JP3761224B2 - 浴槽湯の清浄化装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は風呂装置に係り、特に浴槽内の湯を強制的に循環させつつ濾過、殺菌等の清浄化処理すると同時に入浴温度に保温し、浴槽湯を絶えず清浄かつ適温に保ち24時間何時でも好みの時に入浴できるようにしたいわゆる24時間風呂装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、浴槽内の湯を絶えず清浄かつ適温に保ち、24時間いつでも快適に入浴でき、しかも水の節約にもなる、浴槽湯の清浄化装置の利用が盛んになつてきた。
【0003】
このような浴槽湯の清浄化装置の1例は図5に示す通りであり、1が浴槽、2が湯、3が浴槽1内の湯2を汲み上げるための吸湯管、4が吸湯管3で汲み上げられた湯を清浄化処理するための機器類をまとめて配備した装置本体、9が装置本体4で処理された湯を浴槽1内に再び噴出させるための噴湯管である。
【0004】
装置本体4には、浴槽湯中の汚れを取り除くため、活性炭、活性石、多孔質セラミツクボール等の各種の粒状濾材や繊維状フイルタが単独或いは複合して装填された濾過タンク5、湯を強制循環するための循環ポンプ6、湯を適温に保つためのヒータ7、湯を紫外線殺菌するための紫外線ランプ8等の清浄化処理機器が直列に連結して配備され、濾過タンク5に吸湯管3が、ヒータ7に噴湯管9が接続して清浄化管路が形成される。
【0005】
10は大きな汚れを装置本体4に汲み上げる前に予め取り除くため吸湯管3の先端に取り付けたプレフイルタであり、11は清浄化処理の終わった湯を流速の早いジエツト流として浴槽1内に噴出する吸気管12がエジエクタ部に接続するジエツトノズルである。
【0006】
ジエツトノズル11のエジエクタ部に接続する吸気管12の先端には管路を開閉するための電磁弁等の吸気弁13が設けられ、吸気弁13を開くとジエツトノズル11の吸気力で吸気管12から空気が吸い込まれ、この空気がエジエクタ部で湯に混入されジエツトノズル11から湯と共に空気が浴槽1内に噴出して泡風呂となる。
【0007】
またこの装置では、濾過タンク5の濾材を汚れを落とすため、タンク内に湯を逆流させて排湯管17から排出させるいわゆる逆洗をしたり、ジエツト流を強くするため、湯を抵抗の少ないバイパス管16を流すように管路を切り換えられるよう、吸湯管3及び噴湯管10に各々切換弁14及び15が配備されている。
【0008】
18は管路内の湯が水張りの際に抜けてしまったり、循環ポンプ6の作動を停止した際に浴槽1に湯が逆流するのを防止するために吸湯管3に設けた逆止弁であり、19は循環ポンプ6の吸込側と吐出側との圧力差に基づいて管路内の水不足を検知し循環ポンプ6の空運転やヒータ7の空焚きを防ぐ差圧センサであり、20はヒータ7への電源を制御し湯の温度を適温に保つため絶えず湯の温度を検知し制御装置に送る湯温センサである。
【0009】
以上のように構成される装置では、利用者が図6に示すようなキー入力装置及び表示装置として機能する操作パネルを利用して必要に応じて様々な運転条件を設定し、また設定された条件を表示できるようになっており、運転/停止キー21により運転が設定され、浴槽1内の湯2は、プレフイルタ10で大きな汚れを取り除いた後紫外線ランプ8で紫外線殺菌し、濾過タンク5で濾過をし、ヒータ7で加熱した後噴湯管9の先端のジエツトノズル11から噴出する。
【0010】
また湯中に空気を混入したジエツト流を浴槽内に噴出させいわゆる泡風呂を入浴者が楽しめるようにするためジエツトキー22によりジエツトモードが設定できるようになっている。
【0011】
23は入浴キーであり、入浴者が最初にこの入浴キー23を操作するとその後の所定時間が入浴時間帯として設定され、例えばオゾン殺菌している場合にはこの入浴時間帯に限ってオゾン殺菌を停止して入浴者を有害なオゾンから守るような制御をしたり、或いは本発明における殺菌時間帯の設定のように入浴時間帯に基づいて各種の制御ができるようにする。
【0012】
なおジエツトキー22により強を設定すると、切換弁14及び15が切り換わって吸湯管3から汲み上げた浴槽1内の湯2はバイパス管16を介して噴湯管9に直接流れて湯の循環路の抵抗を減らし、ジエツトノズル11からは強いジエツト流が噴出するようになっている。
【0013】
さらに清浄化処理を続け濾過タンク5の濾材を洗浄したい場合には、図示されないが逆洗キーによる逆洗の設定により切換弁14及び15を切り換え、吸湯管3から汲み上げた浴槽1内の湯2をバイパス管16を介して濾過タンク5内を逆流させ、排湯管17から排出するように流しいわゆる逆洗をする逆洗モードも設けられている。
【0014】
さらに図6に示す操作パネルには、表示切替キー24及び設定変更キー25が配備されていて、表示切替キー24の操作で表示パネル26への表示が湯温又は時刻に変わり、さらに設定変更キー25の操作により湯温又は時刻の設定が変えられ、以上のキー操作による運転条件の設定状態は複数の表示ランプ27により表示される。
【0015】
したがって表示切替キー24を操作して表示パネル26を時間表示に切り替え、さらに設定変更キー25を操作して時間設定すると前記したように入浴キー23を操作しなくても1日の入浴時間帯を自動設定できる。
【0016】
表示切替キー24及び表示パネル26を利用して入浴時間帯を自動的に設定すると、前記したように入浴キー23を操作し手動設定した場合の制御の他に、湯温を入浴時間帯に限って入浴温度に保ち、非入浴時間帯は低温に保ち加熱費の節約を図るような制御もでき好都合である。
【0017】
またこの例に示すように、浴槽湯の殺菌を従来のオゾンナイザによるオゾン殺菌から紫外線ランプ8による紫外線殺菌に変えると、入浴時に殺菌を行っていても湯中から有害なオゾンが発生しないので安心して清浄な湯での入浴が楽しめるようになる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、浴槽湯の殺菌を紫外線ランプ8により紫外線殺菌とした場合、紫外線ランプ8は高価であり、しかも照射時間が経過するにつれて照度が落ちてしまい、照度が落ちれば当然のことながら殺菌力も落ちてしまうので、約1年間装置を使用し照射時間が1万時間程度となると寿命が来て交換しなければならくなる。
【0019】
そこで紫外線殺菌の場合には、紫外線ランプ9の寿命を少しでも延ばそうと、紫外線ランプ8に対する電源の印加をON−OFF制御し1日中紫外線殺菌しないようにすることが考えられている。
【0020】
この制御の方法には、1日の内の入浴が予測される所定の時刻の間だけを殺菌時間帯と定め、この殺菌時間帯だけ紫外線ランプ8に対し電源を印加して殺菌する方法と、紫外線ランプ8に対する電源の印加と停止とを短時間で繰り返す方法とがある。
【0021】
一定の時刻の間を殺菌時間帯と定めて制御すると、紫外線ランプ8には1日に数時間程度だけ電源が印加されるのでかなり寿命が延びるが、湯の清浄化が十分でなくなり、せっかく清浄化装置を取り付けても湯を頻繁に取り換えなければならなくなってしまう。
【0022】
すなわち、生活様式は毎日同じではないので必ずしも入浴時間帯と殺菌時間帯とが一致しない場合があり、この場合には入浴により汚れた湯が殺菌されずさらに菌が増殖される状態で長い時間放置されてしまい、また入浴時間帯と殺菌時間帯とが一致した場合でも、一旦殺菌された湯でも長い時間にわたって全く殺菌されないと再び菌が多量に繁殖してしまうので、いずれにしろ次の殺菌時間帯までの間に湯はかなり汚れた状態になってしまう。
【0023】
また紫外線ランプに対する電源の印加と停止を短時間に繰り返すように制御すると、殺菌効果を殆ど落とさないで1日に紫外線ランプに電源を印加する時間を半分程度に減らせるが、紫外線ランプ8はON−OFFが頻繁に繰り返される影響からかえって寿命が短くなってしまう。
【0024】
本発明は、前記したような従来技術の欠点を解消して、紫外線ランプ8の寿命を従来より大幅に延ばし、さらに湯を清浄に保てる浴槽湯の清浄化装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、浴槽内の湯を循環ポンプにより汲み上げ、濾過装置、殺菌装置、加熱装置等の各種の清浄化、保温手段が配備された清浄化管路を循環させて清浄化、保温の処理をした後浴槽に再び戻す浴槽湯の清浄化装置において、前記殺菌装置は、紫外線殺菌装置と、イオン風殺菌装置とが配備され、入力装置に1日の内の任意の時間帯を入浴時間帯として設定する入浴時間の設定手段が配備され、入力装置により設定された入浴時間帯においては、紫外線殺菌装置による紫外線殺菌が、非入浴時間帯においてはイオン風殺菌装置によるイオン風殺菌が実施されるよう制御するよう構成し、入浴者への健康被害が懸念されるオゾン等の有害ガスが発生する殺菌を採用せずに、湯の汚れがひどくなる入浴時間帯は殺菌力の強い紫外線殺菌を実施し、非入浴時間帯はイオン風殺菌を実施し、1日中殺菌を実施でき、しかも、紫外線殺菌装置の作動時間を短くできるようにして前記課題を解決した。
【0026】
【発明の実施の形態】
次に本発明の構成の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0027】
図1に本発明の実施例の配管図が示されており、この実施例の配管図においては従来例と同一の構成要素には同一の符号が付してあるのでこれらにより構成される同一の部分の説明は省略する。
【0028】
28はイオン風発生装置であり、本実施例では泡風呂を形成するためにジエツトノズル11に流速を速めて負圧を形成し圧力差に基づいて空気を吸い込むエジエクタ部が設けられ、このエジエクタ部にに吸気管12が接続しているので、イオン風発生装置28はこの泡風呂形成のための吸気管12の途中に配備した。
【0029】
したがって、操作パネルのジエツトキー22を操作してジエツトモードを設定すると、吸気管12に配備された吸気弁13を開いてジエツトノズル11から空気が混入した湯が浴槽1中にジエツト流として噴出して従来通りの泡風呂となり、吸気弁13を開くと同時にイオン風発生装置28を作動させると浴槽1中にはジエツトノズル11からはイオン風が混入した湯が浴槽1中にジエツト流として噴出する。
【0030】
泡風呂を楽しむ際に湯中に空気に代わってイオン風が混入されると、浴槽湯中の菌の繁殖が抑制される清浄化作用が生じるだけでなく、一般にイライラ感などを解消する鎮静作用があると言われるイオン風が浴槽から放散されるので、泡風呂が一層快適になる作用も生じる。
【0031】
イオン風発生装置28の基本的構成は図2に示す通りであり、昇圧トランスで変圧した後整流回路で整流して形成した直流数KVの高電圧が印加される針状陰電極と板状陽電極とが対向して配備され、装置内に導入された空気をこの高電圧が印加された電極間を通過せ針状陰電極の周辺の陰イオン生成部で生成した酸素の陰イオンを含ませイオン風として排出する装置である。
【0032】
前記したように空気を針状陰電極の高圧放電によりイオン風にする場合、高圧放電の際に酸素の陰イオンだけでなく陽イオン及びオゾンも生成するので、イオン風の中にはどうしても陽イオンとオゾンも少量ではあるが含まれてしまう。
【0033】
このため本実施例に示すイオン風発生装置28では、高圧放電電極の後に網状陰電極並びに活性炭、金属触媒等のオゾン分解剤を充填したオゾン分解フイルタを配備し、イオン風中の陽イオン及びオゾンを取り除いて酸素の陰イオンだけが含まれたイオン風が生成するようにしている。
【0034】
次に制御装置による、手動或いは自動的に設定される入浴時間帯に基づいて定められた殺菌時間帯に限り紫外線ランプに電源を印加して紫外線殺菌を行い、紫外線ランプ8への電源の印加が停止された非殺菌間帯はイオン風発生装置28を作動し湯中にイオン風を混入し菌の繁殖を防ぐようにして湯を清浄に保つようにする制御について、図3及び図4に基づいて説明する。
【0035】
図3は制御装置により装置を全体的に制御する構成を示す制御ブロツク図であり、29が各種の運転条件を設定するため前記した操作パネルに配備されたキー入力装置であり、このキー入力装置には運転を設定する運転/停止キー21や泡風呂を設定したり解除するジエツトキー22の他に、入浴時間帯を手動或いは自動で設定するための入浴キー23、表示切替キー24、及び設定変更キー25が配備されている。
【0036】
すなわち入浴キー23は、その日の入浴時間帯を手動により設定するためのキーであり、入浴キー23が初めて操作されると、その後5時間といった所定の時間の入浴時間帯が設定される。
【0037】
また表示切替キー24及び設定変更キー25は、入浴時間帯を自動設定するために利用されるキーであり、利用者が表示パネル26に時刻を表示しつつ入浴時間帯を例えば18時から23時といったように生活時間帯に合わせて一旦設定すると設定を変更しない限り毎日同じ時間帯が入浴時間帯として自動的に設定される。
【0038】
このように入浴キー23の操作或いは表示切替キー24及び設定変更キー25をを操作して入浴時間帯が設定されると、この入浴時間帯で汚れた湯を殺菌により直ちに奇麗にするために、設定された入浴時間帯に基づいて紫外線ランプ8に電源を印加して紫外線殺菌をする殺菌時間帯が入浴時間帯経過後さらに所定の時間を加えた時間として自動的に設定される。
【0039】
すなわち例えば入浴キー23が操作されたり、或いは表示切替キー24及び設定変更キー25の操作により18時から23時が入浴時間帯として設定された場合には、本発明ではこの入浴時間帯経過後さらに1時間を加えた18時から24時の時間帯が殺菌時間帯として自動的に設定される。
【0040】
また装置は、湯温センサ20により湯温が検知されたり、差圧センサ19により水不足が検知されたりして制御されることは前記した通りである。
【0041】
30は装置を時間的に制御するために利用されるタイマであり、前記したように入浴キー23の操作或いは表示切替キー24及び設定変更キー25を利用しての入浴時間帯の設定、及び設定された入浴時間帯に基づいての殺菌時間帯の設定や時間の経過の計ったりする。
【0042】
31は装置を全体的に制御するための制御装置であり、この制御装置31は各種の演算処理をするCPU32、制御プログラムを記憶したプログラムROM33及び制御用データを一時的に記憶するRAM34等からなるマイクロコンピユータである。
【0043】
35は循環ポンプ6を駆動するための循環ポンプ駆動回路、36はヒータ7を駆動するためのヒータ駆動回路、37は前記した紫外線ランプ8に電源を供給し点灯する紫外線ランプ駆動回路である。
【0044】
38はイオン風発生装置28を駆動するためのイオン風発生装置駆動回路、39は吸気弁13を開閉するための吸気弁駆動回路であり、40は前記操作パネルにキー入力装置29と共に配備された表示パネル26や複数の表示ランプ27から成る表示装置41を駆動する表示装置駆動回路である。
【0045】
前記制御装置31は、プログラムROM33に記憶された図4のフローチヤートに示すようなプログラムにしたがって紫外線殺菌及びオゾン風発生装置の作動をし、設定された殺菌時間帯に限って紫外線殺菌し、非殺菌時間帯はオゾン風発生装置を作動させてイオン風を混入して菌の繁殖を防ぐよう制御する。
【0046】
第1ステツプS1で運転/停止キー21の操作により運転が設定されたか否かを判別し、運転が設定された場合には第2ステツプS2で吸気管12に配備された吸気弁13を開くと同時に第3ステツプS3イオン風発生装置28を作動させる。
【0047】
これにより吸気管12から吸入された空気がイオン風発生装置28によりイオン風に変えられて湯に混入し、ジエツトノズル11からは濾過タンク5で濾過されヒータ7で適温に加熱されしかもイオン風が混入され菌が繁殖しない状態の湯が絶えず浴槽1に噴出される自動的に設定されたジエツト運転状態で浴槽湯の清浄化の処理が行われる。
【0048】
このようにして浴槽湯の清浄化の処理が行われている状態において、第4ステツプS4で殺菌時間帯が設定された否かを判別する。
【0049】
殺菌時間帯は、前記したように入浴により汚れた湯を直ちに奇麗にするために、入浴時間帯と、この入浴時間帯経過後さらに1時間程度を加えた時間として入浴時間帯に基づいて自動的に設定される。
【0050】
したがって第4ステツプS4での殺菌時間帯が設定されたか否かを別するために、入浴時間帯が設定されたか否かを判別する場合と同様に、入浴キー23が操作されたか否か、或いはタイマ30が表示切替キー24及び設定変更キー25を利用して予め定めた入浴時間帯の時刻に到達したと検知したか否かが判別される。
【0051】
前記したようにして、第4ステツプS4で殺菌時間帯が設定されたと判別されると、第5ステツプS5で紫外線ランプ駆動回路37を介して紫外線ランプ8に電源を印加して点灯し紫外線殺菌を開始し、同時に第6ステツプS6で殺菌時間の経過をタイマ30により計り始める。
【0052】
入浴時に浴槽湯中にイオン風を混入していると、浴室内に放散したイオン風の鎮静効果によって入浴者の気分がリラツクスできて好ましいので、殺菌時間帯になっても特にイオン風発生装置の作動を止める必要はないので、本発明の装置では24時間イオン風が混入したジエツト流が浴槽中に噴出するジエツト運転状態に自動的になっている。
【0053】
しかしながら入浴者によっては泡風呂を好まない場合もあるので、第7ステツプS7でジエツトキー22を操作してジエツトが停止されたか否かを判別し、ジエツトが停止されたと判別された場合には、第8ステツプS8で吸気弁13を閉じると同時に第9ステツプS9でイオン風発生装置28の作動を、ジエツトが再びジエツトキー22を操作して手動で設定されたり或いは所定の時間が経過して自動的に設定されるまで停止する。
【0054】
このようにして、ジエツトが停止されている場合にはイオン風の混入を止め、ジエツトが止められなかったり、或いは止められても再び設定されたならイオン風を混入した状態で、第10ステツプS10でタイマ30殺菌時間帯が経過した検知するまで紫外線殺菌を続ける。
【0055】
第10ステツプS10でタイマ30が殺菌時間帯が経過したのを検知したと判別したなら、第11ステツプS11で紫外線ランプ駆動回路37を介して紫外線ランプ8への電源の印加を止めて紫外線殺菌を停止し、その後は運転が設定された状態であるならば吸気弁13を開くと同時にイオン風発生装置28を作動させて湯中にイオン風を混入し続け、紫外線殺菌を停止していても浴槽湯中に菌が繁殖するのを防いだ状態とした清浄化の処理を続ける。
【0056】
なお前記した発明の実施の形態ではイオン風発生装置28を泡風呂を形成するためにジエツトノズル11に接続する吸気管12に配備しているので、前記したように泡風呂を停止した際にイオン風発生装置28の作動を停止しなければならなくなり、イオン風発生装置28の作動が停止しいる間はイオン風を湯中に混入できなくなる。
【0057】
ところが、イオン風発生装置28は管路の如何なる位置に設けたエジエクタ部に接続する吸気管に配備しても良いので、例えば濾過タンク5の上流にエジエクタ部を設け、このエジエクタ部に接続する吸気管にイオン風発生装置28を配備するようにすれば、泡風呂の形成とイオン風の発生とは全く無関係となり24時間中イオン風発生装置を作動させていられるようになり、しかも濾過タンク5に充填された濾材に菌が繁殖するのを一層良く防げるようになって好都合である。
【0058】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成され、1日の内の3分の1程度の入浴時間帯に基づいて定められる殺菌時間帯だけしか紫外線殺菌は行われないので、紫外線ランプの寿命は大幅に延びる。
【0059】
しかも殺菌時間帯が入浴時間帯にに基づいて設定されているので、入浴により汚された湯は直ちに紫外線殺菌により奇麗にされ、さらに殺菌時間帯以外の非殺菌時間帯では必ず湯中にイオン風が混入されて菌の繁殖が防げるようになっている。
【0060】
しかも湯中にイオン風が混入されていると菌の繁殖が防げるだけでなく、浴槽内の湯中から放散したイオン風により入浴者は鎮静効果が与えられリラツクス状態になり、一層快適に入浴できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例配管図、
【図2】 イオン風発生装置、
【図3】 制御ブロツク図、
【図4】 制御フローチヤート、
【図5】 従来例配管図、
【図6】 操作パネル。
【符号の説明】
1 浴槽
2 湯
3 吸湯管
4 装置本体
5 濾過タンク
6 循環ポンプ
8 紫外線ランプ
9 噴湯管
11 ジエツトノズル
12 吸気管
28 イオン風発生装置
Claims (1)
- 浴槽内の湯を循環ポンプにより汲み上げ、濾過装置、殺菌装置、加熱装置等の各種の清浄化、保温手段が配備された清浄化管路を循環させて清浄化、保温の処理をした後浴槽に再び戻す浴槽湯の清浄化装置において、前記殺菌装置は、紫外線殺菌装置と、イオン風殺菌装置とが配備され、入力装置に1日の内の任意の時間帯を入浴時間帯として設定する入浴時間の設定手段が配備され、入力装置により設定された入浴時間帯においては、紫外線殺菌装置による紫外線殺菌が、非入浴時間帯においてはイオン風殺菌装置によるイオン風殺菌が実施されるよう制御することを特徴とする浴槽湯の清浄化装置。
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- 1995-09-18 JP JP26347195A patent/JP3761224B2/ja not_active Expired - Fee Related
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