JP3776200B2

JP3776200B2 - Vehicle seat

Info

Publication number: JP3776200B2
Application number: JP11255797A
Authority: JP
Inventors: 武中村
Original assignee: NHK Spring Co Ltd
Current assignee: NHK Spring Co Ltd
Priority date: 1997-04-30
Filing date: 1997-04-30
Publication date: 2006-05-17
Anticipated expiration: 2017-04-30
Also published as: JPH10297332A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車等の車両に適用される折畳み可能な座席に関する。
【０００２】
【従来の技術】
車体の後部に荷室を有する自動車において、必要に応じて荷室を拡張するために、折畳み可能な後部座席が採用されることがある。例えば、車体の床部にヒンジ部によってシートクッションの前部を跳ね上げ可能に支持するとともに、車体の床部に設けたリクライニング機構によってシートバック部を前倒れ可能に支持される。そして荷室を拡張する必要があるときに、シートクッションを前方に跳ね上げたのち、シートバックを前倒れさせる。こうすることにより、前方に倒されたシートバックの背面が実質的に荷室の床の一部となる。
【０００３】
シートバックの上部にヘッドレストが設けられている座席では、上記のような折畳み構造を採用すると、シートバックの前倒れ時にヘッドレストがシートクッションと干渉することがある。このため、ヘッドレストを収納位置に回動させることができるようにした座席も提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような折畳み可能なヘッドレストを備えた座席は、ヘッドレストを収納位置まで折畳む動作と、シートクッションを跳ね上げる動作と、シートバックを前倒れさせる動作を別々に行う必要があり、折畳む際に手間がかかるという問題があった。
【０００５】
また、実開平２−４４５３０号公報に示されるように、ヘッドレストを手で前方に倒したときに、リクライニング機構のロックが解除されるようにしたものも提案されているが、この場合も、ヘッドレストの前倒れ操作とは別にシートクッションの跳ね上げ動作を行う必要があり、操作性に難がある。
【０００６】
従って本発明の目的は、簡単な操作により、シートクッションとシートバックとヘッドレストを収納位置に移動させることができるような座席を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を果たすための本発明の車両用座席は、請求項１に記載した通りであり、シートクッションを跳ね上げたとき、この跳ね上げ動作に連動して、シートバックがばねよって前倒れ方向に移動するとともに、上記シートバックの前倒れ動作に連動してヘッドレストが収納位置まで倒れる。
【０００８】
請求項１に記載された発明において、第１の連動機構は、上記シートクッションの跳ね上げ動作に連動して引かれる第１の連動部材を有し、この第１の連動部材が引かれたときに上記リクライニング機構のロック手段をロック解除方向に駆動することにより上記シートバックを前倒れさせ、上記シートクッションが跳ね上げられた状態において上記第１の連動部材が引かれない位置に戻るものである。シートクッションを跳ね上げたとき、このシートクッションの跳ね上げ動作に連動して第１の連動部材が引かれ、リクライニング機構の解除レバーがロック解除方向に動くことにより、ばねの弾力によってシートバックが前倒れ方向に移動する。そしてシートバックの前倒れ動作に連動して第２の連動部材が引かれることにより、ヘッドレストのロック手段のロックが解除され、ヘッドレスト用ばねによってヘッドレストが収納位置に倒れる。
【０００９】
請求項３に記載された発明においては、ヘッドレストのロック部材が上記第２の連動部材によってロック解除方向に操作されたときに、ロック部材が受け部から外れることにより、ヘッドレスト用ばねによってヘッドレストが収納位置に倒れる。
【００１０】
そして請求項４に記載された発明では、第１の連動部材として機能するインナワイヤを有する第１の操作ケーブルによって、シートクッションの跳ね上げ動作がシートバックヒンジ部の解除レバーに伝達される。
【００１１】
請求項５に記載された発明では、第２の連動部材として機能するインナワイヤを有する第２の操作ケーブルによって、シートバックの前倒れ動作がヘッドレストのロック部材に伝達される。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図１に示された車両の後部座席などに適用される座席１０は、シートクッション１１と、シートクッション１１の後部に設けられたシートバック１２と、シートバック１２の上端部に設けられたヘッドレスト１３を備えている。シートクッション１１は、車体の床部１５を構成するフロアパネル上に設けられている。シートバック１２の後方に荷室１６がある。
【００１３】
シートクッション１１の前部は床部１５に設けられたヒンジ部２０によって回動可能に支持されており、シートクッション１１の後端側を倒立させる方向にもち上げることにより、シートクッション１１がヒンジ部２０を中心に車体前方に倒立状態となるまで跳ね上がることができるようになっている。
【００１４】
ヒンジ部２０の詳細が図２および図３に示されている。このヒンジ部２０は、ボルト２１によって車体の床部１５（図１参照）に固定されるヒンジベ−ス２２と、ヒンジベ−ス２２の下部に水平方向のヒンジ軸２３によって前後方向に回動自在に設けられたヒンジブラケット２４とを備えている。ヒンジブラケット２４は、シートクッション１１のフレーム１１ａ（図３に一部のみ示す）に固定される。
【００１５】
上記ヒンジベース２２の上部に、レバー軸３０によって回動レバー３１が前後方向に回動可能に設けられている、レバー軸３０には上下方向に往復回動可能な連係部材３２も設けられている。ヒンジブラケット２４の下部にはリンク軸３５によってプルリンク３６が回動自在に取付けられている。プルリンク３６の上部に水平方向に延びる作動部材としての作動ピン３７が設けられている。
【００１６】
ヒンジベース２２の両側部に、互いに向き合う左右一対の側壁４０が設けられている。この側壁４０に上下方向に沿うガイド溝４１が形成されている。このガイド溝４１に上記作動ピン３７が挿通されており、ガイド溝４１の長手方向（上下方向）に作動ピン３７が移動できるようになっている。
【００１７】
上記連係部材３２は、リターンばね４５によって、図３において反時計回り方向に付勢されており、連係部材３２の底壁４６が回動レバー３１の前面側に当接するようにしている。連係部材３２の前部に突起状の作動部４７が設けられている。この作動部４７は、作動ピン３７がガイド溝４１に沿って上方から移動してきたときに、作動ピン３７が上方から突き当たることのできる位置に突出している。
【００１８】
このため作動ピン３７が作動部４７に向かって降下すると、作動ピン３７によって作動部４７が押下げられることにより、図５に示すように連係部材３２と回動レバー３１とが一体となって、レバー軸３０を中心に反時計回り方向に回転する。そして作動ピン３７が更に下方に移動したときに、図６に示すように作動部４７が作動ピン３７から外れるようになる。
【００１９】
図７に示すように、上記連係部材３２は作動ピン３７が作動部４７の下側から接する際には、作動ピン３７の上昇に伴ってリターンばね４５を撓ませつつ回動レバー３１とは独立して時計回りに回転し、作動ピン３７が作動部４７を乗り越えた時点でリターンばね４５の弾力によって連係部材３２が元の位置に復帰し、図３に示すように底壁４６が回動レバー３１に当接するようになっている。
【００２０】
ヒンジベース２２と回動レバー３１に第１の連動部材として機能する操作ケーブル５０の一端側が接続されている。操作ケーブル５０はアウタチューブ５１の内側にインナワイヤ５２を移動自在に挿通したものであり、アウタチューブ５１の一端５１ａがヒンジベース２２のケーブル接続部５３に固定され、インナワイヤ５２の一端５２ａが回動レバー３１のケーブル接続部５４に接続されている。従って回動レバー３１が図３において反時計回り方向に回動すると、インナワイヤ５２がアウタチューブ５１から引き出される方向に移動する。
【００２１】
操作ケーブル５０の他端側は、図８に示すように、シートバックヒンジ部の一例としてのリクライニング機構６０の近傍に位置している。リクライニング機構６０は、車体の床部１５に固定されるリクライニングベース６１と、リクライニングベース６１に設けたリクライニング軸６２を中心に前後方向に回動自在な可動ブラケット６３と、リクライニングベース６１に対して可動ブラケット６３を所望の傾斜角度に係止可能なラッチ機構等を用いたロック手段（図示せず）と、ロック手段をロック解除方向に駆動することのできるリクライニング解除レバー６４と、リクライニングベース６１に対して可動ブラケット６３を前倒れ方向に付勢する渦巻きばね等のリクライニング用ばね６５と、リクライニング解除レバー６４をロック位置に戻すリターンばね６６などを備えている。可動ブラケット６３はシートバック１２のフレーム１２ａに固定されている。
【００２２】
従って上記リクライニング機構６０は、リクライニング解除レバー６４をロック解除方向に操作したときに、上記ロック手段がロック解除状態に切換わる。このとき、上記ばね６５の弾力によって、可動ブラケット６３と一体にシートバック１２が前方に倒れることができる。
【００２３】
上記リクライニングベース６１に、第１の操作ケーブル５０のアウタチューブ５１の他端５１ｂが固定されている。インナワイヤ５２の他端５２ｂはリクライニング解除レバー６４に接続されている。従ってインナワイヤ５２の他端５２ｂがアウタチューブ５１内に引き込まれる方向に移動したときに、リクライニング解除レバー６４がロック解除方向に回動する。
【００２４】
上記操作ケーブル５０と、ヒンジ部２０のレバー３１、連係部材３２およびプルリンク３６等は、シートクッション１１の跳ね上げ動作に連動する第１の連動機構を構成している。
【００２５】
一方、ヘッドレスト１３は、図９および図１０に示されるように構成されている。すなわち、このヘッドレスト１３は、左右一対のステ−７０を有する固定側フレーム７１と、この固定側フレーム７１に対して前後方向に回動可能に設けられた可動側フレーム７２を備えている。
【００２６】
可動側フレーム７２は、板金等をプレス成形してなる左右一対の基部７５と、各基部７５に両端部が溶接された門形のヘッドフレーム７６を備えて構成されている。ヘッドフレーム７６の外側はパッド材７７（図１０に示す）によって覆われている。
【００２７】
基部７５には、支軸８０を挿通する孔８１と、この孔８１を中心とする円弧に沿う長孔８２が形成されている。また、基部７５の前壁８５に係止孔８６が形成されている。基部７５の下壁８７に挿通孔８８が形成され、この挿通孔８８の下側からステー７０の上端部が挿入されるようになっている。
【００２８】
ステー７０は、シートバック１２のフレーム１２ａ（図８に一部のみ示す）の上端部分に着脱可能に挿着される。このステー７０の上端部にステーブラケット９０が設けられている。ステーブラケット９０に水平方向の支軸８０が設けられており、この支軸８０を可動側フレーム７２の基部７５の孔８１に挿入することによって、可動側フレーム７２が前後方向に回動可能に支持されている。ステーブラケット９０にロッド挿通孔９２とケーブル接続部９３が設けられている。
【００２９】
左右一対の基部７５にわたって水平方向に延びる連結ロッド１００が設けられている。この連結ロッド１００の両端部は、それぞれ基部７５の長孔８２に挿入されている。連結ロッド１００の両端部分に、それぞれロック部材１０１とばね１０２が設けられている。ロック部材１０１の一端側にフック状の係止部１０３が設けられている。ロック部材１０１の他端側にケーブル接続部１０４が設けられている。左右一対のロック部材１０１は、連結ロッド１００を介して互いに連動関係をもって回動することができる。
【００３０】
フック状の係止部１０３は、可動側フレーム７２の係止孔８６の下縁側の受け部８６ａに係合可能な形状となっており、この係止部１０３が係止孔８６から前方に突き出た状態で、係止部１０３が下降する方向にロック部材１０１が回動したときに、係止部１０３が受け部８６ａに係合するようになっている。このロック部材１０１は、ばね１０２によって、下方すなわち受け部８６ａと係合する方向に付勢されている。ロック部材１０１と受け部８６ａとばね１０２等は、ヘッドレスト１３のロック手段を構成する。
【００３１】
可動側フレーム７２は、引っ張りばねを用いたヘッドレスト用ばね１１０によって、前方に倒れる方向、すなわち収納位置の方向に付勢されている。この引っ張りばね１１０の上端１１１は連結ロッド１００のばね係止部１１２に係止されている。ばね１１０の下端１１３は、このばね１１０にテンションを与えた状態で基部７５のばね係止部１１４に係止されている。
【００３２】
可動側フレーム７２が図１０に示すように使用位置にあって、係止部１０３が受け部８６ａに係合しているロック状態の時には、ばね１１０の弾力によって、可動側フレーム７２が図１０において反時計回り、すなわち図１１に示す収納位置の方向に回動付勢される。
【００３３】
上記ヘッドレスト１３と上記リクライニング機構６０との間に、第２の連動部材として機能する第２の操作ケーブル１２０が配索されている。この操作ケーブル１２０も、アウタチューブ１２１の内側にインナワイヤ１２２を移動自在に挿通したものであり、図９等に示すようにアウタチューブ１２１の一端１２１ａがステーブラケット９０のケーブル接続部９３に固定され、インナワイヤ１２２の一端１２２ａがロック部材１０１のケーブル接続部１０４に接続される。従ってインナワイヤ１２２の一端１２２ａがアウタチューブ１２１に引き込む方向に移動するとき、ロック部材１０１が図１０において時計回り方向に回動する。
【００３４】
第２の操作ケーブル１２０の他端側は、図８に示すリクライニング機構６０の位置まで導かれている。そしてリクライニング機構６０の可動ブラケット６３にアウタチューブ１２１の他端１２１ｂが固定され、インナワイヤ１２２の他端１２２ｂがリクライニングベース６１に接続されている。従って可動ブラケット６３がリクライニングベース６１に対して前倒れ方向に回動したときに、インナワイヤ１２２の他端１２２ｂがアウタチューブ１２１から引き出される方向に相対移動する。
【００３５】
従って上記操作ケーブル１２０は、シートバック１２の前倒れ動作に連動してロック部材１０１のロック状態を解除するための第２の連動機構を構成する。
次に、上記構成の座席１０の作用について説明する。図１（Ａ）は通常の座席使用状態を示している。この使用状態では、シートクッション１１は乗員が着座できるようにおおむね水平となっており、シートバック１２はほぼ起立した姿勢となっている。このときヒンジ部２０においては、図３に示すように連係部材３２の作動部４７の上方に作動ピン３７が位置している。
【００３６】
図１（Ｂ）に示すように、シートクッション１１をヒンジ部２０を中心に、手で前方に跳ね上げると、図４に示すようにヒンジブラケット２４が上昇するにつれてプルリンク３６の位置が次第に下がってゆき、これに伴い、作動ピン３７の位置も下がってゆく。
【００３７】
そしてシートクッション１１がある程度の角度まで回動上昇した時点で、作動ピン３７が作動部４７に対して上方から接触する。作動ピン３７がさらに降下を続けることにより、図５に示すように作動ピン３７によって作動部４７が回動降下するため、連係部材３２を介して回動レバー３１がレバー軸３０を中心に反時計回りに回動するとともに、第１の操作ケーブル５０のインナワイヤ５２の一端５２ａが図５に矢印Ｐで示す方向に引かれる。そしてインナワイヤ５２が十分引かれたとき、リクライニング機構６０のリクライニング解除レバー６４がロック解除方向に操作される。このため、ばね６５の反発荷重によってシートバック１２は図１（Ｃ）に示すように前倒れ方向に回動する。
【００３８】
そしてシートバック１２が前倒れ方向に回動する途中において、第２の操作ケーブル１２０のインナワイヤ１２２が引かれることにより、ヘッドレスト１３のロック部材１０１がロック解除方向に回動し、これにより、係止部１０３が受け部８６ａから外れるとともに、ばね１１０の弾力によって可動側フレーム７２が前方すなわち図１１に示す収納位置まで倒れる。こうして図１（Ｄ）に示すように座席１０が折畳み状態となり、荷室１６を拡張することができる。
【００３９】
上記座席１０を図１（Ｄ）に示す折畳み状態から図１（Ａ）の座席使用状態に戻すには、シートバック１２を手で起立位置まで起こしたのち、手でシートクッション１１を水平位置に戻す。そののち、手でヘッドレスト１３を元の使用位置に戻すと、ロック部材１０１の係止部１０３が受け部８６ａに引っ掛かることにより、元のロック状態に戻すことができる。
【００４０】
上記のように、シートバック１２を起立させたのちシートクッション１１を水平な状態に戻す際には、図７に示すように作動ピン３７が作動部４７の下側から当接するため、作動ピン３７と作動部４７が連係部材３２と一体にレバー軸３０を中心に回動上昇する。この場合、連係部材３２は回動レバー３１とは独立して回動上昇するため、回動レバー３１が操作ケーブル５０のインナワイヤ５２を引く方向に移動することが回避され、リクライニング機構６０はロック状態を維持できる。
【００４１】
【発明の効果】
請求項１に記載した本発明の構成によれば、シートクッションを跳ね上げるだけの簡単な操作により、シートバックの前倒れ動作と、ヘッドレストの収納位置への移動を連続して行うことができ、第１の連動機構と第２の連動機構によって上記シートバックとヘッドレストを確実に収納位置に連動させることができる。そして請求項３に記載した発明によれば、ヘッドレストのロック手段によって、使用状態でのヘッドレストの保持と、ロック解除時のヘッドレストの収納位置への移動を簡単な構成によって実現することができる。
【００４２】
請求項４および請求項５に記載した発明によれば、連動機構を構成する連動部材としてケーブルを用いるため、シートクッション前部のヒンジ部からシートクッション後部のシートバックヒンジ部に至る間と、シートクッションからヘッドレストに至る間に、連動部材を座席のフレーム等に沿って容易に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態を示す車両用座席の作動態様を示す側面図。
【図２】図１に示された座席におけるヒンジ部の分解斜視図。
【図３】上記座席のヒンジ部の断面図。
【図４】上記ヒンジ部のブラケットが少し回動上昇した状態の断面図。
【図５】上記ヒンジ部のレバーが回動した状態の断面図。
【図６】上記ヒンジ部のブラケットが起立した状態の断面図。
【図７】上記ヒンジ部のブラケットが回動降下する途中の状態の断面図。
【図８】上記座席におけるシートバックヒンジ部の斜視図。
【図９】上記座席におけるヘッドレストの分解斜視図。
【図１０】図９に示されたヘッドレストが使用位置にあるときの断面図。
【図１１】図９に示されたヘッドレストが収納位置にあるときの断面図。
【符号の説明】
１０…座席
１１…シートクッション
１２…シートバック
１３…ヘッドレスト
２０…ヒンジ部
５０…第１の操作ケーブル（第１の連動部材）
６０…リクライニング機構（シートバックヒンジ部）
６５…ばね
１０１…ロック部材
１１０…ヘッドレスト用ばね
１２０…第２の操作ケーブル（第２の連動部材）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a foldable seat applied to a vehicle such as an automobile.
[0002]
[Prior art]
In an automobile having a luggage compartment at the rear of the vehicle body, a foldable rear seat may be employed to expand the luggage compartment as necessary. For example, the front portion of the seat cushion is supported on the floor portion of the vehicle body by a hinge portion so that the seat cushion can be flipped up, and the seat back portion is supported by a reclining mechanism provided on the floor portion of the vehicle body so that the seat back portion can be tilted forward. When it is necessary to expand the cargo compartment, the seat cushion is flipped forward, and then the seat back is tilted forward. By doing so, the back surface of the seat back that is tilted forward becomes substantially a part of the floor of the luggage compartment.
[0003]
In a seat in which a headrest is provided on the upper part of the seat back, when the folding structure as described above is employed, the headrest may interfere with the seat cushion when the seat back is tilted forward. For this reason, a seat has been proposed in which the headrest can be rotated to the storage position.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, a seat equipped with a foldable headrest as described above needs to perform separately the operation of folding the headrest to the storage position, the operation of raising the seat cushion, and the operation of tilting the seat back forward. There was a problem that it took time to fold.
[0005]
In addition, as shown in Japanese Utility Model Publication No. 2-44530, there has been proposed one in which the reclining mechanism is unlocked when the headrest is tilted forward by hand. In addition to the forward tilting operation, it is necessary to perform the raising operation of the seat cushion, which is difficult to operate.
[0006]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a seat in which a seat cushion, a seat back, and a headrest can be moved to a storage position by a simple operation.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The vehicle seat of the present invention for achieving the above object is as described in claim 1, and when the seat cushion is flipped up, the seat back is tilted forward by the spring in conjunction with the flip-up operation. The headrest is tilted to the storage position in conjunction with the forward tilting operation of the seat back.
[0008]
In the invention described in claim 1 , the first interlocking mechanism has a first interlocking member that is pulled in conjunction with the flip-up operation of the seat cushion, and when the first interlocking member is pulled In addition, the seat back is tilted forward by driving the locking means of the reclining mechanism in the unlocking direction, and the first interlocking member is returned to a position where it is not pulled in a state in which the seat cushion is flipped up. . When the seat cushion is flipped up, the first interlocking member is pulled in conjunction with the seat cushion jumping up action, and the release lever of the reclining mechanism moves in the unlocking direction, so that the seat back is moved forward by the elasticity of the spring. Move in the fall direction. When the second interlocking member is pulled in conjunction with the forward tilting operation of the seat back, the lock means of the headrest is unlocked, and the headrest is tilted to the storage position by the headrest spring.
[0009]
According to a third aspect of the present invention, when the lock member of the headrest is operated in the unlocking direction by the second interlocking member, the headrest is stored by the headrest spring when the lock member is detached from the receiving portion. Fall into position.
[0010]
In the invention described in claim 4, the seat cushion jumping-up operation is transmitted to the release lever of the seat back hinge portion by the first operation cable having the inner wire functioning as the first interlocking member.
[0011]
According to the fifth aspect of the present invention, the forward tilting operation of the seat back is transmitted to the lock member of the headrest by the second operation cable having the inner wire functioning as the second interlocking member.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
A seat 10 applied to the rear seat of the vehicle shown in FIG. 1 includes a seat cushion 11, a seat back 12 provided at the rear portion of the seat cushion 11, and a headrest 13 provided at an upper end portion of the seat back 12. It has. The seat cushion 11 is provided on a floor panel constituting the floor portion 15 of the vehicle body. There is a luggage compartment 16 behind the seat back 12.
[0013]
The front portion of the seat cushion 11 is rotatably supported by a hinge portion 20 provided on the floor portion 15, and when the seat cushion 11 is lifted in a direction to invert the rear end side of the seat cushion 11, the seat cushion 11 is hinged. It is possible to jump up to the front of the vehicle body about 20 until it is inverted.
[0014]
Details of the hinge portion 20 are shown in FIGS. The hinge portion 20 is pivotable in the front-rear direction by a hinge base 22 fixed to the floor portion 15 (see FIG. 1) of the vehicle body by a bolt 21 and a horizontal hinge shaft 23 below the hinge base 22. And a hinge bracket 24 provided. The hinge bracket 24 is fixed to the frame 11a of the seat cushion 11 (only a part is shown in FIG. 3).
[0015]
On the upper part of the hinge base 22, a pivot lever 31 is provided so as to be pivotable in the front-rear direction by a lever shaft 30. The lever shaft 30 is also provided with a linkage member 32 that can be reciprocated in the vertical direction. . A pull link 36 is rotatably attached to the lower portion of the hinge bracket 24 by a link shaft 35. An operation pin 37 as an operation member extending in the horizontal direction is provided on the upper portion of the pull link 36.
[0016]
A pair of left and right side walls 40 facing each other are provided on both sides of the hinge base 22. A guide groove 41 is formed in the side wall 40 along the vertical direction. The operating pin 37 is inserted into the guide groove 41 so that the operating pin 37 can move in the longitudinal direction (vertical direction) of the guide groove 41.
[0017]
The linkage member 32 is urged counterclockwise in FIG. 3 by a return spring 45 so that the bottom wall 46 of the linkage member 32 abuts on the front side of the rotating lever 31. A projection-like operating portion 47 is provided at the front portion of the linkage member 32. The operating portion 47 protrudes to a position where the operating pin 37 can abut from above when the operating pin 37 moves from above along the guide groove 41.
[0018]
Therefore, when the operating pin 37 is lowered toward the operating portion 47, the operating portion 47 is pushed down by the operating pin 37, so that the linking member 32 and the rotating lever 31 are integrated as shown in FIG. It rotates counterclockwise around the lever shaft 30. When the operating pin 37 moves further downward, the operating portion 47 comes off the operating pin 37 as shown in FIG.
[0019]
As shown in FIG. 7, when the operating pin 37 contacts the lower side of the operating portion 47, the linking member 32 is independent of the rotating lever 31 while bending the return spring 45 as the operating pin 37 rises. Then, when the operating pin 37 gets over the operating portion 47, the linkage member 32 returns to the original position by the elasticity of the return spring 45, and the bottom wall 46 is turned to a rotating lever as shown in FIG. 31 abuts.
[0020]
One end of an operation cable 50 that functions as a first interlocking member is connected to the hinge base 22 and the rotation lever 31. The operation cable 50 has an inner wire 52 movably inserted inside the outer tube 51, one end 51 a of the outer tube 51 is fixed to the cable connecting portion 53 of the hinge base 22, and one end 52 a of the inner wire 52 is a rotation lever. 31 cable connection portions 54. Therefore, when the turning lever 31 is turned in the counterclockwise direction in FIG. 3, the inner wire 52 is moved in the direction of being pulled out from the outer tube 51.
[0021]
As shown in FIG. 8, the other end side of the operation cable 50 is positioned in the vicinity of a reclining mechanism 60 as an example of a seat back hinge portion. The reclining mechanism 60 is movable relative to the reclining base 61, a reclining base 61 fixed to the floor 15 of the vehicle body, a movable bracket 63 that is rotatable in the front-rear direction around a reclining shaft 62 provided on the reclining base 61, and the reclining base 61. Locking means (not shown) using a latch mechanism or the like that can lock the bracket 63 at a desired inclination angle, a reclining release lever 64 that can drive the locking means in the unlocking direction, and the reclining base 61 In addition, a reclining spring 65 such as a spiral spring that urges the movable bracket 63 in the forward tilt direction, a return spring 66 that returns the reclining release lever 64 to the lock position, and the like are provided. The movable bracket 63 is fixed to the frame 12 a of the seat back 12.
[0022]
Therefore, in the reclining mechanism 60, when the reclining release lever 64 is operated in the unlocking direction, the locking means is switched to the unlocked state. At this time, the seat back 12 can be tilted forward together with the movable bracket 63 by the elasticity of the spring 65.
[0023]
The other end 51 b of the outer tube 51 of the first operation cable 50 is fixed to the reclining base 61. The other end 52 b of the inner wire 52 is connected to a reclining release lever 64. Therefore, when the other end 52b of the inner wire 52 moves in a direction in which it is drawn into the outer tube 51, the reclining release lever 64 rotates in the unlocking direction.
[0024]
The operation cable 50, the lever 31 of the hinge portion 20, the linkage member 32, the pull link 36, and the like constitute a first interlocking mechanism that interlocks with the flip-up operation of the seat cushion 11.
[0025]
On the other hand, the headrest 13 is configured as shown in FIGS. 9 and 10. That is, the headrest 13 includes a fixed side frame 71 having a pair of left and right stages 70 and a movable side frame 72 provided so as to be rotatable in the front-rear direction with respect to the fixed side frame 71.
[0026]
The movable side frame 72 includes a pair of left and right base portions 75 formed by press-molding a sheet metal and the like, and a portal head frame 76 having both ends welded to the base portions 75. The outside of the head frame 76 is covered with a pad material 77 (shown in FIG. 10).
[0027]
The base 75 is formed with a hole 81 through which the support shaft 80 is inserted and a long hole 82 along an arc centered on the hole 81. A locking hole 86 is formed in the front wall 85 of the base 75. An insertion hole 88 is formed in the lower wall 87 of the base 75, and the upper end of the stay 70 is inserted from below the insertion hole 88.
[0028]
The stay 70 is detachably inserted into the upper end portion of the frame 12a (only part of which is shown in FIG. 8) of the seat back 12. A stay bracket 90 is provided at the upper end of the stay 70. The stay bracket 90 is provided with a horizontal support shaft 80. By inserting the support shaft 80 into the hole 81 of the base 75 of the movable frame 72, the movable frame 72 is supported to be rotatable in the front-rear direction. Has been. A rod insertion hole 92 and a cable connecting portion 93 are provided in the stay bracket 90.
[0029]
A connecting rod 100 that extends in the horizontal direction across the pair of left and right bases 75 is provided. Both ends of the connecting rod 100 are inserted into the long holes 82 of the base 75, respectively. Lock members 101 and springs 102 are provided at both ends of the connecting rod 100, respectively. A hook-like locking portion 103 is provided on one end side of the lock member 101. A cable connecting portion 104 is provided on the other end side of the lock member 101. The pair of left and right lock members 101 can be pivoted with respect to each other via the connecting rod 100.
[0030]
The hook-shaped locking portion 103 has a shape that can be engaged with a receiving portion 86 a on the lower edge side of the locking hole 86 of the movable frame 72, and the locking portion 103 protrudes forward from the locking hole 86. In this state, when the lock member 101 is rotated in the direction in which the locking portion 103 is lowered, the locking portion 103 is engaged with the receiving portion 86a. The lock member 101 is urged by a spring 102 in a downward direction, that is, in a direction to engage with the receiving portion 86a. The lock member 101, the receiving portion 86a, the spring 102, and the like constitute a lock means for the headrest 13.
[0031]
The movable side frame 72 is urged in the direction of tilting forward, that is, in the direction of the storage position, by a headrest spring 110 using a tension spring. The upper end 111 of the tension spring 110 is locked to the spring locking portion 112 of the connecting rod 100. The lower end 113 of the spring 110 is locked to the spring locking portion 114 of the base 75 in a state where tension is applied to the spring 110.
[0032]
When the movable frame 72 is in the use position as shown in FIG. 10 and the locking portion 103 is engaged with the receiving portion 86a, the movable frame 72 is moved in FIG. It is urged to rotate counterclockwise, that is, in the direction of the storage position shown in FIG.
[0033]
A second operation cable 120 that functions as a second interlocking member is routed between the headrest 13 and the reclining mechanism 60. The operation cable 120 also has an inner wire 122 movably inserted inside the outer tube 121. As shown in FIG. 9 and the like, one end 121a of the outer tube 121 is fixed to the cable connecting portion 93 of the stay bracket 90, One end 122 a of the inner wire 122 is connected to the cable connection portion 104 of the lock member 101. Therefore, when the one end 122a of the inner wire 122 moves in the direction in which the inner wire 122 is pulled into the outer tube 121, the lock member 101 rotates in the clockwise direction in FIG.
[0034]
The other end of the second operation cable 120 is led to the position of the reclining mechanism 60 shown in FIG. The other end 121 b of the outer tube 121 is fixed to the movable bracket 63 of the reclining mechanism 60, and the other end 122 b of the inner wire 122 is connected to the reclining base 61. Therefore, when the movable bracket 63 rotates in the forward tilt direction with respect to the reclining base 61, the other end 122 b of the inner wire 122 moves relative to the direction in which it is pulled out from the outer tube 121.
[0035]
Therefore, the operation cable 120 constitutes a second interlocking mechanism for releasing the lock state of the lock member 101 in conjunction with the forward tilting operation of the seat back 12.
Next, the operation of the seat 10 configured as described above will be described. FIG. 1A shows a normal seat use state. In this state of use, the seat cushion 11 is generally horizontal so that an occupant can be seated, and the seat back 12 is substantially upright. At this time, in the hinge portion 20, the operation pin 37 is positioned above the operation portion 47 of the linkage member 32 as shown in FIG. 3.
[0036]
As shown in FIG. 1B, when the seat cushion 11 is flipped forward by hand with the hinge portion 20 as the center, the position of the pull link 36 gradually lowers as the hinge bracket 24 rises as shown in FIG. Along with this, the position of the operation pin 37 is also lowered.
[0037]
When the seat cushion 11 is turned up to a certain angle, the operating pin 37 contacts the operating portion 47 from above. As the operation pin 37 continues to descend, the operation portion 47 is rotated and lowered by the operation pin 37 as shown in FIG. 5, so that the rotation lever 31 is counterclockwise around the lever shaft 30 via the linkage member 32. While rotating around, one end 52a of the inner wire 52 of the first operation cable 50 is pulled in the direction indicated by the arrow P in FIG. When the inner wire 52 is sufficiently pulled, the reclining release lever 64 of the reclining mechanism 60 is operated in the unlocking direction. For this reason, the seat back 12 rotates in the forward tilt direction as shown in FIG.
[0038]
And while the seat back 12 is turning in the forward tilt direction, the inner wire 122 of the second operation cable 120 is pulled, whereby the lock member 101 of the headrest 13 is turned in the unlocking direction, thereby The part 103 is detached from the receiving part 86a, and the movable frame 72 falls to the front, that is, the storage position shown in FIG. In this way, as shown in FIG. 1D, the seat 10 is folded, and the luggage compartment 16 can be expanded.
[0039]
To return the seat 10 from the folded state shown in FIG. 1 (D) to the seat use state shown in FIG. 1 (A), the seat back 12 is raised to the upright position by hand, and then the seat cushion 11 is moved to the horizontal position by hand. return. After that, when the headrest 13 is returned to the original use position by hand, the locking portion 103 of the lock member 101 is hooked on the receiving portion 86a, so that the original lock state can be returned.
[0040]
As described above, when the seat cushion 11 is returned to the horizontal state after the seat back 12 is erected, the operating pin 37 abuts from below the operating portion 47 as shown in FIG. Then, the operating portion 47 rotates and rises around the lever shaft 30 integrally with the linking member 32. In this case, the linking member 32 pivots and rises independently of the pivot lever 31, so that the pivot lever 31 is prevented from moving in the direction of pulling the inner wire 52 of the operation cable 50, and the reclining mechanism 60 is locked. Can be maintained.
[0041]
【The invention's effect】
According to the configuration of the present invention as set forth in claim 1, by only a simple operation of flipping up the seat cushion, operation and falling forward of the seat back, Ki de be performed successively moving to the storage position of the headrest The seat back and the headrest can be reliably linked to the storage position by the first linkage mechanism and the second linkage mechanism. According to the third aspect of the present invention, the headrest can be held in a use state and moved to the storage position of the headrest when unlocked by a simple configuration by the headrest locking means.
[0042]
According to the invention described in claim 4 and claim 5, since the cable is used as the interlocking member constituting the interlocking mechanism, the seat cushion has a hinge portion at the front portion and a seatback hinge portion at the rear portion of the seat cushion. The interlocking member can be easily disposed along the seat frame or the like between the cushion and the headrest.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing an operation mode of a vehicle seat according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view of a hinge portion in the seat shown in FIG.
FIG. 3 is a sectional view of a hinge portion of the seat.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a state in which the bracket of the hinge part is slightly rotated and raised.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a state in which a lever of the hinge part is rotated.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a state in which the bracket of the hinge part is raised.
FIG. 7 is a cross-sectional view of a state in which the bracket of the hinge part is in the middle of rotating and dropping.
FIG. 8 is a perspective view of a seatback hinge portion in the seat.
FIG. 9 is an exploded perspective view of a headrest in the seat.
10 is a cross-sectional view when the headrest shown in FIG. 9 is in a use position.
11 is a cross-sectional view when the headrest shown in FIG. 9 is in the storage position.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Seat 11 ... Seat cushion 12 ... Seat back 13 ... Headrest 20 ... Hinge part 50 ... 1st operation cable (1st interlocking member)
60 ... Reclining mechanism (seat back hinge)
65 ... Spring 101 ... Lock member 110 ... Headrest spring 120 ... Second operation cable (second interlocking member)

Claims

車体の床部に設けられたヒンジ部の水平方向のヒンジ軸を中心に跳ね上げ可能なシートクッションと、
上記シートクッションの後方に、ロック手段を有するリクライニング機構によって前後方向に回動可能に支持されかつばねによって前倒れ方向に付勢されるシートバックと、
上記シートバックの上部に水平方向の支軸を中心に回動可能に設けられかつロック手段によって使用位置に保持可能でかつヘッドレスト用ばねによって収納位置に向かって付勢されるヘッドレストと、
上記シートクッションの跳ね上げ動作に連動して引かれる第１の連動部材を有しかつこの第１の連動部材が引かれたときに上記リクライニング機構の上記ロック手段をロック解除方向に駆動することにより上記ばねによって上記シートバックを前倒れさせかつ上記シートクッションが跳ね上げられた状態において上記第１の連動部材が引かれない位置に戻る第１の連動機構と、
上記シートバックの前倒れ動作に連動して引かれる第２の連動部材を有しかつこの第２の連動部材が引かれたときに上記ヘッドレストのロック手段をロック解除方向に駆動することにより上記ヘッドレスト用ばねによって上記ヘッドレストを上記使用位置から上記収納位置の方向に倒す第２の連動機構と、
を具備したことを特徴とする車両用座席。A seat cushion capable of springing up around the hinge axis in the horizontal direction of the hinge portion provided on the floor of the vehicle body ;
Behind the seat cushion, a seat back that is rotatably supported in a front-rear direction by a reclining mechanism having a lock means and biased forward by a spring,
A headrest provided at the upper part of the seat back so as to be rotatable about a horizontal support shaft, and can be held in a use position by a lock means and biased toward a storage position by a spring for headrest;
By having a first interlocking member that is pulled in conjunction with the lifting operation of the seat cushion and driving the locking means of the reclining mechanism in the unlocking direction when the first interlocking member is pulled A first interlocking mechanism for returning the seatback to a position where the first interlocking member is not pulled in a state where the seatback is tilted forward by the spring and the seat cushion is flipped up ;
The headrest has a second interlocking member that is pulled in conjunction with the forward tilting operation of the seat back, and the headrest locking means is driven in the unlocking direction when the second interlocking member is pulled. A second interlocking mechanism for tilting the headrest from the use position toward the storage position by a spring for use;
Car dual seat you characterized in that comprises a.

上記ヒンジ部は、The hinge part is
車体の床部に固定されるヒンジベースと、A hinge base fixed to the floor of the vehicle body,
上記ヒンジベースに上記ヒンジ軸によって回動自在に設けられ、上記シートクッションに固定されるヒンジブラケットとを有し、A hinge bracket provided on the hinge base so as to be rotatable by the hinge shaft, and fixed to the seat cushion;
上記第１の連動機構は、The first interlocking mechanism is
上記ヒンジベースにレバー軸によって回動可能に設けられ、上記第１の連動部材が接続された回動レバーと、A pivot lever provided on the hinge base so as to be pivotable by a lever shaft and connected to the first interlocking member;
上記レバー軸に回動可能に設けられ、上記回動レバーと一体に回転する連係部材と、A linkage member provided rotatably on the lever shaft and rotating integrally with the turning lever;
上記ヒンジブラケットに取付けられたプルリンクと、A pull link attached to the hinge bracket;
上記プルリンクに設けられた作動ピンと、An operating pin provided on the pull link;
上記連係部材に設けられ、上記作動ピンが上方から移動してきたときに上記作動ピンが上方から突き当たることのできる位置に突出し、上記作動ピンが更に下方に移動したときに上記作動ピンから外れる作動部と、An actuating part provided on the linking member that protrudes to a position where the actuating pin can strike from above when the actuating pin moves from above, and that disengages from the actuating pin when the actuating pin moves further downward When,
を有することを特徴とする請求項１記載の車両用座席。The vehicle seat according to claim 1, further comprising:

上記ヘッドレストのロック手段は、上記ヘッドレストの固定側フレームに水平方向の軸線回りに回動可能に設けられかつ上記ヘッドレストが上記使用位置にあるときにヘッドレストの可動側フレームの受け部に係合するロック部材と、上記ロック部材を上記受け部に係合させる方向に付勢するばねとを具備したことを特徴とする請求項２記載の車両用座席。 The lock means for the headrest is provided on the stationary frame of the headrest so as to be rotatable about a horizontal axis, and engages with the receiving portion of the movable frame of the headrest when the headrest is in the use position. The vehicle seat according to claim 2, further comprising: a member; and a spring that biases the lock member in a direction in which the lock member is engaged with the receiving portion.

上記第１の連動部材がアウタチューブとインナワイヤとからなる第１の操作ケーブルであり、上記インナワイヤの一端を上記シートクッションの跳ね上げ動作に伴って移動するレバーに接続するとともに、上記インナワイヤの他端を上記リクライニング機構の解除レバーに接続したことを特徴とする請求項２記載の車両用座席。The first interlocking member is a first operation cable composed of an outer tube and an inner wire, and one end of the inner wire is connected to a lever that moves as the seat cushion moves up, and the other end of the inner wire The vehicle seat according to claim 2, wherein: is connected to a release lever of the reclining mechanism .

上記第２の連動部材がアウタチューブとインナワイヤとからなる第２の操作ケーブルであり、上記インナワイヤの一端を上記ヘッドレストの上記ロック部材に接続し、かつ上記インナワイヤの他端は上記シートバックの前倒れ時に上記インナワイヤの一端を引く方向に相対移動する部分に接続したことを特徴とする請求項３記載の車両用座席。 The second interlocking member is a second operation cable composed of an outer tube and an inner wire, one end of the inner wire is connected to the lock member of the headrest, and the other end of the inner wire is tilted forward of the seat back. 4. The vehicle seat according to claim 3, wherein the vehicle seat is connected to a portion that sometimes moves relatively in a direction of pulling one end of the inner wire.