JP3703375B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷データを印刷処理可能な画像データに展開する展開手段と、前記展開手段により展開された画像データが示す画像を用紙上に印刷する印刷手段とを備える画像処理装置およびそれに用いられる画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、オフィスなどにおいては、各部門毎に、プリンタ、複写機などの画像処理装置の出力枚数に制限を設けた運用管理が行われている。
【0003】
例えば、プリンタにおいては、累積プリント枚数が予め設定されているプリント上限枚数に到達すると、以降のプリント動作を中止するように制御することにより、プリンタに対する運用管理が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のプリンタにおいては、累積プリント枚数が予め設定されているプリント上限枚数に到達すると、以降のプリント動作が中止されるから、例えば複数ページの印刷データを含む印刷ジョブの実行中にプリント動作が中止されると、以降のページの印刷データのプリント出力が得られないことになる。このような場合、ユーザは残りページをプリント出力するために、動作中止が解除された後に、再度、印刷ジョブの印刷データを送り直す必要があり、手間が掛り、不便である。
【0005】
本発明の目的は、手間を掛けずに、印刷動作が制限された以降のページの印刷データを展開して得られた画像データの印刷を再開することができる画像処理装置および画像処理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、印刷データを印刷処理可能な画像データに展開する展開手段と、前記展開手段により展開された画像データが示す画像を用紙上に印刷する印刷手段とを備える画像処理装置において、前記画像データを記憶するための記憶手段と、所定条件が成立すると、前記印刷手段の印刷動作を制限する制限手段と、複数ページの印刷データを含む印刷ジョブの実行中に前記制限手段により前記印刷手段の印刷動作が制限された場合には、フラグをオンにするとともに、該印刷動作が制限された以降のページの印刷データを展開して得られた画像データを前記記憶手段に記憶するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、印刷データを印刷処理可能な画像データに展開する展開手段と、前記展開手段により展開された画像データが示す画像を用紙上に印刷する印刷手段とを備える画像処理装置において、前記画像データを記憶するための記憶手段と、複数ページの印刷データを含む印刷ジョブの実行に対する所定条件が成立したかを判定する第1判定手段と、前記所定条件が成立した場合に、前記所定条件成立以降の印刷データを展開して得られた画像データを前記記憶手段に記憶するように制御する制御手段と、前記所定条件の成立が解除された場合に、前記記憶手段に印刷可能な画像データが記憶されているか否かを判定する第2判定手段とを有し、前記制御手段は、前記第2判定手段の判定結果に応じて、前記記憶手段に記憶されている印刷可能な画像データの印刷を行うことを特徴とする。
【0008】
本発明は、印刷データを印刷処理可能な画像データに展開する展開手段と、前記展開手段により展開された画像データが示す画像を用紙上に印刷する印刷手段とを備える画像処理装置の画像処理方法において、複数ページの印刷データを含む印刷ジョブの実行中に前記印刷動作の所定条件が成立したか否かに応じて前記印刷手段の印刷動作を制限する制限工程と、前記制限工程で前記印刷手段の印刷動作が制限された場合には、フラグをオンにするとともに、該印刷動作が制限された以降のページの印刷データを展開して得られた画像データを記憶手段に記憶するように制御する制御工程とを有することを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、印刷データを印刷処理可能な画像データに展開する展開手段と、前記展開手段により展開された画像データが示す画像を用紙上に印刷する印刷手段とを備える画像処理装置の画像処理方法において、複数ページの印刷データを含む印刷ジョブの実行に対する所定条件が成立したかを判定する第1判定工程と、前記所定条件が成立した場合に、前記所定条件成立以降の印刷データを展開して得られた画像データを記憶手段に記憶するように制御する制御工程と、前記所定条件の成立が解除された場合に、前記記憶手段に印刷可能な画像データが記憶されているか否かを判定する第2判定工程とを有し、前記制御工程では、前記第2判定工程の判定結果に応じて、前記記憶手段に記憶されている印刷可能な画像データの印刷を行うことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図を参照しながら説明する。
【0019】
(実施の第1形態)
図1は本発明の実施の第1形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【0020】
画像処理装置100は、図1に示すように、スキャナ機能と、プリント機能と、ファクシミリ機能とを有する複合機からなり、画像入出力制御部3を備える。画像入出力制御部3は、スキャナ部1、プリンタ部2、フォーマッタ部4、ファクシミリ部5、操作部6、カードアダプタ部7のそれぞれの間のデータの流れを制御するとともに、それらを統合的に制御するメインコントローラとして機能する。
【0021】
スキャナ部1は、原稿の画像を読み取り、原稿画像に応じた画像データをプリンタ部2および画像入出力制御部3へ出力する。
【0022】
プリンタ部2は、スキャナ部1および画像入出力制御部3からの画像データに応じた画像を記録紙上に記録する。
【0023】
フォーマッタ部4は、パーソナルコンピュータ、ワークステーションなどからなるホストコンピュータ9から転送された画像を示すコードデータを受信し、この受信したコードデータをプリンタ部2で処理可能な画像データに展開する。
【0024】
ファクシミリ部5は、電話回線10を介して受信した圧縮画像データを伸長し、伸長された画像データを画像入出力制御部3へ転送し、画像入出力制御部3から転送された画像データを圧縮し、この圧縮された画像データを電話回線10を介して送信する。
【0025】
操作部6は、表示パネルおよび各種キーを有する。この表示パネルには、画像入出力制御部3の制御に従って、ユーザが各種設定を行うための操作設定画面などが表示される。各種キーは、各種設定内容の入力などに用いられ、各キーの操作に応じて対応するキー信号が生成されて画像入出力制御部3に転送される。
【0026】
カードアダプタ部7は、コントロールカード8を着脱可能に構成されるとともに、コントロールカード8の装着の有無を検出し、この検出結果を画像入出力制御部3へ通知する機能を有する。カードアダプタ部7は、装着されたコントロールカード8からの情報の読出しおよび書込みを制御する。コントロールカード8には、本画像処理装置100を使用するユーザに対して設定されている管理部門IDおよびプリント上限枚数が記録されているとともに、当該ユーザが本画像処理装置100を用いて出力した累積プリント枚数が記録可能である。この累積枚数は、画像入出力制御部3により各管理部門ID毎に計数された値である。
【0027】
次に、スキャナ部1およびプリンタ部2の構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1の画像処理装置におけるスキャナ部1およびプリンタ部2の構成を示す断面図である。
【0028】
スキャナ部1には、図2に示すように、原稿給送装置101が搭載され、原稿給送装置101は、原稿を最終頁から順に1枚づつプラテンガラス102上へ給送し、この原稿の読取り動作終了後、プラテンガラス102上の原稿を排出するように構成されている。
【0029】
原稿がプラテンガラス102上に搬送されると、ランプ103が点灯され、スキャナユニット104の移動が開始される。このスキャナユニット104の移動により原稿が露光走査され、この露光走査時の原稿からの反射光は、ミラー105、106、107、およびレンズ108を介してCCDイメージセンサ(以下、CCDという)109へ導かれる。このように走査された原稿の画像はCCD109によって読み取られ、CCD109は光学的に読み取った画像を光電変換により画像データに変換して出力する。CCD109から出力された画像データは、所定の処理が施された後、プリンタ部2および画像入出力制御部3へビデオバス(図示せず)を介して転送される。
【0030】
プリンタ部2では、スキャナ部1から出力された画像データまたは画像入出力制御部3から出力された画像データをレーザドライバ221に入力する。レーザドライバ221は入力した画像データに基づきレーザ発光部201を駆動する。すなわち、スキャナ部1から出力された画像データに応じたレーザ光を発光させるようにレーザ発光部201を駆動する。このレーザ光は反射ミラー222を介して感光ドラム202上に走査されながら照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じた静電潜像が形成される。
【0031】
この感光ドラム202の静電潜像は、現像器203から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット204およびカセット205のいずれか一方から記録紙がピックアップローラを介して給紙され、この記録紙はレジストローラにより感光ドラム202と転写部206との間に給送される。感光ドラム202に形成された現像剤像は転写部206により給紙された記録紙上に転写される。
【0032】
現像剤像が転写された記録紙は搬送ベルトにより定着部(加熱ローラおよび加圧ローラ)207に搬送され、定着部207は記録紙を熱圧することによって現像剤像を記録紙に定着させる。定着部207を通過した記録紙は排出ローラ208によってソータ220に排出される。
【0033】
ソータ220は、排出された記録紙を対応するビンに収納して記録紙の仕分けを行う。ソータ220は、仕分けが設定されていない場合には、最上ビンに記録紙を収納する。また、両面記録が設定されている場合には、排出ローラ208の位置まで記録紙を搬送した後に排出ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209によって再給紙搬送路210へ導く。多重記録が設定されている場合には、記録紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッパ209を切り換えて再給紙搬送路210へ導く。再給紙搬送路210へ導かれた記録紙は、上述したタイミングで、感光ドラム202と転写部206との間に再度給紙される。
【0034】
次に、スキャナ部1の構成について図3を参照しながら説明する。図3は図1の画像処理装置のスキャナ部1の構成を示すブロック図である。
【0035】
CCD109から出力された画像データは、図3に示すように、A/D・SH部110によるアナログ/デジタル変換によりデジタルデータに変換されるとともに、該デジタルデータに対してシェーディング補正が施される。A/D・SH部110によって処理された画像データは、画像処理部111を介してプリンタ部2へ転送されるとともに、I/F部(インタフェイス部)113を介して画像入出力制御部3へ転送される。画像処理部111は、トリミング処理などの各種画像処理を行う。この画像処理部111およびI/F部113は、CPU114により、操作部6で設定された設定内容に応じて制御され、この制御は画像入出力制御部3からの指示に基づき行われる。例えば、トリミング処理後に複写モードを行うように設定されている場合は、画像処理部111において、A/D・SH部110により処理された画像データに対してトリミング処理を施し、このトリミング処理が施された画像データをプリンタ部2に転送する。また、操作部6で、ファクシミリ送信モードが設定されている場合は、I/F部113から画像データと設定されたモードに応じた制御コマンドを画像入出力制御部3へ転送する。
【0036】
このようにCPU114は画像処理部111およびI/F部113に対する制御を司り、その制御はROM115に格納されている制御プログラムに従い実行される。CPU114の演算、処理などの作業領域は、RAM116により提供される。
【0037】
次に、画像入出力制御部3の構成について図4を参照しながら説明する。図4は図1の画像処理装置の画像入出力制御部3の構成を示すブロック図である。
【0038】
画像入出力制御部3は、図4に示すように、スキャナ部1およびプリンタ部2を接続するI/F部(インタフェイス部)303と、フォーマッタ部4およびファクシミリ部5を接続するI/F部300と、操作部6を接続する操作部I/F部302と、カードアダプタ部7を接続するカードアダプタI/F部308とを有し、それぞれのI/F部は、CPU301にCPUバス309を介して接続されている。
【0039】
スキャナ部1から転送された画像データは、I/F部303を介して画像処理部306へ転送された後に、画像メモリ307に格納される。また、スキャナ部1から入力された制御コマンドは、I/F部303およびCPUバス309を介してCPU301に転送される。
【0040】
フォーマッタ部4またはファクシミリ部5から転送された画像データは、I/F部300を介して画像処理部306へ転送された後に、画像メモリ307に格納される。また、フォーマッタ部4またはファクシミリ部5から入力された制御コマンドは、I/F部303およびCPUバス309を介してCPU301に転送される。
【0041】
カードアダプタ部7から転送されたコントロールカード8の装着の有無を示す検出信号、カードアダプタ部7によりコントロールカード8から読み出された情報は、カードアダプタI/F部308を介してCPU301に転送される。また、プリンタ部2において1枚のプリントを行う毎に、累積プリント枚数がカードアダプタI/F部308を介してカードアダプタ部7に転送され、カードアダプタ部7によりコントロールカード8に書き込まれる。
【0042】
画像メモリ307に格納された画像データは、スキャナ部1、フォーマッタ部4、ファクシミリ部5または操作部6から入力された制御コマンドに応じたCPU301による制御に従い、画像処理部306において画像の回転処理、変倍処理などの画像処理が施された後に、I/F部303を介してプリンタ部2へ、またはI/F部300を介してファクシミリ部5へ転送される。
【0043】
CPU301は、スキャナ部1、フォーマッタ部4、ファクシミリ部5から入力された制御コマンドの中で、操作部6への表示を要求するコマンドを受け取ると、指定された表示内容を操作部I/F部302を介して操作部6へ転送して表示するように制御する。また、操作部6において、ユーザによりオペレーション操作がなされると、そのオペレーション情報が操作部I/F部302を介してCPU301に入力され、CPU301は入力されたオペレーション情報をスキャナ部1、フォーマッタ部4、またはファクシミリ部5へ転送するとともに、このオペレーション情報に基づき画像入出力制御を行う。
【0044】
このようにCPU301は画像入出力制御などの制御を行い、その制御はROM304に格納されている制御プログラムに従い実行される。CPU301の演算、処理などの作業領域は、RAM305により提供される。
【0045】
次に、フォーマッタ部4の構成について図5を参照しながら説明する。図5は図1の画像処理装置のフォーマッタ部4の構成を示すブロック図である。
【0046】
フォーマッタ部4は、図5に示すように、ホストコンピュータ9を接続するホストI/F部400と、画像入出力制御部3を接続するI/F部403と、各I/F部をCPUバス407を介して接続するCPU404とを有する。
【0047】
ホストコンピュータ9から転送されたPDL(ページ記述言語データ)は、ホストI/F部400を介してRAM406に転送されて格納される。RAM406に格納されたPDLデータは、CPU404により読み出されて解釈され、解釈されたデータは、CPUバス407を介して画像データ発生部401に転送される。画像データ発生部401は、CPU401から転送されたデータをビットマップイメージに変換する。このビットマップイメージは、CPU404により、画像メモリ402に一旦格納された後に、I/F部403を介して画像入出力制御部3に転送される。この際、CPU404は、画像の出力先、出力設定などを指示する制御コマンドを転送する。
【0048】
フォーマッタ部4のオペレーションに関する表示画面や設定情報は、ROM405、RAM406に格納されており、CPU404は必要に応じてこれらを読み出してI/F部403を介して画像入出力制御部3に転送する。また、CPU404は、画像入出力制御部3から転送された操作部6のオペレーション情報に基づき各種制御を行う。例えば、操作部6において、フォーマッタ部4の受信バッファのクリア操作が行われると、画像入出力制御部3からCPU404にその旨が通知され、CPU404は、画像入出力制御部3からの通知内容に従い、RAM406に格納されている受信データをクリアする。
【0049】
CPU404による上記制御は、ROM405に格納されている制御プログラムに従い実行され、CPU404の演算、処理などの作業領域として、RAM406が用いられる。
【0050】
次に、ファクシミリ部5の構成について図6を参照しながら説明する。図6は図1の画像処理装置のファクシミリ部5の構成を示すブロック図である。
【0051】
ファクシミリ部5は、図6に示すように、電話回線10を接続するモデム(MODEM)500と、画像入出力制御部3を接続するI/F部503と、モデム500およびI/F部503をCPUバス407を介して接続するCPU504とを有する。
【0052】
モデム500は、電話回線10からファクシミリ受信したデータを復調し、この復調されたデータはバッファメモリ501に格納される。バッファメモリ501に格納されたデータは、CPU504により読み出されて符号/復号化器(CODEC)502に送られる。符号/復号化器502は、バッファメモリ501からのデータを復号化し、ビットマップイメージを生成する。
【0053】
この生成されたビットマップイメージは、CPU504により、I/F部503を介して画像入出力制御部3に転送される。この際、CPU504は、画像の出力先、出力設定などを指示する制御コマンドを転送する。
【0054】
ファクシミリ送信時には、画像入出力制御部3からI/F部503を介して、送信する画像データが入力され、この画像データは、CPU504により符号/復号化器502に転送される。符号/復号化器502は、画像入出力制御部3から入力された画像データを符号化し、この符号化された画像データは、バッファメモリ501に格納される。この際、画像入出力制御部3からは電話番号などのファクシミリ送信に関する各種設定情報がI/F部503を介して入力され、この入力された各種設定情報はCPUバス507を介してCPU504に転送される。CPU504は、画像入出力制御部3からの各種設定情報に基づき各種ファクシミリ送信設定を行った後に、バッファメモリ501からデータを読み出してモデム500に転送する。モデム500は、バッファメモリ501から読み出されたデータを変調して電話回線10に送出する。
【0055】
ファクシミリ部5のオペレーションに関する表示画面や設定情報は、ROM505、RAM506に格納されており、CPU504は必要に応じてこれらを読み出してI/F部503を介して画像入出力制御部3に転送する。また、CPU504は、画像入出力制御部3から転送された操作部6のオペレーション情報に基づき各種制御を行う。例えば、操作部6において、ファクシミリ部5の通信管理レポートの出力操作が行われると、画像入出力制御部3からCPU504にその旨が通知され、CPU504は、画像入出力制御部3からの通知内容に従い、RAM506に通信管理レポートのビットマップイメージを生成する。この生成されたビットマップイメージは、I/F部503を介して画像入出力制御部3に転送される。
【0056】
CPU504による上記制御は、ROM505に格納されている制御プログラムに従い実行され、CPU504の演算、処理などの作業領域として、RAM506が用いられる。
【0057】
以上のように、画像入出力制御部3を中心に、原稿画像の読取り、画像のプリント、画像送受信、画像の保存などの機能を複合させた処理を行うことが可能である。
【0058】
次に、ホストコンピュータ9からのPDLデータを印刷する際のフォーマッタ部4と画像入出力制御部3との画像入力シーケンスについて図7を参照しながら説明する。図7は図1の画像処理装置におけるフォーマッタ部4と画像入出力制御部3との画像入力シーケンスを示す図である。
【0059】
フォーマッタ部4は、図7に示すように、ホストコンピュータ9からのPDLデータを解釈し、ジョブ開始を指示するデータを受信すると、画像入出力制御部3にジョブ開始要求命令(STARTコマンド)を送る。
【0060】
画像入出力制御部3は、STARTコマンドを受け取ると、そのジョブを受け付けることが可能であるか否かを判定し、その判定結果をSTATUSコマンドでフォーマッタ部4に通知する。
【0061】
フォーマッタ部4は、画像入出力制御3からのSTATUSコマンドによりジョブ受付がOKであると通知されると、ホストコンピュータ9から受信したPDLデータを順次ビットマップデータに展開する。1ページ分のビットマップイメージが生成されると、画像入出力制御部3にページ画像出力命令(PAGEコマンド)を送る。
【0062】
画像入出力制御部3は、ページ画像の入力を受け付けることが可能である判断した場合、フォーマッタ部4にSTATUSコマンドでOKを返す。
【0063】
画像入出力制御部3からOKのSTATUSコマンドを受け取ったフォーマッタ部4は、画像メモリ402から1ページ分のビットマップイメージを読み出して画像入出力制御部3にビデオ転送する。
【0064】
画像入出力制御部3は、通常、STARTコマンドで指定されたプリントモード(Print mode)に従いフォーマッタ部4から入力された画像データをプリンタ部2に印刷するように制御する。ここで、ジョブの途中でプリント累積枚数が予め設定されているプリント上限枚数に達した場合には、プリンタ部2の印刷動作が制限される。印刷動作が制限されると、この制限以降の残りページのビットマップイメージを画像メモリ307に待避させる待避モードが実行可能であるか否かを判定し、この待避モードが実行可能であれば、残りページのビットマップイメージが画像メモリ307に格納される。
【0065】
プリンタ部2での印刷が終了し、または待避モードによる画像メモリ402へのビットマップイメージの格納が終了すると、画像入出力制御部3は、その結果をSTATUSコマンドによりフォーマッタ部4に通知する。
【0066】
以後、フォーマッタ部4において、1ページ分のビットマップイメージが生成される毎に、上述したページ画像転送シーケンスが繰り返される。
【0067】
また、フォーマッタ部4は、ホストコンピュータ9からのPDLを解釈し、ジョブ終了を指示するコマンドを受け取った場合、またはリセットなどにより途中でジョブを終了する場合、画像入出力制御部3に対してジョブ終了命令(ENDコマンド)を送り、一連のジョブを終了する。
【0068】
ここで、フォーマッタ部4と画像入出力制御部3との間でやり取りされる制御コマンドおよびそのデータ構成について図8を参照しながら説明する。図8は図1の画像処理装置のフォーマッタ部4と画像入出力制御部3との間でやり取りされる制御コマンドおよびそのデータ構成を示す図である。
【0069】
ジョブ開始要求を示すSTARTコマンドは、図8(a)に示すように、Job No.、jobname、username、およびPrint modeを含む。Job No.は、フォーマッタ部4と画像入出力制御部3との間で、処理するジョブを識別するためのジョブ識別番号を示す。jobnameは、例えばホストコンピュータ9のアプリケーション上で文書を作成した時点で付加される文書名など、ユーザがジョブを識別するための名称を示す。usernameは、ホストコンピュータ上でジョブを実行したユーザの名称を示す。Print modeは、両面印刷、仕分け印刷など、各種印刷処理方法を指定するプリントモードを示す。
【0070】
ページ画像出力を示すPAGEコマンドは、図8(b)に示すように、Job No.、Page No.およびPage Sizeを含む。Job No.は、ジョブ識別番号を示す。Page No.は、ページ番号を示し、Page Sizeは、ページ画像のサイズ(例えばA3,A4など)を示す。
【0071】
ジョブ終了を示すENDコマンドは、図8(c)に示すように、ジョブ識別番号を示すJob No.およびCompletion Statusを含む。Completion Statusは、フォーマッタ部4においてジョブが正常に終了したか異常終了したかを示す。
【0072】
画像入出力制御部3からフォーマッタ部4に通知されるステータス応答を示すSTATUSコマンドは、図8(d)に示すように、Kind of status、StatusおよびDetail statusを含む。Kind of statusは、ステータス応答の種類を示す。Statusは、ステータス(OK,NGなど)を示し、Detail statusは、詳細なスタータスを示す。
【0073】
次に、画像入出力制御部3において、フォーマッタ部4からジョブ開始要求(STARTコマンド)を受け取った際の処理について図9ないし図15を参照しながら説明する。図9および図10は画像入出力制御部3におけるフォーマッタ部4からのジョブ開始要求(STARTコマンド)に対する処理手順を示すフローチャート、図11は第1チェックルーチンの手順を示すフローチャート、図12および図13は第2チェックルーチンの手順を示すフローチャート、図14はページ画像入力処理の手順を示すフローチャート、図15は待避ジョブテーブルの構成を示す図である。
【0074】
画像入出力制御部3では、図9に示すように、ステップS901においてフォーマッタ部4からのSTARTコマンドの通知を待ち、STARTコマンドが通知されると、ステップS902に進み、ジョブを受け付けることが可能であるか否かを判定する第1チェックルーチンの判定結果を判別する。
【0075】
この第1チェックルーチンでは、図11に示すように、まずステップS1001においてコントロールカード8が装着されているか否かを判定し、コントロールカード8が装着されていないときには、ジョブの受付が許可されないので、ステップS1005に進み、ジョブの受付を「NG」と判定し、本処理を抜ける。
【0076】
コントロールカード8が装着されているときには、ステップS1002に進み、コントロールカード8に記録されているプリント上限枚数MAXとプリント累積枚数Pとを読み出し、P<MAXの関係が成立するか否かを判定する。P<MAXの関係が成立しないときには、ジョブの受付が許可されないので、ステップS1005に進み、ジョブの受付を「NG」と判定し、本処理を抜ける。
【0077】
P<MAXの関係が成立すると、ステップS1003に進み、プリンタ部2がプリントを実行可能な状態にあるか否かを判別する。ここでは、プリンタ部2の状態が、所定時間待機すれば使用可能となる待機状態(WAIT)、所定時間待機しても使用可能とならないエラー状態(ERR)、直ちに使用可能である状態(READY)のいずれであるかを判別する。プリンタ部2の状態がWAIT状態であると判別されると、プリンタ部2の状態がREADY状態になるまで待つ。プリンタ部2の状態がERR状態であると判別されると、ジョブの受付が許可されないので、ステップS1005に進み、ジョブの受付を「NG」と判定し、本処理を抜ける。プリンタ部2の状態がREADY状態であると判別されると、ジョブの受付が許可されたので、ステップS1004に進み、ジョブの受付を「OK」と判定し、本処理を抜ける。
【0078】
この第1チェックルーチンの判定結果が「NG」であるときには、ステップS904に進み、「NG」を示すSTATUSコマンドをフォーマッタ部4に返し、そして上記ステップS901に戻る。
【0079】
第1チェックルーチンの判定結果が「OK」であるときには、ステップS903に進み、「OK」を示すSTATUSコマンドをフォーマッタ部4に返す。この「OK」のSTATUSコマンドを受けたフォーマッタ部4は、1ページ分の画像データを展開した後に、画像入出力制御部3にPAGEコマンドを送出する。
【0080】
そしてステップS905で、フォーマッタ部4からのPAGEコマンドの受信を待ち、PAGEコマンドを受信すると、ページ画像を受け付けることが可能であるか否かを判定する第2チェックルーチンの判定結果を判別する。
【0081】
第2チェックルーチンでは、図12に示すように、ステップS1101において待避フラグが「ON」であるか否かを判定する。ここで、待避Fフラグとは、ジョブの途中でプリント累積枚数がプリント上限枚数に達した場合にフォーマッタ部4から入力した画像データを画像メモリ307に待避する待避モードであるか否かを示すフラグである。
【0082】
待避フラグが「OFF」であるときには、通常のプリント出力あるので、ステップS1102に進み、プリント累積枚数Pがプリント上限枚数MAXに一致するか否かを判定する。プリント累積枚数Pがプリント上限枚数MAXに一致しないときには、ステップS1103に進み、プリンタ部2の状態がWAIT状態、ERR状態、READY状態のいずれであるかを判別する。プリンタ部2の状態がWAIT状態であるときには、READY状態になるまで待ち、プリンタ部2の状態がREADY状態であるときには、ステップS1104に進む。ステップS1104では、ページ画像受付OKと判定し、本処理を抜ける。
【0083】
上記ステップS1103においてプリンタ部2の状態がERR状態であると判別されたときには、ステップS1105に進み、ページ画像受付NGと判定し、本処理を抜ける。
【0084】
上記ステップS1102においてプリント累積枚数Pがプリント上限枚数MAXに一致すると判定されると、ジョブにおける以降のページの画像データをプリント出力せずに画像メモリ307に待避させる必要があるために、ステップS1106に進み、画像メモリ307上に上記画像データを格納するの領域を確保することが可能か否かを判定する。画像メモリ307に上記画像データの格納領域を確保することができないときには、ステップS1110に進み、ページ画像受付NGと判定し、本処理を抜ける。
【0085】
画像メモリ307に上記画像データの格納領域を確保することができる場合には、ステップS1107に進み、待避ジョブの登録を行う。ここでは、後に待避したジョブをプリントする際に必要となる情報を待避ジョブテーブルにセットする。
【0086】
この待避ジョブテーブルには、図15に示すように、ID、Job No.、jobname、username、Pages(S)、Addressが登録される。ここで、IDは、現在のカードアダプタ部7に装着されているコントロールカード8の管理IDを示す。Job No.はジョブ識別番号を、jobnameはジョブ名称を、usernameはユーザ名称をそれぞれ示す。Pages(S)は待避ジョブの総ページ数を示し、テーブル作成時点では、Pages(S)には0がセットされる。Addressは待避ジョブのページ画像を格納する画像メモリ307上のアドレスを示す。
【0087】
この待避ジョブテーブルへの情報のセットが終了すると、ステップS1108に進み、待避フラグを「ON」にセットし、続くステップS1109で、ページ画像受付OKと判定し、本処理を抜ける。
【0088】
上記ステップS1101において待避フラグが「ON」である判定されると、既に当該ジョブが待避モードになっているので、図13に示すステップS1111に進み、画像メモリ307上に上記画像データを格納するの領域を確保することが可能か否かを判定する。画像メモリ307に上記画像データの格納領域を確保することができないときには、ステップS1113に進み、ページ画像受付NGと判定し、本処理を抜ける。画像メモリ307に上記画像データの格納領域を確保することができる場合には、ステップS1112に進み、ページ画像受付OKと判定し、本処理を抜ける。
【0089】
上記ステップS906(図9に示す)において上記第2チェックルーチンの判定結果がページ画像受付OKであると判定されると、ステップS907に進み、フォーマッタ部4に対してOKのSTATUSコマンドを返し、続くステップS909でフォーマッタ部4からのページ画像の入力を待つ。フォーマッタ部4からページ画像が入力されると、ステップS910に進み、ページ画像入力処理を行う。
【0090】
上記ページ画像入力処理では、図14に示すように、まずステップS1201において待避フラグが「ON」であるか否かを判定する。待避フラグが「OFF」であるときには、ステップS1202に進み、フォーマッタ部4から入力された画像データをプリンタ部2に出力する。この画像データを受けたプリンタ部2においては、プリント出力が行われる。
【0091】
次いで、ステップS1203に進み、プリントが正常に終了したか否かを判定し、プリントが正常に終了したときには、ステップS1204に進み、プリント累積枚数Pに1を加算する。そして、ステップS1205に進み、ページ画像入力処理結果に「OK」をセットし、本処理を抜ける。
【0092】
プリントが正常に終了しないときには、ステップS1206に進み、エラー処理を実行し、続くステップS1207で、再びプリントをやり直すことが可能であるか否かを判定する。再びプリントをやり直すことが可能であるときには、ステップS1208に進み、ページ画像入力処理結果に「リトライ」をセットし、本処理を抜ける。再びプリントをやり直すことが可能でないときには、ステップS1209に進み、ページ画像入力処理結果に「NG」をセットし、本処理を抜ける。
【0093】
上記ステップS1201において待避フラグが「ON」である判定されると、ステップS1210に進み、フォーマッタ部4から入力された画像データを画像メモリ307に格納し、続くステップS1211で、待避総ページ数Sに1を加算し、ページ画像入力処理結果に「OK」をセットし、本処理を抜ける。
【0094】
上記ページ画像入力処理が終了すると、ステップS911に進み、上記ページ画像入力処理結果を判別する。ここで、ページ画像入力処理結果が「OK」であるときには、ステップS912に進み、その結果が「OK」であることを示すSTATUSコマンドをフォーマッタ部4に返し、図11に示すステップS915に進む。
【0095】
ステップS915では、フォーマッタ部4からENDコマンドが入力されたか否かを判定し、ENDコマンドが入力されないときには、次のページ画像の入力があると判定し、上記ステップS905に戻る。これに対し、ENDコマンドの入力がないときには、ステップS916に進み、待避フラグが「ON」であるか否かを判定し、待避フラグが「ON」であるときには、ステップS917に進み、待避フラグを「OFF」にし、そして上記ステップS901に戻る。待避フラグ「OFF」であるときには、上記ステップS917をスキップして上記ステップS901に戻る。
【0096】
上記ステップS911においてページ画像入力処理結果が「NG」であると判別されると、ステップS913に進み、その結果が「NG」であることを示すSTATUSコマンドをフォーマッタ部4に返す。この「NG」のSTATUSコマンドを返されたフォーマッタ部4は、エラー処理を行った後に、ENDコマンドを送出するので、図11に示すステップS915に進み、フォーマッタ部4からのENDコマンドを待つ。
【0097】
上記ステップS911においてページ画像入力処理結果が「リトライ」であると判別されると、ステップS914に進み、その結果が「リトライ」であることを示すSTATUSコマンドをフォーマッタ部4に返し、そして上記ステップS905に戻り、次のPAGEコマンドの送出を待つ。
【0098】
上記ステップS906において第2チェックルーチンの判定結果が「NG」であると判別されると、ステップS908に進み、その結果が「NG」であることを示すSTATUSコマンドをフォーマッタ部4に返す。この「NG」のSTATUSコマンドを返されたフォーマッタ部4は、エラー処理を行った後に、ENDコマンドを送出するので、図11に示すステップS915に進み、フォーマッタ部4からのENDコマンドを待つ。
【0099】
このようにして、プリント累積枚数Pがプリント上限枚数MAXに到達してプリント動作が中断された場合には、待避モードになり、プリント動作が中断された以降にフォーマッタ部4から入力されたページ画像を画像メモリ307に待避させることができる。
【0100】
次に、待避ジョブテーブルに登録されている待避ジョブをプリントするための処理について図16ないし図18を参照しながら説明する。図16は図1の画像処理装置の操作部6に表示される待避ジョブリスト画面の一例を示す図、図17は図1の画像処理装置の待避ジョブプリント処理を示すフローチャート、図18は第3チェックルーチンの手順を示すフローチャートである。
【0101】
プリント累積枚数Pがプリント上限枚数MAXに到達してプリント動作が中断されると、このプリント動作の中断を本装置の管理者により解除することが可能である。この解除後、画像入出力制御部3により、待避ジョブテーブルに待避ジョブが登録されているか否かが判定される。ここで、待避ジョブテーブルに待避ジョブが登録されていると、図16に示すような待避ジョブリスト画面が操作部6に表示される。この待避ジョブリスト画面においては、待避ジョブを特定するために、待避ジョブ毎に、そのID(コントロールカードの管理ID)、ジョブ名、ユーザ名称、待避ジョブの総ページ数が表示される。この待避ジョブリスト画面上では、所望の待避ジョブを指定し、その指定された待避ジョブに対してプリントまたは削除の選択を行うことができる。
【0102】
この待避ジョブテーブルに登録されている待避ジョブのプリントまたは削除する処理では、図17に示すように、ますステップS1301において、上記待避ジョブリスト画面上で指定された待避ジョブに対してプリントが選択されたか消去が選択されたかを判定する。指定された待避ジョブの消去が選択されると、ステップS1311に進み、指定された待避ジョブのページ画像データの全てを画像メモリ307から消去し、この待避ジョブに関わる登録情報を待避ジョブテーブルから削除する。そして、本処理を抜ける。
【0103】
指定された待避ジョブのプリントが選択されると、ステップS1302に進み、指定された待避ジョブのプリントを行うことが可能であるか否かを判定するための第3チェックルーチンの判定結果を判別する。
【0104】
この第3チェックルーチンでは、図18に示すように、まずステップS1401においてコントロールカード8が装着されているか否かを判定する。コントロールカード8が装着されていないときには、待避ジョブのプリントが許可されないので、ステップS1406に進み、待避ジョブのプリントを「NG」と判定し、本処理を抜ける。
【0105】
コントロールカード8が装着されているときには、ステップS1402に進み、コントロールカード8に記録されているIDと指定された待避ジョブのIDとが一致するか否かを判定し、両者が一致しないときには、待避ジョブのプリントが許可されないので、ステップS1406に進み、待避ジョブのプリントを「NG」と判定し、本処理を抜ける。
【0106】
両者が一致すると、ステップS1403に進み、S(指定された待避ジョブの総ページ枚数)≦MAX(プリント上限枚数)−P(プリント累積枚数)の関係が成立するか否かを判定する。S≦MAX−Pの関係が成立しないときには、指令された待避ジョブのプリント中に、P=MAXの関係が成立してプリント動作が中断されるので、ステップS1406に進み、待避ジョブのプリントが許可されないので、待避ジョブのプリントを「NG」と判定し、本処理を抜ける。
【0107】
S≦MAX−Pの関係が成立すると、ステップS1404に進み、プリンタ部2がプリントを実行可能な状態にあるか否かを判別する。ここでは、プリンタ部2の状態がWAIT状態、ERR状態、READY状態のいずれの状態にあるかを判別する。プリンタ部2の状態がWAIT状態であると判別されると、プリンタ部2の状態がREADY状態になるまで待つ。プリンタ部2の状態がERR状態であると判別されると、待避ジョブのプリントが許可されないので、ステップS1406に進み、待避ジョブのプリントを「NG」と判定し、本処理を抜ける。
【0108】
プリンタ部2の状態がREADY状態であると判別されると、待避ジョブの受付が許可されたので、ステップS1405に進み、ジョブの受付を「OK」と判定し、本処理を抜ける。
【0109】
このようにして行われた第3のチェックルーチンの判定結果が「NG」であるときには、ステップS1309に進み、エラー処理を実行し、本処理を抜ける。第3のチェックルーチンの判定結果が「OK」であるときには、ステップS1303に進み、画像メモリ307から指定された待避ジョブの1ページ目の画像データを読み出してプリンタ部2に転送する。この画像データを受けたプリンタ部2においては、プリント出力が行われる。
【0110】
次いで、ステップS1304に進み、プリントアウト結果を判別する。プリントが正常に終了しなかったが、リトライ可能であるときには、上記ステップS1302に戻り、当該ページのプリントを再度行う。プリントが正常に終了せずまたリトライ不可能であれば、ステップS1310に進み、エラー処理を実行し、本処理を抜ける。
【0111】
プリントが正常に終了したときには、ステップS1305に進み、当該ページを画像メモリ307から削除し、続くステップS1306で、プリント累積枚数Pに1を加算するとともに、指定された待避ジョブの総ページSから1を減算する。そして、ステップS1307において、指定された総ページ数Sが0になったか否かを判定し、総ページ数Sが0でなければ、上記ステップS1302に戻り、次ページのプリントを行う。総ページ数Sが0であるときすなわち指定された待避ジョブの全てのページのプリントが終了したときには、ステップS1308に進み、待避ジョブテーブルから指定された待避ジョブの登録情報を削除し、本処理を抜ける。
【0112】
このように、操作部6に表示された待避ジョブリストに対応する待避ジョブがあるときには、対応する待避ジョブを選択してプリント出力することができる。また、プリントする必要がない待避ジョブが登録されているときには、この待避ジョブを削除することもできる。
【0113】
(実施の第2形態)
次に、本発明の実施の第2形態について図19ないし図21を参照しながら説明する。図19は本実施の第2形態に係る画像処理装置のカード検知処理の手順を示すフローチャート、図20は本実施の第2形態に係る画像処理装置の自動待避ジョブプリント処理の手順を示すフローチャート、図21は本実施の第2形態に係る画像処理装置の第4チェックルーチンの手順を示すフローチャートである。
【0114】
本実施の形態は、上述の実施の第1形態と同じ構成を有し、その構成についての説明は省略する。また、本実施の形態は、印刷ジョブ実行中にプリント累積枚数Pがプリント上限枚数MAXに達すると、上述の実施の第1形態と同じように、待避モードを実行する。
【0115】
本実施の形態においては、コントロールカード8が装着された時点で、このコントロールカード8に記録されている管理IDに一致するIDの待避ジョブがあるか否かを判定し、この待避ジョブがあれば、この待避ジョブのプリントを自動的に行う。
【0116】
本実施の形態では、まず画像入出力制御部3により、コントロールカード8の装着状態を検知するためのカード検知処理を実行する。
【0117】
このカード検知処理では、図19に示すように、まずステップS1501において、カードアダプタ部7から通知された情報に基づきコントロールカード8の装着状態を判別する。コントロールカード8が装着されている(ON)ときには、ステップS1502に進み、カードアダプタ部7から通知された情報を監視しながらコントロールカード8がカードアダプタ部7から取り外されるのを待つ。すなわちカードアダプタ部7からの通知情報がONからOFFへ切り替わるのを待つ。そして、コントロールカード8がカードアダプタ部7から取り外されると、ステップS1503に進み、プリント禁止状態を設定して上記ステップS1501に戻る。
【0118】
上記ステップS1501においてコントロールカード8が装着されていない(OFF)と判別すると、ステップS1504に進み、カードアダプタ部7から通知された情報を監視しながらコントロールカード8がカードアダプタ部7に装着されるのを待つ。すなわちカードアダプタ部7からの通知情報がOFFからONへ切り替わるのを待つ。そして、コントロールカード8がカードアダプタ部7に装着されると、ステップS1505に進み、プリント許可状態を設定し、続くステップS1506で、自動待避ジョブプリント処理を実行し、そして上記ステップS1501に戻る。
【0119】
上記自動待避ジョブプリント処理では、図20に示すように、まずステップS1601において第4チェックルーチンの判定結果を判別する。
【0120】
この第4チェックルーチンでは、図21に示すように、まずステップS1701において、待避ジョブテーブルを参照し、コントロールカード8に記録されている管理IDに一致するIDの待避ジョブがあるか否かを判定する。管理IDに一致するIDの待避ジョブがないときには、ステップS1706に進み、判定結果に「END」をセットし、本処理を抜ける。
【0121】
管理IDに一致するIDの待避ジョブがあると、ステップS1702に進み、S(指定された待避ジョブの総ページ枚数)≦MAX(プリント上限枚数)−P(プリント累積枚数)の関係が成立するか否かを判定する。S≦MAX−Pの関係が成立しないときには、管理IDに一致するIDの待避ジョブのプリント中に、P=MAXの関係が成立してプリント動作が中断されるので、ステップS1705に進み、判定結果に「NG」をセットし、本処理を抜ける。
【0122】
S≦MAX−Pの関係が成立すると、ステップS1703に進み、プリンタ部2がプリントを実行可能な状態にあるか否かを判別する。ここでは、プリンタ部2の状態がWAIT状態、ERR状態、READY状態のいずれの状態にあるかを判別する。プリンタ部2の状態がWAIT状態であると判別されると、プリンタ部2の状態がREADY状態になるまで待つ。プリンタ部2の状態がERR状態であると判別されると、待避ジョブのプリントが許可されないので、ステップS1406に進み、判定結果に「NG」をセットし、本処理を抜ける。
【0123】
プリンタ部2の状態がREADY状態であると判別されると、待避ジョブの受付が許可されるので、ステップS1704に進み、判定結果に「OK」をセットし、本処理を抜ける。
【0124】
このようにして行われた第4チェックルーチンの判定結果が「END」であるときには、プリントすべき待避ジョブがないので、本処理を抜ける。第4チェックルーチンの判定結果が「NG」であるときには、ステップS1608に進み、エラー処理を実行し、本処理を抜ける。第4のチェックルーチンの判定結果が「OK」であるときには、ステップS1602に進み、管理IDに一致するIDの待避ジョブの1ページ目の画像データを画像メモリ307から読み出してプリンタ部2に転送する。この画像データを受けたプリンタ部2においては、プリント出力が行われる。
【0125】
次いで、ステップS1603に進み、プリントアウト結果を判別する。プリントが正常に終了しなかったが、リトライ可能であるときには、上記ステップS1601に戻り、当該ページのプリントを再度行う。プリントが正常に終了せずまたリトライ不可能であれば、ステップS1609に進み、エラー処理を実行し、本処理を抜ける。
【0126】
プリントが正常に終了したときには、ステップS1604に進み、当該ページを画像メモリ307から削除し、続くステップS1605で、プリント累積枚数Pに1を加算するとともに、待避ジョブの総ページSから1を減算する。そして、ステップS1606において、指定された総ページ数Sが0になったか否かを判定し、総ページ数Sが0でなければ、上記ステップS1601に戻り、次ページのプリントを行う。総ページ数Sが0であるときすなわち待避ジョブの全てのページのプリントが終了したときには、ステップS1308に進み、待避ジョブテーブルから管理IDに一致するIDの待避ジョブの登録情報を削除し、上記ステップS1601に戻る。そして、印刷すべき次の待避ジョブがあれば、この待避ジョブに対する印刷処理を行う。
【0127】
なお、上記処理において、「NG」と判定されてプリントされなかった待避ジョブに関しては、上述の実施の第1形態と同様に、操作部6に待避ジョブリストを表示し、この待避ジョブリストから選択してプリントすることが可能である。また、再度コントロールカード8を装着して自動待避ジョブプリント処理を実行することによって、前回プリントされなった待避ジョブをプリントすることができる場合もある。
【0128】
このように、コントロールカード8を装着すれば、自動待避ジョブプリント処理により、管理IDに一致するIDの待避ジョブのプリントが行われるから、手間を掛けずに、プリント動作が制限された以降のページの画像データをプリントすることができる。
【0129】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、手間を掛けずに、印刷動作が制限された以降のページの印刷データを展開して得られた画像データの印刷を再開することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の画像処理装置におけるスキャナ部1およびプリンタ部2の構成を示す断面図である。
【図3】図1の画像処理装置のスキャナ部1の構成を示すブロック図である。
【図4】図1の画像処理装置の画像入出力制御部3の構成を示すブロック図である。
【図5】図1の画像処理装置のフォーマッタ部4の構成を示すブロック図である。
【図6】図1の画像処理装置のファクシミリ部5の構成を示すブロック図である。
【図7】図1の画像処理装置におけるフォーマッタ部4と画像入出力制御部3との画像入力シーケンスを示す図である。
【図8】図1の画像処理装置のフォーマッタ部4と画像入出力制御部3との間でやり取りされる制御コマンドおよびそのデータ構成を示す図である。
【図9】画像入出力制御部3におけるフォーマッタ部4からのジョブ開始要求(STARTコマンド)に対する処理手順を示すフローチャートである。
【図10】画像入出力制御部3におけるフォーマッタ部4からのジョブ開始要求(STARTコマンド)に対する処理手順を示すフローチャートである。
【図11】第1チェックルーチンの手順を示すフローチャートである。
【図12】第2チェックルーチンの手順を示すフローチャートである。
【図13】第2チェックルーチンの手順を示すフローチャートである。
【図14】ページ画像入力処理の手順を示すフローチャートである。
【図15】待避ジョブテーブルの構成を示す図である。
【図16】図1の画像処理装置の操作部6に表示される待避ジョブリスト画面の一例を示す図である。
【図17】図1の画像処理装置の待避ジョブプリント処理を示すフローチャートである。
【図18】第3チェックルーチンの手順を示すフローチャートである。
【図19】本実施の第2形態に係る画像処理装置のカード検知処理の手順を示すフローチャートである。
【図20】本実施の第2形態に係る画像処理装置の自動待避ジョブプリント処理の手順を示すフローチャートである。
【図21】本実施の第2形態に係る画像処理装置の第4チェックルーチンの手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 スキャナ部
2 プリンタ部
3 画像入出力制御部
4 フォーマッタ部
6 操作部
7 カードアダプタ部
8 コントロールカード
9 ホストコンピュータ
100 画像処理装置
301 CPU
304 ROM
305 RAM
306 画像処理部
307 画像メモリ

Claims (12)

  1. 印刷データを印刷処理可能な画像データに展開する展開手段と、前記展開手段により展開された画像データが示す画像を用紙上に印刷する印刷手段とを備える画像処理装置において、
    前記画像データを記憶するための記憶手段と、
    所定条件が成立すると、前記印刷手段の印刷動作を制限する制限手段と、
    複数ページの印刷データを含む印刷ジョブの実行中に前記制限手段により前記印刷手段の印刷動作が制限された場合には、フラグをオンにするとともに、該印刷動作が制限された以降のページの印刷データを展開して得られた画像データを前記記憶手段に記憶するように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記印刷手段によるプリント枚数を累積的に計数するカウンタを有し、前記制限手段は、前記カウンタにより計数されたプリント枚数が予め設定されているプリント上限枚数に達すると、前記所定条件が成立したと判断して前記印刷手段の印刷動作を制限することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記フラグとは、前記印刷ジョブの途中で前記所定条件が成立したことを示すフラグであることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 印刷データを印刷処理可能な画像データに展開する展開手段と、前記展開手段により展開された画像データが示す画像を用紙上に印刷する印刷手段とを備える画像処理装置において、
    前記画像データを記憶するための記憶手段と、
    複数ページの印刷データを含む印刷ジョブの実行に対する所定条件が成立したかを判定する第1判定手段と、
    前記所定条件が成立した場合に、前記所定条件成立以降の印刷データを展開して得られた画像データを前記記憶手段に記憶するように制御する制御手段と、
    前記所定条件の成立が解除された場合に、前記記憶手段に印刷可能な画像データが記憶されているか否かを判定する第2判定手段とを有し、
    前記制御手段は、前記第2判定手段の判定結果に応じて、前記記憶手段に記憶されている印刷可能な画像データの印刷を行うことを特徴とする画像処理装置。
  5. 前記所定条件の成立および解除は管理IDに基づいて行われることを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記印刷手段によるプリント枚数を累積的に計数するカウンタを有し、前記所定条件の成立とは、前記カウンタにより計数されたプリント枚数が予め設定されているプリント上限枚数に達した場合であることを特徴とする請求項4または5記載の画像処理装置。
  7. 印刷データを印刷処理可能な画像データに展開する展開手段と、前記展開手段により展開された画像データが示す画像を用紙上に印刷する印刷手段とを備える画像処理装置の画像処理方法において、
    複数ページの印刷データを含む印刷ジョブの実行中に前記印刷手段の印刷動作を制限するための所定条件が成立したか否かに応じて前記印刷手段の印刷動作を制限する制限工程と、
    前記制限工程で前記印刷手段の印刷動作が制限された場合には、フラグをオンにするとともに、該印刷動作が制限された以降のページの印刷データを展開して得られた画像データを記憶手段に記憶するように制御する制御工程と
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  8. 前記印刷手段によるプリント枚数を累積的に計数するカウンタを有し、前記制限工程では、前記カウンタにより計数されたプリント枚数が予め設定されているプリント上限枚数に達すると、前記所定条件が成立したと判断して前記印刷手段の印刷動作を制限することを特徴とする請求項7記載の画像処理方法。
  9. 前記フラグとは、前記印刷ジョブの途中で前記所定条件が成立したこ とを示すフラグであることを特徴とする請求項7または8記載の画像処理方法。
  10. 印刷データを印刷処理可能な画像データに展開する展開手段と、前記展開手段により展開された画像データが示す画像を用紙上に印刷する印刷手段とを備える画像処理装置の画像処理方法において、
    複数ページの印刷データを含む印刷ジョブの実行に対する所定条件が成立したかを判定する第1判定工程と、
    前記所定条件が成立した場合に、前記所定条件成立以降の印刷データを展開して得られた画像データを記憶手段に記憶するように制御する制御工程と、
    前記所定条件の成立が解除された場合に、前記記憶手段に印刷可能な画像データが記憶されているか否かを判定する第2判定工程とを有し、
    前記制御工程では、前記第2判定工程の判定結果に応じて、前記記憶手段に記憶されている印刷可能な画像データの印刷を行うことを特徴とする画像処理方法。
  11. 前記所定条件の成立および解除は管理IDに基づいて行われることを特徴とする請求項10記載の画像処理方法。
  12. 前記印刷手段によるプリント枚数を累積的に計数するカウンタを有し、前記所定条件の成立とは、前記カウンタにより計数されたプリント枚数が予め設定されているプリント上限枚数に達した場合であることを特徴とする請求項10または11記載の画像処理方法。
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