JP3690127B2 - フレキシブルホース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はシャワーホース等として好適なフレキシブルホースに関し、詳しくはゴム又は樹脂から成るチューブ状のフレキシブル内管と、その外側の金属製のフレキシブル外管との2重管構造のフレキシブルホースに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種フレキシブルホースとして、従来図6に示すフレキシブルホース(実用新案登録第3018752号)及び図7に示すフレキシブルホース(特開平4−165184号)が知られている。
【0003】
図6に示すフレキシブルホース200は、雄ねじ部202を有する筒状の接続金具(接続部材)204に薄肉の挿入筒部206を一体に形成して、その外周側に金属製のフレキシブル外管208の端部を外嵌し、そしてそのフレキシブル外管208の端部を、外側固定リング210と挿入筒部206とで軸直角方向に挟持して接続金具204とフレキシブル外管208とを固定する一方、チューブ状のフレキシブル内管212の端部を接続金具204の内面側に嵌入した上、内側固定リング214を軸方向に押し込んで、その内側固定リング214と接続金具204とでフレキシブル内管212の端部を軸直角方向に圧縮挟持し、以ってフレキシブル内管212を接続金具204に固定するようになしたものである。
【0004】
他方図7に示すフレキシブルホース216は、ブッシュ(外側固定リング)218に金属製のフレキシブル外管220を外嵌状態に固定する一方、チューブ状のフレキシブル内管221の端部をブッシュ218と内側固定リング222とで挟持する状態に固定するようになしたものである。
【0005】
ここで内側固定リング222には、先端に軸直角方向外向きの突出部224を設ける一方、ブッシュ218には対応する袋状部226を設け、そしてそれら突出部224と袋状部226とによりチューブ状のフレキシブル内管221の先端を強制的に拡径させて、その拡径部221Aをそれら突出部224と袋状部226とにより挟持することで、フレキシブル内管221の抜止めを図っている。
【0006】
228はねじリング(接続部材)であって、フレキシブル外管220の端部に外嵌され、雄ねじ部230において相手側部品とねじ結合されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前者のフレキシブルホース200の場合、その組付けの際にチューブ状のフレキシブル内管212の端部を強制的に押し拡げながらの内側固定リング214の挿入が難しく、組付性が悪いといった問題の外、その内側固定リング214を強制的に挿入する際に軟らかいチューブ状のフレキシブル内管212が損傷を受けやすいといった問題がある。
【0008】
加えてフレキシブル内管212が経時劣化して圧縮永久歪を起こしたときにシール性が低下し、しかもこのフレキシブル内管212は先端が外部に露出した状態にあって見栄えを損ねるとともに、圧縮永久歪を起こしたときにフレキシブル内管212の先端部分が軸方向外部に突出してしまい、更に外観を損ねるといった問題がある。
【0009】
一方後者のフレキシブルホース216にあっても、ホース組付時にフレキシブル内管221の先端部分を内側固定リング222の突出部224とブッシュ218の袋状部226とによって強制的に大きく拡径させなければならないことから組付性が悪く、また併せてその際に拡径部221Aが損傷を受け易いといった問題がある。
【0010】
以上のようにフレキシブルホースの場合、フレキシブル外管及びフレキシブル内管を有する2重管構造のホース本体と接続部材との組付構造が問題となるのであって、従来、組付性が良好であってしかもその組付けの際にフレキシブル内管が損傷せず、また長期に亘ってシール性が良好であるといった、フレキシブルホースに求められる各種要求特性を十分に満足し得るものが提供されていないのが実情である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本願の発明のフレキシブルホースはこのような課題を解決するためになされたものである。
而して請求項1のフレキシブルホースは、(イ)ゴム又は樹脂から成り、内部に流体を流通させるチューブ状のフレキシブル内管及び可撓性を有する金属製のフレキシブル外管を備えた2重管構造のホース本体と、(ロ)外周テーパ面を有し、該外周テーパ面を前記フレキシブル内管の端部内周面に嵌入させて該端部を内側から外向きに押圧する内側固定リングと、(ハ)該外周テーパ面に対応した内周テーパ面を有し、該内周テーパ面を前記フレキシブル内管の端部外周面に外嵌させて該端部を外側から内向きに押圧し、前記内側固定リングと共働して該フレキシブル内管の端部を圧縮挟持するとともに外周面において前記フレキシブル外管の固定された外側固定リングと、(ニ)前記外側固定リングに固定された、前記ホース本体を相手側部品に接続するための接続部材と、を有しており、該接続部材には、前記外側固定リングの外周側に筒状部設けられて該筒状部の内周面に雌ねじ部形成される一方、該外側固定リングの外周面に対応する雄ねじ部形成され、それら接続部材と外側固定リングとねじ結合され、固定されていることを特徴とする。
【0012】
請求項のものは、(イ)ゴム又は樹脂から成り、内部に流体を流通させるチューブ状のフレキシブル内管及び可撓性を有する金属製のフレキシブル外管を備えた2重管構造のホース本体と、(ロ)外周テーパ面を有し、該外周テーパ面を前記フレキシブル内管の端部内周面に嵌入させて該端部を内側から外向きに押圧する内側固定リングと、(ハ)該外周テーパ面に対応した内周テーパ面を有し、該内周テーパ面を前記フレキシブル内管の端部外周面に外嵌させて該端部を外側から内向きに押圧し、前記内側固定リングと共働して該フレキシブル内管の端部を圧縮挟持するとともに外周面において前記フレキシブル外管の固定された外側固定リングと、(ニ)前記外側固定リングに固定された、前記ホース本体を相手側部品に接続するための接続部材と、を有しており、該接続部材には、前記外側固定リングの外周側に筒状部設けられて該筒状部の内周面と該外側固定リングの外周面との何れか一方に、半径方向に弾性を有する環状の止め輪装着される一方、他方には該止め輪を弾性的に嵌入させて該外側固定リングの軸方向位置を規定し、抜止めをなす環状の位置決溝形成されていることを特徴とする。
【0013】
請求項のものは、請求項1,2の何れかに記載のフレキシブルホースにおいて、前記内側固定リングを前記外側固定リングよりも軸方向前方に突出させ、該突出させた部分の外周面と前記接続部材の内周面とのそれぞれに軸方向の嵌合シール面を形成して、それら嵌合シール面をシール部材を介して液密に嵌合させたことを特徴とする。
【0014】
請求項のものは、請求項1〜の何れかに記載のフレキシブルホースにおいて、前記金属製のフレキシブル外管が内周面に螺旋状の凹条を有するものであり、前記外側固定リングには外周面に螺旋状の突条を設けて、それらフレキシブル外管と外側固定リングとを、該凹条及び突条においてねじ結合し、固定したことを特徴とする。
【0015】
請求項のものは、請求項1〜の何れかに記載のフレキシブルホースにおいて、前記接続部材の、前記内側固定リングよりも前端側の部分の内周面を軸心側に突出させて、該突出部の内径を該内側固定リングの内径と実質的に同一径となし、それら突出部の内周面と内側固定リングの内周面とを実質的に面一となしたことを特徴とする。
【0016】
請求項のものは、請求項1〜の何れかに記載のフレキシブルホースにおいて、前記接続部材の、前記内側固定リングよりも前端側の部分の内周面に、該内側固定リングを軸方向に押し込んで前記フレキシブル内管の端部の圧縮挾持力を調節する調節リングを軸方向に位置調節可能に取り付けたことを特徴とする。
【0017】
請求項のものは、請求項に記載のフレキシブルホースにおいて、前記調節リングの外周面に雄ねじ部を、前記接続部材の内周面に雌ねじ部をそれぞれ形成して螺合させ、該調節リングをねじ送りで軸方向に位置調節するようになしたことを特徴とする。
【0018】
【作用及び発明の効果】
上記請求項1のフレキシブルホースでは、内側固定リングと外側固定リングとにそれぞれ各対応した内周テーパ面及び外周テーパ面を設け、それら内周テーパ面と外周テーパ面においてフレキシブル内管の端部を、内側固定リングと外側固定リングとにより圧縮挟持する。そしてその外側固定リングに対して金属製のフレキシブル外管及び相手側部品との接続用のための接続部材を固定する。
【0019】
この請求項1のフレキシブルホースでは、内側固定リングと外側固定リングの各テーパ面でフレキシブル内管の端部を挟圧することから、組付けを無理なく円滑に行うことができ、しかもその際にフレキシブル内管に損傷を与えない。
【0020】
またテーパ面の作用でフレキシブル内管の端部を挟圧することから、単に内側固定リングの挿入深さを調節するだけで、容易且つ効果的にフレキシブル内管に対する挟圧力を適正な挾圧力となすことができ、シール性を良好とすることができる。
またフレキシブル内管が圧縮永久歪を起こし、これによって内側固定リングと外側固定リングとによるフレキシブル内管端部の挟圧力が低下したとき、ただ単に内側固定リングを押し込むことによって容易に挟圧力を高め、シール性を良好に維持することができる。
【0021】
この請求項のフレキシブルホースは、接続部材に筒状部を設けてその内周面に雌ねじ部を形成する一方、外側固定リングの外周面に雄ねじ部を形成してそれらをねじ結合し、固定するようになしている
【0022】
通常、接続部材をホース本体に固定するに際して、接続部材を金属製のフレキシブル外管にかしめ固定することが行われるが、その場合に専用のかしめ加工装置を用いて組付を行わなけらばならず、組付性が悪い問題がある。
【0023】
しかるに請求項のフレキシブルホースの場合、接続部材を外側固定リングに対してねじ結合するようにしているため、特別の装置を用いることなく容易簡単に接続部材をホース本体に組み付けることができる。
また接続部材を除いた各部品を予備組付品として予め組み付けておくことができ、その状態で必要に応じ各種の接続部材を外側固定リングにねじ結合するだけでフレキシブルホース組付品を簡単に得ることができる。
【0024】
請求項のフレキシブルホースは、接続部材の筒状部の内周面と外側固定リングの外周面との一方に弾性を有する環状の止め輪を装着し、また他方にはその止め輪を弾性的に嵌入させる環状の位置決溝を形成し、それら止め輪と環状溝との弾性嵌合に基づいて外側固定リングの抜止めをなすようにしたもので、この場合においても接続部材を外側固定リングに対して容易簡単に且つ特別の組付装置を用いることなく組付作業することができる。
【0025】
またこの請求項のフレキシブルホースにおいても、接続部材を除いた他の各部品を予め組み付けて予備組付品としておくこができ、上記止め輪と位置決溝との嵌合で各種形態の接続部材を外側固定リングに組み付けることにより、最終組付品としてのフレキシブルホースを得ることができる。
【0026】
この請求項のフレキシブルホースの場合、その他に次のような利点を有している。
即ち、上記請求項のフレキシブルホースの場合、接続部材と金属製のフレキシブル外管が固定された外側固定リングとがねじ結合されていることから、配管との接続に際して金属製のフレキシブル外管及び外側固定リングが一体に回転せしめられると、相手側部品と接続されて固定状態にある接続部材及び外側固定リング間でねじ結合が弛んでしまい、場合によって接続が外れてしまう恐れが生ずる。
これに対して請求項のフレキシブルホースの場合、外側固定リングと接続部材との結合部分が回転自在に結合状態を保つようになっていることから、上記のような問題を生じない利点を有する。
【0027】
請求項のフレキシブルホースは、内側固定リングを外側固定リングよりも軸方向前方に突出させて、その突出させた部分の外周面と接続部材の内周面とのそれぞれに軸方向の嵌合シール面を形成し、それらをシール部材を介して液密に嵌合させるようになしたもので、このフレキシブルホースの場合、接続部材が直接フレキシブル内管を挟圧する状態に固定されていないにも拘らず、そのフレキシブル内管と接続部材との間を確実に水密シールすることができる。
【0028】
加えてこのフレキシブルホースの場合、フレキシブル内管の内部を流体が所定圧力で流通せしめられる際、その圧力が内側固定リングを押し込む向きに作用し、従ってその流体の圧力が常時内側固定リングと外側固定リングとによるフレキシブル内管の圧縮挾持力を高める向きに作用してシール性を良好に維持する利点を有する。
【0029】
請求項のフレキシブルホースは、外側固定リングの外周面に螺旋状の突条を設け、内周面に螺旋状の凹条を有するフレキシブル外管をそれら突条と凹条とにより外側固定リングにねじ結合し、固定するようになしたもので、このようにすれば簡単な構造で且つ容易にフレキシブル外管を外側固定リングに固定することができる。
【0030】
請求項のフレキシブルホースは、接続部材の前端側の部分の内周面と内側固定リングの内周面とを実質的に同一内径となし、それらの内面を面一となしたもので、このフレキシブルホースの場合、内側固定リング及び接続部材を通じて流体を円滑に流通させることができる。
【0031】
請求項のフレキシブルホースは、接続部材の内周面に調節リングを軸方向に位置調節可能に取り付け、その調節リングの軸方向位置を変化させることで内側固定リングを軸方向に押し込み、以ってフレキシブル内管に対する圧縮挾持力を調節可能となしたもので、この請求項のフレキシブルホースの場合、経時劣化によりフレキシブル内管が圧縮永久歪を起こしたとき、その調節リングにて内側固定リングを軸方向に押し込むことでフレキシブル内管に対する圧縮挾持力を常に適正に保持することができる。即ちシール性を良好に保持することができる。
【0032】
この場合において調節リングの外周面に雄ねじ部を、接続部材の内周面に雌ねじ部をそれぞれ形成して螺合させることができる。
このようにすれば、調節リングを回転操作するだけで軸方向位置を容易に調節することができる(請求項)。
【0033】
更にこの場合において、上記接続部材の、内側固定リングよりも前端側の部分の内径を内側固定リングの肉厚と同等厚みだけ該内側固定リングの内径よりも大径となし、調節リングの内周面と内側固定リングの内周面とを面一となしておくことができる。
またその調節リングの軸方向前端面に係合溝等の工具係合部を形成しておくことができる。
【0034】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1及び図2において、10はシャワーホース等として好適なフレキシブルホースで、12はホース本体である。このホース本体12は、ゴム又は樹脂から成り、内部に流体を流通させるチューブ状のフレキシブル内管14及びその外側の可撓性を有する金属製のフレキシブル外管16を備えた2重管構造をなしている。
ここで金属製のフレキシブル外管16は螺旋状の凹条18を有している。
【0035】
20はホース本体12の端部に取り付けられて相手側部品との接続を行うための接続金具(接続部材)で、本例ではこれらホース本体12と接続金具20とが、内側固定リング22と外側固定リング24とを介して固定されている。
【0036】
内側固定リング22は、金属製の円筒形状をなす部材であって、軸方向全長に亘りその内径がフレキシブル内管14の内径と実質的に同一内径とされている。
【0037】
この内側固定リング22は、軸方向中間部分に外周テーパ面26を有しており、そして図中その右側部分が薄肉に、また左側部分がやや厚肉に形成されている。
この内側固定リング22は、フレキシブル内管14に対してその開口端から図中右向きに押し込まれ、そして外周テーパ面26においてフレキシブル内管14の端部を内側から外向きに押し拡げている。即ち外周テーパ面26においてフレキシブル内管14の端部を外向きに押圧している。
【0038】
尚、内側固定リング22の先端側の部分の外周面は軸方向に延びる平滑な嵌合シール面28とされている。その嵌合シール面28にはOリング溝が形成されていてそこにシール部材としてのOリング30が嵌込装着されている。
【0039】
外側固定リング24もまた金属製の円筒形状の部材であって、先端側に内周テーパ面32を有しており、この内周テーパ面32において、内側固定リング22の外周テーパ面26と共働してフレキシブル内管14の端部を圧縮挟持している。
尚、これら外周テーパ面26及び内周テーパ面32は、それぞれ図中右方向に進むにつれて漸次小径となるようなテーパ面とされている。
【0040】
この外側固定リング24は先端部に大径部33を有していて、その外周面に雄ねじ部34が形成されており、またその大径部33に続くその外周面に螺旋状の突条36が形成されている。
前記金属製のフレキシブル外管16は、螺旋状の凹条18においてこの外側固定リング24の螺旋状の突条36に螺合され、その先端が上記大径部33の端面に当接せしめられている。
即ちこの例ではフレキシブル外管16が外側固定リング24に対しねじ結合され、固定されている。
【0041】
接続金具20は、円筒形状を成す本体部38から同じく円筒形状を成す薄肉の外筒部(筒状部)40が後方向き(図中右向き)に一体に延長形成されている。
この外筒部40の内周面には雌ねじ部42が形成されており、この雌ねじ部42において、接続金具20が外側固定リング24の上記雄ねじ部34にねじ結合され、固定されている。
【0042】
接続金具20は、本体部38に断面円形の凹部43を有しており、そこに内側固定リング22の前端部分が収められている。
この凹部43の円周面は軸方向に平滑な嵌合シール面44とされており、その嵌合シール面44が、内側固定リング22の上記嵌合シール面28とOリング30を介して水密に嵌合されている。
【0043】
接続金具20は、凹部43の形成によって内側固定リング22の前端側の部分が軸直角方向内向きに突出した形態をなしている。
この突出部46の内径は、内側固定リング22の内径と実質的に同一径とされている。
即ち本例では、突出部46の内周面と内側固定リング22の内周面及びフレキシブル内管14の内周面とが実質的に面一とされている。
【0044】
尚、接続金具20の外周面には雄ねじ部48が形成されており、この雄ねじ部48において接続金具20が相手側部品とねじ結合されるようになっている。
【0045】
本例のフレキシブルホース10では、内側固定リング22の外周テーパ面26と外側固定リング24の内周テーパ面32とでフレキシブル内管14の端部を圧縮挾持して接続金具20に固定するようになしていることから、組付けを無理なく円滑に行うことができ、しかもその際にフレキシブル内管14に損傷を与えない。
【0046】
またそれら外周テーパ面26及び内周テーパ面32の作用でフレキシブル内管14の端部を圧縮挾持することから、ただ単に内側固定リング22の挿入深さをコントロールするだけで、フレキシブル内管14の端部に対する圧縮挾持力を容易に適正な圧縮挾持力に調節することができ、シール性を確実なものとなすことができる。
【0047】
またフレキシブルホース10を長期使用する間にフレキシブル内管14が圧縮永久歪を起こし、これによって内側固定リング22と外側固定リング24とによるフレキシブル内管14の端部に対する圧縮挾持力が低下したとき、ただ単に内側固定リング22を押し込むだけで容易に圧縮挾持力を高め、良好なシール性を確保することができる。
【0048】
また本例のフレキシブルホース10では、接続金具20に外筒部40を設けて、その内周面の雌ねじ部42を外側固定リング24の雄ねじ部34にねじ結合するようにしていることから、短時間で極めて簡単に接続金具20をホース本体12に組み付けることができる。
【0049】
また接続金具20を除く部分、具体的にはホース本体12と内側固定リング22及び外側固定リング24を予め組み付けて予備組付品としておくことができ、その状態で相手側部品の種類に応じた各種形態の接続金具20を外側固定リング24にねじ結合するだけで、最終組付品としてのフレキシブルホース10を簡単に得ることができる。
【0050】
本例のフレキシブルホース10は、また、内側固定リング22と接続金具20とを、それらの嵌合シール面28及び44でOリング30を介し水密に嵌合させており、従って接続金具20がフレキシブル内管14の端部を直接挟圧する状態に固定されていないにも拘らず、そのフレキシブル内管14と接続金具20との間を確実に水密シールすることができる。
【0051】
加えてこのフレキシブルホース10の場合、フレキシブル内管14の内部を所定圧力で流体が流通させられる際、その圧力が内側固定リング22を押し込む向きに作用する。
即ち流体が流通する際、常時外側固定リング24と内側固定リング22とが、それらの外周テーパ面26及び内周テーパ面32においてフレキシブル内管14の端部に対する圧縮挾持力を高めるよう作用するため、シール性が良好に維持される利点がある。
【0052】
またこの例のフレキシブルホース10では、外側固定リング24に螺旋状の突条36を設けて、そこに金属製のフレキシブル外管12の螺旋状の凹条18をねじ結合し固定するようにしていることから、外側固定リング24とフレキシブル外管12との組付けを極めて簡単に行うことができる。
【0053】
本例のフレキシブルホース10では、接続金具20の内周面と内側固定リング22の内周面及びフレキシブル内管14の内周面とが実質上同一内径の面一面とされている。このためそれらの内部において流体を円滑に流通させることができる。
【0054】
尚、本例のフレキシブルホース10の場合、ゴム又は樹脂から成るチューブ状のフレキシブル内管14,金属製のフレキシブル外管12及び外側固定リング24の各端部を、内側固定リング22と接続金具20における外筒部40との間の空間に収めているため、更にはその外側固定リング24をフレキシブル外管12の内側に隠蔽した状態となしているため、それらが外部に露出することによって美観が損なわれるといった問題を有しない。
【0055】
図3の例は、接続金具20における内側固定リング22よりも前端側の部分の内径を、内側固定リング22の内径よりも若干大きくして雌ねじ部50を形成し、そしてそこに雄ねじ部52を有する円筒形状の調節リング56を螺合したものである。
ここで調節リング56の前端面には工具係合溝(工具係合部)57が設けてある。
【0056】
この例のフレキシブルホース10の場合、調節リング56を回転操作することで内側固定リング22を軸方向に押込操作することができ、これにより内側固定リング22と外側固定リング24とによるフレキシブル内管14の端部の圧縮挾持力を高めることができる。
【0057】
従ってこの例のフレキシブルホース10の場合、経時劣化によりフレキシブル内管14が圧縮永久歪を起こした場合においても、その調節リング56をねじ送りすることで、フレキシブル内管14端部に対する内側固定リング22と外側固定リング24とによる圧縮挾持部分のシール性を常に適正に保持することができる。
尚、この例においても調節リング56の内周面は、内側固定リング22及びフレキシブル内管14の内周面と面一とされており、流体を円滑に流通させることができる。
【0058】
次に図4,図5は本発明の更に他の実施例を示したもので、この例では、図4に示しているように外側固定リング24における大径部54の外周面に環状の装着溝58を形成して、そこに半径方向に弾性を有する金属製の止め輪59を装着する一方、接続金具20における外筒部40の内周面に環状の位置決溝60を形成してそこに止め輪59を弾性的に嵌入させ、それら止め輪59と位置決溝60とによって、外側固定リング24の軸方向の抜止めを図ったものである。
【0059】
尚、この例では内側固定リング22と接続金具20との軸方向の当接によって、外側固定リング24の接続金具20に対する挿入深さが規定されている。
【0060】
但し、位置決溝60を、止め輪59に対応する位置において且つ対応する幅で形成しておき、その位置決溝60と止め輪59との嵌合作用で、外側固定リング24の前後両方向の位置を規定するようになすこともできる。
【0061】
或いはまた、外側固定リング24の側に位置決溝を設ける一方、接続金具20の外筒部40の側に止め輪を装着し、それら止め輪と位置決溝とを嵌合させて位置決めをなすようにすることもできる。
【0062】
本例のフレキシブルホース10の場合、内側固定リング22,フレキシブル内管14,外側固定リング24,フレキシブル外管16を組み付け、そして外側固定リング24に止め輪59を装着した状態で、その外側固定リング24をただ単に接続金具20の外筒部40内部に押し込み、止め輪59を位置決溝60内に嵌入させるだけで、簡単に接続金具20の取付けを行うことができる。
【0063】
従ってこの例のフレキシブルホース10においても、接続金具20を除いた他の部品を予め予備組付品としておくことができ、各種形態の接続金具を外側固定リング24に固定するだけで、最終組付品としての各種のフレキシブルホース10を得ることができる。
【0064】
ところで、フレキシブルホース10を図中右側の端部で配管に接続する際などに、ホース本体12及び外側固定リング24が一体に回転させられる場合がある。
このとき、接続金具20が相手側部品との結合により回転阻止されていると、上記図1の例の場合、外側固定リング24と接続金具20とのねじ結合部分が弛み、場合によってねじ結合部分が外れてしまう恐れがある。
【0065】
しかるに図4及び図5の実施例の場合、ホース本体12及び外側固定リング24の回転によって、外側固定リング24と接続金具20との結合が弛んだり外れたりする恐れがない。即ちホース本体12に対し回転方向の力が加えられても、外側固定リング24がただ単に接続金具20の外筒部40内部で回転運動するだけであり、接続金具20とホース本体12とは互いに結合状態に保持される。
【0066】
以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示である。
例えば、本発明においては図4及び図5の実施例において図3に示す調節リング56を組み付けるようになすこともできるし、また接続金具として上例以外の各種形態のものを組み付けてフレキシブルホース10を構成することも可能である。
その他本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるフレキシブルホースを示す図である。
【図2】 図1のフレキシブルホースを各部材に分解して示す図である。
【図3】 本発明の他の実施例のフレキシブルホースを示す図である。
【図4】 本発明の更に他の実施例のフレキシブルホースを示す図である。
【図5】 図4のフレキシブルホースを各部材に分解して示す図である。
【図6】 従来公知のフレキシブルホースの例を示す図である。
【図7】 従来公知のフレキシブルホースの、図6とは異なる例を示す図である。
【符号の説明】
10 フレキシブルホース
12 ホース本体
14 フレキシブル内管
16 フレキシブル外管
18 凹条
20 接続金具(接続部材)
22 内側固定リング
24 外側固定リング
26 外周テーパ面
28 嵌合シール面
30 Oリング(シール部材)
32 内周テーパ面
34,52 雄ねじ部
36 突条
40 外筒部(筒状部)
42,50 雌ねじ部
44 嵌合シール面
46 突出部
56 調節リング
58 装着溝
59 止め輪
60 位置決溝

Claims (7)

  1. (イ)ゴム又は樹脂から成り、内部に流体を流通させるチューブ状のフレキシブル内管及び可撓性を有する金属製のフレキシブル外管を備えた2重管構造のホース本体と、
    (ロ)外周テーパ面を有し、該外周テーパ面を前記フレキシブル内管の端部内周面に嵌入させて該端部を内側から外向きに押圧する内側固定リングと、
    (ハ)該外周テーパ面に対応した内周テーパ面を有し、該内周テーパ面を前記フレキシブル内管の端部外周面に外嵌させて該端部を外側から内向きに押圧し、前記内側固定リングと共働して該フレキシブル内管の端部を圧縮挟持するとともに外周面において前記フレキシブル外管の固定された外側固定リングと、
    (ニ)前記外側固定リングに固定された、前記ホース本体を相手側部品に接続するための接続部材と、を有しており、
    接続部材には、前記外側固定リングの外周側に筒状部設けられて該筒状部の内周面に雌ねじ部形成される一方、該外側固定リングの外周面に対応する雄ねじ部形成され、それら接続部材と外側固定リングとねじ結合され、固定されていることを特徴とするフレキシブルホース。
  2. (イ)ゴム又は樹脂から成り、内部に流体を流通させるチューブ状のフレキシブル内管及び可撓性を有する金属製のフレキシブル外管を備えた2重管構造のホース本体と、
    (ロ)外周テーパ面を有し、該外周テーパ面を前記フレキシブル内管の端部内周面に嵌入させて該端部を内側から外向きに押圧する内側固定リングと、
    (ハ)該外周テーパ面に対応した内周テーパ面を有し、該内周テーパ面を前記フレキシブル内管の端部外周面に外嵌させて該端部を外側から内向きに押圧し、前記内側固定リングと共働して該フレキシブル内管の端部を圧縮挟持するとともに外周面において前記フレキシブル外管の固定された外側固定リングと、
    (ニ)前記外側固定リングに固定された、前記ホース本体を相手側部品に接続するための接続部材と、を有しており、
    接続部材には、前記外側固定リングの外周側に筒状部設けられて該筒状部の内周面と該外側固定リングの外周面との何れか一方に、半径方向に弾性を有する環状の止め輪装着される一方、他方には該止め輪を弾性的に嵌入させて該外側固定リングの軸方向位置を規定し、抜止めをなす環状の位置決溝形成されていることを特徴とするフレキシブルホース。
  3. 請求項1,2の何れかに記載のフレキシブルホースにおいて、前記内側固定リングを前記外側固定リングよりも軸方向前方に突出させ、該突出させた部分の外周面と前記接続部材の内周面とのそれぞれに軸方向の嵌合シール面を形成して、それら嵌合シール面をシール部材を介して液密に嵌合させたことを特徴とするフレキシブルホース。
  4. 請求項1〜の何れかに記載のフレキシブルホースにおいて、前記金属製のフレキシブル外管が内周面に螺旋状の凹条を有するものであり、前記外側固定リングには外周面に螺旋状の突条を設けて、それらフレキシブル外管と外側固定リングとを、該凹条及び突条においてねじ結合し、固定したことを特徴とするフレキシブルホース。
  5. 請求項1〜の何れかに記載のフレキシブルホースにおいて、前記接続部材の、前記内側固定リングよりも前端側の部分の内周面を軸心側に突出させて、該突出部の内径を該内側固定リングの内径と実質的に同一径となし、それら突出部の内周面と内側固定リングの内周面とを実質的に面一となしたことを特徴とするフレキシブルホース。
  6. 請求項1〜の何れかに記載のフレキシブルホースにおいて、前記接続部材の、前記内側固定リングよりも前端側の部分の内周面に、該内側固定リングを軸方向に押し込んで前記フレキシブル内管の端部の圧縮挾持力を調節する調節リングを軸方向に位置調節可能に取り付けたことを特徴とするフレキシブルホース。
  7. 請求項に記載のフレキシブルホースにおいて、前記調節リングの外周面に雄ねじ部を、前記接続部材の内周面に雌ねじ部をそれぞれ形成して螺合させ、該調節リングをねじ送りで軸方向に位置調節するようになしたことを特徴とするフレキシブルホース。
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