JP3746161B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部から入力されるクロック信号に同期して動作する半導体装置に係り、特に、書込データの取り込みをデータストローブ信号に同期して行う半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、クロック信号に同期して動作する集積回路等の半導体装置として、マイクロコンピュータおよびSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等が知られている。
SDRAMは、ワークステーション、パーソナルコンピュータの主記憶として幅広く使用されており、最高動作周波数が100MHzを超えるものが開発されている。一方、ワークステーション等においても、使用されるクロック信号のクロック周波数は、年々高くなってきている。
【0003】
図22は、プリント基板101に、複数個のSDRAM102a、102b、102cと、これ等SDRAM102a、102b、102cを制御するCPU103とを搭載した情報処理システムの一例を示している。この例では、CPU103は、各SDRAM102a、102b、102cにアドレス信号AD、制御信号CTLおよびクロック信号CLKを出力している。CPU103および各SDRAM102a、102b、102cは、入出力信号であるデータ信号DQを相互に入力し、出力している。
【0004】
図23は、上述した情報処理システムにおいて、CPU103がSDRAM102a、102b、102cに記憶されたデータを読み出す際の動作タイミングを示している。なお、図において、SDRAM102a、102b、102cの動作タイミングを並記しているが、実際には、CPU103は、各SDRAM102a、102b、102cを、それぞれ異なるタイミングでアクセスする。
【0005】
ここで、CPU103と各SDRAM102a、102b、102cとの間に伝達される信号は、各信号のプリント配線板101上でのパターン配線長により、伝搬遅延時間が異なっている。この例では、伝搬遅延時間は、SDRAM102aとCPU103との間が最も小さく、SDRAM102cとCPU103との間が最も大きい。このため、CPU103から出力されるクロック信号CLK、制御信号CTL、およびアドレス信号ADは、SDRAM102a、102b、102cの順に伝達される。SDRAM102a、102b、102cは、それぞれ異なるタイミングで入力したクロック信号CLKに同期して制御信号CTLおよびアドレス信号ADを取り込み、制御信号CTLが読み出しを指示する場合には、アドレス信号ADにより選択されたメモリセルから読み出した読出データをデータ信号DQとして出力する。この際、SDRAM102aからの読出データは最も早く、SDRAM102cからの読出データは最も遅く出力される。すなわち、読出データの出力には、パターン配線長による伝搬遅延時間に応じて出力タイミングのずれであるスキューが発生する。
【0006】
CPU103は、SDRAM102a、102b、102cが出力したデータ信号DQを所定のタイミングで取り込む。CPU103のデータ信号DQの取り込みタイミングは、データ信号DQを確実に取り込むために、データ信号DQの出力が最も遅いSDRAM102cに合わせて決められている。
一方、SDRAM102a、102b、102cにデータを書き込む際にも、CPU103と各SDRAM102a、102b、102cとの間を接続するアドレス信号ADとデータ信号DQとの配線パターン長がほぼ同じであっても、配線容量が異なるので、CPU103からアドレス信号ADとデータ信号DQとを互いに同期させて出力したとしても、SDRAM102a、102b、102c側では、データ信号DQとアドレス信号ADとを受けるタイミングにずれを生じる。
【0007】
なお、図22では、クロック信号CLKをCPU103内部で生成する例を示したが、クロック信号CLKは、CPU103とは別のデバイスで発生させてもよく、この場合には、書込動作においても、読出動作と同様に、図23で示したような大きなスキューを生じる。
上述したパターン配線長に依存した伝搬遅延時間により発生するスキューは、配線抵抗および配線容量によって決まり、クロック周波数の変更によっては変わらない。このため、このスキューは、クロック周波数が高くなるほど、相対的に大きくなる。この結果、読出動作の場合、CPU103が取り込むデータ信号DQのスキューが、クロック信号CLKの周期に対して所定の比率以上になった場合には、情報処理システムのタイミング設計が困難になるという問題があった。
【0008】
このような問題点を解決するため、データ信号DQの書き込み/読み出しのために専用の同期信号DS(データストローブ信号)を備えた新しい方式のSDRAMが提案されている。
このデータストローブ信号DSは、CPUからSDRAMにデータを送出する場合、CPUからデータ信号に同期して出力され、SDRAMからCPUにデータを送出する場合、SDRAMからデータ信号に同期して出力される。また、データストローブ信号DS用の配線パターンは、対応するデータ信号用の配線パターンとほぼ同一の配線長・配線容量を有するので、データ信号を受ける側のデバイスは、このデータストローブ信号DSに同期して、正確なタイミングでデータ信号を受け取ることができる。
【0009】
図24〜図27は、データストローブ信号DSの入出力機能を備えたSDRAMを実現するため、本発明者らが提案している一構成例を示している。なお、図24〜図27に示したSDRAMは、未だ公知ではない。
図24において、SDRAM105は、入出力インタフェース部106、メモリ制御インタフェース部107、およびメモリセルアレイ108により構成されている。
【0010】
入出力インタフェース部106には、クロック信号CLK、チップセレクト信号/CS、行アドレスストローブ信号/RAS、列アドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WE、および、アドレス信号AD、データ信号DQ、データストローブ信号DSが供給されている。図において太い矢印で示したアドレス信号ADおよびデータ信号DQ等は、複数ビットで構成されている信号である。
【0011】
/CS、/RAS等の「/」の表現は、負論理すなわち低レベル時にアクティブになる信号を意味している。データ信号DQおよびデータストローブ信号DSは入出力信号である。この例においては、インタフェース仕様として、SSTL-2(Stub Series terminated Transceiver Logic-2)インタフェースを適用しており、SDRAM105を搭載する情報処理システムは、データ信号DQおよびデータストローブ信号DSを伝送する信号線を所定の電圧で終端する必要がある。
【0012】
入出力インターフェース部106は、クロックバッファ109、コマンドデコーダ110、アドレスバッファ111、入出力データバッファ112、DS入出力制御回路113を有している。
クロックバッファ109は、外部クロック信号CLKが入力され、図中破線で示した内部クロック信号CLKINを出力している。
【0013】
コマンドデコーダ110は、チップセレクト信号/CS、行アドレスストローブ信号/RAS、列アドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WEが入力され、これ等制御信号/CS、/RAS、/CAS、/WEの信号値に応じたコマンド信号CMDを、メモリ制御インタフェース部107およびDS入出力制御回路113に出力している。コマンドデコーダ110は、例えば、制御信号が、/CS=低レベル、/RAS=高レベル、/CAS=低レベル、/WE=低レベルであるときに、「書込コマンド」が入力されたと判定し、コマンド信号CMDの一つである書込活性化信号WRTZを高レベルにする。
【0014】
アドレスバッファ111は、アドレス信号ADが入力され、入力されたアドレス信号ADを内部アドレス信号ADINに変換してメモリ制御インタフェース部107に出力している。
入出力データバッファ112は、外部に対してデータ信号DQの入出力を行い、メモリセルアレイ108に対してI/O信号DINの入出力を行っている。
【0015】
DS入出力制御回路113は、外部に対してデータストローブ信号DSの入出力を行い、書込活性化信号WRTZが入力されている。また、DS入出力制御回路113は、入出力データバッファにおけるデータ信号DQの入出力のタイミングを制御している。
メモリ制御インタフェース部107は、SDRAM105の全体のタイミング制御等を行う制御回路114、データ信号DQを連続して転送する際の転送数であるバースト長やレイテンシ等の動作モードを設定するモードレジスタ115、および前記バースト長をカウントするバーストカウンタ116を有している。
【0016】
メモリセルアレイ108には、図示しない複数のメモリセルが縦横に配列されている。メモリセルアレイ108とメモリ制御インタフェース部107との間には、制御信号/RAS、/CAS、/WEから生成した制御信号RAS、CAS、WE、および行アドレス信号、列アドレス信号、I/O信号DINが接続されている。
なお、この種のSDRAM105では、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジのみに同期して、データ信号DQの書き込み・読み出しを行うSDR(Single Data Rate)方式のものと、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの両方に同期して、データ信号DQの書き込み・読み出しを行うDDR(Double Data Rate)方式のものとが提案されている。
【0017】
図25は、プリント基板117に、データストローブ信号DSを有するSDRAM105と、このSDRAM105を制御するメモリ制御回路118とを搭載した情報処理システムの一例を示している。メモリ制御回路118は、例えば、CPU119とクロック制御回路120とにより構成されている。
【0018】
メモリ制御回路118およびSDRAM105の各制御信号/CS、/RAS、/CAS、/WE、およびアドレス信号AD、データ信号DQ、クロック信号CLK、データストローブ信号DSは、プリント基板117上に形成されたパターン配線により相互に接続されている。また、入出力端子であるデータ信号DQおよびデータストローブ信号DSを伝送する信号線は、終端抵抗121を介して、SSTL-2インタフェースで規定されている所定の電圧VTT(入出力信号用の電源電圧の1/2の値)に接続されている。このため、メモリ制御回路118およびSDRAM105の双方がともにデータ信号DQあるいはデータストローブ信号DSを駆動していないときには、データ信号DQあるいはデータストローブ信号DSの電圧値は終端電圧VTTになっている。
【0019】
図26は、図25に示した情報処理システムにおいて、メモリ制御回路118が、DDR方式のSDRAM105にデータを書き込むときの動作タイミングの例を示している。この例では、「バースト長」は「4」に設定されている。書込動作時、クロック信号CLK、データストローブ信号DS、およびデータ信号DQは、メモリ制御回路118が出力する。また、書込活性化信号WRTZおよびI/O信号DINは、図24に示したSDRAM105の内部回路で使用している信号である。アドレス信号ADおよび制御信号/CS、/RAS、/CAS、/WEのタイミングは省略している。
【0020】
先ず、メモリ制御回路118は、クロック信号CLKの立ち上がりエッジに同期して、制御信号/CS、/RAS、/CAS、/WEを所定の値にすることで、SDRAM105に書込コマンドを入力する。
SDRAM105は、書込コマンドを受信するとそれに基づいて、書込活性化信号WRTZを高レベルにし、DS入出力制御回路113を介して、図24に示した入出力データバッファ112を活性化する。この活性化により、入出力データバッファ112は、データ信号DQを取り込み可能な状態になる。
【0021】
次に、メモリ制御回路118は、書込コマンドを受信したクロック信号CLKの立ち上がりから所定時間以内に(図26の例では約半クロック遅れで)、データストローブ信号DSを低レベルにする。この後、クロック信号CLKと同一の周期で、「バースト長」の回数だけデータストローブ信号DSの立ち上げ、立ち下げを繰り返し、同時にデータ信号DQに書込データD0、D1、D2、D3を出力する。
【0022】
なお、データストローブ信号DSの最初の立ち上がり(図26の時刻1)タイミングは、書込コマンド受信に対応するクロック信号CLKの立ち上がりタイミングよりクロック1周期相当分だけ遅くなるように規定されているが、図26に示しているように、時刻1のクロック信号CLKの立ち上がりに対して±25%まで、位相がずれることが許されている。
【0023】
SDRAM105は、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジに同期して、書込データD0、D1、D2、D3を順次取り込んでいく。SDRAM105は、取り込んだ書込データD0、D1、D2、D3を、内部データ信号DINを介して、メモリセルアレイ108に出力する。
また、SDRAM105は、書込コマンドを受信した後、クロック信号CLKの立ち上がり毎に、図24に示したバーストカウンタ116をカウントアップする。バーストカウンタ116によるカウントは、DDR方式の場合「バースト長」の1/2の回数だけ行われる。
【0024】
この図26に示す例では、バーストカウンタ116が、「バースト長(4)」の1/2である「2」をカウントした後、所定時間をおいて、コマンドデコーダ110は、書込活性化信号WRTZを低レベルにし、入出力データバッファ112を非活性化する。
カウント終了から書込活性化信号WRTZを低レベルするまでの前記所定時間は、CR時定数回路等の遅延回路により作られており、周囲温度および電源電圧が規格内で変化し、かつ、データストローブ信号DSの位相が、クロック信号CLKに対して+25%遅れた場合にも、最終の書込データD3を確実に取り込めるように設定されている。
【0025】
すなわち、バースト長が一定の場合、データストローブ信号DSのクロック信号CLKに対する位相のずれ量(±25%以内)にかかわらず、書込活性化信号WRTZが高レベルから低レベルになる(非活性化される)タイミングは変わらず、前記ずれ量が+25%(データストローブ信号DSの位相がクロック信号CLKに対し25%遅れ)の場合の書込活性化信号WRTZの非活性化タイミングと同じになる。
【0026】
メモリ制御回路118は、最終の書込データD3に同期したデータストローブ信号DSの立ち下がりエッジから約半クロックの期間、データストローブ信号DSを低レベルに維持する。この後、メモリ制御回路118は、データストローブ信号DSの出力を停止する。したがって、データストローブ信号DSの電圧値は、終端抵抗121を介して供給される終端電圧VTTになる。そして、データの書き込み動作が完了する。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したように、メモリ制御回路118が出力するデータストローブ信号DSの位相は、クロック信号CLKに対して所定の範囲(上記の例では±25%)までずれることが許されている。かつ、書込活性化信号WRTZの非活性化タイミングは、データストローブ信号DSの位相がクロック信号CLKより25%遅れた場合(+25%)に合わせて設定されている。
【0028】
このため、図27に示すように、タイミング設計において、メモリ制御回路118が出力するデータストローブ信号DSの位相を、クロック信号CLKに対して−25%にずれる(25%早い)ように設計した場合には、書込データの取り込み動作が完了し、データストローブ信号DSが終端電圧VTTになった後にも、書込活性化信号WRTZが高レベルであるHZ期間が生じる可能性がある。
【0029】
このHZ期間中に、電源ノイズ等の影響により、データストローブ信号DSにノイズが発生し、このノイズがSDRAM105の内部まで伝達された場合には、図27に示したように、最終の書込データD3の後に、誤ったデータを取り込んでしまうという問題があった。この結果、誤ったデータがメモリセルアレイ108に書き込まれ、正常なデータが破壊されるおそれがあった。
【0030】
本発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、データストローブ信号のタイミングが変化した場合にも、必要な書込データ信号だけを確実に取り込むことができる半導体装置を提供することを目的とする。
本発明の別の目的は、データストローブ信号に発生するノイズにより、誤ったデータが取り込まれることを防止することができる半導体装置を提供することである。
【0031】
【課題を解決するための手段】
図1は、請求項1ないし請求項6に記載の発明の原理構成図である。
請求項1の半導体装置では、データストローブ信号DSに同期して、連続的に取り込まれる外部からのデータ信号としてのシリアルデータ信号DQの最終ビットに対応するデータストローブ信号DSの変化タイミングに応答して、シリアルデータ信号DQの内部回路への取り込みが禁止される。
【0032】
この結果、シリアルデータ信号DQの内部回路への取り込みが、データストローブ信号DSに同期して正確に制御され、連続した複数ビットシリアルデータ信号DQが確実に取り込まれる。また、データストローブ信号DSに発生するノイズにより、誤ったデータ信号DQを取り込むことが防止される。
また、取込制御手段37と、データ取込手段15、19、31、33、77、93とを備えて構成されている。取込制御手段37は、クロック信号CLKに同期して入力される書込信号WRTZの受信に応答して取込制御信号DSEN2Zを活性化して出力し、最終のデータ信号DQに同期したデータストローブ信号DSに応答して取込制御信号DSEN2Zを非活性化して出力する。すなわち、本発明の取込制御手段37は、従前とは異なりデータストローブ信号DSで取込制御信号DSEN2Zを非活性化する制御を行う。
【0033】
そして、データストローブ信号DSに応答して取込制御信号DSEN2Zを非活性化する制御を行うため、取込制御信号DSEN2Zのタイミングは、データストローブ信号DSのタイミングの変化に追従して変化する。このため、取込制御信号DSEN2Zの非活性化は、常に、データストローブ信号DSに同期した最終のデータ信号DQの取り込み後から所定時間内に行われる。この結果、取込制御信号DSEN2Zの非活性化が、データストローブ信号DSに同期して正確に制御され、データストローブ信号DSに発生するノイズにより、誤ったデータ信号DQを取り込むことが防止される。
【0034】
請求項2の半導体装置では、クロック計数手段67は、書込信号WRTZの受信後に、クロック信号CLKのクロック数の所定数を計数する。取込制御手段37は、クロック信号CLKの所定数が計数された後に入力するデータストローブ信号DSの後に、取込制御信号DSEN2Zを非活性化して出力を停止する。
このため、クロック信号CLKの「所定数」とデータ信号DQの「取込回数」とを対応させることで、クロック信号CLKの所定数の計数後に入力するデータストローブ信号DSが、最終のデータ信号DQに同期したデータストローブ信号DSになる。すなわち、最終のデータ信号DQに同期したデータストローブ信号DSは、クロック計数手段67により、容易かつ確実に検出される。
【0035】
請求項3の半導体装置では、データ取込手段は、取込クロック生成部33と、データ取込部93とを備えて構成されている。取込クロック生成部33は、取込制御信号DSEN2Zの活性化期間中に、データストローブ信号DSに同期したデータ取込クロック信号DSPSを生成する。取込クロック生成部33は、取込制御信号DSEN2Zの非活性化期間中には、データ取込クロック信号DSPSを生成しない。データ取込部93は、データ取込クロック信号DSPSを入力し、このデータ取込クロック信号DSPSに同期してデータ信号DQの取り込みを行う。このため、取込制御信号DSEN2Zにより、データ取込クロック信号DSPSの生成・非生成が直接制御され、所定数のデータ信号DQの取り込みが行われる。
【0036】
また、請求項2の半導体装置では、取込制御手段37は、クロック計数手段67がクロック信号CLKの所定数を計数した後、データ取込クロック信号DSPSの出力後に、取込制御信号DSEN2Zを非活性化して出力を停止する。
したがって、取込制御信号DSEN2Zの非活性化が、データ信号DQの取り込みを直接制御するデータ取込クロック信号DSPSによって行われるため、データ信号DQの取り込み処理を、簡単な制御回路で行うことが可能になる。
【0037】
請求項4の半導体装置では、データ取込手段は、取込クロック生成部31、33と、データ取込部15とを備えて構成されている。取込クロック生成部31、33は、取込制御信号DSEN2Zの活性化期間中に、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとにそれぞれ同期した第1のデータ取込クロック信号DSPHSと第2のデータ取込クロック信号DSPLSとを生成する。取込クロック生成部31、33は、取込制御信号DSEN2Zの非活性化期間中には、第1のデータ取込クロック信号DSPHSと第2のデータ取込クロック信号DSPLSとを生成しない。データ取込部15は、第1および第2のデータ取込クロック信号DSPHS、DSPLSを入力し、第1および第2のデータ取込クロック信号DSPHS、DSPLSにそれぞれ同期してデータ信号DQの取り込みを行う。このため、取込制御信号DSEN2Zにより、第1および第2のデータ取込クロック信号DSPHS、DSPLSの生成・非生成が直接制御され、所定数のデータ信号DQの取り込みが行われる。
【0038】
特に、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジの両方に同期してデータ信号DQを取り込むDDR方式の半導体装置では、最終のデータ信号DQに同期したデータストローブ信号を容易かつ確実に検出することが可能になる。
また、請求項2の半導体装置では、取込制御手段は、クロック計数手段67が、クロック信号CLKの所定数を計数した後、第1または第2のデータ取込クロック信号DSPHS、DSPLSの出力後に、取込制御信号DSEN2Zを非活性化して出力を停止する。
【0039】
したがって、取込制御信号DSEN2Zの非活性化が、データ信号DQの取り込みを直接制御する第1または第2のデータ取込クロック信号DSPHS、DSPLSで行われるため、データ信号DQの取り込み処理を、簡単な制御回路で行うことが可能になる。
【0040】
請求項5の半導体装置では、入力バッファ77は、取込制御信号DSEN2Zの活性化期間中に、外部から入力されるデータストローブ信号DSの取り込みを行う。入力バッファ77は、取込制御信号DSEN2Zの非活性化期間中には、データストローブ信号DSの取り込みを行わない。
このため、取込制御信号DSEN2Zにより、半導体装置におけるデータストローブ信号DSの入口である入力バッファ77が直接制御され、所定数のデータ信号DQの取り込みが行われる。したがって、入力バッファ77の非活性化期間中に、電源ノイズ等により外部のデータストローブ信号DSにノイズが発生しても、ノイズが内部の回路に伝達されることはない。この結果、内部の回路の誤動作が防止され、誤動作による不必要な電力の消費が防止される。
【0041】
請求項6の半導体装置では、データ信号DQの取り込み数が、クロック計数手段で計数するクロック信号CLKの所定数の整数倍にされる。
このため、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジの一方に同期してデータ信号DQを取り込むSDR方式の半導体装置では、データ信号DQの取り込み数と計数するクロック信号CLKの数とを同一にすることで、最終のデータ信号DQに同期したデータストローブ信号DSを検出することが可能になる。
【0042】
また、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジの両方に同期してデータ信号DQを取り込むDDR方式の半導体装置では、データ信号DQの取り込み数を、計数するクロック信号CLKの数の2倍にすることで、最終のデータ信号DQに同期したデータストローブ信号DSを検出することが可能になる。
図2は、請求項7ないし請求項15に記載の発明の原理構成図である。
【0043】
請求項7の半導体装置では、データストローブ計数手段83、85は、書込信号WRTZの受信後に、データストローブ信号DSの所定数を計数する。取込制御手段89は、データストローブ信号DSの所定数が計数された後に、取込制御信号DSEN2Zを非活性化して出力を停止する。
【0044】
このため、データストローブ信号DSの「所定数」とデータ信号DQの「取込回数」とを対応させることで、所定数の計数時のデータストローブ信号DSが、最終のデータ信号DQに同期したデータストローブ信号DSになる。すなわち、最終のデータ信号DQに同期したデータストローブ信号DSは、データストローブ計数手段83、85により、容易かつ確実に検出される。
【0045】
請求項8の半導体装置では、データ取込手段は、取込クロック生成部33と、データ取込部93とを備えて構成されている。取込クロック生成部33は、取込制御信号DSEN2Zの活性化期間中に、データストローブ信号DSに同期したデータ取込クロック信号DSPSを生成する。取込クロック生成部33は、取込制御信号DSEN2Zの非活性化期間中には、データ取込クロック信号DSPSを生成しない。データ取込部93は、データ取込クロック信号DSPSを入力し、このデータ取込クロック信号DSPSに同期してデータ信号DQの取り込みを行う。このため、取込制御信号DSEN2Zにより、データ取込クロック信号DSPSの生成・非生成が直接制御され、所定数のデータ信号DQの取り込みが行われる。
【0046】
請求項9の半導体装置では、取込制御手段89は、データストローブ計数手段83、85がデータストローブ信号DSの所定数を計数した後、データ取込クロック信号DSPSの出力後に、取込制御信号DSEN2Zを非活性化して出力を停止する。
したがって、取込制御信号DSEN2Zの非活性化が、データ信号DQの取り込みを直接制御するデータ取込クロック信号DSPSで行われるため、データ信号DQの取り込み処理を、簡単な制御回路で行うことが可能になる。
【0047】
請求項10の半導体装置では、データストローブ計数手段83、85は、データ信号DQの取り込みを行うデータ取込クロック信号DSPSを計数する。データ取込クロック信号DSPSは、データストローブ信号DSから生成される信号であるため、データストローブ計数手段83、85による計数、および、所定数の計数後における取込制御信号DSEN2Zの活性化・非活性化制御は、データストローブ信号DSに同期して行われる。
【0048】
請求項11の半導体装置では、データ取込手段は、取込クロック生成部31、33と、データ取込部15とを備えて構成されている。取込クロック生成部31、33は、取込制御信号DSEN2Zが活性化している期間中に、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとにそれぞれ同期した第1のデータ取込クロック信号DSPHSと第2のデータ取込クロック信号DSPLSとを生成する。取込クロック生成部31、33は、取込制御信号DSEN2Zの非活性化期間中には、第1のデータ取込クロック信号DSPHSと第2のデータ取込クロック信号DSPLSとを生成しない。データ取込部15は、第1および第2のデータ取込クロック信号DSPHS、DSPLSを入力し、第1および第2のデータ取込クロック信号DSPHS、DSPLSにそれぞれ同期してデータ信号DQの取り込みを行う。このため、取込制御信号DSEN2Zにより、第1および第2のデータ取込クロック信号DSPHS、DSPLSの生成・非生成が直接制御され、所定数のデータ信号DQの取り込みが行われる。
【0049】
特に、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジの両方に同期してデータ信号DQを取り込むDDR方式の半導体装置では、最終のデータ信号DQに同期したデータストローブ信号を容易かつ確実に検出することが可能になる。
請求項12の半導体装置では、取込制御手段は、データストローブ計数手段83、85がデータストローブ信号DSの所定数を計数した後、第1または第2のデータ取込クロック信号DSPHS、DSPLSの出力後に、取込制御信号DSEN2Zを非活性化して出力を停止する。
【0050】
したがって、取込制御信号DSEN2Zの非活性化が、データ信号DQの取り込みを直接制御する第1または第2のデータ取込クロック信号DSPHS、DSPLSで行われるため、データ信号DQの取り込み処理を、簡単な制御回路で行うことが可能になる。
請求項13の半導体装置では、データストローブ計数手段83、85は、データ信号DQの取り込みを行う第1のデータ取込クロック信号DSPHSまたは第2のデータ取込クロック信号DSPLSを計数する。第1および第2のデータ取込クロック信号DSPHS、DSPLSは、データストローブ信号DSから生成される信号であるため、データストローブ計数手段83、85による計数、および、所定数の計数後における取込制御信号DSEN2Zの活性化・非活性化制御は、データストローブ信号DSに同期して行われる。
請求項14の半導体装置では、入力バッファ77は、取込制御信号DSEN2Zの活性化期間中に、外部から入力されるデータストローブ信号DSの取り込みを行う。入力バッファ77は、取込制御信号DSEN2Zの非活性化期間中には、データストローブ信号DSの取り込みを行わない。
【0051】
このため、取込制御信号DSEN2Zにより、半導体装置におけるデータストローブ信号DSの入口である入力バッファ77が、直接制御され、所定数のデータ信号DQの取り込みが行われる。したがって、入力バッファ77の非活性化期間中に、電源ノイズ等により外部のデータストローブ信号DSにノイズが発生しても、ノイズが内部の回路に伝達されることはない。この結果、内部の回路の誤動作が防止され、誤動作による不必要な電力の消費が防止される。
【0052】
請求項15の半導体装置では、データ信号DQの取り込み数が、データストローブ計数手段83、85で計数するデータストローブ信号DSの所定数の整数倍にされる。
このため、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジの一方に同期してデータ信号DQを取り込むSDR方式の半導体装置では、データ信号DQの取り込み数と計数するデータストローブ信号DSの数とを同一にすることで、最終のデータ信号DQに同期したデータストローブ信号DSを検出することが可能になる。
【0053】
また、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジの両方に同期してデータ信号DQを取り込むDDR方式の半導体装置では、データ信号DQの取り込み数を、計数するデータストローブ信号DSの数の2倍にすることで、最終のデータ信号DQに同期したデータストローブ信号DSを検出することが可能になる。
【0054】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
図3は、本発明の半導体装置の第1の実施形態を示している。この実施形態は、請求項1、請求項2、請求項4、請求項6に対応する。
この実施形態における半導体装置は、外部から入力されるデータストローブ信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの両方に同期してデータ信号の書き込み・読み出しを行うDDR方式のSDRAMにより構成されている。
【0055】
図3において、半導体装置1は、入出力インタフェース部3、メモリ制御インタフェース部5、およびメモリセルアレイ7により構成されている。
入出力インタフェース部3には、クロック信号CLK、/CLK、チップセレクト信号/CS、行アドレスストローブ信号/RAS、列アドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WE、および、アドレス信号AD、データ信号DQ、データストローブ信号DSが供給されている。
【0056】
データ信号DQおよびデータストローブ信号DSは入出力信号である。図において太い矢印で示したアドレス信号ADおよびデータ信号DQ等は、複数ビットで構成されている信号である。なお、以下の説明では、チップセレクト信号/CS、行アドレスストローブ信号/RAS、列アドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WEを、制御信号/CS、/RAS、/CAS、/WEとも称する。
【0057】
この半導体装置1は、インタフェース仕様として、SSTL-2インタフェースを適用しており、入出力インタフェース部3には、電源電圧VCC(3.3V)の他に、I/O用電源電圧VCCQ(2.5V)および参照電圧Vref(1.25V)が供給されている。また、データストローブ信号DSおよびデータ信号DQは、外部において参照電圧Vrefと同一の電圧VTTで終端されている。
【0058】
入出力インターフェース部3は、クロックバッファ9、コマンドデコーダ11、アドレスバッファ13、入出力データバッファ15(データ取込手段、データ取込部に対応する)、DS入出力制御回路17、およびDSバッファ19(データ取込手段に対応する)を備えている。
クロックバッファ9は、クロック信号CLK、/CLKを外部から入力し、図中破線で示した内部クロック信号CLKIN、/CLKINを出力している。
【0059】
コマンドデコーダ11は、制御信号/CS、/RAS、/CAS、/WEが入力され、各信号の値に応じたコマンド信号CMDを、メモリ制御インタフェース部5等に出力している。
コマンドデコーダ11は、例えば、制御信号の値が、/CS=低レベル、/RAS=高レベル、/CAS=低レベル、/WE=低レベルであるときに、「書込コマンド」が入力されたと判定し、コマンド信号CMDの一つである書込活性化信号WRTZ(書込信号に対応する)を高レベルにし、DS入出力制御回路17等に出力する機能を有している。コマンドデコーダ11は、DSバッファ19の活性化する活性化信号DSEN1Zを、入出力データバッファ15およびDSバッファ19に出力している。また、コマンドデコーダ11は、後述するバーストカウンタ25から出力されるカウント終了信号ENDZが入力されている。
【0060】
アドレスバッファ13は、アドレス信号ADが入力され、入力したアドレス信号ADを内部アドレス信号ADINに変換し、メモリ制御インタフェース部5に出力している。
入出力データバッファ15は、外部に対してデータ信号DQの入出力を行い、メモリセルアレイ7に対してI/O信号DINA、DINBの入出力を行っている。I/O信号DINA、DINBは、データ信号DQを半導体装置1内で並列に入出力させるための信号であり、I/O信号DINA、DINBのビット数は、データ信号DQのビット数と同一にされている。入出力データバッファ15は、並列処理されたI/O信号DINA、DINBを直列に変換してデータ信号DQとする機能を有しており、外部とのデータ転送を高速に行うことを可能にしている。
【0061】
DS入出力制御回路17は、書込活性化信号WRTZが入力され、第1のデータ取込クロック信号DSPHSおよび第2のデータ取込クロック信号DSPLSを、入出力データバッファ15に出力している。
DSバッファ19は、データストローブ信号DSの入出力を制御する回路である。DSバッファ19は、入力されたデータストローブ信号DSを内部データストローブ信号DSZに変換し、DS入出力制御回路17に出力している。
【0062】
メモリ制御インタフェース部5は、半導体装置1の全体のタイミング制御等を行う制御回路21、動作モードを設定するモードレジスタ23、および、データを連続して転送する際の転送数である「バースト長」をカウントするバーストカウンタ25を備えている。
モードレジスタ23は、外部から設定された「バースト長」に対応するバースト長情報信号BL2Z、BL4Z、BL8Zを、バーストカウンタ25に出力している。モードレジスタ23は、「バースト長」に「2」が設定されたときに、バースト長情報信号BL2Zのみを高レベルにし、同様に、「バースト長」に「4」または「8」が設定されたときに、バースト長情報信号BL4Zのみ、またはバースト長情報信号BL8Zのみを高レベルにする機能を有している。
【0063】
メモリセルアレイ7には、図示しない複数のメモリセルが縦横に配列されている。メモリセルアレイ7とメモリ制御インタフェース部5との間には、制御信号/RAS、/CAS、/WEから生成した制御信号RAS、CAS、WE、行アドレス信号、列アドレス信号が接続されている。また、メモリセルアレイ7と入出力インタフェース部3との間には、I/O信号DINA、DINBが接続されている。
【0064】
なお、この実施形態の半導体装置1は、CMOS(Complementary MOS)プロセス技術を用いて製造されている。
図4は、入出力インタフェース部3のコマンドデコーダ11における書込コマンド検出用の回路を示している。コマンドデコーダ11は、コマンド検出部27および書込活性化信号生成部29を備えている。
【0065】
コマンド検出部27は、制御信号/RAS、/CAS、/WE、/CSを反転した信号である制御信号RAS、CAS、WE、CSを入力する4入力のNANDゲート27aと、このNANDゲート27aに接続され、NANDゲート27aに入力される制御信号RASの論理を反転するインバータ27b、および、NANDゲート27aの出力にそれぞれ並列に接続された2個のインバータ27c、27d、インバータ27cの出力に接続された2入力のOR回路27eにより構成されている。
【0066】
OR回路27eは、インバータ27cの出力と、書込活性化信号WRTZとが入力され、活性化信号DSEN1Zを出力している。OR回路27eは、書込コマンドの受信時に活性化信号DSEN1Zを高レベルにし、書込活性化信号WRTZの非活性化時(高レベルから低レベルへの変化時)に活性化信号DSEN1Zを低レベルにする回路である。
また、インバータ27dは、書込コマンド信号WRTCZを出力している。書込コマンド信号WRTCZは、書込コマンドの受信時に高レベルになる信号である。
【0067】
書込活性化信号生成部29は、2個の2入力のNANDゲート29a、29bからなるフリップフロップ回路と、NANDゲート29aの入力に接続されるインバータ29cとにより構成されている。
書込活性化信号生成部29は、インバータ29cに書込コマンド信号WRTCZが入力され、NANDゲート29bの入力にカウント終了信号ENDZが入力され、NANDゲート29aから書込活性化信号WRTZを出力している。
【0068】
書込活性化信号生成部29は、書込コマンド信号WRTCZの立ち上がりエッジを受けて、フリップフロップ回路をセットし、書込活性化信号WRTZを高レベルにし、カウント終了信号ENDZの立ち下がりエッジを受けて、フリップフロップ回路をリセットし、書込活性化信号WRTZを低レベルにする回路である。
【0069】
図5は、インタフェース部3のDS入出力制御回路17の回路構成を示している。DS入出力制御回路17はHエッジパルス生成部31(データ取込手段、取込クロック生成部に対応する)、Lエッジパルス生成部33(データ取込手段、取込クロック生成部に対応する)、遅延段35、およびラッチ部37(取込制御手段に対応する)を備えている。
【0070】
Hエッジパルス生成部31は、遅延回路39Aと3入力のAND回路41Aとにより構成されている。遅延回路39Aは、縦続接続した3個のインバータとこれ等インバータの間にそれぞれ配置された容量C1とにより形成されている。
遅延回路39Aは、内部データストローブ信号DSZが入力され、遅延した反転信号をAND回路41Aに出力している。AND回路41Aは、ラッチ部37から出力される取込制御信号DSEN2Z、内部データストローブ信号DSZ、遅延回路39Aの出力が入力され、第1のデータ取込クロック信号DSPHSを出力している。Hエッジパルス生成部31は、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジに同期して第1のデータ取込クロック信号DSPHSを出力する回路である。
【0071】
なお、容量C1は、NMOSトランジスタ(以下、NMOSと称する)のゲート電極(以下、ゲートと称する)を信号線側に接続し、ソース電極(以下、ソースと称する)およびドレイン電極(以下、ドレインと称する)を接地VSSに接続することにより形成されている。
Lエッジパルス生成部33は、Hエッジパルス生成部31と同一の構成の遅延回路39BおよびAND回路41Bと、これ等遅延回路39B、AND回路41Bの入力に内部データストローブ信号DSZの反転信号を入力するためのインバータ33aとにより構成されている。
【0072】
AND回路41Bは、ラッチ部37から出力される取込制御信号DSEN2Z、内部データストローブ信号DSZの反転信号、遅延回路39Bの出力が入力され、第2のデータ取込クロック信号DSPLSを出力している。Lエッジパルス生成部33は、データストローブ信号DSの立ち下がりエッジに同期して第2のデータ取込クロック信号DSPLSを出力する回路である。
【0073】
遅延段35は、縦続接続される6個のインバータの出力に、それぞれ容量C2を接続して形成されている。容量C2は、容量C1と同様にNMOSにより形成されている。遅延信号N1は、第2のデータ取込クロック信号DSPLSと同相の信号である。すなわち、遅延段35は、Lエッジパルス生成部33から出力される第2のデータ取込クロック信号DSPLSを所定時間遅延させた遅延信号N1を出力する回路である。
【0074】
ラッチ部37は、書込活性化信号WRTZが入力されるインバータ37a、MOSスイッチ37b、このMOSスイッチ37bを制御するインバータ37c、37d、2入力のNANDゲート37e、このNANDゲート37eの出力を一方の入力に帰還するインバータ37fにより構成されている。
MOSスイッチ37bは、NMOSとPMOSトランジスタ(以下、PMOSと称する)とのソース・ドレインを相互に接続して形成されている。インバータ37cはPMOSのゲートを制御し、インバータ37dはNMOSのゲートを制御している。インバータ37cは、遅延信号N1が入力され、遅延信号N1の反転信号をインバータ37dに出力している。
【0075】
また、インバータ37aの出力は、NANDゲート37eの他方の入力と、MOSスイッチ37bの一端に接続されている。MOSスイッチ37bの他端は、NANDゲート37eの一方の入力に接続されている。NANDゲート37eは、取込制御信号DSEN2Zを出力している。
ラッチ部37は、書込活性化信号WRTZが高レベル(活性化)になると、それに応答して、遅延信号N1の論理値にかかわらず、取込制御信号DSEN2Zを高レベル(活性化)にする。また、書込活性化信号WRTZが高レベルから低レベル(非活性化)になった後、第2のデータ取込クロック信号DSPLSの高レベルに応答して、遅延信号N1が高レベルになると、それに応答して取込制御信号DSEN2Zを高レベルから低レベル(非活性)にする回路である。
【0076】
図6は、インタフェース部3のDSバッファ19における入力バッファ部43を示している。入力バッファ部43は、外部から入力されるデータストローブ信号DSと参照電圧Vrefとを比較する差動増幅回路45と、インバータ列47、49とを備えている。
差動増幅回路45には、PMOSとNMOSとを直列に接続した電圧取出部51、53が近接した位置に対称に配置されている。各電圧取出部51、53のNMOS51a、53aのゲートには、それぞれデータストローブ信号DS、参照電圧Vrefが入力されている。NMOS51a、53aのソースは、NMOS55を介して接地電圧VSSに接続されている。
【0077】
また、各電圧取出部51、53のNMOS51a、53aとPMOS51b、53bとを接続しているノードND1、ND2には、それぞれ、PMOS57a、57bのドレインが接続されている。PMOS51b、53bおよびPMOS57a、57bのソースには、I/O用電源電圧VCCQが接続されている。PMOS51b、53bのゲートには、ノードND2が接続されており、電圧取出部51、53は、カレントミラー回路を構成している。
【0078】
NMOS55およびPMOS55a、55bのゲートには、インバータ列47の出力が接続されている。インバータ列47は、2個のインバータを直列に接続して形成されている。インバータ列47は、活性化信号DSEN1Zが入力され、活性化信号DSEN1Zと同論理の信号を差動増幅回路45に出力している。
差動増幅回路45のノードND1は、インバータ列49の入力端子に接続されている。インバータ列49は、3個のインバータを直列に接続して形成されている。インバータ列49は、データストローブ信号DSと同論理の内部データストローブ信号DSZを出力している。
【0079】
図7は、インタフェース部3の入出力データバッファ15のブロック構成を示している。入出力データバッファ15は、データ入力バッファ59、2個のデータラッチ回路61A、61B、および、2個のデータトランスファ回路63A、63Bを備えている。
【0080】
データ入力バッファ59は、上述したDSバッファ19と同一の回路で構成されており、外部から入力されるデータ信号DQと参照電圧Vrefとを比較して、データ信号DQの信号値に対応した論理の内部データ信号DINを生成し、出力する機能を有している。
データラッチ回路61Aは、第1のデータ取込クロック信号DSPHSおよび内部データ信号DINが入力され、第1のデータ取込クロック信号DSPHSでラッチした内部データ信号DINをデータトランスファ回路63Aに出力している。データラッチ回路61Bは、第2のデータ取込クロック信号DSPLSおよび内部データ信号DINが入力され、第2のデータ取込クロック信号DSPLSでラッチした内部データ信号DINをデータトランスファ回路63Bに出力している。
【0081】
データトランスファ回路63A、63Bは、データラッチ回路61A、61Bから出力されるデータおよび第2のデータ取込クロック信号DSPLSが入力され、第2のデータ取込クロック信号DSPLSに同期して、データラッチ回路61A、61Bから入力したデータを、ぞれぞれI/O信号DINA、DINBに出力している。
入出力データバッファ15は、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの両方に同期して、データ信号DQを取り込む機能を有している。
【0082】
図8は、メモリ制御インタフェース部5のバーストカウンタ25の回路構成を示している。バーストカウンタ25は、パルス発生回路65、カウンタ67(クロック計数手段に対応する)、カウント終了検出回路69、およびパルス発生回路70を備えている。また、バーストカウンタ25は、モードレジスタ23から出力されるバースト長情報信号BL2Z、BL4Z、BL8Zが入力されている。
【0083】
パルス発生回路65は、3個のインバータを縦続接続したインバータ列71と、2入力のNANDゲート73により形成されている。インバータ列71は、書込活性化信号WRTZが入力され、所定時間遅延した反転信号をNANDゲート73の一方の入力に出力している。NANDゲート73は、他方の入力に書込活性化信号WRTZが入力され、カウンタリセット信号CRESを出力している。パルス発生回路65は、書込活性化信号WRTZの立ち上がり時にカウンタリセット信号CRES(負論理のパルス信号)を発生する回路である。
【0084】
カウンタ67は、クロックバッファ9が出力する内部クロック信号CLKINをクロック端子で受け、カウンタリセット信号CRESをリセット端子で受け、内部クロック信号CLKINのカウント回数に応じたカウント信号INT2Z、INT4Z、INT8Zを出力している。カウンタ67は、内部クロック信号CLKINの立ち上がりエッジに同期してカウントアップされ、内部クロック信号CLKINを1回、2回、4回カウントしたときに、それぞれカウント信号INT2Z、INT4Z、INT8Zを内部クロック信号CLKINの1周期分だけ高レベルにする機能を有している。また、カウンタ67のリセットは、カウンタリセット信号CRESの低レベルにより行われる。
【0085】
カウント終了検出回路69は、並列に配置された3個の2入力のNANDゲート69a、69b、69cと、AND回路69dとにより構成されている。NANDゲート69aは、バースト長情報信号BL2Zおよびカウント信号INT2Zが入力されている。同様に、NANDゲート69b、69cは、それぞれ、バースト長情報信号BL4Zおよびカウント信号INT4Z、バースト長情報信号BL8Zおよびカウント信号INT8Zが入力されている。AND回路69dは、NANDゲート69a、69b、69cの出力が入力され、カウント一致信号ENDZ0を出力している。カウント終了検出回路69は、カウンタ67のカウンタ値と、モードレジスタ23に設定された「バースト長」とが一致したときに、内部クロック信号CLKINの1周期分だけ、カウント一致信号ENDZ0を低レベルにする回路である。
【0086】
パルス発生回路70は、3個のインバータを縦続接続したインバータ列70aと、2入力のORゲート70b(=負論理のANDゲート)とにより形成されている。インバータ列70aは、カウント一致信号ENDZ0が入力され、所定時間遅延した反転信号をORゲート70bの一方の入力に出力している。ORゲート70bは、他方の入力にカウント一致信号ENDZ0が入力され、カウント終了信号ENDZを出力している。パルス発生回路70は、カウント一致信号ENDZ0の低レベルを受けてカウント終了信号ENDZ(負論理のパルス信号)を発生する回路である。
【0087】
なお、バーストカウンタ25は、一般のSDRAMに使用されているバースト転送用のカウンタを流用することが可能である。この場合、新たにバーストカウンタ25を設けなくてよいため、半導体装置1のチップ面積が低減される。
上述した半導体装置では、以下示すように、外部から連続して入力されるデータ信号DQの取り込み動作が行われる。
【0088】
図9は、図3〜図8に記載された第1の実施形態におけるデータ書込時の動作タイミングの一例を示している。ここで、クロック信号CLK、データストローブ信号DS、データ信号DQは、例えば、半導体装置1を搭載する情報処理システムのCPU等から出力される信号である。データストローブ信号DS、データ信号DQは、入出力動作が行われていないときには、ハイ・インピーダンス状態にされており、終端電圧VTTで終端されている。また、この例では、データストローブ信号DSは、クロック信号CLKと同一の位相で入力されている。「バースト長」は、予め「4」に設定されている。
【0089】
さらに、この例では、データストローブ信号DSの最初の立ち上がりタイミングは、書込コマンド受信に対応するクロック信号CLKの立ち上がりタイミングよりも、ちょうど1周期遅れるようにタイミング設計されている。前述したように、データストローブ信号DSの位相とクロック信号CLKの位相とのずれは、±25%の許容範囲がある。
【0090】
先ず、図4に示したコマンドデコーダ11のコマンド検出部27は、クロック信号CLKの立ち上がりエッジに同期して書込コマンドを受信すると、書込コマンド信号WRTCZおよび活性化信号DSEN1Zを高レベルにする。書込活性化信号生成部29は、書込コマンド信号WRTCZの高レベルを受けて、書込活性化信号WRTZを高レベルにする(図9(a))。そして、この書込活性化信号WRTZが高レベルになったことに応答して、第1のデータ取込クロック信号DSPHSおよび第2のデータ取込クロック信号DSPLSの出力許可信号となる図5のラッチ部37から出力される取込活性化信号DSEN2Zが高レベル(活性化状態)になる。(図9(b))
次に、図9の動作タイミングに示すように、書込コマンドを受信したクロック信号CLKから半クロック遅れて、データストローブ信号DSが低レベルにされる。この後、クロック信号CLKと同一の周期および同一のタイミングで、データストローブ信号DSの立ち上げ、立ち下げが、「バースト長」である4回行われる。また、データストローブ信号DSの立ち上げ、立ち下げに同期して、書込データD0、D1、D2、D3がデータ信号DQに入力される。この後、データストローブ信号DSは、最終の書込データD3に同期した立ち下がりエッジから半クロックの期間、低レベルにされる。この後、データストローブ信号DSの出力が停止され、終端電圧VTTで終端された電圧になる。
【0091】
また、活性化信号DSEN1Zが高レベルになることで、図6に示したDSバッファ19の差動増幅回路45が活性化され、データストローブ信号DSから内部データストローブ信号DSZが生成される。
第1のデータ取込クロック信号DSPHSは、DS入出力制御回路17のHエッジパルス生成部31により、取込活性化信号DSEN2Zが高レベルの期間中に、内部データストローブ信号DSZの立ち上がりエッジに同期して生成される。
【0092】
第2のデータ取込クロック信号DSPLSは、DS入出力制御回路17のLエッジパルス生成部33により、取込活性化信号DSEN2Zが高レベルの期間に、内部データストローブ信号DSZの立ち下がりエッジに同期して生成される。
遅延信号N1は、遅延段35により、第2のデータ取込クロック信号DSPLSから所定時間だけ遅れて出力される(図9(c),(d))。
【0093】
また、データ信号DQとして入力された書込データD0、D1、D2、D3は、図7に示したデータ入力バッファ59により取り込まれ、内部データ信号DINに変換される。
この後、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジに同期して入力された書込データD0、D2は、データラッチ回路61Aにより、データトランスファ回路63Aに出力される。データストローブ信号DSの立ち下がりエッジに同期して入力された書込データD1、D3は、データラッチ回路61Bにより、データトランスファ回路63Bに出力される。
【0094】
I/O信号DINAには、第2のデータ取込クロック信号DSPLSに同期して、データトランスファ回路63Aから書込データD0、D2が入力される。I/O信号DINBには、第2のデータ取込クロック信号DSPLSに同期して、データトランスファ回路63Bから書込データD1、D3が入力される。
一方、図8に示したバーストカウンタ25のパルス発生回路65は、書込活性化信号WRTZの高レベルを受けて、カウンタリセット信号CRES(負論理のパルス信号)を出力する。
【0095】
カウンタリセット信号CRESにより、カウンタ67はリセットされ、この後、クロック信号CLKの立ち上がり毎に、内部クロック信号CLKINでカウントアップされる。
カウンタ67のカウント値が「2」になったときに、カウント終了検出回路69は、カウント一致信号ENDZ0を低レベルにする。パルス発生回路70は、カウント一致信号ENDZ0の低レベルを受けて、カウント終了信号ENDZに負論理のパルスを発生する。そして、カウント終了信号ENDZのパルスが図4に示した書込活性化信号生成部29に入力されて、フリップフロップ回路がリセットされ、書込活性化信号WRTZは低レベルになる(図9(e))。すなわち、この実施形態では、カウンタ67によるカウント回数は、「バースト長」の1/2にされている(「バースト長」は、カウント数の2倍である。)。
【0096】
また、図5に示したDS出力制御回路17のラッチ部37において、取込制御信号DSEN2Zは、書込活性化信号WRTZの高レベル(活性化)時は、遅延信号N1の論理レベルにかかわらず活性化状態になるので、1回目の遅延信号N1のパルス出力時には、書込活性化信号WRTZの高レベルを検出して、高レベルの状態を保持する(図9(f))。
【0097】
一方、取込制御信号DSEN2Zは、書込活性化信号WRTZが低レベルになった後、2回目の遅延信号N1のパルス出力時に低レベルになる。すなわち、書込活性化信号WRTZが低レベル、かつ、遅延信号N1が高レベルの論理により、取込制御信号DSEN2Zは低レベルになる。
そして、低レベルになった取込制御信号DSEN2Zにより、Hエッジパルス生成部31、Lエッジパルス生成部33が非活性化され、データ信号DQの取り込み動作が完了する。
【0098】
ここで、Hエッジパルス生成部31、Lエッジパルス生成部33の非活性化動作は、遅延段35およびラッチ部37のみで制御される。このため、Hエッジパルス生成部31、Lエッジパルス生成部33は、最終の書込データD3を取り込んだ第2のデータ取込クロック信号DSPLSの出力からほぼ遅延段35の遅延時間後に非活性化される。
【0099】
このため、Hエッジパルス生成部31、Lエッジパルス生成部33の非活性化タイミングは、遅延段35の遅延時間を調整するだけで、容易に調整される。また、非活性化動作は、データストローブ信号DSの低レベル期間中(約半クロック分)に行えばよく、上述した回路で容易に達成できる。したがって、書込動作の完了後に、電源ノイズ等の影響でデータストローブ信号DSにノイズが発生した場合にも、このノイズにより、誤った第1のデータ取込クロック信号DSPHSおよび第2のデータ取込クロック信号DSPLSが生成されることはない。すなわち、入出力データバッファ15から誤ったデータ信号DQが取り込まれることが防止される。
【0100】
図10は、データストローブ信号DSのタイミングを、クロック信号CLKに対して「−25%」ずらした場合における書込動作時の動作タイミングの一例を示している。
図11は、データストローブ信号DSのタイミングを、クロック信号CLKに対して「+25%」ずらした場合における書込動作時の動作タイミングの一例を示している。
【0101】
図10および図11に示したように、Hエッジパルス生成部31、Lエッジパルス生成部33を非活性化する取込制御信号DSEN2Zは、常に、第2のデータ取込クロック信号DSPLSの出力から一定時間後に低レベルになる。このため、クロック信号CLKに対するデータストローブ信号DSの位相のずれに関係なく、Hエッジパルス生成部31、Lエッジパルス生成部33は、書込データD0〜D3を取り込んだ後、データストローブ信号DSがハイ・インピーダンス状態になる前に、確実に非活性化される。
【0102】
なお、図5の遅延回路35の遅延時間は、次の条件を満たすように設定される。
(1)データストローブ信号DSの半周期以内。(それ以上長くすると、データストローブ信号DSがVTTレベルに戻った後も、取込制御信号DSEN2Zが高レベルのままとなり、図27と同様の問題が生じる。)
(2)図10の−25%の場合でも、書込活性化信号WRTZが高レベルから低レベルに変化した後で、遅延信号N1が2回目のパルスを生ずる。
【0103】
(3)図11の+25%の場合でも、遅延信号N1が1回目のパルスを出力した時点で、書込活性化信号WRTZはまだ高レベル状態を保持している。
以上のように構成された半導体装置では、ラッチ部37により、クロック信号CLKの立ち上がりエッジに同期して書込コマンドを受信したときに取込制御信号DSEN2Zを活性化し、最終のデータ信号DQに同期した第2のデータ取込クロックDSPLSから所定の遅延時間後に取込制御信号DSEN2Zを非活性化した。また、入出力データバッファ15により、取込制御信号DSEN1Zが活性化している期間中に、データ信号DQの取り込みを行った。このため、所定数のデータ信号DQを連続して取り込む場合に、取込制御信号DSEN2Zを、データストローブ信号DSよりほぼ半クロック前に出力し、最初のデータ信号DQの取り込み前に活性化することができる。また、最終のデータ信号DQの取り込み後に、このデータ信号DQを取り込んだ第2のデータ取込クロックDSPLSにより、取込制御信号DSEN2Zを非活性化することができる。この結果、入出力データバッファ15は、所定数のデータ信号DQを確実に取り込むことができる。
【0104】
そして、データストローブ信号DSから生成した第2のデータ取込クロックDSPLSにより、取込制御信号DSEN2Zを非活性化する制御を行ったので、データストローブ信号DSのタイミングが変化した場合には、この変化に追従して取込制御信号DSEN2Zのタイミングも変化するため、取込制御信号DSEN2Zの非活性化を、常に、最終のデータ信号DQの取り込み後に行うことができ、データ信号DQを確実に取り込むことができる。したがって、回路のタイミング余裕を向上することができ、データストローブ信号DSのクロック信号CLKに対するタイミングのずれの規格を「±25%」以上にすることが可能になる。
【0105】
また、取込制御信号DSEN2Zのタイミングがデータストローブ信号DSのタイミングに追従して変化するため、常に、最終のデータ信号DQの取り込み後から所定時間内に、常に取込制御信号DSEN2Zを非活性化することができ、取込動作完了後にデータストローブ信号DSがハイ・インピーダンス状態になったときに、取込制御信号DSEN2Zが活性化していない。したがって、書込動作の完了後に、電源ノイズ等の影響でデータストローブ信号DSにノイズが発生した場合にも、このノイズにより、誤った第1のデータ取込クロック信号DSPHSおよび第2のデータ取込クロック信号DSPLSが生成されることを防止できる。すなわち、入出力データバッファ15から誤ったデータ信号DQが取り込まれることを防止することができる。
【0106】
さらに、カウンタ67は、クロック信号CLKのクロック数の所定数を計数し、ラッチ部37は、クロック信号CLKの所定数を計数した後に変化する第2のデータ取込クロックDSPLSに同期して、取込制御信号DSEN2Zを非活性化した。このため、クロック信号CLKの「所定数」とデータ信号DQの「取込回数」とを対応させることで、最終のデータ信号DQに同期したデータストローブ信号DSを、カウンタ67により容易かつ確実に検出することができる。
【0107】
また、最終のデータ信号DQに同期した第2のデータ取込クロックDSPLS自身で、取込制御信号DSEN2Zを非活性化したので、第2のデータ取込クロックDSPLSの変化から取込制御信号DSEN2Zが非活性化するまでの非活性化時間を、遅延段35の遅延時間で容易に制御することできる。したがって、取込制御信号DSEN2Zの非活性化の制御を簡単な回路で行うことができる。
【0108】
遅延段35の遅延時間は、最終のデータ信号DQが確実に取り込むための僅かの時間でよく、温度および電圧の変化に対する非活性化時間の変化量(ばらつき)を僅かにすることができる。したがって、タイミング設計が行いやすくなり、タイミング余裕を従来と同程度にした場合には、高速化設計が可能になる。
そして、取込制御信号DSEN2Zが活性化し出力している期間中に、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとにそれぞれ同期した第1のデータ取込クロック信号DSPHSと第2のデータ取込クロック信号DSPLSとを生成するHエッジパルス生成部31、Lエッジパルス生成部33と、第1および第2のデータ取込クロック信号DSPHS、DSPLSにそれぞれ同期してデータ信号DQを取り込む入出力データバッファ15とを備えた。このため、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジの両方に同期してデータ信号DQを取り込むDDR方式の半導体装置では、最終のデータ信号DQに同期したデータストローブ信号DSを容易かつ確実に検出することができる。
【0109】
さらに、データ信号DQの取り込み数を、カウンタ67でカウントするクロック信号CLKの所定数の2倍にしたので、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジの両方に同期してデータ信号DQを取り込むDDR方式の半導体装置において、カウンタ67によりクロック信号CLKをカウントすることで、最終のデータ信号に同期したデータストローブ信号を検出することができる。
【0110】
そして、クロック信号CLKをカウンタ67でカウントすることで取込制御信号DSEN2Zの非活性化を行ったので、一般のSDRAMに使用されているバースト転送用のカウンタを流用することが可能になる。この場合、新たにバーストカウンタ25を設けなくてよいため、半導体装置1のチップ面積を低減することができる。
図12および図13は、本発明の半導体装置の第2の実施形態(請求項5に対応する)におけるDS入出力制御回路75およびDSバッファ77(データ取込手段、入力バッファに対応する)を示している。
【0111】
この実施形態では、取込制御信号DSEN2Zは、図12におけるHエッジパルス生成部31のAND回路41AおよびLエッジパルス生成部33のAND回路41Bには入力されていない。第1の実施形態においてAND回路41AおよびAND回路41Bの取込制御信号DSEN2Zが入力されていた端子は電源電圧VCCにプルアップされている。そして、取込制御信号DSEN2Zは、図13における差動増幅回路45を活性化するために使用されている。Hエッジパルス生成部31、Lエッジパルス生成部33および差動増幅回路45以外の構成は、上述した第1の実施形態と同一である。
【0112】
すなわち、図13において、差動増幅回路45を活性化するためにPMOS57a、57b、NMOS55のゲートには、2入力のOR回路79の出力が接続されている。そして、OR回路79は、活性化信号DSEN1Zおよび取込制御信号DSEN2Zが入力されている。
この実施形態では、2回目の遅延信号N1のパルス出力時に、書込活性化信号WRTZの低レベルを受けて、低レベルになる取込制御信号DSEN2Zにより、DSバッファ77が非活性化される。すなわち、DSバッファ77は、最終の書込データD3を取り込んだ第2のデータ取込クロック信号DSPLSの出力から、ほぼ遅延段35の遅延時間後に非活性化される。
【0113】
この実施形態の半導体装置においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができるが、この実施形態では、半導体装置1におけるデータストローブ信号DSの入口であるDSバッファ77を、取込制御信号DSEN2Zにより非活性化したので、非活性化後に、電源ノイズ等により、データストローブ信号DSにノイズが発生しても、ノイズが内部の回路に伝達されることはない。このため、内部の回路の誤動作を防止することができ、誤動作による不必要な電力が消費されることを防止することができる。
【0114】
図14は、本発明の半導体装置の第3の実施形態を示している。この実施形態は、請求項1、請求項7、請求項11ないし請求項13、請求項15に対応する。
この実施形態では、入出力インタフェース部3のDS入出力制御回路81は、モードレジスタ23から出力されるバースト長情報信号BL2Z、BL4Z、BL8Zが入力されている。DS入出力制御回路81以外の構成は、上述した第1の実施形態と同一である。
【0115】
図15は、DS入出力制御回路81の回路構成を示している。DS入出力制御回路81はHエッジパルス生成部31、Lエッジパルス生成部33、遅延段35、カウンタ83(データストローブ計数手段に対応する)、カウント終了検出回路85(データストローブ計数手段に対応する)、パルス発生回路86、パルス発生回路87、および書込活性化信号制御部89(取込制御手段に対応する)を備えている。
【0116】
Hエッジパルス生成部31、Lエッジパルス生成部33、および遅延段35は、第1の実施形態のDS入出力制御回路17に構成したものと同一の回路である。カウンタ83、カウント終了検出回路85、パルス発生回路86、パルス発生回路87は、第1の実施形態のバーストカウンタ25におけるカウンタ67、カウント終了検出回路69、パルス発生回路70、パルス発生回路65と、それぞれ同一の回路である。書込活性化信号制御部89は、第1の実施形態のコマンドデコーダ11における書込活性化信号制御部29と同一の回路である。
【0117】
カウンタ83は、遅延段35から出力される遅延信号N1をクロック端子に受け、パルス発生回路87から出力されるカウンタリセット信号CRES2をリセット端子に受けている。また、カウンタ83は、カウント回数に応じたカウント信号INT2Z2、INT4Z2、INT8Z2を出力している。
カウント終了検出回路85は、第1の実施形態と同様に、各NANDゲートに、バースト長情報信号BL2Z、BL4Z、BL8Zとカウント信号INT2Z2、INT4Z2、INT8Z2が入力され、カウント一致信号ENDZ02を出力している。
【0118】
パルス発生回路86は、カウント一致信号ENDZ02が入力され、カウント終了信号ENDZ2を出力している。
書込活性化信号制御部89は、セット端子Sにカウンタリセット信号CRES2を受け、リセット端子Rにカウント終了信号ENDZ2を受けている。また、書込活性化信号制御部89は、出力端子Qから取込制御信号DSEN2Zを出力している。
【0119】
取込制御信号DSEN2Zは、Hエッジパルス生成部31のAND回路41Aと、Lエッジパルス生成部33の41Bに入力されている。
上述した半導体装置では、図16に示すように、外部から連続して入力されるデータ信号DQの取込動作が行われる。
先ず、半導体装置1は、書込コマンドを受信することで書込活性化信号WRTZを高レベルに変化させる。書込活性化信号WRTZの高レベルへの変化により、カウンタリセット信号CRES2(負論理のパルス信号)が発生し、取込制御信号DSEN2Zは高レベルになる。同時に、カウンタリセット信号CRES2により、カウンタ83がリセットされる。
【0120】
取込制御信号DSEN2Zが高レベルに変化することで、Hエッジパルス生成部31およびLエッジパルス生成部33は活性化される。そして、データストローブ信号DSに同期して、第1のデータ取込クロック信号DSPHS、第2のデータ取込クロック信号DSPLSが発生し、書込データD0〜D3が順次取り込まれる。
カウンタ83は、第2のデータ取込クロック信号DSPLSから遅延段35の遅延時間だけ遅れた遅延信号N1の立ち上がりエッジでカウントアップされる。そして、2回目の遅延信号N1の立ち上がりエッジをカウントしたときに、カウント終了検出回路85により、カウント終了信号ENDZ2が低レベルにされる。
【0121】
書込活性化信号制御部89は、カウント終了信号ENDZ2の負論理のパルスを受けてリセットされ、取込制御信号DSEN2Zを低レベルにする。そして、取込制御信号DSEN2Zが低レベルになることで、Hエッジパルス生成部31、Lエッジパルス生成部33が非活性化される。
この実施形態の半導体装置においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができるが、この実施形態では、カウンタ83は、データストローブ信号DSから生成される第2のデータ取込クロックDSPLSの所定数を計数し、書込活性化信号制御部89は、第2のデータ取込クロックDSPLSの所定数を計数した後、取込制御信号DSEN2Zを非活性化した。このため、第2のデータ取込クロックDSPLSの「所定数」とデータ信号DQの「取込回数」とを対応させることで、カウンタ83により、最終のデータ信号DQに同期したデータストローブ信号DSを、容易かつ確実に検出することができる。
【0122】
また、第2のデータ取込クロックDSPLSの所定数の計数時に、最終のデータ信号DQが取り込まれるため、遅延段35等を使用して、第2のデータ取込クロックDSPLSから僅かに遅延させた後に、取込制御信号DSEN2Zを非活性化するだけで、最終のデータ信号を確実に取り込むことができる。
そして、データ信号DQの取り込みを行う第2のデータ取込クロック信号DSPLSを、カウンタ83により直接計数したので、データストローブ信号DSを計数する場合に比べ、計数後の制御を短期間で行うことが可能になり、制御に使用する遅延回路は遅延時間の小さいものでよくなる。この結果、温度および電圧の変化に対するタイミングのずれが小さくなり、取込制御信号DSEN2Zの非活性化を、正確に制御することができる。
【0123】
図17は、本発明の半導体装置の第4の実施形態(請求項14に対応する)におけるDS入出力制御回路91を示している。
この実施形態では、第2の実施形態と同様に、取込制御信号DSEN2Zは、図15におけるHエッジパルス生成部31のAND回路41AおよびLエッジパルス生成部33のAND回路41Bには入力されていない。第1の実施形態におけるAND回路41AおよびAND回路41Bの取込制御信号DSEN2Zが入力されていた端子は電源電圧VCCにプルアップされている。
【0124】
また、この実施形態では、図13に示した第2の実施形態と同一のDSバッファ77が使用されている。すなわち、取込制御信号DSEN2Zは、差動増幅回路45を活性化するために使用されている。
この実施形態の半導体装置においても、上述した第1および第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0125】
図18は、本発明の半導体装置の第5の実施形態(請求項3に対応する)を示している。この実施形態における半導体装置1は、外部から入力されるデータストローブ信号DSの立ち下がりエッジに同期してデータ信号DQの書き込み・読み出しを行うSDR方式のSDRAMにより構成されている。
入出力データバッファ93(データ取込手段、データ取込部に対応する)およびメモリセルアレイ7は、I/O信号DINAのみ入出力している。また、DS入出力制御回路95は、データストローブ信号DSの立ち下がりエッジに同期した第2のデータ取込クロック信号DSPLSのみを入出力データバッファ93に出力している。入出力データバッファ93およびDS入出力制御回路95以外の構成は、上述した第1の実施形態と同一である。
【0126】
図19は、DS入出力制御回路95の回路構成を示している。DS入出力制御回路95は、データ取込クロック信号DSPSを発生するLエッジパルス生成部33、遅延段35、およびラッチ部37を備えている。すなわち、第1の実施形態のDS入出力制御回路17から、Hエッジパルス生成部31を削除した回路で構成されている。Lエッジパルス生成部33、遅延段35、およびラッチ部37の接続関係は、第1の実施形態と同一である。
【0127】
図20は、入出力データバッファ93のブロック構成を示している。入出力データバッファ93は、データ入力バッファ59、データラッチ回路61Aを備えている。すなわち、第1の実施形態の入出力データバッファ15から、データラッチ回路61Bおよびデータトランスファ回路63A、63Bを削除した回路で構成されている。データ入力バッファ59およびデータラッチ回路61Aの接続関係は、第1の実施形態と同一である。
【0128】
上述した半導体装置では、図21に示すように、外部から連続して入力されるデータ信号DQの取込動作が行われる。
先ず、半導体装置1は、書込コマンドを受信することで書込活性化信号WRTZを高レベルに変化させる。そして、取込制御信号DSEN2Zが高レベルになる。
取込制御信号DSEN2Zが高レベルに変化することで、Lエッジパルス生成部33は活性化される。そして、データストローブ信号DSの立ち下がりエッジに同期して、データ取込クロック信号DSPSが発生し、書込データD0、D1がデータラッチ回路61Aに順次取り込まれる。取り込まれた書込データD0、D1は、I/O信号DINAに転送される。
【0129】
また、図8に示したカウンタ67は、クロック信号CLKの立ち上がり毎に、内部クロック信号CLKINでカウントアップされる。
カウンタ67のカウント値が「2」になったときに、書込活性化信号WRTZは低レベルになる。すなわち、この実施形態では、カウンタ67によるカウント回数は、「バースト長」と同一にされている(「バースト長」は、カウント数の1倍である。)。
【0130】
また、取込制御信号DSEN2Zは、2回目の遅延信号N1のパルス出力時に、書込活性化信号WRTZの低レベルを検出して低レベルになる。
そして、取込制御信号DSEN2Zにより、Lエッジパルス生成部33が非活性化され、データ信号DQの取り込み動作が完了する。
【0131】
この実施形態の半導体装置においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができるが、この実施形態では、Lエッジパルス生成部33により、取込制御信号DSEN2Zの活性化時に、データストローブ信号DSに同期したデータ取込クロック信号DSPSを生成し、入出力データバッファ93により、データ取込クロック信号DSPSを受けて、このデータ取込クロック信号DSPSに同期してデータ信号DQの取り込みを行った。このため、データ信号DQの取り込みを行うデータ取込クロック信号DSPSの生成するための制御を、取込制御信号DSEN2Zにより直接行うことができ、データ取込クロック信号DSPSの生成・非生成を、簡易な回路で制御することが可能になる。
【0132】
また、本実施形態を、データストローブ信号DSの立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジの一方に同期してデータ信号DQを取り込むSDR方式の半導体装置に適用することで、最終のデータ信号DQに同期したデータストローブ信号DSを容易かつ確実に検出することができる。
なお、上述した第1の実施形態では、本発明の半導体装置をSDRAMにより構成した例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、データストローブ信号DSに同期してデータ信号DQの入出力を行う仕様のDRAMを搭載したシステムLSIにより構成してもよい。
【0133】
また、上述した第5の実施形態では、カウンタ67をクロック信号CLKの立ち上がりエッジでカウントアップし、所定数のカウントの後、取込制御信号DSEN2Zを低レベルにした例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、DS入出力制御回路81を使用して、データストローブ信号DSから生成される第2のデータ取込クロック信号DSPLSの立ち上がりエッジでカウントを行ってもよい。この場合には、データ信号DQの取り込みを行う第2のデータ取込クロック信号DSPLSを、カウンタ83に直接入力することで、データストローブ信号DSを計数する場合に比べ、計数後の制御を短期間で行うことができる。
【0134】
また、第2のデータ取込クロック信号DSPLSは、データストローブ信号DSから生成される信号であるため、カウンタ83による計数、および、所定数の計数後における取込制御信号DSEN2Zの非活性制御を、データストローブ信号DSに同期して行うことができる。(請求項8ないし請求項10に対応する。)
そして、上述した第1および第5の実施形態では、「バースト長」をクロック信号CLKのカウント数の2倍および1倍にした例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、「バースト長」をクロック信号CLKのカウント数の4倍または8倍にしてもよい。
【0135】
【発明の効果】
請求項1の半導体装置では、シリアルデータ信号DQの内部回路への取り込みを、データストローブ信号DSに同期して正確に制御することができ、連続した複数ビットシリアルデータ信号を確実に取り込むことができる。また、データストローブ信号に発生するノイズにより、誤ったデータ信号を取り込むことを防止することができる。
【0136】
また、所定数のデータ信号を連続して取り込む場合に、取込制御手段は、データストローブ信号より前に出力されるクロック信号により、最初のデータ信号の取り込み前に取込制御信号を活性化することができる。また、取込制御手段は、データストローブ信号により、最終のデータ信号の取り込み後に取込制御信号を非活性化することができる。この結果、データ取込手段は、所定数のデータ信号を確実に取り込むことができる。
【0137】
また、取込制御信号のタイミングは、データストローブ信号のタイミングの変化に追従して変化するため、取込制御信号の非活性化を、常に、データストローブ信号に同期した最終のデータ信号の取り込み後から所定時間内に行うことができる。この結果、取込制御信号の非活性化を、データストローブ信号に同期して正確に制御することができ、データストローブ信号に発生するノイズにより、誤ったデータ信号を取り込むことを防止することができる。
【0138】
請求項2の半導体装置では、クロック信号の「所定数」とデータ信号の「取込回数」とを対応させることで、最終のデータ信号に同期したデータストローブ信号を、クロック計数手段により、容易かつ確実に検出することができる。また、取込制御信号の非活性化を、データ信号の取り込みを直接制御するデータ取込クロック信号によって行うことで、データ信号の取り込み処理を、簡単な制御回路で行うことができる。さらに、取込制御信号の非活性化を、データ信号の取り込みを直接制御する第1または第2のデータ取込クロック信号により行ったので、データ信号の取り込み処理を、簡単な制御回路で行うことができる。
請求項3の半導体装置では、データ取込クロック信号の生成・非生成を、取込制御信号により直接制御することができ、所定数のデータ信号の取り込みを行うことができる。
【0139】
請求項4の半導体装置では、取込制御信号により、第1および第2のデータ取込クロック信号の生成・非生成を直接制御することができ、所定数のデータ信号の取り込みを行うことができる。
【0140】
特に、データストローブ信号の立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジの両方に同期してデータ信号を取り込むDDR方式の半導体装置では、最終のデータ信号に同期したデータストローブ信号を容易かつ確実に検出することができる。
【0141】
請求項5の半導体装置では、半導体装置におけるデータストローブ信号の入口である入力バッファを、取込制御信号により直接制御したので、入力バッファの非活性化期間中に、電源ノイズ等により外部のデータストローブ信号にノイズが発生しても、ノイズが内部の回路に伝達されることはない。この結果、内部の回路の誤動作を防止することができ、誤動作による不必要な電力の消費を防止することができる。
【0142】
請求項6の半導体装置では、データ信号の取り込み数を、クロック計数手段で計数するクロック信号の所定数の整数倍にした。このため、例えば、データストローブ信号の立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジの一方に同期してデータ信号を取り込むSDR方式の半導体装置では、データ信号の取り込み数と計数するクロック信号の数とを同一にすることで、最終のデータ信号に同期したデータストローブ信号を検出することができる。
【0143】
また、データストローブ信号の立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジの両方に同期してデータ信号を取り込むDDR方式の半導体装置では、データ信号の取り込み数を、計数するクロック信号の数の2倍にすることで、最終のデータ信号に同期したデータストローブ信号を検出することができる。
請求項7の半導体装置では、データストローブ信号の「所定数」とデータ信号の「取込回数」とを対応させることで、最終のデータ信号に同期したデータストローブ信号を、データストローブ計数手段により、容易かつ確実に検出することができる。
【0144】
請求項8の半導体装置では、データ信号の取り込みを行うデータ取込クロック信号の生成・非生成を、取込制御信号により直接制御することができ、所定数のデータ信号の取り込みを行うことができる。
請求項9の半導体装置では、取込制御信号の非活性化を、データ信号の取り込みを直接制御するデータ取込クロック信号によって行うことで、データ信号の取り込み処理を、簡単な制御回路で行うことができる。
【0145】
請求項10の半導体装置では、データストローブ信号から生成したデータ取込クロック信号を、データストローブ計数手段により計数したので、データストローブ計数手段による計数、および、所定数の計数後における取込制御信号の活性化・非活性化制御を、データストローブ信号に同期して行うことができる。
請求項11の半導体装置では、取込制御信号により、第1および第2のデータ取込クロック信号の生成・非生成を直接制御することができ、所定数のデータ信号の取り込みを行うことができる。
【0146】
特に、データストローブ信号の立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジの両方に同期してデータ信号を取り込むDDR方式の半導体装置では、最終のデータ信号に同期したデータストローブ信号を容易かつ確実に検出することができる。
請求項12の半導体装置では、取込制御信号の非活性化を、データ信号の取り込みを直接制御する第1または第2のデータ取込クロック信号により行ったので、データ信号DQの取り込み処理を、簡単な制御回路で行うことができる。
【0147】
請求項13の半導体装置では、データストローブ信号から生成した第1または第2のデータ取込クロック信号を、データストローブ計数手段により計数したので、データストローブ計数手段による計数、および、所定数の計数後における取込制御信号の活性化・非活性化制御を、データストローブ信号に同期して行うことができる。
【0148】
請求項14の半導体装置では、半導体装置におけるデータストローブ信号の入口である入力バッファを、取込制御信号により直接制御したので、入力バッファの非活性化期間中に、電源ノイズ等により外部のデータストローブ信号にノイズが発生しても、ノイズが内部の回路に伝達されることはない。この結果、内部の回路の誤動作を防止することができ、誤動作による不必要な電力の消費を防止することができる。
【0149】
請求項15の半導体装置では、データ信号の取り込み数を、データストローブ計数手段で計数するデータストローブ信号の所定数の整数倍にした。このため、例えば、データストローブ信号の立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジの一方に同期してデータ信号を取り込むSDR方式の半導体装置では、データ信号の取り込み数と計数するデータストローブ信号の数とを同一にすることで、最終のデータ信号に同期したデータストローブ信号を検出することができる。
【0150】
また、データストローブ信号の立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジの両方に同期してデータ信号を取り込むDDR方式の半導体装置では、データ信号の取り込み数を、計数するデータストローブ信号の数の2倍にすることで、最終のデータ信号に同期したデータストローブ信号を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1ないし請求項6に記載の発明の原理構成図である。
【図2】 請求項7ないし請求項15に記載の発明の原理構成図である。
【図3】本発明の半導体装置の第1の実施形態を示す全体構成図である。
【図4】コマンドデコーダにおける書込コマンド検出用の回路を示す回路構成図である。
【図5】 DS入出力制御回路を示す回路構成図である。
【図6】 DSバッファにおける入力バッファ部を示す回路構成図である。
【図7】入出力データバッファを示すブロック構成図である。
【図8】バーストカウンタを示す回路構成図である。
【図9】データ書込時の動作を示すタイミング図である。
【図10】データ書込時の動作を示すタイミング図である。
【図11】データ書込時の動作を示すタイミング図である。
【図12】本発明の半導体装置の第2の実施形態におけるDS入出力制御回路を示す回路構成図である。
【図13】本発明の半導体装置の第2の実施形態におけるDSバッファを示す回路構成図である。
【図14】本発明の半導体装置の第3の実施形態を示す全体構成図である。
【図15】 DS入出力制御回路を示す回路構成図である。
【図16】データ書込時の動作を示すタイミング図である。
【図17】本発明の半導体装置の第4の実施形態におけるDS入出力制御回路を示す回路構成図である。
【図18】本発明の半導体装置の第5の実施形態を示す全体構成図である。
【図19】 DS入出力制御回路を示す回路構成図である。
【図20】入出力データバッファを示すブロック構成図である。
【図21】データ書込時の動作を示すタイミング図である。
【図22】従来のSDRAMを使用した情報処理システムを示す構成概要図である。
【図23】従来の情報処理システムにおける読み出し動作を示すタイミング図である。
【図24】 DS信号を有するSDRAMを示す構成概要図である。
【図25】 DS信号を有するSDRAMを搭載した情報処理システムを示す構成概要図である。
【図26】 DS信号を有するSDRAMにおける書き込み動作を示すタイミング図である。
【図27】 DS信号を有するSDRAMにおいて、誤ったデータの書き込み動作を示すタイミング図である。
【符号の説明】
1 半導体装置
3 入出力インタフェース部
5 メモリ制御インタフェース部
7 メモリセルアレイ
9 クロックバッファ
11 コマンドデコーダ
13 アドレスバッファ
15 入出力データバッファ(データ取込手段、データ取込部)
17 DS入出力制御回路
19 DSバッファ(データ取込手段)
21 制御回路21
23 モードレジスタ23
25 バーストカウンタ25
27 コマンド検出部
27a NANDゲート
27b、27c、27d インバータ
27e OR回路
29 書込活性化信号生成部
29a、29b NANDゲート
29c インバータ
31 Hエッジパルス生成部(データ取込手段、取込クロック生成部)
33 Lエッジパルス生成部(データ取込手段、取込クロック生成部)
33a インバータ
35 遅延段
37 ラッチ部(取込制御手段)
37a インバータ
37b MOSスイッチ
37c、37d インバータ
37e NANDゲート
37f インバータ
39A、39B 遅延回路
41A、41B AND回路
43 入力バッファ部
45 差動増幅回路
47、49 インバータ列
51、53 電圧取出部
51a、53a NMOS
51b、53b PMOS
55 NMOS
57a、57b PMOS
59 データ入力バッファ
61A、61B データラッチ回路
63A、63B データトランスファ回路
65 パルス発生回路
67 カウンタ(クロック計数手段)
69 カウント終了検出回路
69a、69b、69c NANDゲート
69d AND回路
70 パルス発生回路
70a インバータ列
70b ORゲート
71 インバータ列
73 NANDゲート
75 DS入出力制御回路
77 DSバッファ(データ取込手段、入力バッファ)
79 OR回路
81 DS入出力制御回路
83 カウンタ(データストローブ計数手段)
85 カウント終了検出回路(データストローブ計数手段)
86 パルス発生回路
87 パルス発生回路
89 書込活性化信号制御部(取込制御手段)
91 DS入出力制御回路
93 入出力データバッファ(データ取込手段、データ取込部)
95 DS入出力制御回路
AD アドレス信号
ADIN 内部アドレス信号
BL2Z、BL4Z、BL8Z バースト長情報信号
C1、C2 容量
/CAS 列アドレスストローブ信号
CLK、/CLK クロック信号
CLKIN、/CLKIN 内部クロック信号
CMD コマンド信号
/CS チップセレクト信号
DIN 内部データ信号
DINA、DINB I/O信号
DQ データ信号
DS データストローブ信号
DSEN2Z 取込制御信号
DSEN1Z 活性化信号
DSPLS 第2のデータ取込クロック信号
DSPHS 第1のデータ取込クロック信号
DSPS データ取込クロック信号
DSZ 内部データストローブ信号
ENDZ カウント終了信号
ENDZ0 カウント一致信号
ENDZ2 カウント終了信号
ENDZ02 カウント一致信号
INT2Z、INT4Z、INT8Z カウント信号
INT2Z2、INT4Z2、INT8Z2 カウント信号
N1 遅延信号
ND1、ND2 ノード
R リセット端子
/RAS 行アドレスストローブ信号
S セット端子
VCC 電源電圧
VCCQ I/O用電源電圧
Vref 参照電圧
/WE ライトイネーブル信号
WRTCZ 書込コマンド信号
WRTZ 書込活性化信号(書込信号)

Claims (15)

  1. クロック信号およびデータストローブ信号が入力され、該データストローブ信号に同期して、所定数のデータ信号を連続して取り込む半導体装置であって、
    前記クロック信号に同期して入力される書込信号に応答して活性化し、最終の前記データ信号に同期した前記データストローブ信号に応答して非活性化する取込制御信号を生成する取込制御手段と、
    前記取込制御信号の活性化期間中に、前記データストローブ信号に同期して前記データ信号を取り込むデータ取込手段とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記書込信号の受信後に、前記クロック信号のクロック数の所定数を計数するクロック計数手段を備え、
    前記取込制御手段は、前記データストローブ信号に同期して生成される同期信号のうち、前記クロック計数手段による前記クロック信号の所定数の計数後に変化する前記同期信号に応答して、前記取込制御信号を非活性化することを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項2記載の半導体装置において、
    前記データ取込手段は、
    前記データストローブ信号が入力され、前記取込制御信号の活性化期間中に、該データストローブ信号に同期した前記同期信号であるデータ取込クロック信号を生成する取込クロック生成部と、
    前記データ取込クロック信号に同期して前記データ信号を取り込むデータ取込部とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項2記載の半導体装置において、
    前記データ取込手段は、
    前記データストローブ信号が入力され、前記取込制御信号の活性化期間中に、該データストローブ信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとにそれぞれ同期した前記同期信号である第1のデータ取込クロック信号と第2のデータ取込クロック信号とを生成する取込クロック生成部と、
    前記第1および第2のデータ取込クロック信号にそれぞれ同期して前記データ信号を取り込むデータ取込部とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項2記載の半導体装置において、
    前記データストローブ信号および前記取込制御信号を入力し、該取込制御信号の活性化期間中に、前記データストローブ信号を取り込む入力バッファを備えたことを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項2記載の半導体装置において、
    前記データ信号の取り込み数は、前記クロック計数手段で計数する前記クロック信号の所定数の整数倍であることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記書込信号の受信後に、前記データストローブ信号の所定数を計数するデータストローブ計数手段を備え、
    前記取込制御手段は、前記データストローブ計数手段による前記データストローブ信号の所定数の計数完了に応答して、前記取込制御信号を非活性化することを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項7記載の半導体装置において、
    前記データ取込手段は、
    前記データストローブ信号が入力され、前記取込制御信号の活性化期間中に、該データストローブ信号に同期したデータ取込クロック信号を生成する取込クロック生成部と、
    前記データ取込クロック信号に同期して前記データ信号を取り込むデータ取込部とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項7記載の半導体装置において、
    前記取込制御手段は、前記データストローブ計数手段による前記データストローブ信号 の所定数の計数後に変化する前記データ取込クロック信号の出力に応答して、前記取込制御信号を非活性化することを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項8記載の半導体装置において、
    前記データストローブ計数手段は、前記データ取込クロック信号の所定数を計数することを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項7記載の半導体装置において、
    前記データ取込手段は、
    前記データストローブ信号が入力され、前記取込制御信号の活性化期間中に、該データストローブ信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとにそれぞれ同期した第1のデータ取込クロック信号と第2のデータ取込クロック信号とを生成する取込クロック生成部と、
    前記第1および第2のデータ取込クロック信号にそれぞれ同期して前記データ信号を取り込むデータ取込部とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  12. 請求項11記載の半導体装置において、
    前記取込制御手段は、前記第1および第2のデータ取込クロック信号のうち、前記データストローブ計数手段による前記データストローブ信号の所定数の計数後に変化するデータ取込クロック信号に応答して、前記取込制御信号を非活性化することを特徴とする半導体装置。
  13. 請求項11記載の半導体装置において、
    前記データストローブ計数手段は、前記第1および第2のデータ取込クロック信号のうち、遅く出力される取込クロック信号の所定数を計数することを特徴とする半導体装置。
  14. 請求項7記載の半導体装置において、
    前記データストローブ信号および前記取込制御信号を入力し、該取込制御信号の活性化期間中に、前記データストローブ信号を取り込む入力バッファを備えたことを特徴とする半導体装置。
  15. 請求項7記載の半導体装置において、
    前記データ信号の取り込み数は、前記データストローブ計数手段で計数する前記データストローブ信号の所定数の整数倍であることを特徴とする半導体装置。
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