JP4683690B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4683690B2
JP4683690B2 JP2000125945A JP2000125945A JP4683690B2 JP 4683690 B2 JP4683690 B2 JP 4683690B2 JP 2000125945 A JP2000125945 A JP 2000125945A JP 2000125945 A JP2000125945 A JP 2000125945A JP 4683690 B2 JP4683690 B2 JP 4683690B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
data
circuit
strobe
capture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000125945A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001195884A (ja
JP2001195884A5 (ja
Inventor
貴志 久保
渉 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2000125945A priority Critical patent/JP4683690B2/ja
Priority to US09/704,048 priority patent/US6317369B1/en
Publication of JP2001195884A publication Critical patent/JP2001195884A/ja
Publication of JP2001195884A5 publication Critical patent/JP2001195884A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4683690B2 publication Critical patent/JP4683690B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1078Data input circuits, e.g. write amplifiers, data input buffers, data input registers, data input level conversion circuits
    • G11C7/1093Input synchronization
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
    • G11C7/1066Output synchronization
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1078Data input circuits, e.g. write amplifiers, data input buffers, data input registers, data input level conversion circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1078Data input circuits, e.g. write amplifiers, data input buffers, data input registers, data input level conversion circuits
    • G11C7/1087Data input latches
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/22Read-write [R-W] timing or clocking circuits; Read-write [R-W] control signal generators or management 

Landscapes

  • Dram (AREA)
  • Memory System (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体装置に関し、より特定的には外部にデータバスが接続されるインターフェイスを含む半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置が用いられるシステムの高速化に伴い、たとえば、半導体装置のなかでも半導体記憶装置では、データを外部から取込むために、データに同期して周期的に変化するデータストローブ信号を用いる仕様が提案されている。データストローブ信号は、データの送出側から出力され、プリント基板上をデータバスと平行に配置される信号線上を伝わってデータを受信する半導体装置に入力される。
【0003】
たとえば、現在の半導体装置、特にDDR SDRAM(Double Data Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)では、データストローブ信号を授受する端子をチップに対して1つ備えている。
【0004】
図30は、従来のデータストローブ信号とデータの関係を説明するための波形図である。
【0005】
図30を参照して、時刻t1におけるストローブ信号STRBの立下りエッジにおいて、データ信号DQのL(ロー)レベルがラッチされ半導体装置に取込まれる。
【0006】
時刻t2では、ストローブ信号STRBの立上りエッジにおいて、データ信号DQのH(ハイ)レベルがラッチされ半導体装置に取込まれる。
【0007】
時刻t3では、時刻t2における場合と異なり、ストローブ信号STRBの立上りエッジでデータDQのLレベルを取込み、時刻t4では、時刻t1の場合と異なり、ストローブ信号STRBの立下りエッジでデータDQのHレベルを取込んでいる。
【0008】
このように、データストローブが1本の場合には、データストローブの立上りエッジでデータのH(ハイ)データ、L(ロー)データを取込み、同様に、データストローブの立下りエッジでもデータのHデータ、Lデータを取込む必要がある。
【0009】
したがって、データストローブ信号に対して、立上りエッジ、立下りエッジ間のタイミング精度が要求される。
【0010】
そのため、現在、ストローブ信号を2つ使用してデータを取込むタイミングを決めようというデファレンシャルデータストローブ方式が提案されている。
【0011】
図31は、デファレンシャルデータストローブによってデータを取込む説明をするための動作波形図である。
【0012】
図31を参照して、2つのストローブ信号は、データに同期して送られる相補なストローブ信号STRB1、STRB2である。半導体装置では、この相補なストローブ信号STRB1、STRB2の波形の交点でデータを取込むタイミングを決定する。
【0013】
時刻t1において、ストローブ信号STRB1の立下りエッジとストローブ信号STRB2の立上りエッジが交差する時刻で、データ信号DQのLレベルが半導体装置に取込まれる。
【0014】
同様に、時刻t2において、ストローブ信号STRB1の立上りエッジとストローブ信号STRB2の立下りエッジが交差し、その時刻にデータ信号DQのHレベルが半導体装置に取込まれる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、デファレンシャルデータストローブ方式においては、SSO(Simultaneously Switching Output)と呼ばれる現象で発生するデータのスキューによりデータストローブ信号の精度を高く保つことができない。
【0016】
SSOについて簡単に説明する。半導体記憶装置のように、多数の出力端子を有するデバイスにおいては、多数の出力端子が同時にHデータを出力すると、デバイス内で電源電位が電圧降下を起こす。このため、出力されるHデータが遅れる場合がある。また、多数の出力端子が同時にLデータを出力すると、デバイス内部で接地電位が浮き上がり、Lデータが遅れたりする。このような現象をSSOという。
【0017】
図32は、SSOによるスキューを説明するための図である。
図32を参照して、多数の出力端子が同時にHデータを出力すると、デバイス内で電源電位が電圧降下を起こす。このため、出力されるHデータが遅れる。また、多数の出力端子が同時にLデータを出力すると、デバイス内部で接地電位が浮き上がり、Lデータが遅れる。
【0018】
図33は、SSOが発生した場合のストローブ信号に対するデータのタイミングマージンを説明するための図である。
【0019】
図33を参照して、データ信号DQ1〜DQn−1がHデータを出力し、このときにデータ信号DQnがLデータを出力する場合を考える。SSOのため、データ信号DQnに対してデータ信号DQ1〜DQn−1が、スキューTDだけ遅れてデータが確定する。したがって、時刻t1においてデータ信号DQnがLレベルに立下り、スキューTD分だけ遅れた時刻t2においてデータ信号DQ1〜DQn−1がHレベルに立上がる。
【0020】
続いて、データ信号DQ1〜DQnを取込むためのストローブ信号DQSは、データ信号DQ1〜DQnが確定してから固定遅延時間Tfd後の時刻t3において変化する。
【0021】
そして、時刻t4においてデータ信号DQnがLレベルからHレベルに立上がる。
【0022】
このようにデータ信号にSSOによるスキューが生じた場合には、データをストローブ信号DQSで取込むことができる有効なウィンドウは、スキューTD分だけ狭まってしまう。したがって、ストローブ信号の取込エッジに対してセットアップ時間Tsおよびホールド時間Thはともに小さくなってしまう。
【0023】
つまり、複数の出力端子から出力されるデータの組合せによって、データが出力されるタイミングが早かったり遅かったりする。したがって、ストローブ信号STRB1、STRB2が仮に正しいタイミングで出力された場合でも、このSSOによるスキューTD分だけデータを取込むタイミングを調整しなければ正しくデータが取込めないという問題点があった。
【0024】
また、従来のシステムでは、端子をプルアップする出力トランジスタおよびプルダウンする出力トランジスタを持つデバイスにおいては、両方の特性を合わせる必要がある。しかし、以下2つの問題があり調整が非常に難しい。
【0025】
第1には、プルアップトランジスタとプルダウントランジスタの回路特性が異なる点が問題となる。たとえば、出力トランジスタとして、NチャネルMOSトランジスタを使用する場合、プルダウン用として使うときには主として非飽和領域で動作する。一方、プルアップ用として使うときには、主として飽和領域で動作する。
【0026】
第2には、プルアップトランジスタとプルダウントランジスタがプロセスによる相異なる変動をするという点が問題となる。たとえば、プルアップ用としてPチャネルMOSトランジスタ、プルダウン用としてNチャネルMOSトランジスタを使うときには、製造ばらつきがPチャネルMOSトランジスタ、NチャネルMOSトランジスタで異なってしまう。
【0027】
さらに、従来のオープンドレインシステムではプルダウントランジスタしか持っておらず、立上り時間はターミネーションの抵抗によって定まる。このため、出力信号の立上り波形と立下り波形の遅延時間を合せ込むことは非常に難しい。
【0028】
この発明の目的は、出力されるデータの極性によってデータの遅延量が変化する場合でも正しく高速にデータを取込むことができる半導体装置を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】
本発明のある局面における半導体装置は、外部から与えられるデータ信号を受ける第1の端子と、データ信号に同期してデータ信号の取込み時刻の基準として外部から与えられる第1のストローブ信号を受ける第2の端子と、第1のストローブ信号と相補な第2のストローブ信号を外部から受ける第3の端子と、信号波形が表わす論理値が遷移する部分をエッジと称するとき、データ信号がハイレベルの場合に、第1、第2のストローブ信号の立ち上がりエッジを選択し、データ信号がローレベルの場合に、第1、第2のストローブ信号の立下りエッジを選択してデータ信号を取込み、内部データ信号を出力するデータ入力回路とを備え、データ入力回路は、第1のストローブ信号の立上りエッジおよび第2のストローブ信号の立上りエッジに応じてデータ信号のハイデータを取込むハイデータ取込信号を出力する第1の取込制御回路と、第1のストローブ信号の立下りエッジおよび第2のストローブ信号の立下りエッジに応じてデータ信号のローデータを取込むローデータ取込信号を出力する第2の取込制御回路と、ハイデータ取込信号に応じてハイデータを取込む第1のデータ取込回路と、ローデータ取込信号に応じてローデータを取込む第2のデータ取込回路と、ハイデータ取込信号とローデータ取込信号のうち遅く入力された信号のいずれか一方のエッジをデータ取込エッジとして選択する信号選択回路と、信号選択回路によって選択された取込エッジにより第1、第2のデータ取込回路の出力を取込み、内部データ信号を確定させるデータ保持回路とを含み、内部データ信号に応じて動作する内部回路をさらに備える。
【0038】
この発明の他の局面における半導体装置は、外部から与えられるデータ信号を受ける第1の端子と、データ信号に同期してデータ信号の取込み時刻の基準として外部から与えられる第1のストローブ信号を受ける第2の端子と、第1のストローブ信号と相補な第2のストローブ信号を外部から受ける第3の端子と、信号波形が表わす論理値が遷移する部分をエッジと称するとき、第1、第2のストローブ信号の立上りエッジまたは立下りエッジから、前記データ信号のレベルに応じてデータ取込エッジを選択し、データ取込エッジを基準にデータ信号を取込み、内部データ信号を出力するデータ入力回路とを備え、データ入力回路は、データ信号のレベルがハイレベルの場合には、第1、第2のストローブ信号のうちの立上りエッジで取込み時刻を示す信号に応じてデータ信号を取込み、データ信号のレベルがローレベルの場合には、第1、第2のストローブ信号のうち立下りエッジで取込み時刻を示す信号に応じてデータ信号を取込む。
【0048】
【発明の実施の形態】
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
【0049】
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1の半導体装置1の構成を示す概略ブロック図である。
【0050】
図1を参照して、半導体装置1は、各々が行列状に配列される複数のメモリセルを有するメモリアレイバンク14#0〜14#3と、外部から与えられるアドレス信号A0〜A12およびバンクアドレス信号BA0〜BA1をクロック信号CLKIに同期して取込み、内部行アドレス、内部列アドレスおよび内部バンクアドレスを出力するアドレスバッファ2と、外部からクロック信号CLKおよびクロックイネーブル信号CKEを受けて半導体記憶装置内部で用いられるクロック信号CLKI、CLKQを出力するクロックバッファ4と、外部から与えられる制御信号/CS、/RAS、/CAS、/WEおよびマスク信号DQMU/Lをクロック信号CLKIに同期して取込む制御信号入力バッファ6とを含む。
【0051】
半導体記憶装置1は、さらに、アドレスバッファ2から内部アドレス信号を受け、かつ、制御信号入力バッファ6からクロック信号に同期化された制御信号int.RAS、int.CAS、int.WEを受けてクロック信号CLKIに同期して各ブロックに制御信号を出力するコントロール回路と、コントロール回路で認識された動作モードを保持するモードレジスタとを含む。図1においては、コントロール回路とモードレジスタとを1つのブロック8で示す。
【0052】
コントロール回路は、内部バンクアドレス信号int.BA0、int.BA1をデコードするバンクアドレスデコーダと制御信号int.RAS、int.CAS、int.WEを受けてデコードするコマンドデコーダとを含んでいる。
【0053】
半導体記憶装置1は、さらに、メモリアレイバンク14#0〜14#3にそれぞれ対応して設けられ、アドレスバッファ2から与えられた行アドレス信号Xをデコードする行デコーダと、これらの行デコーダの出力信号に従ってメモリアレイバンク14#0〜14#3の内部のアドレス指定された行(ワード線)を選択状態へ駆動するためのワードドライバとを含む。図1では、行デコーダとワードドライバをまとめてブロック10#0〜10#3として示す。
【0054】
半導体記憶装置1は、さらに、アドレスバッファ2から与えられた内部列アドレス信号Yをデコードして列選択信号を発生する列デコーダ12#0〜12#3と、メモリアレイバンク14#0〜14#3の選択行に接続されるメモリセルのデータの検知および増幅を行なうセンスアンプ16#0〜16#3とを含む。
【0055】
半導体記憶装置1は、さらに、外部から書込データを受けて内部書込データを生成する入力バッファ22と、入力バッファ22からの内部書込データを増幅して選択メモリセルへ伝達するライトドライバと、選択メモリセルから読出されたデータを増幅するプリアンプと、このプリアンプからのデータをさらにバッファ処理して外部に出力する出力バッファ20とを含む。
【0056】
プリアンプおよびライトドライバはメモリアレイバンク14#0〜14#3に対応してそれぞれ設けられている。図1では、プリアンプとライトドライバは1つのブロックとしてブロック18#0〜18#3として示される。
【0057】
入力バッファ22は、外部から端子に与えられるデータDQ0〜DQ15を互いに相補なストローブ信号STRB1、STRB2に応じて内部に取込む。このストローブ信号STRB1、STRB2は、半導体記憶装置1に対してデータを出力する他の半導体装置等が、データと同期して出力するデータの取込時刻の基準となる信号である。半導体記憶装置1は、外部からデータと並行して伝達され、2つの端子にそれぞれ与えられるストローブ信号STRB1、STRB2を受けとり、データ信号の取込基準とする。
【0058】
半導体記憶装置1は、さらに、参照電位Vrefを発生するVref発生回路24を含む。参照電位Vrefは入力バッファに入力され、データを取り込む際のしきい値の基準となる。
【0059】
出力バッファ20は、半導体記憶装置1が外部にデータを出力するときには、クロック信号CLKQに同期してデータDQ0〜DQ15を出力するとともに、このデータ信号を他の半導体装置が取込むためのストローブ信号STRB1、STRB2を外部に出力する。
【0060】
図2は、図1に示した入力バッファ22の構成を示す回路図である。
図2を参照して、入力バッファ22は、ストローブ信号STRB1および参照電位Vrefを受けて相補な内部ストローブ信号ISTRB1、/ISTRB1を出力する内部ストローブ発生回路34と、ストローブ信号STRB2および参照電位Vrefを受けて内部ストローブ信号ISTRB2、/ISTRB2を出力する内部ストローブ発生回路36と、内部ストローブ信号ISTRB1、/ISTRB1、ISTRB2、/ISTRB2を受けてHデータ取込用のストローブ信号STHおよびLデータ取込用のストローブ信号STLを出力する変換回路38とを含む。
【0061】
入力バッファ22は、さらに、データ信号DQnおよび参照電位Vrefを受けて相補な内部データDQH、DQLを出力する相補データ発生回路32と、Hデータである内部データDQHをストローブ信号STHに応じて取込むデータ取込回路40と、Lデータである内部データDQLをストローブ信号STLに応じて取込むデータ取込回路42とを含む。
【0062】
データがHレベルである場合はそのままの極性でデータが取り込まれ、データがLレベルである場合はデータが反転して内部に取込まれ、データが伝達されるので、データの極性が内部の処理に与える影響を少なくすることができる。
【0063】
入力バッファ22は、さらに、ストローブ信号STH、STLのうち遅い方のストローブ信号を選択する信号選択回路44と、信号選択回路44の出力に応じてデータ取込回路40、42のデータを取込むデータラッチ回路46とを含む。データラッチ回路46からは内部データIDQnが出力される。
【0064】
相補データ発生回路32は、データ信号DQnを+入力ノードに受け参照電位Vrefを−入力ノードに受けて内部データ信号DQHを出力する差動増幅回路48と、参照電位Vrefを+入力ノードに受けデータ信号DQnを−入力ノードに受ける差動増幅回路50とを含む。
【0065】
内部ストローブ発生回路34は、ストローブ信号STRB1を+入力ノードに受け参照電位Vrefを−入力ノードに受け内部ストローブ信号ISTRB1を出力する差動増幅回路52と、参照電位Vrefを+入力ノードに受けストローブ信号STRB1を−入力ノードに受け内部ストローブ信号/ISTRB1を出力する差動増幅回路54とを含む。
【0066】
内部ストローブ発生回路36は、ストローブ信号STRB2を+入力ノードに受け参照電位Vrefを−入力ノードに受け内部ストローブ信号ISTRB2を出力する差動増幅回路56と、参照電位Vrefを+入力ノードに受けストローブ信号STRB2を−入力ノードに受け内部ストローブ信号/ISTRB2を出力する差動増幅回路58とを含む。
【0067】
変換回路38は、内部ストローブ信号ISTRB1、ISTRB2を受けて、Hデータを取込むストローブ信号STHを出力する取込制御回路60と、内部ストローブ信号/ISTRB1、/ISTRB2を受けて、Lデータを取込むストローブ信号STLを出力する取込制御回路62とを含む。
【0068】
図3は、図2における差動増幅回路48の構成を示す回路図である。
図3を参照して、差動増幅回路48は、参照電位Vrefをゲートに受けるNチャネルMOSトランジスタ76と、NチャネルMOSトランジスタ76のドレインにゲートおよびドレインが接続されソースが電源ノードに接続されるPチャネルMOSトランジスタ72と、NチャネルMOSトランジスタ76のドレインとゲートが接続され電源ノードにソースが接続されるPチャネルMOSトランジスタ74と、入力信号INをゲートに受けてソースがNチャネルMOSトランジスタ76のソースと接続され、ドレインがPチャネルMOSトランジスタ74のドレインと接続されるNチャネルMOSトランジスタ78と、信号BIASをゲートに受けNチャネルMOSトランジスタ76のソースと接地ノードとの間に接続されるNチャネルMOSトランジスタ80と、NチャネルMOSトランジスタ78のドレインの電位を入力に受けて反転し、出力信号OUTを出力するインバータ82とを含む。
【0069】
なお、図2の差動増幅回路50〜58は、差動増幅回路48と同様な構成を有するため説明は繰返さない。
【0070】
図4は、図2における変換回路38の構成を示す回路図である。
図4を参照して、変換回路38は、取込制御回路60、62を含む。
【0071】
取込制御回路60は、ストローブ信号ISTRB1を受けてその立上りに応じてパルスを発生するパルス発生回路92と、内部ストローブ信号ISTRB2の立上りに応じてパルスを発生するパルス発生回路94と、パルス発生回路92、94の出力を受けてストローブ信号STHを出力するOR回路96とを含む。
【0072】
取込制御回路62は、内部ストローブ信号/ISTRB1の立上りに応じてパルスを発生するパルス発生回路98と、内部ストローブ信号/ISTRB2の立上りに応じてパルスを発生するパルス発生回路100と、パルス発生回路98、100の出力を受けてストローブ信号STLを出力するOR回路102とを含む。
【0073】
なお、図4では、差動増幅回路の出力からワンショットパルスを生成し、ワンショットパルスのORを取る方法を示したが、他にも、データの取込トリガにストローブ信号STRB1、STRB2のエッジを使ったトリガ方式、すなわちいわゆるエッジトリガ方式を用いる回路を使用しても良い。
【0074】
図5は、図2におけるデータ取込回路40の構成を示す回路図である。
図5を参照して、データ取込回路40は、データ入力DINを受けて反転するインバータ112と、ストローブ信号入力STを受けて反転するインバータ114と、インバータ112の出力を一方の入力に受けるNAND回路118と、インバータ114の出力およびNAND回路118の出力を受けてデータ出力信号DOUTを出力するNAND回路116とを含む。
【0075】
NAND回路118の他方の入力には、データ出力信号DOUTが与えられる。
【0076】
なお、図2におけるデータ取込回路42は、データ取込回路40と同様な構成を有するため説明は繰返さない。
【0077】
図6は、図2における信号選択回路44の構成を示す回路図である。
図6を参照して、信号選択回路44は、ストローブ信号STHを受けて反転するインバータ132と、ストローブ信号STLを受けて反転するインバータ134と、交差結合型のフリップフロップを構成するNAND回路138、136と、交差結合型のフリップフロップを構成するNAND回路142、140と、NAND回路138の出力およびNAND回路142の出力を受けて、信号選択回路44の出力である信号OUTを出力するNOR回路144と、信号OUTを受けて遅延させる遅延回路146と、遅延回路146の出力から一定幅のLレベルのパルスを発生するパルス発生回路148とを含む。
【0078】
NAND回路138、142にはパルス発生回路148の出力が与えられ、NAND回路136にはインバータ132の出力が与えられ、NAND回路140にはインバータ134の出力が与えられる。
【0079】
信号選択回路44の動作を簡単に説明する。
初期状態において、パルス発生回路148の出力は図示しないパワーオンリセット信号等により一旦Lレベルにされる。NAND回路138、136により構成されるフリップフロップ、NAND回路140、142により構成されるフリップフロップは、ともに出力がHレベルとなり、信号OUTはLレベルとなる。
【0080】
その後、パルス発生回路148のリセットが解除され出力はHレベルになる。この状態で選択回路44はストローブ信号の入力を待つ待機状態となる。
【0081】
次に、ストローブ信号STHがHレベルになると、NAND回路138の出力は、Lレベルになる。この時は、まだ信号OUTは変化しない。
【0082】
さらに、ストローブ信号STLがHレベルになると、NAND回路142の出力は、Lレベルになる。すると、NOR回路144の入力はともにLレベルとなり信号OUTは、Hレベルに立上がる。すなわち、2つのストローブ信号のうち遅く入力されたストローブ信号のエッジで信号OUTが立上がる。
【0083】
信号OUTは遅延回路146を経由して、パルス発生回路148に伝達される。パルス発生回路148は、信号OUTの立上りに応じて所定時間Lレベルとなるパルスを発生する。すると、NAND回路138、136により構成されるフリップフロップ、NAND回路140、142により構成されるフリップフロップは、ともに出力がHレベルとなり、信号OUTはLレベルとなる。そして、再び、選択回路44はストローブ信号の入力を待つ待機状態となる。
【0084】
図7は、データラッチ回路46の構成を示す回路図である。
図7を参照して、データラッチ回路46は、3入力のNAND回路122、124を含む。NAND回路122は、NAND回路124の出力、データ取込回路40の出力および信号選択回路44の出力を受けて内部データ信号IDQnを出力する。NAND回路124は、データ取込回路42の出力、信号選択回路44の出力および内部データ信号IDQnを受けNAND回路122の入力に対して信号を出力する。
【0085】
図8は、図2に示した入力バッファ22が信号を取込む説明をするための動作波形図である。
【0086】
図2、図8を参照して、時刻t1において外部からLレベルのデータ信号DQnが与えられると、信号選択回路44によって、ストローブSTRB1の立下りに応じて発生された信号によってデータ信号DQnのLレベルが内部データIDQnとして内部に取込まれる。
【0087】
時刻t2において、データ信号DQnがHレベルになるときには、信号選択回路44によってストローブ信号STRB1の立上りに応じて発生された信号によってデータ信号DQnのHレベルが内部データ信号IDQnとして取込まれる。
【0088】
時刻t3においても、同様に、ストローブ信号STRB1の立下りエッジに応じてデータ信号DQnのLレベルが取込まれる。
【0089】
時刻t4では、データ信号がLレベルであるが、データストローブ信号STRB1のエッジは立上りエッジである。このような場合には、ストローブ信号STRB2の立下りエッジに応じて発生される信号でデータ信号DQnのLレベルが半導体装置に取込まれる。
【0090】
また、時刻t5においては、データ信号DQnはHレベルであり、このときストローブ信号STRB1は立下りエッジである。このような場合には、ストローブ信号STRB2の立上りエッジに応じてデータ信号DQnのHレベルが取込まれる。
【0091】
すなわち、Hデータの取込は、その時点におけるデータストローブ信号STRB1、STRB2のうちの立上りエッジであるものを使用してデータを取込む。反対に、データがLである場合には、データストローブ信号STRB1、STRB2のうち立下りエッジであるものを使いデータを取込む。
【0092】
このように、入力されたデータに応じてデータストローブ信号の取込エッジを選択する。
【0093】
図9は、取込エッジとデータの遅延との関係を説明するための図である。
図9を参照して、時刻t1においては、入力されてくるLデータが半導体装置に到達する。このときLデータに対するSSOやシステムバス線上での悪影響は、ストローブ信号STRB1の立下りエッジに対する影響と同じである。
【0094】
したがって、データの遅延時間とストローブ信号STRB1の遅延時間は同じであるため、内部取込タイミングの調整をほとんどする必要がなくなる。
【0095】
同様に、Hデータが伝達されてきた場合には、2つの相補なストローブ信号のうち立上りエッジにあるものを使用すれば、同様に、伝達されたデータの取込のミスを少なくすることができる。
【0096】
[実施の形態2]
図10は、本発明の実施の形態2において用いられる入力バッファ122の構成を示す回路図である。
【0097】
図10を参照して、入力バッファ122は、図2に示した入力バッファ22の構成において、相補データ発生回路32に代えて差動増幅回路152を備え、内部ストローブ発生回路34に代えて差動増幅回路154を備え、内部ストローブ発生回路36に代えて差動増幅回路156を備える点が実施の形態1の半導体装置と異なる。
【0098】
他の構成は、図2に示した入力バッファ22と同様であるので説明は繰返さない。
【0099】
図11は、図10における差動増幅回路152の構成を示す回路図である。
図11を参照して、差動増幅回路152は、参照電位Vrefをゲートに受けるNチャネルMOSトランジスタ176と、ゲートおよびドレインがNチャネルMOSトランジスタ176のドレインと接続されソースが電源ノードに接続されるPチャネルMOSトランジスタ172と、ゲートがNチャネルMOSトランジスタ176のドレインと接続されソースが電源ノードに接続されるPチャネルMOSトランジスタ174と、ゲートに入力信号INを受けPチャネルMOSトランジスタ174のドレインとNチャネルMOSトランジスタ176のソースとの間に接続されるNチャネルMOSトランジスタ178と、NチャネルMOSトランジスタ176のソースと接地ノードとの間に接続され、ゲートに信号BIASを受けるNチャネルMOSトランジスタ180とを含む。
【0100】
NチャネルMOSトランジスタ176のドレインからは出力信号OUTが出力され、NチャネルMOSトランジスタ178のドレインからは出力信号OUTと相補な反転出力信号/OUTが出力される。差動増幅回路154および156も同様の構成である。
【0101】
以上説明したような構成を取ることにより、実施の形態1の場合よりも回路規模を削減し、同様な効果を得ることができる。
【0102】
[実施の形態3]
図12は、実施の形態3の半導体装置182の構成を示す回路図である。
【0103】
図12を参照して、半導体装置182は、端子から入力されてくるデータを内部に取込む入力バッファ186と、データ端子を駆動するためにデータ端子と接地ノードとの間に接続されるNチャネルMOSトランジスタ184とを含む。
【0104】
入力バッファ186は、実施の形態1および実施の形態2で示したようなストローブ信号に応じてデータを取込む入力バッファである。
【0105】
データ端子に接続されるデータバスは抵抗188によって所定の電位に結合されている。このようなデータバスに用いられる出力として、データ端子を内部で接地ノードに結合する素子のみを設けた出力端子をオープンドレイン端子といい、このようなインターフェイスをオープンドレイン型インターフェイスと呼ぶ。
【0106】
データバスには、他の半導体装置190が接続されており、この他の半導体装置190もストローブ信号によりデータを取込む入力バッファ194と、端子を接地ノードに内部で結合するためのトランジスタ192とを含む。
【0107】
このようなオープンドレイン型インターフェイスにおいては、データの立上り時間は、抵抗188で決定され、データの立下り時間は、トランジスタ184、192によって決定される。データバスの放電はデータ出力を行なう半導体装置の出力トランジスタにより行なわれ、データバスの充電は抵抗188によって行なわれるため、データの立上り時の遅延時間と立下り時の遅延時間との間に差が出やすい。このようなインターフェイスにおいては、データの極性によりストローブ信号のエッジを選択することは特に有効である。
【0108】
[実施の形態4]
図13は、入力されるデータの特性に応じてストローブ信号の極性を選択して取込動作を行なう説明をするための波形図である。
【0109】
図13を参照して、図33で説明されたように、データ信号DQ1〜DQnの間にはスキューTDが生じている。ストローブ信号DQS,/DQSは、データ信号の有効な部分を取込むためにデータ信号の確定に対して所定の固定遅延時間Tfdだけ遅れて取込エッジが受信側に到達するように考慮されている。
【0110】
しかし、ストローブ信号の極性によってデータ信号の場合と同様なスキューが生じるため、ストローブ信号DQSとストローブ信号/DQSとの間にもスキューTDが生する。
【0111】
ただし、SSOによってデータとストローブ信号に生じる遅延時間は、データの極性によって双方にほぼ一律に生じると考えられる。そこで、LレベルからHレベルに立上がるデータ信号DQ1〜DQn−1に対しては、確定するデータに対応してLレベルからHレベルに立上がるエッジが入力されるストローブ信号DQSを使用すれば、データの確定した時刻tとストローブ信号の取込エッジの時刻t3との時間差はSSOが発生しても固定遅延時間Tfdほぼ保たれる。
【0112】
同様に、HレベルからLレベルに立下がるデータ信号DQnとストローブ信号/DQSとの間にも同様の関係がある。
【0113】
時刻t1においてデータ信号DQnがHレベルからLレベルに立下り、続いて時刻t2においてスキューTDだけ遅れてデータ信号DQ1〜DQn−1が立上がる。
【0114】
図13では、スキューTDと固定遅延時間Tfdとがちょうど同じ時間となっているので、時刻t2において、ストローブ信号/DQSがHレベルからLレベルに立下がっている。このストローブ信号/DQSの立下りエッジでデータ信号DQnを取込めば、セットアップ時間はTs1となり、ホール時間はTh1となる。
【0115】
続いてストローブ信号/DQSからスキュー時間TDだけ遅れて時刻t3にストローブ信号DQSがLレベルからHレベルに立上がる。ストローブ信号DQSの立上りエッジでデータ信号DQ1〜DQn−1を取込めば、セットアップ時間はTs2となり、ホールド時間はTh2となる。
【0116】
このようにデータの極性によって取込に使用するストローブ信号を選択すれば、図33に示した場合よりもセットアップ時間およびホールド時間のマージンが広がることになる。
【0117】
しかし、必ずしも常にデータの極性によって取込むストローブ信号を選択する必要はない。ある時刻においてデータがLレベルであったとすると、続いて出力されるデータによって波形に生じる変化はLレベルからHレベルに遷移するか、それともLレベルのままデータが保持されるかのどちらかである。
【0118】
データがLレベルのまま保持される場合には、データはストローブ信号の前は1データ区間変化していないということであるので、ストローブ信号はどちらの極性のものを用いても先に説明したセットアップ時間には問題は生じない。
【0119】
一方、データがLレベルからHレベルに遷移した場合には、図13で説明したように、データと同様にLレベルからHレベルに遷移するストローブ信号でデータを取込むべきである。
【0120】
同様に考えて、前状態のデータがHレベルの場合に、引続きデータとしてHレベルが出力される場合にはストローブ信号はいずれの極性のストローブ信号を用いてもよい。データがHレベルからLレベルに遷移する場合にはストローブ信号もHレベルからLレベルに遷移するものを用いるべきである。
【0121】
図14は、本発明の実施の形態4の入力バッファ200の構成を示すブロック図である。
【0122】
図14を参照して、入力バッファ200は、ストローブ信号STRB1と参照電位Vrefとを受けて相補なストローブ信号DQS1およびZDQS1を出力する差動増幅回路202と、ストローブ信号STRB2と参照電位Vrefとを受けて相補なストローブ信号DQS2,ZDQS2を出力する差動増幅回路204と、参照電位Vrefを第1の入力に受けデータ信号DQ1〜DQnを第2の入力にそれぞれ受けるデータ入力回路206〜210とを含む。データ入力回路206〜210は、4つのストローブ信号DQS1、ZDQS1、DQS2、ZDQS2に応じてデータを取り込み、それぞれ内部データ信号ID1a,ID1b〜IDna,IDnbを出力する。
【0123】
差動増幅回路202,204は、図11に示した差動増幅回路152と同様な構成を示しており、説明は繰返さない。
【0124】
図15は、図14に示したデータ入力回路210の構成を示したブロック図である。
【0125】
図15を参照して、データ入力回路210は、データ信号DQnと参照電位Vrefとを受けて信号S1を出力する差動増幅回路212と、信号S1をストローブ信号DQS1,ZDQS1に応じて取込むラッチ回路214と、信号S1をストローブ信号DQS2,ZDQS2に応じて取込むラッチ回路216と、ラッチ回路214の出力およびラッチ回路216の出力を受け、いずれか一方を出力するセレクタ217と、セレクタ217の出力を保持して内部データ信号IDna,IDnbとして出力するラッチ回路221とを含む。
【0126】
データ入力回路210は、さらに、ストローブ信号DQS1,ZDQS1,DQS2,ZDQS2を受けてそれぞれの波形のエッジでパルス信号を発生するパルス発生回路226と、パルス発生回路226の出力および内部データ信号IDna,IDnbを受けて選択信号SEL1R,SEL2F,SEL1F,SEL2Rを出力する選択信号発生回路228とを含む。
【0127】
セレクタ217は、ラッチ回路214の出力する信号S2およびラッチ回路216の出力する信号S5を受け、選択信号SEL1R,SEL2Fに応じていずれか一方を信号S6として出力するセレクタ218と、ラッチ回路214の出力する信号S3とラッチ回路216の出力する信号S4とを受け、いずれか一方を選択信号SEL1F,SEL2Rに応じて信号S7として出力するセレクタ220とを含む。
【0128】
ラッチ回路221は、信号S6を保持して内部データ信号IDnaとして出力するラッチ回路222と、信号S7を保持して内部データ信号IDnbとして出力するラッチ回路224とを含む。
【0129】
図16は、図15におけるラッチ回路214の構成を示す回路図である。
図16を参照して、ラッチ回路214は、信号S1を受けて信号S2を出力するラッチ回路230と、信号S1を受けて信号S3を出力するラッチ回路232とを含む。
【0130】
ラッチ回路230は、信号S1をストローブ信号ZDQS1に応じて取込むDフリップフロップ240と、Dフリップフロップ240の出力をストローブ信号DQS1に応じて取込むDフリップフロップ242とを含む。Dフリップフロップ242は信号S2を出力する。
【0131】
ラッチ回路232は、信号S1をストローブ信号DQS1に応じて取込むDフリップフロップ244と、Dフリップフロップ244の出力をストローブ信号ZDQS1に応じて取込むDフリップフロップ246とを含む。Dフリップフロップ246は信号S3を出力する。
【0132】
図17は、図15におけるラッチ回路216の構成を示した回路図である。
図17を参照して、ラッチ回路216は、信号S1を受けて信号S4を出力するラッチ回路234と、信号S1を受けて信号S5を出力するラッチ回路236とを含む。
【0133】
ラッチ回路234は、信号S1をストローブ信号ZDQS2に応じて取込むDフリップフロップ250と、Dフリップフロップ250の出力をストローブ信号DQS2に応じて取込むDフリップフロップ252とを含む。Dフリップフロップ252は信号S4を出力する。
【0134】
ラッチ回路236は、信号S1をストローブ信号DQS2に応じて取込むDフリップフロップ254と、Dフリップフロップ254の出力をストローブ信号ZDQS2に応じて取込むDフリップフロップ256とを含む。Dフリップフロップ256は信号S5を出力する。
【0135】
図18は、図15におけるセレクタ218の構成を示す回路図である。
図18を参照して、セレクタ218は、選択信号SEL1Rに応じて導通し信号S2を信号S6として出力するためのNチャネルMOSトランジスタ262と、選択信号SEL2Fに応じて導通し信号S5を信号S6として出力するためのNチャネルMOSトランジスタ264とを含む。
【0136】
図19は、図15におけるセレクタ220の構成を示す回路図である。
図19を参照して、セレクタ220は、選択信号SEL2Rに応じて導通し信号S4を信号S7として出力するためのNチャネルMOSトランジスタ266と、選択信号SEL1Fに応じて導通し信号S3を信号S7として出力するためのNチャネルMOSトランジスタ268とを含む。
【0137】
図20は、図15におけるパルス発生回路226の構成を示した回路図である。
【0138】
図20を参照して、パルス発生回路226は、ストローブ信号DQS1を受けてパルス信号S1Rを出力するパルス発生回路270と、ストローブ信号ZDQS1を受けてパルス信号S1Fを出力するパルス発生回路272と、ストローブ信号DQS2を受けてパルス信号S2Rを出力するパルス発生回路274と、ストローブ信号ZDQS2を受けてパルス信号S2Fを出力するパルス発生回路276とを含む。
【0139】
パルス発生回路276は、ストローブ信号ZDQS2を受ける直列に接続されたインバータ282,284,286と、インバータ286の出力とストローブ信号ZDQS2とを受けるAND回路288とを含む。AND回路288はパルス信号S2Fを出力する。
【0140】
パルス発生回路270,272,274はパルス発生回路276と同様な構成を有するため説明は繰返さない。
【0141】
図21は、図15における選択信号発生回路228の構成を示す回路図である。
【0142】
図21を参照して、選択信号発生回路228は、内部データ信号IDnbに応じてパルス信号S1R、S2Fのいずれかを選択的に出力するゲート回路290と、内部データ信号IDnaに応じてパルス信号S1F、S2Rのいずれかを選択的に出力するゲート回路291とを含む。
【0143】
ゲート回路290は、内部データ信号IDnbを受けるインバータ292と、パルス信号S1Rとインバータ292の出力とを受けるNAND回路294と、NAND回路294の出力を受けて反転し選択信号SEL1Rを出力するインバータ296と、内部データ信号IDnbとパルス信号S2Fとを受けるNAND回路298と、NAND回路298の出力を受けて反転し選択信号SEL2Fを出力するインバータ300とを含む。
【0144】
ゲート回路291は、内部データ信号IDnaを受けて反転するインバータ302と、パルス信号S1Fと内部データ信号IDnaとを受けるNAND回路304と、NAND回路304の出力を受けて反転し選択信号SEL1Fを出力するインバータ306と、インバータ302の出力とパルス信号S2Rとを受けるNAND回路308と、NAND回路308の出力を受けて反転し選択信号SEL2Rを出力するインバータ310とを含む。
【0145】
選択信号発生回路228は、内部データ信号IDna,IDnbがHレベルであるときには、次にスキューが問題となるLレベルのデータが入力された場合のために、HレベルからLレベルに立下がるストローブ信号をデータの取込みに使用するため選択する。S1F、S2Fはそれぞれストローブ信号STRB1,STRB2の立下りに応じて発生するパルス信号であり、これらのパルス信号がそれぞれ、以前に保持している内部データ信号IDna,IDnbがHレベルであるときに選択される。
【0146】
一方、選択信号発生回路228は、内部データ信号IDna,IDnbがLレベルであるときには、次にスキューが問題となるHレベルのデータが入力された場合のために、LレベルからHレベルに立上がるストローブ信号をデータの取込みに使用するため選択する。S1R、S2Rはそれぞれストローブ信号STRB1,STRB2の立上りに応じて発生するパルス信号であり、これらのパルス信号がそれぞれ、以前に保持している内部データ信号IDna,IDnbがLレベルであるときに選択される。
【0147】
図22は、実施の形態4の半導体装置において入力バッファの動作を説明するための動作波形図である。
【0148】
図15、図22を参照して、データ入力回路210は、外部から入力されたデータ信号DQnを2ビットの内部データ信号IDna,IDnbにシリアル−パラレル変換して出力するデータ入力回路である。
【0149】
時刻t1において、データ入力回路210の内部データ信号IDnaはLレベルであり、入力されたHレベルのデータ信号DQnがラッチ224に取込まれて、内部データ信号IDnbはHレベルになったとする。
【0150】
時刻t1に入力されたデータ信号DQnがHレベルであったことが、内部データ信号IDnbを参照することによってわかる。この場合、次にデータ信号を内部に取込む時刻t2でストローブ信号として使用されるべき信号は、HレベルからLレベルに立下がるストローブ信号である。したがって、図21に示した選択信号発生回路228はパルス信号S2Fによって選択信号SEL2Fを活性化する。応じて図18に示したセレクタ218は信号S5をラッチ回路222に出力する。
【0151】
この信号S5はラッチ回路236によってラッチされた信号である。ラッチ回路23は時刻t2において、ストローブ信号ZDQS2に従い、つまりHレベルからLレベルに立下がるストローブ信号STRB2に応じて信号S1を取込みHデータを保持している。したがって、セレクタ218はHデータを出力し、応じて内部データ信号IDnaはLレベルからHレベルに変化する。
【0152】
次に、時刻t3におけるデータ信号DQnの取込みついて説明する。時刻t2に入力されたデータ信号DQnがHレベルであったことが、内部データ信号IDnaを参照することによってわかる。この場合、次にデータ信号を内部に取込む時刻t3でストローブ信号として使用されるべき信号は、HレベルからLレベルに立下がるストローブ信号である。したがって、図21に示した選択信号発生回路228はパルス信号S1Fによって選択信号SEL1Fを活性化する。応じて図19に示したセレクタ220は信号S3をラッチ回路22に伝達する。信号S3は時刻t3においてラッチ回路232によりストローブ信号ZDQS1に従い、つまりHレベルからLレベルに立下がるストローブ信号STRB1に応じて取込まれた信号であるため、スキューによってマージンが減少することはない。
【0153】
以降同様にして、時刻t3において取込まれ、ラッチ回路224に保持されていた内部データ信号IDnbがLレベルであるので、時刻t4においては、LレベルからHレベルに立上がるストローブ信号STRB1に応じてラッチ回路230でラッチされた信号S2が、内部データ信号IDnaとなる。また、時刻t4において取込まれ、ラッチ回路222に保持されていた内部データ信号IDnaがHレベルであるので、時刻t5においては、HレベルからLレベルに立下がるストローブ信号STRB1に応じてラッチ回路232でラッチされた信号S3が、内部データ信号IDnbとなる。
【0154】
以上、データの取込について説明したが、ここで1つ注意しなければならない点がある。それは、シンクロナスDRAMでバーストリードやバーストライト時にデータの出力を開始する際の先頭のデータをどのように扱うかについてである。以前にデータが出力されていない先頭のデータでは当然ながら前状態は不定である。
【0155】
図23は、半導体装置のデータ授受を行なうデータバスを説明するための図である。
【0156】
図23を参照して、半導体装置LSI1と半導体装置LSI2との間のデータ授受はデータバス350によって行なわれる。この場合、データバス350は、通常は抵抗352によって所定の固定電位Vttに結合されている。したがって、半導体装置LSI1,LSI2の双方がデータをデータバスに出力していない場合には、データバス350の電位は固定電位Vttとなる。
【0157】
しかしながら、一般のDRAMの場合では、固定電位VttはデータのHレベルの電位とLレベルの電位との中間電位に設定される場合が多いため、バースト長に相当するデータを出力する前に強制的に前状態を決定する必要がある。すなわち、バースト動作開始前のデータのスタンバイ電位をLレベルもしくはHレベルのいずれかに固定する必要がある。このようにバースト動作開始前のデータを固定した部分は、プリアンブルと一般に呼ばれる。したがって、バースト動作時に有効なデータを出力する前にプリアンブルを出力する出力バッファ回路を備える必要がある。
【0158】
図24は、一般のDDR(ダブルデータレート)シンクロナスDRAMのストローブ信号DQSとデータ信号DQとの関係を示した図である。
【0159】
図24を見てわかるように、バースト出力動作時の先頭データ以前にストローブ信号DQSはLレベルに確定している。すなわち、ストローブ信号DQSは、時刻t1において先頭データが取込まれるタイミングに対して、tDSLで示される時間分前からLレベルに確定していなければならない。したがって半導体装置がデータ信号を出力する際にも、ストローブ信号DQSが出力しているLレベルのプリアンブルをデータ信号にも加えてやればよい。
【0160】
図25は、プリアンブルを出力するための出力バッファ400の構成を示した回路図である。
【0161】
図25を参照して、出力バッファ400は、クロック信号CLKを受けてバースト長に相当する時刻をカウントするバースト長カウンタ402と、バースト長カウンタのカウント値に応じてリセット信号RESETを出力するリセット回路404と、バースト長カウンタのカウント値に応じて出力制御信号OEを出力する出力制御回路405と、出力制御信号OEとクロック信号CLKとを受けて出力クロック信号/CLKDを出力するNAND回路406と、出力クロック信号/CLKDを受けて反転して出力クロック信号CLKDを出力するインバータ407とを含む。
【0162】
出力バッファ400は、さらに、リセット信号RESETに応じてLレベルに出力がリセットされ、内部データ信号Diを受けて保持するラッチ回路408と、ラッチ回路の出力信号Doを受けて反転するインバータ410と、出力クロック信号CLKD,/CLKDに応じて活性化され、インバータ410の出力を反転して外部端子にデータ信号DQとして出力するクロックドインバータ412とを含む。
【0163】
クロックドインバータ412の出力は、図1の出力バッファ20に図25の出力バッファ400を使用する場合にはデータ入出力端子DQに接続される場合が一般的であるが、入力端子と出力端子とを分離した場合には出力端子に接続される。
【0164】
図26は、出力バッファ400の動作を説明するための動作波形図である。
図25、図26を参照して、時刻t1においてバースト長カウンタ402にクロック信号が入力され、時刻t2〜t3の間、リセット回路404はバースト長カウンタ402のカウント値に応じてリセット信号RESETを活性化する。応じてラッチ回路408はリセットされ出力信号DoはLレベルとなる。このとき出力制御回路405は出力制御信号OEを活性化しており、したがってLレベルとなっている出力信号Doは、インバータ410およびクロックドインバータ412によって外部に出力されデータ信号DQはLレベルになる。
【0165】
続いて、時刻t3においてリセット回路404はリセット信号RESETをリセットし、ラッチ回路408にはデータD1が入力され、インバータ410およびクロックドインバータ412によって外部に対してデータD1が出力される。
【0166】
続いて時刻t4において内部データ信号DiにデータD2が入力され、同様に外部に対してデータD2が出力される。このようにすることによりデータ信号DQに有効なデータの前状態としてLレベルのプリアンブルを付加することができる。
【0167】
図27は、プリアンブルが付加されたデータを受ける半導体装置に設けられるプリセット回路410の構成を示す回路図である。
【0168】
図27を参照して、プリセット回路410は、ライト命令信号ZWRITEをクロック信号ZCLKに同期して受けるDフリップフロップ411と、Dフリップフロップ411の出力をクロック信号CLKに同期して受けるDフリップフロップ412と、Dフリップフロップ412の出力を受けて反転し内部ライト信号IWRITEを出力するインバータ413と、クロック信号CLK、ZCLKに応じて内部ライト信号IWRITEを受けてからの書込サイクルをカウントする2BITカウンタ414と2BITカウンタ414の出力するカウント値A0,A1がともに“1”になった時にリセットパルスRSTを出力するゲート回路416と、内部ライト信号IWRITEによりセットされ、リセット信号RSTによりリセットされ信号WCYCLEを出力するラッチ回路418と、信号WCYCLEを受けて立ち下がりエッジを検出しパルス信号PRERSTを出力するパルス発生回路420とを含む。
【0169】
2BITカウンタ414は、内部ライト信号IWRITEを受けて反転するインバータ438と、クロック信号ZCLKを一方の入力に受けるNAND回路422と、クロック信号ZCLKと信号A0とを受けるNAND回路424と、交差結合されるNAND回路426、428とを含む。NAND回路428は、3入力のNAND回路であり、第2、第3の入力にはそれぞれインバータ438の出力とNAND回路424の出力とを受ける。NAND回路426は、2入力のNAND回路であり、第2の入力にはNAND回路422の出力を受ける。
【0170】
2BITカウンタ414は、さらに、クロック信号CLKとNAND回路426の出力とを受けるNAND回路430と、クロック信号CLKとNAND回路428の出力とを受けるNAND回路432と、交差結合されるNAND回路434、436とを含む。NAND回路434は、2入力のNAND回路であり、第2の入力にはNAND回路430の出力を受ける。NAND回路436は、2入力のNAND回路であり、第2の入力にはNAND回路432の出力を受ける。NAND回路434は、信号A0を出力し、NAND回路436の出力は、NAND回路422の第2の入力に与えられる。
【0171】
2BITカウンタ414は、さらに、内部ライト信号IWRITEを受けて反転するインバータ458と、クロック信号ZCLK、信号A0をそれぞれ第1、第2の入力に受ける3入力のNAND回路442と、クロック信号ZCLKと信号A1とを受けるNAND回路444と、交差結合されるNAND回路446、448とを含む。NAND回路448は、3入力のNAND回路であり、第2、第3の入力にはそれぞれインバータ458の出力とNAND回路444の出力とを受ける。NAND回路446は、2入力のNAND回路であり、第2の入力にはNAND回路442の出力を受ける。
【0172】
2BITカウンタ414は、さらに、クロック信号CLKとNAND回路446の出力とを受けるNAND回路450と、クロック信号CLKとNAND回路448の出力とを受けるNAND回路452と、交差結合されるNAND回路454、456とを含む。NAND回路454は、2入力のNAND回路であり、第2の入力にはNAND回路450の出力を受ける。NAND回路456は、2入力のNAND回路であり、第2の入力にはNAND回路452の出力を受ける。NAND回路454は、信号A1を出力し、NAND回路456の出力は、NAND回路442の第3の入力に与えられる。
【0173】
ゲート回路416は、信号A0、A1を受けるNAND回路460と、NAND回路460の出力を受けて反転しリセット信号RSTを出力するインバータ462とを含む。
【0174】
ラッチ回路418は、内部ライト信号IWRITEを受けて反転するインバータ466と、リセット信号RSTを受けて反転するインバータ464と、インバータ466、464の出力をそれぞれ受ける交差結合されたNAND回路468,470とを含む。NAND回路468は信号WCYCLEを出力する。
【0175】
パルス発生回路420は、信号WCYCLEを受けて反転するインバータ472と、インバータ472の出力を受ける直列に接続されたインバータ474,476,478と、インバータ472,478の出力を受けるNAND回路480と、NAND回路480の出力を受けて反転し、パルス信号PRERSTを出力するインバータ482とを含む。
【0176】
図28は、図15に示したラッチ回路224の構成を示す回路図である。
図28を参照して、ラッチ回路224は、パルス信号PRERSTを受けて反転するインバータ492と、信号S7とインバータ492の出力を受けるNAND回路494とNAND回路494の出力を受けて信号S7に帰還するインバータ496と、NAND回路49の出力を受けて反転し内部データ信号IDnbを出力するインバータ498とを含む。
【0177】
図29は、プリセット回路410とラッチ回路224の動作を説明するための動作波形図である。
【0178】
図29を参照して、時刻t1のライトコマンドにより書込みが開始される。2BITカウンタのカウント値A1,A0はクロック信号CLKに応じて“00”,“01”,“10”とカウントアップされ、時刻t4には“11”となる。
【0179】
時刻t4には、リセット信号RSTが出力され、応じて信号WCYCLEは立下り、パルス信号PRERSTが出力される。このパルス信号PRERSTによって、ライトサイクルが終了する度に、内部データ信号IDnbはLレベルにセットされる。
【0180】
このようにしておけば、プリアンブルでDQにLレベルを出力する図26に示したような波形が入力された時に、プリアンブルのLレベルを取込む準備ができる。したがって、プリアンブルのLレベルデータを正常に図15のラッチ回路222に取込むことができ、プリアンブルに引き続き入力されるデータを高速に受信することができる。
【0181】
以上説明したように、実施の形態4では、ストローブ信号の立上りエッジと立下りエッジの両方でデータを保持しておき、以前に受信したデータの極性に応じて、保持したデータのいずれを有効なデータとして内部回路に伝達するかを決定する。したがって、セットアップ時間のマージンを広げることができるので、より高速な動作が可能となる。
【0182】
なお、実施の形態4では、1ビットの入力データを2ビットにシリアル−パラレル変換して内部に伝達する入力バッファ回路について説明したが、1ビットのまま内部に伝達する入力バッファ回路に対しても適用は可能である。また、シリアル−パラレル変換をたとえば1ビットから4ビットに変換するように、さらに多ビットに変換して内部に伝達する入力バッファ回路に対しても適用は可能である。
【0183】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0184】
【発明の効果】
本発明のある局面における半導体装置は、相補なストローブ信号のエッジの遅いほうを使用してデータの取込を行なう。したがって、出力されるデータの極性によってデータの遅延量が変化する場合でも内部取込タイミングの調整をほとんどする必要がなく、正しく高速にデータを取込むことができる。
【0185】
さらに、データがHレベルである場合とLレベルである場合で別々にデータを取込むため、確実に必要なデータを取込むことができるという効果を奏する場合がある
【0186】
さらに、データがHレベルである場合とLレベルである場合でデータが反転して内部にデータが伝達されるので、データの極性に依存する内部の処理の影響を少なくすることができるという効果を奏する場合がある
【0187】
さらに、より少ない回路規模で処理を実現できるという効果を奏する場合がある
【0188】
さらに、オープンドレイン型インターフェイスのようにデータの立上りと立下りとの遅延時間に差が出やすい場合に、特に有効にデータ伝送を正確に速く行えるという効果を奏する場合がある
【0189】
さらに、出力されるデータの極性によってデータの遅延量が変化する場合でも内部取込タイミングの調整をほとんどする必要がなく、正しく高速にデータを取込むことができるという効果を奏する場合がある
【0190】
さらに、以前に受信していたデータの極性で次に受信するためのデータを取込むストローブ信号を選択する。したがって、データの受信のタイミングマージンが改善され高速動作が可能となるという効果を奏する場合がある
【0191】
さらに、シリアル−パラレル変換して内部にデータを伝達する入力バッファ回路の動作速度をさらに改善することができるという効果を奏する場合がある
【0192】
さらに、データ出力の際に、前もって所定の論理に外部に接続されるデータバスを固定するので、非活性化時のデータバスの論理レベルがハイ、ローいずれのレベルでもない場合においても第1番目に受信するデータの前状態が決まるのでデータ受信側の高速化を図ることができるという効果を奏する場合がある
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の半導体装置1の構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 図1に示した入力バッファ22の構成を示す回路図である。
【図3】 図2における差動増幅回路48の構成を示す回路図である。
【図4】 図2における変換回路38の構成を示す回路図である。
【図5】 図2におけるデータ取込回路40の構成を示す回路図である。
【図6】 図2における信号選択回路44の構成を示す回路図である。
【図7】 データラッチ回路46の構成を示す回路図である。
【図8】 図2に示した入力バッファ22が信号を取込む説明をするための動作波形図である。
【図9】 取込エッジとデータの遅延との関係を説明するための図である。
【図10】 本発明の実施の形態2において用いられる入力バッファ122の構成を示す回路図である。
【図11】 図10における差動増幅回路152の構成を示す回路図である。
【図12】 実施の形態3の半導体装置182の構成を示す回路図である。
【図13】 入力されるデータの特性に応じてストローブ信号の極性を選択して取込動作を行なう説明をするための波形図である。
【図14】 本発明の実施の形態4の入力バッファ200の構成を示すブロック図である。
【図15】 図14に示したデータ入力回路210の構成を示したブロック図である。
【図16】 図15におけるラッチ回路214の構成を示す回路図である。
【図17】 図15におけるラッチ回路216の構成を示した回路図である。
【図18】 図15におけるセレクタ218の構成を示す回路図である。
【図19】 図15におけるセレクタ220の構成を示す回路図である。
【図20】 図15におけるパルス発生回路226の構成を示した回路図である。
【図21】 図15における選択信号発生回路228の構成を示す回路図である。
【図22】 実施の形態4の半導体装置において入力バッファの動作を説明するための動作波形図である。
【図23】 半導体装置のデータ授受を行なうデータバスを説明するための図である。
【図24】 一般のDDR(ダブルデータレート)シンクロナスDRAMのストローブ信号DQSとデータ信号DQとの関係を示した図である。
【図25】 プリアンブルを出力するための出力バッファ400の構成を示した回路図である。
【図26】 出力バッファ400の動作を説明するための動作波形図である。
【図27】 プリアンブルが付加されたデータを受ける半導体装置に設けられるプリセット回路410の構成を示す回路図である。
【図28】 図15に示したラッチ回路224の構成を示す回路図である。
【図29】 プリセット回路410とラッチ回路224の動作を説明するための動作波形図である。
【図30】 従来のデータストローブ信号とデータの関係を説明するための波形図である。
【図31】 デファレンシャルデータストローブによってデータを取込む説明をするための動作波形図である。
【図32】 SSOによるスキューを説明するための図である。
【図33】 SSOが発生した場合のストローブ信号に対するデータのタイミングマージンを説明するための図である。
【符号の説明】
1,182 半導体装置、22,186,194 入力バッファ、20 出力バッファ、4 クロックバッファ、32 相補データ発生回路、34,36 内部ストローブ発生回路、40,42 データ取込回路、38 変換回路、60,62 取込制御回路、46 データラッチ回路、44 信号選択回路、72,74,172,174 PチャネルMOSトランジスタ、16,78,80,176,178,180,184,192 NチャネルMOSトランジスタ、82,112,114,132,134 インバータ、92,94,98,100 パルス発生回路、96,102 OR回路、122,124,116,118,138,36,142,140 NAND回路、144 NOR回路、146 遅延回路、148 パルス発生回路、48,50,52〜58,152〜156 差動増幅回路、188 抵抗、202,204,212 差動増幅回路、200入力バッファ、206,210 データ入力回路、214,216,222,224,230〜236,408 ラッチ回路、218,220 セレクタ、226,270〜276 パルス発生回路、228 選択信号発生回路、240〜256 Dフリップフロップ、262〜268 NチャネルMOSトランジスタ、282,284,286,292,296,300,302,306,310,410 インバータ、288 AND回路、294,298,304,308NAND回路、202,204 差動増幅回路、270,272,274 パルス発生回路、350 データバス、352 抵抗、400 出力バッファ、402 バースト長カウンタ、404 リセット回路、405 出力制御回路、412 クロックドインバータ。

Claims (10)

  1. 外部から与えられるデータ信号を受ける第1の端子と、
    前記データ信号に同期して前記データ信号の取込み時刻の基準として外部から与えられる第1のストローブ信号を受ける第2の端子と、
    前記第1のストローブ信号と相補な第2のストローブ信号を外部から受ける第3の端子と、
    信号波形が表わす論理値が遷移する部分をエッジと称するとき、前記データ信号がハイレベルの場合に、前記第1、第2のストローブ信号の立ち上がりエッジを選択し、前記データ信号がローレベルの場合に、前記第1、第2のストローブ信号の立下りエッジを選択して前記データ信号を取込み、内部データ信号を出力するデータ入力回路とを備え、
    前記データ入力回路は、
    前記第1のストローブ信号の立上りエッジおよび前記第2のストローブ信号の立上りエッジに応じて前記データ信号のハイデータを取込むハイデータ取込信号を出力する第1の取込制御回路と、
    前記第1のストローブ信号の立下りエッジおよび前記第2のストローブ信号の立下りエッジに応じて前記データ信号のローデータを取込むローデータ取込信号を出力する第2の取込制御回路と、
    前記ハイデータ取込信号に応じて前記ハイデータを取込む第1のデータ取込回路と、
    前記ローデータ取込信号に応じて前記ローデータを取込む第2のデータ取込回路と、
    前記ハイデータ取込信号と前記ローデータ取込信号のうち遅く入力された信号のいずれか一方のエッジをデータ取込エッジとして選択する信号選択回路と、
    前記信号選択回路によって選択された取込エッジにより前記第1、第2のデータ取込回路の出力を取込み、前記内部データ信号を確定させるデータ保持回路とを含み、
    前記内部データ信号に応じて動作する内部回路をさらに備える、半導体装置。
  2. 前記信号選択回路は、
    前記ハイデータ取込信号のエッジが入力されたことを示す第1の情報を保持する第1の保持回路と、
    前記ローデータ取込信号のエッジが入力されたことを示す第2の情報を保持する第2の保持回路と、
    前記第1の保持回路が前記第1の情報を保持しており、かつ、前記第2の保持回路が前記第2の情報を保持しているときに、前記データ取込エッジを出力するエッジ出力回路と、
    前記エッジ出力回路の出力に応じて、前記第1、第2の保持回路を初期状態にリセットするパルス発生回路とを有する、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記データ入力回路は、
    前記第1のストローブ信号を受けて、第1の内部取込信号および前記第1の内部取込信号と相補な第1の相補内部取込信号を出力する第1の信号発生回路と、
    前記第2のストローブ信号を受けて、第2の内部取込信号および前記第2の内部取込信号と相補な第2の相補内部取込信号を出力する第2の信号発生回路と、
    前記第1の取込制御回路は、前記第1の内部取込信号の立上りエッジおよび前記第2の内部取込信号の立上りエッジにおいて前記ハイデータ取込信号を出力し、
    前記第2の取込制御回路は、前記第1の相補内部取込信号の立上りエッジおよび前記第2の相補内部取込信号の立上りエッジにおいて前記ローデータ取込信号を出力する、請求項に記載の半導体装置。
  4. 前記第1の取込制御回路は、
    前記第1の内部取込信号の立上りエッジに応じてパルスを発生する第1のパルス発生回路と、
    前記第2の内部取込信号の立上りエッジに応じてパルスを発生する第2のパルス発生回路と、
    前記第1、第2のパルス発生回路の出力に応じて前記第1、第2のストローブ信号の立上りエッジに応じたパルスを出力するパルス合成回路とを含む、請求項に記載の半導体装置。
  5. 前記データ入力回路は、
    前記データ信号を受けて中間データ信号と前記中間データ信号と相補な相補中間データ信号とを出力する相補データ発生回路をさらに含み、
    前記第1のデータ取込回路は、前記中間データ信号を入力に受け、
    前記第2のデータ取込回路は、前記相補中間データ信号を入力に受ける、請求項に記載の半導体装置。
  6. 前記相補データ発生回路は、
    参照電位を負入力ノードに受け、前記データ信号を正入力ノードに受けて前記中間データ信号を発生する第1の差動増幅回路と、
    前記参照電位を正入力ノードに受け、前記データ信号を負入力ノードに受けて前記相補中間データ信号を発生する第2の差動増幅回路とを有する、請求項に記載の半導体装置。
  7. 前記相補データ発生回路は、
    前記データ信号を参照電位と比較して前記中間データ信号および前記相補中間データ信号を出力する差動増幅回路を有する、請求項に記載の半導体装置。
  8. 前記第1の端子は、第1の電源電位に抵抗を介して固定される外部データバスに接続され、
    前記内部回路の出力に応じて前記第1の端子を前記第1の電源電位と異なる第2の電源電位に結合させるトランジスタをさらに備える、請求項1に記載の半導体装置。
  9. 外部から与えられるデータ信号を受ける第1の端子と、
    前記データ信号に同期して前記データ信号の取込み時刻の基準として外部から与えられる第1のストローブ信号を受ける第2の端子と、
    前記第1のストローブ信号と相補な第2のストローブ信号を外部から受ける第3の端子と、
    信号波形が表わす論理値が遷移する部分をエッジと称するとき、前記第1、第2のストローブ信号の立上りエッジまたは立下りエッジから、前記データ信号のレベルに応じてデータ取込エッジを選択し、前記データ取込エッジを基準に前記データ信号を取込み、内部データ信号を出力するデータ入力回路とを備え、
    前記データ入力回路は、前記データ信号のレベルがハイレベルの場合には、前記第1、第2のストローブ信号のうちの立上りエッジで前記取込み時刻を示す信号に応じて前記データ信号を取込み、前記データ信号のレベルがローレベルの場合には、前記第1、第2のストローブ信号のうち立下りエッジで前記取込み時刻を示す信号に応じて前記データ信号を取込む、半導体装置。
  10. 前記データ入力回路は、
    前記第1のストローブ信号の立上りエッジおよび前記第2のストローブ信号の立上りエッジに応じて前記データ信号のハイデータを取込む第1のデータ取込回路と、
    前記第1のストローブ信号の立下りエッジおよび前記第2のストローブ信号の立下りエッジに応じて前記データ信号のローデータを取込む第2のデータ取込回路と、
    前記第1、第2のデータ取込回路の出力を取込み、前記内部データ信号を確定させるデータ保持回路とをさらに含む、請求項に記載の半導体装置。
JP2000125945A 1999-11-05 2000-04-26 半導体装置 Expired - Fee Related JP4683690B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000125945A JP4683690B2 (ja) 1999-11-05 2000-04-26 半導体装置
US09/704,048 US6317369B1 (en) 1999-11-05 2000-11-02 Semiconductor device allowing higher speed data transmission to and from external unit

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11-315357 1999-11-05
JP31535799 1999-11-05
JP2000125945A JP4683690B2 (ja) 1999-11-05 2000-04-26 半導体装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001195884A JP2001195884A (ja) 2001-07-19
JP2001195884A5 JP2001195884A5 (ja) 2007-05-17
JP4683690B2 true JP4683690B2 (ja) 2011-05-18

Family

ID=26568272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000125945A Expired - Fee Related JP4683690B2 (ja) 1999-11-05 2000-04-26 半導体装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6317369B1 (ja)
JP (1) JP4683690B2 (ja)

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI228259B (en) * 2000-05-22 2005-02-21 Samsung Electronics Co Ltd Method and circuit for inputting and outputting data, and system using semiconductor memory device including the same
JP2002313079A (ja) * 2001-04-18 2002-10-25 Seiko Epson Corp 半導体メモリ装置の電源ノイズの抑制化
WO2002099810A1 (fr) * 2001-05-30 2002-12-12 Hitachi, Ltd. Dispositif semi-conducteur
US6633178B2 (en) * 2001-09-28 2003-10-14 Intel Corporation Apparatus and method for power efficient line driver
US6556457B1 (en) 2002-01-03 2003-04-29 Kokusan Denki Co., Ltd. Method of controlling inverter power generation apparatus
KR100496857B1 (ko) * 2002-05-17 2005-06-22 삼성전자주식회사 외부적으로 데이터 로드 신호를 갖는 반도체 메모리 장치및 이 반도체 메모리 장치의 직렬 데이터의 병렬데이터로의 프리패치 방법
US6819599B2 (en) * 2002-08-01 2004-11-16 Micron Technology, Inc. Programmable DQS preamble
JP4030409B2 (ja) * 2002-10-31 2008-01-09 株式会社ルネサステクノロジ レベル判定回路
US7076677B2 (en) * 2002-12-30 2006-07-11 Intel Corporation Same edge strobing for source synchronous bus systems
KR100626375B1 (ko) 2003-07-21 2006-09-20 삼성전자주식회사 고주파로 동작하는 반도체 메모리 장치 및 모듈
JP2005092783A (ja) 2003-09-19 2005-04-07 Rohm Co Ltd 電源装置およびそれを備える電子機器
US7178048B2 (en) * 2003-12-23 2007-02-13 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for signal synchronization based on plural clock signals
JP4419067B2 (ja) * 2004-07-26 2010-02-24 株式会社日立製作所 ディジタルインターフェースを有する半導体装置、メモリ素子及びメモリモジュール
US7366942B2 (en) * 2004-08-12 2008-04-29 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for high-speed input sampling
JP4661134B2 (ja) * 2004-08-25 2011-03-30 富士ゼロックス株式会社 メモリ制御方法および装置
US7312637B2 (en) * 2004-08-30 2007-12-25 Thunder Creative Technologies, Inc. Enhanced timing margin memory interface
KR100668829B1 (ko) * 2004-10-12 2007-01-16 주식회사 하이닉스반도체 메모리 장치용 데이타 출력 제어 회로
DE102005019041B4 (de) * 2005-04-23 2009-04-16 Qimonda Ag Halbleiterspeicher und Verfahren zur Anpassung der Phasenbeziehung zwischen einem Taktsignal und Strobe-Signal bei der Übernahme von zu übertragenden Schreibdaten
JP5157194B2 (ja) * 2006-02-28 2013-03-06 富士通セミコンダクター株式会社 データ取込み回路、データ取込みシステム、およびデータ取込み回路の制御方法
KR100884604B1 (ko) * 2007-09-04 2009-02-19 주식회사 하이닉스반도체 충분한 내부 동작 마진을 확보하기 위한 반도체 메모리장치 및 그 방법
US7889579B2 (en) * 2008-01-28 2011-02-15 Promos Technologies Pte. Ltd. Using differential data strobes in non-differential mode to enhance data capture window
US7983362B2 (en) * 2008-04-10 2011-07-19 GlobalFoundries, Inc. Programmable data sampling receiver for digital data signals
US7652937B2 (en) * 2008-04-10 2010-01-26 Advanced Micro Devices, Inc. Programmable linear receiver for digital data clock signals
US7961007B2 (en) * 2009-04-30 2011-06-14 Apple Inc. Receiver to match delay for single ended and differential signals
JP2011041140A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Panasonic Corp データ受信回路
KR101079209B1 (ko) * 2010-04-28 2011-11-03 주식회사 하이닉스반도체 반도체 시스템의 데이터 송수신 장치 및 방법
JP5566941B2 (ja) * 2011-03-31 2014-08-06 株式会社東芝 入力回路
US8432185B2 (en) 2011-05-25 2013-04-30 Apple Inc. Receiver circuits for differential and single-ended signals
US8410814B2 (en) 2011-06-16 2013-04-02 Apple Inc. Receiver circuits for differential and single-ended signals
US8638622B2 (en) 2011-07-06 2014-01-28 Arm Limited Apparatus and method for receiving a differential data strobe signal
US8630131B1 (en) * 2012-07-30 2014-01-14 Altera Corporation Data strobe enable circuitry
US9257164B2 (en) * 2013-03-14 2016-02-09 Altera Corporation Circuits and methods for DQS autogating
US9203405B2 (en) * 2013-12-10 2015-12-01 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Low-power internal clock gated cell and method
US10347316B2 (en) 2017-08-04 2019-07-09 Micron Technology, Inc. Input buffer circuit
US10332575B2 (en) * 2017-11-29 2019-06-25 Micron Technology, Inc. Signal training for prevention of metastability due to clocking indeterminacy
CN108647171B (zh) * 2018-05-25 2024-02-13 深圳市度信科技有限公司 一种信号斜率控制***和方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000148656A (ja) * 1998-11-09 2000-05-30 Mitsubishi Electric Corp メモリシステム
WO2002099810A1 (fr) * 2001-05-30 2002-12-12 Hitachi, Ltd. Dispositif semi-conducteur

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3979690B2 (ja) 1996-12-27 2007-09-19 富士通株式会社 半導体記憶装置システム及び半導体記憶装置
JP4075140B2 (ja) * 1998-06-25 2008-04-16 富士通株式会社 電子装置及び半導体記憶装置
KR100303775B1 (ko) * 1998-10-28 2001-09-24 박종섭 디디알 에스디램에서 데이터스트로브신호를 제어하기 위한 방법및 장치
JP4187346B2 (ja) * 1999-03-31 2008-11-26 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 同期型半導体記憶装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000148656A (ja) * 1998-11-09 2000-05-30 Mitsubishi Electric Corp メモリシステム
WO2002099810A1 (fr) * 2001-05-30 2002-12-12 Hitachi, Ltd. Dispositif semi-conducteur

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001195884A (ja) 2001-07-19
US6317369B1 (en) 2001-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4683690B2 (ja) 半導体装置
US6339552B1 (en) Semiconductor device
US6445642B2 (en) Synchronous double data rate DRAM
US8325537B2 (en) Mode register output circuit
US6570800B2 (en) High speed clock synchronous semiconductor memory in which the column address strobe signal is varied in accordance with a clock signal
US7230864B2 (en) Circuit for generating data strobe signal of semiconductor memory device
US11211103B1 (en) Burst clock control based on partial command decoding in a memory device
US6166993A (en) Synchronous semiconductor memory device
US7304898B2 (en) Semiconductor memory device
CN110574110B (zh) 动态终止边缘控制
US7254090B2 (en) Semiconductor memory device
US6671788B2 (en) Synchronous semiconductor memory device having a burst mode for improving efficiency of using the data bus
CN113223575A (zh) 高速电平移位器
US6407962B1 (en) Memory module having data switcher in high speed memory device
US7492661B2 (en) Command generating circuit and semiconductor memory device having the same
US10832759B2 (en) Half-width, double pumped data path
JP4216778B2 (ja) 半導体装置
JP2000011650A (ja) 半導体メモリ及びこれを備えた半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070328

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070328

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100415

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140218

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees