填量を増大することができる。
【0013】
さらに中回転速度域にあっては、吸気行程の連続しない気筒同士間の吸気の動的過給(共鳴過給)を得ることで吸気圧力を高めることができる。つまり稼動する吸気単管内の圧力波(負の圧力波)を、休止気筒の吸気管に連なる連通路により反転させて稼動する気筒の次の吸気弁の開弁時期(吸気行程の初期)に同調させ、その圧力波(正の圧力波)の作用によって吸気の充填効率を高め、弁作動特性可変手段出力の切換点に生じる出力トルクの落ち込みを補填することができる。
【0014】
特に本発明においては、吸気特性可変手段として、円周を等間隔に仕切られて形成された仮想3面を有し且つエンジンの回転速度に応じて前記仮想3面の位置が切り換えられるものとした。
【0015】
これによれば、短管通路、長管通路、及び共鳴過給通路の3つの通路を、ロータリーバルブの内部に比較的簡単に形成することができ、ロータリーバルブを回転させるだけで、吸気特性を変化させることが可能となる。従って、吸気通路を3段階に切換可能とする吸気特性可変手段をコンパクトに構成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図面を参照して本発明について詳細に説明する。
【0017】
先ず、弁作動特性可変手段VTの一例を図1並びに図2を参照して説明する。図1において、吸気カムシャフト1には、作動角及びリフト量が相対的に小さい1つの低速カム2と、作動角及びリフト量が相対的に大きい1つの高速カム3と、これら両カム2・3のベース円に相当する直径の真円部4とが、互いに隣接して一体形成されている。そして吸気カムシャフト1の下方には、カムシャフト1と平行なロッカシャフト5上に、3つのロッカアーム6a・6b・7が互いに隣接して揺動自在にかつ相対角変位可能に枢支されている。これらのロッカアーム6a・6b・7は、それぞれ低速カム2、高速カム3、並びに真円部4に対応している。
【0018】
低速カム2並びに真円部4に対応する低速ロッカアーム6a・6bは、基本的に同一形状をなし、その各遊端に、閉弁方向へ常時ばね付勢された2つの吸気弁8a・8bのステム端が当接している。また、高速カム3に対応する高速ロッカアーム7は、図示されていないばね手段によって高速カム3との摺接状態が常時維持されている。
【0019】
互いに隣接する3つのロッカアーム6a・6b・7の内部には、それらを相対角変位し得る状態、即ち低速モードと、一体的に揺動し得る状態、即ち高速モードとに切換えるために、以下に詳述する連結切換機構が設けられている。
【0020】
図1における左側の低速ロッカアーム6aには、中央の高速ロッカアーム7側に開口する有底の第1ガイド孔9が、ロッカシャフト5の軸線と平行に形成され、かつその中に第1切換ピン10が摺合している。高速ロッカアーム7には、高速カム3のベース円部分がカムスリッパに摺接する静止位置において第1ガイド孔9と同心をなす第2ガイド孔11が貫通して形成され、かつその中に、第1切換ピン10にその一端を当接させた状態の第2切換ピン12が摺合している。図1における右側の低速ロッカアーム6bには、左側の低速ロッカアーム6aと同様の実質的に有底の第3ガイド孔13が形成され、かつその中に、第2切換ピン12の他端にその一端を当接させた状態のストッパピン14が摺合している。ストッパピン14は、圧縮コイルばね15によって高速ロッカアーム7側に常時弾発付勢されている。
【0021】
ロッカシャフト5内には、オイルパンから汲み上げた潤滑油を供給するための2本の給油通路16a・16bが形成されている。これらの内の一方16aは、第1ガイド孔9の底部に連通し、他方16bは、ロッカシャフト5と各ロッカアーム6a・6b・7との間、各カム2・3・4とカムスリッパとの摺接面、及びカムジャーナル(図示せず)へ潤滑油を供給する通路(図示せず)に連通している。
【0022】
上記の連結切換機構は、例えばエンジンの運転状態に応じて電磁弁を開閉制御することにより、一方の給油通路16aから第1ガイド孔9内の第1切換ピン10に作用させる油圧を断続させることによって作動する。
【0023】
エンジンが所定の回転速度以下の低速モードでは、第1切換ピン10に油圧を作用させずにおけば、各ピン10・12・14が圧縮コイルばね15の弾発力によって各ガイド孔9・11・13にそれぞれ整合した位置となる(図1参照)。この状態では、各ロッカアーム6a・6b・7は互いに相対角変位可能である。従って、高速カム3で駆動される高速ロッカアーム7は、他のロッカアーム6a・6bに何ら影響を及ぼさず、低速カム2のプロフィールによって揺動駆動される一方の低速ロッカアーム6aを介して一方の吸気弁8aが開弁駆動され、真円部4に接触した他方の低速ロッカアーム6bは揺動しないので、これに対応した他方の吸気弁8bは休止状態となる。
【0024】
エンジンが所定の回転速度以上の高速モード時は、第1切換ピン10に油圧を作用させると、第2切換ピン12及びストッパピン14が圧縮コイルばね15の弾発力に抗して押し戻される。これにより、各ピン10・12・14が互いに隣り合うロッカアーム6a・6b・7同士間にまたがった状態となる(図2参照)。従って、3つのロッカアーム6a・6b・7が連結されて一体的に揺動可能となり、中央の高速カム7のプロフィールによって2個の吸気弁8a・8bが同時に開弁駆動される。
【0025】
次に本発明が適用される吸気特性可変手段SAについて図3〜図8を参照して説明する。この吸気特性可変手段SAは、図3及び図4に示すように、直列4気筒エンジンの1番気筒〜4番気筒(図示せず)の各気筒にその一端が接続され、かつ単一の吸気集合室21にその他端が接続された互いに独立した4つの第1〜第4吸気通路22a・22b・22c・22dを並設してなる吸気マニホールド23を備えている。
【0026】
第1〜第4吸気通路22a・22b・22c・22dは、互いに略等長にされ、図4に示すように、その全体が丸く湾曲した形状に形成されており、内側に巻き込まれたその一端に、適宜な容積の吸気集合室21が接続されている。この吸気集合室21は、これに隣接して設けられる吸気ダクト24と共に、湾曲した第1〜第4吸気通路22a・22b・22c・22dの内周側の空間に抱持されている。
【0027】
第1〜第4吸気通路22a・22b・22c・22dの各々の中間部の内周壁には、正面視略矩形をなす第1〜第4開口25a・25b・25c・25dが形成されており、これらの第1〜第4開口25a・25b・25c・25dから第1〜第4吸気通路22a・22b・22c・22d内にその一部を露出させるようにして、また、その軸方向から見た場合に第1〜第4吸気通路22a・22b・22c・22d内にその一部を突出させるようにして、単一体からなるロータリーバルブ26が吸気マニホールド23の内側に設けられている。
【0028】
吸気集合室21と吸気ダクト24との間を部分的に仕切る吸気マニホールドの本体壁27には、ロータリーバルブ26の真円をなす仮想外周面の略1/3円周面に対向する円弧面28が形成されている。この円弧面28は、ロータリーバルブ26を回転可能に支持すると共に、ロータリーバルブ26内に形成される第1〜第3連通室29・30・31(後述する)を塞ぐ役目をする。
【0029】
吸気ダクト24には、スロットルボデイ(図示せず)が連結されており、スロットルボディを経て吸気ダクト24内に流入した吸気は、吸気集合室21内に流入する。ここで吸気ダクト24と吸気集合室21とは、図示されてはいないが、吸気集合室21の長手方向の中央部で連通しており、これにより、吸気集合室21から各気筒に至る第1〜第4吸気通路22a・22b・22c・22dを含む各吸気通路長の等長化が図られている。
【0030】
ロータリーバルブ26は、図4に示すように、その軸方向から見て周方向に等間隔に仕切られた仮想3面32a・32b・32cをその外周に有している。これら仮想3面のうちの第1面32a側には、図3及び図4に示されるように、全ての吸気通路22a・22b・22c・22dの中間部同士間を連通する第1連通室29が設けられている。この第1連通室29は、図5に併せて示すように、仮想3面のうちの第2面32b側において、第1、第4吸気通路22a・22dの第1、第4開口25a・25dに合致するように形成された2つの連通口33a・33dと連通状態にあるので、ロータリーバルブ26が図3及び図4に示される回転位置にあるとき、吸気集合室21内の吸気は、これら第1連通室29および吸気集合室21に面する2つの連通口33a・33dを介してロータリーバルブ26内を横断し且つその軸と平行な方向に流れ、第1〜第4吸気通路22a・22b・22c・22dにそれぞれ流出することができる。
【0031】
ところで、直列4気筒エンジンにおいては、一般に、1番気筒〜3番気筒〜4番気筒〜2番気筒の順に点火される。従って、各気筒の吸気行程もこの順となり、吸気行程が互いに連続しない気筒群は、1番、4番気筒からなる両端気筒群と、2番、3番気筒からなる中央気筒群とに分けられる。これより、吸気行程が互いに連続しない気筒群における各気筒に一端がそれぞ接続される一対の吸気通路は、両端気筒群の各気筒に各一端が接続される第1、第4吸気通路22a・22dと、中央気筒群の各気筒に各一端が接続される第2、第3吸気通路22b・22cとである。
【0032】
ロータリーバルブ26の仮想3面のうちの第2面32b側には、図5及び図6に示されるように、吸気行程が互いに連続しない気筒群の各気筒に一端がそれぞれ接続される第1、第4吸気通路22a・22d間を連通する2つの第3連通室31と、第2、第3吸気通路22b・22c間を運通する第2連通室30とが設けられている。なお第3連通室31は、前記した第1連通室29と重なり合っており、この第1連通室29は、ロータリーバルブ26が図5及び図6に示される回転位置にあるとき、吸気マニホールド23の本体壁27によって閉鎖されており、その2つの連通口33a・33dに連通する両端部分のみが、第1、第4開口25a・25dを介して第1、第4吸気通路22a・22dに開放されている。ここで第1連通室29と第3連通室31とは重なり合っているので、ロータリーバルブ26は、実質的には第1連通室29と第2連通室30との2つの連通室を有すると言える。
【0033】
第2連通室30は、第1面32a側と第2面32b側とを第2、第3吸気通路22b・22cにまたがる長さ範囲において仕切る第1仕切壁36と、第3面32c側と第1面32a側および第2面32b側とをロータリーバルブ26の全長に渡って仕切る第2仕切壁37と、第1、第2吸気通路22b・22c間を仕切る第3仕切壁38と、第3、第4吸気通路22c・22d間を仕切る第4仕切壁39とによって囲まれて形成されている(図5参照)。
【0034】
第1仕切壁36は、ロータリーバルブ26の仮想外周面を周方向に3等分して得られる正三角形の1つの頂点と第2仕切壁37の一方(図4における上方)の端縁近傍との間にまたがり、中央の2つの吸気通路22b・22cの並列長に及ぶ長さを有している。
【0035】
第2仕切壁37は、ロータリーバルブ26の仮想外周面を周方向に3等分して得られる正三角形の2つの頂点間にまたがり、4つの吸気通路22a・22b・22c・22dの並列長に及ぶ長さを有している。そしてその外周面は、各吸気通路の内周面に円滑に連続するようにされている。
【0036】
第3、第4仕切壁38・39は、第1仕切壁36の左右(以下方向は紙面に向かっての方向とする)両端縁にそれぞれ連設され、左側の2つの吸気通路22a・22b同士間および右側の2つの吸気通路22c・22d同士間をそれぞれ遮断している。
【0037】
ロータリーバルブ26の仮想3面のうちの第3面32c側は、図7及び図8に示されるように、互いに隣接する吸気通路22a・22b・22c・22d同士間をそれぞれ遮断する仕切壁を有している、この仕切壁は、これらの吸気通路同士間を互いに仕切る三日月状をなす3つの第5仕切壁40と、前記した第2仕切壁37とから構成されている。
【0038】
次に上記構成の吸気特性可変手段SAの作動要領について説明する。
【0039】
先ず、エンジンの回転速度が所定値以下の状態では、図7及び図8に示されるように、ロータリーバルブ26の仮想3面のうちの第3面32c側が第1〜第4吸気通路22a・22b・22c・22dの第1〜第4開口25a・25b・25c・25dに面するように、ロータリーバルブ26を回転させる。これにより、互いに隣接する吸気通路同士間が第2、第5仕切壁37・40によって全て遮断され、互いに完全に独立した長い第1〜第4吸気通路22a・22b・22c・22dが形成される(図9−A参照)。そして、吸気集合室21内の吸気は、これらの長い第1〜第4吸気通路22a・22b・22c・22dの各端部に流入し、これらの吸気通路の全長を流れて各気筒に供給される。このとき、吸気集合室21は、大気開放チャンバとして作用し、ここが吸気圧力振動の反転室となり、燃焼室から吸気集合室21までの長い吸気通路内での低い固有振動数の吸気圧力振動と、エンジンの低回転に基づく吸気弁の長い開閉サイクルとが同調する。これにより、高い慣性過給効果が得られるので全気筒について高い吸気充填効率が得られ、出力トルクを向上させることができる(図10〜図12の低速慣性領域)。
【0040】
このとき、吸気集合室21には、ロータリーバルブ26の仮想3面のうちの第1面32a側が面しているので、この第1面32a側が有する第1連通室29の容積が付加されて吸気集合室21の容積が増大し、ここにおける吸気圧力振動の反転機能はさらに大きくなり、上記の効果がさらに助長される。
【0041】
次に、エンジンの回転速度が所定の範囲内にある状態では、図5及び図6に示されるように、ロータリーバルブ26の仮想3面のうちの第2面32b側が第1〜第4吸気通路22a・22b・22c・22dの第1〜第4開口25a・25b・25c・25dに面するようにロータリーバルブ26を回転させる。これにより、吸気行程が互いに連続しない気筒群同士における各気筒に一端がそれぞれ接続される両端の第1、第4吸気通路22a・22d間と、中央の第2、第3吸気通路22b・22c間との中間部が、第2連通室30並びに第3連通室31を介して相互に連通される(図9−B参照)。
【0042】
そして、これら各一対の第1、第4吸気通路22a・22d、並びに第2、第3吸気通路22b・22cの第2連通室30並びに第3連通室31より上流側の各部分の対同士が、各気筒群の共鳴管を構成し、各吸気通路および各吸気連通部内を吸気圧力波が反転することなく、同一気筒群における他の気筒の次の吸気行程にその吸気圧力波を伝播させることができ、高い共鳴過給効果が得られる。これにより、吸気行程が互いに連続しない気筒群同士における各気筒について高い吸気充填効率が得られ、出力トルクを向上させることができる(図10〜図12の共鳴領域)。
【0043】
なおこの場合は、吸気集合室21には、ロータリーバルブ26の仮想3面のうちの第3面32c側が面し、吸気集合室21と各吸気通路22a・22b・22c・22dとの間を第2仕切壁37が遮断している。すなわち第2仕切壁37は、互いに隣接する吸気通路22a・22b・22c・22d同士間を遮断する遮断壁の構成部材として、また、吸気集合室21と各吸気通路22a・22b・22c・22dとの間を遮断する遮断壁として、両方に兼用されるので、ロータリーバルブ26の内部構造が簡略化される。
【0044】
さらに、エンジンの回転速度が所定値以上の高回転速度域にあっては、図3および図4に示されるように、ロータリーバルブ26の仮想3面のうちの第1面32a側が第1〜第4吸気通路22a・22b・22c・22dの第1〜第4開口25a・25b・25c・25dに面するようにロータリーバルブ26を回転させる。これにより、各吸気通路22a・22b・22c・22dの中間部と吸気集合室21とが、第1連通室29および2つの連通口33a・33dを介して短絡的に連通される。
【0045】
従って、吸気集合室21内の吸気は、各吸気通路22a・22b・22c・22dの下流側のみの短い部分を流れて各気筒に供給される(図9−C参照)。このとき、各吸気通路22a・22b・22c・22dのロータリーバルブ26より上流側の部分および吸気集合室21は、大気開放チャンバとして作用し、ここが吸気圧力振動の反転室となり、燃焼室から吸気集合室21までの短い吸気通路内での高い固有振動数の吸気圧力振動と、エンジンの高回転に基づく吸気弁の短い開閉サイクルとが同調する。これにより、高い慣性過給効果が得られるので全気筒について高い吸気充填効率が得られ、出力トルクを向上させることができる(図10〜図12の高速慣性領域)。
【0046】
次に前記した弁作動特性可変手段VTと吸気特性可変手段SAとの連携について図10〜図13を参照して説明する。なお、各図において、2点鎖線は弁作動特性可変手段VTのみを用いた場合の出力特性を示し、実線はそれぞれ吸気特性可変手段SAの作用を付加した場合の出力特性を示している。
【0047】
図10に示すように、弁作動特性可変手段VTの一部休止モード(図12のA領域)から全稼動モード(図10のB領域)への切換点において、吸気特性可変手段SAの低速モードである長管吸気通路での低速域慣性過給から、中速モードの共鳴過給に切り換えることにより、管長の長い吸気単管内での低い固有振動数の吸気圧力振動と、エンジンの低回転速度に基づく吸気弁の長い開閉サイクルとが同調し、更に一方の吸気ポートの吸気弁8bを休止することによって他方の吸気ポートを通過する吸気流速が増大することとの相乗効果により、特に低回転速度域での大きな慣性ピークを得ることが可能となる。従って、2点鎖線で示す弁作動特性可変手段VTの切換点での出力トルクの落ち込みを補填し得ると共に、実用域の燃費を向上することができる。
【0048】
図11に示すように、弁作動特性可変手段VTを一部休止モード(図11のA領域)から全稼動モード(図11のB領域)への切換点において、吸気特性可変手段SAの中速モードである共鳴過給から高速モードである短管吸気通路での高速慣性過給に切り換えることにより、管長の短い吸気単管内での高い固有振動数の吸気圧力振動と、エンジンの高回転速度に基づく吸気弁の短い開閉サイクルとが同調し、更に全ての吸気弁8a・8bが稼動することにより、吸気ポートにおける吸気抵抗を抑制し、大量の吸気を燃焼室内に供給することとの相乗効果により、特に高い回転速度域で大きな慣性ピークを得ることが可能となる。従って、2点鎖線で示す弁作動特性可変手段VTの切換点での出力トルクの落ち込みを補填し得ると共に、最高出力をより一層向上し得る。
【0049】
図12に示すように、弁作動特性可変手段VTの一部休止モード(図12のA領域)から全稼動モード(図12のB領域)への切換を、吸気特性可変手段SAの中速モードである共鳴過給領域内で実行するものとすることにより、吸排気弁の開弁重合期間における吸気圧力が殆ど上昇しない動的過給領域(共鳴過給領域)で弁作動特性が切換えられることから、切換時のトルク変動が小さく、更に動弁特性(一部休止/全稼動)切換点の前後における出力トルクのピークを2つ得ることができる。従って、2点鎖線で示す弁作動特性切換点での出力トルクの落ち込みを補填し得ると共に、出力トルクをより一層平坦化することができる。
【0050】
弁作動特性可変手段VTは、上述した一部の吸気弁休止のみならず、一部気筒休止にも対応させることができる。この場合は、図13及び図14に示すように、1番、2番気筒の高速カム3の両側に2つの真円部4a・4bを配置し、所定値以下のエンジン回転速度域では2つの気筒の吸気弁8a・8bの作動を共に完全停止させるようにすると共に、3番、4番気筒には、図15及び図16に示すように、高速カム3の両側に同一形状の低速カム2a・2bを配置し、各気筒の2つの吸気弁8a・8bの弁開度を、エンジン回転速度に応じて同時に二段階に変化させるようにすれば良い。なお、連結切換機構に関しては前記と同様なので詳細な説明は省略する。
【0051】
これの場合も、上記一部弁休止の場合と同様に、気筒休止モードから全気筒稼動モードへの切換前後において、吸気特性可変手段SAを低速モード(低速慣性過給)から中速モード(共鳴過給)に切り換えることにより、管長の長い吸気単管内での低い固有振動数の吸気圧力振動と、エンジンの低回転速度に基づく吸気弁の長い開閉サイクルとが同調し、更に部分休止気筒(1番、2番)により、稼動気筒(3番、4番)における吸気通路を低回転速度域に適した通路形状に設定することが可能となり、その相乗効果により、特に低回転速度域で大きな慣性ピークを得ることが可能となり、気筒休止時の出力トルクの向上と燃費向上とを両立できる(図10参照)。
【0052】
弁作動特性可変手段VTを一部気筒休止モードから全気筒稼動モードへの切換点において、吸気特性可変手段SAを中速モード(共鳴過給)から高速モード(高速慣性過給)に切り換えることにより、部分気筒休止における回転速度の高い領域(中回転速度域)での出力トルクを吸気特性の変更(共鳴過給)により向上させることができ、部分気筒休止における稼動気筒の吸気の充填効率(吸入効率)を高めることができ、低回転速度域から中回転速度域までの広い運転領域で部分気筒休止が可能となり、よって実用燃費の向上を図ることができる(図11参照)。
【0053】
気筒休止モードから全気筒稼動モードへの切換を中速モード(共鳴過給)領域内で実行することにより、吸排気弁の開弁重合期間における吸気圧力が殆ど上昇しない動的過給領域(共鳴過給領域)で弁作動特性を切換得られるので、切換におけるトルク変動も小さく、更に動弁特性(休止/稼動)切換点前後における出力トルクのピークを2つ得ることができ、切換時の出力トルクの落ち込みを少なくできる(図12参照)。
【0054】
なお、慣性過給は、個々の気筒において吸気行程中に生ずる負圧波が反転して自気筒の吸気行程終期に作用する過給であり、開弁重合期間の圧力は殆ど変動しない。また共鳴過給は、吸気行程が連続しない気筒を同一群とする2つの群の吸気系を含む共鳴系において、所定周期の連続的な圧力波が生じ、吸気行程中にある他の気筒にその圧力波を作用させる過給であり、開弁重合期間の圧力を高める。
【0055】
【発明の効果】
このように本発明の請求項1並びに2によれば、エンジンの回転速度に応じた吸気通路構成の変更と、これに対応する吸気弁作動特性の変更との相乗効果により、吸気の充填効率をより一層向上し、全運転域に渡って出力トルクを平坦化する作用を得るための、吸気通路を3段階に切換可能とする吸気特性可変手段をコンパクトに構成する上に大きな効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】弁作動特性可変手段の低速モード状態時の概略構成図
【図2】弁作動特性可変手段の高速モード状態時の概略構成図
【図3】吸気特性可変手段の高速慣性過給状態時の概略構成図
【図4】図3の吸気特性可変手段の側断面図
【図5】吸気特性可変手段の共鳴過給状態時の概略構成図
【図6】図5の吸気特性可変手段の側断面図
【図7】吸気特性可変手段の低速慣性過給状態時の概略構成図
【図8】図7の吸気特性可変手段の側断面図
【図9】各過給状態の模式的説明図
【図10】低速域重視型の切換パターンを示す概念的な出力トルク特性線図
【図11】高速域重視型の切換パターンを示す概念的な出力トルク特性線図
【図12】中速域重視型の切換パターンを示す概念的な出力トルク特性線図
【図13】一部気筒休止エンジンの休止気筒用弁作動特性可変手段の低速モード状態時の概略構成図
【図14】一部気筒休止エンジンの休止気筒用弁作動特性可変手段の高速モード状態時の概略構成図
【図15】一部気筒休止エンジンの稼動気筒用弁作動特性可変手段の低速モード状態時の概略構成図
【図16】一部気筒休止エンジンの稼動気筒用弁作動特性可変手段の高速モード状態時の概略構成図
【符号の説明】
VT 弁作動特性可変手段
SA 吸気特性可変手段
8a・8b 吸気弁
21 吸気集合室
22a〜22d 吸気通路
26 ロータリーバルブ
29 第1連通室
30 第2連通室
32a・32b・32c 仮想3面

Claims (2)

  1. 複数の気筒の各々に設けられた吸気弁のうちの少なくとも一部の作動特性を段階的に変更可能とする弁作動特性可変手段と、並列配置され且つ互いに独立した4つの吸気通路の中間部に、前記吸気通路の上流側に設けられた吸気集合室との間をエンジンの回転速度に応じて短絡的に連通若しくは遮断することによって各吸気通路の吸気特性を段階的に変更可能とする吸気特性可変手段とを有する直列4気筒エンジンの運転特性可変装置であって、
    前記吸気特性可変手段は、円周を等間隔に仕切られた仮想3面を有し且つエンジンの回転速度に応じて該仮想3面の位置が切り換えられて前記吸気通路の連通状態を3段階に切り換え可能とするロータリーバルブを備え、
    低回転速度域では各気筒の前記吸気弁の一部を休止させると共に、互いに隣接する吸気通路同士間を遮断することによって形成される長管吸気通路から吸気を供給し、
    高回転速度域では全ての吸気弁を稼動すると共に、互いに隣接する吸気通路同士間を連通して各吸気通路を前記吸気集合室に短絡することによって形成される短管吸気通路から吸気を供給し、
    少なくとも中回転速度域では吸気行程が連続しない気筒群の吸気通路同士を互いに連通接続させるようにしてなることを特徴とするエンジンの運転特性可変装置。
  2. 複数の気筒の各々に設けられた吸気弁のうちの少なくとも一部の作動特性を段階的に変更可能とする弁作動特性可変手段と、並列配置され且つ互いに独立した4つの吸気通路の中間部に、前記吸気通路の上流側に設けられた吸気集合室との間をエンジンの回転速度に応じて短絡的に連通若しくは遮断することによって各吸気通路の吸気特性を段階的に変更可能とする吸気特性可変手段とを有する直列4気筒エンジンの運転特性可変装置であって、
    前記吸気特性可変手段は、円周を等間隔に仕切られた仮想3面を有し且つエンジンの回転速度に応じて該仮想3面の位置が切り換えられて前記吸気通路の連通状態を3段階に切り換え可能とするロータリーバルブを備え、
    低回転速度域では前記4つの気筒のうちの一部を休止させると共に、稼働気筒の互いに隣接する吸気通路同士間を遮断することによって形成される長管吸気通路から吸気を供給し、
    高回転速度域では全ての気筒を稼動すると共に、互いに隣接する吸気通路同士間を連通して各吸気通路を前記吸気集合室に短絡することによって形成される短管吸気通路から吸気を供給し、
    少なくとも中回転速度域では吸気行程が連続しない気筒群の吸気通路同士を互いに連通接続させるようにしてなることを特徴とするエンジンの運転特性可変装置。
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