JP3215998B2 - 強制空冷式エンジン - Google Patents

強制空冷式エンジン

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JP3215998B2 JP25864294A JP25864294A JP3215998B2 JP 3215998 B2 JP3215998 B2 JP 3215998B2 JP 25864294 A JP25864294 A JP 25864294A JP 25864294 A JP25864294 A JP 25864294A JP 3215998 B2 JP3215998 B2 JP 3215998B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強制空冷式エンジンに
関し、点火プラグ等の先端部やその取り付け座に塵埃が
集積するのを抑制できるものに関する。
【0002】
【従来技術】強制空冷式エンジンの従来技術として、図
3に示すものがある。これは、本発明と同様、次のよう
な基本構造を備えている。すなわち、シリンダブロック
101の前部にエンジン冷却ファン102を設け、この
エンジン冷却ファン102をファンケース103で覆
い、シリンダヘッド104の左右両横側のうち、少なく
とも一側から放熱フィン105を横向きに張り出すとと
もに、この一側に取り付け座106を設け、この取り付
け座106に点火プラグ107または燃料噴射ノズルを
取り付けて、取り付け座106と、点火プラグ107ま
たは燃料噴射ノズルが、放熱フィン105に沿って形成
されるフィン風路108を横断するようにし、フィン風
路108の前開口部109をファンケース103内に向
けてある。
【0003】この従来技術では、フィン風路108の前
開口部109をファンケース103内に臨ませ、エンジ
ン冷却ファン102で起こした冷却風をフィン風路10
8に供給し、矢印122で示すように、フィン風路10
8内で冷却風を後向きに通過させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、こ
のエンジンを草刈機等、多塵雰囲気で使用される機械に
搭載した場合、草の切り屑等の塵埃を含む冷却風が、フ
ィン風路108を後向きに通過し、フィン風路108を
横断する点火プラグ107または燃料噴射ノズル(以
下、点火プラグ107等という)の先端部やその取り付
け座106に強く吹き当たり、これらに塵埃が絡みつい
て集積し、通風や放熱を邪魔し、これらを過熱させるこ
とがあった。このため、これら点火プラグ107等の先
端部やその取り付け座106がヒートポイントになって
過早着火が起こり、エンストの大きな要因となってい
る。
【0005】本発明の課題は、点火プラグ等の先端部や
その取り付け座に塵埃が集積するのを抑制できる、強制
空冷式エンジンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に例示す
るように、シリンダブロック1の前部にエンジン冷却フ
ァン2を設け、このエンジン冷却ファン2をファンケー
ス3で覆い、シリンダヘッド4の左右両横側のうち、少
なくとも一側から放熱フィン5を横向きに張り出すとと
もに、この一側に取り付け座6を設け、この取り付け座
6に点火プラグ7または燃料噴射ノズルを取り付けて、
取り付け座6と、点火プラグ7または燃料噴射ノズル
が、放熱フィン5に沿って形成されるフィン風路8を横
断するようにし、フィン風路8の前開口部9をファンケ
ース3内に向けた、強制空冷式エンジンにおいて、次の
ようにしたことを特徴とする。
【0007】すなわち、フィン風路8をその横側から導
風カバー10で覆い、この導風カバー10とフィン風路
8の間に、フィン風路8と横並びで連通する後ろ向きの
導風路11を設け、この導風路11の前開口部12をフ
ァンケース3内に臨ませ、フィン風路8の前開口部9を
遮風板13で覆い、シリンダヘッド4内で吸気弁口14
と排気弁口15とを前後に並べて設け、吸排気弁口14
・15の左右両横側のうち、点火プラグ7または燃料噴
射ノズルが配置されてない側で、シリンダヘッド4内に
後向きのヘッド内風路16をあけ、このヘッド内風路1
6の前開口部17をファンケース3内に臨ませてある。
【0008】そして、シリンダヘッド4に吸気管18を
接続し、この吸気管18をファンケース3内で、ヘッド
内風路16の前開口部17の前方を横切らせ、吸排気弁
口14・15の弁口ポート壁19・20の間に、点火プ
ラグ7または燃料噴射ノズルに臨む連通路21を形成
し、この連通路21でフィン風路8とヘッド内風路16
とを連通させ、エンジン冷却ファン2で起こした冷却風
をヘッド内風路16と導風路11とに供給し、導風路1
1を通過する冷却風の負圧と、ヘッド内風路16を通過
する冷却風の負圧との負圧差によって、フィン風路8ま
たはヘッド内風路16から連通路21に吸風がなされる
ようにし、ブローバイガス通路45を内設したボス46
を吸気ポート壁と一体に設けるとともに、前記遮風板1
3を金属板で形成し、この遮風板13の横端縁部44を
前記ボス46に接当させたことを特徴とする。
【0009】
【作用】塵埃を含む冷却風は、遮蔽板13で遮ぎられ、
矢印22で示すように、導風路11に集中的に流れ込
み、フィン風路8の横側を高速で後向きに通過するた
め、塵埃を含む冷却風が点火プラグ7や燃料噴射ノズル
(以下、点火プラグ7等という)の先端部やその取り付
け座6に強く吹き当たることがなく、これらへの塵埃の
絡み付きが抑制される。
【0010】また、フィン風路8から連通路21に、矢
印23で示すように、吸風がなされる場合、点火プラグ
7等の先端部やその取り付け座6の周辺には、矢印24
で示すように、吸風による空気の流動が起こり、これら
が冷却される。フィン風路8から連通路21に吸風がな
されると、その分だけ、矢印25で示すように、導風路
11からフィン風路8に横向きの吸風がなされるが、導
風路11内の冷却風は後向きに高速で通過しており、こ
の冷却風に含まれる塵埃は後向きの大きな運動慣性力を
もっているため、フィン風路8には導入されにくく、塵
埃の少ない冷却風がフィン通路8に導入される。このた
め、点火プラグ7等の先端部やその取り付け座6への塵
埃が絡み付きや、塵埃による連通路21の閉塞が抑制さ
れる。
【0011】逆に、ヘッド内風路16から連通路21に
吸風がなされる場合、点火プラグ7等の先端部やその取
り付け座6には、連通路21から吐き出された冷却風が
吹き当たり、これらが冷却される。ファンケース3内の
冷却風は、ヘッド内風路16の前開口部17の前方で吸
気管18に衝突するため、冷却風に含まれる塵埃はヘッ
ド内風路16に導入されにくく、塵埃の少ない冷却風が
ヘッド内風路16に導入される。このため、塵埃による
連通路21の閉塞や、点火プラグ7等の先端部やその取
り付け座6への塵埃の絡み付きが抑制される。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を奏する。 塵埃を含む冷却風は、遮蔽板13で遮ぎられ、点火プ
ラグ7等の先端部やその取り付け座6に強く吹き当たる
ことがなく、これらに塵埃が絡み付きにくい。また、フ
ィン風路8またはヘッド内風路16から連通路21に吸
風がなされることにより、点火プラグ7等の先端部やそ
の取り付け座6の周辺に、塵埃の少ない空気の流動が起
こり、または、これらに塵埃の少ない冷却風が吹き当た
る。このため、このエンジンを多塵雰囲気で使用される
機械に搭載した場合でも、塵埃の集積を防止しながら、
点火プラグ7等の先端部やその取り付け座16を冷却す
ることができ、これらの過熱を防止し、過早着火による
エンストを抑制できる。
【0013】フィン風路8を通過する冷却風によりシ
リンダヘッド4が外側から冷却されるとともに、ヘッド
内風路16や連通路21を通過する冷却風によりシリン
ダヘッド4が内側からも冷却されるので、シリンダヘッ
ド4の熱歪みが小さくなり、リンダヘッド4とシリンダ
ブロック1との接合部間からのガス漏れが抑制される。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例では、縦型単気筒の強制空冷式ガソリンエン
ジンを用いている。このエンジンの構成は次の通りであ
る。すなわち、図2に示すように、シリンダブロック1
の上にシリンダヘッド4を組み付け、その上にヘッドカ
バー26を組み付け、その上方に燃料タンク27を配置
し、シリンダブロック1の横側に空燃混合器28を配置
してある。
【0015】シリンダブロック1の前部にエンジン冷却
ファン2を設け、このエンジン冷却ファン2をファンケ
ース3で覆ってある。図1に示すように、シリンダヘッ
ド4の右側から放熱フィン5を横向きに張り出すととも
に、取り付け座6を突設し、この取り付け座6に点火プ
ラグ7を取り付けて、取り付け座6と点火プラグ7が放
熱フィン5に沿って形成されるフィン風路8を横断する
ようにし、フィン風路8の前開口部9をファンケース3
内に向けてある。
【0016】シリンダヘッド4の左側にも放熱フィン2
9を横向きに張り出してある。また、ファンケース3の
前部にはリコイルリール30を収容したリコイルケース
31を取り付け、エンジン冷却ファン2とリコイルリー
ル30とをリコイルプーリ32で連結してある。リコイ
ルケース31の周壁には外気導入口33をあけ、リコイ
ルケース31とファンケース3とはプーリ挿通孔34で
連通させてある。リコイルリール30は防塵網35で覆
ってある。
【0017】この実施例では、点火プラグ7等の先端部
やその取り付け座6に塵埃が集積するのを抑制するた
め、次のような構成を採用している。すなわち、フィン
風路8をその横側から導風カバー10で覆い、この導風
カバー10とフィン風路8の間に、フィン風路8と横並
びで連通する後ろ向きの導風路11を設けている。この
導風路11の前開口部12をファンケース3内に臨ま
せ、フィン風路8の前開口部9を遮風板13で覆ってあ
る。シリンダヘッド4内で吸気弁口14と排気弁口15
とを前後に並べて設け、吸排気弁口14・15の左右両
横側のうち、点火プラグ7が配置されてない左側で、シ
リンダヘッド4内に後向きのヘッド内風路16をあけ、
このヘッド内風路16の前開口部17をファンケース3
内に臨ませてある。
【0018】そして、シリンダヘッド4に吸気管18を
接続し、この吸気管18をファンケース3内で、ヘッド
内風路16の前開口部17の前方を横切らせている。吸
排気弁口14・15の弁口ポート壁19・20の間に、
点火プラグ7に臨む連通路21を形成し、この連通路2
1でフィン風路8とヘッド内風路16とを連通させ、エ
ンジン冷却ファン2で起こした冷却風をヘッド内風路1
6と導風路11とに供給し、導風路11を通過する冷却
風の負圧と、ヘッド内風路16を通過する冷却風の負圧
との負圧差によって、フィン風路8から連通路21に吸
風がなされるようにしてある。
【0019】このような構成によれば、塵埃を含む冷却
風は、遮蔽板13で遮ぎられ、矢印22で示すように、
導風路11に集中的に流れ込み、フィン風路11の横側
を高速で後向きに通過するため、塵埃を含む冷却風が点
火プラグ7の先端部やその取り付け座6に強く吹き当た
ることがなく、これらへの塵埃の絡み付きが抑制され
る。
【0020】この実施例では、取り付け座6の前後にボ
ルト挿通ボス36を設け、これにヘッド取り付けボルト
37を挿通してある。図1(B)に示すように、これら
のボルト挿通ボス36は、いずれもフィン風路8の下部
を縦通させ、下部の放熱フィン5と一体化させてある。
上部の放熱フィン5には、ボルト抜き差し孔38があけ
られている。ボルト挿通ボス36やヘッド取り付けボル
ト37のボルト頭部39やボルト抜き差し孔38への塵
埃の絡み付きも、遮風板13によって抑制される。
【0021】導風カバー10はフィン風路8を横側及び
後方から覆う側壁部40と、フィン風路8を上方から覆
う天井部41と、天井部41の前縁から垂設した前壁部
42と、前壁部42の下縁部から前向きに導出した庇部
43とで構成してある。遮風板13は、庇部43に溶接
し、前壁部42の下縁部から垂設してある。図2に示す
ように、庇部43をファンケース3に沿わせると、図1
(A)に示すように、遮風板13がフィン風路8の前方
に位置する。フィン風路8と隣接する位置に、ブローバ
イガス通路45を内設したボス46を設け、このボス4
6に遮風板13の横端縁部44を接当させてある。この
ため、ボス46と遮風板13との隙間から塵埃が侵入し
ない。また、導風カバー11と遮風板13を、シリンダ
ヘッド4から一体で取り外すことができるため、フィン
風路8を清掃する場合には便利である。
【0022】また、ボス46と隣接する位置で、吸気管
18を取り付けている。図2に示すように、ファンケー
ス3の締め切り点47はエンジン冷却ファン2の下方に
設け、エンジン冷却ファン2の回転方向は、矢印48で
示すように、エンジンの正面側から見て反時計回りとし
てある。吸気管18は、エンジン冷却ファン2の上方
で、遮風板13の左側、すなわち、エンジン冷却ファン
2の回転下手側に設け、エンジン冷却ファン2で起こさ
れた矢印49で示す冷却風が、遮風板13の案内で吸気
管18に吹き当たり、吸風管18が効率よく冷却される
ようにしてある。このため、吸気の充填効率が高まり、
出力性能が向上する。
【0023】上記実施例と図3に示す従来技術につき、
多塵雰囲気下で、実際にエンジンを運転し、取り付け座
の温度を測定した。従来技術では、塵埃の堆積のない運
転開始直後は、フィン風路を冷却風が多量に通過するた
め、取り付け座の温度は180゜C程度を維持するが、
取り付け座の周辺に塵埃が堆積し始めると、その温度が
急増して200゜Cを大きく越える。取り付け座の温度
と気温の差が200゜Cを越えると、エンスト等、過熱
による弊害が起こる。これに対し、上記実施例では、遮
風板によってフィン風路の通風量が押さえられるため、
運転開始直後でも、取り付け座の温度は195゜C程度
まで上昇するが、取り付け座の周辺での塵埃の堆積が抑
制されるため、相当時間、運転を継続しても、その温度
は200゜Cを越えなかった。
【0024】本発明の実施例の内容は以上の通りである
が、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、本発明は、ガソリンエンジン以外の火花点火式エ
ンジンやディーゼルエンジン等、他の形式のエンジンに
も適用できる。ディーゼルエンジンの場合には、点火プ
ラグ7の位置に燃料噴射ノズルが配置されたものに適用
できる。また、本発明は、導風路11を通過する冷却風
の負圧と、ヘッド内風路16を通過する冷却風の負圧と
の負圧差によって、ヘッド内風路16から連通路21に
吸風がなされるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るエンジンの強制空冷装置
を説明する図で、図1(A)はエンジンの横断平面図、
図1(B)は図1(A)のB−B線断面図、図1(C)
は遮風板を取り付けた導風カバーの斜視図である。
【図2】図1のエンジンの縦断正面図である。
【図3】従来技術に係るエンジンの一部横断平面図であ
る。
【符号の説明】
1…シリンダブロック、2…エンジン冷却ファン、3…
ファンケース、4…シリンダヘッド、5…放熱フィン、
6…取り付け座、7…点火プラグ、8…フィン風路、9
…8の前開口部、10…導風カバー、11…導風路、1
2…11の前開口部、13…遮風板、14…吸気弁口、
15…排気弁口、16…ヘッド内風路、17…16の前
開口部、18…吸気管、19・20…弁口ポート壁、2
1…連通路。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01P 5/06 503 F01P 5/06 502 F01P 5/06 511 F01P 1/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダブロック(1)の前部にエンジン
    冷却ファン(2)を設け、このエンジン冷却ファン(2)を
    ファンケース(3)で覆い、シリンダヘッド(4)の左右両
    横側のうち、少なくとも一側から放熱フィン(5)を横向
    きに張り出すとともに、この一側に取り付け座(6)を設
    け、この取り付け座(6)に点火プラグ(7)または燃料噴
    射ノズルを取り付けて、取り付け座(6)と、点火プラグ
    (7)または燃料噴射ノズルが、放熱フィン(5)に沿って
    形成されるフィン風路(8)を横断するようにし、フィン
    風路(8)の前開口部(9)をファンケース(3)内に向け
    た、強制空冷式エンジンにおいて、 フィン風路(8)をその横側から導風カバー(10)で覆
    い、この導風カバー(10)とフィン風路(8)の間に、フ
    ィン風路(8)と横並びで連通する後ろ向きの導風路(1
    1)を設け、この導風路(11)の前開口部(12)をファ
    ンケース(3)内に臨ませ、フィン風路(8)の前開口部
    (9)を遮風板(13)で覆い、シリンダヘッド(4)内で吸
    気弁口(14)と排気弁口(15)とを前後に並べて設け、
    吸排気弁口(14)・(15)の左右両横側のうち、点火プ
    ラグ(7)または燃料噴射ノズルが配置されてない側で、
    シリンダヘッド(4)内に後向きのヘッド内風路(16)を
    あけ、このヘッド内風路(16)の前開口部(17)をファ
    ンケース(3)内に臨ませ、シリンダヘッド(4)に吸気管
    (18)を接続し、この吸気管(18)をファンケース(3)
    内で、ヘッド内風路(16)の前開口部(17)の前方を横
    切らせ、吸排気弁口(14)・(15)の弁口ポート壁(1
    9)・(20)の間に、点火プラグ(7)または燃料噴射ノ
    ズルに臨む連通路(21)を形成し、この連通路(21)で
    フィン風路(8)とヘッド内風路(16)とを連通させ、エ
    ンジン冷却ファン(2)で起こした冷却風をヘッド内風路
    (16)と導風路(11)とに供給し、導風路(11)を通過
    する冷却風の負圧と、ヘッド内風路(16)を通過する冷
    却風の負圧との負圧差によって、フィン風路(8)または
    ヘッド内風路(16)から連通路(21)に吸風がなされる
    ようにし、ブローバイガス通路(45)を内設したボス
    (46)を吸気ポート壁と一体に設けるとともに、前記遮
    風板(13)を金属板で形成し、この遮風板(13)の横端
    縁部(44)を前記ボス(46)に接当させた、ことを特徴
    とする強制空冷式エンジン。
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