JP3678653B2 - デンタルインプラントとアバットメントとの間の結合装置 - Google Patents

デンタルインプラントとアバットメントとの間の結合装置 Download PDF

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Description

【0001】
発明の使用分野
本発明は、顎の骨内に組み込み可能なそれ自体公知のデンタルインプラントと、インプラント上に固定すべきアバットメントとを有する結合装置に関する。上方でインプラントヘッドにおいては、環状に取り巻くインプラントショルダーの内部で、下方へと延在する軸方向の収容孔が通じ、この収容穴は、特に上方へと円錐形に拡大されている。収容孔へと、下方のアバットメントの基部が組み込み可能であり、このアバットメントは、収容孔の円錐形の内部構成において、相補的な円錐形の外側輪郭を備えている。アバットメントの再現可能な位置決めのために、収容孔内に、非回転対称な収容輪郭が設けられているのが有利であり、この収容輪郭に対してアバットメントの基部には、対応する非回転対称の外側の相手輪郭が存在している。同様に相互に補足する非回転対称の輪郭は、組み込まれるアバットメントのための回転固定部であり、その際回転固定部は、それ自身既に円錐−円錐結合によって、インプラントの内部輪郭と、アバットメントにおける円錐形の基部との間に生じる。
【0002】
収容孔の底部から更に下方へと同軸の内ネジ孔が、軸方向でアバットメント内に納まるベースネジを係合するために延在し、従ってベースネジをねじ込むことによって、アバットメントがインプラント上に固定されている。ベースネジは、アバットメント内へと導入され、その際、ベースネジのヘッドがアバットメント内で支持され、一方ベースネジのネジシャフトは、下方でアバットメントから突出し、インプラント内の内ネジ孔へと係合する。このような結合装置は、真直ぐなアバットメントのためにも、また曲げられたアバットメントのためにも使用される。ベースネジは、アバットメントを軸方向でインプラント上に固定し、−インプラント及びアバットメントが、互いに係合する非回転対称の輪郭を備える限りは−付加的に円錐−円錐結合に加えて回転に対しても固定する。その内部にアバットメントを固定することができる選択可能な回転位置は、非回転対称の輪郭、例えば角数が使用される多角形を形成することによって制限されている。
【0003】
従来技術
インプラントの原則的な構造は、−しかしながら尚非回転対称の収容輪郭、特に内多角形は無いが−例えば、SCHROEDER/SUTTER/BUSER/KREKELERの個別論文:Oral Implantology(オーラルインプラントロジー)、Georg Thieme Verlag Stuttgart、第2版、1996年、127頁から公知である。このようなインプラントは、上方にインプラントヘッドを、また下方にシャフト部分を備えており、その際インプラントヘッドは、半径方向に取り巻くインプラントショルダーでもって最上部で終了し、シャフト部分には、インプラントタイプに応じて外ネジが存在することができる。インプラントショルダーは、軸方向で下方へと円錐形に狭める収容孔の開口部を取り囲み、これにより内部円錐が生じる。孔底部においては収容孔が、直径を縮小された同軸の内ネジ孔へと移行し、この内ネジ孔は、先端に向かってシャフト部分内にまで延在し、内ネジを備える。
【0004】
WO 94/09717及びWO 97/14371においては、前記したタイプのインプラントが開示され、これは、収容孔の内部で間隔を置いてインプラントショルダーに対して設けられた内多角形を備える。これに対して相補的に、それぞれのアバットメントに外多角形が存在する。インプラント内の内多角形は、著しい利点を、補装具学もしくは歯科技工によって適合される上部構造と関連して組み込まれるアバットメントの再現可能な位置決めをするための位置決め支援として、また場合によっては回転固定部としてもたらす。組み込まれるアバットメントの長手方向軸に対する回転角度は、但しインプラントショルダーから突出するアバットメントの頸部は回転対称ではないが、移植箇所を取り囲む解剖学との関係で、歯科技工モデルに伝達されなければならない。米国特許明細書第4,960,381号によるインプラントにおいては、内多角形が、人がボックススパナ内多角形内へと係合することによって、付加的に予め骨の内部へとねじ込むために使用される。
【0005】
WO 97/14371からは、円錐形の収容孔内の多角形を有するインプラントと、これと対応する先端に向かって延在する基部を有するアバットメントとの間の結合装置が公知である。この構造においては、アバットメントの基部内で通路の下方の出口の近傍に、拡開リングを収容するための半径方向溝が存在する。拡開リングは、ベースネジのシャフト部材上へと押し開かれ、ネジヘッドの下方に位置するようになる。ベースネジは、拡開リングが半径方向溝へと滑り込むまで、ネジヘッドを先にして基部へと挿入することができる。人は、そこまでベースネジ及び拡開リング予組み立てされたアバットメントを、インプラントの収容孔へと組み込む。真直ぐなアバットメントの場合は、通路が軸方向である。曲げられたアバットメントの場合は、通路は同様に曲げられており、そしてネジ工具を垂直に挿し込むために、垂直に整向された付加的な側部開口部を備えることができる。ネジ工具によって、通路又は側部開口部を経て係合され、そしてベースネジのネジシャフトがインプラントの内ネジ孔内へとねじ込まれる。ベースネジのネジヘッドは、拡開リングを押圧し、この拡開リングが、張力をアバットメントへと導入し、従ってアバット メントが、収容孔内へと引き込まれる。
【0006】
WO 97/14371による結合装置は、ベースネジのネジヘッドが、上方からアバットメントの通路内へと導入される必要がないという本質的利点を備える。このことは、その内部に閉塞ネジのための内ネジを設けることができる環状の端部における通路を、ベースネジのネジヘッドの直径よりも小さく寸法設定して形成することを可能にする。上部構造、例えば人工歯冠における場所関係は、組み込み可能な閉塞ネジの大きさを制限する。そしてしかしながらネジ結合の強度のために、人はベースネジを使用するが、このベースネジは、閉塞ネジとの関係で直径が縮小されているのではなく、同じ直径を備える。従って主な利点として、ネジが、ベースネジ、及び環状の端部内へとねじ込み可能な閉塞ネジと同じ直径を使用することができること、即ちインプラント内の内ネジ孔と、アバットメントの環状の部分内の内ネジ孔とが同じ直径を備えることが分かる。このことは、ネジ結合の信頼性に役立ち、異なる構成のインプラントを、多数の異なる構造部分と工具のセットとによって形成されるシステムを簡素化する。
【0007】
WO 97/14371による結合装置によって、本質的な進歩を、これまで通用した従来技術に相対して達成した。しかしながら、アバットメントにおける内部の半径方向溝の提供、並びにベースネジ上に挿し込まれかつ半径方向溝内に収容された拡開リングの使用は、最終的な完全な解決として評価することができない。アバットメント内の半径方向溝、並びにベースネジのシャフトにおける半径方向溝の機械加工は、但しこのベースネジ内に、拡開リングが、アバットメント内へとベースネジを挿入する間納まっているが、高い正確さでもって行なわれなければならず、全体で著しくなくはない加工費用及び検査費用を必要とする。人が比較的僅かな結合装置の寸法、交替する負荷において収容すべき比較的高い力、及び信頼性に対する過度の要求を考慮する場合は、結合装置の原則的な利点を維持し、しかしながら製造費用を低下させ、特に信頼性を更に高める必要が生じる。ベースネジのヘッドは、比較的狭い環状面を上方で拡開リング上で押圧し、また拡開リングは、その側で押圧するように、半径方向溝の内部の同様に狭い水平な環状面上に載っている。
【0008】
本発明の課題
公知の結合装置の機能の信頼性を高め、同時に製造費用を低下させるという必要を考慮して、本発明の基本である課題は、完全にされた結合装置を提案することに有る。最も高い信頼性によって優れる結合装置が、インプラントと、真直ぐな又は曲げられたアバットメントとの間に達成すべきである。その際アバットメントは、有効にインプラント上に固定することができなければならず、また微細な運動の結果として開放されてもいけない。その上結合装置は、扱い易い僅かな部分から構成されるべきであり、従って安く製造できるべきである。結合装置の部分は、システム特性を備えるべきであり、従って結合装置の色々な変形例のため、即ち色々なアバットメントとの組み合わせのために使用可能であるべきである。結合装置の本質的な利点は、但しここではベースネジがネジヘッドを先にしてアバットメントの基部内へと挿し込まれているが、保持を維持すべきである。その際補足する目標設定は、著しく撓みを作用されたベースネジが、小さな長手方向の力と、できるだけ高い開放モーメントを備えることである。
【0009】
発明の概要
アバットメント内には、軸方向通路と成ることができる入口が設けられている。この入口内へと、基部のからベースネジが、そのネジヘッドを先にしてヘッド帯域内にまで挿入可能である。ネジヘッドに相対して直径が縮小されたベースネジのネジシャフトは、但しこのベースネジは、組み込まれた状態でアバットメントの基部から突出するが、インプラント内の軸方向に延在する内ネジ孔内へと係合するために設定されている。アバットメント内へとベースネジを組み込んだ後、支持リングは、ベースネジのネジシャフトを介して入口の開口部内へと移動され、その設定による位置で固定される。固定は、アバットメントの下縁部と半径方向に溶接することによって行なわれる。選択的に、アバットメントの内壁との支持リングの貼り付けが考慮の価値があり、このため、生適合性のある、公に許されたセメント又は接着剤が使用される。組み込まれる支持リングを固定するための別の選択として、下縁部を支持リングの挿入の後、内側に向かって面するように、即ち支持リングの下縁部を下支えするように折り曲げるために、アバットメントの下縁部を延長して形成することもできる。その際ベースネジは、それぞれ固定された支持リング上に載っている。
【0010】
支持リングを、その上縁部及び下縁部に内部の傾斜部を設けること、またネジヘッドの下方に位置させるネジ頸部の部分を、ネジヘッドに向かって円錐形に拡大して形成することが有利であると分かった。即ちネジ留めされた状態で、ネジ頸部の斜面が支持リングの内部の傾斜部に対して押し付けられる。上縁部及び下縁部における同一の支持リングの輪郭によって、組み立ての際に、支持リングのどちらの縁部をに位置させるようにするかに注意する必要が無い。支持リングは、その弾性を付与するために、一貫した垂直スリット又は部分スリットを備えることができる。特別な形態においては、支持リングは、内ネジを相補的にベースネジのネジシャフトのために有し、従って人は、支持リングを、ベースネジに取り付ける際にネジ留めしなければならない。
【0011】
収容された支持リングによって保持される、組み込まれたベースネジを有するアバットメントとインプラントから成る結合装置の組み立ては、以下のように行なわれる。アバットメントは、ベースネジのネジシャフトを先にしてインプラントの収容孔に供給され、従ってネジシャフトは、インプラントの内ネジ孔の上に位置する。インプラント内では、非回転対称の収容輪郭−例えば内多角形−が、またアバットメントにおいては、相補的な外部の相手輪郭が存在している場合は、人は、供給する際に両方の輪郭が一致する位置に注意しなければならない。適合するネジ工具で、人は、一貫したアバットメント内の軸方向の通路又は存在する側部開口部を経て、ベースネジの係合輪郭へと係合し、このベースネジを内ネジ孔内へとねじ込む。即ちアバットメントは、深さ及び強固さを増して、収容孔内に引き込まれ、その際ネジ頸部は、アバットメント内で固定された支持リングを押圧する。
【0012】
その際アバットメント上に、その固定様式がそれぞれ使用されるアバットメントのデザインに依存する別の上部構造を取り付けることができる。アバットメントが内ネジ孔を備える場合は、ベースネジと同じ直径であることが有利な閉塞ネジによるネジ留めを考慮する価値がある。前歯の領域において、又はインプラントが傾いた位置にある場合は、但しここでは、閉塞的なネジ留めが可能ではないが、取り付けられるクラウンキャップを横からネジ留めするための横孔を有するアバットメントが使用される。中実のアバットメントの場合は、上部構造がアバットメント上にセメントで固定される。
【0013】
本発明のおかげで、非常に高い機能の信頼性−即ち、組み立てられた状態での安定で正確な結合−と、有利な組み立て性もしくは解体性とによって優れるインプラントとアバットメントとの間の結合装置が使用できる。本発明による結合装置は、効率の良い製造コストで製造することができ、特に非回転対称の収容輪郭を有するインプラントに対して、対応する非回転対称の外部の相手輪郭を有する、真直ぐな又は曲げられたアバットメントとの組み合わせが適している。
【0014】
実施例
添付した図により、以下に、本発明による結合装置に関する実施例の詳細な説明を行なう。
【0015】
更に全体の記載に、以下の確定を適用する。図において、図の明確さの目的のため符号が含まれている場合で、しかしながら直接従属する記載文において説明されていない場合は、先行する図の記載におけるその説明に関連させる。明白さのために、“繰り返される”構造部分であることが図から明白に認められる限りは、構造部分の重複する符号を後続の図においては省略する。
【0016】
図1
結合装置において使用されるインプラント1は、それ自身公知の構造である。インプラント1は、上方にインプラントヘッド10を、また下方にシャフト部分19を備えており、その際インプラントヘッド10は、半径方向に取り巻くインプラントショルダー11でもって最上部で終了し、シャフト部分19には、インプラントタイプに応じて外ネジ190が存在することができる。インプラントショルダー11は、軸方向で下方へと円錐形に狭まる収容孔12の開口部を取り囲む。孔底部13において収容孔12、直径が縮小された同軸の内ネジ孔14へと移行し、この内ネジ孔は、シャフト部分19内へとまで延在する。
【0017】
収容孔12の内部には、非回転対称の収容輪郭として、ここでは例えば半径方向に取り巻く内八角形15が形成されている。内八角形15の下方には、内八角形15を鉋がけして製造することが適当である円形の環状溝16が位置する。内八角形15は、に向かって放物線状の先端で終了する。内八角形15が、この内八角形の上でも、またその下でも、互いに中断すること無く一直線に並んだ収容孔12の円錐部分120,121が維持を保つように、収容孔12の内部に位置することが有利である。図示されたインプラント1は、中実ネジインプラントであり、しかしながら結合装置は、同様に中空ネジインプラント、中空体インプラント及び中実体インプラントでも、真直ぐな又は曲げられたバージョンで構成することができる。
【0018】
図2A
第1の実施形におけるこの真直ぐなアバットメント2は、上方頸部20を、また下に向かって接続する部分的に円錐形の基部29を備える。後者は、インプラント1の収容孔12内へと組み込むために設定されており、一方頸部20、インプラントショルダー11から突出する。頸部20は、3つの部分、即ち、直接基部29上で接続する多角形部分21−ここでは外八角形−と、最上部存在する円筒形の案内部分23と、そして、多角形部分21と案内部分23との間に位置する円錐部分22とに分かれる。多角形部分21は、型取り及びモデル作りの際の再現可能な位置決めをするために、並びに取り付けられる上部構造の偶発的な回転固定部として有用である。
【0019】
基部29には、収容輪郭15に対してインプラント1内で相補的な相手輪郭が、従ってここでは外八角形28が存在する。外八角形28のには、多角形部分21に接する円錐部分270が位置し、また外八角形28のには、アバットメント2が下縁部272で終了する円錐部分271が位置する。両方の円錐部分270,271は、互いに一直線に並んでおり、従ってそれぞれインプラント1及びアバットメント2が組み込まれた状態で、上下の円錐部分120,270;121,271が相並んで位置するようになる。特に、互いに多角形部分21及び外八角形28の平面が一直線に並んでいる。
【0020】
アバットメント2を経て、入口24が、ここでは軸方向通路の形で延在し、この軸方向通路は、複数の帯域に分かれる。案内部分23及び円錐部分22の領域においては、内ネジ240が閉塞ネジを収容するために設けられている。内ネジ240は、特にインプラント1内の内ネジ孔14と同じ直径を有する。内ネジ240の下方には、ショルダー面244に向かって、内ネジ240に相対して直径が拡大されたヘッド帯域241が位置し、このヘッド帯域は、ほぼ、多角形部分21及びの円錐部分270の領域にわたって延在する。ヘッド帯域241は、円形のショルダー面242でもって下方へと入口24の開口部に向かって半径方向の拡大部243へと移行する。拡大部243は、ヘッド帯域241よりも大きな内径を備え、その組み込み深さがショルダー面242によって制限される支持リングを収容するために設けられている。
【0021】
図2B及び2C
図示された第2の実施形におけるアバットメント2は、第1の実施形に相対して、変更されてない基部29に対して傾斜して取り付いている変更された頸部20を備えており、この頸部は、全体として開口した上方の端部に向かって円錐形に先細る。下方では、アバットメント2が下縁部272で終了する。入口24は、今や曲げられており、その際また内部に、内ネジ240と−全部を見ることはできないが−ヘッド帯域241、ショルダー面242及び拡大部243とが存在している。ネジ工具を係合するために、アバットメント2が、頸部20において垂直に整向された側部開口部200を備えている。基部29における外八角形28は、互いに平行な外八角形28の2つの平面280が、頸部20の勾配に対して垂直に位置合わせされているように調整されている。システムの内部には、人が、それぞれの解剖学上の実状に良好に適合させるために色々な勾配−例えば15°及び20°−を設けることができる。
【0022】
図2D
曲げられたアバットメント2の変形例では、基部29における外八角形28が22.5°だけの変位を備え、従って外八角形28の全ての平面280は、周辺で頸部20の勾配に対して位置合わせされている。隣接する2つの平面280の交点によって形成される先端は、頸部20の勾配に対して垂直に位置する。その際図2C及び2Dによる両方の変形例によって、それぞれ22.5°の変位を有する16の回転位置が使用できる。
【0023】
図2E
第3の実施形におけるアバットメント2は、変更されてない基部29に対して真直ぐに取り付いている円錐形の頸部20を備えており、この頸部は、有利に最上部で円筒形の案内部分23でもって終了する。頸部20には、2つの側部開口部201が、取り付けられるクラウンキャップと横からネジ留めをするために備えられている。特に側部開口部201は、一直線から互いに22.5°だけ変位させられている。従って、インプラント1及びアバットメント2の上に取り付けられる横方向キャップ7の16の回転位置が使用できる(図6参照)。そして予見される解剖学上の関係に良好に適合させることが可能となり、これは、特に個々の歯を代用する際に関係がある。
【0024】
図3A
インプラント1上に本発明による結合装置を構成するために、人は、選択的に前記したアバットメント2の実施形−頸部20が別の変更を備える−とベースネジ3とを必要とする。ベースネジ3は、下方へと見れば、原則的に円筒形のネジヘッド30と、このネジヘッドに接続する円錐形でウエストがつけられたネジ頸部31と、下方のネジシャフト32とから成る。ネジヘッド30の上側には、ネジ工具のための係合輪郭300が設けられている。上方が円錐形のネジ頸部31は、中断無く、先ず先細る斜面310を有するネジヘッド30の下方に取り付いており、次にウエストがつけられて、肥大してネジシャフト32へと移行する。ネジヘッド30、ネジ頸部31及びネジシャフト32の間の調和した移行部は、応力集中の阻止に役立つ。できるだけ僅かなベースネジ3のネジの長手方向の力のためには、ネジシャフト32の表面が比較的滑らかであるべきであり、高い開放モーメントを得るためには、斜面310がこれとは逆により荒い性状であるべきである。
【0025】
図3B
上記の第1の実施形におけるベースネジ3に対する相違点は、単にネジ頸部31の幾何学形状にあり、このネジ頸部は、ここでは、第2の実施形において円錐形の部分と円筒形の部分とを備える。斜面310はまた、中断無くネジヘッド30の下方に取り付いている。移行部が丸められているのが有利である。
【0026】
図4A〜4D
最も簡単な第1の形状(図4A)で、支持リング4は、管上のスリーブ部材から成り、その上縁部40には、内部の傾斜部400を、ベースネジ3の斜面310を支持するために備えている。特に下縁部41も、傾斜部400が設けられており、従って製造する際に、支持リング4は、どちらの縁部40,41を先にして人が支持リング4を導入するかということに注意する必要が無く、アバットメント2内へと組み込むことができる。第2の実施形(図4B)の場合は、支持リング4が、一貫した垂直スリット42を備え、即ち開口している。第3の実施形(図4C)では、システム的に分配された複数の拡張スリット43が設けられている。これらの拡張スリット43は、上縁部40から垂直に下縁部41に入り込み、支持リング4の高さにわたって部分的に延在する。従って傾斜部400は、拡張スリット43によって何度か中断されている。第4の実施形(図4D)の場合は、支持リング4が垂直スリット42によって開口しており、内ネジ44が支持リング4を巡る。内ネジ44は、ネジシャフト32におけるネジに適合しており、従って支持リング4は、予組み付けの際に、ベースネジ3にネジシャフト32を介してネジ留めすることができる。この支持リング4の形は、製造において費用がかかるが、しかしながらこれにより人は、取り付いているベースネジ3のために拡幅された傾斜部400を手に入れる。
【0027】
図5A
構造ユニットとして、多角形部分21、円錐部分22及び案内部分23を有する真直ぐなアバットメント2内へとベースネジ3が組み込まれており、このベースネジは、支持リング4によって保持される。この構造ユニットの組み立ての際は、十分に似た2つの作業方法が考えられる。
【0028】
第1の作業方法
第1のステップ:ネジヘッド30が、ヘッド帯域241の内部に位置することになるように、ベースネジ3のネジヘッド30を、下からアバットメント2の入口24内へと導入する。
第2のステップ:支持リング4を、ネジシャフト32上に案内し、支持リング4を、アバットメント2内の拡大部243へと組み込む。支持リング4及び拡大部243は、共に上方の部分で圧入を形成する。
第3のステップ:拡大部243内納まっている支持リング4を、接着又はセメントによる固定によって拡大部243固定するか、又は支持リングの下縁部41アバットメント2の下縁部272と溶接する。ベースネジ3の斜面310は、支持リング4の内部の傾斜部400上に載っている。
【0029】
第2の作業方法
第1のステップ:支持リング4を、ベースネジ3のネジシャフト32上に案内する。
第2のステップ:ベースネジ3のネジヘッド30を、下からアバットメント2の入口24内へと導入し、支持リング4を、アバットメント2内の拡大部243内へと組み込む。
第3のステップ:拡大部243内に納まっている支持リング4を固定する。
【0030】
アバットメント2と、支持リング4によって保持されるベースネジ3との予組み立てされた組合せ状態で、販売状態の構造ユニットが得られる
【0031】
図5B及び5C
同じ様に人は、側部開口部200を有する曲げられたアバットメント2、もしくは側部 開口部201を有する横からのネジ留めのための真直ぐなアバットメント2と、支持リング4によって保持されたベースネジ3とから成る構造ユニットを製造する。
【0032】
図6A
完全に組み立てられた結合装置の場合は、アバットメント2の基部29が、インプラント1の収容孔12内に納まっており、一方アバットメント2の頸部20は、インプラントショルダー11から突出する。ベースネジ3は、そのネジシャフト32によってインプラント1の内ネジ孔14内へとねじ込まれており、またベースネジ3の斜面310は、不動にアバットメント2内に納まっている支持リング4の傾斜部400を押圧する。支持リング4に斜面310及び傾斜部400を介して作用する力によって、本質的な力の成分が、支持リング4もしくはアバットメント2に対して横に導かれ、従って支持リング4の固定部は、僅かにしか軸方向の押し出し力作用を受けない。このことは、アバットメント2内での支持リング4の固定が、その下縁部41をアバットメント2の下縁部272と溶接することによって実現される場合に、特に重要である。この様に人は、溶接の継ぎ目を、作用する軸方向の力から開放する。ショルダー面244は、ベースネジ3を緩める際は、ベースネジ3のネジシャフト32が完全にインプラント1内の内ネジ14から外れないうちは、そのネジヘッド30が、その上端面でもってショルダー面244と接するよう、ヘッド帯域241を制限するように位置決めされている。これにより、ベースネジ3を更に緩める場合に、アバットメント2がインプラント1内の円錐部分120,121から排出される。
【0033】
図6B
ここでは前の図による結合装置が、アバットメント2上に取り付けられた、それ自身公知のスリーブ状のクラウンキャップ5でもって補足されており、このクラウンキャップは、アバットメント2内の内ネジ240へと係合する従来の閉塞ネジ6によって保持される。閉塞ネジ6とベースネジ3とは、同じ横断面寸法である。閉塞ネジ6のネジヘッド60は、上方でクラウンキャップ5の内部に存在するネジの座50内に位置する。インプラントショルダー11上で支持するために、クラウンキャップ5は、インプラントショルダー11に対して相補的なフランジ状の縁部51を備える。
【0034】
図6C
この結合装置は、インプラント1、アバットメント2、及びアバットメント2上に取り付けられたそれ自身公知の横方向キャップ7を有し、この横方向キャップは、従来の固定ネジ8によって横からアバットメント2とネジ留めされている。アバットメント2の基部29はまた、インプラント1の収容孔12内で納まっており、またアバットメント2の頸部20は、インプラントショルダー11から突出する。ベースネジ3のネジシャフト32は、インプラント1の内ネジ孔14内へと係合し、その際ベースネジ3は、前記の様にアバットメント2内納まっている支持リング4の傾斜部400を押圧する。横方向キャップ7には、最下部に円錐形の受け面71並びに横へ離れるように突出する、横方向のネジ孔72を有するノーズ70が存在し、このネジ孔内へと固定ネジ8がねじ込まれている。固定ネジ8は、2つの側部開口部201の一方へと整向されており、従って固定ネジの先端80は、側部開口部201内へと突出し、上方で側部開口部201に対して支持され、これにより受け面71を有する横方向キャップ7が、インプラントショルダー11を押圧する。
【0035】
図7A及び7B
ここでは、真直ぐなアバットメント2内へと組み込まれた支持リング4を固定するための別の実施形が、但し支持リングの傾斜部400上には、ベースネジ3のネジ頸部31の斜面310が載っているが、示されている。ネジヘッド30はまた、インプラント2内のヘッド帯域241の内部の場所に位置する。まずいまだ固定されてない支持リング4は、入口24内の拡大部243内に位置する。アバットメント2は、軸方向に向かってより深く位置する下縁部272’を備えており、この下縁部は、曲げ帯域273’として、このため位置決めされた支持リング4の下縁部41を越えて下方方向に先端に向かって突出する。2つの選択的な第1及び第2の作業方法に関連して、ベースネジ3及び支持リング4の予組み立ての作業段階は、図5Aに関する記載を参照のこと。
【0036】
折り曲げる際の曲げ帯域273’の流れ作用を助長するため、また折り曲げた後の最適な輪郭形成を得るために、曲げ帯域273’は、半径方向に取り巻く外部の狭窄部274’を、この狭窄部274’の上に位置するアバットメント2の壁に相対して備える。狭窄部274’への移行部は、凹面の湾曲部275’によって形成されており、下縁部272’は、先端に向かって開口する内側に向かって面する円錐面276’を備えている。
【0037】
図7C及び7D
図7A及び7Bによる性状を持ち、かつ予組み立てされた構成においては、支持リング4を永続的に固定するために、延長された下縁部272’が、内側に向かって面するように、即ちネジ頸部31の方向に折り曲げられる。折り曲げた後、変形されたアバットメント2の曲げ帯域273’は、支持リング4の下縁部41を下支えし、従ってこの支持リングは、今や拡大部243内で納まって固定されている。曲げ帯域273’の狭窄部274’は、今や、調和して支持リング4の下で延在する湾曲部を、また以前の円錐面276’は、軸方向に延在する縁部を与える。ベースネジ3は、固定された支持リング4上に載っており、即ち、ベースネジ3が締められた際に、支持リング4の上縁部40における傾斜部400を押圧するネジ頸部における斜面310の構成によって、力が、本質的に横にアバットメント2へと導かれる。比較的僅かな量で、残留する軸方向の力の成分が折り曲げられた下縁部272’に作用する。
【0038】
結合装置のこの実施形の場合は、レーザ溶接のための装置並びに相応の特有の検査費用が不必要であり、適当な品質調整を伴った機械的な変形装置で代用することができる。
【0039】
前記の実施例に関しては、別の構造上の変更が実施可能である。更にここで明確に説明する。
−インプラント1内の収容孔12は、円筒形の形状とすることができる。内多角形15は省略可能であり、その位置決めは、収容孔12の内部で自由に選択可能である。
−アバットメント2は、基本的にインプラント1の収容孔12に対して相補的な基部29を備えていなければならない。インプラント1が内八角形15を備える場合は、その内部では、外八角形28を有するアバットメント2が、また外八角形28の無いアバットメント2が使用可能である。
−アバットメント2の頸部20の外側輪郭は、完全に円錐形又は完全に円筒形とすることができ、並びに円錐形と円筒形の部分の組み合わせを備えることができる。
−アバットメント2における多角形部分21は、他の非回転対称の外側輪郭で代用することができ、この外側輪郭は、アバットメント2の最上部に、又は頸部20の2つの部分の間に位置することができる。別の選択では、非回転対称の外側輪郭は、−例えばフラットな部分として−頸部20の複数の部分にわたって、又は全頸部20にわたって延在することができる。
−またアバットメント2内の内ネジ240は、インプラント1内の内ネジ14と比べて小さな直径か、又はごく僅かに大きな直径を備えることもできる。
−当業者に対しては、クラウンキャップ5及び横方向キャップ7の内側輪郭がアバットメント2及びインプラントショルダー11の変更された外側輪郭に適合していなければならないことは理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 インプラントヘッド内に内八角形を有するインプラントを、部分断面として示す。
【図2A】 基部の外八角形と頸部の外八角形とを有する第1の実施形における真直ぐなアバットメントを、部分断面図として示す。
【図2B】 基部の外八角形、円錐形の頸部及び側部の開口部を有する第2の実施形における曲げられたアバットメントを示す。
【図2C】 図2Bによるアバットメントを、下から透視画法による図として示す。
【図2D】 図2Bによるアバットメントを、基部の外八角形を22.5°だけ変位させて下から透視画法による図として示す。
【図2E】 基部の外八角形、円錐形の頸部及び2つの側部の開口部を有する第3の実施形における真直ぐなアバットメントを示す。
【図3A】 円錐形でウエストがつけられた頸部を有する第1の実施形におけるベースネジを示す。
【図3B】 円錐形の部分と円筒形の部分から成る頸部を有する第2の実施形におけるベースネジを示す。
【図4A】 第1の実施形における支持リングを示す。
【図4B】 一貫した垂直スリットを有する第2の実施形における支持リングを示す。
【図4C】 4つの拡張スリットを有する第3の実施形における支持リングを示す。
【図4D】 内ネジと一貫した垂直スリットとを有する第4の実施形における支持リングを示す。
【図5A】 図2Aによるアバットメント、図4Aによる支持リング及び図3Bによるベースネジを、組み合わせて部分断面図として示す。
【図5B】 図2Bによるアバットメント、図4Aによる支持リング及び図3Bによるベースネジを、組み合わせて部分断面図として示す。
【図5C】 図2Eによるアバットメント、図4Aによる支持リング及び図3Bによるベースネジを、組み合わせて部分断面図として示す。
【図6A】 図1によるインプラント、図2Aによるアバットメント、図4Aによる支持リング及び図3Bによるベースネジを有する結合装置を、部分断面図として示す。
【図6B】 取り付けられたゴールドキャップと閉塞ネジとを有する図6Aによる結合装置を、部分断面図として示す。
【図6C】 図1によるインプラント、図2Eによるアバットメント、図4Aによる支持リング、図3Bによるベースネジ及びネジ留めされた横方向キャップを有する結合装置を、部分断面図として示す。
【図7A】 軸方向に延長された下縁部、組み込まれた図4Aによる支持リング及び組み込まれた図3Aによるベースネジを有する図2Aによる真直ぐなアバットメントを、部分断面図として示す。
【図7B】 図7Aからの詳細図Xを拡大して示す。
【図7C】 折り曲げられた、支持リングを固定する下縁部を有する図7Aによる構成を示す。
【図7D】 図7Cからの詳細図Yを拡大して示す。
【符号の説明】
1 インプラント
2 アバットメント
3 ベースネジ
4 支持リング
5 クラウンキャップ
6 閉塞ネジ
7 横方向キャップ
8 固定ネジ
10 インプラントヘッド
11 インプラントショルダー
12 収容孔
13 穴底部
14 内ネジ孔
15 内八角形
16 環状溝
19 シャフト部分
20 頸部
21 多角形部分
22 円錐部分
23 案内部分
24 入口
28 外八角形
29 基部
30 ネジヘッド
31 ネジ頸部
32 ネジシャフト
40 上縁部
41 下縁部
42 垂直スリット
43 拡張スリット
44 内ネジ
50 ネジの座
51 フランジ状縁部
60 ネジヘッド
70 ノーズ部
71 受け面
72 ネジ孔
80 先端
120,121 円錐部分
190 外ネジ
200 側部開口部
201 側部開口部
240 内ネジ
241 ヘッド帯域
242 ショルダー面
243 拡大部
244 ショルダー面
270,271 円錐部分
272 下縁部
272’ 下縁部
273’ 曲げ帯域
274’ 狭窄部
275’ 湾曲部
276’ 円錐面
280 平面
300 係合輪郭
310 斜面
400 傾斜部

Claims (34)

  1. デンタルインプラント(1)と、この上に固定すべきアバットメント(2)とを有する結合装置であって、その際、
    a)インプラント(1)が、インプラントヘッド(10)と、下に向かって延在するシャフト部分(19)とを備え、
    b)インプラントヘッド(10)内に、収容孔(12)が設けられており、この収容孔が、上方では、インプラントショルダー(11)によって取り囲まれるように開口し、下方では、孔底部(13)において袋孔形で終了し、この孔底部から、下方へ指向する軸方向の内ネジ孔(14)が延在し、
    c)アバットメント(2)が、上方の頸部(20)並びに下縁部(272)において終了する下方の基部(29)を備えており、頸部(20)がインプラント(1)から突出し、一方基部(29)が収容孔(12)内に納まっており、
    d)アバットメント(2)をインプラント(1)と結合するベースネジ(3)が設けられており、このベースネジのネジヘッド(30)がアバットメント(2)内に納まっており、またこのベースネジのネジシャフト(32)が内ネジ孔(14)内へと係合し、
    e)アバットメント(2)が、下縁部(272)において開始する入口(24)を備え、この入口内に支持リング(4)が設けられており、この支持リングを経てベースネジ(3)が突出するように構成されている結合装置において、
    f)アバットメント(2)が、入口(24)内に拡大部(243)を備え、この拡大部が、下縁部(272)において開始し、アバットメント(2)の内部で適当に、支持リング(4)の高さだけ上方へとショルダー面(242)にまで延在し、その際支持リング(4)が、不動に拡大部(243)内に組み込まれており、
    g)支持リング(4)を組み込む前に、ベースネジ(3)がネジヘッド(30)を先にして基部(29)のから入口(24)内へと導入可能であるように構成されており、そして、
    h)ベースネジ(3)が、アバットメント(2)内で保持されるように支持リング(4)上に載っているように構成されていることを特徴とする結合装置。
  2. a)支持リング(4)が、上縁部(40)及び下縁部(41)を備え、そして、
    b)支持リング(4)の下縁部(41)が、アバットメント(2)の下縁部(272)と溶接されていることを特徴とする請求項1に記載の結合装置。
  3. a)支持リング(4)が、上縁部(40)及び下縁部(41)を備え、
    b)アバットメント(2)が、軸方向で組み込まれる支持リング(4)の下縁部(41)のに、先端に向かって延在する曲げ帯域(273’)を備えており、この曲げ帯域が、最下部で下縁部(272’)で終了し、そして、
    c)折り曲げが行なわれた後、この曲げ帯域(273’)が支持リング(4)の下縁部(41)を包含しかつ下支えするように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の結合装置。
  4. 折り曲げる際の曲げ帯域(273’)の流れ作用を助長するため、また折り曲げた後の最適な輪郭形成を得るために、
    a)曲げ帯域(273’)が、半径方向に取り巻く外側の狭窄部(274’)を、狭窄部(274’)の上に位置するアバットメント(2)の壁に相対して備え、
    b)狭窄部(274’)への移行部が、凹面の湾曲部(275’)によって形成されており、そして、
    c)下縁部(272’)が、先端に向かって開口する内側に向かって面する円錐面(276’)を備えていることを特徴とする請求項3に記載の結合装置。
  5. a)支持リング(4)が、上縁部(40)において半径方向に取り巻く傾斜部(400)を備えており、この傾斜部が、上縁部(40)に向かって円錐形に拡大し、
    b)ベースネジ(3)には、ネジシャフト(32)のに、下方へと先細る斜面(310)が存在しており、
    c)ベースネジ(3)の斜面(310)が、支持リング(4)の傾斜部(400)上に載っており、そして、
    d)ネジヘッド(30)が、ネジ工具を取り付けるために係合輪郭(300)を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の結合装置。
  6. a)アバットメント(2)の頸部(20)が、真直ぐに又は曲げられてアバットメントの基部(29)に取り付いており、
    b)真直ぐなアバットメント(2)では、入口(24)が、一貫しており、ネジ工具によるベースネジ(3)への係合を頸部(20)のから可能にし、
    c)曲げられたアバットメント(2)では、ベースネジ(3)へのネジ工具による係合のために、頸部(20)が、垂直に整向された側部開口部(200)を備え、
    d)横からネジ留め可能な上部構造(7)のためのアバットメント(2)では、頸部(20)が、横に整向された少なくとも1つの側部開口部(201)を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の結合装置。
  7. a)アバットメント(2)の頸部(20)内には、閉塞ネジ(6)を係合するための内ネジ(240)が、上部構造(5)を固定するために存在しており、そして、
    b)インプラント(1)内の内ネジ孔(14)並びにアバットメント(2)の頸部(20)内の内ネジ(240)が、同じ直径であることを特徴とする請求項1に記載の結合装置。
  8. a)インプラント(1)内には収容孔(12)が、上方へと円錐形に拡大し、非回転対称の収容輪郭(15)を備え、そして、
    b)アバットメント(2)の基部(29)には、円錐形の収容孔(12)及び収容輪郭(15)のために、相補的に外部の円錐部分(270,271)及び外部の相手輪郭(28)が存在していることを特徴とする請求項1に記載の結合装置。
  9. a)インプラント(1)においては、非回転対称の収容輪郭(15)が内多角形(15)であり、この内多角形の上下にそれぞれ1つの中断することの無い円錐部分(120,121)が存在しており、その際両方の円錐部分(120,121)が互いに一直線に並んでおり、そして、
    b)アバットメント(2)においては、相手輪郭(28)が外多角形(28)であり、この外多角形が、円錐部分(270,271)を、その上下に位置する円錐部分(270,271)へと分割し、これらの両方の円錐部分が、互いに一直線に並んでいることを特徴とする請求項8に記載の結合装置。
  10. 支持リング(4)が、
    a)下縁部(41)にも、半径方向に取り巻く傾斜部(400)を備えており、この傾斜部が下縁部(41)に向かって円錐形に拡大し、これにより支持リング(4)が、上縁部(40)及び下縁部(41)において等しく形成されており、そして、
    b)一貫した垂直スリット(42)によって、開放して形成されていることができるか、又は部分的に切り込みを入れられた拡張スリット(43)を備えることを特徴とする請求項5に記載の結合装置。
  11. 支持リング(4)が、傾斜部(400)を拡幅するために内ネジ(44)を備え、この内ネジが、ベースネジ(3)のネジシャフト(32)に対して相補的であり、かつ支持リング(4)のネジ留めをネジシャフト(32)を介して可能にするように構成されていることを特徴とする請求項5又は10に記載の結合装置。
  12. ベースネジ(3)が、
    a)そのネジヘッド(30)とネジシャフト(32)との間に、ネジ頸部(31)を備え、
    b)斜面(310)が、ネジ頸部(31)においてネジヘッド(30)の近傍に存在し、
    c)ネジ頸部(31)が、円錐形でウエストをつけられているか、又は円錐形の部分と円筒形の部分とを備え、その際ネジ頸部(31)が、ネジヘッド(30)まで円錐形に拡大し、そして、
    d)斜面(310)が、結合装置の内部でベースネジ(3)のために大きな開放モーメントを達成するために、ネジシャフト(32)よりも荒い面粗さを備えていることを特徴とする請求項1又は5に記載の結合装置。
  13. a)拡大部(243)が、そのに位置するヘッド帯域(241)よりも大きな内法直径を備えており、このヘッド帯域が、組み込まれるベースネジ(3)のネジヘッド(30)を収容するために設定されており、
    b)拡大部(243)が、支持リング(4)と共に、特に上方の部分において、環状方向で圧入を形成し、
    c)ヘッド帯域(241)が、その上に残っている入口(24)の領域よりも大きな内法直径を備えており、そして、
    d)ヘッド帯域(241)が、に向かって縮小するショルダー面(244)において終了し、このショルダー面が限定的に位置決めされており、これによりベースネジ(3)を緩める際は、ベースネジ(3)のネジシャフト(32)が完全にインプラント(1)内の内ネジ(14)から外れないうちは、ベースネジのネジヘッド(30)が、その上端面でショルダー面(244)に接し、またベースネジ(3)を更に緩める際は、アバットメント(2)が、インプラント(1)内の円錐部分(120,121)から排出されるように構成されていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1つに記載の結合装置。
  14. a)インプラント(1)においては、収容輪郭(15)が内八角形(15)であり、
    b)アバットメント(2)の基部(29)においては、相補的な相手輪郭(28)が、8つの平面(280)を有する外八角形(28)であり、
    c)基部(29)に対して曲げられて取り付けられた頸部(20)を有するアバットメント(2)には、外八角形(28)が、
    ca)平行に相対して位置する2つの平面(280)が、頸部(20)の勾配に対して垂直に位置する(図2C)か、又は
    cb)外八角形(28)が22.5°だけ変位させられており、これにより、隣接する2つの平面(280)の交点において形成された縁部が、頸部(20)の勾配に対して垂直に位置する(図2D)かのいずれかであるように位置決めされていることを特徴とする請求項6又は8に記載の結合装置。
  15. a)横からネジ留め可能な上部構造(7)のためのアバットメント(2)では、頸部(20)が、横に整向された第1及び第2の側部開口部(201)を備え、そして、
    b)第2の側部開口部(201)が、第1の側部開口部(201)と比べて、一直線から互いに22.5°だけ変位させられていることを特徴とする請求項6に記載の結合装置。
  16. アバットメント(2)の頸部(20)には、外部の多角形部分(21)が存在し、この多角形部分の平面が、特に基部(29)における外八角形(28)の平面と一直線に並んでいることを特徴とする請求項1に記載の結合装置。
  17. a)多角形部分(21)が、基部(29)に接する外八角形(21)であり、
    b)多角形部分(21)のには、上方へと先細る円錐部分(22)が位置し、そして、
    c)円錐部分(22)のには、最後の円筒形の案内部分(23)が位置することができるように構成されていることを特徴とする請求項16に記載の結合装置。
  18. デンタルインプラント(1)に固定するためのベースネジ(3)及び支持リング(4)を有するアバットメント(2)であって、その際、
    a)アバットメント(2)が、
    aa)上方の頸部(20)と、
    ab)下縁部(272)において終了し、かつインプラント(1)内に存在する収容孔(12)内へと組み込むために設定されている下方の基部(29)と、
    ac)入口(24)が開始する下縁部(272)とを備え、
    b)ベースネジ(3)が、
    ba)アバットメント(2)内に納まっているネジヘッド(30)と、
    bb)インプラント(1)内に存在している内ネジ孔(14)内へと係合するために設定されているネジシャフト(32)とを備え、
    c)支持リング(4)が入口(24)内に設けられており、そして、
    d)支持リング(4)を経てベースネジ(3)が突出するように構成されているアバットメントにおいて、
    e)アバットメント(2)が、入口(24)内に拡大部(243)を備え、この拡大部が、下縁部(272)において開始し、アバットメント(2)の内部で適当に、支持リング(4)の高さだけ上方へとショルダー面(242)にまで延在し、その際支持リング(4)が、不動に拡大部(243)内に組み込まれており、
    f)支持リング(4)を組み込む前に、ベースネジ(3)がネジヘッド(30)を先にして基部(29)のから入口(24)内へと導入可能であるように構成されており、そして、
    g)ベースネジ(3)が、アバットメント(2)内で保持されるように支持リング(4)上に載っているように構成されていることを特徴とするアバットメント(2)。
  19. a)支持リング(4)が、上縁部(40)及び下縁部(41)を備え、そして、
    b)支持リング(4)の下縁部(41)が、アバットメント(2)の下縁部(272)と溶接されていることを特徴とする請求項18に記載のアバットメント(2)。
  20. a)支持リング(4)が、上縁部(40)及び下縁部(41)を備え、
    b)アバットメント(2)が、軸方向で組み込まれ支持リング(4)の下縁部(41)のに、先端に向かって延在する曲げ帯域(273’)を備えており、この曲げ帯域が、最下部で下縁部(272’)で終了し、そして、
    c)折り曲げが行なわれた後、この曲げ帯域(273’)が支持リング(4)の下縁部(41)を包含しかつ下支えするように構成されていることを特徴とする請求項18に記載のアバットメント(2)。
  21. 折り曲げる際の曲げ帯域(273’)の流れ作用を助長するため、また折り曲げた後の最適な輪郭形成を得るために、
    a)曲げ帯域(273’)が、半径方向に取り巻く外側の狭窄部(274’)を、狭窄部(274’)の上に位置するアバットメント(2)の壁に相対して備え、
    b)狭窄部(274’)への移行部が、凹面の湾曲部(275’)によって形成されており、そして、
    c)下縁部(272’)が、先端に向かって開口する内側に向かって面する円錐面(276’)を備えていることを特徴とする請求項20に記載のアバットメント(2)。
  22. a)支持リング(4)が、上縁部(40)において半径方向に取り巻く傾斜部(400)を備えており、この傾斜部が、上縁部(40)に向かって円錐形に拡大し、
    b)ベースネジ(3)には、ネジシャフト(32)のに、下方へと先細る斜面(310)が存在しており、
    c)ベースネジ(3)の斜面(310)が、支持リング(4)の傾斜部(400)上に載っており、そして、
    d)ネジヘッド(30)が、ネジ工具を取り付けるために係合輪郭(300)を有することを特徴とする請求項18〜21のずれか1つに記載のアバットメント(2)。
  23. a)アバットメント(2)の頸部(20)が、真直ぐに又は曲げられてアバットメントの基部(29)に取り付いており、
    b)真直ぐなアバットメント(2)では、入口(24)が、一貫しており、ネジ工具によるベースネジ(3)への係合を頸部(20)のから可能にし、
    c)曲げられたアバットメント(2)では、ベースネジ(3)へのネジ工具による係合のために、頸部(20)が、垂直に整向された側部開口部(200)を備え、
    d)横からネジ留め可能な上部構造(7)のためのアバットメント(2)では、頸部(20)が、横に整向された少なくとも1つの側部開口部(201)を備えることを特徴とする請求項18〜22のいずれか1つに記載のアバットメント(2)。
  24. a)アバットメント(2)の頸部(20)内には、閉塞ネジ(6)を係合するための内ネジ(240)が、上部構造(5)を固定するために存在しており、そして、
    b)頸部(20)内の内ネジ(240)が、インプラント(1)内の内ネジ孔(14)と同じ直径であることを特徴とする請求項18に記載のアバットメント(2)。
  25. a)アバットメント(2)の基部(29)には、外部の円錐部分(270,271)及び外部の相手輪郭(28)が存在しており、その際、
    b)円錐部分(270,271)が、インプラント(1)内で上方へと円錐形に拡大する収容孔(12)に対して相補的であり、そして、
    c)相手輪郭(28)が、収容孔(12)内に設けられた回転対称の収容輪郭(15)に対して相補的であることを特徴とする請求項18に記載のアバットメント(2)。
  26. 相手輪郭(28)が外多角形(28)であり、この外多角形が、円錐部分(270,271)を、その上下に位置する円錐部分(270,271)へと分割し、その際両方の円錐部分(270,271)が、互いに一直線に並んでいることを特徴とする請求項25に記載のアバットメント(2)。
  27. 支持リング(4)が、
    a)下縁部(41)にも、半径方向に取り巻く傾斜部(400)を備えており、この傾斜部が下縁部(41)に向かって円錐形に拡大し、これにより支持リング(4)が、上縁部(40)及び下縁部(41)において等しく形成されており、そして、
    b)一貫した垂直スリット(42)によって、開放して形成されていることができるか、又は部分的に切り込みを入れられた拡張スリット(43)を備えることを特徴とする請求項22に記載のアバットメント(2)。
  28. 支持リング(4)が、傾斜部(400)を拡幅するために内ネジ(44)を備え、この内ネジが、ベースネジ(3)のネジシャフト(32)に対して相補的であり、かつ支持リング(4)のネジ留めをネジシャフト(32)を介して可能にするように構成されていることを特徴とする請求項22又は27に記載のアバットメント(2)。
  29. ベースネジ(3)が、
    a)そのネジヘッド(30)とネジシャフト(32)との間に、ネジ頸部(31)を備え、
    b)斜面(310)が、ネジ頸部(31)においてネジヘッド(30)の近傍に存在し、
    c)ネジ頸部(31)が、円錐形でウエストをつけられているか、又は円錐形の部分と円筒形の部分とを備え、その際ネジ頸部(31)が、ネジヘッド(30)まで円錐形に拡大し、そして、
    d)斜面(310)が、結合装置の内部でベースネジ(3)のために大きな開放モーメントを達成するために、ネジシャフト(32)よりも荒い面粗さを備えていることを特徴とする請求項18又は22に記載のアバットメント(2)。
  30. a)拡大部(243)が、そのに位置するヘッド帯域(241)よりも大きな内法直径を備えており、このヘッド帯域が、組み込まれるベースネジ(3)のネジヘッド(30)を収容するために設定されており、
    b)拡大部(243)が、支持リング(4)と共に、特に上方の部分において、環状方向で圧入を形成し、
    c)ヘッド帯域(241)が、その上に残っている入口(24)の領域よりも大きな内法直径を備えており、そして、
    d)ヘッド帯域(241)が、に向かって縮小するショルダー面(244)において終了し、このショルダー面が限定的に位置決めされており、これによりベースネジ(3)を緩める際は、ベースネジ(3)のネジシャフト(32)が完全にインプラント(1)内の内ネジ(14)から外れないうちは、ベースネジのネジヘッド(30)が、その上端面でショルダー面(244)に接し、またベースネジ(3)を更に緩める際は、アバットメント(2)が、インプラント(1)内の円錐部分(120,121)から排出されるように構成されていることを特徴とする請求項18〜29のいずれか1つに記載のアバットメント(2)。
  31. a)アバットメント(2)の基部(29)においては、相補的な相手輪郭(28)が、8つの平面(280)を有する外八角形(28)であり、
    b)基部(29)に対して曲げられて取り付けられた頸部(20)を有するアバットメント(2)には、外八角形(28)が,
    ba)平行に相対して位置する2つの平面(280)が、頸部(20)の勾配に対して垂直に位置する(図2C)か、
    bb)外八角形(28)が22.5°だけ変位させられており、これにより、隣接する2つの平面(280)の交点において形成される縁部が、頸部(20)の勾配に対して垂直に位置する(図2D)かのいずれかであるように位置決めされていることを特徴とする請求項23又は25のいずれか1つに記載のアバットメント(2)。
  32. a)横からネジ留め可能な上部構造(7)のためのアバットメント(2)では、頸部(20)が、横に整向された第1及び第2の側部開口部(201)を備え、そして、
    b)第2の側部開口部(201)が、第1の側部開口部(201)と比べて、一直線から互いに22.5°だけ変位させられていることを特徴とする請求項23に記載のアバットメント(2)。
  33. アバットメント(2)の頸部(20)には、外部の多角形部分(21)が存在し、この多角形部分の平面が、特に基部(29)における外八角形(28)の平面と一直線に並んでいることを特徴とする請求項18に記載のアバットメント(2)。
  34. a)多角形部分(21)が、基部(29)に接する外八角形(21)であり、
    b)多角形部分(21)のには、上方へと先細る円錐部分(22)が位置し、そして、
    c)円錐部分(22)のには、最後の円筒形の案内部分(23)が位置することができるように構成されていることを特徴とする請求項33に記載のアバットメント(2)。
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