JP3840008B2 - スピニングリールのリール本体 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リール本体、特に、ロータの回転により釣り糸を巻き取るスピニングリールのリール本体に関する。
【0002】
【従来の技術】
スピニングリールは、一般に、内部に機構収納空間を有するリール本体と、リール本体の前部に配置されリール本体に回転自在に支持されたロータと、ロータの前方に配置されリール本体に進退自在に支持された糸巻用のスプールとを備えている。リール本体には、ハンドルが装着されており、機構収納空間内には、ハンドルの回転をロータに伝達するための回転伝達機構やハンドルの回転に連動してスプールを進退させるオシレーティング機構やロータの逆転を禁止する逆転防止機構の操作部(ストッパ軸)などの移動機構が収納されている。
【0003】
リール本体は、側部に開口を有する機構収納空間が内部に形成されたリールボディと、リールボディの開口を覆うようにリールボディに着脱自在に装着された蓋部材とを有している。リールボディの前部はロータの後部に形成された凹陥部内に配置されており、この前部には、ロータの回転軸を支持する回転支持部が形成されている。
【0004】
また、リール本体の前部には、釣り糸や砂などの異物が凹陥部に入るのを防止するために、凹陥部を塞ぐようにフランジ部が設けられている。フランジ部は、回転支持部の後部で凹陥部の後端面と略同一面に形成されている。リールボディ及び蓋部材にそれぞれ一体形成された第1及び第2フランジ部でこのフランジ部を構成したリール本体が、実公平4−43016号公報に開示されている。前記公報に開示された第1及び第2フランジ部は、リールボディと蓋部材とにそれぞれ凹陥部をカバーするようにそれぞれ一体形成されている。このようにフランジ部を2つに分割することで、蓋部材強度を高く維持することができ、ハンドル軸の両端をリールボディと蓋部材とで支持した場合に、蓋部材の変形による駆動部分の摩耗を防止でき、耐久性を向上させることができる。また、フランジ部を分割することにより、回転伝達機構を構成するフェースギアを可及的に機構収納空間の前方に配置でき、リール本体の小型化を図ることもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のスピニングリールのリール本体では、フランジ部を第1及び第2フランジ部の2つに分割し、第1及び第2フランジ部をリールボディ及び蓋部材にそれぞれ一体形成したので、第1及び第2フランジ部の隙間から機構収納空間に海水などの液体が浸入しやすくなる。機構収納空間内に特に腐食性を有する液体が浸入すると、内部の機構が錆びてハンドルの回転効率が低下しやすい。
【0006】
そこで、従来は、液体の浸入を想定して機構収納空間内部の機構に粘度が高いグリースを塗布してグリースを除去しにくくしている。しかし、このような粘度が高いグリースを塗布すると、ハンドルの巻き上げ効率を向上させる妨げになる。また、海水が浸入すると、グリースが塗布してあっても塩の結晶などの析出体が発生し、この析出体がギアの間等に挟まって回転フィーリングを低下させることがある。
【0007】
本発明の課題は、分割された2つのフランジ部を有するスピニングリールのリール本体において、ハンドルの巻き上げ効率を向上させかつ回転フィーリングの低下を抑えることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
発明1に係るスピニングリールのリール本体は、ロータの回転により釣り糸を巻き取るスピニングリールのリール本体であって、リールボディと、蓋部材と、第1及び第2フランジ部と、シール部材とを備えている。リールボディは、側部に形成された開口と、内部に形成された機構収納空間と、ロータの後部に形成された凹陥部内に配置されるように前部に形成され、ロータの回転軸を支持する回転支持部とを有している。蓋部材は、開口を覆うようにリールボディの側部に着脱自在に装着された部材である。第1及び第2フランジ部は、凹陥部を塞ぐように凹陥部の後端面と略同一面にリールボディ及び蓋部材にそれぞれ一体形成されたものである。シール部材は、第1フランジ部と第2フランジ部との間に介装され機構収納空間への液体の浸入を防止するための部材である。回転支持部は、前記第1及び第2フランジ部より前方に位置しかつ第2フランジ部に接触して配置され、シール部材は、第2フランジ部と回転支持部との隙間もシールし、回転支持部と第2フランジ部との間に配置された円弧部と、円弧部の両端から後方に折れ曲がって第1フランジ部と第2フランジ部との間に配置された1対の耳部とを有する。
【0009】
このスピニングリールのリール本体では、分割された第1及び第2フランジ部の間にシール部材が介装されているので、両フランジ部間から機構収納空間に液体が浸入しにくくなる。したがって、機構収納空間内の機構に低粘度のグリースを使用することができる。このため、グリースによる抵抗が小さくなりハンドルの巻き上げ効率を向上させることができる。また、液体が機構収納空間に浸入しにくくなるので、液体が乾いたときに発生する析出体が少なくなり、ギア等の間に析出体が挟まりにくくなり、回転フィーリングの低下を抑えることができる。さらに、この場合には、シール部材により両フランジ部の間だ けではなく、回転支持部との間もシールされるので、回転支持部と第2フランジ部との隙間から機構収納空間への液体の浸入も防止できる。さらに、この場合には、円弧部で回転支持部と第2フランジ部との隙間がシールされ、耳部で両フランジ間の隙間がシールされる。
【0010】
発明2に係るスピニングリールのリール本体は、発明1に記載のリール本体において、リールボディと蓋部材とは、ロータを回転させるためのハンドルの回転軸を支持する1対の支持部をそれぞれ有している。この場合には、蓋部材に第2フランジ部が一体形成されているので、蓋部材の強度を高く維持でき、ハンドル軸を蓋部材で支持しても、蓋部材の変形による駆動部分の摩耗を防止でき、耐久性を向上させることができる
【0011】
発明に係るスピニングリールのリール本体は、発明1又は2に記載のリール本体において、第2フランジ部には、円弧部を収納するための円弧溝が回転支持部との接触面に形成されている。この場合には、シール部材が第2フランジ部に装着されるので、蓋部材とともに第2フランジ部をリールボディに装着するだけで、両フランジ部と回転支持部とがシールされる。
【0012】
発明に係るスピニングリールのリール本体は、発明1からのいずれかに記載のリール本体において、シール部材は合成樹脂弾性体製である。この場合には、柔軟な合成樹脂弾性体製の部材でシール部材が構成されているので、シール部材と両フランジ部との密着性が向上し、シール性能が高くなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
〔全体構成〕
図1及び図2において、本発明の一実施形態を採用したスピニングリールは、たとえば、8号の釣り糸を200m程度巻き付け可能な大型のスピニングリールである。スピニングリールは、ハンドル組立体1と、ハンドル組立体1を回転自在に支持するリール本体2と、ロータ3と、スプール4とを備えている。ロータ3は、リール本体2の前部に回転自在に支持されている。スプール4は、釣り糸を外周面に巻き取るものであり、ロータ3の前部に前後移動自在に配置されている。
【0014】
〔ハンドル組立体の構成〕
ハンドル組立体1は、図3に示すように、マスターギア軸10に螺合する部材であり、T字状の把手部1a(図1)と、先端に把手部1aが回転自在に装着されたL字状のクランクアーム1bとを有している。クランクアーム1bは、アーム部7aと、アーム部7aの基端を揺動自在に装着した軸部7bと、軸部7bをマスターギア軸10にネジ込むための取付部7cとを有している。軸部7bは、断面が棒状の部材であり、先端(図3右端)には、右ネジ(時計回りに回すと閉まるネジ)の第1雄ネジ部8aと、第1雄ネジ部8aより大径の左ネジ(反時計回りに回すと閉まるネジ)の第2雄ネジ部8bとが軸方向に並べて同芯に形成されている。これによりハンドル組立体1は、図1及び図2に示すリール本体2の右位置と図3に示す左位置とのいずれにも装着可能である。
【0015】
軸部7bの基端には、互いに平行に切りかかれた面取り部8cが形成されており、面取り部8cには、アーム部7aを揺動自在に支持するための揺動ピン8e装着用のピン孔8dが形成されている。アーム部7aは、揺動ピン8eにより軸部7bに揺動自在に装着されている。
【0016】
取付部7cは、アーム部7aの端面で構成された当接部9aと、軸部7bの外周側に配置された有底筒状の軸カバー9bと、軸部7bと軸カバー9bとの間で軸部7bに装着された押圧部材9cとを有している。軸カバー9bの底部は、軸部7bの面取り部8cに回転不能に係止されている。これにより軸カバー9bを回すことで軸部7bを回転させることができる。軸カバー9bの先端は、リール本体2に設けられた孔あきカバー19bに対向する位置に配置される。押圧部材9cは、軸部7bに回転自在かつ軸方向移動自在に装着された筒状部材である。この先端は、ハンドル組立体1の取付時にマスターギア軸10に当接する。押圧部材9cと軸カバー9bの底部との間には、4枚の皿ばね9dとワッシャ9eとが軸部7bの外周側に並べて配置されている。皿ばね9dは、ハンドル組立体1取付時に押圧部材9cの基端部とワッシャ9eとの間で圧縮状態で位置され、押圧部材9cをマスターギア軸10側に押圧して圧縮反力によりネジが緩むのを防止している。
【0017】
このような構造のハンドル組立体1では、軸カバー9bを回してハンドル組立体1をゆるめると、当接部9aが軸カバー9bから離反し、クランクアーム1bは揺動ピン8e部分おいてワンタッチで折れ曲がり可能である。逆に軸カバー9bを回してハンドル組立体1を締め込むと、当接部9aが軸カバー9bに密着してワンタッチで元に戻る。このとき、皿ばね9dにより押圧部材9cがマスターギア軸10側に押圧されるので、ハンドル組立体1が緩みにくくなる。
【0018】
〔リール本体の構成〕
リール本体2は、リール本体2の主部を構成し側部に開口2cを有するリールボディ2aと、リールボディ2aから斜め上前方に一体で延びるT字状の竿取付脚2bとを有している。
【0019】
リールボディ2aは、図2に示すように、内部に開口2cに連なる機構収納空間26を有しており、その空間内には、ロータ3をハンドル組立体1の回転に連動して回転させるロータ駆動機構5と、スプール4を前後に移動させて釣り糸を均一に巻き取るためのオシレーティング機構6とが設けられている。
【0020】
リールボディ2aの開口2cは、図3に示すように、蓋部材2dにより塞がれている。蓋部材2dは、開口2cの周囲でリールボディ2aにネジ止めされている。開口2cの縁部には、図4にハッチングで示すように蓋部材2dとの隙間をシールして機構収納空間26内への液体の侵入を防止するための液体ガスケット80が塗布されている。
【0021】
リールボディ2aの前部には、図4に示すように、第1フランジ部2eと第1フランジ部2eから突出する回転支持部2hとが形成されている。第1フランジ部2eは、弦と円弧とからなる部分が欠落したような略円形状であり、開口2cの前端に形成されている。第1フランジ部2eには、欠落部分の弦と円弧とからなる外形形状で形成された第2フランジ部2fが接触して配置されている。第2フランジ部2fは、蓋部材2dの前部に蓋部材2dと一体形成されている。第2フランジ部2fの前面は、回転支持部2hの後面に接触している。第2フランジ部2fは、機構収納空間26に装着された各機構の部品装着を容易にするとともにマスターギア11(後述)を可及的に前方に配置するために設けられている。また、第2フランジ部2fは、蓋部材2dの強度を高く維持するために形成されている。第2フランジ部2fの第1フランジ部2e及び回転支持部2hとの接触面には、これらとの隙間をシールするための弾性体製の防水シール81が装着されている。防水シール81は、図4に示すように、第2フランジ部2fの前面に形成された円弧状の溝部2iに装着される円弧部81aと、円弧部81aの両端から後方に折れ曲がって第1フランジ部2eと第2フランジ部2fとの間に配置された1対の耳部81bとを有している。このような位置に防水シール81を設けると、分割した2つのフランジ部2e,2fを設けても、機構収納空間26内に分割部分や回転支持部2hとの隙間から液体が浸入しにくくなる。
【0022】
回転支持部2hは、両フランジ部2e,2fより小径の円形の外形を有している。回転支持部2hは、第1フランジ部2eから前方に突出しており、中心に後述するピニオンギア12を回転自在に支持する軸受14aが配置されている。回転支持部2hの前面には、ロータ3の糸繰り出し方向の回転(逆転)を禁止・解除するための逆転防止機構50のワンウェイクラッチ51がネジ止めされている。
【0023】
ワンウェイクラッチ51は、回転支持部2hの外形と略同じ外形を有しており、回転支持部2hとワンウェイクラッチ51との外周側には、ワンウェイクラッチ51の外周側の隙間やワンウェイクラッチ51と回転支持部2hとの隙間をまとめてシールするための、たとえばNBR等の弾性体製の筒状シールリング82が装着されている。
【0024】
図3及び図5に示すように、リールボディ2aの右側面には、筒状のボス部17aが形成されている。ボス部17aは、マスターギア軸10の右端を支持する軸受16aを収納するためにリールボディ2aの内方に突出して形成されている。蓋部材2dのボス部17aに対向する位置には、ボス部17bが形成されている。ボス部17bはマスターギア軸10の左端を支持する軸受16bを収納するためにリールボディ2aの内外方に突出して形成されている。ハンドル組立体1が装着された側と逆側のボス部(図3ではボス部17a)は、軸カバー19aにより閉塞されている。ハンドル組立体1が装着された側のボス部(図3ではボス部17b)は、孔あきカバー19bにより水の侵入が防止されている。軸カバー19a及び孔あきカバー19bは、図1に示すように、楕円形の部材であり、それぞれ2本のビス19cによりボス部に取り付けられる。なお、外方に突出していないボス部17aには、軸カバー19a及び孔あきカバー19bを面一に装着するための楕円形の窪み17cが形成されている。
【0025】
〔ロータ駆動機構の構成〕
ロータ駆動機構5は、ハンドル組立体1が回転不能に装着されたマスターギア11と、このマスターギア11に噛み合うピニオンギア12とを有している。
【0026】
マスターギア11は、マスターギア軸(ハンドル軸)10と、マスターギア軸10と一体形成されたギア取付部11aと、ギア取付部11aに着脱自在に装着されたギア部材11bとを有している。
【0027】
マスターギア軸10はステンレス製の中空の部材であり、その両端は、軸受16a,16bを介してリールボディ2a及び蓋部材2dに回転自在に支持されている。軸受16a,16bは、内輪20aと外輪20bとボール20cとを有する転がり軸受であり、その軸方向外側には、軸受16a,16bの内輪20a及び外輪20bとマスターギア軸10の外周面とに接触した、たとえばNBR等の弾性体製のシールリング18a,18bがそれぞれ装着されている。
【0028】
シールリング18a,18bは、ワッシャ状の部材であり、軸受16a,16bの外側に形成されたシール装着空間18c,18dに密着して装着されている。シール装着空間18c,18dの内径(シールリング18a,18bの外径)は、軸受16a,16bの外径より小さい。また、軸方向長さは、シールリング18a,18bの厚みよりやや小さい。シールリング18a,18bの内周縁は、マスターギア軸10のシール面10e,10fに接触している。このシール面10e,10fの外径は、軸受装着面の外径(軸受16a,16bの内径)より小さい。
【0029】
軸受16a,16bの外輪20bの内側において、ボス部17a,17bにはビス18e,18fがねじ込まれている。シールリング18a,18bは、このビス18e,18fによりシール装着空間18c,18d内で外輪20bに押さえ込まれており、シール外周部分でのシールが可能になるとともにマスターギア軸10との共回りが防止されている。また、シール面10e,10fが軸受装着面より小径なため、シール面10e,10fが傷つきにくくなるとともに、ハンドル組立体1のねじ込みによる取付を繰り返すことによりマスターギア軸10の端面が膨れても、軸受16a,16b が抜けにくくなることがない。さらに、シール装着空間18c,18dが外輪20bより小径なため、軸受16a,16bに作用するスラスト力は、リールボディ2aや蓋部材2dで直接受けることができる。
【0030】
マスターギア軸10の中心部には、図5に示すように、右端(図5右側)から順に第1貫通孔10a、第1雌ネジ部10b、第2貫通孔10c及び左端に開口する第2雌ネジ部10dが軸方向に並べて同芯に形成されている。第1貫通孔10aの軸方向長さは、第2雌ネジ部10dの軸方向長さとほぼ同一長さで形成されている。第1貫通孔10a直径は、第2雌ネジ部10dより大径であり軸部7bの第2雄ネジ部8bが挿通可能なように形成されている。第1雌ネジ部10bは、軸部7bの第1雄ネジ部8aに螺合する右ネジである。その軸方向長さは、第1雄ネジ部8aよりわずかに長い。第2貫通孔10cの軸方向長さは、第1雌ネジ部10bの軸方向長さとほぼ同一長さで形成されている。第2貫通孔10cの直径は、第1雌ネジ部10bより大径であり第1雄ネジ部8aが挿通可能なように形成されている。第2雌ネジ部10dは、軸部7bの第2雄ネジ部8bに螺合する左ネジである。
【0031】
マスターギア軸10の外周面においてギア取付部11a形成位置には、対向して形成された平行な面取り部10gが形成されている。この面取り部10gに、ギア取付部11aがアウトサート成形により一体に形成されている。 ギア取付部11aは、ステンレス合金に一体成形しやすい亜鉛合金製となっている。ギア取付部11aは、マスターギア軸10に固着されたボス部11cと、ボス部11cの外周側に形成されたフランジ部11dとを有している。このフランジ部11dにギア部材11bが複数本のボルト13により着脱自在に装着されている。
【0032】
ギア部材11bは、軽量化を図るためにアルミニウム鍛造合金を用いた円板状の部材である。ギア部材11bは、フランジ部11dに回転不能に取り付けられた円板部11eと、円板部11eの外周側に設けられピニオンギア12に噛み合うフェースギア部11fとを有している。
【0033】
ピニオンギア12は、図2に示すように、筒状の部材であり前後方向に沿って配置されリールボディ2aに回転自在に装着されている。ピニオンギア12の前部12aはロータ3の中心部を貫通しており、この貫通部分でナット33によりロータ3と固定されている。ピニオンギア12は、軸方向の中間部と後端部とでそれぞれ軸受14a,14bを介してリールボディ2aに回転自在に支持されている。このピニオンギア12の内部をスプール軸15が貫通している。ピニオンギア12は、マスターギア11に噛み合うとともにオシレーティング機構6にも噛み合っている。
【0034】
〔ロータの構成〕
ロータ3は、図2に示すように、ピニオンギア12に固定された円筒部30と、円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第1及び第2ロータアーム31,32と、釣り糸をスプール4に案内するための釣り糸案内機構としてのベールアーム40とを有している。円筒部30と両ロータアーム31,32とは、たとえばアルミニウム合金製であり一体成形されている。円筒部30の先端中心部分が前述のようにナット33によりピニオンギア12の先端部に回転不能に固定されている。
【0035】
円筒部30の前部には前壁41が形成されており、前壁41の中心部には、ボス部42が形成されている。このボス部42の中心部にはピニオンギア12に回転不能に係止される貫通孔が形成されており、この貫通孔をピニオンギア12の前部12a及びスプール軸15が貫通している。円筒部30の後部は凹陥部30aとなっており、この凹陥部30a内にリールボディ2aの回転支持部2hが配置されている。
【0036】
ボス部42に隣接して円筒部30の内部には、前述した逆転防止機構50が配置されている。逆転防止機構50は、図2に示すように、回転支持部2hの前端に装着された内輪遊転形のローラ型のワンウェイクラッチ51と、ワンウェイクラッチ51を作動状態(逆転禁止状態)と非作動状態(逆転許可状態)とに切り換える切換機構52とを有している。
【0037】
ワンウェイクラッチ51の内輪51aは、ピニオンギア12に回転不能に装着されており、内輪51aとロータ3のボス部42との間には、図6に示すように、ステンレス合金製の間隙部材43が介装されている。間隙部材43は、大径部43aと小径部43bとを有する段付きの薄肉円筒部材であり、大径部43aがボス部42の外周にはめ込まれ、小径部43bが内輪51aとピニオンギア12との間にはめ込まれている。そして大径部43aと小径部43bとをつなぐ円板部43cがボス部42と内輪51aの端面間に挟まれている。
【0038】
ワンウェイクラッチ51の前部には、リップ付きの軸シール85が装着されている。軸シール85の先端リップは、間隙部材43の大径部43aの外周面に接触している。ここで、間隙部材43の内周側は、円板部43cがボス部42と内輪51aとに挟まれているので、液体が侵入しにくい。したがって、間隙部材43の外周面をシールすれば、ワンウェイクラッチ51の隙間から内部に液体が侵入しにくくなる。ここで、間隙部材43を設けたのは、軸シール85を直接ボス部42に接触させると、ロータ3をピニオンギア12に固定するとき、ロータ3の芯出しを正確に行わなければ、軸シール85とのシール性が悪くなる。そこで、間隙部材43を装着して軸シール85との芯出しを予め行うことで、軸シール85のシール性能を安定させることができる。
【0039】
切換機構52は、図2及び図4に示すようにストッパ軸53を有している。ストッパ軸53は、リールボディ2aに非作動姿勢と作動姿勢との間で揺動自在に装着されている。ストッパ軸53は、図7に示すように、操作のためにリールボディ2aを貫通して後方に突出したストッパつまみ53aと、ストッパつまみ53aが固定された軸部53bと、軸部53bの先端に固定されたカム部53cとを有している。軸部53bのストッパつまみ53a装着部より内側には、Oリング86が介装されている。Oリング86は、ストッパ軸53から内部への液体の侵入を防止するために設けられている。カム部53cの先端は、ワンウェイクラッチ51に係合し、ストッパ軸53の揺動によりワンウェイクラッチ51を非作動状態と作動状態とに切り換えるように構成されている。
【0040】
〔オシレーティング機構の構成〕
オシレーティング機構6は、図7に示すように、スプール軸15の略直下方に平行に配置された螺軸21と、螺軸21に沿って前後方向に移動するスライダ22と、螺軸21の先端に固定された中間ギア23とを有している。螺軸21の後端は、リールボディ2aの後部に形成された支持孔(機構装着孔の一例)2gに軸受25を介して回転自在に支持されている。この支持孔2gは押さえ蓋88により塞がれており、押さえ蓋88とリールボディ2aとの隙間からの液体の侵入を防止するために、板状のシートパッキン87がリールボディ2aの後部に設けられている。シートパッキン87は、押さえ蓋88によりリールボディ2aの後部との間に挟まれており、押さえ蓋88をビス89によりリールボディ2aに装着することでリールボディ2aの後部に取り付けられている。なお、リールボディ2aの後部は、保護カバー90により覆われている。
【0041】
スライダ22は、螺軸21と平行に配置された2本のガイド軸24に移動自在に支持されている。スライダ22にはスプール軸15の後端が回転不能に固定されている。中間ギア23は、ピニオンギア12に噛み合っている。
【0042】
〔スプールの構成〕
スプール4は、図2に示すように、ロータ3の第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との間に配置されており、スプール軸15の先端部にスプール4の中心部がドラグ機構60を介して連結されている。スプール4は、外周に釣り糸が巻かれる糸巻き胴部4aと、糸巻き胴部4aの後部に一体で形成されたスカート部4bと、糸巻き胴部4aの前端に固定されたフランジ板4cとを有している。糸巻き胴部4aは、円筒状の部材であり、外周面はスプール軸15と平行な周面で構成されている。糸巻き胴部4aは、図6に示すように、2つの軸受56,57によりスプール軸15に回転自在に装着されている。
【0043】
スカート部4bは、糸巻き胴部4aの後端部から径方向に拡がった後に後方に延びる有底円筒部材であり、糸巻き胴部4aとの接続部分の近傍には、巻き初めの釣り糸を通過させるための糸通し孔93が形成されている。スカート部4bの裏面の糸通し孔93の外周側には、釣り糸の端部を結び付けるための糸止め突起92が設けられている。この糸止め突起92に釣り糸の端部を結び付けることにより、釣り糸の巻き初めの結び目がスプール4の糸巻き胴部4aに生じなくなる。このため、細い釣り糸を巻き付けても結び目部分で釣り糸が膨らまなくなり、釣り糸をスプール4に整然と巻き付けることができる。この結果、スプール4からの糸繰り出し時に異音が生じにくくなり、繰り出しフィーリングが向上する。
【0044】
フランジ板4cは、外周側が前方に傾斜したリング状の部材であり、糸巻き胴部4aの内周面にネジ止めされたスプールリングカラー55により糸巻き胴部4aに固定されている。
【0045】
スプール4は、スプール軸15に装着された位置決めワッシャ54に当接して位置決めされている。位置決めワッシャ54と、軸受57との間には、軸受57の内輪と外輪とスプール4の軸受装着部分とに接触して弾性体製のシールリング91が装着されている。シールリング91は、ワッシャ状の部材であり、スプール4の後部からドラグ機構60に液体が侵入するのを防止するために設けられている。
【0046】
〔ドラグ機構の構成〕
ドラグ機構60は、スプール4とスプール軸15との間に装着されスプール4にドラグ力を作用させるための機構である。ドラグ機構60は、図6に示すように、ドラグ力を手で調整するためのつまみ部61と、つまみ部61によりスプール4側に押圧される複数枚のディスクからなる摩擦部62とを有している。
【0047】
つまみ部61は、スプール軸15に回転不能かつ軸方向移動自在に設けられた第1部材63と、第1部材63の軸方向前方に配置されスプール軸15に螺合する第2部材64と、第1部材63と第2部材64との間に装着された発音機構65とを有している。
【0048】
第1部材63は、円筒部63aと円筒部63aより大径のリング状の鍔部63bとを有する鍔付き円筒状の部材である。円筒部63aの内周部には、スプール軸15に回転不能に係止する小判形状の係止孔66が形成されている。第1部材63の円筒部63aの後端面が摩擦部62に当接する。第1部材63の円筒部63aとスプールリングカラー55の内周面との間には、外部から摩擦部62側への液体の侵入を防止するためのシール板71が装着されている。シール板71は、たとえば、ステンレス製のリング部材の周囲にNBR製の皿状の弾性部材をアウトサート成形して得られたシール部材であり、外周部にリップを有している。シール板71は、スナップリング79により図6左方に付勢されている。シール板71の図6左側面には、リング状の突起部71cが形成されている。この突起部71cは、後述するカバー部材68に当接して内周側への液体の侵入を防止している。
【0049】
第2部材64は、第1部材63と対向しかつ第1部材63と相対回動自在に設られている。第2部材64は、第1部材63のスプール軸15方向前方に並べて配置されたつまみ本体67と、つまみ本体67の外周部に先端が固定され第1部材63を内部に相対回動自在に収納するカバー部材68とを有している。
【0050】
つまみ本体67は円盤状の部材であり、前面に前方に突出した略台形状のつまみ67aが形成されている。つまみ本体67の内部には、スプール軸15の先端に螺合するナット69が回転不能かつ軸方向移動自在に装着されている。また、第2部材64とナット69との間においてスプール軸15の外周にはコイルばね70が圧縮状態で配置されている。
【0051】
カバー部材68は、有底筒状の部材であり、その底部を第1部材63の円筒部63aが貫通している。また、底部にシール板71の突起部71cが当接している。カバー部材68の筒部68aは、つまみ本体67の外周面にネジ止めされている。
【0052】
カバー部材68の底部68bと第1部材63の円筒部63aの後端面との間には、ワッシャ状のシールリング72が装着されている。また、カバー部材68の筒部68aの先端部とつまみ本体67との間にはOリング73が装着されている。これらのシールリング72及びOリング73は、いずれもたとえばNBR製の弾性部材であり、第1部材63と第2部材64のつまみ本体67との隙間から内部に液体が侵入するのを防止するために設けられている。この隙間から液体が侵入すると、たとえシール板71を設けても、第1部材63とスプール軸15との隙間を通って摩擦部62まで水が侵入し、摩擦部62が濡れてドラグ力が変動することがある。
【0053】
摩擦部62は、第1部材63に接触する第1ディスク101と、第1ディスク101にフェルト部材を挟んで接触する第2ディスク102と、第2ディスク102とフェルト部材を挟んで接触するドラグ発音機構103とを有している。第1ディスク101は内周部がスプール軸15に係止され、スプール軸15とともに回転する。第2ディスク102は、外周部がスプール4に係止され、スプール4とともに回転する。ドラグ発音機構103は、スプール軸15とスプール4との相対回動時、つまりドラグ作動時に発音する。
【0054】
〔リールの操作及び動作〕
このスピニングリールでは、キャスティング時等の糸繰り出し時にはベールアーム40を糸開放姿勢に倒す。この結果、釣り糸は仕掛けの自重によりスプール4の先端側から順に繰り出される。
【0055】
糸巻取時には、ベールアーム40を糸巻取姿勢側に戻す。これは、ハンドル組立体1を糸巻取方向に回転させると、図示しないベール反転機構の働きにより自動的に行われる。ハンドル組立体1の回転力は、マスターギア軸10及びマスターギア11を介してピニオンギア12に伝達される。ピニオンギア12に伝達された回転力は、その前部からロータ3に伝達されるとともにピニオンギア12に噛み合う中間ギア23によりオシレーティング機構6に伝達される。この結果、ロータ3が糸巻取方向に回転するとともにスプール4が前後に往復移動する。
【0056】
釣りを行っているときに、波などがリールにかかってリールが濡れることがある。この場合にも、シール板71やシールリング72やOリング73がドラグ機構60に装着されているとともにスプール4にシールリング91が装着されているので、摩擦部62に前部や後部から水が侵入しにくい。このため、一度ドラグ力を調整すれば、水濡れによりドラグ力が変動することが少ない。
【0057】
また、リールボディ2aと移動部材や固定部材や構成部材との隙間にシールリング18a,18b、軸シール34,液体ガスケット80、防水シール81、シールリング82、軸シール85、Oリング86、シートパッキン87等のシール部材が設けられているので、内部の機構収納空間26内への液体の侵入を防止することができる。このため、内部に海水等が入りにくくなり、塩の結晶がギアやガイド部分や軸受内部等で析出しにくくなる。したがって、粘度が高いグリースを内部に塗る必要がなくなり、ギアや転動体等の間に析出体が挟まりにくくなくなり、回転フィーリングの低下を抑えることができる。
【0058】
〔他の実施形態〕
(a) 前記実施形態では、フロントドラグ型のスピニングリールを例に説明したが、リアドラグ型のスピニングリールやドラグを有さないスピニングリールやレバードラグ型のスピニングリール等の全てのスピニングリールのリール本体にも本発明は適用できる。
【0059】
(b) 前記実施形態では、マスターギア軸(ハンドル軸)10をリールボディ2aと蓋部材2dとで支持したが、いずれか一方のみで支持するようにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】
本発明によれば、分割された第1及び第2フランジ部の間にシール部材が介装されているので、両フランジ部間から機構収納空間に液体が浸入しにくくなる。したがって、機構収納空間内の機構に低粘度のグリースを使用することができる。このため、グリースによる抵抗が小さくなりハンドルの巻き上げ効率を向上させることができる。また、液体が機構収納空間に浸入しにくくなるので、液体が乾いたときに発生する析出体が少なくなり、ギア等の間に析出体が挟まりにくくなり、回転フィーリングの低下を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を採用したスピニングリールの右側面図。
【図2】 その左側面断面図。
【図3】 その背面断面図。
【図4】 リール本体の分解斜視図。
【図5】 マスターギアの断面拡大図。
【図6】 リール前部の断面拡大図。
【図7】 リール後部の断面拡大図。
【符号の説明】
2 リール本体
2a リールボディ
2c 開口
2d 蓋部材
2e 第1フランジ部
2f 第2フランジ部
2h 回転支持部
3 ロータ
10 マスターギア軸
12 ピニオンギア
14a,16a,16b 軸受
26 機構収納空間
30a 凹陥部
81 防水シール

Claims (4)

  1. ロータの回転により釣り糸を巻き取るスピニングリールのリール本体であって、
    側部に形成された開口と、内部に形成された機構収納空間と、前記ロータの後部に形成された凹陥部内に配置されるように前部に形成され、前記ロータの回転軸を支持する回転支持部とを有するリールボディと、
    前記開口を覆うように前記リールボディの側部に着脱自在に装着された蓋部材と、
    前記凹陥部を塞ぐように前記凹陥部の後端面と略同一面に前記リールボディ及び前記蓋部材にそれぞれ一体形成された第1及び第2フランジ部と、
    前記第1フランジ部と前記第2フランジ部との間に介装され前記機構収納空間への液体の浸入を防止するためのシール部材とを備え、
    前記回転支持部は、前記第1及び第2フランジ部より前方に位置しかつ前記第2フランジ部に接触して配置され、
    前記シール部材は、前記第2フランジ部と前記回転支持部との隙間もシールし、前記回転支持部と第2フランジ部との間に配置された円弧部と、前記円弧部の両端から後方に折れ曲がって前記第1フランジ部と前記第2フランジ部との間に配置された1対の耳部とを有する、スピニングリールのリール本体。
  2. 前記リールボディと前記蓋部材とは、前記ロータを回転させるためのハンドルの回転軸を支持する1対の支持部をそれぞれ有している、請求項1に記載のスピニングリールのリール本体
  3. 前記第2フランジ部には、前記円弧部を収納するための円弧溝が前記回転支持部との接触面に形成されている、請求項1又は2に記載のスピニングリールのリール本体。
  4. 前記シール部材は合成樹脂弾性体製である、請求項1からのいずれかに記載のスピニングリールのリール本体。
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