JP2003010858A - 浴水浄化装置 - Google Patents

浴水浄化装置

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JP2003010858A
JP2003010858A JP2001195369A JP2001195369A JP2003010858A JP 2003010858 A JP2003010858 A JP 2003010858A JP 2001195369 A JP2001195369 A JP 2001195369A JP 2001195369 A JP2001195369 A JP 2001195369A JP 2003010858 A JP2003010858 A JP 2003010858A
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hypochlorous acid
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bath
cylinder
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JP2001195369A
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Hiroyuki Okumura
弘幸 奥村
Masaya Ichikawa
雅弥 市川
Masaji Yonekura
正次 米倉
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入浴時に使用者がカルキ臭による不快感を感
じることを防止できる浴水浄化装置を提供すること。 【解決手段】 浴槽1内の浴水をろ過筒19に循環する
循環回路(配管A〜G)において、ろ過筒19より上流
側には次亜塩素酸を生成する電解槽7が配設され、ろ過
筒19より下流側には紫外線ランプ26により次亜塩素
酸を分解できる抗菌筒25が配設されている。従って、
電解槽7で生成した次亜塩素酸は、ろ過筒19内を抗菌
した後、抗菌筒25内で分解され、浴槽1には送られな
い。これにより、入浴時に使用者がカルキ臭による不快
感を感じることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽内の浴水を抗
菌することが可能な浴水浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な浴水浄化装置において、
浴槽内の浴水中の菌の繁殖を防止するために、抗菌性と
安全性が高く水道水の殺菌剤としても用いられる次亜塩
素酸を浴槽内の浴水に供給するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術において、浴槽内の浴水を抗菌するために、次
亜塩素酸を多量に浴槽内の浴水に供給すると、強いカル
キ臭を発生し、使用者が入浴する時に不快感を感じると
いう問題がある。
【0004】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
入浴時に使用者がカルキ臭による不快感を感じることを
防止できる浴水浄化装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、浴槽(1)内の浴水を
循環する循環回路(A、B、C、D、E、F、G)と、
この循環回路(A、B、C、D、E、F、G)に、懸濁
物質粒子をろ過することにより浴水を浄化する浄化手段
(19)とを有する浴水浄化装置であって、循環回路
(A、B、C、D、E、F、G)の浴槽(1)より下流
側、かつ浄化手段(19)より上流側に、循環回路
(A、B、C、D、E、F、G)を循環する浴水に次亜
塩素酸を供給する次亜塩素酸供給手段(7)と、循環回
路(A、B、C、D、E、F、G)の浄化手段(19)
より下流側、かつ浴槽(1)より上流側に、循環回路
(A、B、C、D、E、F、G)を循環する浴水中の次
亜塩素酸を分解する次亜塩素酸分解手段(25)とを備
えることを特徴としている。
【0006】これによると、次亜塩素酸供給手段(7)
によって循環回路(A、B、C、D、E、F、G)を循
環する浴水に供給された次亜塩素酸は、浴水中および浄
化手段(19)内の菌の繁殖を防止するが、循環する浴
水が浴槽(1)に戻る前に次亜塩素酸分解手段(25)
により分解することができる。従って、入浴時に使用者
がカルキ臭による不快感を感じることを防止できる。
【0007】また、次亜塩素酸により浄化手段(19)
内を抗菌することにより、浄化手段(19)によりろ過
された懸濁物質粒子が菌により分解され浄化手段(1
9)から流出して浴槽(1)内に戻ることを防止でき
る。
【0008】また、請求項2に記載の発明では、次亜塩
素酸供給手段(7)は、塩素成分を含有する浴水を電気
分解して次亜塩素酸を生成する電解手段(7)であるこ
とを特徴としている。
【0009】これによると、浴水中に含有する塩素成分
を用いて次亜塩素酸を生成することができる。従って、
次亜塩素酸を直接供給する必要がない。
【0010】また、請求項3に記載の発明では、次亜塩
素酸分解手段(25)は、循環回路(A、B、C、D、
E、F、G)を循環する浴水に紫外線を照射して次亜塩
素酸を分解する紫外線照射手段(26)を備えることを
特徴としている。
【0011】これによると、次亜塩素酸分解手段(2
5)は、浴水に紫外線を照射することにより容易に次亜
塩素酸を分解することができる。
【0012】また、請求項4に記載の発明では、次亜塩
素酸分解手段(25)は、循環回路(A、B、C、D、
E、F、G)を循環する浴水中において紫外線照射手段
(26)からの紫外線を受光する位置に抗菌光触媒(2
7)を備えることを特徴としている。
【0013】これによると、次亜塩素酸分解手段(2
5)において、紫外線照射手段(26)の照射する紫外
線により次亜塩素酸を分解するので、次亜塩素酸による
抗菌作用は低下するが、次亜塩素酸が抗菌できなかった
菌が存在したとしても、抗菌光触媒(27)に紫外線照
射手段(26)からの紫外線を照射して、これを抗菌す
ることができる。
【0014】なお、上記各手段に付した括弧内の符号
は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を
示す。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。
【0016】図1は浴水浄化装置の全体構成を示す模式
図である。本実施形態の浴水浄化装置は、給湯器内蔵型
の浴水浄化装置であり、図1に示すように本体ユニット
10(図1中一点鎖線で囲んだ部分)と、浴槽1と本体
ユニット10とを接続する配管(後述する配管A、Fの
一部)とからなる。そして、本体ユニット10は浴室近
傍の屋外適所に設置されている。
【0017】浴槽1には、浴槽1内の浴水を吸い込む吸
込口3と、本体ユニット10で浄化した浴水を吹き出す
吹出口5とが設けられている。図1において、A、B、
C、D、E、F、Gは配管であり、これらの配管A、
B、C、D、E、F、Gで浴水浄化時に浴槽1内に浴水
を循環する循環回路を構成している。
【0018】19は浄化手段であるろ過筒であり、樹脂
製容器内に直径が約0.3〜0.5mmのセラミックボ
ール(本例ではアルミナ粒子)からなるろ材層40と、
粒径が約1〜2mmの粒状活性炭からなる脱臭層41と
が、図1に示すように積層配置されている。
【0019】ろ過筒19のろ材層40および脱臭層41
より上方側には、ろ過筒19内へ浴水を導入するための
浴水導入口21が設けられている。そして、浴槽1の吸
入口3と浴水導入口21とは、配管Aおよび配管Bによ
り接続されている。また、配管Aには配管Gが並列に配
設され、配管Gの上流端と下流端はそれぞれ配管Aに接
続している。
【0020】配管Gには、配管Gを通過する浴水を電気
分解する電解手段である電解槽7が設けられている。吸
入口3から吸入された塩素成分を含む浴水の一部は、電
解槽7で電気分解され抗菌作用のある次亜塩素酸を含む
浴水となりろ過筒19方向に送られるようになってい
る。電解槽7は、本実施形態における次亜塩素酸供給手
段である。
【0021】なお、本実施形態では、吸入口3から配管
Aに吸入された浴水のうち5〜10%が配管Gを通過す
るようになっている。これによると、電解槽7内の電解
効率を良好なレベルにすることができる。
【0022】配管Aと配管Bとの接続点には後述する配
管Kが接続されており、接続点には三方弁13が設けら
れている。三方弁13は、配管Bに流入する浴水を、配
管Aから流入させるか、もしくは後述する配管Kから流
入させるかを切り替えるようになっている。
【0023】また、配管Bの経路途中には、配管Bと図
示しない下水配管とを繋ぐ配管Hが接続されており、接
続点には三方弁14が設けられている。三方弁14は、
配管Bの三方弁14の上流側(配管A側)と下流側(ろ
過筒19側)とを連通し配管H側を遮断するモードと、
配管Bの三方弁14の下流側(ろ過筒19側)と配管H
とを連通し配管Bの三方弁14の上流側(配管A側)を
遮断するモードと、配管Bの三方弁14の上流側(配管
A側)と下流側(ろ過筒19側)と配管Hとをいずれも
連通しない(全ての方向を遮断する)モードとを切り替
えるようになっている。
【0024】ろ過筒19のろ材層40および脱臭層41
より下方側には、ろ過筒19内の浴水を導出するための
浴水導出口22が設けられている。そして、浴水導出口
22には配管Cが接続されている。配管Cの経路途中に
は、配管C内の浴水を下流側に圧送する電動式の循環ポ
ンプであるポンプ11が配設されている。
【0025】配管Cの下流側端部は、抗菌筒25の底部
に接続されている。抗菌筒25の内部には紫外線照射手
段である紫外線ランプ26が配設されるとともに、その
周囲にはハニカム担体に酸化チタンを坦持させた抗菌光
触媒27が配置され、紫外線ランプ26と抗菌光触媒2
7との間を浴水が流れるようになっている。抗菌筒25
は、内部を流れる次亜塩素酸を含む浴水に紫外線ランプ
26により紫外線を照射し、次亜塩素酸を分解する本実
施形態における次亜塩素酸分解手段である。
【0026】抗菌筒25の上部側には、浴水を熱交換器
29に送る配管Dが接続されている。また、配管Dの経
路途中には、給湯部30からの温水を配管D内に供給す
るための配管Jが接続されている。熱交換器29は、浴
槽1へ戻る浴水を加熱するための熱交換器であり、本例
では、ガスの燃焼熱を浴水と熱交換するガス熱交換器を
採用している。
【0027】熱交換器29と浴槽1の吹出口5とは配管
Eおよび配管Fにより接続され、配管Eと配管Fとの接
続点には配管Kが接続されており、接続点には三方弁1
5が設けられている。三方弁15は、熱交換器29側か
ら配管Eを流れてくる湯の流路を配管F方向または配管
K方向に切り替えるか、もしくはいずれの流路も遮断す
るようになっている。
【0028】また、図1中の100は制御手段である制
御装置であり、図示しない水温センサ、フローセンサ、
操作盤等からの信号に基づいて、電解槽7、ポンプ1
1、各三方弁13、14、15、紫外線ランプ26、熱
交換器29、給湯部30を制御するように構成されてい
る。
【0029】次に、上記構成に基づき浴水浄化装置の作
動を説明する。
【0030】図2は、制御装置100の概略の制御動作
を示すフローチャートである。浴水浄化装置の図示しな
い電源スイッチをオンすると、制御装置100は入力信
号に基づいて、図2に示すように、給湯運転制御(ステ
ップS1)、浄化保温運転制御(ステップS2)および
熱洗浄・逆洗運転制御(ステップS3)のいずれかを実
行するようになっている。
【0031】ステップS1に示す給湯運転制御が実行さ
れると、制御装置100は、三方弁14を全遮断モード
とし、三方弁15を配管F方向に切り替えるとともに、
電解槽7、ポンプ11、紫外線ランプ26への通電を停
止し、熱交換器29におけるガス燃焼を停止する。ま
た、図示しない操作盤からの設定温度信号に応じて給湯
部30を制御し、図示しない上水配管から供給され配管
Jに流れる水をガス燃焼により加熱する。
【0032】これにより、給湯部30で適温に加熱され
た温水は、配管J→D→E→Fと流れ、吹出口5より浴
槽1内に供給される。
【0033】また、ステップS2に示す浄化保温運転制
御が実行されると、制御装置100は、三方弁13を配
管A方向から流入するように切り替え、三方弁14を配
管B上流側下流側連通モードとし、三方弁15を配管F
方向に切り替えるとともに、電解槽7、ポンプ11、紫
外線ランプ26へ通電する。また、図示しない操作盤か
らの設定温度信号と図示しない水温センサからの信号に
応じて熱交換器29のガス燃焼を制御する。ここで、制
御装置100は給湯部30は停止状態としている。
【0034】これにより、吸入口3から吸入された浴槽
1内の浴水は配管A→B→C→D→E→Fと流れ吹出口
5から浴槽1内に戻る。このとき配管Aを流れる浴水の
一部は配管Gに分流され、電解槽7により電気分解され
る。浴槽1内の浴水には、入浴時の使用者の発汗等によ
り塩素成分が含まれていたり、運転開始時浴槽1に水道
水を満たした場合には、水道水に添加された塩素成分が
含まれているため、電気分解により次亜塩素酸が発生
し、抗菌作用のある次亜塩素酸を含む浴水を配管Aに戻
すことができる。
【0035】配管A、Bを流れ浴水導入口21よりろ過
筒19内に流入した浴水は、ろ材層40で懸濁物質粒子
をろ過され脱臭層41で脱臭され浴水導出口22より導
出される。このとき、ろ過筒19内を流れる浴水は次亜
塩素酸を含んでいる。従って、懸濁物質粒子とともにろ
材層40に捕捉された菌を確実に抗菌することができ
る。
【0036】浴水導出口22より導出され抗菌筒25内
に送られた浴水は、紫外線ランプ26により紫外線を照
射され、浴水中に含まれる次亜塩素酸が分解される。こ
のとき、紫外線ランプ26からの紫外線は、抗菌光触媒
27にも照射され水酸基ラジカルを発生する。従って、
次亜塩素酸の分解により抗菌できなかった菌が存在して
も、これを水酸基ラジカルにより抗菌することができ
る。
【0037】このようにして、次亜塩素酸を分解される
とともに、充分に抗菌された浴水は、配管Dから熱交換
器29に送られ所定温度に加熱された後、吹出口5から
浴槽1内に吹き出される。
【0038】また、所定時刻となりステップS3に示す
熱洗浄・逆洗運転制御が実行されると、制御装置100
は、まず、三方弁13を配管K方向から流入するように
切り替え、三方弁14を配管B上流側下流側連通モード
とし、三方弁15を配管K方向に切り替えるとともに、
電解槽7、紫外線ランプ26への通電を停止し、ポンプ
11には通電する。また、図示しない水温センサからの
信号に応じて熱交換器29のガス燃焼を制御し循環する
浴水の温度を約80℃とする。ここで、制御装置100
は給湯部30を停止状態としている。
【0039】これにより、配管B、C、D、E、Kで構
成される閉回路を約80℃に加熱された浴水が流れる。
従って、各配管B、C、D、E、K内およびこれらの配
管間に配置されたろ過筒19、抗菌筒25等の機能部品
内も熱洗浄され殺菌される。
【0040】熱洗浄を約5分間継続すると、制御装置1
00は、次に、三方弁14を配管B下流側と配管Hとの
連通モードとし、三方弁15を流路を遮断するように切
り替えるとともに、電解槽7、ポンプ11、紫外線ラン
プ26への通電を停止する。また、熱交換器29のガス
燃焼を停止し、給湯部30を制御して、図示しない上水
配管から供給され配管Jに流れる水をガス燃焼により約
40℃となるように加熱する。
【0041】これにより、約40℃の温水が、配管J→
D→C→B→Hから図示しない下水配管に送られる。制
御装置100はこの状態を約2分間継続する。従って、
ろ過筒19内の逆洗浄が行なわれ、ろ材層40に捕捉さ
れていた懸濁物質粒子を下水配管に排出し、ろ材層40
のろ過性能を再生することができる。
【0042】上述の構成および作動によれば、浄化保温
運転時に電解槽7により次亜塩素酸が生成されるが、循
環する浴水が浴槽1に戻る前に抗菌筒25内で分解され
る。従って、入浴時に使用者がカルキ臭による不快感を
感じることを防止できる。
【0043】また、浄化保温運転時、電解槽7より下流
側かつ抗菌筒25より上流側では、電解槽7で生成した
次亜塩素酸により配管内やろ過筒19内を抗菌すること
ができる。従って、ろ過筒19内で懸濁物質粒子ととも
にろ材層40に捕捉された菌を確実に抗菌することがで
きる。このようにして、懸濁物質粒子が増殖した菌によ
り分解され、ろ材層40を通過して浴槽1内に戻り、浴
槽1内の浴水の濁り具合の指標である所謂濁度が上昇す
ることを防止できる。
【0044】図3は、本発明者らが行なった濁度上昇の
防止効果の確認結果を示すグラフである。
【0045】図3は、上記実施形態の浴水浄化装置を用
いて、浴槽1内に200Lの浴水を溜め、循環回路に1
5L/minの浴水循環を行ない浄化保温運転を行なっ
ているときに、6人の入浴者が入浴した後の経過時間と
浴槽内の浴水の濁度との関係を示している。P1は本実
施形態による浴水浄化装置によるものであり、P2は比
較のために電解槽7を運転せず次亜塩素酸を生成しなか
った場合のものである。次亜塩素酸がろ過筒内に供給さ
れることにより、浴槽1内の浴水の濁度が上昇しないこ
とを確認した。
【0046】ちなみに、P1のときの、ろ過筒19内へ
の次亜塩素酸の供給濃度は2〜4ppmである。
【0047】(他の実施形態)上記一実施形態では、電
解槽7は、配管Aに並設した配管Gに設けたが、浴槽1
の吸入口3より下流側であり、ろ過筒19の浴水導入口
21より上流側であれば、いずれの位置に設けてもかま
わない。配管Aまたは配管Bに並設した配管に設けても
よいし、配管Aまたは配管Bに直接設けるものであって
もよい。
【0048】また、上記一実施形態では、抗菌筒25
は、配管Cと配管Dとの間に設けたが、ろ過筒19の浴
水導出口22より下流側であり、浴槽1の吹出口5より
上流側であれば、いずれの位置に設けてもかまわない。
【0049】また、上記一実施形態では、電解槽7を設
け、塩素成分を含む浴水を電気分解して、浴水中に次亜
塩素酸を供給するものであったが、次亜塩素酸もしくは
次亜塩素酸の水溶液を直接循環回路の配管Aもしくは配
管B内の浴水に供給するものであってもよい。
【0050】また、上記一実施形態では、浴水浄化装置
は給湯器内蔵型であったが、給湯器を備えない浴水浄化
装置であってもかまわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施形態の浴水浄化装置の全
体構成を示す模式図である。
【図2】一実施形態における制御装置100の概略の制
御動作を示すフローチャートである。
【図3】浴槽内の浴水の濁度上昇防止効果を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1 浴槽 7 電解槽(次亜塩素酸供給手段、電解手段) 10 本体ユニット 11 ポンプ(循環ポンプ) 13、14、15 三方弁 19 ろ過筒(浄化手段) 25 抗菌筒(次亜塩素酸分解手段) 26 紫外線ランプ(紫外線照射手段) 27 抗菌光触媒 40 ろ材層 100 制御装置(制御手段) A、B、C、D、E、F、G、H、J、K 配管
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 560 C02F 1/50 560C 560F A47K 3/00 A47K 3/00 K M B01D 35/027 C02F 1/32 C02F 1/32 1/46 Z 1/46 1/76 A 1/76 9/00 502D 9/00 502 502M 502N 502R 503Z 503 504B 504 B01D 35/02 J (72)発明者 米倉 正次 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 4D037 AA09 AB03 BA18 BB09 CA02 CA04 CA11 4D050 AA10 AB06 BB03 BC09 BD06 CA07 CA10 CA12 CA15 4D061 DA07 DB10 EA02 EB04 FA07 FA13 FA16 4D064 AA09 BF31 BF39

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽(1)内の浴水を循環する循環回路
    (A、B、C、D、E、F、G)と、 この循環回路(A、B、C、D、E、F、G)に、懸濁
    物質粒子をろ過することにより浴水を浄化する浄化手段
    (19)とを有する浴水浄化装置であって、 前記循環回路(A、B、C、D、E、F、G)の前記浴
    槽(1)より下流側、かつ前記浄化手段(19)より上
    流側に、前記循環回路(A、B、C、D、E、F、G)
    を循環する浴水に次亜塩素酸を供給する次亜塩素酸供給
    手段(7)と、前記循環回路(A、B、C、D、E、
    F、G)の前記浄化手段(19)より下流側、かつ前記
    浴槽(1)より上流側に、前記循環回路(A、B、C、
    D、E、F、G)を循環する前記浴水中の前記次亜塩素
    酸を分解する次亜塩素酸分解手段(25)とを備えるこ
    とを特徴とする浴水浄化装置。
  2. 【請求項2】 前記次亜塩素酸供給手段(7)は、塩素
    成分を含有する前記浴水を電気分解して前記次亜塩素酸
    を生成する電解手段(7)であることを特徴とする請求
    項1に記載の浴水浄化装置。
  3. 【請求項3】 前記次亜塩素酸分解手段(25)は、前
    記循環回路(A、B、C、D、E、F、G)を循環する
    前記浴水に紫外線を照射して前記次亜塩素酸を分解する
    紫外線照射手段(26)を備えることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の浴水浄化装置。
  4. 【請求項4】 前記次亜塩素酸分解手段(25)は、前
    記循環回路(A、B、C、D、E、F、G)を循環する
    前記浴水中において前記紫外線照射手段(26)からの
    紫外線を受光する位置に抗菌光触媒(27)を備えるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の浴水浄化装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005000858A (ja) * 2003-06-13 2005-01-06 Reiken Inc 光触媒水処理装置
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