JP3726611B2 - 空気調和機の電源回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する分野】
本発明は、空気調和機の電源回路とその制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ダイオードを利用したさまざまな整流方式が知られている。図18に、空気調和機にも用いられているブリッジ整流回路を利用した全波整流回路の一例を示す。
【0003】
図18(a)は、交流電源1からの交流が、正の半周期の間における電流の流れを示している。電流は矢印で示したように、ダイオード3、平滑コンデンサ7、ダイオード4の順に流れ、正の電圧Voを取り出すことができる。
【0004】
図18(b)は、交流電源1からの交流が、負の半周期の間における電流の流れを示している。電流は矢印で示したように、ダイオード5、平滑コンデンサ7、ダイオード2の順に流れ、正の電圧Voを取り出すことができる。
【0005】
以上より、電流波形は図19のL3のようになり、交流電源1からの交流は、正の半周期・負の半周期の間ともに整流され、正の直流電圧を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のような従来の電源回路では、交流電源の電圧が直流電圧よりも高い期間しか入力電流が流れないため、軽負荷時の力率が低く、また高調波も大きくなるという課題があった。
【0007】
通常、高調波の改善案として交流電源とブリッジ整流回路との間にリアクタを接続する方法が用いられるが、この方法では、高調波を抑制できても力率が約70%程度しか得られないという問題があった。
【0008】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、ブリッジ整流回路の交流端と直流端との間に開閉手段を介してコンデンサを接続させ、開閉手段を制御することにより、高力率と高調波抑制とを両立できる電源回路を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、交流電源と、前記交流電源を全波整流する4個のダイオードからなるブリッジ整流回路と、前記ブリッジ整流回路の直流出力端にコンデンサとを有し、前記交流電源と、前記ブリッジ整流回路との間に接続されたリアクタと、前記ブリッジ整流回路の交流入力端と直流出力端との間に直列に接続された開閉手段およびコンデンサと、負荷検出手段とを備え、負荷検出手段に応じて開閉手段を制御することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0011】
(実施の形態1)
図1に実施の形態1に係る空気調和機の電源回路構成を示す。
【0012】
図1に示した交流電源1はAC200Vであり、電源は、4個のダイオード2〜5で構成されるブリッジ整流回路6、平滑コンデンサ7と並列に接続された負荷8を有しており、一方の交流入力端はリアクタ9を介して交流電源1に接続され、他方の交流入力端とブリッジ整流回路6のマイナス出力端子間には開閉手段10とコンデンサ11が直列に接続されており、開閉手段10には交流入力側からマイナス出力側を順方向とするようにダイオード12が並列に接続されている。
さらに平滑コンデンサ7の両端には、DC電圧を検出するため、分圧抵抗などで構成される電圧検出手段13を設けており、比較手段14へ接続されている。比較手段14では、電圧検出手段13における検出電圧と、抵抗や定電圧ダイオードなどで構成された基準電圧とが、コンパレータなどの比較器15で比較される。比較手段14の出力は、開閉手段10を駆動する開閉駆動手段16に接続されている。
【0013】
リアクタ9は、高調波を抑制するために5〜10mH程度と比較的大きく、開閉手段10に接続されるコンデンサ11は、平滑コンデンサ7の約1/50〜1/100程度と小さい。
【0014】
図1の回路において、開閉手段10をオンとした場合の電流波形を図2に示す。図中L1が電源電圧、L2が電流波形を表している。通常の全波整流では、交流電源1が負の半周期時において、位相ゼロ付近では平滑コンデンサ7の電圧が交流電源1の電圧よりも低いため、電流は流れないが、本発明の回路では、コンデンサ11からダイオード2、リアクタ9を通って電流が流れる。この電流はコンデンサ11が交流電源1の整流電圧からダイオード2の順電圧VF分だけ低い電圧に充電されるまで流れ続ける。その後、交流電源1の電圧が上昇し、平滑コンデンサ7の電圧以上にまで達すると、コンデンサ5を通って平滑コンデンサ7へ充電電流が流れ始める。
【0015】
次に交流電源1が正の半周期には、交流電源1の電圧に前記コンデンサ11の電圧が重畳されるため、位相ゼロ付近においても交流電源1からダイオード3を通り、平滑コンデンサ7および負荷8へと電流が流れる。以上のように、本発明の回路は、交流電源1からの交流が正の半周期、負の半周期いずれの場合においても、交流電圧のゼロ位相より電流を流すことができ、高力率化が図れる。またこの電流は、リアクタ9とコンデンサ11との直列共振電流であるため、その波形は滑らかであり、高調波規制を十分満足する。
【0016】
このように、本発明の電源回路は、負荷8が一定以上の大きさである場合には電流波形が改善され、高調波、力率ともに両立した電源となる。しかしながら、軽負荷時、すなわちコンデンサ11にチャージされた電荷のエネルギーが、交流電源1の次の半周期までに負荷8にて消費されない場合、平滑コンデンサ7の電圧は、徐々に上昇し、ついには倍電圧整流時と同じDC電圧にまで達する。
【0017】
通常の空気調和機では、圧縮機やファンモータが主な負荷であるが、それらの駆動電圧は300〜400V程度以下である。一方、本発明の回路をAC200Vで使用した場合、リアクタ9による昇圧効果も加わり、平滑後のDC電圧は最大で約600Vを越える。したがって、重負荷時から軽負荷時まで、開閉手段10をオンに保持する場合、要求される平滑コンデンサ7の耐圧が必要以上に大きくなってしまう。
【0018】
さらに、軽負荷時には、通常の全波整流時に見られる、平滑コンデンサ7への充放電電流よりも、コンデンサ11への充放電電流の方が大きくなり、力率がかえって低下する現象が生じる。そこで、このような場合に前述したようにDC電圧が高くなることを利用し、比較手段14において、電圧検出手段13と基準電圧とを比較し、DC電圧が、あらかじめ設定した過電圧リミット値を越えた場合に、開閉手段10をオフする制御を行っている。
【0019】
ここで、ダイオード12は、開閉手段10がオフした場合に、コンデンサ11に蓄積した電荷を放電するため、放電経路を確保できるような方向で、開閉手段10と並列に接続されている。
【0020】
また、開閉手段10がオフの場合は、本回路の動作は通常の全波整流回路と同じになる。開閉手段10がオフの場合にも、本発明の回路ではリアクタ9が交流側に挿入されているため、高調波成分を抑制しており、高調波規制に十分対応している。
【0021】
以上により、DC電圧が高くなる軽負荷時に、過電圧リミット値を設けて開閉手段をオフすることにより、軽負荷時から重負荷時まで高力率で高調波にも対応した電源を供給することができる。
【0022】
(実施の形態2)
図1を用いて、実施の形態1で述べた過電圧リミット値を、無負荷時における整流後のDC電圧よりも低く設定した電源回路について説明する。
実施の形態1で述べたように、本発明の電源回路は、軽負荷時における過度の電圧上昇を防止するため、DC電圧が過度に上昇した場合に開閉手段10をオフする電圧リミット機構を有しているが、この過電圧リミット値を無負荷時における整流後のDC電圧よりも低く設定することにより、オフが望ましい軽負荷時において、開閉手段10がオンしないようにすることができる。すなわち、無負荷の場合、DC電圧は過電圧リミット値以上の値となっており、開閉手段10はオフとなる。負荷が徐々に大きくなっても、DC電圧が設定電圧よりも低くなるまでは、開閉手段10はオフのまま維持される。
【0023】
したがって、軽負荷時においては、開閉手段10がオフで維持されるため、開閉手段10を開閉するロスがなく、実施の形態1と比べて効率も改善される。
また、比較手段14はヒステリシスを有しておらず、軽〜中負荷時には、開閉手段10がオン・オフを繰り返しながら、DC電圧が設定したリミット電圧にほぼ保たれる。さらに負荷が大きくなった場合には、開閉手段10はオン状態となる。
以上より、実施の形態2において電圧リミットの設定電圧値を260Vに設定した場合の負荷−DC電圧特性を一例として図3に示す。図中M5は開閉手段10がオンとオフを小刻みに繰り返している領域を表しており、DC電圧は、オンとオフの比率が変化することによってほぼDC260Vをセンターにして保たれている。
【0024】
本実施の形態2の回路では、開閉手段10がオンからオフ、あるいは、オフからオンに変化する場合には、必ずオン・オフの繰り返し状態を経て変化するため、開閉手段10の切替時に生じるDC電圧の変化を回避することが可能となる。また、開閉手段10がオン・オフを繰り返している状態におけるDC電圧のリプルへの影響も数V程度と小さいため、負荷への影響はほとんどない。
【0025】
(実施の形態3)
実施の形態3に係る電源回路の構成を図4に示す。
【0026】
開閉手段10がオン状態では、リアクタ9による昇圧効果のため、同じ負荷状態において、コンデンサ11の容量にもよるが、オフ状態の場合に比べてDC電圧が数十V程度高くなる。そのため、開閉手段10の状態が変化する場合には、電源周期の数周期の期間内にDC電圧が数十V変化することになる。
【0027】
上記を鑑み、実施の形態3の構成では、過電圧リミット値として、第1の基準電圧および、第1の基準電圧よりも約40〜50V程度高く設定した第2の基準電圧を用い、検出されたDC電圧が、第1の基準電圧以下なら開閉手段10をオン、第2の基準電圧以上なら開閉手段10をオフすることによって、比較手段14にヒステリシス特性を持たせている。これにより、開閉手段10がオンした際にDC電圧が上昇しても、生じる電圧上昇によって第2の基準電圧を超えないため、開閉手段10はオンのままであり、単一の基準電圧を用いた場合と違い、開閉手段10がオンとなって電圧が上昇し、過電圧リミットによって再び開閉手段10がオフするといった、開閉手段10がオン・オフを繰り返すハンチング現象が起きることはない。
【0028】
図5に実施の形態1における負荷−電圧特性を示す。図中、M1は開閉手段10がオン時の特性、M2はオフ時の特性を表している。先述したように、比較部14はヒステリシス特性を有しているため、負荷が徐々に重くなる場合には、M2→M3→M1と変化し、逆に軽くなる場合には、M1→M4→M2と変化する。
以上のように、平滑コンデンサ7電圧の大小に応じて開閉手段10をオン・オフさせることにより、負荷の軽重を問わず、高調波を抑制するとともに高力率を実現する電源回路を提供することができる。
【0029】
(実施の形態4)
図6に実施の形態4に係る空気調和機の電源回路構成を示す。
【0030】
実施の形態1の電源構成に加えて、交流電源からの電流を検出するためのカレントトランスなどで構成される電流検出手段17が交流ラインに挿入されており、その出力は制御手段18に接続されている。
【0031】
電流検出器17によって検出された入力電流が設定電流を超えた場合に開閉手段10をオンする制御を行っている。したがって、軽負荷の間は、交流電源1の入力電流が小さいため、開閉手段10はオフされているが、負荷が重くなって入力電流が大きくなると開閉手段10はオンとなる。
【0032】
入力電流と負荷の大きさは、ほぼ1対1に対応しているため、本制御を行うことにより、電流によって負荷の大きさをほぼ正確に判断し、軽負荷時に開閉手段10をオフすることが可能となる。
【0033】
なお、検出する電流は上記入力電流の代わりに、負荷へ供給されるDC電流を用いて制御してもよい。
【0034】
また、制御手段18は、実施の形態1のように、コンパレータなどで構成される比較手段14でも構わない。
【0035】
(実施の形態5)
図7に空気調和機の室外機に適用される電源回路構成を示す。
【0036】
空気調和機の主な負荷は圧縮機19であり、圧縮機19の回転数は、制御手段18から出力される指示回転数によって制御されている。
【0037】
圧縮機19の現在の回転数を検出するために、回転数検出手段20は、圧縮機19内のモータ磁極位置を検出する信号を取り出しており、制御部19は、検出信号のタイミングとその時間変化から現在の圧縮機19の回転数を算出している。
空気調和機の負荷はこの圧縮機19が大半を占めることから、圧縮機19の回転数が低い場合、空気調和機は軽負荷状態であると見なせる。したがって、圧縮機19の回転数があらかじめ設定された回転数よりも高い場合にのみ、開閉手段10をオンする制御を行う。
【0038】
なお、ディアイス時など、空気調和機の運転状態によっては、圧縮機19の回転数が大きいにもかかわらず、負荷が小さくなる場合もあるが、このような場合に備えて、実施の形態1で挙げたDC電圧のリミッタ機構を用いて開閉手段10をオフする機構をあわせて持つことが有効である。この場合、電圧リミッタに用いる比較手段14は、ヒステリシスがあってもなくても構わない。
【0039】
以上のように圧縮機19の回転数に応じて、開閉手段10を制御することにより、広範囲にわたる空気調和機の負荷状態において、高力率かつ、高調波を抑制する電源を提供することが可能となる。
【0040】
(実施の形態6)
同じく図7を用いて圧縮機19を負荷とするインバータエアコンの室外機における電源回路および制御について説明を行う。
ここでの交流電源1は、内外接続電線を経て室内機に接続された商用電源を表している。
【0041】
インバータエアコンでは、設定温度と現在の室内温度との差に基づいて圧縮機19の目標回転数が決定されているが、こうして決定された目標回転数に対し、制御における各時間ステップ毎に制御手段18において圧縮機19の指示回転数が決定される。
【0042】
指示回転数は、目標回転数と現在の圧縮機回転数との差と、現在の圧縮機の回転数とから、各時間ステップ毎の回転数の増減量が決定され、制御における各時間ステップ毎に、指示回転数にステップ毎の回転数増減量を加えて算出している。このように目標回転数から指示回転数を決定するのは、圧縮機19の脱調を防止するためである。
【0043】
こうして算出された指示回転数で圧縮機19が回転するよう、圧縮機駆動手段21によって圧縮機19は駆動されているが、この指示回転数が設定された回転数よりも大きい場合に、負荷が十分重いとみなして開閉手段10をオンとしている。また、設定された回転数よりも小さい場合には、軽負荷とみなして開閉手段10をオフとする。
【0044】
図8に圧縮機19が回転数N1で回転している場合に、目標回転数がN2となった場合の各回転数の関係を、図9に制御のフローチャートを示す。
【0045】
このように制御すれば、急な温度変化や温度設定の変化がない条件下では、目標回転数が煩雑に変化することはなく、指示回転数は単調に増加または減少するため、開閉手段10は開閉を繰り返すこともなく、負荷である圧縮機19の回転数が何度もオーバーシュートを繰り返すハンチング現象を回避することができる。
また、目標回転数ではなく、より実際の圧縮機回転数に近い指示回転数を用いて負荷状態を判断するため、目標回転数が高いにもかかわらず負荷が軽い場合においても、すぐに開閉手段10をオンすることなく、ある程度負荷が大きくなってから開閉手段10をオンとすることが可能である。
【0046】
(実施の形態7)
図10に実施の形態7にかかる電源回路の構成を示す。実施の形態7の電源回路は、交流電源1の位相を検出する電源位相検出回路22を有している。
【0047】
制御部19は、検出された交流電源1のゼロ位相に対し、数百μs〜数ms経過した後に開閉手段10をオンさせるように、オンタイミングのずれを調整した開閉手段制御信号23を開閉駆動手段16へ伝える。図11に、開閉手段制御信号23の例を示す。
【0048】
なお、交流電源1のゼロ位相タイミングから開閉手段10をオンするまでの時間は、交流電源1の電源回転数と、電源電流、DC電圧などで表わされる負荷状態の検出値に基づいてあらかじめテーブル等で設定された時間を選択する。
【0049】
このように制御すれば、交流電源1の1周期間にコンデンサ11の充放電される電荷量が、ゼロ位相タイミングからオンするまでの時間ΔTの長さによって変化するため、ΔTとしていくつかの異なる長さのデータを持つことにより、ΔTを選択してDC電圧を制御することが可能となる。
【0050】
したがって、開閉手段10がオンの場合にこの制御を用いれば、軽負荷時などにおいてもDC電圧を低く保つことが可能となる。
【0051】
(実施の形態8)
図12に実施の形態8に係る電源回路における開閉手段の制御タイミングを示す。
【0052】
本発明の電源回路は、力率と高調波を広範囲にわたって改善するために開閉手段10の切替を行うが、その際、リアクタ9とダイオード2、コンデンサ11で構成される昇圧回路の作用の有無により、電源周期の数周期の間にDC電圧が数十V程度変化する現象が生じる。
【0053】
その場合、負荷である圧縮機19がDCモータである場合は、DC電圧が変わるため回転数が変化する。特に電圧が上昇する場合には、圧縮機19の回転数の上昇速度が電圧の上昇に追随できなくなると、モータの巻線電流が上昇するなどの恐れがあるため、急激な電圧上昇は好ましくない。
【0054】
上記課題を改善するために、本実施の形態では、制御部19から開閉駆動手段16に送る開閉手段制御信号23のオンタイミングを、交流電源1の負のゼロ位相から遅らせている。ゼロ位相からのオンタイミングまでの遅延量ΔTを変化させれば、電源の負の半周期におけるコンデンサ11の充電量が変化する。充電量の変化により、次の正の半周期における放電量を変化させることができ、結果として電源1周期での電圧変化量を抑えることができる。
【0055】
したがって、開閉手段10の切換時において、開閉手段制御信号23のオンタイミングの遅延量をΔT1、ΔT2(ΔT1>ΔT2)と徐々に変化させ、最終的にΔTをゼロにすることにより、DC電圧の変化速度を抑制し、滑らかに開閉手段10の切り替えを行うことが可能となる。
【0056】
(実施の形態9)
図13に実施の形態9に係る開閉手段10の制御タイミング波形を示す。
【0057】
図13は、負荷8の変化に応じて、開閉手段10をオフからオンへと変化させる場合を表わしている。
【0058】
開閉手段制御信号23は、初め負の半周期だけオンさせて、オフしている。正の半周期では、ダイオード12があるため、開閉手段10の状態によらず、コンデンサ11の電荷を放電するため、開閉手段10がオンの場合と同じ電流波形となり、結果として1周期間、開閉手段10がオンの場合の電流波形となっている。
次の3周期に相当する期間開閉手段10をオフした後、再び半周期だけ開閉手段10をオンしており、開閉手段10がオフの間に低下した電圧が再び上昇し始める。
【0059】
さらに、開閉手段10を、交流電源1の位相を検出する電源位相検出手段20を用いて、電源周波数に同期した形で、電源の1周期分もしくは、その整数倍のオフ期間の電流波形と、電源1周期分のオン期間の電流波形とを繰り返しながら、そのオンの割合を徐々に変化させていくことにより開閉手段10の切り替え時の電圧急変を抑制している。
【0060】
本制御により、開閉手段10の切り替え時における電圧上昇は、電源の半周期1回分にコンデンサ11に充電される電圧程度にまで抑制されるため、実施の形態1に比べ、電圧の上昇速度を数分の1程度にすることが可能となる。
【0061】
(実施の形態10)
図14に実施の形態10の電源回路構成を示す。
【0062】
第1の開閉手段24と第1のコンデンサ25が直列に接続されており、それに並列に、第2の開閉手段26と第2のコンデンサ27とが直列に接続されている。また、実施の形態1と同様に、第1の開閉手段28、第2の開閉駆動手段29を有している。他は実施の形態1と同様の構成のため、説明を省略する。
【0063】
実施の形態1で述べたように軽負荷時に開閉手段10をオンした場合、力率が低下するが、力率が低下しはじめる負荷の大きさは、コンデンサ11の大きさによって変化する。その関係を図15に示す。
【0064】
本発明の回路では、重負荷時におけるDC電圧を確保するために、コンデンサ11の容量を大きくすることが有効であるが、コンデンサ11を大きくした場合に、力率が低下する点が重負荷側へシフトし、中負荷時の力率を高く保つことができなくなってしまうことがある。
【0065】
そこで、コンデンサ11の容量を切り替えて、中負荷時と、重負荷時でコンデンサ11の容量を変化させることが、軽〜中負荷時において高力率を保つために有効な手段となる。
【0066】
第1の開閉手段24、第2の開閉手段26は、いずれも、電圧や電流または圧縮機の回転数などで表わされる同一の負荷検出手段に基づいて制御され、軽負荷時は第1の開閉手段24および第2の開閉手段26をともにオフし、中間負荷時には、第1の開閉手段24のみをオンし、重負荷時には第1、第2の開閉手段24、26をともにオンとする。
【0067】
以上により、中負荷時に重負荷時よりも小さなコンデンサ容量をもった回路構成を取り、高力率を得ることが可能となる。
【0068】
また、重負荷時には、コンデンサ容量を大きくすることができ、DC電圧を確保することもできる。
【0069】
以上により、開閉手段の切換時における電圧変化が3段階となるため、第1のコンデンサ25および第2のコンデンサ27の容量を適切に選ぶことによって第1の開閉手段および第2の開閉手段でのオン・オフ切換時の電圧変化を小さくし、滑らかに移行する効果も期待でき、より広範囲の負荷状態において高調波の抑制と高力率化を実現することが可能となる。
【0070】
(実施の形態11)
図16に実施の形態11に係る電源の回路構成を示す。
【0071】
リアクタ9は中間タップ30を有しており、中間タップ30に接続された第3の開閉手段31によってインダクタンスを変化させることができる構成となっている。
【0072】
本発明の回路では、高調波を抑制するため、比較的インダクタンスの大きなリアクタを使用しているため、4kW、5kW以上の空気調和機などでは、電流が大きくなるにつれてリアクタ9での電圧降下が大きくなり、DC電圧が下がってしまい、圧縮機19を駆動するのに十分なDC電圧が得られない場合がある。
そのような場合に、第3の開閉手段31を重負荷時にオンすることにより、インダクタンスを減らすことで電圧降下を小さくし、DC電圧を確保することが可能となる。
【0073】
(実施の形態12)
図17に実施の形態12として、実施の形態3の開閉手段10とダイオード12をMOSFET32で、開閉駆動手段16をゲート駆動回路33で置き換えた回路の構成を示す。
【0074】
MOSFET32には、寄生ダイオードが存在するため、開閉手段10と、それに並列接続されたダイオード12の代わりに使用することにより、部品点数が削減される。回路の小型化および低価格化が可能となる。
また、機械的接点を有しないため、寿命面でも利点が大きくなる。
【0075】
【発明の効果】
上記実施の形態から明らかなように、請求項1記載の発明によれば、全波整流回路にリアクタとコンデンサおよび開閉手段を接続し、平滑後の電圧を検出し、軽負荷時に過電圧リミッタによって開閉手段をオフすることにより、軽負荷時から重負荷時まで広範囲にわたって、高調波の抑制と高力率を両立した電源を供給することができる。
【0076】
また、請求項2記載の発明によれば、過電圧リミッタの設定値を無負荷時における電源の整流電圧以下に設定することにより、力率および効率の面で開閉手段をオフとすることが望ましい軽負荷時に自動的に開閉手段をオフとすることが可能となる。また、開閉手段の開閉によるDC電圧の急変がないため、負荷変動に対するDC電圧を連続的に滑らかに変化することが可能である。
【0077】
また、請求項3記載の発明によれば、過電圧リミッタにヒステリシス特性を持たせて、そのヒステリシス量を、開閉手段の開閉時に生じるDC電圧の変動分以上に設定することにより、開閉手段が切り替わる場合に、開閉を繰り返してDC電圧が安定しないといったハンチング現象を防止することができる。
【0078】
また、請求項4記載の発明によれば、電流によって開閉手段を制御することによって、負荷の軽重をほぼ正しく判断し、開閉手段を制御することができるようになる。
【0079】
さらに、請求項5記載の発明によれば、空気調和機の圧縮機の回転数に応じて開閉手段を開閉することにより、実際に電圧が上昇してしまう可能性のある軽負荷時に開閉手段をオンさせることなく、開閉手段を制御することが可能となる。
【0080】
また、請求項6記載の発明によれば、圧縮機の指示回転数において開閉手段を制御することにより、開閉手段の切替時の電圧変化に伴って、負荷の回転数がハンチングするのを防止することができる。さらに、実回転数に近い値をとる指示回転数を用いて開閉手段を開閉することにより、負荷の軽重をほぼ正しく判断しながら、負荷のハンチングを防止する電源を供給することができる。
【0081】
さらに、請求項7記載の発明によれば、開閉手段のオン時間の長さと開始タイミングを変化させることにより、負荷の電圧を制御することが可能となる。
【0082】
また、請求項8記載の発明によれば、開閉手段のオン信号にデューティを表わす幅をもたせ、そのオンタイミングとその幅を徐々に変化させることにより、開閉手段切替時の電圧の変化速度を小さくすることが可能となる。
【0083】
また、請求項9記載の発明によれば、電源半周期を基本単位とした開閉手段のオンとオフの割合を徐々に変化させることにより、開閉手段切替時の電圧の変化速度を小さくすることができる。
【0084】
さらに請求項10記載の発明によれば、2組の開閉手段を用いて3段階の切換を行うことにより、より滑らかな切換が行え、また、より広範囲にわたって
高力率かつ高周波規制に対応できる電源回路が供給できる。
【0085】
また、請求項11記載の発明によれば、リアクタに中間タップを設け、中間タップとリアクタの一方端との間に開閉手段を設けることにより、軽〜中負荷時に開閉手段をオフ、重負荷時に開閉手段をオンすることで、重負荷時におけるDC電圧の確保を行い、より広範囲の負荷に対応できる電源を供給することができる。
【0086】
また、請求項12記載の発明によれば、MOSFETを開閉手段とダイオードの代わりに使用することにより、部品点数を削減し、簡単な構成とすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における空気調和機の電源回路の構成図
【図2】実施の形態1における電流波形図
【図3】実施の形態2における負荷−電圧特性図
【図4】実施の形態3の構成図
【図5】実施の形態3における負荷−電圧特性図
【図6】実施の形態4の構成図
【図7】実施の形態5および実施の形態6の構成図
【図8】圧縮機制御に関する各回転数の関係図
【図9】実施の形態6における制御のフローチャート
【図10】実施の形態7の構成図
【図11】実施の形態7における開閉手段制御信号の説明図
【図12】実施の形態8における開閉手段の制御タイミングと電流波形の説明図
【図13】実施の形態9における開閉手段の制御タイミングと電流波形の説明図
【図14】実施の形態10の構成図
【図15】本発明の電源回路における負荷−力率特性図
【図16】実施の形態11の構成図
【図17】実施の形態12の構成図
【図18】従来の空気調和機の電源回路構成図
【図19】従来の空気調和機の電源回路における電流波形図
【符号の説明】
1 交流電源
2 ダイオード
3 ダイオード
4 ダイオード
5 ダイオード
6 ブリッジ整流回路
7 平滑コンデンサ
8 負荷
9 リアクタ
10 開閉手段
11 コンデンサ
12 ダイオード
13 電圧検出手段
14 比較手段
15 比較器
16 開閉駆動手段
17 電流検出手段
18 制御手段
19 圧縮機
20 回転数検出手段
21 圧縮機駆動手段
22 電源位相検出手段
23 制御手段制御信号
24 第1の開閉手段
25 第1のコンデンサ
26 第2の開閉手段
27 第2のコンデンサ
28 第1の開閉駆動手段
29 第2の開閉駆動手段
30 中間タップ
31 第3の開閉手段
32 MOSFET
33 ゲート駆動回路

Claims (12)

  1. 交流電源と、前記交流電源からの交流を全波整流する4個のダイオードで構成されるブリッジ整流回路と、前記ブリッジ整流回路の直流出力間に接続された平滑コンデンサと、前記交流電源と前記ブリッジ整流回路の交流入力端との間に接続されたリアクタと、前記ブリッジ整流回路の一方の交流入力端と一方の直流出力端との間に、直列に接続された開閉手段およびコンデンサと、前記開閉手段に並列に接続されたダイオードと、前記平滑コンデンサの両端電圧を検出する電圧検出手段と、電圧検出手段における検出電圧を基準電圧と比較する比較手段とを有し、電圧検出手段における検出電圧が基準電圧よりも低くなる場合に開閉手段をオン、基準電圧よりも高くなる場合に開閉手段をオフとすることを特徴とする空気調和機の電源回路。
  2. 前記比較手段の基準電圧は、無負荷時において前記交流電源を全波整流した場合におけるDC電圧の波高値よりも低い電圧に設定されており、前記電圧検出手段における検出電圧が基準電圧よりも高い場合に前記開閉手段をオフ、基準電圧よりも低い場合に前記開閉手段をオンすることを特徴とする請求項1記載の電源回路。
  3. 前記比較手段の基準電圧は、第1の基準電圧および、第1の基準電圧よりも高く設定された第2の基準電圧から構成されており、電圧検出手段における検出電圧が第1の基準電圧よりも低くなる場合に開閉手段をオン、第2の基準電圧よりも高くなる場合に開閉手段をオフとするヒステリシス特性を有する電源回路であって、第1の基準電圧と第2の基準電圧の差が、前記開閉手段を開閉した場合に生じるDC電圧の変化量よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の電源回路。
  4. 交流電源と、前記交流電源からの交流を全波整流する4個のダイオードで構成されるブリッジ整流回路と、前記ブリッジ整流回路の直流出力間に接続された平滑コンデンサと、前記交流電源と前記ブリッジ整流回路の交流入力端との間に接続されたリアクタと、前記ブリッジ整流回路の一方の交流入力端と他方の直流出力端との間に開閉手段と直列に接続されたコンデンサと、前記開閉手段に並列に接続されたダイオードと、電源電流または負荷のDC電流を検出する電流検出手段と、電流検出手段で検出する電流を設定電流と比較する比較手段とを有し、前記電流検出手段において検出された電流が設定電流よりも大きい場合に前記開閉手段をオンすることを特徴とする空気調和機の電源回路。
  5. 圧縮機と、前記圧縮機の回転数を検出する回転数検出手段と、前記回転数検出手段で検出された実回転数と目標回転数との差から前記圧縮機の指示回転数を算出する制御手段と、前記圧縮機を前記指示回転数で回転させるように前記圧縮機を駆動する圧縮機駆動手段とを有し、前記圧縮機の回転数制御を行う空気調和機において、
    交流電源と、前記交流電源からの交流を全波整流する4個のダイオードで構成されるブリッジ整流回路と、前記ブリッジ整流回路の直流出力間に接続された平滑コンデンサと、前記交流電源と前記ブリッジ整流回路の交流入力端との間に接続されたリアクタと、前記ブリッジ整流回路の一方の交流入力端と一方の直流出力端との間に直列に接続された開閉手段およびコンデンサと、前記開閉手段に並列に接続されたダイオードとを具備し、前記回転数検出手段で検出された圧縮機の回転数が、設定回転数よりも大きい場合に開閉手段をオンすることを特徴とする空気調和機の電源回路。
  6. 圧縮機と、前記圧縮機の回転数を検出する回転数検出手段と、前記回転数検出手段で検出された実回転数との目標回転数と差から前記圧縮機の指示回転数を算出する制御手段と、前記圧縮機を前記指示回転数で回転させるように前記圧縮機を駆動する圧縮機駆動手段とを有し、前記圧縮機の回転数制御を行う空気調和機において、
    交流電源と、前記交流電源からの交流を全波整流する4個のダイオードで構成されるブリッジ整流回路と、前記ブリッジ整流回路の直流出力間に接続された平滑コンデンサと、前記交流電源と前記ブリッジ整流回路の交流入力端との間に接続されたリアクタと、前記ブリッジ整流回路の一方の交流入力端と一方の直流出力端との間に直列に接続された開閉手段およびコンデンサと、前記開閉手段に並列に接続されたダイオードとを具備し、前記制御手段で算出される圧縮機の指示回転数が、設定回転数よりも大きい場合に開閉手段をオンすることを特徴とする空気調和機の電源回路。
  7. 交流電源の位相を検出する電源位相検出手段を具備し、前記交流電源の電源周期毎に、前記電源位相検出手段によって検出した前記交流電源がゼロ位相となる時刻から一定の期間、前記開閉手段をオフに保った後、前記開閉手段をオンさせる制御手段を有し、前記開閉手段をオフに保つ期間を、ゼロから電源周期までの範囲内で変更することにより、負荷へ供給するDC電圧を調整することを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の電源回路。
  8. 前記制御手段は、前記開閉手段をオフからオン状態に切り換える場合に、前記電源位相検出手段によって検出した前記交流電源がゼロ位相となる時刻から、前記開閉手段をオンするまでの時間を、あらかじめ設定された初期時間から、前記交流電源の電源周期毎に、徐々に短く変更し、最終的にゼロとすることにより、開閉手段の切替時に生じるDC電圧の上昇速度を抑制することを特徴とする請求項7記載の空気調和機の電源回路。
  9. 前記制御手段は、前記開閉手段をオフからオン状態へ切り換える場合に、前記交流電源の一周期間、前記開閉手段をオンした後、複数周期間、前記開閉手段をオフとする動作を交互に繰り返し、前記開閉手段をオフする期間をあらかじめ設定した周期数から徐々に減少させながら、最終的に前記開閉手段をオフする期間をなくすことにより、開閉手段の切替時におけるDC電圧の上昇速度を抑制することを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の電源回路。
  10. 前記ブリッジ整流回路の一方の交流入力端と一方の直流出力端との間に、直列に接続された第1の開閉手段および第1のコンデンサと、第1の開閉手段に並列に接続された第1のダイオードと、直列に接続された第2の開閉手段および第2のコンデンサと、第2の開閉手段と並列に接続された第2のダイオードとを具備し、第1の開閉手段および第2の開閉手段がオンした場合に、第1のコンデンサと第2のコンデンサとが並列接続となるように接続された電源回路であって、
    前記平滑コンデンサの両端電圧または、前記圧縮機の指示回転数または、前記圧縮機の実回転数を検出する負荷検出手段と、前記負荷検出手段の出力をあらかじめ設定した値と比較する比較手段または制御手段を有し、前記負荷検出手段の出力とあらかじめ設定された値との比較により、軽負荷時に第1の開閉手段および第2の開閉手段をともにオフし、中負荷時に第1の開閉手段のみオンし、さらに重負荷の場合に第1の開閉手段および第2の開閉手段をともにオンすることを特徴とする請求項3〜9記載の空気調和機の電源回路。
  11. 前記リアクタは、中間タップを有しており、前記中間タップと前記リアクタのいずれかの端との間に接続された第3の開閉手段と、前記負荷検出手段とを具備し、
    軽負荷時において前記第3の開閉手段をオン、重負荷時に前記第3の開閉手段をオフすることを特徴とする請求項3〜9のいずれか1項に記載の電源回路。
  12. 少なくとも一つの前記開閉手段と前記開閉手段に並列に接続された前記ダイオードとがMOSFETで構成されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の電源回路。
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