JP3746033B2 - スピニングリールのリール本体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リール本体、特に、前方に釣り糸を繰り出し可能なスピニングリールのリール本体に関する。
【0002】
【従来の技術】
スピニングリールは、一般に、釣竿に装着されるリール本体と、リール本体に回転自在に取り付けられたハンドルと、リール本体に回転自在に装着され、ロータの前方でリール本体に前後移動自在に装着され釣り糸が外周に巻き付けられるスプールとを有している。
【0003】
リール本体は、釣竿に装着される竿取付脚部と、竿取付脚部と一体成形されたリールボディとを備えている。リールボディは、側部が開口する収納空間を内部に有する本体部材を有しており、この本体部材の開口は蓋部材によって覆われている(たとえば、特許文献1参照)。
【0004】
このようなリールボディを構成する本体部材または蓋部材は、合成樹脂の射出成形やアルミニウム合金のダイカスト成形等の型成形により竿取付脚部と一体成形されている。ここでは、型成形時の抜き方向は、本体部材及び蓋部材が接離する方向と同一方向になっている。
【0005】
また、リール本体の後部及び下部には、リール本体を保護するために、カバー部材が装着されている。このカバー部材は、リール本体の後部及び下部に形成された装着部に、後方及び下方からねじ部材によりねじ止め固定されている。このように、カバー部材のねじ部材による装着方向は、本体部材及び蓋部材が接離する方向と交差する方向、すなわち型成形の抜き方向と交差する方向に形成されるため、本体部材または蓋部材を型成形した後に、ねじ部材の装着部をねじ加工等の後加工により形成するようにしている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−103879号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のリール本体では、カバー部材固定用の装着部は、本体部材または蓋部材を型成形した後に、ねじ加工して形成されている。このため、装着部の形成に手間がかかる。また、本体部材または蓋部材にねじ部を高精度に形成することは比較的困難であり、製造コストが高くなるおそれがある。
【0008】
本発明の課題は、スピニングリールのリール本体において、リール本体にカバー部材を安価な構成で装着固定できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
発明1に係るスピニングリールのリール本体は、釣竿に装着され前方に釣り糸を繰り出し可能なスピニングリールのリール本体であって、釣竿に装着される竿取付脚部と、竿取付脚部と連設して設けられたリールボディと、リールボディを覆うように後方から装着されるカバー部材と、台座部材とを備えている。リールボディは、側部が開口する収納空間を内部に有する本体部材と、本体部材の開口を覆うように着脱自在に本体部材にねじ止めされる蓋部材とを有し、本体部材及び蓋部材の少なくともいずれかは型成形により形成されている。台座部材は、型成形により形成された本体部材及び蓋部材の少なくともいずれかの内周面に固定され、本体部材及び蓋部材が接離する方向と交差する方向にカバー部材を取り付け可能な固定手段を有している。
【0010】
このリール本体では、本体部材の開口を覆うように蓋部材が着脱自在にねじ止めされている。ここでは、型成形により形成された本体部材または蓋部材の内周面の本体部材及び蓋部材が接離する方向と交差する方向、すなわち型成形の抜き方向と交差する方向にカバー部材を取り付け可能な固定手段を有する台座部材を設けている。ここでは、台座部材にカバー部材の固定手段を設けているので、型成形により形成された本体部材または蓋部材にカバー部材の固定手段を設ける必要がなくなる。このため、たとえば固定手段として雌ねじを設ける場合、本体部材または蓋部材を型成形した後に、本体部材または蓋部材にねじ加工を施す必要がなくなるので、本体部材または蓋部材を高精度に形成しなくてよくなる。したがって、リール本体にカバー部材を安価な構成で装着固定できる。さらに、この場合には、台座部材は本体部材及び蓋部材の少なくともいずれかに本体部材及び蓋部材が接離する方向にねじ止め固定されているので、台座部材を本体部材または蓋部材に容易に固定できる。また、台座部材は、本体部材及び蓋部材が接離する方向、すなわち型成形の抜き方向にねじ止め固定されるので、1回の型成形により本体部材または蓋部材にねじ装着孔を同時に形成できる。
【0011】
発明2に係るリール本体は、発明1のリール本体において、固定手段はねじ部材の雄ねじが螺合する雌ねじである。この場合、カバー部材を本体部材または蓋部材に容易かつ確実に固定できる。
【0012】
発明3に係るリール本体は、発明1又は2のリール本体において、竿取付脚部は本体部材と一体成形されている。この場合、竿取付脚部と本体部材とが一体成形されているので、竿取付脚部と蓋部材とが一体成形されている場合に比して、蓋部材の構成が簡素になる。
【0013】
発明4に係るリール本体は、発明1又は2のリール本体において、竿取付脚部は蓋部材と一体成形されている。この場合、竿取付脚部と蓋部材とが一体成形されているので、厚肉部分と薄肉部分との混在を少なくして本体部材を薄肉にして精度を高く維持し、取付脚部を厚肉にして強度を維持できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を採用したスピニングリールは、図1及び図2に示すように、ハンドル1を回転自在に支持し釣竿に装着されるリール本体2と、ロータ3と、スプール4とを備えている。ロータ3は、スプール4に釣り糸を巻き付けるものであり、リール本体2の前部に回転自在に支持されている。スプール4は、外周面に釣り糸を巻き取るものであり、ロータ3の前部に前後移動自在に配置されている。なお、ハンドル1は、図1に示すリール本体2の左側と、図2に示すリール本体2の右側とのいずれにも装着可能である。
【0015】
リール本体2は、図1から図5に示すように、ロータ3やスプール4を支持する本体部材2aと、本体部材2aに着脱自在にねじ止めされた蓋部材2bと、本体部材2a及び蓋部材2bにそれぞれ一体成形された第1及び第2フランジ部分24a、24bを有する円形のフランジ部2cとを主に有している。
【0016】
本体部材2aは、図3から図5に示すように、側部に形成された開口25と、内部に形成された機構収納空間26と、ロータ3のリール本体2側に形成された円形の凹陥部3a内に配置されるように形成されロータ3の回転軸である後述するピニオンギア12を回転自在に支持する回転支持部27と、ハンドル1の回転軸であるハンドル軸10の一端を支持するためのボス部からなる第1ハンドル支持部28aとを有している。また、本体部材2aの下部には、図5及び図7に示すように、側部が開口し内外を貫通するU字状の溝部29が形成されている。
【0017】
開口25は、機構収納空間26に各種の機構を装着するために前部を除く上下及び後部の三方に設けられている。機構収納空間26には、図2に示すように、ロータ3を回転させるためのロータ駆動機構5と、スプール4を前後移動させて釣り糸を均一に巻き取るためのオシレーティング機構6とが設けられている。回転支持部27は、機構収納空間26の前部に一体成形された略半円形の第1フランジ部分24aにさらに略円柱状に一体成形されており、中心にピニオンギア12が貫通する貫通孔27a(図2参照)が形成されている。この回転支持部27の前面には、後述する逆転防止機構50のワンウェイクラッチ51がねじ止め固定されている。
【0018】
本体部材2aの後部には、図2及び図5に示すように、逆転防止機構50の操作機構52の操作軸を支持するための揺動支持部28cが形成されている。揺動支持部28cは、半円形に蓋部材2bに向けて突出して形成されている。この揺動支持部28cは、蓋部材2bの縁取り部39より内側に形成された空間に配置される。また、本体部材2aの後部には1/4円の突出したボス部28dが形成されている。
【0019】
蓋部材2bは、たとえばガラス繊維で強化されたポリアミド系合成樹脂製であり、射出成形等の型成形により形成された部材である。蓋部材2bは、図3、図4、図6及び図7に示すように、本体部材2aの開口25を覆いかつ内部に空間が形成され得るようにロータ装着側に壁部としての第2フランジ部分24bが一体成形された薄肉のカバー部35と、カバー部35から上方に一体的に延びる竿取付脚部36とを有している。カバー部35の前部を除く上部及び後部には開口25に対向して縁取り部39が形成されている。この縁取り部39には開口25に密着するように段差が形成されている。カバー部35の前部に、フランジ部2cの略半円形の第2フランジ部分24bが形成されている。第2フランジ部分24bの内方に突出する内側部分がカバー部35を補強する壁部として機能している。また、カバー部35の側部には、ハンドル軸10の他端を支持するためのボス部からなる第2ハンドル支持部28bが形成されている。
【0020】
カバー部35の内周面には、図4、図6及び図7に示すように、本体部材2a及び蓋部材2bが接離する方向に、後述するカバー部材38取り付け用の台座部材70が装着されている。台座部材70は、本体部材2a及び蓋部材2bが接離する方向に形成された雌ねじ部70aと、雌ねじ部70aと交差する方向(上下方向)に形成された雌ねじ部70bとを有している。カバー部35の後方下部には、内外周を貫通する貫通孔35fが形成されており、台座部材70はカバー部35の外周側から貫通孔35fに挿入したねじ部材71を雌ねじ部70aに螺合させることによって固定されている。
【0021】
竿取付脚部36は中実の厚肉部材であり、その先端は前後両側に延びており釣竿取付部36aとなっている。竿取付脚部36からカバー部35にかけて境界部分は、略半分の厚みに切り欠かれており、その切欠き部分に外側面が滑らかに連続するように本体部材2aの上部が嵌め込まれている。
【0022】
フランジ部2cは、円板状に形成されており、ロータ3の後部に形成された円形の凹陥部3aを塞ぐように凹陥部3aの端面と略同一面に配置されている。フランジ部2cは、前述したように本体部材2aに一体成形された略半円形の第1フランジ部分24aと、蓋部材2bのカバー部35に一体成形され第1フランジ部分24aとで円形となるような半円形の第2フランジ部分24bとを有している。
【0023】
リール本体2の竿取付脚部36の背面部分には、銘板37が固定されている。また、リール本体2の背面下部には、リール本体2を覆うように後方からカバー部材38が装着されている。
【0024】
カバー部材38は、たとえばABS樹脂などの合成樹脂にめっき処理したりステンレス合金を用いたりして傷つきにくくしたものであり、リール本体2の最も傷つきやすい部分を保護するものである。カバー部材38の下部には、図2、図4及び図7に示すように、本体部材2a及び蓋部材2bが接離する方向と交差する方向に段付きの貫通孔38aが形成されている。カバー部材38は、カバー部材38の外周側から貫通孔38aに挿入したねじ部材72を、本体部材2aの溝部29を挿通し、カバー部35に固定された台座部材70に形成された雌ねじ部70bに螺合させることによって、本体部材2aに固定されている。
【0025】
ロータ駆動機構5は、図2に示すように、ハンドル1が固定されたハンドル軸10とともに回転するフェースギアからなるマスターギア11と、このマスターギア11に噛み合うピニオンギア12とを有している。ロータ3の回転軸であるピニオンギア12は筒状に形成されており、その前部12aはロータ3の中心部を貫通しており、ナット13によりロータ3と固定されている。ピニオンギア12は、その軸方向の中間部と後端部とが、それぞれ回転支持部27に装着された軸受14aと、それより後方に配置された軸受14bとを介してリール本体2に回転自在に支持されている。
【0026】
オシレーティング機構6は、スプール4の中心部にドラグ機構60を介して連結されたスプール軸15を前後方向に移動させてスプール4を同方向に移動させるための機構である。オシレーティング機構6は、スプール軸15の下方に平行に配置された螺軸21と、螺軸21に沿って前後方向に移動するスライダ22と、螺軸21の先端に固定された中間ギア23とを有している。スライダ22にはスプール軸15の後端が回転不能に固定されている。中間ギア23は、図示しない減速機構を介してピニオンギア12に噛み合っている。このため、オシレーティング機構6の前後移動速度が遅くなり、釣り糸をスプール4に緻密に巻き付ける密巻を実現できる。
【0027】
第1及び第2ハンドル支持部28a、28bは本体部材2aに設けられた筒状の部分であり、内部に図示しない軸受が装着されている。
【0028】
ロータ3は、図2に示すように、円筒部30と、円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第1ロータアーム31及び第2ロータアーム32とを有している。円筒部30と両ロータアーム31、32とは一体成形されている。
【0029】
円筒部30の前部には前壁33が形成されており、前壁33の中央部にはボス33aが形成されている。このボス33aの貫通孔をピニオンギア12の前部12a及びスプール軸15が貫通している。前壁33の前方側にはナット13が配置されており、このナット13がピニオンギア12の先端のネジ部に螺合している。円筒部30の前壁33より後方が凹陥部3aとなっており、この凹陥部3aの後端面と面一にフランジ部2cが本体部材2a及び蓋部材2bにそれぞれ一体成形されている。
【0030】
第1ロータアーム31の先端の外周側には第1ベール支持部材40が揺動自在に装着されている。第1ベール支持部材40の先端には、釣り糸をスプール4に案内するためにラインローラ41が装着されている。また、第2ロータアーム32の先端の外周側には、第2ベール支持部材42が揺動自在に装着されている。第1ベール支持部材40の先端のラインローラ41と第2ベール支持部材42との間にはベール43が設けられている。これらのベール支持部材40、42、ラインローラ41及びベール43によりベールアーム44が構成される。
【0031】
ロータ3の円筒部30の内部にはロータ3の逆転防止機構50が配置されている。逆転防止機構50は、ローラ型のワンウェイクラッチ51と、ワンウェイクラッチ51を作動状態及び非作動状態に切り換える操作機構52とを有している。
【0032】
スプール4は、ロータ3の第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との間に配置されており、スプール軸15の先端にドラグ機構60を介して装着されている。
【0033】
このような構成のスピニングリールでは、リール本体2を組み立てるには、図4及び図7に示すように、蓋部材2bのカバー部35の本体部材2a及び蓋部材2bが接離する方向に、台座部材70をねじ部材71により固定する。この状態で、各種機構を装着した本体部材2aに蓋部材2bを装着する。そして、リール本体2の背面下部にカバー部材38を装着する。そして、台座部材70の本体部材2a及び蓋部材2bが接離する方向と交差する方向に、カバー部材38と本体部材2aとをねじ部材72により固定する。
【0034】
このようなスピニングリールでは、このリール本体2には、型成形により形成された蓋部材2bの内周面の本体部材2a及び蓋部材2bが接離する方向と交差する方向、すなわち型成形の抜き方向と交差する方向にカバー部材38を取り付け可能な台座部材70が装着されている。ここでは、台座部材70にカバー部材38固定用の雌ねじ部70bを設けているので、蓋部材2bにカバー部材38固定用の雌ねじ部70bを設ける必要がなくなる。このため、蓋部材2bを型成形した後に、蓋部材2bにねじ加工を施す必要がなくなるので、蓋部材2bを高精度に形成しなくてよくなる。したがって、リール本体2にカバー部材38を安価な構成で装着固定できる。
【0035】
〔他の実施形態〕
(a) スピニングリールの形態は前記実施形態に限定されるものではなく、ドラグ機構を有するものや、逆転防止機構に代えてブレーキレーバを有する制動機構を装着したものにも本発明を適用できる。
【0036】
(b) 取付脚部やカバー部等の形状は本実施形態に限定されるものではない。
【0037】
(c) 前記実施形態では、第1フランジ部分24aや第2フランジ部分24bを本体部材2aやカバー部35と一体成形したが、第2フランジ部分24bの内側に突出する内側部分である壁部だけがカバー部35と一体成形されていれば、他の部分は別体にしてもよい。
【0038】
(d) 前記実施形態では、台座部材70は蓋部材2bに装着されていたが、型成形により形成された本体部材2aに台座部材70を装着してもよい。
【0039】
(e) 前記実施形態では、竿取付脚部36は蓋部材2bと一体成形されていたが、本体部材2aと竿取付脚部36とを一体成形してもよい。
【0040】
(f) 前記実施形態では、カバー部材38は、ねじ部材72を本体部材2aの溝部29を挿通していたが、図8に示すように、本体部材2aに開口を設け台座部材70に直接カバー部材38を取り付けるようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、スピニングリールのリール本体において、型成形により形成された本体部材または蓋部材の内周面の本体部材及び蓋部材が接離する方向と交差する方向にカバー部材を取り付け可能な固定手段を有する台座部材を設けているので、リール本体にカバー部材を安価な構成で装着固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるスピニングリールの側面図。
【図2】 前記スピニングリールの側面断面図。
【図3】 前記スピニングリールの背面図。
【図4】 リール本体の分解斜視図。
【図5】 筐体部の斜視図。
【図6】 蓋体部の側面図。
【図7】 図6のVI−VI断面図。
【図8】 他の実施形態の図2に相当する図。
【符号の説明】
2 リール本体
2a 本体部材
2b 蓋部材
35 カバー部
35f 貫通孔
36 竿取付脚部
38 カバー部材
70 台座部材
70a、70b 雌ねじ部
71、72 ねじ部材
Claims (4)
- 釣竿に装着され、前方に釣り糸を繰り出し可能なスピニングリールのリール本体であって、
前記釣竿に装着される竿取付脚部と、
前記竿取付脚部と連設して設けられ、側部が開口する収納空間を内部に有する本体部材と、前記本体部材の開口を覆うように着脱自在に前記本体部材にねじ止めされる蓋部材とを有し、前記本体部材及び前記蓋部材の少なくともいずれかは型成形により形成されたリールボディと、
前記リールボディを覆うように後方から装着されるカバー部材と、
前記型成形により形成された前記本体部材及び前記蓋部材の少なくともいずれかの内周面に前記本体部材及び前記蓋部材が接離する方向にねじ止め固定され、前記本体部材及び前記蓋部材が接離する方向と交差する方向に前記カバー部材を取り付け可能な固定手段を有する台座部材と、
を備えたスピニングリールのリール本体。 - 前記固定手段はねじ部材の雄ねじが螺合する雌ねじである、請求項1に記載のスピニングリールのリール本体。
- 前記竿取付脚部は前記本体部材と一体成形されている、請求項1又は2に記載のスピニングリールのリール本体。
- 前記竿取付脚部は前記蓋部材と一体成形されている、請求項1又は2に記載のスピニングリールのリール本体。
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