JP3767138B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コピー機,ファクシミリ装置等の画像形成装置であって、読取部を本体部に対し開閉可能に枢支した構造のものの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
コピー機やファクシミリ装置等の画像形成装置は、一般に、原稿の画像情報を取り込む読取部と、取り込んだ画像情報を処理する本体部とから構成される。例えばコピー機の場合、前記読取部に、透明ガラス板等からなる原稿載置面が設けられ、光源・ミラー・ミラーキャリッジ・ミラーキャリッジ駆動手段・レンズ・CCDユニット等より成る走査機構が組み込まれる。本体部には、CCD等で電気信号に変換した画像情報を処理し必要に応じて加工する情報処理機構、情報処理機構からの出力信号に基づき電子写真方式等で記録紙に画像を形成する複写機構、複写機構へ記録紙を供給する給紙機構のほか、各機器へ電力を供給する給電機構、各機器の動作を制御する制御機構などが組み込まれる。
【0003】
ファクシミリ装置の場合は本体部に、読取部の走査機構で取り込んだ画像情報信号を適切な形式に変換して他のファクシミリ装置へ送信する送信機構、他のファクシミリ装置から送信されてくる画像情報の受信機構、受信した画像情報を適切な形式に変換して記録紙に出力するプリント機構等が備えられる。
【0004】
読取部と本体部とは、走査機構から本体部へ画像情報を電送するための信号ケーブル、読取部の走査機構をはじめとする各種機器へ本体部から制御信号を送信するための制御ケーブル、電力を供給するための給電ケーブル等で互いに接続されている。ところでメンテナンスの必要性から、読取部を本体部に対しヒンジ等により枢支して開閉可能に構成することがある。この場合、読取部の開閉動作が前記各ケーブルに悪影響を及ぼさないようにするため、読取部と本体部とを接続する各ケーブルは、従来、ヒンジ部分を迂回するように配線されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の画像形成装置にあっては、読取部と本体部とを接続する各ケーブルの全長がヒンジを迂回して配線するために長くなり、ノイズの影響を受け易くなっているという欠点が有る。そこで、読取部と本体部との間に屈伸自在な保持部材を設け、この保持部材に沿わせてケーブルを配線することにより、ケーブルの必要長さを短縮してノイズの影響を少なくすることが考えられる。
【0006】
ところが前記保持部材は、通常、読取部及び本体部それぞれの取付部位へ1本のビスによって止め付けられる。そのため、保持部材が装置の内方へ向かって斜めとなる姿勢に取り付けられた場合、読取部を閉め下ろしたときに保持部材が本体部との間に噛み込まれて、保持部材自体やケーブルに損傷を与えるおそれがある。また、保持部材は読取部の開閉動作に追従して屈伸するが、その際に装置の内外方向に振れる場合があり、これによっても保持部材が読取部と本体部との間に噛み込まれる可能性がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、読取部が本体部に対し開閉可能に枢支されて成る画像形成装置において、読取部と本体部との間に設けたケーブルを導くための屈伸可能な保持部材が、読取部を閉め下ろしたときに本体部との間に噛み込まれるのを防止し得る手段を提供するものであって、その特徴とするところは、前記読取部を開き上げ状態に支持する手段とは別に、読取部と本体部との間にケーブル等を導くための屈伸可能な保持部材が設けられ、前記保持部材は前記読取部及び本体部へそれぞれ1本のビスで取り付けられ、前記読取部及び/又は本体部における前記保持部材の取付部位に前記保持部材の取付端部の側面に当接する段差面が形成され、当該段差面により前記保持部材が装置の内外方向に変位するのを防止すことにある。
【0008】
なお前記構造において、前記段差面を、前記保持部材を取付部から装置の斜め外方へ案内するように形成してもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明が実施される画像形成装置Pの一例を示すものである。例えばコピー機の画像形成装置Pは、走査機構や自動原稿搬送装置(ADF)を内蔵する読取部Rと、情報処理機構・複写機構・給紙機構・給電機構・制御機構などが組み込まれた本体部Sとから成り、読取部Rを本体部Sに対しヒンジHによって開閉可能に枢支する構造が採用されることが多い。なお同図の(A)は読取部Rを開き上げた状態、(B)は閉め下ろした状態をそれぞれ示している。
【0010】
読取部Rと本体部Sとの間には、読取部Rを開き上げ状態に支えるシリンダ形のリフトLと、読取部Rの電気機器Mと本体部Sの電気機器Nとを接続するケーブルK(又はハーネス)を導くための保持部材1とが設けられる。
【0011】
読取部Rの内部には、図5に概略的に示すように、各種ローラーより構成されるADF20と、光源21及びミラー22が設けられたミラーキャリッジ23、ミラー24及び25が設けられたミラーキャリッジ26、これらミラーキャリッジ23,26の駆動手段(図示せず)、レンズ27、CCDユニット28等より構成される走査機構とが内蔵されている。保持部材1によって導かれるケーブルKは、本体部Sから読取部Rの上記ADFや走査機構へ動作用の電力及び制御信号を出力し、また走査機構で読み取った画像情報を本体部Sへ伝達するためのものである。
【0012】
保持部材1は、例えば図2に示すように、上半部2と下半部4とが屈曲接合部3において連設され、読取部Rの開閉動作に追従して屈伸し得るように構成されたものが考えられる。保持部材1を合成樹脂で製作することにより、上記屈曲接合部3を屈伸可能に形成するのは容易である。また表面に電磁波遮断性の塗料を塗布して、ケーブルKに対するノイズの影響を低減させてもよい。上半部2の先端には取付端部5が設けられ、該取付端部5はこれを読取部Rの適所へ枢着するためのピンの挿通孔5aを有している。下半部4の末端には取付端部6が段落ちするように形成され、該取付端部6にこれを本体部Sへ固定するためのビスの挿通孔6aが設けられている。前記上半部2及び下半部4は、いずれもケーブルKを保護するためのガード2a,4aを有していると共に、ケーブルK結束用の締結バンド9を通すための切欠8が適所に設けられている。
【0013】
本実施形態における保持部材1の取付構造は、次の如くである。図3に示すように、本体部Sの板金等より成るハウジング又はフレーム10の一部を突出させて取付部位11を形成すると共に、当該取付部位11の先端側を折り曲げ加工して段差面12を形成する。そして保持部材下半部4の取付端部6を上記取付部位11に重ねると共に、取付端部6の側面6bを上記段差面12に当接させた状態で、取付端部6の挿通孔6aに通したビス7を取付部位11のネジ孔11aに螺合させて固定する。保持部材1の取付端部6はこのように1本のビス7で固定されるから、従来、取付作業を注意深く行わないと取付姿勢が真っ直ぐにならず、装置の内外いずれかの方向へ斜めに傾くおそれがあった。また、読取部Rの開閉に伴う屈伸動作により、保持部材1がビス7を軸として回動し、その結果、装置の内外方向に振れる可能性もある。しかるに本例では、取付端部6の側面6bを段差面12に当接させることにより、保持部材1を真っ直ぐな正しい姿勢で取り付けるのが容易となる。また、取付端部側面6bを段差面12に当接させることによって、保持部材1がビス7を軸として回動するのを阻止することができる。従って、読取部Rを開閉操作したときに、保持部材1が本体部Sとの間に噛み込まれるという事故を無くすことができる。
【0014】
なお通常は、保持部材1が装置の内方へ振れると問題が生ずる。そこで図4に示すように、前記段差面12を若干傾斜するように形成してもよい。傾斜させた段差面12に取付端部6の側面6bを当接させることにより、保持部材1は、先端側がわずかに装置の外方側へ傾くことになるから、読取部Rと本体部Sとの間に噛み込まれる事故を確実に防止することができる。
【0015】
保持部材1が装置の内方へ振れるのを防止する手段は、前述した段差面12以外に、本体部Sのフレーム10適所に凸起を形成し、保持部材1の取付端部側面6bをこの凸起に当接させる構造(図示省略)も可能である。また、これらの振れ防止構造は、本体部Sのみならず、読取部R側へ設けてもよく、あるいは双方に設けてもよい。
【0016】
本発明は、読取部が本体部に対して開閉可能に構成された画像形成装置であれば実施可能であり、コピー機のほか、ファクシミリ装置やスキャナー装置なども適用対象となる。さらに本発明の具体的な構成は、実施の態様に応じ適宜変更することを妨げない。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、読取部が本体部に対し開閉可能に枢支された構造の画像形成装置において、読取部と本体部とを接続するケーブルを導く屈伸可能な保持部材が、決して装置の内方へ振れないように構成したので、読取部を閉め下ろしたときに保持部材が本体部との間に噛み込まれるという事故を無くすことができる。また、保持部材を装置の斜め外方へ案内するように取り付けることにより、上記効果が一層確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される画像形成装置の一例を示す側面図であって、図(A)は読取部を開いた状態、図(B)は読取部を閉めた状態の図面である。
【図2】 本発明に係る保持部材の一実施形態を示すものであって、保持部材全体の斜視図である。
【図3】 本発明に係る保持部材の一実施形態を示すものであって、保持部材の取付要領を説明する要部の斜視図である。
【図4】 本発明に係る保持部材の他の実施形態を一部省略して示す平面図である。
【図5】 本発明が適用される画像形成装置の一例を示すものであって、読取部の機構を概略的に示す側面図である。
【符号の説明】
P…画像形成装置 R…読取部 S…本体部 K…ケーブル H…ヒンジ
1…保持部材 2…上半部 3…屈曲接合部 4…下半部 6…取付端部 6b…取付端部の側面 7…ビス 10…フレーム 11…取付部位 12…段差面

Claims (2)

  1. 読取部が本体部に対し開閉可能に枢支されて成る画像形成装置において、前記読取部を開き上げ状態に支持する手段とは別に、読取部と本体部との間にケーブル等を導くための屈伸可能な保持部材が設けられ、前記保持部材は前記読取部及び本体部へそれぞれ1本のビスで取り付けられ、前記読取部及び/又は本体部における前記保持部材の取付部位に前記保持部材の取付端部の側面に当接する段差面が形成され、当該段差面により前記保持部材が装置の内外方向に変位するのを防止することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記段差面は、前記保持部材を取付部位から装置の斜め外方へ案内するように形成されている請求項1に記載の画像形成装置。
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