JP3691240B2 - パラレルロボット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、作業対象物のハンドリングや組立などに使用して好適な、3次元空間内で所定の位置、姿勢を決定することが可能なパラレルロボットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、所定の空間内で位置、姿勢を決定することが可能なパラレルロボットには、例えば日経メカニカル.1995年.450号.30頁に示されるようにリンクが伸縮する伸縮型、リンクが屈曲する屈曲型、リンクが開閉する開閉型などの大きく分類して3種類の機構方式がある。
【0003】
図8は、特開平3−294193号公報に示された伸縮型パラレル機構であるスチュワートプラットフォーム方式の従来のパラレルロボットの構成を示す平面図である。図において、101はべースプレート、102はエンドプレート、106は6本の直動式モータを含んだ伸縮可能なリンク、103はリンク106のべースプレート101側とべースプレート101を連結させる2自由度を有するジョイント、105はリンク106のエンドプレート102側とエンドプレート102を連結させる3自由度を有するジョイントである。
【0004】
次に動作について説明する。
伸縮可能なリンク106の長さを、それぞれ所定の長さに決定することにより、リンク106のエンドプレート102側の6つの先端位置の組合せにより生成される平面によりエンドプレート102の位置、姿勢を決定することが可能になる。
【0005】
図9は、特開平6−270077号公報に示された屈曲型パラレル機構方式の従来のパラレルロボットの構成を示す斜視図である。図において、201はべースプレート、202はエンドプレートであり、べースプレート201とエンドプレート202は6本の連結連鎖で連結されている。206は第1リンク、207は第2リンク、209は第1リンク206を回転させる回転式モータ、205は第1リンク206のエンドプレート202側と第2リンク207のべースプレート201側を連結させる3自由度を有するジョイント、および第2リンク207のエンドプレート202側とエンドプレート202を連結させる3自由度を有するジョイントである。
【0006】
次に動作について説明する。
べースプレート201に取付けられた回転式モータ209をそれぞれ所定の角度に停止させることにより、回転式モータ209の回転軸に取り付けられた第1リンク206のエンドプレート側の先端位置が決定され、第1リンク206のエンドプレート202側の一端と第2リンク207のべースプレート201側の一端は3自由度を有するジョイント205で連結されていることから、第2リンク207他端に半球面状の動作範囲が発生し、これら6つの半球面状の動作範囲の組合せから、エンドプレート202の所定の位置、姿勢を3次元空間内で決定することが可能になる。
【0007】
図10は、特開平9−19842号公報に示された開閉型パラレル機構方式の従来のパラレルロボットの構成を示す斜視図である。図において、301はべースプレート、302はエンドプレート、310は直動式モータにより動作する移動子、306は移動子310とエンドプレート302を連結する6本のリンク、304はべースプレート301と前記直動式モータの取付け角度を決定する回転式モータ、305は移動子310とリンク306のべースプレート301側の一端とを連結させる3自由度を有したジョイント、およびリンク306のエンドプレート302側の他端とエンドプレート302とを連結させる3自由度を有するジョイントを示している。
【0008】
次に動作について説明する。
べースプレート301へ所定の角度に停止して取付けられた前記直動式モータにより直線的に移動が可能な6個の移動子310を所定の位置に停止させることにより、リンク306先端に半球面状の動作範囲が発生し、これら6つの半球面状の動作範囲の組合せから、リンク306の先端に取付けられたエンドプレート302の位置、姿勢を所定の空間内に決定することが可能となる。
【0009】
図11は、特開昭63−150178号公報に示されたエンドプレートが3本のリンクで連結支持されたパラレル機構方式の従来のパラレルロボットの構成を示す斜視図である。図において、401はべースプレート、402はエンドプレート、413はべースプレート401とエンドプレート402を連結する6本の連結連鎖、406は第1リンク、407は第2リンク、409aは直動式モータ、409bは回転式モータ、410は直動式モータ409aにより動作させられる移動子、404は移動子410に組み込まれた1自由度を有するジョイント、および第1リンク406のエンドプレート402側の一端と第2リンク407のべースプレート401側の一端を連結させる1自由度を有するジョイント、405は第2リンク407のエンドプレート402側の他端とエンドプレート402を連結する3自由度を有するジョイントである。
【0010】
次に動作について説明する。
直動式モータ409aが動作することにより、移動子410と移動子410の1自由度を有するジョイント404に直動運動が発生し、また、回転式モータ409bが動作することにより移動子410の1自由度のジョイント404に回転運動が発生することから、移動子410の1自由度ジョイント404は直動、回転運動を起こす。前記両方の各モータを所定の位置に停止させることにより、連結されている第1リンク406のエンドプレート402側の一端の位置が決定する。第1リンク406のエンドプレート402側の一端と第2リンク407のべースプレート401側の一端は1自由度を有するジョイント404で回転自在に連結されていることにより、第2リンク407のエンドプレート402側に円弧状の動作範囲が発生し、3つの各円弧の組合せにより、第2リンク407の他端と3自由度を有するジョイント405により回転自由に取付けられたエンドプレート402の位置、姿勢を所定の空間内に決定することが可能になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来のパラレルロボットは以上のように構成されているので、図8、図9および図10に示す6自由度パラレルロボットでは、べースプレートとエンドプレートを連結させる連結連鎖が少なくとも6本あり、そのためべースプレート上およびエンドプレート上に6個以上のジョイントを配置する必要があり、全体の構造が複雑になり、6自由度パラレルロボット本体を小型化することが困難になるという課題があった
【0012】
また、6本以上のリンクを必要とすることから、リンク間の干渉の問題から動作範囲が制限され、さらに、図8および図10に示すパラレルロボットでは直動式モータが使用されていることから構造が複雑になり小型化が困難になるという課題があった。
【0013】
さらに、図10に示すパラレルロボットではエンドプレートを3本のリンクで連結支持しているが、図8および図10に示すパラレルロボットと同様に直動式モータが使用されており、構造が複雑になり小型化が困難であり、直動式モータには一般的にボールねじが使用されていることから、直動式モータの動作速度がボールねじの危険速度に制約され、この結果、パラレルロボットの高速動作が制限されるという課題があった。
【0014】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、構造を単純にして小型化を容易にし、安価に製作することができるパラレルロボットを得ることを目的とする。
【0015】
また、高速で動作させることが可能なパラレルロボットを得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るパラレルロボットは、固定する側のべースプレートと、ツールを取り付ける側のエンドプレートと、前記べースプレートと前記エンドプレートを連結し、2自由度で移動・位置決めが可能な第1リンクまたは複数のリンクで構成された第1リンク群、および第2リンクからなる3本の連結連鎖と、前記第1リンクまたは前記第1リンク群の前記エンドプレート側と前記第2リンクの一端とを回転自在に連結した1自由度を有する第1のジョイントと、前記第2リンクの他端を前記エンドプレートに回転自在に連結した3自由度を有する第2のジョイントと、前記第1リンクまたは前記第1リンク群の前記べースプレート側近傍に配置され、前記第1リンクまたは前記第1リンク群を回転駆動する回転式モータとを備えるようにしたものである。
【0017】
この発明に係るパラレルロボットは、連結連鎖毎に設けられ、エンドプレートに連結した各第2リンクの他端に対し球面状の動作範囲を発生させる、第1リンクまたは第1リンク群のべースプレート側近傍に配置されてモータ回転軸が互いに直交した第1の回転式モータおよび第2の回転式モータを備えるようにしたものである。
【0018】
この発明に係るパラレルロボットは、モータ本体がべースプレート側に固定され、モータ回転軸が互いに直交している第1の回転式モータおよび第2の回転式モータと、一つの辺が前記べースプレート側に位置し、各リンクがそれぞれ回転自在な2自由度を有するジョイントを介して連結され、前記べースプレート側に位置する前記辺の両端部がそれぞれ前記2自由度を有するジョイントを介して前記第1の回転式モータおよび前記第2の回転式モータのモータ回転軸に連結され、前記べースプレート側の辺に対向するエンドプレート側の辺が第2リンクの一端へ1自由度を有する第1のジョイントを介して回転自在に連結された平行四辺形リンクで構成された第1リンク群を備えるようにしたものである。
【0019】
この発明に係るパラレルロボットは、モータ本体がべースプレート側に固定された第2の回転式モータと、モータ本体が前記第2の回転式モータのモータ回転軸へ固定された第1の回転式モータと、前記第2の回転式モータのモータ回転軸の回転と、当該第2の回転式モータのモータ回転軸の回転に伴ってモータ本体が回転する前記第1の回転式モータのモータ回転軸の回転とにより、第2リンクの他端に対し球面状の動作範囲を発生させ、第1リンクのベースプレート側の端が前記第1の回転式モータのモータ回転軸側へ連結された構成を備えるようにしたものである。
【0020】
この発明に係るパラレルロボットは、連結連鎖毎に設けられ、エンドプレートに連結した各第2リンクの他端に対し平面状の動作範囲を発生させる、第1リンクまたは第1リンク群のべースプレート側近傍に配置されてモータ回転軸が互いに平行な第1の回転式モータおよび第2の回転式モータと、前記第1の回転式モータおよび前記第2の回転式モータのモータ回転軸と直交する回転軸により回動自在に前記べースプレートへ取り付けられた第1リンクまたは第1リンク群を備えるようにしたものである。
【0021】
この発明に係るパラレルロボットは、モータ回転軸と直交する回転軸に各モータ本体が固定され、モータ回転軸が互いに平行な第1の回転式モータおよび第2の回転式モータと、4本のリンクからなる平行四辺形リンクで構成された第1リンク群を、前記第1の回転式モータの回転により前記平行四辺形リンクが形成する平面と平行な方向に変形可能にするための、前記回転軸に連結した回転軸連結ジョイントと、前記4本のリンクが前記平行四辺形リンクを形成する平面と平行な方向に1自由度の回転自由度を有するジョイントを介して連結され、前記平行四辺形リンクのべースプレート側に位置する辺の一端部が、前記1自由度を有するジョイントを介して前記第2の回転式モータのモータ回転軸に連結されるとともに、前記回転軸連結ジョイントを介して前記第1の回転式モータのモータ回転軸へ連結され、前記べースプレート側の一辺と対向するエンドプレート側の辺と第2リンクの一端が1自由度を有する第1のジョイントを介して回転自在に連結された第1リンク群とを備えるようにしたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この実施の形態1の第1リンクに平行四辺形リンクを持ったパラレルロボットの構成を示す斜視図、図2は図1における連結連鎖の1組を模式的に表現した斜視図である。図において、1はベースプレート、2はエンドプレート、7は第2リンク(連結連鎖)、11aと11bは第1リンク群6を構成しているリンク(連結連鎖)、8aは第1リンク群6を構成しているリンク(連結連鎖)、図2に示す9aと9bは回転式モータ(第1の回転式モータ,第2の回転式モータ)であり、べースプレート1上に固定されて互いにモータ回転軸が直交するように配置されている。
【0023】
3はジョイント(2自由度を有するジョイント)であり、図2に示すように回転式モータ9aと第1リンク群6、回転式モータ9bと第1リンク群6、第1リンク群6のリンク11a,11bとリンク8aをそれぞれX軸,Y軸回りに回転自在に連結しており、回転式モータ9a、9bのモータ回転軸は各ジョイント3の十字片と結合されている。4はリンク8aと第2リンク7を連結している1自由度を有するジョイント(第1のジョイント)、5は第2リンク7とエンドプレート2を回転自在に連結している3自由度を有するジョイント(第2のジョイント)である。
【0024】
次に動作について説明する。
べースプレート1に固定されている回転式モータ9aは、第1リンク群6である平行四辺形リンクを当該平行四辺形リンクの面内方向(Y軸回り)に動作させ、回転式モータ9bは前記平行四辺形リンクの面が倒れる方向(X軸回り)に動作させる。また、回転式モータ9aと回転式モータ9bは独立して駆動され、所定の回転角度で停止することにより、リンク8aに取付けられているジョイント4の位置を所定の空間内で決定することができる。リンク8aと第2リンク7の一端は1自由度を有するジョイント4で回転自在に連結されているため、第2リンク7の他端には球面状の動作範囲が発生する。べースプレート1とエンドプレート2を連結している連結連鎖は3本存在するため、これら3つの球面の組合せからエンドプレート2の位置、姿勢を決定することが可能になる。
【0025】
以上のように、この実施の形態1によれば、ベースプレート1にモータ本体が固定された回転式モータ9a,9bをそれぞれ駆動させることにより、エンドプレート2の位置、姿勢を決定することができるため、構造が単純化されて小型化が容易になり、直動式モータを用いないので製作コストも安価になるパラレルロボットが得られる効果がある。
また、直動式モータを用いない構成であることから、高速動作を容易かつ安全に実現できるパラレルロボットが得られる効果がある。
【0026】
特に、べースプレート1とエンドプレート2を連結する連結連鎖を3本で構成したことにより、べースプレート1上およびエンドプレート2上のジョイントの個数が半減でき、構造の単純化および小型化が実現でき、また安価に構成できるパラレルロボットが得られる効果がある。
【0027】
さらに、回転式モータ9a,9bの各モータ回転軸を互いに直交させて第1リンク群6のべースプレート1側に配置し、回転式モータ9aにより平行四辺形リンクを当該平行四辺形リンクの面内方向に動作させ、また回転式モータ9bにより前記平行四辺形リンクの面が倒れる方向に動作させる構成であることから、回転式モータ9a,9bの質量が第1リンク群6の駆動負荷になることなく第2リンク7の他端に球面状の動作範囲を発生させることができ、高速動作が可能になるパラレルロボットが得られる効果がある。
【0028】
さらに、平行四辺形リンクを採用したことにより、リンクを動作させる回転式モータ9a,9bをべースプレート1に固定することができ、回転式モータ9a,9bの質量が第1リンク群6の駆動負荷とならず、高速動作が可能になるパラレルロボットが得られる効果がある。
【0029】
実施の形態2.
図3は、この実施の形態2のパラレルロボットの構成を示す斜視図であり、図4は図3における連結連鎖の1組を模式的に表現した斜視図である。図3および図4において、図1および図2と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。
図4において、回転式モータ(第1の回転式モータ)19aおよび回転式モータ(第2の回転式モータ)19bは各モータ回転軸が互に直交するように配置されている。また、回転式モータ19bは図3に示すべースプレート1に固定され、回転式モータ19aの本体は、回転式モータ19bのモータ回転軸に一端が固定された例えばL字形状の取付金具51の他端へ固定されている。56は第1リンク(連結連鎖)であり、回転式モータ19aのモータ回転軸に、例えば継手53を介して一端が固定され、回転式モータ19bを介してベースプレート1へ連結されている。57は第1リンク56と第2リンク7を回転自在に連結している1自由度を有したジョイント(第1のジョイント)である。
【0030】
次に動作について説明する。
べースプレート1に固定されている回転式モータ19bを所定の角度で停止させると、回転式モータ19bのモータ回転軸に連結されている回転式モータ19aと第1リンク56がX軸回りの所定の角度へ回転して停止し、第1リンク56の他端の位置は所定の範囲内で一点に決定される。第1リンク56の他端と第2リンク7の一端はジョイント57で回転自在に連結されているため、第2リンク7の他端には円弧状の動作範囲が発生する。
【0031】
また、回転式モータ19aが所定の角度回転すると継手53を介して連結されている第1リングがY軸回りの前記所定の角度へ回転し、前記所定の角度に応じて前記第2リンク7の他端も回転し、第2リンク7の他端には回転式モータ19aの回転により円弧状の動作範囲が発生する。
そして、回転式モータ19a,19bの回転により第2リンク7の他端には球面状の動作範囲が発生する。
【0032】
べースプレート1とエンドプレート2を連結している連結連鎖は3本存在するため、3つの球面状の動作範囲の組合せから所定の範囲内でエンドプレート2の位置、姿勢を決定することが可能になる。
【0033】
以上のように、この実施の形態2によれば、回転式モータ19a,19bをそれぞれ駆動させることにより、前記実施の形態1と同様にエンドプレート2の位置、姿勢を決定することができる。この場合、回転式モータ19a,19bそれぞれの円弧状の動作範囲が、第2リンク7の他端に球面状の動作範囲を発生させるため、前記実施の形態1に比べてリンクの構造が単純化されて小型化が容易になり、ジョイントの個数も大幅に低減することが可能となり、また直動式モータを用いないので製作コストも安価になるパラレルロボットが得られる効果がある。
【0034】
また、直動式モータを用いない構成であることから、高速動作を容易かつ安全に実現できるパラレルロボットが得られる効果がある。
【0035】
実施の形態3.
図5は、この実施の形態3のパラレルロボットにおける連結連鎖の1組を模式的に表現した斜視図である。全体の構成は図3と同様である。図5において図4と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。この実施の形態3では、回転式モータ19bのモータ回転軸はZ軸と平行に位置している。回転式モータ19aと回転式モータ19bは、互いのモータ回転軸がY−Z平面上で直交するように配置され、回転式モータ19bはべースプレート1に固定されている。また、回転式モータ19aは回転式モータ19bのモータ回転軸に一端が取付けられた例えばL字形状の取付金具51の他端へ固定されている。そして、モータ19aのモータ回転軸は継手53を介して、第1リンクのベースプレート側の端と連結されている。
【0036】
次に動作について説明する。
べースプレート1に固定されている回転式モータ19bを所定の角度で停止させると、回転式モータ19bのモータ回転軸に連結されている回転式モータ19aと第1リンク56は所定の角度へ回転して停止する。
【0037】
第1リンク56の他端と第2リンク7の一端はジョイント57で回転自在に連結されているため、第1リンク56と第2リンク7とが直線上にあれば第2リンク7の他端は回転するだけであるが、第1リンク56と第2リンク7とがジョイント57で屈曲して角度を有していれば、第2リンク7の他端には円弧状の動作範囲が発生する。
【0038】
また、回転式モータ19aが所定の角度回転すると、前記所定の角度に応じて前記第2リンク7の他端も回転し、第2リンク7の他端には回転式モータ19aの回転により円弧状の動作範囲が発生する。
そして、回転式モータ19a,19bの回転により第2リンク7の他端には球面状の動作範囲が発生する。
べースプレート1とエンドプレート2を連結している連結連鎖は3本存在するため、3つの球面状の動作範囲の組合せから所定の範囲内でエンドプレート2の位置、姿勢を決定することが可能になる。
【0039】
以上のように、この実施の形態3によれば、回転式モータ19a,19bをそれぞれ駆動させることにより、前記実施の形態2と同様にエンドプレート2の位置、姿勢を決定することができる。この場合、回転式モータ19a,19bそれぞれの円弧状の動作範囲が、第2リンク7の他端に球面状の動作範囲を発生させるため、前記実施の形態2と同様にリンクの構造が単純化されて小型化が容易になり、ジョイントの個数も大幅に低減することが可能となり、また直動式モータを用いないので製作コストも安価になるパラレルロボットが得られる効果がある。
また、直動式モータを用いない構成であることから、高速動作を容易かつ安全に実現できるパラレルロボットが得られる効果がある。
【0040】
実施の形態4.
図6は、この実施の形態4のパラレルロボットにおける連結連鎖の1組を模式的に表現した斜視図である。図6において、62はエンドプレート、63は2自由度を有したジョイント、57は1自由度を有するジョイント(第1のジョイント)、64は同じく1自由度を有するジョイント、68aと68bと71aと71bは第1リンク群(連結連鎖)を形成しているリンクである。72は図示していないべースプレートへ回転自在に支持されており、回転式モータ(第1の回転式モータ)69a,回転式モータ(第2の回転式モータ)69bのモータ回転軸と直交する回転軸であり、ジョイント63の一方の十字片へ固定されている。回転式モータ69a,69b本体は回転軸72へ固定され、回転軸72が回転すれば回転軸72と一体的に回転する。回転式モータ69bのモータ回転軸はリンク68aの一端が固定された1自由度を有するジョイント64に取り付けられている。この回転式モータ69bのモータ回転軸が取り付けられている1自由度を有するジョイント64は、ジョイント63の他方の十字片係合部材へ固定されている。回転式モータ69aのモータ回転軸は、ジョイント63の前記他方の十字片係合部材へ固定されている。87は第2リンク(連結連鎖)、85はエンドプレート62と第2リンク87を回転自在に連結する3自由度を有するジョイントである。
【0041】
次に動作について説明する。
回転式モータ69aを所定の角度に停止させると第1リンク群を構成しているリンク71aの先端位置が所定の範囲内で決定する。回転式モータ69bを所定の角度に停止させるとリンク68aの先端位置が決定し、リンク68aとリンク71bは1自由度を有するジョイント64により連結されているため、リンク71bのZ軸方向の位置が決定される。リンク71bとリンク68bも1自由度を有するジョイント64により連結されているため、リンク71bの姿勢とリンク68bの姿勢を決定することができる。第2リンク87はリンク68bと1自由度を有するジョイント57により連結されていることより、第2リンク87の先端には平面状の動作範囲が発生する。
べースプレートとエンドプレート62を連結している連結連鎖は3本存在するため、3つの平面の組合せからエンドプレート62の位置、姿勢を所定の範囲内に決定することが可能になる。
【0042】
以上のように、この実施の形態4によれば、回転式モータ69aを回転させることでY軸回りの円弧状の動作範囲が発生する。また、回転式モータ69bを回転させることで、前記回転式モータ69aによるY軸回りの円弧状の動作に対しZ軸方向への動きを付加することができ、また、回転軸72による各連結連鎖の第1リンク群の回動は、3本ある連結連鎖における各連結連鎖の第1リンク群が各連結連鎖の回転式モータにより駆動されたときの体勢に応じて自動的に行われ回動位置が決定され、べースプレートとエンドプレート62を連結している3本の連結連鎖によりエンドプレート62の位置、姿勢を所定の範囲内に決定でき、直動式モータを用いないので製作コストが安価になり、また、高速動作を容易かつ安全に実現できるパラレルロボットが得られる効果がある。
【0043】
実施の形態5.
図7は、この実施の形態5のパラレルロボットにおける連結連鎖の1組を模式的に表現した斜視図である。図7において図6と同一または相当の部分については同一の符号を付し説明を省略する。図7において、回転軸92は図示していないべースプレートへ回転自在に取り付けられており、第1リンク96を回転式モータ69a,69bのモータ回転軸と直交する方向へ回転自在にする回転軸、94はタイミングベルト、95aは回転式モータ69aのモータ回転軸に固定されたプーリである。96は第1リンク(連結連鎖)、97は第1リンク96のエンドプレート62側と第2リンク87の一端とを回転自在に連結した1自由度を有するジョイント(第1のジョイント)である。回転式モータ69a,69b本体は回転軸92に固定されており、回転軸92の回転に伴って一体的に回転する。また、回転式モータ69a,69bは、第1リンク96に対しそれぞれのモータ回転軸が直交するように配置されており、回転式モータ69bのモータ回転軸はジョイント63の十字片係合部材を介して第1リンク96に取り付けられており第1リンク96を回転させることができる。プーリ95aは、タイミングベルト94を介してプーリ95bを回転させる。プーリ95bはジョイント97を介して第2リンク87と連結されているため、第2リンク87を回転させることができる。
【0044】
次に動作について説明する。
回転式モータ69bを所定の位置に停止させると、回転式モータ69bのモータ回転軸と連結されている第1リンク96が所定の位置に決定される。同様に回転式モータ69aを所定の位置に停止させると、プーリ95aとタイミングベルト94とプーリ95bを介して第2リンク87が所定の位置に決定される。第1リンク96と第2リンク87の先端には、べースプレート上に回転自在に取り付けられた回転軸92を中心に平面状の動作範囲が発生する。
べースプレートとエンドプレート62を連結している連結連鎖は3本存在するため、3つの円弧の組合せからエンドプレート62の位置、姿勢を所定の範囲内に決定することが可能になる。
【0045】
以上のように、この実施の形態5によれば、回転式モータ69aの回転により第2リンク87先端にはX軸回りの円弧状の動作範囲が発生する。また、前記回転式モータ69aの回転による円弧状の動作範囲に加えて、回転式モータ69bの回転によりY−Z平面上に平面状の動作範囲を発生させることができる。また、回転軸92による各連結連鎖の第1リンク96の回動は、3本ある連結連鎖における各連結連鎖の第1リンクが各連結連鎖の回転式モータにより駆動されたときの体勢に応じて自動的に行われ回動位置を決定することができる。また、リンクの構造がタイミングベルトを用いることで単純化されていることから小型化および軽量化が実現でき、また直動式モータを用いないので製作コストも安価になるパラレルロボットが得られる効果がある。
また、直動式モータを用いない構成であることから、高速動作を容易かつ安全に実現できるパラレルロボットが得られる効果がある。
【0046】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、べースプレートとエンドプレートを連結する連結連鎖を3本で構成するため、特に前記エンドプレート上のジョイントの個数を3個で構成でき、構造の単純化および小型化が容易になり、安価に構成できる効果がある。
【0047】
また、平行四辺形リンクを採用し、当該平行四辺形リンクのベースプレート側の辺の両端を、モータ回転軸が互に直交する各回転式モータでそれぞれ駆動し、リンクを動作させる構成であることから、回転式モータをべースプレートに固定することができ、回転式モータの質量が第1リンク群の駆動負荷にならず、高速動作が実現できる効果がある。
【0048】
また、モータ本体がべースプレート側に固定された第2の回転式モータのモータ回転軸の回転と、モータ本体が前記第2の回転式モータのモータ回転軸へ固定された第1の回転式モータのモータ回転軸の回転とにより、第2リンクの他端に対し球面状の動作範囲を発生させるように構成したので、リンク構造の単純化および小型化が容易になり、安価に構成できる効果がある。
【0049】
また、エンドプレートに連結した各第2リンクの他端に対し円弧状の動作範囲を発生させる、第1リンクまたは第1リンク群のべースプレート側近傍に配置されてモータ回転軸が互いに平行な第1の回転式モータおよび第2の回転式モータを連結連鎖毎に設け、前記第1の回転式モータおよび前記第2の回転式モータのモータ回転軸と直交する回転軸により第1リンクまたは第1リンク群が回動自在に前記べースプレートへ取り付けられた構成を備えたので、前記回転軸による各連結連鎖の第1リンクまたは第1リンク群の回動は、3本ある連結連鎖における各連結連鎖の第1リンクまたは第1リンク群が回転式モータにより駆動されたときの体勢に応じて自動的に行われ回動位置が決定されるため、構造の単純化および小型化が容易になり、高速動作が可能で安価に構成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の平行四辺形リンクを採用したパラレルロボットの構成を示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の平行四辺形リンクを採用したパラレルロボットにおける連結連鎖の1組を模式的に表現した斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態2のパラレルロボットの構成を示す斜視図である。
【図4】 この発明の実施の形態2のパラレルロボットにおける連結連鎖の1組を模式的に表現した斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態3のパラレルロボットにおける連結連鎖の1組を模式的に表現した斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態4のパラレルロボットにおける連結連鎖の1組を模式的に表現した斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態5のパラレルロボットにおける連結連鎖の1組を模式的に表現した斜視図である。
【図8】 従来の伸縮型の6自由度パラレルロボットの構成を示す平面図である。
【図9】 従来の屈曲型の6自由度パラレルロボットの構成を示す斜視図である。
【図10】 従来の開閉型の6自由度パラレルロボットの構成を示す斜視図である。
【図11】 従来のべースプレートとエンドプレートを3本のリンクで連結支持した6自由度パラレルロボットの構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ベースプレート、2,62 エンドプレート、3 ジョイント(2自由度を有するジョイント)、4,57,97 ジョイント(第1のジョイント)、5ジョイント(第2のジョイント)、6 第1リンク群、7,87 第2リンク(連結連鎖)、8a,11a,11b リンク(連結連鎖)、9a,9b 回転式モータ(第1の回転式モータ,第2の回転式モータ)、19a,69a 回転式モータ(第1の回転式モータ)、19b,69b 回転式モータ(第2の回転式モータ)、56,96 第1リンク(連結連鎖)、63 ジョイント、64 ジョイント(1自由度を有するジョイント)、68a,68b,71a,71bリンク(第1リンク群,連結連鎖)、72,92 回転軸。

Claims (6)

  1. 固定する側のべースプレートと、
    ツールを取り付ける側のエンドプレートと、
    前記べースプレートと前記エンドプレートを連結し、2自由度で移動・位置決めが可能な第1リンクまたは複数のリンクで構成された第1リンク群、および第2リンクからなる3本の連結連鎖と、
    前記第1リンクまたは前記第1リンク群の前記エンドプレート側と前記第2リンクの一端とを回転自在に連結した1自由度を有する第1のジョイントと、
    前記第2リンクの他端を前記エンドプレートに回転自在に連結した3自由度を有する第2のジョイントと、
    前記第1リンクまたは前記第1リンク群の前記べースプレート側近傍に配置され、前記第1リンクまたは前記第1リンク群を回転駆動する回転式モータとを備えたパラレルロボット。
  2. 回転式モータは、
    連結連鎖毎に設けられ、エンドプレートに連結した各第2リンクの他端に対し球面状の動作範囲を発生させる、第1リンクまたは第1リンク群のべースプレート側近傍に配置されてモータ回転軸が互いに直交した第1の回転式モータおよび第2の回転式モータを備えていることを特徴とする請求項1記載のパラレルロボット。
  3. 第1の回転式モータおよび第2の回転式モータのモータ本体はべースプレート側に固定されており、
    第1リンク群は、
    一つの辺が前記べースプレート側に位置し、各リンクがそれぞれ回転自在な2自由度を有するジョイントを介して連結され、前記べースプレート側に位置する前記辺の両端部がそれぞれ前記2自由度を有するジョイントを介して前記第1の回転式モータおよび前記第2の回転式モータのモータ回転軸に連結され、前記べースプレート側の辺に対向するエンドプレート側の辺が第2リンクの一端へ1自由度を有する第1のジョイントを介して回転自在に連結された平行四辺形リンクで構成されていることを特徴とする請求項2記載のパラレルロボット。
  4. 第2の回転式モータのモータ本体はべースプレート側に固定されており、
    第1の回転式モータのモータ本体は前記第2の回転式モータのモータ回転軸へ固定されており、
    前記第2の回転式モータのモータ回転軸の回転と、当該第2の回転式モータのモータ回転軸の回転に伴ってモータ本体が回転する前記第1の回転式モータのモータ回転軸の回転とにより、第2リンクの他端に対し球面状の動作範囲を発生させ、第1リンクのベースプレート側の端は、前記第1の回転式モータのモータ回転軸側へ連結されていることを特徴とする請求項2記載のパラレルロボット。
  5. 回転式モータは、
    連結連鎖毎に設けられ、エンドプレートに連結した各第2リンクの他端に対し平面状の動作範囲を発生させる、第1リンクまたは第1リンク群のべースプレート側近傍に配置されてモータ回転軸が互いに平行な第1の回転式モータおよび第2の回転式モータを備え、
    第1リンクまたは第1リンク群は、
    前記第1の回転式モータおよび前記第2の回転式モータのモータ回転軸と直交する回転軸により回動自在に前記べースプレートへ取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のパラレルロボット。
  6. 第1の回転式モータおよび第2の回転式モータの各モータ本体は、当該各回転式モータのモータ回転軸と直交する回転軸に固定されており、4本のリンクからなる平行四辺形リンクで構成された第1リンク群を、前記第1の回転式モータの回転により前記平行四辺形リンクが形成する平面と平行な方向に変形可能にするための、前記回転軸に連結した回転軸連結ジョイントを有し、
    前記第1リンク群は、
    前記4本のリンクが前記平行四辺形リンクを形成する平面と平行な方向に1自由度の回転自由度を有するジョイントを介して連結され、前記平行四辺形リンクのべースプレート側に位置する辺の一端部が、前記1自由度を有するジョイントを介して前記第2の回転式モータのモータ回転軸に連結されるとともに、前記回転軸連結ジョイントを介して前記第1の回転式モータのモータ回転軸へ連結され、前記べースプレート側の一辺と対向するエンドプレート側の辺と第2リンクの一端が1自由度を有する第1のジョイントを介して回転自在に連結されていることを特徴とする請求項5記載のパラレルロボット。
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