JP3768030B2 - 作業車のキャビン構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャビンフレームと壁面形成部材とから構成してある作業車のキャビン構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記のような作業車のキャビン構造においては、キャビンフレーム及び壁面形成部材にそれらに亘るようにボルト連結されるヒンジを介して、キャビンフレームに壁面形成部材を軸芯周りに開閉揺動可能に連結するものや、キャビンフレーム及び壁面形成部材に備えられたボス、それらのボスを連結する連結軸、及び、それらのボスからの連結軸の抜け止めを行う割りピン、によって構成される連結部を介して、キャビンフレームに壁面形成部材を軸芯周りに開閉揺動可能に連結するものなどがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術によると、キャビンフレームにヒンジを介して壁面形成部材を連結するものにおいては、キャビンフレームに対して壁面形成部材を着脱させる際に、壁面形成部材を所定の連結位置に位置させながら工具を用いて連結ボルトを操作する必要があり、又、キャビンフレームに連結部を介して壁面形成部材を連結するものにおいては、キャビンフレームに対して壁面形成部材を着脱させる際に、壁面形成部材を所定の連結位置に位置させながら、ボスに対する連結軸の抜き差し操作、並びに、連結軸に対する割りピンの抜き差し操作を行う必要がある。つまり、キャビンフレームに対する壁面形成部材の着脱作業が一人で行えない面倒なものになっていた。しかも、連結ボルトや連結軸及び割りピンなどを無くさないように管理する必要があることから、部品管理の面においても改善の余地があった。
【0004】
本発明の目的は、構成の簡素化部品管理の容易化などを図ることのできる作業車のキャビン構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のうちの請求項1記載の発明では、キャビンフレームに壁面形成部材を軸芯周りに開閉揺動可能に連結する連結部を、前記軸芯上に、互いに離れる外向きに突出する状態で前記キャビンフレーム及び前記壁面形成部材のいずれか一方に備えられる一対の支点軸と、いずれか他方に備えられる一対のボスとの嵌合連結構造に構成するとともに、前記ボスに、前記壁面形成部材の開閉操作範囲内では、前記壁面形成部材側に接当して前記壁面形成部材の前記軸芯方向への摺動を阻止することによって前記ボスと前記支点軸との嵌合連結状態を維持する接当部と、前記壁面形成部材の開閉操作範囲外では、前記壁面形成部材側との接当を解除して前記壁面形成部材の前記軸芯方向への摺動を許容することによって前記ボスに対する前記支点軸の抜き差しを可能にする凹部とを形成して、前記連結部が、前記壁面形成部材の開閉操作範囲内では、前記壁面形成部材の前記キャビンフレームからの離脱を阻止し、前記壁面形成部材の開閉操作範囲外では、前記キャビンフレームに対する前記壁面形成部材の着脱を許容するように構成した。
【0006】
〔作用〕
上記請求項1記載の発明によると、通常の開閉操作範囲内ではキャビンフレームに軸芯周りに開閉揺動可能に連結された状態となる壁面形成部材を、通常は開閉揺動操作されない開閉操作範囲外まで軸芯周りに揺動操作した状態に姿勢設定し、その姿勢で軸芯方向に摺動操作することによって、キャビンフレームに対する壁面形成部材の着脱を行えるようになる。
【0007】
つまり、壁面形成部材を所定の連結位置に位置させながら、工具を用いて連結ボルトを操作する、あるいは、ボスに対する連結軸の抜き差し操作と、連結軸に対する割りピンの抜き差し操作とを行う、といった煩わしい着脱作業を行わなくても、壁面形成部材を開閉操作範囲外まで軸芯周りに揺動操作した状態に姿勢設定し、その姿勢で軸芯方向に摺動操作することによって、キャビンフレームに対する壁面形成部材の着脱を一人で簡単に行えるようになる。
【0008】
しかも、キャビンフレームに対する壁面形成部材の着脱を、壁面形成部材の軸芯周りの揺動操作と軸芯方向への摺動操作との複合操作で行うようにしていることから、壁面形成部材の軸芯周りの揺動操作によって、壁面形成部材がキャビンフレームから不用意に外れてしまうことを防止できる。
【0009】
又、連結ボルトや連結軸及び割りピンなどを用いる必要がないことから、その分、部品点数を削減できるようになって、構成及び部品管理の複雑化や、製造コストの高騰を抑制できるとともに、連結ボルトや割りピンなどによって外観が悪くなることを回避できるようになる。
【0010】
〔効果〕
従って、構成の簡素化、製造コストの低減化、部品管理の容易化、及び、見栄えの向上を図れる上に、キャビンフレームに対する壁面形成部材の着脱を一人で簡単に行えるようにしながらも、壁面形成部材が軸芯周りの揺動操作によってキャビンフレームから不用意に外れてしまう不都合の発生を防止できる作業車のキャビン構造を提供できるようになった。
【0011】
本発明のうちの請求項記載の発明では、上記請求項記載の発明において、前記キャビンフレームに前記支点軸又は前記ボスを一体形成した。
【0012】
〔作用〕
上記請求項記載の発明によると、キャビンフレームに支点軸又はボスを溶接あるいはボルト連結する場合に比較して、部品点数を削減できるとともに溶接あるいはボルト連結する手間を省けることから、その分、構成及び部品管理の複雑化や製造コストの高騰を抑制できる上に、溶接跡や連結ボルトによって外観が悪くなることを回避できるようになる。
【0013】
〔効果〕
従って、構成の簡素化、製造コストの低減化、部品管理の容易化、及び、見栄えの向上をより効果的に図れるようになった。
【0014】
本発明のうちの請求項記載の発明では、上記請求項1又は2記載の発明において、前記キャビンフレームと前記壁面形成部材とに亘って架設するダンパで前記壁面形成部材の開閉操作範囲外への揺動を規制した。
【0015】
〔作用〕
上記請求項記載の発明によると、一般的に、壁面形成部材の開閉揺動操作を支障なく行えるようにするためにキャビンフレームと壁面形成部材とに亘って架設されるダンパを利用して、壁面形成部材の開閉操作範囲外への揺動を規制するようにしていることから、壁面形成部材の開閉操作範囲外への揺動を規制するための新たな部品を設ける場合に比較して、構成の簡素化、製造コストの低減化、及び、部品管理の容易化を図れるとともに、その部品を新たに設けることによる外観の悪化を未然に回避できるようになる。
【0016】
〔効果〕
従って、構成の簡素化、製造コストの低減化、部品管理の容易化、及び、見栄えの向上を更に効果的に図れるようになった。
【0017】
本発明のうちの請求項4記載の発明では、上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の発明において、前記壁面形成部材をガラス材とし、前記連結部を、前記キャビンフレームに対する前記壁面形成部材の連結側一側縁の両端部又は両端部近傍に位置するように配置した。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1には作業車の一例であるトラクタの全体側面が示されており、このトラクタは、機体の前部に搭載されたエンジン1、エンジン1からの動力を変速するミッションケース2、その変速後の動力が伝達される左右一対の前輪3と後輪4、前輪3を操作するステアリングホイール5、機体の後部に配備された左右の後部フェンダ6、左右の後部フェンダ6の間に配置された運転座席7、ミッションケース2に内装されたリフトシリンダ(図示せず)の作動で上下揺動する左右一対のリフトアーム8、ミッションケース2から後方に向けて延出された動力取出軸9、及び、搭乗空間を形成するキャビン10、などによって構成されており、その後部に、ロータリ耕耘装置などの作業装置(図示せず)を昇降自在かつ伝動可能に連結できるようになっている。
【0020】
図1及び図2に示すように、キャビン10は、枠状のキャビンフレーム11、前部壁面を形成する壁面形成部材Aとしてのフロントガラス12、左右の側部壁面を形成する壁面形成部材Aとしての左右のドアガラス13とサイドガラス14、後部壁面を形成する壁面形成部材Aとしてのリアガラス15、及び、ルーフ部材Bである合成樹脂製の板材からなるアウタルーフ16とポリエステルなどの不織布プレート材からなるインナルーフ17(図6及び図8参照)、などによって構成されている。
【0021】
図1〜9に示すように、キャビンフレーム11は、機体にボルト連結される下縁フレーム部18、下縁フレーム部18から立設される縦フレーム部19、及び、縦フレーム部19にて支持される上縁フレーム部20、によって構成されている。下縁フレーム部18は、搭乗ステップ21の横側縁に沿う左右の第1フレーム部材22、後部フェンダ6の上面に沿って湾曲する左右の第2フレーム部材23、左右の後部フェンダ6に亘る横向きの第3フレーム部材24、第1フレーム部材22の前端に接続される左右の第1継手部材25、第1フレーム部材22と第2フレーム部材23とを繋ぐ左右の第2継手部材26、及び、第2フレーム部材23と第3フレーム部材24とを繋ぐ左右の第3継手部材27、によって構成されている。縦フレーム部19は、第1継手部材25に接続される左右の第4フレーム部材28、第3継手部材27の前部に接続される左右の第5フレーム部材29、及び、第3継手部材27の後部に接続される左右の第6フレーム部材30、によって構成されている。上縁フレーム部20は、第4フレーム部材28に接続される左右の第4継手部材31、第5フレーム部材29と第6フレーム部材30とに接続される左右の第5継手部材32、左右の第4継手部材31に亘る横向きの第7フレーム部材33、第4継手部材31と第5継手部材32とに亘る左右の第8フレーム部材34、及び、左右の第5継手部材32に亘る横向きの第9フレーム部材35、によって構成されている。
【0022】
尚、第1〜9の各フレーム部材22〜24,28〜30,33〜35はアルミ押し出し加工品であり、又、第1〜5の各継手部材25〜27,31,32はアルミダイカスト製である。
【0023】
図3〜8に示すように、各フレーム部材22〜24,28〜30,33〜35、及び、各継手部材25〜27,31,32には、それらの接続される部材同士に亘る連結ピン36の嵌入を許容するとともに連結ピン36と内側からボルト連結される接続部aが一体形成されている。つまり、各フレーム部材22〜24,28〜30,33〜35、及び、各継手部材25〜27,31,32は、それらに内嵌される連結ピン36を介したボルト連結によって、簡単かつ見栄え良く接続できるようになっている。
【0024】
図3〜9に示すように、各フレーム部材22〜24,28〜30,33〜35、及び、各継手部材25〜27,31,32には、フロントガラス12、ドアガラス13、サイドガラス14、又は、リアガラス15を受け止める受止部bと、受止部bからの洗車水などの浸入を防止するかえり部cとが一体形成されている。縦フレーム部19の第5フレーム部材29には、受止部b及びかえり部cに加えて、ヒンジ37を介してドアガラス13を縦向きの軸芯P1周りに開閉自在に支持する上下一対の支持部dが一体形成されている。上縁フレーム部20を構成する第4継手部材31、第5継手部材32、第7フレーム部材33、第8フレーム部材34、及び、第9フレーム部材35には、アウタルーフ16の周縁を上下から挟み込む状態となる弾性樹脂製の一対のシール部材38を介してアウタルーフ16を固定保持する保持部eと、インナルーフ17を係止する係止部fとが一体形成されている。
【0025】
つまり、各フレーム部材22〜24,28〜30,33〜35、及び、各継手部材25〜27,31,32に、受止部b、かえり部c、支持部d、保持部e、あるいは、係止部fを溶接やボルト連結する場合に比較して、構成の簡素化、製造コストの低減化、部品管理の容易化、並びに、見栄えの向上を図れるようになっている。
【0026】
尚、ヒンジ37は、その固定部37Aが第5フレーム部材29に内嵌される連結ピン36とともに第5フレーム部材29にボルト連結されている。
【0027】
図1〜4及び図6〜9に示すように、フロントガラス12、ドアガラス13、サイドガラス14、及び、リアガラス15の各周縁にはシール部材39が装着されている。フロントガラス12は、キャビンフレーム11の正面において一連に連なる第1継手部材25、第4フレーム部材28、第4継手部材31、及び、第7フレーム部材33の各受止部bに固着されている。ドアガラス13は、第5フレーム部材29の各支持部dにヒンジ37を介して縦向きの軸芯P1周りに開閉自在に支持されるとともに、その閉塞状態においては、キャビンフレーム11の前部側左右両側面において一連に連なる第1フレーム部材22、第2フレーム部材23、第1継手部材25、第2継手部材26、第3継手部材27、第4フレーム部材28、第5フレーム部材29、第4継手部材31、第5継手部材32、及び、第8フレーム部材34の各受止部bにて受け止められるようになっている。サイドガラス14は、キャビンフレーム11の後部側左右両側面において一連に連なる第3継手部材27、第5フレーム部材29、第6フレーム部材30、及び、第5継手部材32の各受止部bにて受け止められるとともに、第3継手部材27と第5継手部材32とに一体形成された螺合部gとのボルト連結によって固定されている。リアガラス15は、左右の第5継手部材32に連結部40を介して左右向きの軸芯P2周りに開閉揺動可能に連結されるとともに、その閉塞状態においては、キャビンフレーム11の背面において一連に連なる第3フレーム部材24、第3継手部材27、第6フレーム部材30、第5継手部材32、及び、第9フレーム部材35の各受止部bにて受け止められるようになっている。
【0028】
図2〜4及び図8〜10に示すように、連結部40は、リアガラス15の左右上端部にボルト連結されたブラケット40A、左右のブラケット40Aの上端に同一軸芯P2上で外向きに突出するように固着された横向きの支点軸40B、及び、左右の第5継手部材32に左右向きの軸芯P2上に位置するように一体形成されたボス40Cによって、左右の支点軸40Bとボス40Cとの嵌合連結構造に構成されている。各ボス40Cには、リアガラス15の開閉操作範囲H内では、リアガラス15側のブラケット40Aに接当してリアガラス15の軸芯P2方向への摺動を阻止することによって左右の支点軸40Bとボス40Cとの嵌合連結状態を維持する接当部40aと、リアガラス15の開閉操作範囲H外では、リアガラス15側のブラケット40Aとの接当を解除してリアガラス15の軸芯P2方向への摺動を許容することによって左右のボス40Cに対する支点軸40Bの抜き差しを可能にする凹部40bとが形成されている。
【0029】
つまり、連結部40は、リアガラス15の開閉操作範囲H内では、リアガラス15の軸芯P2方向への摺動操作によるキャビンフレーム11からの離脱を阻止し、リアガラス15の開閉操作範囲H外では、リアガラス15の軸芯P2方向への摺動操作によるキャビンフレーム11に対する着脱を許容するようになっており、これによって、キャビンフレーム11に対するリアガラス15の着脱を容易に行えるようになっている。
【0030】
図4、図8及び図9に示すように、リアガラス15の左上端部にブラケット40Aとともに共締め連結された連結具41と、キャビンフレーム11における左側の第6フレーム部材30にボルト連結された連結具42とに亘って、リアガラス15の軸芯P2周りでの開閉揺動操作を支障なく行えるようにするためのダンパ43が架設されている。又、このダンパ43は、リアガラス15の開閉操作範囲H外への揺動を規制するようになっており、これによって、リアガラス15が開閉操作範囲H外まで不測に揺動してキャビンフレーム11から外れる虞を回避できるようになっている。
【0031】
〔別実施形態〕
以下、本発明の別実施形態を列記する。
(1)作業車としては、キャビン10を備えたコンバインやバックホーなどであってもよい。
(2)リアガラス15以外の壁面形成部材Aを、連結部40を介してキャビンフレーム11に開閉揺動操作可能に連結してもよい。
(3)キャビンフレーム11又は壁面形成部材Aに、壁面形成部材Aの開閉操作範囲H外への揺動を規制する規制部材を着脱自在に設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 トラクタの全体側面図
【図2】 キャビンの構成を示す分解斜視図
【図3】 キャビンフレームの要部の構成を示す分解斜視図
【図4】 キャビンの要部の構成を示す側面図
【図5】 キャビンフレームの連結構造を示す縦断側面図
【図6】 キャビンの要部の構成を示す縦断正面図
【図7】 キャビンの要部の構成を示す横断平面図
【図8】 キャビンの要部の構成を示す縦断側面図
【図9】 連結部の構成を示す要部の背面図
【図10】 リアガラスの取り外し操作を示す説明
【符号の説明】
11 キャビンフレーム
12 ガラス材(フロントガラス)
13 ガラス材(ドアガラス)
14 ガラス材(サイドガラス)
15 ガラス材(リアガラス)
40 連結部
40B 支点軸
40C ボス
40a 接当部
40b 凹部
43 ダンパ
A 壁面形成部
開閉操作範囲
P2 軸

Claims (4)

  1. キャビンフレームに壁面形成部材を軸芯周りに開閉揺動可能に連結する連結部を、前記軸芯上に、互いに離れる外向きに突出する状態で前記キャビンフレーム及び前記壁面形成部材のいずれか一方に備えられる一対の支点軸と、いずれか他方に備えられる一対のボスとの嵌合連結構造に構成するとともに、
    前記ボスに、前記壁面形成部材の開閉操作範囲内では、前記壁面形成部材側に接当して前記壁面形成部材の前記軸芯方向への摺動を阻止することによって前記ボスと前記支点軸との嵌合連結状態を維持する接当部と、前記壁面形成部材の開閉操作範囲外では、前記壁面形成部材側との接当を解除して前記壁面形成部材の前記軸芯方向への摺動を許容することによって前記ボスに対する前記支点軸の抜き差しを可能にする凹部とを形成して、
    前記連結部が、前記壁面形成部材の開閉操作範囲内では、前記壁面形成部材の前記キャビンフレームからの離脱を阻止し、前記壁面形成部材の開閉操作範囲外では、前記キャビンフレームに対する前記壁面形成部材の着脱を許容するように構成してある作業車のキャビン構造。
  2. 前記キャビンフレームに前記支点軸又は前記ボスを一体形成してある請求項記載の作業車のキャビン構造。
  3. 前記キャビンフレームと前記壁面形成部材とに亘って架設するダンパで前記壁面形成部材の開閉操作範囲外への揺動を規制してある請求項1又は2記載の作業車のキャビン構造。
  4. 前記壁面形成部材をガラス材とし、前記連結部を、前記キャビンフレームに対する前記壁面形成部材の連結側一側縁の両端部又は両端部近傍に位置するように配置してある請求項1〜3のいずれか一つに記載の作業車のキャビン構造。
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