JP3673441B2 - 商品ピッキング設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品ピッキング設備およびピッキング方法に関する。さらに詳しくは、多数の物品(商品)を物品棚や自動倉庫から、オーダにあわせて品物をピッキングし、検品・箱入れしてオーダ単位の配送を行う商品ピッキング設備およびピッキング方法に関する。このような商品ピッキング設備は、流通業やアパレル業の分野で利用できるが、とくに本発明は、通信販売業の流通・配送センターに好適な設備に関する。換言すれば、本発明は流通業界のなかでも特に客先毎の商品まとめを行うのに好適な商品ピッキング設備およびピッキング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的にオーダピッキングとは、複数のアイテムから構成された商品が最終の目的地であるところの出荷・検品の段階で一つの容器に入れられてくるのが望ましい。しかるに、従来からある吊下搬送容器を使用した商品ピッキング設備としては、アパレル(衣類用)の搬送機を応用したものしか存在しない。
【0003】
上記のアパレル用の従来例として、特開平9−58860号公報に記載されたものがある。この従来例は、大量の衣類などの商品をアイテム別、またはオーダ別に仕分ける設備であり、概ね図10に示すように構成されている。
自動倉庫などで構成された物品保管エリア901 から一括して商品を取出し(ピッキング)、収納部902 で各搬送用吊下容器(一種のコンテナ)に商品を入れ、多数の搬送用吊下容器をバッチ別に待機部903 で待機させ、供給ライン904 を経て多数のオーダ別仕分けライン905 に供給する。そして、各仕分ライン905 で、ユーザー(スーパーや百貨店)向けに商品a,b,cが梱包される。
そして、上記各作業の搬送制御及び情報管理を実行するために搬送用吊下容器のハンガー部には、搬送IDNO.またはオーダNO.などの代表コードとしてのバーコードラベルが取付けられている。
【0004】
しかるに、前記従来例を含めバッチ式のピッキング設備では、つぎのような問題がある。
【0005】
(1)基本システムについて
物品の搬送ラインの基本形態は、主搬送ラインの末端においてのみ分岐ライン(仕分ライン905)が設けられているだけである。換言すれば、主搬送ラインへ途中から自動で自由に合流させる機能がないため、単なる搬送及び分岐機能にしか使用することができない。このように、分岐機能しか持たない為、システムの系内に存在するオーダ数に制約がでてくるので、多数のオーダ対応する場合、オーダを幾つかのバッチに分割して対応せざるを得ないのが実状である。
【0006】
(2) ピッキング方式について
ピッキング方式を大別するとバッチピッキングとオーダピッキングに分けることができる。バッチピッキングは、前記従来例のように、いくつかのオーダをまとめて品物の集約ピッキングを行い、この品物を更に仕分けソータなどを使いオーダ別に仕分けを行う方法であり、オーダピッキングは最初からオーダ単位にピッキングする方法である。
このバッチピッキングは、仕分ソータのシュート数がそのオーダ数と作業時間との関係で充分間に合う場合は、そのままでよいが、大量のオーダ数の場合、そのシュートでさらにオーダ別に仕分けし直す工程を設けなければならない。そのため、商品を二度扱うこととなるため作業効率に問題がでてくる。とくに、オーダが1日に数万の単位になるとバッチピッキング後の1回のオーダ別仕分では、バッチ数が大きくなりピッキングエリアにおけるバッチピッキング時間の同期が取れない可能性が高くなる。その為、1次、2次に分けた仕分けシステムとなり設備コストや、作業全体の効率が悪くなる。
一方、オーダピッキングはオーダ数が多くなる程、時間と手間が多くかかり搬送容器も順序を守ったままで順送りされるので、多大な時間を浪費してピッキング効率が悪くなるため、大規模システムでは採用し難い。
【0007】
(3)搬送手段について
バッチ方式のピッキング設備では搬送手段はコンテナが多く用いられ、コンテナによって商品がピッキングエリア供給され、コンテナ単位でピッキング指示が行われる。この方式では、保管エリアが広くなるほどピッキングステーションが増え分岐・合流が繰り返され、またオーダ数に比例してコンテナ量が増大する大規模システムでは採用し難い。更に、従来例では、コンテナの欠点であるところの分岐合流をなくし、搬送能力を高めている。しかしながら、1アイテム/1搬送容器である為、オーダ数および1オーダに含むアイテムが多い程その容器量が多くなるという欠点がある。
【0008】
(4) 情報の管理について
バッチピッキングにおいては、オーダ情報をバッチ単位にアイテム別に集約し、保管形態別ピッキング情報を作成、コンテナ投入管理、ピッキングルート別指示などの情報に加工する必要がある。またバッチ仕分けは、バッチピッキングされた商品がすべて仕分け完了されるまで、そのオーダの出荷ができないという問題がある。また一旦バッチ編成されてしまうと緊急オーダの割り込み、オーダの中止や商品の追加、キャンセルができないという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のごときバッチ処理を基本とするピッキング設備では、オーダ別ピッキングができず、商品別搬送ができても顧客単位での一括搬送ができず、システムの制御情報は加工に手間がかかり、しかも読み取りのみで書き込みができないから、制御の自由度が劣るものである。したがって、とくに大規模システムとしては実現し難いものである。
【0010】
そこで、本発明は上記事情に鑑み、顧客毎にオーダピッキングして搬送梱包することができ、ピッキング動作の自由度を高めてピッキング開始から出荷までのリードタイムを短くし、大規模システムにも適用可能な商品ピッキング設備およびピッキング方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の商品ピッキング設備は、特定の発注先よりオーダされた商品を収納して搬送する多数の搬送容器と、前記各搬送容器にオーダ伝票を投入する伝票投入エリアと、複数のピッキングアイランドを備えており、前記各搬送容器が指定されたピッキングアイランドに立寄ってオーダ伝票記載の商品をピッキングするピッキングエリアと、前記各搬送容器から商品を取出して検品し梱包する検品梱包エリアと、前記搬送容器を搬送する搬送ラインとを備えており、
前記ピッキングエリアは、異なる商品群毎に設けた複数の商品ピッキングアイランドと、出荷頻度の高い特定の商品用に設けた特定商品ピッキングアイランドを備えており、前記搬送ラインは、前記伝票投入エリアにおける伝票投入ラインと、前記ピッキングエリアにおける主搬送ラインと、前記検品梱包エリアにおける梱包ラインと、空搬送容器を前記伝票投入ラインに返送する返送ラインを順に接続して構成されており、前記商品ピッキングアイランド内の主搬送ラインには、搬送容器が一方向にのみ移動することで、前記主搬送ラインから分岐させ、前記商品ピッキングアイランド中を通過させ、再び前記主搬送ラインに合流させる複数本の商品ピッキングラインが、複数個の商品ピッキングアイランドに対して櫛歯状に接続されていることを特徴とする。
請求項2の商品ピッキング設備は、請求項1記載の発明において、前記検品梱包エリアは、複数の梱包ステーションを備えており、前記梱包ラインから前記各梱包ステーションに搬送容器を供給する梱包シュートが設けられていることを特徴とする。
請求項3の商品ピッキング設備は、請求項1記載の発明において、前記搬送容器に取り付けられたオーダ情報の書込み・読出し可能なIDタグと、前記伝票投入ステーションに設けられた前記IDタグにオーダ情報を書込む書込み手段と、前記ピッキングエリアに設けられた前記IDタグに書込まれているオーダ情報を読取り、搬送容器の行先と商品のピッキングを指令する指令手段と、前記検品梱包ステーションに設けられた商品を取出した後の空搬送容器のIDタグからオーダ情報を消去する消去手段とからなることを特徴とする。
【0012】
請求項1の発明の作用効果は、つぎのとおりである。
(1)伝票投入ステーションにおいて伝票投入ラインを走行する特定の搬送容器に伝票を投入することにより、多数ある搬送容器のうち特定のものを特定の顧客に割付け、次いで、ピッキングエリアにおいて主搬送ラインを走行する搬送容器を指定された商品ピッキングアイランドと特定商品ピッキングアイランドにランダムに立寄らせ、そのようにして発注された商品の全て投入するとランダムピッキングが完了する。次いで、各搬送容器を順番を待つことなく検品梱包ラインに供給すると商品が取り出されて顧客毎に梱包されて出荷される。このようにピッキングエリアにおいて、顧客毎に割付けた搬送容器に発注された商品を投入するので、この段階でオーダピッキングが完了しており検品梱包エリアで再度仕分けする必要がない。
(2)多種多様な商品が複数の商品ピッキングアイランドに分散して保管されており、個々の搬送容器も複数の商品ピッキングアイランドに分散して立寄ってピッキング動作できるので、主搬送ラインを走行する搬送容器が、任意の商品ピッキングアイランドに立寄ることにより不必要な分岐/合流の動作がなくなり、発注された商品を短時間で搬送容器に投入できる。また、各商品ピッキングラインは主搬送ラインから分岐し合流するので、各搬送容器が商品ピッキングラインに進入するのも通り過ぎるのも自在にでき、この結果、最短の搬送ルートでピッキングが完結するため出荷リードタイムを短くすることができる。
(3)出荷頻度の高い商品等を扱う特定商品ピッキングアイランドを、商品ピッキングアイランドで扱う一般的な商品群とは区別して設けているので、出荷量に応じた保管スペースの配分や補充/ピッキング方式を合理的にでき、商品ピッキング設備全体のスペース効率を損なわないようにすることができる。更に、分岐してピッキング完了までの処理時間を短縮し、出荷頻度の異なる商品が混在していても出荷リードタイムへの影響はない。よって、作業効率が向上する。
(4)商品ピッキングラインは櫛歯状に接続されており、かつ、搬送容器が一方向にのみ移動することで主搬送ラインから分岐して主搬送ラインに合流することができる。このため、複数個の搬送容器が次々同じピッキングラインに入ってきても同一の方向に送りながらピッキング処理できるので、停滞のない連続処理ができるから出荷リードタイムを短縮する効果が大きい。
請求項2の発明によれば、各搬送容器は複数の梱包ステーションの梱包シュートにランダムに供給することができるので処理量の平準化が可能である。
請求項3の発明によれば、当該搬送容器のピッキング指示情報は、オーダ情報そのもののデータを使用するため、計算機でのデータ加工処理及び搬送制御処理については、比較的簡単に処理できる利点がある
【0013】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る商品ピッキング設備の概略構成図、図2は搬送容器の斜視図、図3は搬送容器と搬送手段の説明図、図4は図1の商品ピッキング設備のブロック図、図5は商品ピッキングアイランドP1と特定商品ピッキングアイランドP2の拡大図、図6は伝票投入エリアAの説明図、図7は商品ピッキングアイランドP1の説明図、図8は特定商品ピッキングアイランドP2の説明図、図9は検品梱包エリアDの説明図である。
【0014】
まず、図1に基づき、商品ピッキング設備の基本構成を説明する。
本実施形態の商品ピッキング設備は、大きく分けて、伝票投入エリアAとピッキングエリアBと検品梱包エリアDとからなる。そして、伝票投入エリアA内には伝票投入ラインLaが配設され、ピッキングエリアB内には主搬送ラインLbが配設され、検品梱包エリアD内には梱包ラインLdが配設され、この梱包ラインLdと伝票投入ラインLa間には返送ラインLrが配設されている。伝票投入ラインLaと主搬送ラインLbと梱包ラインLdと返送ラインLrは一連に接続されて搬送ラインを構成しており、多数の搬送容器が循環できるようになっている。
【0015】
前記伝票投入エリアAは、複数の、例えば4ヶ所の伝票投入ステーションa1,a2,a3,a4を備えている。各伝票投入ステーションa1〜a4は、いずれもオーダ別に発行された伝票を空の搬送容器に入れ伝票投入ラインLa投入し発進させる場所である。
前記ピッキングエリアBは、商品をオーダピッキングする最も重要な場所である。なお、商品をABC分類(アイテム別出荷傾向)により分類すると出荷頻度の高い商品をAランク品といい、Bランク品とは中位の出荷頻度、Cランク品とは低い出荷頻度の商品をいう。前記ピッキングエリアBは、多数の商品ピッキングアイランドP1と、小数の特定商品ピッキングアイランドP2とから構成されている。
前記商品ピッキングアイランドP1の数は任意であるが、数ヵ所から数10ヵ所位設けられる。この商品ピッキングアイランドP1は、通信販売される非常に多種多様な膨大な数の商品、例えばAランク品からCランク品までの商品群を各商品ピッキングアイランドに均等に入れるように分け、個々の商品群に属する商品を保管し、その商品群中の商品のみをピッキングする目的で設けられたものである。前記各商品ピッキングアイランドP1での主搬送ラインLbから分岐し再度合流する商品ピッキングライン(後述)で搬送容器を各商品ピッキングアイランドP1に立寄らせることにより行われる。
前記特定商品ピッキングアイランドP2の数も任意であり、1ヵ所から数ヵ所設けられる。この特定商品ピッキングアイランドP2は、多くのオーダに共通する商品、例えば、Aランク品や景品などの品種は少ないが、多くの顧客に提供するような出庫量の多い特定の商品を、搬送容器に投入する場所である。この特定商品ピッキングアイランドP2でのピッキングも、主搬送ラインLbと並列に設けられた特定商品ピッキングライン(後述)で搬送容器を特定商品ピッキングアイランドP2で立寄らせることにより行われる。
前記検品梱包エリアDは、ピッキングを完了した搬送容器を集め、各搬送容器から商品を取出して検品し、梱包する場所であり多数の梱包ステーションd1,d2…d10 と、前記梱包ラインLdから前記各梱包ステーションd1〜d10 に分岐した梱包シュートから構成されている。各梱包ステーションd1…で搬送容器1から商品が取り出されると、空の搬送容器1は各梱包ステーションd1…を循回する内部の返送ラインLrと、これを伝票投入ラインLaに接続する外部の返送ラインLrを通って再び伝票投入ラインLaへ進んでいく。
【0016】
上記の基本構成を有する商品ピッキング設備の特徴は、後述する搬送容器が任意の商品ピッキングアイランドP1,P1…に対し、主搬送ラインLbから自由に分岐して立寄り、再び合流することが可能であり、かつ他の商品ピッキングアイランドP1に立寄らないで通過することも自由にできるという点にある。このため、顧客からのオーダは種々様々であるから各搬送容器に投入する商品も本当にバラバラになっているものの、各搬送容器がオーダで必要とする商品ピッキングアイランドP1…に立寄ってピッキングし、オーダにない商品ピッキングアイランドP1…は通過することにより、各搬送容器が別の搬送容器の走行やピッキング動作に影響されることなく、ほとんど自由に自ら所望する商品をオーダピッキングして検品梱包エリアDへ搬送することができる。このように、本実施形態では、各搬送容器がランダムに動いてピッキングすることにより、オーダピッキングが可能となっている点に特徴があり、そのため出荷リードタイムを短縮することができるのである。
【0017】
つぎに、上記のごときオーダピッキングに好適な搬送容器1を説明する。図2に示す搬送容器1は、伝票投入ラインLaを走行する間にオーダ伝票が投入され、主搬送ラインLbを走行する間にオーダ伝票に基づいてピッキングされた商品が収容され、梱包ラインLdまで搬送するものである。
【0018】
図2に基づきこの搬送容器1の具体的構成を説明する。
搬送容器1は、箱状の容器1aとハンガー1bとフック1cとから構成された吊下型容器である。容器1aは縦長の合成樹脂製の箱であり、剛性があり、上面と前面上部が開口されている。この開口が大きいことにより、かなり大きい商品でも容器1aに投入することができる。また、前記開口から手の届きやすい位置にある内壁の上部にはオーダ伝票Sを挟んでおくポケット1dが設けられている。
前記ハンガー1bは容器1aに対し揺動可能に任意のヒンジ1eで連結されている。このため、容器1aを傾けることができ、商品の投入、取り出しが容易にできるようになっている。
前記フック1cは前記ハンガー1bの中央に立設されており、上端部が半球状に湾曲している。このフック1cが後述する搬送手段に係合して搬送容器1が走行するようになっている。
前記ハンガー1bの片側の上面にはIDタグ2が取付けられている。このIDタグ2は、固有の搬送容器NO.の他に、オーダに付随する各種情報を記録することができる。一方、後述する如く、前記各搬送部La,Lb,Ld,Lrの要所要所にはIDタグリーダ3やIDタグライター4が設置されており、これらにより、IDタグ2に必要な制御情報を与え、また読み出して、必要な箇所に分岐させたり、合流させる等の制御を行っている。
このようにIDタグ2とIDタグリーダ3およびIDタグライター4を組合わせた結果、搬送容器1は、ピッキングした商品を収納する搬送手段となるだけでなく、それ自体を動かす制御情報搬送媒体となっているのである。
【0019】
図3は前記搬送容器1の搬送手段の一例を示している。
この搬送手段は、図1に示す伝票投入ラインLa、主搬送ラインLb、梱包ラインLdおよび返送ラインLrを構成するものである。なお、前記各搬送部La,Lb,Ld,Lrから分岐する商品ピッキングラインや特定商品ピッキングライン、梱包シュートなどは、前記フック1cを自由すべりさせるシュートや、これと爪付コンベヤとの組合せなど、任意の搬送手段を用いることができる。
図3の搬送手段は、建屋の構造体100 に対し、レール5が固定されており、レール5には走行車輪6が等間隔で配置されている。各走行車輪6には一連のチェーン7が取付けられ、このチェーン7は図示しないモータ等で走行動力を与えられ、各搬送ラインLa,Lb,Ld,Lrを循環するようになっている。
そして、前記チェーン7には1定ピッチでキャッチ8が取付けられている。このキャッチ8は、搬送容器1を自由に着脱できるツメ状ラッチを有しており、このキャッチ8に搬送容器Aのフック1cが引っかけられ、吊り下げられた状態で搬送される。
【0020】
既述のごとく、上記の搬送手段は、前記各搬送ラインLa,Lb,Ld,Lrを構成するものであり、これらから分岐したシュートや分岐ライン等への分岐動作および合流動作は、任意の構成の合流装置および分岐装置を用いて行われる。
なお、分岐装置の一例としては、外部からシリンダによりラッチを移動させてキャッチを開くようにした装置などがあげられる。また、合流装置の一例としては、キャッチ8のツメ状ラッチを開いておいて、フック1cを強制挿入する装置などがあげられる。
上記の搬送手段や分岐装置、合流装置により、前記搬送容器1は、各搬送ラインLa,Lb,Ld,Lrを循環し、かつ各分岐ラインへ進入し、分岐ラインから合流する等の自由な動きが可能となっているのである。
【0021】
つぎに、上記商品ピッキング設備の全体を制御する制御方式を図4に基づき説明する。
HCは商品の主要な入出荷計画等を管理するホスト計算機であり、SCはピッキング動作の具体的な動きを制御する物流システム計算機・制御装置である。ホスト計算機HCは物流システム計算機・制御装置SCに出荷計画を与え、物流システム計算機・制御装置SCはホスト計算機HCに出庫出荷実績を報告する。また、ホスト計算機HCは出荷計画に基づいてオーダ伝票を作成し、作成されたオーダ伝票は伝票投入エリアに運搬される。また、物流システム計算機・制御装置SCは商品保管倉庫に向け必要な補充指令を出す他、ピッキング動作を制御する。すなわち、物流システム計算機・制御装置SCは、個々のオーダ伝票の情報を読み取った後、その伝票の入った搬送容器1のIDタグ2へのオーダ情報の書き込みを指令し、ピッキングエリアBにおいて、搬送容器1の行先を指令すべく分岐指令を出し、ピッキングすべき商品を指定する。また、ピッキング終了後、検品梱包エリアDへ進行し、商品を取り出した後の搬送容器1のIDタグ2からデータ消去を指令する。
物流システム計算機・制御装置SCの上記の指令は、IDタグリーダ3やIDタグライター4を用いて行われる。特許請求の範囲にいう書き込み手段、指令手段および消去手段は、上記物流システム計算機・制御装置SC、IDタグリーダ3およびIDタグライター4により構成されている。
【0022】
つぎに、本実施形態における商品ピッキング設備の各部の詳細を説明する。
図5は伝票投入エリアAにおける一つの伝票投入ステーションa1を示している。図中、Lrは返送ラインの末端であり、伝票投入ラインLaに接続されている。この伝票投入ステーションへa1,a2…は、検品梱包ステーションから返却された空搬送容器1が常に供給されている。
この返送ラインLrの末端からは、空搬送容器バッファ11が分岐し、アップコンベヤ12に接続され、アップコンベヤ12は伝票投入ラインLaの始端部に接続されている。また、空搬送容器バッファ11の分岐部にはIDタグリーダ3が設けられ、空搬送容器1か否かの判別が行えるようになっている。アップコンベヤ12の始端にはIDタグライタ4が設けられ、空搬送容器1のIDタグに伝票情報や搬送情報が書き込めるようになっている。アップコンベヤ12の近傍には作業員用のデスクが設置され、バーコードリーダ13が備えられている。また、ホスト計算機HCで出力された出荷伝票Sが置かれている。
【0023】
搬送搬送部Lrから返された空搬送容器1は空搬送容器バッファ11へ分岐し、数が多いときは、順番を待ちながら、投入位置14へ進む、ここで、作業者が一枚の伝票Sを取り上げ、バーコードリーダ13で伝票S中のバーコードを読み取り、そのデータ(顧客NO. 商品のピッキング情報、媒体情報、搬送情報)を物流システム計算機・制御装置SCに送り、物流システム計算機・制御装置SCの指示により、IDタグライタ4が、先の伝票Sを投入した空搬送容器1のIDタグ2に前記情報(以下、オーダ情報という)を書き込む。このオーダ情報は、ピッキングすべきピッキングエリア(P1…,P2)での分岐情報、媒体情報、その他オーダ固有情報等である。
上記のオーダ情報が書き込まれた空搬送容器1は、アップコンベア12と合流部を経由し伝票投入ラインLaに合流し、主搬送ラインLbに向け送られていく。
【0024】
図6および図7に基づき、商品ピッキングアイランドP1の詳細を説明する。
図6に示すように、各商品ピッキングアイランドP1の構成は、付属の自動倉庫20と、自動倉庫20から取り出した商品を搬送容器1に投入する商品投入ステーション21と、商品ピッキングラインPL1 とを備えている。商品ピッキングラインPL1 は主搬送ラインLbから分岐した分岐ライン24と、バッファコンベヤライン25と、バッファコンベヤライン25から分岐した商品投入ライン26と、主搬送ラインLbに合流する合流ライン27とから構成されている。
【0025】
図7に基づき、さらに詳細に説明する。
前記分岐ライン24の分岐部にはIDタグリーダ3aが設けられ、搬送容器1情報を読み取り分岐させるか否かを判断する。バッファコンベヤライン25は搬送容器1を順番待ちさせるゾーンであり、このゾーンを経由後、商品投入ライン26に送られる。商品投入ライン26の末端にはIDタグリーダ3bが設けられ、搬送容器1Noと商品投入情報等が読み取られる。ここで読み取られた商品投入情報は物流システム計算機・制御装置SCを経由してP1パネル用端末31に表示され、作業者はこの表示に従いピッキングカート32から商品を取り出し、POS バーコードリーダ等で商品番号を読み込ませたうえで、搬送容器1に商品を投入する。
前記合流ライン27の始端には、IDタグライタ4が設けられており、商品投入を終えた搬送容器1のIDタグにピッキング完了データを書き込む。合流ライン27で運ばれた搬送容器1は再び主搬送ラインLbに合流し、次の商品ピッキングアイランドP1に向かい、同様のピッキング動作を繰り返し行う。このように搬送容器1がピッキングアイランドPI間を渡り歩くことによりオーダピッキングが行われる。
【0026】
図6および図8に基づき、特定商品ピッキングアイランドP2の詳細を説明する。
前記特定商品ピッキングアイランドP2は、専用の自動倉庫40と、自動倉庫40から取り出した商品を搬送容器に投入する商品投入ステーション41と、特定商品ピッキングラインPL2 とを備えている。
前記特定商品ピッキングラインPL2 は、前記主搬送ラインLbに対し並列に設けられている。特定商品搬送ラインPL2 が景品投入ステーション41を通るとき、Aランク品や景品が搬送容器1に投入される。
前記自動倉庫40は、多くのオーダに共通する商品(Aランク品:景品などの出庫量の多い商品)を保管しており、補充棚と棚側面からケース出庫する複数のコンベアで構成されている。
【0027】
図8に基づき、さらに詳細に説明する。特定商品ピッキングラインPL2 の分岐部には、IDタグリーダ3aが設けられ、搬送容器1情報を読み取り分岐させるか否かを判断する。特定商品ピッキングラインPL2 の中間部には、IDタグリーダ3bが設けられており、搬送容器NO. と商品投入情報が読み取られる。ここで物流システム計算機・制御装置SCを経由して補充用ステーション44や平置棚45の表示器46に表示される。作業者はこの表示を見て、該当するAランク商品や景品を取り出し、搬送容器1に投入する。商品投入を終えた搬送容器1はさらに進み、特定商品ピッキングラインPL2 の合流部より手前に設けられたIDタグライタ4により商品ピッキングの書き込みが行われる。このように商品ピッキングを終えた搬送容器1は特定商品ピッキングラインPL2 の末端で主搬送ラインLbに合流する。そして、主搬送ラインLbで別の商品ピッキングアイランドP1あるいは検品梱包エリアDへ搬送されていく。
【0028】
図9に基づき、検品梱包エリアDの詳細を説明する。
検品梱包エリアDは複数個所、例えば10数個所から数10個所の梱包ステーションd1…を備えており、各梱包ステーションd1…には、梱包ラインLdから分岐した梱包シュート50が配設されている。
梱包シュート50の分岐部にはIDタグリーダ3aが設けられ、分岐情報を読み取っており、梱包シュートの端末部にはIDタグリーダ3bが設けられ、顧客別媒体種等の情報が読み取られるようになっている。
前記ピッキングエリアBでピッキングの完了した搬送容器1は、梱包ラインLdによって検品梱包ステーションd1,d2…にランダムに供給される。
この梱包ステーションd1,d2…では作業者は、搬送容器1から商品を取り出し出荷用の箱に入れ替える。
なお、前記IDタグリーダ3bにより搬送容器1のIDタグ2を読み込み、当該オーダ毎に添付される媒体棚62のランプを点灯させ、ランプの点灯した棚から媒体物(パンフレット等)をピッキングし、商品と一緒に箱入れする。
商品を取り出した搬送容器1は、媒体表示の時、IDタグ2の内容を全て消去するので空搬送容器となり、返送ラインLrにより最初の工程である伝票投入ステーションAに戻る。商品の入った出荷箱は、コンベアによって封かんエリア、方面別仕分けエリアに搬送される。
【0029】
つぎに、本実施形態におけるピッキング方法を図4を参照しながら説明する。
(1) 伝票投入工程
顧客への出荷伝票を空の搬送容器に投入する工程で、伝票投入エリアAにおいて、伝票に印刷した顧客NO. バーコードを読み取り、その顧客NO. から商品のピッキング情報や媒体情報、搬送情報を搬送容器IDタグに書き込み搬送容器を発進させる。
(2) ピッキング工程
(a) 複数のピッキング工程から構成され、伝票投入エリアAより発進した搬送容器1のバッグ情報を各ピッキングアイランドP1,P2の手前で読み取り、当該ピッキングアイランドP1,P2でピッキングすべき商品があるとき、当該搬送容器が各ピッキングアイランドP1,P2内に分岐する。
(b) 分岐した搬送容器のピッキング情報に基づいてピッキングし、その商品を搬送容器1に投入し、IDタグ情報を更新する。
(c) 搬送容器はIDタグ2に書き込まれたピッキング情報等を認識し、前記(a) 〜(c) を繰り返しランダムピッキングを行う。
(3) 検品梱包工程
・全てのピッキング工程で顧客の注文した商品が入れられると、検品梱包ステーションへランダムに分岐し、搬送容器から商品を取り出し箱入れ、伝票を貼付け出荷する。
・空になった搬送容器は返送ラインLrにより伝票投入工程へ供給される。
【0030】
つぎに、本発明の他の実施形態を説明する。
図4に示すように、商品ピッキングアイランドP1や特定商品ピッキングアイランドP2の他に、返品ピッキングアイランドP3や、平置/定温保管エリア、スポット作業エリアを設けておくことが好ましい。このような多目的エリアを設けておくと、搬送容器に入らない商品(大物保管エリア)を含むオーダや、加工が必要な商品、欠品が発生したオーダなどの対処が容易となる。
これらの多目的エリアは、その目的に応じて指定することができる。またその指示は、予め伝票投入ステーションからIDタグに書き込む場合や、途中からエリア内で変更することも可能にしておくとよい。
【0031】
本実施形態において、周回バッファを設けることが好ましい。周回バッファはエリア単位、フロア単位に当該ピッキングアイランドや、検品梱包ステーションの最下流にてIDタグの読み込みで確認し、ピッキングアイランドの満杯、ピッキングアイランドの異常によって分岐できなかった搬送容器を一旦集め再度上流から搬送ラインに合流させる仕組みを持つ装置である。このような周回バッファを設けておくと、ピッキングアイランドでの負荷変動・トラブルがあっても、他のピッキングアイランドでのピッキング動作を円滑に進めることができる。
【0032】
また、本実施形態において、空搬送容器バッファを設けることが好ましい。空搬送容器バッファは、検品梱包ステーションで発生した空搬送容器の量と、伝票投入量を調整するためのバッファで、投入量が少ない時は、バッファへ貯められ、投入量が多くなるとこのバッファから伝票投入ステーションへ供給される。このような空搬送容器バッファを設けておくと、出荷量の変動に柔軟に対応できる。
【0033】
【発明の効果】
請求項1の発明の作用効果は、つぎのとおりである。
(1)伝票投入ステーションにおいて伝票投入ラインを走行する特定の搬送容器に伝票を投入することにより、多数ある搬送容器のうち特定のものを特定の顧客に割付け、次いで、ピッキングエリアにおいて主搬送ラインを走行する搬送容器を指定された商品ピッキングアイランドと特定商品ピッキングアイランドにランダムに立寄らせ、そのようにして発注された商品の全て投入するとランダムピッキングが完了する。次いで、各搬送容器を順番を待つことなく検品梱包ラインに供給すると、商品が取り出されて顧客毎に梱包されて出荷される。このようにピッキングエリアにおいて、顧客毎に割付けた搬送容器に発注された商品を投入するので、この段階でオーダピッキングが完了しており検品梱包エリアで再度仕分けする必要がない。
(2)多種多様な商品が複数の商品ピッキングアイランドに分散して保管されており、個々の搬送容器も複数の商品ピッキングアイランドに分散して立寄ってピッキング動作できるので、主搬送ラインを走行する搬送容器が、任意の商品ピッキングアイランドに立寄ることにより不必要な分岐/合流の動作がなくなり、発注された商品を短時間で搬送容器に投入できる。また、各商品ピッキングラインは主搬送ラインから分岐し合流するので、各搬送容器が商品ピッキングラインに進入するのも通り過ぎるのも自在にでき、この結果、最短の搬送ルートでピッキングが完結するため出荷リードタイムを短くすることができる。
(3)出荷頻度の高い商品等を扱う特定商品ピッキングアイランドを、商品ピッキングアイランドで扱う一般的な商品群とは区別して設けているので、出荷量に応じた保管スペースの配分や補充/ピッキング方式を合理的にでき、商品ピッキング設備全体のスペース効率を損なわないようにすることができる。更に、分岐してピッキング完了までの処理時間を短縮し、出荷頻度の異なる商品が混在していても出荷リードタイムへの影響はない。よって、作業効率が向上する。
(4)商品ピッキングラインは櫛歯状に接続されており、かつ、搬送容器が一方向にのみ移動することで主搬送ラインから分岐して主搬送ラインに合流することができる。このため、複数個の搬送容器が次々同じピッキングラインに入ってきても同一の方向に送りながらピッキング処理できるので、停滞のない連続処理ができるから出荷リードタイムを短縮する効果が大きい。
請求項2の発明によれば、各搬送容器は複数の梱包ステーションの梱包シュートにランダムに供給することができるので処理量の平準化が可能である。
請求項3の発明によれば、当該搬送容器のピッキング指示情報は、オーダ情報そのもののデータを使用するため、計算機でのデータ加工処理及び搬送制御処理については、比較的簡単に処理できる利点がある
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る商品ピッキング設備の概略構成図である。
【図2】 搬送容器1の斜視図である。
【図3】 搬送容器1と搬送手段の説明図である。
【図4】 図1の商品ピッキング設備のブロック図である。
【図5】 伝票投入エリアAの説明図である。
【図6】 商品ピッキングアイランドP1と特定商品ピッキングアイランドP2の拡大図である。
【図7】 商品ピッキングアイランドP1の説明図である。
【図8】 ピッキングアイランドP2の説明図である。
【図9】 検品梱包エリアDの説明図である。
【図10】 従来の商品ピッキング設備の概略ブロック図である。
【符号の説明】
A 伝票投入エリア
B ピッキングエリア
D 検品梱包エリア
La 伝票投入ライン
Lb 主搬送ライン
Ld 梱包ライン
Lr 返送ライン
1 搬送容器
2 IDタグ
3 IDタグリーダ
4 IDタグリーダ
P1 商品ピッキングアイランド
P2 特定商品ピッキングアイランド

Claims (3)

  1. 特定の発注先よりオーダされた商品を収納して搬送する多数の搬送容器と、
    前記各搬送容器にオーダ伝票を投入する伝票投入エリアと、
    複数のピッキングアイランドを備えており、前記各搬送容器が指定されたピッキングアイランドに立寄ってオーダ伝票記載の商品をピッキングするピッキングエリアと、
    前記各搬送容器から商品を取出して検品し梱包する検品梱包エリアと、
    前記搬送容器を搬送する搬送ラインを備えており、
    前記ピッキングエリアは、異なる商品群毎に設けた複数の商品ピッキングアイランドと、出荷頻度の高い特定の商品用に設けた特定商品ピッキングアイランドを備えており、前記搬送ラインは、前記伝票投入エリアにおける伝票投入ラインと、前記ピッキングエリアにおける主搬送ラインと、前記検品梱包エリアにおける梱包ラインと、空搬送容器を前記伝票投入ラインに返送する返送ラインを順に接続して構成されており、
    前記商品ピッキングアイランド内の主搬送ラインには、搬送容器が一方向にのみ移動することで、前記主搬送ラインから分岐させ、前記商品ピッキングアイランド中を通過させ、再び前記主搬送ラインに合流させる複数本の商品ピッキングラインが、複数個の商品ピッキングアイランドに対して櫛歯状に接続されている
    ことを特徴とする商品ピッキング設備。
  2. 前記検品梱包エリアは、複数の梱包ステーションを備えており、前記梱包ラインから前記各梱包ステーションに搬送容器を供給する梱包シュートが設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の商品ピッキング設備。
  3. 前記搬送容器に取り付けられたオーダ情報の書込み・読出し可能なIDタグと、
    前記伝票投入ステーションに設けられた前記IDタグにオーダ情報を書込む書込み手段と、
    前記ピッキングエリアに設けられた前記IDタグに書込まれているオーダ情報を読取り、搬送容器の行先と商品のピッキングを指令する指令手段と、
    前記検品梱包ステーションに設けられた、商品を取出した後の空搬送容器のIDタグからオーダ情報を消去する消去手段とからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の商品ピッキング設備。
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