JP3676189B2 - ショックプルーフ制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスク媒体から読み出されるデータを振動の影響を受けることなく、連続的に再生できるようにするショックプルーフ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンパクトディスク(CD)を再生するCDプレーヤにおいては、ディスクに記録されたデータを一定の速度で読み出すことができるように、ディスクの回転制御とディスクに対するピックアップ位置の制御とが行われる。これらの制御は、機械的に精密に行われるため、振動の影響を受け易く、僅かな振動によってピックアップ位置がずれることがある。このような位置ずれが生じると、ディスクから読み出されるデータの連続性がなくなり、そのデータに基づいて生成される音声信号では音飛びが発生する。そこで、振動を受けることの多い特定用途のCDプレーヤにおいては、振動によってピックアップ位置がずれた場合でも、連続してデータを取り出すことができるようにする、いわゆるショックプルーフ機能が必要となる。
【0003】
図7は、ショックプルーフ機能を有するオーディオ用のCDプレーヤの構成を示すブロック図である。
【0004】
CDピックアップ部1は、ディスク2に照射される光の反射光を受け、その光の強弱を電圧値の変化として取り出す。ピックアップ制御部3は、ピックアップ部1がディスク2に記憶されたデータを正しい順序で読み出すことができるように、ディスク2に対するCDピックアップ部1のピックアップ位置を制御する。アナログ信号処理部4は、CDピックアップ部1で取り出される電圧値の変化を読み取り、波形整形してEFM(Eight to Fourteen Modulation)信号を生成する。デジタル信号処理部5は、アナログ信号処理部4で生成されたEFM信号を受け、EFM復調やCIRC(Cross-Interleave Reed-Solomon Code)復号等、所定のCDフォーマットに基づいた信号処理を施してオーディオデータを生成する。
【0005】
ショックプルーフ制御部6は、デジタル信号処理部5で生成されたオーディオデータを受け、そのオーディオデータをバッファRAM7に一時的に書き込み、続いて一定の周期で連続的に読み出して、次段の回路に供給する。このショックプルーフ制御部6から出力されるオーディオデータは、例えば、D/A変換回路によって音声信号に変換されて再生されることになる。そして、制御マイコン8は、メモリを内蔵したワンチップマイコンで構成され、そのメモリに記憶された制御プログラムに従って各部の動作を同期させる。同時に、CDピックアップ部1のピックアップ位置のずれが検知された場合には、ショックプルーフ制御部6に対してオーディオデータの書き込みを停止する指示を与えると共に、ピックアップ制御部3に対してピックアップ位置をずれる前の位置まで戻すように指示を与える。
【0006】
CDピックアップ部1がディスク2からデータを読み出す速度は、バッファRAM7からオーディオデータが読み出される速度の数倍に設定される。これにより、ディスク2からCDピックアップ部1に読み出されるデータが、ショックプルーフ制御部から出力されるオーディオデータに対してバッファRAM6に記憶されているデータ量の分だけ先行することになる。そこで、CDピックアップ部1のピックアップ位置のずれによってディスク2から読み出されるデータが不連続となったときには、CDピックアップ部1の読み出し動作が停止された状態で、CDピックアップ部1が正しい位置に戻されるように制御が行われる。その間、音声再生回路によりバッファRAM7からオーディオデータの読み出しが続けられているため、ショックプルーフ制御部6からはオーディオデータが途切れることなく出力されるようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、CDピックアップ部1がディスク2からのデータの読み出しを再開したとき、ショックプルーフ制御部6では、書き込みが停止されたオーディオデータに連続するようにして次のオーディオデータの書き込みを再開しなければならない。このようなオーディオデータの書き込み再開のタイミングは、CDピックアップ部1のピックアップ位置の制御のみでは不可能なため、ショックプルーフ制御部6でオーディオデータを確認するようにして決定している。即ち、バッファRAM7へのオーディオデータの書き込みが停止されたときの最後のオーディオデータをショックプルーフ制御部6に保持しておき、その内容に一致するオーディオデータが再度入力されれば、その次のオーディオデータからバッファRAM7への書き込みを再開するように構成される。この場合、同一内容のオーディオデータが何度も入力される場合があり得るため、一定期間のオーディオデータを保持し、その期間のオーディオデータの全てについて一致を確認することで、書き込み再開のタイミングを決定するようにしている。
【0008】
しかしながら、一定期間のオーディオデータを保持して再度入力されるオーディオデータとの一致を確認するには、多くのオーディオデータの保持回路に加えて、各オーディオデータの一致を判定するための回路が必要である。このため、オーディオデータの書き込みを制御する回路の規模が大きくなると共にその動作速度が遅くなるという問題が生じる。また、ショックプルーフ制御部6で保持するオーディオデータの量を少なくすれば、回路規模の増大や動作速度の低下は防止できるが、オーディオデータの書き込みのタイミングの判定で誤りが生じるおそれがあり、信頼性が低下する。
【0009】
そこで本発明は、回路規模の増大を防止しながら、オーディオデータの書き込みのタイミングを正確に制御することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の課題を解決するために成されたもので、その特徴とするところは、所定のフォーマットを有し、回転駆動されるディスク媒体から読み出されたデータを一旦バッファメモリに記憶した後、上記バッファメモリから一定の周期で読み出して再生するショックプルーフ制御装置であって、上記データを受けて上記バッファメモリに書き込む入力インタフェース回路と、上記バッファメモリから上記データを読み出して一定の周期で出力する再生回路と、上記バッファメモリに記憶された上記データに対して符号誤りの訂正処理を施すエラー訂正回路と、上記バッファメモリから上記データを読み出して出力する出力インタフェース回路と、上記入力インタフェース回路から上記バッファメモリへの上記データの書き込みアドレス及び上記バッファメモリから上記再生回路への上記データの読み出しアドレスに基づいて上記ディスク媒体からのデータの読み出しの停止及び再開を制御するアドレス管理回路と、を備え、上記アドレス管理回路は、上記データの生成に付随して生成されるサブコードデータに基づいて上記入力インタフェース回路から上記バッファメモリへの上記データの書き込みアドレスを決定し、上記出力インタフェース回路あるいは上記再生回路を切り換えて動作させることにある。
【0011】
本発明によれば、バッファメモリが満杯になったとき、ディスク媒体からのデータの読み出しを停止することができると共に、バッファメモリに所定の空き容量ができたときにディスク媒体からのデータの読み出しを再開することができる。また、データの読み出しを再開したとき、データと共に生成されるサブコードデータに基づいてバッファメモリへのデータの書き込みのタイミングが決定される。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のショックプルーフ制御装置の一実施形態を示すブロック図であり、ディスク再生装置を示す。
【0013】
CDピックアップ部11は、ディスク12からの反射光を受け、その光の強弱を電圧値の変化として取り出す。ディスク12に対するCDピックアップ部11のピックアップ位置は、ピックアップ制御部13により制御される。また、ディスク12については、サーボ制御を受けるドライブ回路により所定の速度で回転駆動される。アナログ信号処理部14は、CDピックアップ部11から取り出される電圧値の変化を読み取り、EFM信号を生成する。このEFM信号は、図2に示すように、588ビットを1フレームとし、各フレームの始まりの24ビットが同期信号に割り当てられ、その後に3ビットの接続ビットを挟んで14ビットずつ繰り返しデータビットに割り当てられる。このCDピックアップ部11からアナログ信号処理部14までの構成は、図7に示すディスク再生装置と同一である。
【0014】
デジタル信号処理部15は、EFM復調回路15a、分離回路15b、CIRC復号回路15c、PLL回路15d及びサブコード読み取り回路15eにより構成される。EFM復調回路15aは、アナログ信号処理部14から入力されるEFM信号に対してEFM復調を施すことにより、図2に示すように、14ビットのデータを8ビットに変換する。このEFM復調においては、同期信号に続く最初のデータビットから1バイト(8ビット)のサブコードデータが生成され、残りのデータビットから32バイトのメインデータが生成される。
【0015】
分離回路15bは、EFM復調回路15aから出力されるサブコードデータデータ及びメインデータを互いに振り分け、メインデータをCIRC復号回路15cに供給し、サブコードデータをサブコード読み取り回路15eに供給する。この分離回路15bによる振り分け動作は、PLL回路15dで生成されるサブコード同期信号SB-SYNCにより制御される。CIRC復号回路15cは、32バイトのメインデータに対してリードソロモンコードに従うCIRC復号を施し、図2に示すように、12ワードのオーディオデータを生成する。
【0016】
PLL回路15dは、EFM信号から取り出される同期信号に対して位相ロックループを構成し、図3に示すように、EFM信号のフレーム周期に同期したサブコード同期信号SB-SYNCを生成する。このPLL回路15dでは、サブコード同期信号SB-SYNCの他、ディスク12の回転駆動のサーボ制御等に用いる同期信号も生成される。そして、サブコード読み取り回路15eは、分離回路15bで振り分けられる8ビットのサブコードデータを各フレーム毎に取り込み、ショックプルーフ制御部16に供給する。8ビットのサブコードデータは、P、Q、R、・・・Wの各信号で構成され、このうちQ信号のみが用いられる。このサブコードQ信号は、98フレーム分、(98ビット)が1つの単位として取り扱われ、その98ビットに対して図4に示すように、同期信号(2ビット)、制御符号(4ビット)、アドレス(4ビット)、曲番(8ビット)、インデックス(8ビット)、各曲時間(24ビット)、絶対時間(24ビット)及び誤り検出パリティ(16ビット)がそれぞれ割り当てられる。
【0017】
ショックプルーフ制御装置としてのショックプルーフ制御部16は、DSPインタフェース回路16a、音声再生回路16b及びアドレス管理回路16cにより構成される。DSPインタフェース回路16aは、デジタル信号処理部15とのインタフェースを成し、CIRC復号回路15cから出力されるオーディオデータを順次取り込んでバッファRAM17に書き込む。この書き込み動作は、デジタル信号処理部15の信号処理動作及びアナログ信号処理部14での読み取り動作に同期する。
【0018】
音声再生回路16bは、DSPインタフェース回路16aからバッファRAM17に書き込まれるオーディオデータを一定の周期で読み出して出力する。この読み出し動作は、DSPインタフェース回路16aの書き込み動作とは関係なく、外部から供給される一定周期のクロックに同期する。尚、一定周期のクロックの発信源をショックプルーフ制御部16に内蔵させることも可能である。
【0019】
そして、アドレス管理回路16cは、バッファRAM17に対するDSPインタフェース回路16aの書き込みアドレス及び音声再生回路16bの読み出しアドレスの管理により、バッファRAM17に記憶されるオーディオデータの量を一定の範囲内に維持する。即ち、バッファRAM17が満杯になったときにはディスク12からのデータの読み出しを停止するように制御マイコン18に指示を与え、バッファRAM17に記憶されているオーディオデータが所定の量よりも少なくなったときにデータの読み出しを再開するように指示を与えるように構成される。
【0020】
また、アドレス管理回路16cは、サブコード読み取り回路15eからサブコードデータを受けとり、現時点でDSPインタフェース回路16aからバッファRAM17に書き込まれているオーディオデータの時間情報を得るようにしている。この時間情報は、一時的に停止されたバッファRAM17へのオーディオデータの書き込みが再開されるとき、その開始のタイミングの検出に用いられる。例えば、バッファRAM17へのオーディオデータの書き込みが停止されたとき、最後に書き込まれたオーディオデータの時間情報をサブコードデータから読み取って保持し、次にオーディオデータの書き込みを再開するときには、保持された時間情報に続くサブコードデータが入力されるのを待って開始するように構成する。このサブコードデータの判定については、アドレス管理回路16cで行う他、サブコードデータを制御マイコン18に与えて制御マイコン18で行うようにしてもよい。
【0021】
制御マイコン18は、内蔵の処理プログラムに従って各部の動作タイミングを設定し、各部の処理のタイミングを互いに同期させるように制御する。そして、CDピックアップ部11で読み出される情報が不連続となったとき、その読み出しを一時的に停止させ、CDピックアップ部11を正しい位置に戻すようにピックアップ制御部13に指示を与える。同時に、ショックプルーフ制御部16に対して、DSPインタフェース回路16aからバッファRAM17へのオーディオデータの書き込みを停止するように指示を与える。このとき、オーディオデータの時間情報がサブコードデータから読み取られてショックプルーフ制御部16あるいは制御マイコン18に保持される。
【0022】
ここで、DSPインタフェース回路16aからバッファRAM17に書き込まれるオーディオデータがバッファRAM17から音声再生回路16bに読み出されるオーディオデータに対して先行しているため、CDピックアップ部11が正しい位置に戻されるまでの間、オーディオデータの書き込みが停止されていても、音声再生回路16bではバッファRAM17からオーディオデータの読み出しが続けられる。CDピックアップ部11が正しい位置に戻された後には、オーディオデータの書き込みが停止されたときに保持された時間情報に基づいて、オーディオデータの書き込みを開始するタイミングを決定する。従って、ショックプルーフ制御部16の出力側でオーディオデータを切れ目なく得ることができると共に、オーディオデータの書き込み開始のタイミングを小さい規模の回路によって正確に決定することができる。
【0023】
ところで、ディスク12がコンピュータ用の読み出し専用メモリ(ROM)として用いられるCD−ROMシステムの場合、CDピックアップ部11からデジタル信号処理部15までの構成が共通となる。そこで、ショックプルーフ制御部16にCD−ROMデコーダの機能を付加すれば、オーディオデータが取り出されるオーディオシステムとCD−ROMデータが取り出されるCD−ROMシステムとを共通のディスク再生装置で実現することが可能になる。
【0024】
図5は、本発明のショックプルーフ制御装置の他の実施形態を示すブロック図である。
【0025】
ショックプルーフ制御装置としてのショックプルーフ制御部20は、DSPインタフェース回路20a、エラー訂正回路20b、ホストインタフェース回路20c、音声再生回路20d及びアドレス管理回路20eにより構成される。この、ショックプルーフ制御部20は、図1のショックプルーフ制御部16に置き換えられてディスク再生装置に接続されるものである。
【0026】
DSPインタフェース回路20aは、デジタル信号処理部15とのインタフェースを成すと共に、取り込んだデータの同期信号を検出して各部の動作タイミングを決定するためのシステムクロックを作成する。さらに、デジタル信号処理部15から入力されるデータがCD−ROMデータの場合には、ディスクランブル処理を施して元の状態に戻した後、バッファRAM17に書き込み、デジタル信号処理部15から入力されるデータがオーディオデータである場合には、そのままバッファRAM17に書き込む。尚、デジタル信号処理部15においては、CIRC復号の段階で、ディスク12に記憶された情報の種別に応じてオーディオデータとCD−ROMデータとが生成される。
【0027】
即ち、CIRC復号おいては、図2に示すように、1セクタが32バイトで構成されるメインデータから、1セクタが12ワードのオーディオデータあるいは24バイトのCD−ROMデータが生成される。そして、CD−ROMデータ(モード1)の場合には、図6に示すように、24バイト×98フレームの合計2352バイトが1ブロックとして取り扱われ、同期信号(12バイト)、ヘッダ(4バイト)、ユーザデータ(2048バイト)、誤り検出符号EDC(4バイト)及び誤り訂正符号ECC(276バイト)がそれぞれ割り当てられる。また、このCD−ROMデータについては、1ブロックのデータうち、同期信号12バイトを除いた2340バイトにスクランブル処理が施されており、再生時にディスクランブル処理が施されて元の状態に戻される。
【0028】
エラー訂正回路20bは、DSPインタフェース回路20aからバッファRAM17に書き込まれたCD−ROMデータを1ブロック(98フレーム)毎に取り込み、誤り検出符号EDC及び誤り訂正符号ECCに基づく訂正処理を行い、バッファRAM17に記憶されたデータの内、誤りのあるデータを訂正処理された正しいデータに書き換える。尚、このエラー訂正回路20bは、デジタル信号処理部15からオーディオデータが入力されるときには動作が停止する。
【0029】
ホストインタフェース回路20cは、エラー訂正回路20bで誤り訂正処理されたCD−ROMデータをバッファRAM17から読み出してホストコンピュータに出力すると共に、ホストコンピュータからの各種コマンドを取り込み、制御マイコン18に与える。音声再生回路20dは、バッファRAM17から一定の周期で連続的にオーディオデータを読み出し、D/A変換器を含む再生機器側へ出力する。
【0030】
アドレス管理回路20eは、バッファRAM17に対するDSPインタフェース回路20aの書き込みアドレス及び音声再生回路20dの読み出しアドレスとを管理し、バッファRAM17に記憶されるデータ量を一定の範囲内に維持する。この音声再生回路20d及びアドレス管理回路20eは、図1のショックプルーフ制御部16の音声再生回路16b及びアドレス管理回路16cと同一である。
【0031】
ここで、制御マイコン18は、デジタル信号処理部15で読み取られるサブコードデータに付されている制御符号の判定により、CD−ROMデータを取り扱う場合とオーディオデータを取り扱う場合とでショックプルーフ制御部20に互いに異なる処理を実行させる。即ち、デジタル信号処理部15からCD−ROMデータが入力される場合には、DSPインタフェース回路20a、エラー訂正回路20b及びホストインタフェース回路20cを動作させ、入力されるCD−ROMデータを順次バッファRAM17に書き込むと共に、そのCD−ROMデータに対して符号誤りの訂正処理を施した後にホストコンピュータ側へ出力する。このとき制御マイコン18は、ホストインタフェース回路20cに取り込まれるホストコンピュータ側からの指示に応答し、ディスク12の目標とする位置に記憶されたCD−ROMデータを選択的に取り出すようにピックアップ制御部13に指示を与える。
【0032】
これにより、ディスク12から所望のCD−ROMデータが読み出され、CD−ROMデコーダ16で2度目の符号誤りの訂正処理が施されてホストコンピュータへ転送される。一方、デジタル信号処理部15からショックプルーフ制御部20にオーディオデータが入力される場合には、DSPインタフェース回路20a及び再生回路20dを動作させ、オーディオデータを順次バッファRAM17に書き込むと共にそのオーディオデータをバッファRAM17から一定の周期で読み出して出力する。
【0033】
このようなショックプルーフ制御部20では、符号誤りの訂正処理とショックプルーフ制御とが同時行われることがないため、バッファRAM17を符号誤りの訂正処理用とショックプルーフ制御用とで共有することができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、オーディオデータと同期して取り出されるサブコードデータに基づいてオーディオデータのバッファRAMへの書き込みを制御することができる。このとき、ショックプルーフ制御部または制御マイコンにおいては、時間情報として数ビット分のサブコードデータを保持できればよいため、オーディオデータの書き込みのタイミングを制御するために必要な回路の規模を小さくすることができる。また、バッファRAMへオーディオデータを書き込みむタイミングの制御が、サブコードデータから得られる時間情報に基づいて行われるため、高速で且つ正確な動作が可能になる。従って、装置のコストを低減しながら、信頼性の向上が望める。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショックプルーフ制御装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】ディスクから読み出されるデータの状態を示す図である。
【図3】サブコード同期信号のタイミング図である。
【図4】サブコードデータのフォーマットを示す図である。
【図5】本発明のショックプルーフ制御装置の他の実施形態を示すブロック図である。
【図6】CD−ROMデータのフォーマットを示す図である。
【図7】従来のディスク再生装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、11 CDピックアップ部
2、12 ディスク
3、13 ピックアップ制御部
4、14 アナログ信号処理部
5、15 デジタル信号処理部
6、16 ショックプルーフ制御部
7、17 バッファRAM
8、18 制御マイコン
15a EFM復調回路
15b 分離回路
15c CIRC復号回路
15d PLL回路
15e サブコード読み取り回路
16a、20a DSPインタフェース回路
16b、20d 音声再生回路
16c、20e アドレス管理回路
20b エラー訂正回路
20c ホストインタフェース回路

Claims (2)

  1. 所定のフォーマットを有し、回転駆動されるディスク媒体から読み出されたデータを一旦バッファメモリに記憶した後、上記バッファメモリから一定の周期で読み出して再生するショックプルーフ制御装置であって、上記データを受けて上記バッファメモリに書き込む入力インタフェース回路と、上記バッファメモリから上記データを読み出して一定の周期で出力する再生回路と、上記バッファメモリに記憶された上記データに対して符号誤りの訂正処理を施すエラー訂正回路と、上記バッファメモリから上記データを読み出して出力する出力インタフェース回路と、上記入力インタフェース回路から上記バッファメモリへの上記データの書き込みアドレス及び上記バッファメモリから上記再生回路への上記データの読み出しアドレスに基づいて上記ディスク媒体からのデータの読み出しの停止及び再開を制御するアドレス管理回路と、を備え、
    上記アドレス管理回路は、上記データの生成に付随して生成されるサブコードデータに基づいて上記入力インタフェース回路から上記バッファメモリへの上記データの書き込みアドレスを決定し、
    上記出力インタフェース回路あるいは上記再生回路を切り換えて動作させることを特徴とするショックプルーフ制御装置。
  2. 上記データのフォーマット判定に応じて上記出力インタフェース回路と上記再生回路との動作が選択されることを特徴とする請求項1に記載のショックプルーフ制御装置。
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