JP3710743B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷却ユニットが引き出し形式で収納される冷却貯蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、冷却ユニットの組み付けやメンテナンスを容易にするために、ユニット全体をハウジングの前面側から引き出すことができるようにした冷蔵庫が提案されている。その一例として、本出願人の出願になる実開平7−35972号公報に記載のものが知られており、これを図6によって簡単に説明する。
引き出し式の冷蔵ボックス1が複数装着されてなる冷蔵庫本体2の一側面には、その上部側に冷却室3が張り出し形成されている。この冷却室3は庫内と連通されているとともに、前面壁に出入口3Aが形成されており、また冷却室3の下方には収納スペース4が設けられている。一方の冷却ユニット5は、基板6上に凝縮器7A、圧縮機等からなる凝縮ユニット7が載置されるとともに、凝縮器7Aの上面に、冷却室3の出入口3Aを閉塞する冷却室蓋8が立設され、その裏面側に冷却器9が取り付けられている。そして冷却ユニット5全体は、凝縮ユニット7側が収納スペース4に収納されつつ、冷却器9が出入口3Aから冷却室3内に挿入され、出入口3Aが冷却室蓋8で閉じられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記従来構造のものでは、冷却器9が冷却室蓋8の裏面に片持ち状に取り付けられているのであるから、取付の具合等によっては自重により傾くおそれがある。そうすると、冷却室3内での冷却器9の位置がずれて流路等が微妙に変わり、冷気循環が悪くなって冷却性能が低下したり、また、冷却器9が冷却室3の底部に配されたドレンパンと接触して、冷却ユニット5の出し入れがし辛いという問題を引き起こす。
そこで冷却器9が傾くことを防止するには、冷却器9を取り付ける冷却室蓋8をより大形にしたり、冷却器9を冷却室蓋8へ取り付ける部分や、冷却室蓋8を凝縮器7A上に支持する部分をより堅牢な構造とすることが考えられるが、これらはすべて冷却ユニット5の重量増に繋がり、出し入れが大変となる等のために簡単には対応できない。
本発明は上記のような事情を背景として完成されたものであって、その目的は、簡単な構造でもって冷却器の傾きを防止するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、貯蔵物が収納される本体の側方には、冷却器が収納されかつ冷気の出し入れ可能に前記本体内と連通された冷却室と、前記冷却器との間で冷凍サイクルを構成する凝縮ユニットが収納される収納スペースとが並設されるとともに、前記凝縮ユニット側からは前記冷却室に開口された出入口を閉塞する冷却室蓋が突設されて、その冷却室蓋の裏側に前記冷却器が取り付けられており、凝縮ユニットが収納スペースに収納されることに伴い、冷却器が出入口から冷却室内に引き出し可能に収納され、冷却室蓋により出入口が閉塞されるようにした冷却貯蔵庫において、前記冷却器には支持部材が設けられるとともに、前記冷却室の天井側には、前記支持部材を摺動可能に吊り下げ支持するレール部材が、前記冷却器の出し入れ方向に沿って形成されており、かつ前記レール部材は、前記冷却器における出し入れ方向と直交する幅内にあって、前記冷却室の天井面と前記冷却器との間を塞ぐように配設されている構成としたところに特徴を有する。
【0005】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記支持部材は、前記レール部材に対して、前記冷却器の出し入れ方向に沿った線接触または点接触する形状に形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記支持部材は、前記冷却器における挿入方向の前端側に設けられているところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
冷却器は、そこに設けられた支持部材がレール部材に吊り下げ支持された状態で摺動しつつ冷却室内に出し入れされ、冷却室内では定姿勢を採って収納される。冷却器が冷却室内で定位置に保持されるから、冷気の流路等が所定に確保されて冷却性能を高めることができ、また冷媒配管が押し曲げられることも防止される。また、出し入れの際には冷却器が他部位と干渉するおそれがなく、出し入れの操作をスムーズに行うことができる。
冷却室の天井面と冷却器との間に隙間があると、冷却ファンの駆動とともに冷却運転がなされた場合に、本体内から吸引された庫内空気が冷却器を通過することなく上記の隙間を通って本体内に戻るショートサイクルが生ずるおそれがある。
その点この発明では、冷却室の天井面と冷却器との隙間がレール部材で塞がれて上記のショートサイクルが阻止されるから、冷却効率が高められる。
【0007】
<請求項2の発明>
支持部材とレール部材との間の摩擦抵抗が小さく抑えられ、冷却ユニットの出し入れをよりスムーズに行うことができる。
<請求項3の発明>
冷却器の突出端側を受けるようにしたから、レール部材に掛かる負荷が小さく抑えられる。一方、支持部材がレール部材で受けられる距離が最大限に利用でき、より安定して出し入れすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図5に基づいて説明する。
図1及び図2において、符号10は冷蔵庫の本体であって、前面に開口した横長の箱形に形成され、その内部に食材を貯蔵する冷蔵室11が構成されている(図4参照)。前面の開口には観音開き式の扉12が備えられており、底面の四隅に設けられた脚13によって支持されている。
本体10の正面から見た左側部には、冷却ユニット25が取り出し可能に収納されるようになっている。
【0009】
詳細には、本体10における左側部の上部側には、前面から奥方に引っ込んだ位置から張り出すようにして直方体状の膨出部15が形成され、その内部が冷却室16となっている。この膨出部15を含む本体10を構成する壁面の内部には断熱材17が充填されており(図4参照)、外部に対する断熱性が確保されている。冷却室16の前面壁には出入口18が形成されているとともに、冷却室16の下面側には収納スペース19が構成されており、この収納スペース19と冷却室16とによって、凝縮器29、圧縮機27、冷却器35(蒸発器)等からなる冷却ユニット25が引き出し自在に収納されるようになっている。
【0010】
収納スペース19の底面には受け板20が張られており、この受け板20上に、冷却ユニット25の基板26が載置可能とされている。基板26は、左右両側縁が折曲げられた伏コ字形に形成され、その手前側の端縁に取手26Aが形成されている。基板26は、受け板20上に前方から真直に押し込まれ、取手26Aが受け板20の前縁に立ち上がり形成されたねじ受け片21に突き当たることで押し込みが停止され、取手26Aをねじ受け片21にねじ32で止めることによって、基板26が所定位置で固定されるようになっている。
【0011】
冷却ユニット25は、収納スペース19に収められる部分と、冷却室16内に収められる部分とに分かれ、これらが上記の基板26上において上下に積み上げ状に配置されている。収納スペース19に収められる部分として、奥側に圧縮機27、その手前側に凝縮器ファン28、最も手前側に凝縮器29がそれぞれ配置されている。これらが、本発明の凝縮ユニット30に相当する。なお、凝縮器29の上面の前縁にも、補助の取手26Bが形成されている。
【0012】
凝縮器29の上面の前端側にはL型ブラケット33が取り付けられており、このL型ブラケット33の立上り部分に、上記した冷却室16の出入口18を閉塞するための冷却室蓋34の下端部が固定されている。
冷却室蓋34の裏面には、冷却室16に対して出し入れ可能な冷却器35がブラケット36を介して取り付けられている。この冷却器35は、ケーシング37内に収容されて設けられており、図4にも示すように、ケーシング37の底面と、冷蔵室11とは反対側の面の下部が開放されて空気の取入口38とされ、また冷蔵室11側の面における上部が開放されて空気の吹出口39となっており、吹出口39の前面には冷却ファン40が設けられている。
【0013】
冷却器35と上記した凝縮ユニット30との間には冷媒配管42が循環接続され、冷凍サイクルが構成されている。上記の配管42のうち、冷却器35に出し入れされる配管は断熱材チューブで被包され、冷却室蓋34の左側の端縁部分から側方に引き出されている。この引き出された部分42Aは、冷却器35が冷却室16に収容された場合には、冷却室16の出入口18の側縁の逃がし溝18Aに嵌まって逃がされるようになっている。
【0014】
冷却室16内の底面には、除霜水等を受けるドレンパン43が設けられている。冷却室16の前面壁における出入口18の周縁には、断熱パッキン44が貼着されている。この前面壁の上下両縁からは一対の取付ボルト45が突設される一方、冷却室蓋34には取付ボルト45の挿通孔46が開口されている。
また庫内では、図4に示すように、冷却室16と冷蔵室11の間において、冷気の案内板47が斜め姿勢で設けられており、この案内板47の下面から帰還用板48が垂設されて、庫内空気を冷却器35の取入口38側に導く帰還路49が構成されている。
【0015】
さて、冷却器35のケーシング37の上面には支持金具50が設けられるとともに、冷却室16の天井面16Aにはレール55が設けられている。
支持金具50は、ステンレス鋼板を素材として形成されており、図5に詳細に示すように、全体として短寸のチャンネル形をなし、その左右の側板51の上縁が外側の斜め下方に曲げ形成され、さらにその先端がヘミング加工(端部を折り返した縁取り加工)されて、接触縁52とされている。
この支持金具50が、冷却器35のケーシング37の上面における挿入方向の前端位置に溶接等によって固定されている。
【0016】
一方のレール55は、左右一対が備えられている。このレール55も、同じくステンレス鋼板製であって、図3に示すように、冷却室16の出入口18から若干入った位置から、ほぼ奥端に達する長さを有している。また、図5に詳細に示すように、水平な取付部56の一縁が下向きに直角曲げされ、さらにその下縁が直角曲げされて受け部58が形成された断面形状となっている。
左右のレール55は、受け部58を向い合わせとした姿勢で、かつそれぞれの受け部58に上記した支持金具50の左右の接触縁52を載置可能な間隔を開けて配され、取付部56をねじ59で止めることにより冷却室16の天井面16Aに固定されている。
また、レール55における受け部58と垂下部57の前縁には、それぞれ斜め下向き、若しくは斜め外向きとなったガイド60が形成されている。
【0017】
なお、膨出部15を含む本体10の上面には天板72が張られているとともに、冷却室16並びに収納スペース19の側面及び後面を覆ってサイドパネル73とリヤパネル74が張られている。さらに、冷却室16並びに収納スペース19の前面には、フロントパネル75が揺動開閉可能に装着されている。
フロントパネル75の下部には、凝縮ユニット30を冷却すべく外気の吸気口76が形成されているとともに、上部における正面から見た左側縁側、並びにサイドパネル73とリヤパネル74に排気口77が形成されている。
【0018】
本実施形態は上記のような構造であって、続いてその作用を説明する。
冷却ユニット25を収納する場合は、フロントパネル75を開放しておいて基板26を受け板20の上に載せて押し込むことで行われ、冷却器35と凝縮ユニット30とが冷却室16と収納スペース19とに分かれて収納される。
冷却器35は詳細には出入口18から冷却室16内に挿入され、所定量挿入されると、支持金具50の左右の接触縁52が、左右のレール55の受け部58に載せられる。ここで、冷却器35の挿入方向の前端側が多少下向きに傾いていたり、左右に首を振っていたとしても、支持金具50の接触縁52がガイド60に当たり、それで案内されることにより冷却器35の姿勢が矯正されつつ、受け部58に乗り上げる。
【0019】
さらに押し込まれると、支持金具50の両接触縁52がレール55の受け部58により吊り下げ支持されつつその上を摺動し、冷却器35は所定の水平姿勢に保持されて冷却室16内に挿入される。
挿入の終盤になると、冷却室16の前面壁から突設された取付ボルト45が冷却室蓋34の挿通孔46に挿通され、所定位置まで押し込まれると、配管42の引き出し部分42Aが逃がし溝18Aに嵌まりつつ、冷却室蓋34が断熱パッキン44を介して冷却室16の前面壁に当接し、冷却室蓋34を貫通した取付ボルト45の突出端にナット(図示せず)を螺合して締め付けると、冷却室蓋34が冷却室16の出入口18を気密に閉鎖する。また、基板26は既述した要領で受け板20に固定され、これにより冷却器35が冷却室16内に収容され、一方凝縮ユニット30が収納スペース19に収納される。最後にフロントパネル75が閉じられて、冷却ユニット25の収納が完了する。
【0020】
冷却運転に伴い、凝縮ユニット30並びに冷却ファン40が駆動されると、図4の矢線に示すように、冷蔵室11内の空気が帰還路49を通って冷却器35の下部側の取入口38から吸引され、冷気に変換されたのち、冷却ファン40から案内板47の上面を通って冷蔵室11の天井面側に吹き出され、すなわち冷蔵室11に冷気が循環供給される。
なおこのとき、冷蔵室11内から吸引された空気の一部が、冷却器35内を通ることなく、図5の鎖線の矢線に示すように、冷却器35と冷却室16の正面から見た左側壁16Bの間を上昇し、冷却器35の上面と冷却室16の天井面16Aとの隙間を通って冷蔵室11内に戻るといったショートサイクルが生ずるおそれがある。しかしながら、冷却室16の天井面16Aにはレール55が取り付けられていて、これが冷却器35の上面との隙間を塞ぐように機能し、上記のショートサイクルが極力阻止される。
【0021】
メンテナンス等において冷却ユニット25を取り出す場合は、フロントパネル75を開いたのち、冷却室蓋34を固定しているナットを外し、また、基板26を止めていたねじ32も外す。そして、上下の取手26A,26Bに手を掛けて冷却ユニット25を引き出す。
冷却器35はこの間、挿入時と同様に、支持金具50の両接触縁52がレール55の受け部58により吊り下げ支持されつつその上を摺動し、所定の水平姿勢に保持されたまま冷却室16の出入口18からスムーズに引き出される。
【0022】
以上説明したように本実施形態では、下記のような数々の利点を得ることができる。
支持金具50がレール55で吊り下げ支持されていることで下方に傾くことが規制され、また両レール55の垂下部57で首振りも規制されて、冷却器35が冷却室16内に定姿勢に保持されて収納される。そのため、冷気の流路等が所定に確保されて冷却性能を高めることができ、また冷媒配管42が押し曲げられることも防止される。さらに、冷却器35に装備された除霜用ヒータが断熱部に接近して断熱部を劣化させたり、除霜時に除霜水が一箇所に集中して流れることも未然に防止できる。
【0023】
冷却ユニット25を出し入れする際には、冷却器35がドレンパン43等の他部位と干渉するおそれがなく、出し入れの操作がスムーズに行われる。
支持金具50の接触縁52がレール55の受け部58に載せられ、出し入れの方向に沿って線接触して摺動するから、支持金具50とレール55との間の摩擦抵抗が小さく抑えられ、冷却ユニット25の出し入れがより楽になる。
支持金具50が冷却器35における挿入方向の前端側に設けられているから、支持金具50がレール55で受けられる距離が最大限に利用でき、より安定した出し入れを期することができる。一方、片持ちの突出端を吊り下げることになるから、レール55に掛かる負荷が小さく抑えられる。
【0024】
支持金具50は、左右の側板51の上縁が外側の斜め下方に屈曲されて、その先端に接触縁52が設けられた形状であるから、その屈曲部分がばねとして機能し、例えば冷却ユニット25を収納した状態で運送した場合に、上下方向の衝撃に対するクッション効果を得ることができる。
また、レール55が冷却器35の上面と冷却室16の天井面16Aとの隙間を塞ぐから、庫内空気が冷却器35内を通ることなく、上記の隙間を通って冷蔵室11内に戻るといったショートサイクルが生ずることが極力防止され、冷蔵室11内の冷却効率を高めることができる。
【0025】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では冷却室と収納スペースとが上下に配設された形式の冷蔵庫を例示したが、本発明は、冷却室と収納スペースとが左右に並べて設けられ、凝縮ユニットのベースに冷却室蓋が立てられてその裏面に冷却器が取り付けられた構造の冷蔵庫にも同様に適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る冷蔵庫の正面図
【図2】 冷却ユニットを収納する前の状態の一部切欠斜視図
【図3】 冷却ユニットの収納部分の側断面図
【図4】 その正面からの断面図
【図5】 冷却器の吊り下げ支持構造を示す部分拡大正面図
【図6】 従来例の斜視図
【符号の説明】
10…本体 11…冷蔵室 16…冷却室 16A…(冷却室16の)天井面18…出入口 19…収納スペース 25…冷却ユニット 26…基板 29…凝縮器 30…凝縮ユニット 34…冷却室蓋 35…冷却器 37…ケーシング 50…支持金具(支持部材) 52…接触縁 55…レール(レール部材) 58…受け部
Claims (3)
- 貯蔵物が収納される本体の側方には、冷却器が収納されかつ冷気の出し入れ可能に前記本体内と連通された冷却室と、前記冷却器との間で冷凍サイクルを構成する凝縮ユニットが収納される収納スペースとが並設されるとともに、前記凝縮ユニット側からは前記冷却室に開口された出入口を閉塞する冷却室蓋が突設されて、その冷却室蓋の裏側に前記冷却器が取り付けられており、凝縮ユニットが収納スペースに収納されることに伴い、冷却器が出入口から冷却室内に引き出し可能に収納され、冷却室蓋により出入口が閉塞されるようにした冷却貯蔵庫において、
前記冷却器には支持部材が設けられるとともに、前記冷却室の天井側には、前記支持部材を摺動可能に吊り下げ支持するレール部材が、前記冷却器の出し入れ方向に沿って形成されており、
かつ前記レール部材は、前記冷却器における出し入れ方向と直交する幅内にあって、前記冷却室の天井面と前記冷却器との間を塞ぐように配設されていることを特徴とする冷却貯蔵庫。 - 前記支持部材は、前記レール部材に対して、前記冷却器の出し入れ方向に沿った線接触または点接触する形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫。
- 前記支持部材は、前記冷却器における挿入方向の前端側に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷却貯蔵庫。
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