JP2002044340A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法

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JP2002044340A JP2000220525A JP2000220525A JP2002044340A JP 2002044340 A JP2002044340 A JP 2002044340A JP 2000220525 A JP2000220525 A JP 2000220525A JP 2000220525 A JP2000220525 A JP 2000220525A JP 2002044340 A JP2002044340 A JP 2002044340A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手間を掛けずに、印刷動作が制限された以降
のページの印刷データを展開して得られた画像データの
印刷を再開することができる画像処理装置を提供する。 【解決手段】 画像入出力制御部3は、複数ページの印
刷データを含む印刷ジョブの実行中にプリンタ部2のプ
リント動作が制限されると、該プリント動作が制限され
た以降のページの印刷データを展開して得られた画像デ
ータを画像メモリ307(図4に示す)に記憶する待避
モードを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷データを印刷
処理可能な画像データに展開する展開手段と、前記展開
手段により展開された画像データが示す画像を用紙上に
印刷する印刷手段とを備える画像処理装置およびそれに
用いられる画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オフィスなどにおいては、各部門
毎に、プリンタ、複写機などの画像処理装置の出力枚数
に制限を設けた運用管理が行われている。
【0003】例えば、プリンタにおいては、累積プリン
ト枚数が予め設定されているプリント上限枚数に到達す
ると、以降のプリント動作を中止するように制御するこ
とにより、プリンタに対する運用管理が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリンタにおいては、累積プリント枚数が予め設定され
ているプリント上限枚数に到達すると、以降のプリント
動作が中止されるから、例えば複数ページの印刷データ
を含む印刷ジョブの実行中にプリント動作が中止される
と、以降のページの印刷データのプリント出力が得られ
ないことになる。このような場合、ユーザは残りページ
をプリント出力するために、動作中止が解除された後
に、再度、印刷ジョブの印刷データを送り直す必要があ
り、手間が掛り、不便である。
【0005】本発明の目的は、手間を掛けずに、印刷動
作が制限された以降のページの印刷データを展開して得
られた画像データの印刷を再開することができる画像処
理装置および画像処理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
印刷データを印刷処理可能な画像データに展開する展開
手段と、前記展開手段により展開された画像データが示
す画像を用紙上に印刷する印刷手段とを備える画像処理
装置において、前記画像データを記憶するための記憶手
段と、所定条件が成立すると、前記印刷手段の印刷動作
を制限する制限手段と、複数ページの印刷データを含む
印刷ジョブの実行中に前記制限手段により前記印刷手段
の印刷動作が制限されると、該印刷動作が制限された以
降のページの印刷データを展開して得られた画像データ
を前記記憶手段に記憶するように制御する制御手段とを
有することを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像処理装置において、前記記憶手段に記憶されている画
像データを選択する選択手段を有し、前記制御手段は、
前記選択手段により前記記憶手段に記憶されている画像
データが選択されると、前記選択された画像データの印
刷を行うように前記印刷手段を制御することを特徴とす
る。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載の画
像処理装置において、前記制限手段による印刷動作の制
限は管理ID単位で実行され、前記選択手段は管理ID
に基づいて行うことを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1記載の画
像処理装置において、前記印刷手段の印刷動作の制限が
解除されると、前記記憶手段に印刷可能な画像データが
記憶されているか否かを判定する判定手段を有し、前記
制御手段は、前記判定手段の判定結果に応じて、前記記
憶手段に記憶されている印刷可能な画像データの印刷を
行うように前記印刷手段を制御することを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項4記載の画
像処理装置において、前記印刷動作の制限および解除は
管理IDに基づいて行われることを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
のいずれか1つに記載の画像処理装置において、前記印
刷手段によるプリント枚数を累積的に計数するカウンタ
を有し、前記制限手段は、前記カウンタにより計数され
たプリント枚数が予め設定されているプリント上限枚数
に達すると、前記所定条件が成立したと判断して前記印
刷手段の印刷動作を制限することを特徴とする。
【0012】請求項7記載の発明は、印刷データを印刷
処理可能な画像データに展開する展開手段と、前記展開
手段により展開された画像データが示す画像を用紙上に
印刷する印刷手段とを備える画像処理装置の画像処理方
法において、複数ページの印刷データを含む印刷ジョブ
の実行中に前記印刷手段の印刷動作を制限するための所
定条件が成立したか否かに応じて前記印刷手段の印刷動
作を制限する工程と、前記印刷手段の印刷動作が制限さ
れると、該印刷動作が制限された以降のページの印刷デ
ータを展開して得られた画像データを記憶手段に記憶す
るように制御する工程とを有することを特徴とする。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項7記載の画
像処理方法において、前記記憶手段に記憶されている画
像データを選択する工程と、前記記憶手段に記憶されて
いる画像データが選択されると、前記選択された画像デ
ータの印刷を行うように前記印刷手段を制御する工程と
を有することを特徴とする。
【0014】請求項9記載の発明は、請求項8記載の画
像処理方法において、前記印刷動作の制限は管理ID単
位で実行され、前記画像の選択は管理IDに基づいて行
われることを特徴とする。
【0015】請求項10記載の発明は、請求項7記載の
画像処理方法において、前記印刷手段の印刷動作の制限
が解除された後に、前記記憶手段に印刷可能な画像デー
タが記憶されているか否かを判定する工程と、前記判定
結果に応じて前記記憶手段に記憶されている印刷可能な
画像データの印刷を行うように前記印刷手段を制御する
工程とを有することを特徴とする。
【0016】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の画像処理方法において、前記印刷動作の制限および解
除は管理IDに基づいて行われることを特徴とする。
【0017】請求項12記載の発明は、請求項7ないし
11のいずれか1つに記載の画像処理方法において、前
記印刷出段によるプリント枚数を累積的に計数する工程
を有し、前記計数されたプリント枚数が予め設定されて
いるプリント上限枚数に達すると、前記所定条件が成立
したと判断して前記印刷手段の印刷動作を制限すること
を特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照しながら説明する。
【0019】(実施の第1形態)図1は本発明の実施の
第1形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0020】画像処理装置100は、図1に示すよう
に、スキャナ機能と、プリント機能と、ファクシミリ機
能とを有する複合機からなり、画像入出力制御部3を備
える。画像入出力制御部3は、スキャナ部1、プリンタ
部2、フォーマッタ部4、ファクシミリ部5、操作部
6、カードアダプタ部7のそれぞれの間のデータの流れ
を制御するとともに、それらを統合的に制御するメイン
コントローラとして機能する。
【0021】スキャナ部1は、原稿の画像を読み取り、
原稿画像に応じた画像データをプリンタ部2および画像
入出力制御部3へ出力する。
【0022】プリンタ部2は、スキャナ部1および画像
入出力制御部3からの画像データに応じた画像を記録紙
上に記録する。
【0023】フォーマッタ部4は、パーソナルコンピュ
ータ、ワークステーションなどからなるホストコンピュ
ータ9から転送された画像を示すコードデータを受信
し、この受信したコードデータをプリンタ部2で処理可
能な画像データに展開する。
【0024】ファクシミリ部5は、電話回線10を介し
て受信した圧縮画像データを伸長し、伸長された画像デ
ータを画像入出力制御部3へ転送し、画像入出力制御部
3から転送された画像データを圧縮し、この圧縮された
画像データを電話回線10を介して送信する。
【0025】操作部6は、表示パネルおよび各種キーを
有する。この表示パネルには、画像入出力制御部3の制
御に従って、ユーザが各種設定を行うための操作設定画
面などが表示される。各種キーは、各種設定内容の入力
などに用いられ、各キーの操作に応じて対応するキー信
号が生成されて画像入出力制御部3に転送される。
【0026】カードアダプタ部7は、コントロールカー
ド8を着脱可能に構成されるとともに、コントロールカ
ード8の装着の有無を検出し、この検出結果を画像入出
力制御部3へ通知する機能を有する。カードアダプタ部
7は、装着されたコントロールカード8からの情報の読
出しおよび書込みを制御する。コントロールカード8に
は、本画像処理装置100を使用するユーザに対して設
定されている管理部門IDおよびプリント上限枚数が記
録されているとともに、当該ユーザが本画像処理装置1
00を用いて出力した累積プリント枚数が記録可能であ
る。この累積枚数は、画像入出力制御部3により各管理
部門ID毎に計数された値である。
【0027】次に、スキャナ部1およびプリンタ部2の
構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1
の画像処理装置におけるスキャナ部1およびプリンタ部
2の構成を示す断面図である。
【0028】スキャナ部1には、図2に示すように、原
稿給送装置101が搭載され、原稿給送装置101は、
原稿を最終頁から順に1枚づつプラテンガラス102上
へ給送し、この原稿の読取り動作終了後、プラテンガラ
ス102上の原稿を排出するように構成されている。
【0029】原稿がプラテンガラス102上に搬送され
ると、ランプ103が点灯され、スキャナユニット10
4の移動が開始される。このスキャナユニット104の
移動により原稿が露光走査され、この露光走査時の原稿
からの反射光は、ミラー105、106、107、およ
びレンズ108を介してCCDイメージセンサ(以下、
CCDという)109へ導かれる。このように走査され
た原稿の画像はCCD109によって読み取られ、CC
D109は光学的に読み取った画像を光電変換により画
像データに変換して出力する。CCD109から出力さ
れた画像データは、所定の処理が施された後、プリンタ
部2および画像入出力制御部3へビデオバス(図示せ
ず)を介して転送される。
【0030】プリンタ部2では、スキャナ部1から出力
された画像データまたは画像入出力制御部3から出力さ
れた画像データをレーザドライバ221に入力する。レ
ーザドライバ221は入力した画像データに基づきレー
ザ発光部201を駆動する。すなわち、スキャナ部1か
ら出力された画像データに応じたレーザ光を発光させる
ようにレーザ発光部201を駆動する。このレーザ光は
反射ミラー222を介して感光ドラム202上に走査さ
れながら照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応
じた静電潜像が形成される。
【0031】この感光ドラム202の静電潜像は、現像
器203から供給される現像剤によって現像剤像として
可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期した
タイミングで、カセット204およびカセット205の
いずれか一方から記録紙がピックアップローラを介して
給紙され、この記録紙はレジストローラにより感光ドラ
ム202と転写部206との間に給送される。感光ドラ
ム202に形成された現像剤像は転写部206により給
紙された記録紙上に転写される。
【0032】現像剤像が転写された記録紙は搬送ベルト
により定着部(加熱ローラおよび加圧ローラ)207に
搬送され、定着部207は記録紙を熱圧することによっ
て現像剤像を記録紙に定着させる。定着部207を通過
した記録紙は排出ローラ208によってソータ220に
排出される。
【0033】ソータ220は、排出された記録紙を対応
するビンに収納して記録紙の仕分けを行う。ソータ22
0は、仕分けが設定されていない場合には、最上ビンに
記録紙を収納する。また、両面記録が設定されている場
合には、排出ローラ208の位置まで記録紙を搬送した
後に排出ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ
209によって再給紙搬送路210へ導く。多重記録が
設定されている場合には、記録紙を排出ローラ208ま
で搬送しないようにフラッパ209を切り換えて再給紙
搬送路210へ導く。再給紙搬送路210へ導かれた記
録紙は、上述したタイミングで、感光ドラム202と転
写部206との間に再度給紙される。
【0034】次に、スキャナ部1の構成について図3を
参照しながら説明する。図3は図1の画像処理装置のス
キャナ部1の構成を示すブロック図である。
【0035】CCD109から出力された画像データ
は、図3に示すように、A/D・SH部110によるア
ナログ/デジタル変換によりデジタルデータに変換され
るとともに、該デジタルデータに対してシェーディング
補正が施される。A/D・SH部110によって処理さ
れた画像データは、画像処理部111を介してプリンタ
部2へ転送されるとともに、I/F部(インタフェイス
部)113を介して画像入出力制御部3へ転送される。
画像処理部111は、トリミング処理などの各種画像処
理を行う。この画像処理部111およびI/F部113
は、CPU114により、操作部6で設定された設定内
容に応じて制御され、この制御は画像入出力制御部3か
らの指示に基づき行われる。例えば、トリミング処理後
に複写モードを行うように設定されている場合は、画像
処理部111において、A/D・SH部110により処
理された画像データに対してトリミング処理を施し、こ
のトリミング処理が施された画像データをプリンタ部2
に転送する。また、操作部6で、ファクシミリ送信モー
ドが設定されている場合は、I/F部113から画像デ
ータと設定されたモードに応じた制御コマンドを画像入
出力制御部3へ転送する。
【0036】このようにCPU114は画像処理部11
1およびI/F部113に対する制御を司り、その制御
はROM115に格納されている制御プログラムに従い
実行される。CPU114の演算、処理などの作業領域
は、RAM116により提供される。
【0037】次に、画像入出力制御部3の構成について
図4を参照しながら説明する。図4は図1の画像処理装
置の画像入出力制御部3の構成を示すブロック図であ
る。
【0038】画像入出力制御部3は、図4に示すよう
に、スキャナ部1およびプリンタ部2を接続するI/F
部(インタフェイス部)303と、フォーマッタ部4お
よびファクシミリ部5を接続するI/F部300と、操
作部6を接続する操作部I/F部302と、カードアダ
プタ部7を接続するカードアダプタI/F部308とを
有し、それぞれのI/F部は、CPU301にCPUバ
ス309を介して接続されている。
【0039】スキャナ部1から転送された画像データ
は、I/F部303を介して画像処理部306へ転送さ
れた後に、画像メモリ307に格納される。また、スキ
ャナ部1から入力された制御コマンドは、I/F部30
3およびCPUバス309を介してCPU301に転送
される。
【0040】フォーマッタ部4またはファクシミリ部5
から転送された画像データは、I/F部300を介して
画像処理部306へ転送された後に、画像メモリ307
に格納される。また、フォーマッタ部4またはファクシ
ミリ部5から入力された制御コマンドは、I/F部30
3およびCPUバス309を介してCPU301に転送
される。
【0041】カードアダプタ部7から転送されたコント
ロールカード8の装着の有無を示す検出信号、カードア
ダプタ部7によりコントロールカード8から読み出され
た情報は、カードアダプタI/F部308を介してCP
U301に転送される。また、プリンタ部2において1
枚のプリントを行う毎に、累積プリント枚数がカードア
ダプタI/F部308を介してカードアダプタ部7に転
送され、カードアダプタ部7によりコントロールカード
8に書き込まれる。
【0042】画像メモリ307に格納された画像データ
は、スキャナ部1、フォーマッタ部4、ファクシミリ部
5または操作部6から入力された制御コマンドに応じた
CPU301による制御に従い、画像処理部306にお
いて画像の回転処理、変倍処理などの画像処理が施され
た後に、I/F部303を介してプリンタ部2へ、また
はI/F部300を介してファクシミリ部5へ転送され
る。
【0043】CPU301は、スキャナ部1、フォーマ
ッタ部4、ファクシミリ部5から入力された制御コマン
ドの中で、操作部6への表示を要求するコマンドを受け
取ると、指定された表示内容を操作部I/F部302を
介して操作部6へ転送して表示するように制御する。ま
た、操作部6において、ユーザによりオペレーション操
作がなされると、そのオペレーション情報が操作部I/
F部302を介してCPU301に入力され、CPU3
01は入力されたオペレーション情報をスキャナ部1、
フォーマッタ部4、またはファクシミリ部5へ転送する
とともに、このオペレーション情報に基づき画像入出力
制御を行う。
【0044】このようにCPU301は画像入出力制御
などの制御を行い、その制御はROM304に格納され
ている制御プログラムに従い実行される。CPU301
の演算、処理などの作業領域は、RAM305により提
供される。
【0045】次に、フォーマッタ部4の構成について図
5を参照しながら説明する。図5は図1の画像処理装置
のフォーマッタ部4の構成を示すブロック図である。
【0046】フォーマッタ部4は、図5に示すように、
ホストコンピュータ9を接続するホストI/F部400
と、画像入出力制御部3を接続するI/F部403と、
各I/F部をCPUバス407を介して接続するCPU
404とを有する。
【0047】ホストコンピュータ9から転送されたPD
L(ページ記述言語データ)は、ホストI/F部400
を介してRAM406に転送されて格納される。RAM
406に格納されたPDLデータは、CPU404によ
り読み出されて解釈され、解釈されたデータは、CPU
バス407を介して画像データ発生部401に転送され
る。画像データ発生部401は、CPU401から転送
されたデータをビットマップイメージに変換する。この
ビットマップイメージは、CPU404により、画像メ
モリ402に一旦格納された後に、I/F部403を介
して画像入出力制御部3に転送される。この際、CPU
404は、画像の出力先、出力設定などを指示する制御
コマンドを転送する。
【0048】フォーマッタ部4のオペレーションに関す
る表示画面や設定情報は、ROM405、RAM406
に格納されており、CPU404は必要に応じてこれら
を読み出してI/F部403を介して画像入出力制御部
3に転送する。また、CPU404は、画像入出力制御
部3から転送された操作部6のオペレーション情報に基
づき各種制御を行う。例えば、操作部6において、フォ
ーマッタ部4の受信バッファのクリア操作が行われる
と、画像入出力制御部3からCPU404にその旨が通
知され、CPU404は、画像入出力制御部3からの通
知内容に従い、RAM406に格納されている受信デー
タをクリアする。
【0049】CPU404による上記制御は、ROM4
05に格納されている制御プログラムに従い実行され、
CPU404の演算、処理などの作業領域として、RA
M406が用いられる。
【0050】次に、ファクシミリ部5の構成について図
6を参照しながら説明する。図6は図1の画像処理装置
のファクシミリ部5の構成を示すブロック図である。
【0051】ファクシミリ部5は、図6に示すように、
電話回線10を接続するモデム(MODEM)500と、画
像入出力制御部3を接続するI/F部503と、モデム
500およびI/F部503をCPUバス407を介し
て接続するCPU504とを有する。
【0052】モデム500は、電話回線10からファク
シミリ受信したデータを復調し、この復調されたデータ
はバッファメモリ501に格納される。バッファメモリ
501に格納されたデータは、CPU504により読み
出されて符号/復号化器(CODEC)502に送られる。
符号/復号化器502は、バッファメモリ501からの
データを復号化し、ビットマップイメージを生成する。
【0053】この生成されたビットマップイメージは、
CPU504により、I/F部503を介して画像入出
力制御部3に転送される。この際、CPU504は、画
像の出力先、出力設定などを指示する制御コマンドを転
送する。
【0054】ファクシミリ送信時には、画像入出力制御
部3からI/F部503を介して、送信する画像データ
が入力され、この画像データは、CPU504により符
号/復号化器502に転送される。符号/復号化器50
2は、画像入出力制御部3から入力された画像データを
符号化し、この符号化された画像データは、バッファメ
モリ501に格納される。この際、画像入出力制御部3
からは電話番号などのファクシミリ送信に関する各種設
定情報がI/F部503を介して入力され、この入力さ
れた各種設定情報はCPUバス507を介してCPU5
04に転送される。CPU504は、画像入出力制御部
3からの各種設定情報に基づき各種ファクシミリ送信設
定を行った後に、バッファメモリ501からデータを読
み出してモデム500に転送する。モデム500は、バ
ッファメモリ501から読み出されたデータを変調して
電話回線10に送出する。
【0055】ファクシミリ部5のオペレーションに関す
る表示画面や設定情報は、ROM505、RAM506
に格納されており、CPU504は必要に応じてこれら
を読み出してI/F部503を介して画像入出力制御部
3に転送する。また、CPU504は、画像入出力制御
部3から転送された操作部6のオペレーション情報に基
づき各種制御を行う。例えば、操作部6において、ファ
クシミリ部5の通信管理レポートの出力操作が行われる
と、画像入出力制御部3からCPU504にその旨が通
知され、CPU504は、画像入出力制御部3からの通
知内容に従い、RAM506に通信管理レポートのビッ
トマップイメージを生成する。この生成されたビットマ
ップイメージは、I/F部503を介して画像入出力制
御部3に転送される。
【0056】CPU504による上記制御は、ROM5
05に格納されている制御プログラムに従い実行され、
CPU504の演算、処理などの作業領域として、RA
M506が用いられる。
【0057】以上のように、画像入出力制御部3を中心
に、原稿画像の読取り、画像のプリント、画像送受信、
画像の保存などの機能を複合させた処理を行うことが可
能である。
【0058】次に、ホストコンピュータ9からのPDL
データを印刷する際のフォーマッタ部4と画像入出力制
御部3との画像入力シーケンスについて図7を参照しな
がら説明する。図7は図1の画像処理装置におけるフォ
ーマッタ部4と画像入出力制御部3との画像入力シーケ
ンスを示す図である。
【0059】フォーマッタ部4は、図7に示すように、
ホストコンピュータ9からのPDLデータを解釈し、ジ
ョブ開始を指示するデータを受信すると、画像入出力制
御部3にジョブ開始要求命令(STARTコマンド)を送
る。
【0060】画像入出力制御部3は、STARTコマンドを
受け取ると、そのジョブを受け付けることが可能である
か否かを判定し、その判定結果をSTATUSコマンドでフォ
ーマッタ部4に通知する。
【0061】フォーマッタ部4は、画像入出力制御3か
らのSTATUSコマンドによりジョブ受付がOKであると通
知されると、ホストコンピュータ9から受信したPDL
データを順次ビットマップデータに展開する。1ページ
分のビットマップイメージが生成されると、画像入出力
制御部3にページ画像出力命令(PAGEコマンド)を送
る。
【0062】画像入出力制御部3は、ページ画像の入力
を受け付けることが可能である判断した場合、フォーマ
ッタ部4にSTATUSコマンドでOKを返す。
【0063】画像入出力制御部3からOKのSTATUSコマ
ンドを受け取ったフォーマッタ部4は、画像メモリ40
2から1ページ分のビットマップイメージを読み出して
画像入出力制御部3にビデオ転送する。
【0064】画像入出力制御部3は、通常、STARTコマ
ンドで指定されたプリントモード(Print mode)に従い
フォーマッタ部4から入力された画像データをプリンタ
部2に印刷するように制御する。ここで、ジョブの途中
でプリント累積枚数が予め設定されているプリント上限
枚数に達した場合には、プリンタ部2の印刷動作が制限
される。印刷動作が制限されると、この制限以降の残り
ページのビットマップイメージを画像メモリ307に待
避させる待避モードが実行可能であるか否かを判定し、
この待避モードが実行可能であれば、残りページのビッ
トマップイメージが画像メモリ307に格納される。
【0065】プリンタ部2での印刷が終了し、または待
避モードによる画像メモリ402へのビットマップイメ
ージの格納が終了すると、画像入出力制御部3は、その
結果をSTATUSコマンドによりフォーマッタ部4に通知す
る。
【0066】以後、フォーマッタ部4において、1ペー
ジ分のビットマップイメージが生成される毎に、上述し
たページ画像転送シーケンスが繰り返される。
【0067】また、フォーマッタ部4は、ホストコンピ
ュータ9からのPDLを解釈し、ジョブ終了を指示する
コマンドを受け取った場合、またはリセットなどにより
途中でジョブを終了する場合、画像入出力制御部3に対
してジョブ終了命令(ENDコマンド)を送り、一連の
ジョブを終了する。
【0068】ここで、フォーマッタ部4と画像入出力制
御部3との間でやり取りされる制御コマンドおよびその
データ構成について図8を参照しながら説明する。図8
は図1の画像処理装置のフォーマッタ部4と画像入出力
制御部3との間でやり取りされる制御コマンドおよびそ
のデータ構成を示す図である。
【0069】ジョブ開始要求を示すSTARTコマンドは、
図8(a)に示すように、Job No.、jobname、usernam
e、およびPrint modeを含む。Job No.は、フォーマッタ
部4と画像入出力制御部3との間で、処理するジョブを
識別するためのジョブ識別番号を示す。jobnameは、例
えばホストコンピュータ9のアプリケーション上で文書
を作成した時点で付加される文書名など、ユーザがジョ
ブを識別するための名称を示す。usernameは、ホストコ
ンピュータ上でジョブを実行したユーザの名称を示す。
Print modeは、両面印刷、仕分け印刷など、各種印刷処
理方法を指定するプリントモードを示す。
【0070】ページ画像出力を示すPAGEコマンドは、図
8(b)に示すように、Job No.、Page No.およびPage
Sizeを含む。Job No.は、ジョブ識別番号を示す。Page
No.は、ページ番号を示し、Page Sizeは、ページ画像の
サイズ(例えばA3,A4など)を示す。
【0071】ジョブ終了を示すENDコマンドは、図8
(c)に示すように、ジョブ識別番号を示すJob No.お
よびCompletion Statusを含む。Completion Statusは、
フォーマッタ部4においてジョブが正常に終了したか異
常終了したかを示す。
【0072】画像入出力制御部3からフォーマッタ部4
に通知されるステータス応答を示すSTATUSコマンドは、
図8(d)に示すように、Kind of status、Statusおよ
びDetail statusを含む。Kind of statusは、ステータ
ス応答の種類を示す。Statusは、ステータス(OK,N
Gなど)を示し、Detail statusは、詳細なスタータス
を示す。
【0073】次に、画像入出力制御部3において、フォ
ーマッタ部4からジョブ開始要求(STARTコマンド)を
受け取った際の処理について図9ないし図15を参照し
ながら説明する。図9および図10は画像入出力制御部
3におけるフォーマッタ部4からのジョブ開始要求(ST
ARTコマンド)に対する処理手順を示すフローチャー
ト、図11は第1チェックルーチンの手順を示すフロー
チャート、図12および図13は第2チェックルーチン
の手順を示すフローチャート、図14はページ画像入力
処理の手順を示すフローチャート、図15は待避ジョブ
テーブルの構成を示す図である。
【0074】画像入出力制御部3では、図9に示すよう
に、ステップS901においてフォーマッタ部4からの
STARTコマンドの通知を待ち、STARTコマンドが通知され
ると、ステップS902に進み、ジョブを受け付けるこ
とが可能であるか否かを判定する第1チェックルーチン
の判定結果を判別する。
【0075】この第1チェックルーチンでは、図11に
示すように、まずステップS1001においてコントロ
ールカード8が装着されているか否かを判定し、コント
ロールカード8が装着されていないときには、ジョブの
受付が許可されないので、ステップS1005に進み、
ジョブの受付を「NG」と判定し、本処理を抜ける。
【0076】コントロールカード8が装着されていると
きには、ステップS1002に進み、コントロールカー
ド8に記録されているプリント上限枚数MAXとプリン
ト累積枚数Pとを読み出し、P<MAXの関係が成立す
るか否かを判定する。P<MAXの関係が成立しないと
きには、ジョブの受付が許可されないので、ステップS
1005に進み、ジョブの受付を「NG」と判定し、本
処理を抜ける。
【0077】P<MAXの関係が成立すると、ステップ
S1003に進み、プリンタ部2がプリントを実行可能
な状態にあるか否かを判別する。ここでは、プリンタ部
2の状態が、所定時間待機すれば使用可能となる待機状
態(WAIT)、所定時間待機しても使用可能とならないエ
ラー状態(ERR)、直ちに使用可能である状態(READY)
のいずれであるかを判別する。プリンタ部2の状態がWA
IT状態であると判別されると、プリンタ部2の状態がRE
ADY状態になるまで待つ。プリンタ部2の状態がERR状態
であると判別されると、ジョブの受付が許可されないの
で、ステップS1005に進み、ジョブの受付を「N
G」と判定し、本処理を抜ける。プリンタ部2の状態が
READY状態であると判別されると、ジョブの受付が許可
されたので、ステップS1004に進み、ジョブの受付
を「OK」と判定し、本処理を抜ける。
【0078】この第1チェックルーチンの判定結果が
「NG」であるときには、ステップS904に進み、
「NG」を示すSTATUSコマンドをフォーマッタ部4に返
し、そして上記ステップS901に戻る。
【0079】第1チェックルーチンの判定結果が「O
K」であるときには、ステップS903に進み、「O
K」を示すSTATUSコマンドをフォーマッタ部4に返す。
この「OK」のSTATUSコマンドを受けたフォーマッタ部
4は、1ページ分の画像データを展開した後に、画像入
出力制御部3にPAGEコマンドを送出する。
【0080】そしてステップS905で、フォーマッタ
部4からのPAGEコマンドの受信を待ち、PAGEコマンドを
受信すると、ページ画像を受け付けることが可能である
か否かを判定する第2チェックルーチンの判定結果を判
別する。
【0081】第2チェックルーチンでは、図12に示す
ように、ステップS1101において待避フラグが「O
N」であるか否かを判定する。ここで、待避Fフラグと
は、ジョブの途中でプリント累積枚数がプリント上限枚
数に達した場合にフォーマッタ部4から入力した画像デ
ータを画像メモリ307に待避する待避モードであるか
否かを示すフラグである。
【0082】待避フラグが「OFF」であるときには、
通常のプリント出力あるので、ステップS1102に進
み、プリント累積枚数Pがプリント上限枚数MAXに一
致するか否かを判定する。プリント累積枚数Pがプリン
ト上限枚数MAXに一致しないときには、ステップS1
103に進み、プリンタ部2の状態がWAIT状態、ERR状
態、READY状態のいずれであるかを判別する。プリンタ
部2の状態がWAIT状態であるときには、READY状態にな
るまで待ち、プリンタ部2の状態がREADY状態であると
きには、ステップS1104に進む。ステップS110
4では、ページ画像受付OKと判定し、本処理を抜け
る。
【0083】上記ステップS1103においてプリンタ
部2の状態がERR状態であると判別されたときには、ス
テップS1105に進み、ページ画像受付NGと判定
し、本処理を抜ける。
【0084】上記ステップS1102においてプリント
累積枚数Pがプリント上限枚数MAXに一致すると判定
されると、ジョブにおける以降のページの画像データを
プリント出力せずに画像メモリ307に待避させる必要
があるために、ステップS1106に進み、画像メモリ
307上に上記画像データを格納するの領域を確保する
ことが可能か否かを判定する。画像メモリ307に上記
画像データの格納領域を確保することができないときに
は、ステップS1110に進み、ページ画像受付NGと
判定し、本処理を抜ける。
【0085】画像メモリ307に上記画像データの格納
領域を確保することができる場合には、ステップS11
07に進み、待避ジョブの登録を行う。ここでは、後に
待避したジョブをプリントする際に必要となる情報を待
避ジョブテーブルにセットする。
【0086】この待避ジョブテーブルには、図15に示
すように、ID、Job No.、jobname、username、Pages
(S)、Addressが登録される。ここで、IDは、現在のカ
ードアダプタ部7に装着されているコントロールカード
8の管理IDを示す。Job No.はジョブ識別番号を、job
nameはジョブ名称を、usernameはユーザ名称をそれぞれ
示す。Pages(S)は待避ジョブの総ページ数を示し、テー
ブル作成時点では、Pages(S)には0がセットされる。Ad
dressは待避ジョブのページ画像を格納する画像メモリ
307上のアドレスを示す。
【0087】この待避ジョブテーブルへの情報のセット
が終了すると、ステップS1108に進み、待避フラグ
を「ON」にセットし、続くステップS1109で、ペ
ージ画像受付OKと判定し、本処理を抜ける。
【0088】上記ステップS1101において待避フラ
グが「ON」である判定されると、既に当該ジョブが待
避モードになっているので、図13に示すステップS1
111に進み、画像メモリ307上に上記画像データを
格納するの領域を確保することが可能か否かを判定す
る。画像メモリ307に上記画像データの格納領域を確
保することができないときには、ステップS1113に
進み、ページ画像受付NGと判定し、本処理を抜ける。
画像メモリ307に上記画像データの格納領域を確保す
ることができる場合には、ステップS1112に進み、
ページ画像受付OKと判定し、本処理を抜ける。
【0089】上記ステップS906(図9に示す)にお
いて上記第2チェックルーチンの判定結果がページ画像
受付OKであると判定されると、ステップS907に進
み、フォーマッタ部4に対してOKのSTATUSコマンドを
返し、続くステップS909でフォーマッタ部4からの
ページ画像の入力を待つ。フォーマッタ部4からページ
画像が入力されると、ステップS910に進み、ページ
画像入力処理を行う。
【0090】上記ページ画像入力処理では、図14に示
すように、まずステップS1201において待避フラグ
が「ON」であるか否かを判定する。待避フラグが「O
FF」であるときには、ステップS1202に進み、フ
ォーマッタ部4から入力された画像データをプリンタ部
2に出力する。この画像データを受けたプリンタ部2に
おいては、プリント出力が行われる。
【0091】次いで、ステップS1203に進み、プリ
ントが正常に終了したか否かを判定し、プリントが正常
に終了したときには、ステップS1204に進み、プリ
ント累積枚数Pに1を加算する。そして、ステップS1
205に進み、ページ画像入力処理結果に「OK」をセ
ットし、本処理を抜ける。
【0092】プリントが正常に終了しないときには、ス
テップS1206に進み、エラー処理を実行し、続くス
テップS1207で、再びプリントをやり直すことが可
能であるか否かを判定する。再びプリントをやり直すこ
とが可能であるときには、ステップS1208に進み、
ページ画像入力処理結果に「リトライ」をセットし、本
処理を抜ける。再びプリントをやり直すことが可能でな
いときには、ステップS1209に進み、ページ画像入
力処理結果に「NG」をセットし、本処理を抜ける。
【0093】上記ステップS1201において待避フラ
グが「ON」である判定されると、ステップS1210
に進み、フォーマッタ部4から入力された画像データを
画像メモリ307に格納し、続くステップS1211
で、待避総ページ数Sに1を加算し、ページ画像入力処
理結果に「OK」をセットし、本処理を抜ける。
【0094】上記ページ画像入力処理が終了すると、ス
テップS911に進み、上記ページ画像入力処理結果を
判別する。ここで、ページ画像入力処理結果が「OK」
であるときには、ステップS912に進み、その結果が
「OK」であることを示すSTATUSコマンドをフォーマッ
タ部4に返し、図11に示すステップS915に進む。
【0095】ステップS915では、フォーマッタ部4
からENDコマンドが入力されたか否かを判定し、EN
Dコマンドが入力されないときには、次のページ画像の
入力があると判定し、上記ステップS905に戻る。こ
れに対し、ENDコマンドの入力がないときには、ステ
ップS916に進み、待避フラグが「ON」であるか否
かを判定し、待避フラグが「ON」であるときには、ス
テップS917に進み、待避フラグを「OFF」にし、
そして上記ステップS901に戻る。待避フラグ「OF
F」であるときには、上記ステップS917をスキップ
して上記ステップS901に戻る。
【0096】上記ステップS911においてページ画像
入力処理結果が「NG」であると判別されると、ステッ
プS913に進み、その結果が「NG」であることを示
すSTATUSコマンドをフォーマッタ部4に返す。この「N
G」のSTATUSコマンドを返されたフォーマッタ部4は、
エラー処理を行った後に、ENDコマンドを送出するの
で、図11に示すステップS915に進み、フォーマッ
タ部4からのENDコマンドを待つ。
【0097】上記ステップS911においてページ画像
入力処理結果が「リトライ」であると判別されると、ス
テップS914に進み、その結果が「リトライ」である
ことを示すSTATUSコマンドをフォーマッタ部4に返し、
そして上記ステップS905に戻り、次のPAGEコマンド
の送出を待つ。
【0098】上記ステップS906において第2チェッ
クルーチンの判定結果が「NG」であると判別される
と、ステップS908に進み、その結果が「NG」であ
ることを示すSTATUSコマンドをフォーマッタ部4に返
す。この「NG」のSTATUSコマンドを返されたフォーマ
ッタ部4は、エラー処理を行った後に、ENDコマンドを
送出するので、図11に示すステップS915に進み、
フォーマッタ部4からのENDコマンドを待つ。
【0099】このようにして、プリント累積枚数Pがプ
リント上限枚数MAXに到達してプリント動作が中断さ
れた場合には、待避モードになり、プリント動作が中断
された以降にフォーマッタ部4から入力されたページ画
像を画像メモリ307に待避させることができる。
【0100】次に、待避ジョブテーブルに登録されてい
る待避ジョブをプリントするための処理について図16
ないし図18を参照しながら説明する。図16は図1の
画像処理装置の操作部6に表示される待避ジョブリスト
画面の一例を示す図、図17は図1の画像処理装置の待
避ジョブプリント処理を示すフローチャート、図18は
第3チェックルーチンの手順を示すフローチャートであ
る。
【0101】プリント累積枚数Pがプリント上限枚数M
AXに到達してプリント動作が中断されると、このプリ
ント動作の中断を本装置の管理者により解除することが
可能である。この解除後、画像入出力制御部3により、
待避ジョブテーブルに待避ジョブが登録されているか否
かが判定される。ここで、待避ジョブテーブルに待避ジ
ョブが登録されていると、図16に示すような待避ジョ
ブリスト画面が操作部6に表示される。この待避ジョブ
リスト画面においては、待避ジョブを特定するために、
待避ジョブ毎に、そのID(コントロールカードの管理
ID)、ジョブ名、ユーザ名称、待避ジョブの総ページ
数が表示される。この待避ジョブリスト画面上では、所
望の待避ジョブを指定し、その指定された待避ジョブに
対してプリントまたは削除の選択を行うことができる。
【0102】この待避ジョブテーブルに登録されている
待避ジョブのプリントまたは削除する処理では、図17
に示すように、ますステップS1301において、上記
待避ジョブリスト画面上で指定された待避ジョブに対し
てプリントが選択されたか消去が選択されたかを判定す
る。指定された待避ジョブの消去が選択されると、ステ
ップS1311に進み、指定された待避ジョブのページ
画像データの全てを画像メモリ307から消去し、この
待避ジョブに関わる登録情報を待避ジョブテーブルから
削除する。そして、本処理を抜ける。
【0103】指定された待避ジョブのプリントが選択さ
れると、ステップS1302に進み、指定された待避ジ
ョブのプリントを行うことが可能であるか否かを判定す
るための第3チェックルーチンの判定結果を判別する。
【0104】この第3チェックルーチンでは、図18に
示すように、まずステップS1401においてコントロ
ールカード8が装着されているか否かを判定する。コン
トロールカード8が装着されていないときには、待避ジ
ョブのプリントが許可されないので、ステップS140
6に進み、待避ジョブのプリントを「NG」と判定し、
本処理を抜ける。
【0105】コントロールカード8が装着されていると
きには、ステップS1402に進み、コントロールカー
ド8に記録されているIDと指定された待避ジョブのI
Dとが一致するか否かを判定し、両者が一致しないとき
には、待避ジョブのプリントが許可されないので、ステ
ップS1406に進み、待避ジョブのプリントを「N
G」と判定し、本処理を抜ける。
【0106】両者が一致すると、ステップS1403に
進み、S(指定された待避ジョブの総ページ枚数)≦M
AX(プリント上限枚数)−P(プリント累積枚数)の
関係が成立するか否かを判定する。S≦MAX−Pの関
係が成立しないときには、指令された待避ジョブのプリ
ント中に、P=MAXの関係が成立してプリント動作が
中断されるので、ステップS1406に進み、待避ジョ
ブのプリントが許可されないので、待避ジョブのプリン
トを「NG」と判定し、本処理を抜ける。
【0107】S≦MAX−Pの関係が成立すると、ステ
ップS1404に進み、プリンタ部2がプリントを実行
可能な状態にあるか否かを判別する。ここでは、プリン
タ部2の状態がWAIT状態、ERR状態、READY状態のいずれ
の状態にあるかを判別する。プリンタ部2の状態がWAIT
状態であると判別されると、プリンタ部2の状態がREAD
Y状態になるまで待つ。プリンタ部2の状態がERR状態で
あると判別されると、待避ジョブのプリントが許可され
ないので、ステップS1406に進み、待避ジョブのプ
リントを「NG」と判定し、本処理を抜ける。
【0108】プリンタ部2の状態がREADY状態であると
判別されると、待避ジョブの受付が許可されたので、ス
テップS1405に進み、ジョブの受付を「OK」と判
定し、本処理を抜ける。
【0109】このようにして行われた第3のチェックル
ーチンの判定結果が「NG」であるときには、ステップ
S1309に進み、エラー処理を実行し、本処理を抜け
る。第3のチェックルーチンの判定結果が「OK」であ
るときには、ステップS1303に進み、画像メモリ3
07から指定された待避ジョブの1ページ目の画像デー
タを読み出してプリンタ部2に転送する。この画像デー
タを受けたプリンタ部2においては、プリント出力が行
われる。
【0110】次いで、ステップS1304に進み、プリ
ントアウト結果を判別する。プリントが正常に終了しな
かったが、リトライ可能であるときには、上記ステップ
S1302に戻り、当該ページのプリントを再度行う。
プリントが正常に終了せずまたリトライ不可能であれ
ば、ステップS1310に進み、エラー処理を実行し、
本処理を抜ける。
【0111】プリントが正常に終了したときには、ステ
ップS1305に進み、当該ページを画像メモリ307
から削除し、続くステップS1306で、プリント累積
枚数Pに1を加算するとともに、指定された待避ジョブ
の総ページSから1を減算する。そして、ステップS1
307において、指定された総ページ数Sが0になった
か否かを判定し、総ページ数Sが0でなければ、上記ス
テップS1302に戻り、次ページのプリントを行う。
総ページ数Sが0であるときすなわち指定された待避ジ
ョブの全てのページのプリントが終了したときには、ス
テップS1308に進み、待避ジョブテーブルから指定
された待避ジョブの登録情報を削除し、本処理を抜け
る。
【0112】このように、操作部6に表示された待避ジ
ョブリストに対応する待避ジョブがあるときには、対応
する待避ジョブを選択してプリント出力することができ
る。また、プリントする必要がない待避ジョブが登録さ
れているときには、この待避ジョブを削除することもで
きる。
【0113】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について図19ないし図21を参照しながら説
明する。図19は本実施の第2形態に係る画像処理装置
のカード検知処理の手順を示すフローチャート、図20
は本実施の第2形態に係る画像処理装置の自動待避ジョ
ブプリント処理の手順を示すフローチャート、図21は
本実施の第2形態に係る画像処理装置の第4チェックル
ーチンの手順を示すフローチャートである。
【0114】本実施の形態は、上述の実施の第1形態と
同じ構成を有し、その構成についての説明は省略する。
また、本実施の形態は、印刷ジョブ実行中にプリント累
積枚数Pがプリント上限枚数MAXに達すると、上述の
実施の第1形態と同じように、待避モードを実行する。
【0115】本実施の形態においては、コントロールカ
ード8が装着された時点で、このコントロールカード8
に記録されている管理IDに一致するIDの待避ジョブ
があるか否かを判定し、この待避ジョブがあれば、この
待避ジョブのプリントを自動的に行う。
【0116】本実施の形態では、まず画像入出力制御部
3により、コントロールカード8の装着状態を検知する
ためのカード検知処理を実行する。
【0117】このカード検知処理では、図19に示すよ
うに、まずステップS1501において、カードアダプ
タ部7から通知された情報に基づきコントロールカード
8の装着状態を判別する。コントロールカード8が装着
されている(ON)ときには、ステップS1502に進
み、カードアダプタ部7から通知された情報を監視しな
がらコントロールカード8がカードアダプタ部7から取
り外されるのを待つ。すなわちカードアダプタ部7から
の通知情報がONからOFFへ切り替わるのを待つ。そ
して、コントロールカード8がカードアダプタ部7から
取り外されると、ステップS1503に進み、プリント
禁止状態を設定して上記ステップS1501に戻る。
【0118】上記ステップS1501においてコントロ
ールカード8が装着されていない(OFF)と判別する
と、ステップS1504に進み、カードアダプタ部7か
ら通知された情報を監視しながらコントロールカード8
がカードアダプタ部7に装着されるのを待つ。すなわち
カードアダプタ部7からの通知情報がOFFからONへ
切り替わるのを待つ。そして、コントロールカード8が
カードアダプタ部7に装着されると、ステップS150
5に進み、プリント許可状態を設定し、続くステップS
1506で、自動待避ジョブプリント処理を実行し、そ
して上記ステップS1501に戻る。
【0119】上記自動待避ジョブプリント処理では、図
20に示すように、まずステップS1601において第
4チェックルーチンの判定結果を判別する。
【0120】この第4チェックルーチンでは、図21に
示すように、まずステップS1701において、待避ジ
ョブテーブルを参照し、コントロールカード8に記録さ
れている管理IDに一致するIDの待避ジョブがあるか
否かを判定する。管理IDに一致するIDの待避ジョブ
がないときには、ステップS1706に進み、判定結果
に「END」をセットし、本処理を抜ける。
【0121】管理IDに一致するIDの待避ジョブがあ
ると、ステップS1702に進み、S(指定された待避
ジョブの総ページ枚数)≦MAX(プリント上限枚数)
−P(プリント累積枚数)の関係が成立するか否かを判
定する。S≦MAX−Pの関係が成立しないときには、
管理IDに一致するIDの待避ジョブのプリント中に、
P=MAXの関係が成立してプリント動作が中断される
ので、ステップS1705に進み、判定結果に「NG」
をセットし、本処理を抜ける。
【0122】S≦MAX−Pの関係が成立すると、ステ
ップS1703に進み、プリンタ部2がプリントを実行
可能な状態にあるか否かを判別する。ここでは、プリン
タ部2の状態がWAIT状態、ERR状態、READY状態のいずれ
の状態にあるかを判別する。プリンタ部2の状態がWAIT
状態であると判別されると、プリンタ部2の状態がREAD
Y状態になるまで待つ。プリンタ部2の状態がERR状態で
あると判別されると、待避ジョブのプリントが許可され
ないので、ステップS1406に進み、判定結果に「N
G」をセットし、本処理を抜ける。
【0123】プリンタ部2の状態がREADY状態であると
判別されると、待避ジョブの受付が許可されるので、ス
テップS1704に進み、判定結果に「OK」をセット
し、本処理を抜ける。
【0124】このようにして行われた第4チェックルー
チンの判定結果が「END」であるときには、プリント
すべき待避ジョブがないので、本処理を抜ける。第4チ
ェックルーチンの判定結果が「NG」であるときには、
ステップS1608に進み、エラー処理を実行し、本処
理を抜ける。第4のチェックルーチンの判定結果が「O
K」であるときには、ステップS1602に進み、管理
IDに一致するIDの待避ジョブの1ページ目の画像デ
ータを画像メモリ307から読み出してプリンタ部2に
転送する。この画像データを受けたプリンタ部2におい
ては、プリント出力が行われる。
【0125】次いで、ステップS1603に進み、プリ
ントアウト結果を判別する。プリントが正常に終了しな
かったが、リトライ可能であるときには、上記ステップ
S1601に戻り、当該ページのプリントを再度行う。
プリントが正常に終了せずまたリトライ不可能であれ
ば、ステップS1609に進み、エラー処理を実行し、
本処理を抜ける。
【0126】プリントが正常に終了したときには、ステ
ップS1604に進み、当該ページを画像メモリ307
から削除し、続くステップS1605で、プリント累積
枚数Pに1を加算するとともに、待避ジョブの総ページ
Sから1を減算する。そして、ステップS1606にお
いて、指定された総ページ数Sが0になったか否かを判
定し、総ページ数Sが0でなければ、上記ステップS1
601に戻り、次ページのプリントを行う。総ページ数
Sが0であるときすなわち待避ジョブの全てのページの
プリントが終了したときには、ステップS1308に進
み、待避ジョブテーブルから管理IDに一致するIDの
待避ジョブの登録情報を削除し、上記ステップS160
1に戻る。そして、印刷すべき次の待避ジョブがあれ
ば、この待避ジョブに対する印刷処理を行う。
【0127】なお、上記処理において、「NG」と判定
されてプリントされなかった待避ジョブに関しては、上
述の実施の第1形態と同様に、操作部6に待避ジョブリ
ストを表示し、この待避ジョブリストから選択してプリ
ントすることが可能である。また、再度コントロールカ
ード8を装着して自動待避ジョブプリント処理を実行す
ることによって、前回プリントされなった待避ジョブを
プリントすることができる場合もある。
【0128】このように、コントロールカード8を装着
すれば、自動待避ジョブプリント処理により、管理ID
に一致するIDの待避ジョブのプリントが行われるか
ら、手間を掛けずに、プリント動作が制限された以降の
ページの画像データをプリントすることができる。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像処理
装置によれば、画像データを記憶するための記憶手段
と、所定条件が成立すると、印刷手段の印刷動作を制限
する制限手段と、複数ページの印刷データを含む印刷ジ
ョブの実行中に制限手段により印刷手段の印刷動作が制
限されると、該印刷動作が制限された以降のページの印
刷データを展開して得られた画像データを前記記憶手段
に記憶するように制御する制御手段とを有するから、手
間を掛けずに、印刷動作が制限された以降のページの印
刷データを展開して得られた画像データの印刷を再開す
ることができる。
【0130】また、選択手段により記憶手段に記憶され
ている画像データが選択されると、選択された画像デー
タの印刷を行うように印刷手段を制御することによっ
て、印刷動作が制限された以降のページの印刷データを
展開して得られた画像データの印刷を容易に行うことが
できる。
【0131】さらに、印刷手段の印刷動作の制限が解除
されると、記憶手段に印刷可能な画像データが記憶され
ているか否かを判定し、この判定結果に応じて記憶手段
に記憶されている印刷可能な画像データの印刷を行うよ
うに印刷手段を制御することによって、ユーザ操作を行
うことなく、印刷動作が制限された以降のページの印刷
データを展開して得られた画像データの印刷を行うこと
ができる。
【0132】本発明の画像処理方法によれば、複数ペー
ジの印刷データを含む印刷ジョブの実行中に印刷手段の
印刷動作を制限するための所定条件が成立したか否かに
応じて印刷手段の印刷動作を制限する工程と、印刷手段
の印刷動作が制限されると、該印刷動作が制限された以
降のページの印刷データを展開して得られた画像データ
を記憶手段に記憶するように制御する工程とを有するか
ら、手間を掛けずに、印刷動作が制限された以降のペー
ジの印刷データを展開して得られた画像データの印刷を
再開することができる。
【0133】また、選択手段により記憶手段に記憶され
ている画像データが選択されると、選択された画像デー
タの印刷を行うように印刷手段を制御することによっ
て、印刷動作が制限された以降のページの印刷データを
展開して得られた画像データの印刷を容易に行うことが
できる。
【0134】さらに、印刷手段の印刷動作の制限が解除
されると、記憶手段に印刷可能な画像データが記憶され
ているか否かを判定し、この判定結果に応じて記憶手段
に記憶されている印刷可能な画像データの印刷を行うよ
うに印刷手段を制御することによって、ユーザ操作を行
うことなく、印刷動作が制限された以降のページの印刷
データを展開して得られた画像データの印刷を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係る画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の画像処理装置におけるスキャナ部1およ
びプリンタ部2の構成を示す断面図である。
【図3】図1の画像処理装置のスキャナ部1の構成を示
すブロック図である。
【図4】図1の画像処理装置の画像入出力制御部3の構
成を示すブロック図である。
【図5】図1の画像処理装置のフォーマッタ部4の構成
を示すブロック図である。
【図6】図1の画像処理装置のファクシミリ部5の構成
を示すブロック図である。
【図7】図1の画像処理装置におけるフォーマッタ部4
と画像入出力制御部3との画像入力シーケンスを示す図
である。
【図8】図1の画像処理装置のフォーマッタ部4と画像
入出力制御部3との間でやり取りされる制御コマンドお
よびそのデータ構成を示す図である。
【図9】画像入出力制御部3におけるフォーマッタ部4
からのジョブ開始要求(STARTコマンド)に対する処理
手順を示すフローチャートである。
【図10】画像入出力制御部3におけるフォーマッタ部
4からのジョブ開始要求(STARTコマンド)に対する処
理手順を示すフローチャートである。
【図11】第1チェックルーチンの手順を示すフローチ
ャートである。
【図12】第2チェックルーチンの手順を示すフローチ
ャートである。
【図13】第2チェックルーチンの手順を示すフローチ
ャートである。
【図14】ページ画像入力処理の手順を示すフローチャ
ートである。
【図15】待避ジョブテーブルの構成を示す図である。
【図16】図1の画像処理装置の操作部6に表示される
待避ジョブリスト画面の一例を示す図である。
【図17】図1の画像処理装置の待避ジョブプリント処
理を示すフローチャートである。
【図18】第3チェックルーチンの手順を示すフローチ
ャートである。
【図19】本実施の第2形態に係る画像処理装置のカー
ド検知処理の手順を示すフローチャートである。
【図20】本実施の第2形態に係る画像処理装置の自動
待避ジョブプリント処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図21】本実施の第2形態に係る画像処理装置の第4
チェックルーチンの手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 スキャナ部 2 プリンタ部 3 画像入出力制御部 4 フォーマッタ部 6 操作部 7 カードアダプタ部 8 コントロールカード 9 ホストコンピュータ 100 画像処理装置 301 CPU 304 ROM 305 RAM 306 画像処理部 307 画像メモリ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷データを印刷処理可能な画像データ
    に展開する展開手段と、前記展開手段により展開された
    画像データが示す画像を用紙上に印刷する印刷手段とを
    備える画像処理装置において、前記画像データを記憶す
    るための記憶手段と、所定条件が成立すると、前記印刷
    手段の印刷動作を制限する制限手段と、複数ページの印
    刷データを含む印刷ジョブの実行中に前記制限手段によ
    り前記印刷手段の印刷動作が制限されると、該印刷動作
    が制限された以降のページの印刷データを展開して得ら
    れた画像データを前記記憶手段に記憶するように制御す
    る制御手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶されている画像デー
    タを選択する選択手段を有し、前記制御手段は、前記選
    択手段により前記記憶手段に記憶されている画像データ
    が選択されると、前記選択された画像データの印刷を行
    うように前記印刷手段を制御することを特徴とする請求
    項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記制限手段による印刷動作の制限は管
    理ID単位で実行され、前記選択手段は管理IDに基づ
    いて行うことを特徴とする請求項2記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記印刷手段の印刷動作の制限が解除さ
    れると、前記記憶手段に印刷可能な画像データが記憶さ
    れているか否かを判定する判定手段を有し、前記制御手
    段は、前記判定手段の判定結果に応じて、前記記憶手段
    に記憶されている印刷可能な画像データの印刷を行うよ
    うに前記印刷手段を制御することを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記印刷動作の制限および解除は管理I
    Dに基づいて行われることを特徴とする請求項4記載の
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記印刷手段によるプリント枚数を累積
    的に計数するカウンタを有し、前記制限手段は、前記カ
    ウンタにより計数されたプリント枚数が予め設定されて
    いるプリント上限枚数に達すると、前記所定条件が成立
    したと判断して前記印刷手段の印刷動作を制限すること
    を特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の
    画像処理装置。
  7. 【請求項7】 印刷データを印刷処理可能な画像データ
    に展開する展開手段と、前記展開手段により展開された
    画像データが示す画像を用紙上に印刷する印刷手段とを
    備える画像処理装置の画像処理方法において、複数ペー
    ジの印刷データを含む印刷ジョブの実行中に前記印刷手
    段の印刷動作を制限するための所定条件が成立したか否
    かに応じて前記印刷手段の印刷動作を制限する工程と、
    前記印刷手段の印刷動作が制限されると、該印刷動作が
    制限された以降のページの印刷データを展開して得られ
    た画像データを記憶手段に記憶するように制御する工程
    とを有することを特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段に記憶されている画像デー
    タを選択する工程と、前記記憶手段に記憶されている画
    像データが選択されると、前記選択された画像データの
    印刷を行うように前記印刷手段を制御する工程とを有す
    ることを特徴とする請求項7記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記印刷動作の制限は管理ID単位で実
    行され、前記画像の選択は管理IDに基づいて行われる
    ことを特徴とする請求項8記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記印刷手段の印刷動作の制限が解除
    された後に、前記記憶手段に印刷可能な画像データが記
    憶されているか否かを判定する工程と、前記判定結果に
    応じて前記記憶手段に記憶されている印刷可能な画像デ
    ータの印刷を行うように前記印刷手段を制御する工程と
    を有することを特徴とする請求項7記載の画像処理方
    法。
  11. 【請求項11】 前記印刷動作の制限および解除は管理
    IDに基づいて行われることを特徴とする請求項10記
    載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記印刷出段によるプリント枚数を累
    積的に計数する工程を有し、前記計数されたプリント枚
    数が予め設定されているプリント上限枚数に達すると、
    前記所定条件が成立したと判断して前記印刷手段の印刷
    動作を制限することを特徴とする請求項7ないし11の
    いずれか1つに記載の画像処理方法。
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