JP3708048B2 - 車両用スライドドア構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用スライドドア構造に係り、特に、スライドドアの下部にスライド機構を有すると車両用スライドドア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用スライドドア構造においては、その一例が特開平8−25971号に示されている。
【0003】
図3に示される如く、この車両用スライドドア構造では、スライドドア100の前端下部内側面にリインホースメント102を配設し、このリインホースメント102を介してスライドドア100の前端下部内側にローラアーム104を介して、図示を省略したスライドローラを取付けている。また、リインホースメント102の前端部に、スライドドア100の前端下部におけるダウンストッパ106の取付部を補強する補強壁部108を一体形成して、補強壁部108を介してダウンストッパ106のメールフック106Aをスライドドア100の前端下部に取付けている。この結果、 部品点数及び組付工数の増大を招くことなく、ダウンストッパの取付部位の剛性を高めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような車両用スライドドア構造では、ローラアーム104からの入力がリインホースメント102の後端部に集中するため、図4に示される如く、リインホースメント102の後端部を補強するリインフォースメント110を、スライドドア100の前部内側の下方に車両前後方向に沿って配設することで、車両上下及び前後の剛性を確保している。また、スライドドア100の上下方向略中央部には、前部から後部に渡ってインパクトビーム112が配設されている。この結果、このような車両用スライドドア構造では、部品点数が多く、重量が重いという不具合がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、部品点数を減らし、重量を低減することができる車両用スライドドア構造を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、スライドドアの前端下部にスライド機構を有すると車両用スライドドア構造において、
前記スライドドアにおけるスライド機構の取付部を補強するスライド機構の取付部補強手段と、前記スライドドアの前端下部から後部に渡って配設されインパクトビームとが一体であることを特徴とする。
【0007】
従って、スライドドアにおけるスライド機構の取付部を補強するスライド機構の取付部補強手段と、スライドドアの前端下部から後部に渡って配設されたインパクトビームとを一体としたため、スライドドアを強開、強閉した際の衝撃をインパクトビームの車両前後方向の長さを利用して、効率良く吸収することが可能になる。この結果、従来構造のようにスライド機構を支持するスライド機構の取付部補強手段と、インパクトビームとが別体となっている構成に比べ、部品点数を減らし、重量を低減することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明における車両用スライドドア構造の一実施形態を図1及び図2に従って説明する。
【0009】
なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢印UPは車両上方方向を示す。
【0010】
図2に示される如く、本実施形態における車両10は、所謂ミニバンとなっており、車体側壁10Aに車両前後方向に移動することで開閉可能とされたスライドドア12を備えている。スライドドア12は、前端における上部12Aと下部12B及び後端における上下方向中央部付近12Cの3箇所で車体側壁10Aに支持されている。また、スライドドア12における前端の上部12Aにはスライド機構としてのアッパローラ(図示省略)が、スライドドア12における前端の下部12Bにはスライド機構としてのロアローラ(図示省略)が、スライドドア12における後端の上下方向中央部付近12Cにはスライド機構としてのセンタローラ(図示省略)が、それぞれ配設されており、これらのローラと車体側に配設したスライド機構としてのアッパレール、ロアレール及びセンタレールによって、スライドドア12は、閉位置と開位置との間をスライド可能となっている。
【0011】
図1に示される如く、スライドドア12には前端の下部12Bから後部12Dに渡って、スライド機構の取付部補強手段とインパクトビームとが一体となった補強ビーム20が配設されている。この補強ビーム20の前端部20Aは、補強ビーム20の前後方向中間部20Bに比べて車両上下方向に幅広とされており、ロアローラを支持するローラアームを取り付けるドアインナパネル22のローラアーム取付部22Aを補強するリインフォースメントとなっている。
【0012】
また、補強ビーム20の前後方向中間部20Bは、前端部20Aから車両後方斜め上側へ向かって延設されており、補強ビーム20の後端部20Cは、補強ビーム20の前後方向中間部20Bに比べて車両上下方向に若干幅広とされている。また、補強ビーム20の後端部20Cは、ドアインナパネル22における後端下部から所定距離上方の部位22Bに固定されている。
【0013】
次に、本実施形態の作用を説明する。
【0014】
本実施形態の車両用スライドドア構造では、スライド機構としてのロアローラを支持するローラアームを取り付けるドアインナパネル22のローラアーム取付部22Aを補強する前端部20Aを備えた補強ビーム20が、スライドドア12のインパクトビームを兼ねている。即ち、本実施形態では、補強ビーム20により、ドアインナパネル22のローラアーム取付部22Aを補強する補強手段と、スライドドア12のインパクトビームとを一体としたため、スライドドア12を強く開けたり、強く閉めた際の衝撃を、補強ビーム20の車両前後方向の長さを利用して、効率良く吸収することが可能になる。
【0015】
この結果、図3に示す従来構造のようにスライド機構を支持する補強手段としてのリインホースメント102、110とインパクトビーム112とが別体となっている構成に比べ、部品点数を減らし、重量を低減することができる。
【0016】
また、本実施形態では、補強ビーム20によって、スライドドア12の前端下部を効率的に補強することができる。この結果、スライドドア12の車体10への取付精度が向上する。このため、スライドドア12の立て付けが良くなる。
【0017】
また、本実施形態では、補強ビーム20におけるビーム部の長さL1が図4に示す従来構造のビーム部の長さL2に比べて短くできる。この結果、側突時等にビーム部に入力する荷重に対する耐力を向上することができる。このため、側突時等にビーム部に入力する荷重を効率的に車体へ伝達できる。
【0018】
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、補強ビーム20は、上記実施形態の形状に限定されない。また、補強ビーム20の後端部20Cの固定位置を、図1に示す位置より上方に設定しても良い。
【0019】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明は、スライドドアの前端下部にスライド機構を有すると車両用スライドドア構造において、スライドドアにおけるスライド機構の取付部を補強するスライド機構の取付部補強手段と、スライドドアの前端下部から後部に渡って配設されインパクトビームとが一体であるため、部品点数を減らし、重量を低減することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る車両用スライドドア構造を示す側面図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る車両用スライドドア構造が適用された車体を示す斜め前方から見た斜視図である。
【図3】 従来例に係る車両用スライドドア構造の前端下部を示す水平断面図である。
【図4】 従来例に係る車両用スライドドア構造を示す側面図である。
【符号の説明】
12 スライドドア
20 補強ビーム(スライド機構の取付部補強手段、インパクトビーム
20A 補強ビームの前端部
20B 補強ビームの前後方向中間部
20C 補強ビームの後端部
22 ドアインナパネル
22A ドアインナパネルのローラアーム取付部

Claims (1)

  1. スライドドアの前端下部にスライド機構を有すると車両用スライドドア構造において、
    前記スライドドアにおけるスライド機構の取付部を補強するスライド機構の取付部補強手段と、前記スライドドアの前端下部から後部に渡って配設されインパクトビームとが一体であることを特徴とする車両用スライドドア構造。
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