JP2003051683A - 電気ケーブル取り付け装置及び該装置を備えた画像読取装置と画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気ケーブルと基板との組み立てを容易にし
て、しかも、ケーブルクランプを必要としないで低コス
トにする。 【解決手段】 電気ケーブル取り付け装置３１は、本体
ユニットに一端をヒンジユニットによって開閉可能に連
結した原稿自動供給ユニットと本体ユニットとを電気的
に連結するために、本体ユニットからの電気ケーブル７
を原稿自動供給ユニットに接続するようになっており、
電気ケーブルを原稿自動供給ユニットに設けられた基板
８上のコネクタ８ａに接続し、電気ケーブルを基板に束
線バンド９によって固定してある。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、装置本体に一端を
連結機構によって開閉可能に連結された開閉体と装置本
体とを電気的に接続して上記一端の側に配線された電気
ケーブルを開閉体に取り付ける電気ケーブル取り付け装
置と、電気ケーブル取り付け装置によって電気ケーブル
が取り付けられて画像を読み取る画像読取装置と、この
画像読取装置によって読み取られた画像情報に基づいて
シートに画像を形成する画像形成装置とに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、シートに画像を形成する画像形成
装置には、複写機、ファクシミリ、プリンタ、及びこれ
らの複合機等がある。

【０００３】画像形成装置の内、例えば、複写機（ファ
クシミリと兼用の複写機も含む）は、シート状のシート
原稿、ブック状のブック原稿の画像を読み取る画像読取
装置を上部に備えている。

【０００４】画像読取装置は、画像読取部を備えてい
る。画像読取部は、画像読取装置の装置本体の上面に設
けられた原稿台上にユーザがセットした原稿を光学系に
よって読み取るようになっている。

【０００５】また、画像読取装置には、例えば、特開平
９−２７０８９５号公報に開示された画像読取装置のよ
うに、複数枚のシート原稿を連続して読み取ることがで
きるように原稿自動供給部を備えているものもある。

【０００６】図６に示す複写機５０は、原稿自動供給部
５２を有する画像読取装置５７を上部に備えている。画
像読取装置５７の画像読取部（図示省略）は、原稿台を
有して複写機５０の装置本体５１の上部内に組み込んで
ある。

【０００７】原稿自動供給部５２は、複数枚のシート原
稿を、装置本体５１の上面に設けられた原稿台に自動的
に順次供給するようになっている。また、この原稿自動
供給部５２の背面側部分（図６の紙面手前側部分）は、
１対の連結機構５３，５３によって装置本体５１の背面
側部分に連結してある。つまり、原稿自動供給部５２
は、ユーザによって上下方向に回転させられて、原稿台
を開閉するようになっている。

【０００８】また、各連結機構５３，５３は、装置本体
５１の背面側部分に形成した縦孔５８を案内にして上下
方向にスライドできるようになっている。したがって、
ユーザが、複数枚の原稿が綴じられたブック状の原稿を
原稿台上にセットしたとき、原稿自動供給部５２が１対
の連結機構５３，５３と一体に上方にスライドして、ブ
ック状の原稿を覆うことができるようになっている。

【０００９】そして、この種の複写機の背面側には、装
置本体５１と原稿自動供給部５２との間で、制御信号を
送受する信号コードや電力を供給する電源コードからな
るケーブル５４を設けてある。ケーブル５４の一端部
は、装置本体５１の内部のコントロール基板に接続して
ある。このケーブル５４の他端部は、装置本体５１の背
面側の側板に形成した貫通孔５９を通って装置本体５１
の外部に引き出されて、図７に示すように、適当なたる
み部分を備えた状態で、原稿自動供給部５２の背面側か
ら原稿自動供給部５２の内部に挿入してある。そして、
このケーブル５４の他端部は、原稿自動供給部５２内の
中継基板５５にコネクタ７０によって接続してある。

【００１０】ケーブル５４は、原稿自動供給部５２に固
定用のねじ６１によって止めたケーブルクランプ５６に
よって原稿自動供給部５２に直接固定保持してある。ま
た、ケーブルクランプ５６よりも原稿自動供給部５２の
内側部分は、束線バンド５７によって締め付けてある。
このケーブルクランプ５６と束線バンド５７によって、
ケーブル５４を外部から引っ張ってもケーブル５４が抜
けたり、中継基板５５に外力が伝わったりしないように
なっている。

【００１１】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像読
取装置は、ケーブル５４と中継基板５５を原稿自動供給
部５２に取り付けた後、ケーブルクランプ５６を原稿自
動供給部５２にねじ６１で取り付けるという手順を必要
とし、作業性が悪かった。

【００１２】また、ケーブルクランプ５６と、その固定
用のねじ６１とのコストも必要であった。

【００１３】本発明は、電気ケーブルと基板との組み立
てを容易にして、しかも、ケーブルクランプを必要とし
ない低コストの電気ケーブル取り付け装置と、この電気
ケーブル取り付け装置を備えた画像読取装置および画像
形成装置を提供することを目的としている。

【００１４】

【課題を解決するための手段】本発明の電気ケーブル取
り付け装置は、装置本体に一端を連結機構によって開閉
可能に連結した開閉体と前記装置本体とを電気的に連結
するために、装置本体からの電気ケーブルを前記開閉体
に接続するようになっており、前記電気ケーブルを前記
開閉体に設けられた基板上のコネクタに接続し、前記電
気ケーブルを前記基板に固定手段によって固定してあ
る。

【００１５】本発明の電気ケーブル取り付け装置は、前
記電気ケーブルが前記電気ケーブルの引き出し方向に牽
引されたとき、前記基板を受け止める受け止め部を前記
開閉体に備えている。

【００１６】本発明の電気ケーブル取り付け装置の前記
電気ケーブルは、前記コネクタと前記固定手段との間に
弛み部を有して前記基板に固定されている。

【００１７】上記目的を達成するため、本発明の画像読
取装置は、原稿の画像を読み取る画像読取手段と、前記
画像読取手段に一端を連結機構によって開閉可能に連結
されて閉じた状態で原稿を供給する原稿供給手段と、前
記画像読取手段と前記原稿供給手段とを電気的に接続す
る電気ケーブルと、を備え、前記電気ケーブルの一端を
上記いずれか１つの電気ケーブル取り付け装置によって
前記原稿供給手段に取り付けられて、前記装置本体が前
記画像読取手段であり、前記開閉体が前記原稿供給手段
である。

【００１８】本発明の画像読取装置の前記画像読取手段
は、前記原稿供給手段を前記画像読取手段から離間可能
に前記連結機構の移動を許容する案内部を備えている。

【００１９】上記目的を達成するため、本発明の画像形
成装置は、上記いずれか一方の画像読取装置と、前記画
像読取装置によって読み取られた画像情報に基づいてシ
ートに画像を形成する画像形成手段と、を備えている。

【００２０】本発明の画像形成装置は、原稿の画像を読
み取る画像読取手段及び前記画像読取手段に一端を連結
機構によって開閉可能に連結されて閉じた状態で原稿を
供給する原稿供給手段を有する画像読取装置と、前記画
像読取手段に設けられて前記画像読取装置によって読み
取られた画像情報に基づいてシートに画像を形成する画
像形成手段と、前記画像形成手段と前記原稿供給手段と
を電気的に接続する電気ケーブルと、を備え、前記電気
ケーブルの一端を上記いずれか１つの電気ケーブル取り
付け装置によって前記原稿供給手段に取り付けられて、
前記装置本体が前記画像読取手段及び前記画像形成手段
であり、前記開閉体が前記原稿供給手段である。

【００２１】本発明の画像形成装置の前記画像読取手段
は、前記原稿供給手段を前記画像読取手段から離間可能
に前記連結機構の移動を許容する案内部を備えている。

【００２２】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の電気ケ
ーブル取り付け装置を図に基づいて説明する。この電気
ケーブル取り付け装置は、画像形成装置である複写機の
電気ケーブルに適応させているが、複写機のみに限定さ
れるものではない。プリンタ、ファクシミリ、及びこれ
らの複合機等にも適応されるようになっている。

【００２３】図１は画像形成装置である複写機の正面図
である。図２は複写機を背面上方から見た斜視図であ
る。図３は原稿自動供給ユニット１の背面カバー１ａを
取り外した画像読取装置の背面上方斜視図である。図４
は原稿自動供給ユニット１の背面カバー１ａを取り外し
た状態の画像読取装置の平面図である。

【００２４】（複写機）複写機１００は、本体ユニット
３の上部に画像読取装置２０を複写機の機構の一部とし
て有している。画像読取装置２０は、本体ユニット３の
上部に設けた読取ユニット（画像読取手段）２と、この
読取ユニット２の上部に開閉自在に設けた原稿自動供給
ユニット（開閉体、原稿供給手段）１とを備えている。
本体ユニット３の内には、シートを束状にして保管する
シートトレイ、シートに画像を形成する画像形成部等を
設けてある。

【００２５】（画像読取装置）画像読取装置２０は、原
稿自動供給ユニット１と、読取ユニット２とを備えてい
る。原稿自動供給ユニット１は、ユーザが原稿トレイ５
に載置したシート原稿束を読取ユニット２に連続して１
枚ずつ自動的に供給するようになっている。また、原稿
自動供給ユニット１は、ユーザが読取ユニット２の不図
示のプラテンガラスに、シート原稿を１枚ずつ置いた
り、ブック状のブック原稿を読取ユニット２に置いたり
したとき、原稿を読取ユニット２に押し付けて、読取ユ
ニット２が原稿を確実に読み取れるようにする圧板ユニ
ットの役目もしている。

【００２６】読取ユニット２は、不図示のプラテンガラ
ス、不図示の密着型イメージセンサ等を有している。本
体ユニット３の前部には、複写機全体を操作するのに必
要なキーや表示板を備えた操作パネル４を設けてある。
原稿自動供給ユニット１と読取ユニット２は、後端側
（一端側）を１対のヒンジユニット（連結機構）６，６
によって、開閉自在に連結してある。

【００２７】本体ユニット３内の不図示の制御基板と原
稿自動供給ユニット１内の中継基板（基板）８は、電気
ケーブル７によって電気的に接続してある。電気ケーブ
ル７は、制御信号を送受する信号コードや、図３に示す
読取モータ１１等に電力を供給する電源コードで形成し
てある。

【００２８】ヒンジユニット６は、プラテンガラス上に
本のような厚みの厚い原稿を置いたとき、原稿の厚みの
分だけ、プラテンガラスから原稿自動供給ユニット１が
離れることができるように、本体ユニット３に形成した
縦孔（案内部）２３内を上下方向にスライドすることが
できるようになっている。このため、電気ケーブル７に
は、原稿自動供給ユニット１と読取ユニット２との相対
位置関係に変化が生じても、その変化に対応できるだけ
の、適当なたるみを持たせてある。

【００２９】（第１実施形態の電気ケーブル取り付け装
置）図３、図４に示すように、電気ケーブル取り付け装
置３１の中継基板８には、電気ケーブル７をコネクタ８
ａによって接続してある。中継基板８上のコネクタ８ａ
には、不図示の接続ケーブルによって読取モータ１１、
不図示の原稿検知センサ、不図示の原稿端検知センサを
接続してある。

【００３０】電気ケーブル７は、中継基板８の孔８ｂを
通した束線バンド（固定手段）９により、中継基板８と
互いに強固に結合されている。また、電気ケーブル７の
束線バンド９による結合部と先端のコネクタ８ａ部との
間には、適当なたるみ７ａを持たせてあるので、電気ケ
ーブル７に外力が加わるようなことがあっても、コネク
タ８ａが破損することがないようになっている。

【００３１】電気ケーブル７と一体的に結合された中継
基板８は、原稿自動供給ユニット１のフレーム１５に一
体的に形成した突き当て板（受け止め部）１ｂの切り欠
き部１ｃに電気ケーブル７を通して、中継基板８の一辺
を突き当て板１ｂに当てた状態でねじ１０により原稿自
動供給ユニット１のフレーム１５に固定してある。

【００３２】このため、電気ケーブル７に装置外側方向
（ケーブルの引き出し方向）へ引っ張られる外力が加わ
っても、中継基板８が突き当て板１ｂに受け止められ
て、原稿自動供給ユニット１への中継基板８の充分な取
り付け強度を得ることができる。

【００３３】（第２実施形態の電気ケーブル取り付け装
置）以上の第１実施形態の電気ケーブル取り付け装置３
１は、中継基板８をねじ１０によって原稿自動供給ユニ
ット１のフレーム１５に固定しているが、ねじ１０によ
るフレーム１５への中継基板８の取り付けに限定される
ものではない。

【００３４】すなわち、図５に示す、第２実施形態の電
気ケーブル取り付け装置３２のように、中継基板８は、
フレーム１５上に突設した係止爪１２と１対のフック１
４，１４とでフレーム１５に固定してもよい。

【００３５】中継基板８の組み込みは、フレーム１５が
樹脂製であるため、係止爪１２と１対のフック１４，１
４も樹脂製であり、フレーム１５、係止爪１２、１対の
フック１４，１４、及び中継基板８の弾性変形を利用し
て、行われる。

【００３６】第２実施形態の電気ケーブル取り付け装置
３２は、第１実施形態の電気ケーブル取り付け装置３１
のねじ１０が不要になり第１実施形態の電気ケーブル取
り付け装置３１よりもさらにコストを下げることができ
る。第２実施形態の電気ケーブル取り付け装置３２の場
合、中継基板８の突き当て板１ｂと反対側に第２の突き
当て板１３をフレーム１５に設けることにより、ねじを
使わなくても中継基板８のがたつきを少なくすることが
できる。

【００３７】以上説明したように、第１、第２実施形態
の電気ケーブル取り付け装置３１，３２は、電気ケーブ
ル７と中継基板８とを束線バンド９で一体的に結合する
ことにより原稿自動供給ユニット１への取付けが容易に
なり組立性が向上する。

【００３８】また、電気ケーブル７と中継基板８とを個
別に原稿自動供給ユニット１に固定しないため、ケーブ
ルクランプが不要になり、ねじを減らすことができるの
でコストを下げることができる。

【００３９】さらに、電気ケーブル７を通す切り欠き１
ｃを有する突き当て板１ｂに当たる位置に中継基板８を
固定することにより、電気ケーブル７に加わる外力に対
して十分な強度を得ることができる。

【００４０】電気ケーブル７と中継基板８との結合部と
コネクタ８ａ部との間に、適当なたるみ７ａを持たせる
ことによって、電気ケーブル７に外力が加わってもコネ
クタ８ａの破損を防ぐことができる。

【００４１】また、コストが低く、かつケーブルに外力
が加わってもケーブルが外れない第１、第２実施形態の
いずれか一方の電気ケーブル取り付け装置を備えた画像
読取装置および画像形成装置は、コストを下げることが
できるとともに、電気ケーブルが外れることによる故障
が少なくなり、長い期間、安定した状態で読み込み動
作、画像形成動作をすることができる。

【００４２】なお、以上の実施形態における電気ケーブ
ル７は、読取ユニット２を有する本体ユニット３（両ユ
ニットは装置本体に相当する）内の不図示の制御基板と
原稿自動供給ユニット１内の中継基板（基板）８とを電
気的に接続しているが、読取ユニット（装置本体）２内
の不図示の制御基板と原稿自動供給ユニット１内の中継
基板８とを電気的に接続するようにしていてもよい。い
ずれの場合においても本発明の電気ケーブル取り付け装
置を適用することができる。なお、読取ユニット２と本
体ユニット３は一体化されていてもよいし、あるいは共
通のフレームに設けられていてもよい。

【００４３】

【発明の効果】本発明の電気ケーブル取り付け装置は、
固定手段によって電気ケーブルを基板と一体化してか
ら、開閉体に基板を組み込むため、開閉体への基板の組
み立てが容易になる。

【００４４】しかも、従来、電気ケーブルを開閉体に取
り付けていたケーブルクランプを必要としなくなり、電
気ケーブル取り付け装置のコストを下げることができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態の電気ケーブル取り付け装置
を備えた画像形成装置である複写機の正面図である。

【図２】図１の複写機を背面上方から見た斜視図であ
る。

【図３】図１の複写機において、原稿自動供給ユニット
の背面カバーを外した複写機の背面上方斜視図であり、
第１実施形態の電気ケーブル取り付け装置の斜視図であ
る。

【図４】図１の複写機において、原稿自動供給ユニット
の背面カバーを外した複写機の平面図であり、第１実施
形態の電気ケーブル取り付け装置の平面図である。

【図５】図１の複写機において、原稿自動供給ユニット
の背面カバーを外した複写機の平面図であり、第２実施
形態の電気ケーブル取り付け装置の平面図である。

【図６】従来の電気ケーブル取り付け装置を備えた画像
形成装置である複写機の背面図である。

【図７】図６の複写機の原稿自動供給ユニットの背面カ
バーを外した複写機の平面図であり、従来の電気ケーブ
ル取り付け装置の平面図である。

【符号の説明】

１ 原稿自動供給ユニット（開閉体、原稿供給手
段） １ａ 背面カバー １ｂ 突き当て板（受け止め部） １ｃ 切り欠き ２ 読取ユニット（装置本体、画像読取手段） ３ 本体ユニット（装置本体、画像形成手段） ６ ヒンジユニット（連結機構） ７ 電気ケーブル ７ａ 電気ケーブルの弛み部 ８ 中継基板（基板） ８ａ コネクタ ９ 束線バンド（固定手段） １２ 係止爪 １３ 第２の突き当て板 １４ フック １５ 原稿自動供給ユニットのフレーム ２０ 画像読取装置 ２３ 縦孔（案内部） ３１ 電気ケーブル取り付け装置 ３２ 電気ケーブル取り付け装置 １００ 複写機（画像形成装置）

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 昌克 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 石田 靖 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 杉山 茂行 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 琢磨 東京都大田区下丸子３丁目30番２号 キヤ ノン株式会社内 Ｆターム(参考） 2H071 BA20 DA18 DA34 EA08 4E352 AA02 AA03 AA16 BB02 BB04 CC40 DD04 DR19 GG12 GG15 GG27 5C072 AA01 BA02 DA25 EA07 LA08 XA01 5E021 FB07 FB14 FC01 FC32 GA04 GB06

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 装置本体に一端を連結機構によって開閉
   可能に連結した開閉体と前記装置本体とを電気的に連結
   するために、装置本体からの電気ケーブルを前記開閉体
   に接続する電気ケーブル取り付け装置において、 前記電気ケーブルを前記開閉体に設けられた基板上のコ
   ネクタに接続し、前記電気ケーブルを前記基板に固定手
   段によって固定したことを特徴とする電気ケーブル取り
   付け装置。
2. 【請求項２】 前記電気ケーブルが前記電気ケーブルの
   引き出し方向に牽引されたとき、前記基板を受け止める
   受け止め部を前記開閉体に備えたことを特徴とする請求
   項１に記載の電気ケーブル取り付け装置。
3. 【請求項３】 前記電気ケーブルは、前記コネクタと前
   記固定手段との間に弛み部を有して前記基板に固定され
   ていることを特徴とする請求項１又は２に記載の電気ケ
   ーブル取り付け装置。
4. 【請求項４】 原稿の画像を読み取る画像読取手段と、 前記画像読取手段に一端を連結機構によって開閉可能に
   連結されて閉じた状態で原稿を供給する原稿供給手段
   と、 前記画像読取手段と前記原稿供給手段とを電気的に接続
   する電気ケーブルと、を備え、 前記電気ケーブルの一端を請求項１乃至３の内、いずれ
   か１項に記載の電気ケーブル取り付け装置によって前記
   原稿供給手段に取り付けられて、前記装置本体が前記画
   像読取手段であり、前記開閉体が前記原稿供給手段であ
   ることを特徴とする画像読取装置。
5. 【請求項５】 前記画像読取手段は、前記原稿供給手段
   を前記画像読取手段から離間可能に前記連結機構の移動
   を許容する案内部を備えていることを特徴とする請求項
   ４に記載の画像読取装置。
6. 【請求項６】 請求項４又は５に記載の画像読取装置
   と、 前記画像読取装置によって読み取られた画像情報に基づ
   いてシートに画像を形成する画像形成手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
7. 【請求項７】 原稿の画像を読み取る画像読取手段及び
   前記画像読取手段に一端を連結機構によって開閉可能に
   連結されて閉じた状態で原稿を供給する原稿供給手段を
   有する画像読取装置と、 前記画像読取手段に設けられて前記画像読取装置によっ
   て読み取られた画像情報に基づいてシートに画像を形成
   する画像形成手段と、 前記画像形成手段と前記原稿供給手段とを電気的に接続
   する電気ケーブルと、を備え、 前記電気ケーブルの一端を請求項１乃至３の内、いずれ
   か１項に記載の電気ケーブル取り付け装置によって前記
   原稿供給手段に取り付けられて、前記装置本体が前記画
   像読取手段及び前記画像形成手段であり、前記開閉体が
   前記原稿供給手段であることを特徴とする画像形成装
   置。
8. 【請求項８】 前記画像読取手段は、前記原稿供給手段
   を前記画像読取手段から離間可能に前記連結機構の移動
   を許容する案内部を備えていることを特徴とする請求項
   ７に記載の画像形成装置。