JP3720787B2 - 携帯型動力作業機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、作業部駆動用の動力源として小型空冷内燃エンジンが搭載されている、チェーンソー、エンジンカッター、ヘッジトリマー等の携帯型動力作業機に係り、特に、寒冷時に前記内燃エンジンの吸気系で発生するアイシングを効果的に防止できるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
チェーンソー等の携帯型動力作業機にあっては、通常、本体ハウジング内に、ソーチェーン等の作業部を駆動するための動力源として、排気量25〜100mL程度の小型空冷内燃エンジンである空冷2サイクルガソリンエンジンが搭載されるとともに、前記本体ハウジングの一側部に前記内燃エンジンにより駆動される冷却ファンが配設され、この冷却ファンにより前記本体ハウジング内に吸入された空気の一部を、エアークリーナ及び気化器を介して前記内燃エンジンに吸入させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記した如くの携帯型動力作業機においては、寒冷時に前記内燃エンジンの吸気系を構成する気化器等に吸入外気中の湿気部分が氷結して作動不良を起こす不具合、いわゆるアイシングが多々発生する。
このアイシング対策として、前記冷却ファンにより前記本体ハウジング内に吸入されて前記内燃エンジンを冷却した空気、つまり、前記エンジンにより暖められた空気(暖気)の一部を、前記内燃エンジンの吸入空気用として前記エアークリーナや前記気化器等に導いて、それらを暖めることが考えられている。
【0004】
このように前記内燃エンジンを冷却した空気(暖気)を吸気系に導くというアイシング対策について、特にチェーンソー、エンジンカッター、ヘッジトリマー等の携帯型動力作業機では、格別に考慮すべき事柄がある。すなわち、それらの携帯型動力作業機では、作業時に、比較的大きな鋸屑、切り粉、砂塵等の塵埃が発生することが避けられず、この塵埃が空気と共に前記冷却ファンにより前記本体ハウジング内に吸入されるので、この塵埃を多く含んだ空気(暖気)を前記内燃エンジンの吸気系に導くと、エアークリーナ(のフィルタ部)に付着して、早期に目詰まりを引き起こし、吸入空気量不足等によるエンジンの変調、性能低下を招くおそれがある。
【0005】
また、アイシング防止用として吸気系に導かれる空気は、できるだけ高温である方がよいが、アイシングが発生しない温暖時には、高温の空気を吸気系に導くと、却ってエンジンの変調、性能低下を招くことになるので、アイシング防止用の暖気の導入、非導入を切り換える手段も必要となる。
【0006】
本発明は、前記した如くの問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、作業部駆動用動力源として搭載されている小型空冷内燃エンジンの吸気系に発生するアイシングを、エアークリーナの早期目詰まりや、エンジンの変調、性能低下を招来することなく、合理的かつ効果的に防止できるようにされた携帯型動力作業機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成すべく、本発明に係る携帯型動力作業機は、基本的には、本体ハウジング内に小型空冷内燃エンジンが搭載されるとともに、前記本体ハウジングの一側部に前記内燃エンジンにより駆動される冷却ファンが配設され、前記内燃エンジンの吸気口の上部に気化器が連結されるとともに、該気化器の上流側に浄化空気室が画成され、該浄化空気室にエアークリーナカバーが連接され、前記冷却ファンにより吸入されて前記内燃エンジンを冷却した空気の一部を前記吸気口付近から前記エアークリーナカバー内に導く暖気導入通路部が設けられるとともに、該暖気導入通路部を外部から任意に開閉できるシャッターが設けられていることを特徴としている。
【0008】
好ましい態様では、前記本体ハウジングの上面部に横向きL形のトップハンドルが配設されるとともに、該トップハンドルの後側縦辺部内に、前記気化器、前記浄化空気室、及び前記暖気導入通路部の下流部分が配在される。
【0009】
前記暖気導入通路部は、好ましくは、前記本体ハウジング及び前記後側縦辺部の前記一側部と反対側の他側部に配在されて、暖気を前記気化器及び前記浄化空気室の前記他側方側を介して前記エアークリーナカバー内の外気室上部に導くようにされる。
前記内燃エンジンは、好ましくは、シリンダ横置きで前記吸気口を上側に有するとともに頭部を後方に向けて搭載される。
他の好ましい態様では、前記内燃エンジンのシリンダ部を包囲する冷却風ガイドカバーにおける前記吸気口近傍に、前記暖気導入通路部への入口が形成され、該入口を開閉するように前記シャッターが配在される。
【0010】
前記エアークリーナカバーは、好ましくは、蓋状をしており、その内部においてフィルタ部を仕切壁として前記浄化空気室に連接されるとともに、前記トップハンドル後側縦辺部の後端に着脱可能に装着される。
なお、本発明が適用される携帯型動力作業機としては、前記本体ハウジングの前記他側部に、ソーチェーンとガイドバーとからなるソーチェーンセットが取り付けられていて、作業時には鋸屑等の塵埃が大量に発生しやすい、チェーンソーが代表して挙げられる。
【0011】
このような構成とされた本発明に係る携帯型動力作業機の好ましい態様においては、アイシングが発生する寒冷時には,例えば、内燃エンジンのシリンダ部を包囲する冷却風ガイドカバーにおける吸気口近傍に形成された暖気導入通路部の入口を開閉するシャッターを、外部から操作して開状態にする。これにより、冷却ファンにより吸入されて前記内燃エンジンを冷却した空気の一部、つまり、前記内燃エンジンにより暖められた空気(暖気)が、前記吸気口付近から前記入口を介して前記暖気導入通路部に導入され、該暖気導入通路部を通って前記エアークリーナカバー内に導かれ、該エアークリーナカバー内のフィルタ部で塵埃が除去された後、浄化空気室、気化器を通って、前記吸気口から前記内燃エンジンに吸入される。これにより、前記エアークリーナや気化器等で構成される吸気系が前記暖気によって暖められるので、アイシングが合理的かつ効果的に防止される。
【0012】
この場合、前記吸気口付近から前記暖気導入通路部に導入される空気は、そこより下方の部位の空気より高温であるとともに、重力及び慣性の作用によって含有塵埃量も少なくなっているので、前記吸気系が迅速に暖められるとともに、前記エアークリーナカバー内のフィルタ部の早期目詰まりや、エンジンの変調、性能低下等をまねくことはほとんど生じない。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1、図2、及び図3は、それぞれ本発明に係る携帯型動力作業機の一つであるチェーンソーの一実施形態を示す部分切欠左側面図、部分切欠右側面図、及び平面図である。
【0014】
図示のチェーンソー10は、作業部駆動用動力源として、小型空冷2サイクルガソリンエンジン(以下、内燃エンジンと称す)20が、合成樹脂からなる本体ハウジング12内に、シリンダ部21が横置きで、その吸気口(ボス部)22を上側に有するとともに頭部20aを機体後方に向けて搭載されている。前記内燃エンジン20の前記頭部20aには、斜め後方に傾斜して点火プラグ24が装着され、前記シリンダ部21を包囲するように冷却風ガイドカバー26が配在されている。
【0015】
前記本体ハウジング12の一側部である左側部12Lには、前記内燃エンジン20により駆動される冷却ファン25が配設され、この冷却ファン25を覆うように、前記左側部12Lには多数の空気取入用スリット15aが形成されたリコイルスタータケース15が取り付けられている。
また、前記本体ハウジング12の前記左側の部12Lとは反対側の他側部である右側部12Rには、クラッチカバー16が取り付けられ、その前部側に、作業部として、ガイドバー101とこれに摺動自在に掛け回されるソーチェーン102とからなるソーチェーンセット100が取り付けられ、前記ソーチェーン102を、前記内燃エンジン20により図示しない遠心クラッチを介して回転駆動するようにされている。
【0016】
一方、前記本体ハウジング12の上面部(12S)及び後部12Bにまたがって、スロットルロックレバー45やスロットルトリガー46が組み込まれた横向きL形のトップハンドル40が、図示しない適宜の防振手段を介して配設され、その前部側に、前ハンドル47やハンドガード48が配設されている。前記トップハンドル40の後側縦辺部42は、他の辺部より平面視幅広の箱形形状とされている。
【0017】
前記内燃エンジン20の前記シリンダ吸気口22は、前記本体ハウジング12の前記上面部12Sから後方斜め上に向けて突き出すように延びており、前記吸気口22の上部に合成ゴム材よりなる吸振性通気管34を介してダイヤフライ式気化器35が連結されるとともに、該気化器35の上流側に浄化空気室34が画成され、該浄化空気室34にエアークリーナカバー30が連接されている。前記気化器35及び前記浄化空気室34は、前記トップハンドル40の前記後側縦辺部42内に配在されている。前記エアークリーナカバー30は蓋状をしており、その内部のフィルタ部32を仕切壁として前記浄化空気室34に連接されるとともに、前記後側縦辺部42の後端42Bにねじ部材37により着脱可能に装着保持されている。
【0018】
そして、本実施形態においては、アイシング対策として、前記冷却ファン25により吸入されて前記内燃エンジン20を冷却した空気の一部を、前記吸気口22付近から前記エアークリーナカバー30内に導く暖気導入通路部50が設けられるとともに、該暖気導入通路部50を機体の外部から任意に開閉操作できるシャッター60が設けられている。
【0019】
前記暖気導入通路部50は、前記本体ハウジング12及び前記トップハンドル40の前記後側縦辺部42の前記右側部12R、42Rに配在されて、暖気を前記気化器35及び前記浄化空気室34の外側方を介して、前記エアークリーナカバー30内の外気室31上部に導くようにされている。
【0020】
具体的には、前記内燃エンジン20の前記シリンダ部21を包囲する前記冷却風ガイドカバー26の上面部における前記吸気口22近傍に、前記暖気導入通路部50への入口51が開口形成され、該入口51を開閉するように、前記シャッター60が配在されている。前記暖気導入通路部50は、前記入口51を上から覆う逆漏斗状の合成ゴム材よりなる吸振性の導入案内管52と、前記前記トップハンドル40の前記後側縦辺部42の右側部42R内に形成された下流通路部53と、からなっている。
【0021】
前記シャッター60は、図4、図5、図6に示される如くに、前記本体ハウジング12の前記上面部12Sに突設された凸状部12t及び前記冷却風ガイドカバー26上を摺動せしめられる、断面アングル状のシャッター板61を備えている。該シャッター板61は、前記入口51と相似形(台形状)で該入口51を塞ぎ得る大きさの閉塞板部61a、該閉塞板部61aから直角に折り曲がって前記凸状部12tの側辺部に対接せしめられる中間板部61b、及び、該縦辺部61bから直角に折り曲がって前記凸状部12tの上面に対接せしめられる外部操作面部61cからなっており、該外部操作板部61cの前端部には、スライド操作用つまみ部65が一体形成されている。
【0022】
また、前記シャッター板61が前記凸状部12t及び前記冷却風ガイドカバー26上を前後方向に真っ直ぐ摺動するように、前記凸状部12tの側辺部にはガイドピン71が植立され、このガイドピン71が、前記中間板部61bに形成された前後方向に伸びる長穴66に内挿され、さらに、前記凸状部12tの上面部には、前記外部操作板部61cが前記凸状部12tの上面部から浮き上がらないようにすべく、円形頭部付きのガイドピン72が、前記外部操作面部61cに形成された前後方向に伸びる長穴67に内挿された状態で、前記上面部に植立されている。
【0023】
なお、必要に応じて、前記シャッター60を開又は閉位置に保持せしめる、適宜のクリックストップ手段等を採用してもよい。
前記シャッター60を、前側位置(図4、図5において実線で示される位置)に摺動させれば、前記入口51が開かれ、後側位置(図4、図5において一点鎖線で示される位置)に摺動させれば、前記入口51が閉じられる。
【0024】
したがって、本実施形態のチェーンソー10においては、アイシングが発生するおそれのない温暖時には、前記シャッター60を後側位置にして前記入口51を閉じておく。このときは、前記冷却ファン25により前記本体ハウジング12内に吸入され前記冷却風ガイドカバー26で案内された空気で前記内燃エンジン20が冷却され、その冷却に使われて温度が上昇した空気が前記クラッチカバー16の鋸断層排出口16aから外部に排出されるとともに、前記本体ハウジング12内に吸入された空気の一部が、図1において二点鎖線で示される如くに、前記本体ハウジング12の前記後部12Bの左下部に配在された合成ゴム材よりなる吸振性のベローズ36を介して前記外気室31に導かれる。該外気室31に導かれた空気は、そこを上昇して前記フィルタ部32でその中に含まれる塵埃が除去された後、前記浄化空気室34に導入され、その後、前記気化器35及び前記吸気口22を介して、前記内燃エンジン20に吸入される。
【0025】
一方、アイシングが発生する寒冷時には,前記シャッター60を前側位置に移動させて前記入口51を開く。これにより、前記冷却ファン25により吸入されて前記内燃エンジン20を冷却した空気の一部、つまり、前記内燃エンジン20により暖められた空気(暖気)が、前記吸気口22付近から前記入口51を介して前記暖気導入通路部50に導入され、該暖気導入通路部50を通って前記エアークリーナカバー30内の前記外気室31の上部に導かれ、前記フィルタ部32で塵埃が除去された後、前記浄化空気室34、前記気化器35を通って燃料混合気となって、前記吸気口22から前記内燃エンジン20に吸入される。これにより、前記エアークリーナカバー30や前記気化器35等で構成される吸気系が前記暖気によって暖められるので、アイシングが合理的かつ効果的に防止される。
【0026】
この場合、前記吸気口22付近から前記暖気導入通路部50に導入される空気は、そこより下方の部位の空気より高温であるとともに、重力及び慣性の作用によって含有塵埃量も少なくなっているので、前記吸気系が迅速に暖められるとともに、前記エアークリーナカバー30内の前記フィルタ部32の早期目詰まりや、エンジンの変調、性能低下等をまねくことはほとんど生じない。
【0027】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている発明の精神を逸脱しない範囲で、設計において適宜変更できるものである。
例えば、前記実施形態においては、本発明をチェーンソーに適用した場合を説明したが、携帯型動力作業機としては、チェーンソーの他に、エンジンカッターやヘッジトリマー等にも本発明を同様に適用できる。
【0028】
【発明の効果】
以上の説明から理解されるように、本発明に係る携帯型動力作業機においては、作業部駆動用動力源として搭載されている小型空冷内燃エンジンの吸気系に発生するアイシングを、エアークリーナの早期目詰まりや、エンジンの変調、性能低下を招来することなく、合理的かつ効果的に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯型動力作業機としてのチェーンソーの一実施形態を示す部分切欠左側面図。
【図2】図1に示されるチェーンソーの部分切欠右側面図。
【図3】図1に示されるチェーンソーの平面図。
【図4】図2に示されるシャッター部分を拡大して示す図。
【図5】図4に示されるシャッター部分の平面図。
【図6】図5のVI−VI矢視断面図。
【符号の説明】
10 チェーンソー(携帯型動力作業機)
12 本体ハウジング
12L 左側部(一側部)
12R 右側部(他側部)
12S 上面部
20 小型空冷2サイクルガソリンエンジン(内燃エンジン)
20a 頭部
21 シリンダ部
22 吸気口
25 冷却ファン
26 冷却風ガイドカバー
30 エアークリーナカバー
31 外気室
32 フィルタ部
34 浄化空気室
35 気化器
40 トップハンドル
42 後側縦辺部
42B 後端
42R 右側部(他側部)
50 暖気導入通路部
51 入口
60 シャッター
100 ソーチェーンセット(作業部)
101 ガイドバー
102 ソーチェーン

Claims (5)

  1. 本体ハウジング(12)内に小型空冷内燃エンジン(20)が搭載されるとともに、前記本体ハウジング(12)の一側部(12L)に前記内燃エンジン(20)により駆動される冷却ファン(25)が配設され、前記内燃エンジン(20)の吸気口(22)の上部に気化器(35)が連結されるとともに、該気化器(35)の上流側に浄化空気室(34)が画成され、該浄化空気室(34)にエアークリーナカバー(30)が連接されている携帯型動力作業機(10)であって、
    前記冷却ファン(25)により吸入されて前記内燃エンジン(20)を冷却した空気の一部を前記吸気口(22)付近から前記エアークリーナカバー(30)内に導く暖気導入通路部(50)が設けられるとともに、該暖気導入通路部(50)を外部から任意に開閉できるシャッター(60)が設けられ、
    前記本体ハウジング(12)の上面部(12S)に横向きL形のトップハンドル(40)が配設されるとともに、該トップハンドル(40)の後側縦辺部(42)内に、前記気化器(35)、前記浄化空気室(34)、及び前記暖気導入通路部(50)の下流部分が配在され、
    前記暖気導入通路部(50)は、前記本体ハウジング(12)及び前記後側縦辺部(42)の前記一側部(12L)とは反対側の他側部(12R、42R)に配在されて、暖気を前記気化器(35)及び前記浄化空気室(34)の前記他側方(12R、42R)側を介して前記エアークリーナカバー(30)内の外気室(31)上部に導くようにされていることを特徴とする携帯型動力作業機。
  2. 前記内燃エンジン(20)は、シリンダ横置きで前記吸気口(22)を上側に有するとともに頭部(20a)を後方に向けて搭載されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯型動力作業機。
  3. 前記内燃エンジン(20)のシリンダ部(21)を包囲する冷却風ガイドカバー(26)における前記吸気口(22)近傍に、前記暖気導入通路部(50)への入口(51)が形成され、該入口(51)を開閉するように前記シャッター(60)が配在されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯型動力作業機。
  4. 前記エアークリーナカバー(30)は、蓋状をしており、その内部においてフィルタ部(32)を仕切壁として前記浄化空気室(34)に連接されるとともに、前記トップハンドル後側縦辺部(42)の後端(42B)に着脱可能に装着されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の携帯型動力作業機。
  5. 前記本体ハウジング(12)の前記他側部(12R)に、ソーチェーン(102)とガイドバー(101)とからなるソーチェーンセット(100)が取り付けられていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の携帯型動力作業機。
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