JP3659131B2

JP3659131B2 - Inside handle structure of vehicle door

Info

Publication number: JP3659131B2
Application number: JP2000171293A
Authority: JP
Inventors: 亨山下
Original assignee: Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Current assignee: Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Priority date: 2000-05-01
Filing date: 2000-05-01
Publication date: 2005-06-15
Anticipated expiration: 2020-05-01
Also published as: JP2001311328A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用のドア、特にキャブオーバ型トラックのドアに採用されて好適なインサイドハンドル構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来のキャブオーバ型トラックにおいてキャブ側部に設けられるドアの構造の一例を、車室内方から視た図１０の概略側面図について説明する。図中符号１０は総括的にキャブ側部に設けられたドアを示し、同ドア１０は、アウタパネル及びインナパネルから構成されたドア本体１２と、同ドア本体１２の上方にサッシュ１４により限界された窓開口１６とを備え、窓開口１６には上記ドア本体１２のアウタパネル及びインナパネル間の空間内に収容された手動又は電動のウインドウレギュレータ（図示せず）により昇降される窓ガラス１８が設けられている。なお、場合により上記窓ガラス１８が、図中の一点鎖線で示した縦サッシュ２０により前後に区分され、前方の三角窓部分には昇降しない窓ガラス１８ｆが装着され、上記縦サッシュ２０より後方の窓ガラス１８ｒが上記ウインドウレギュレータにより昇降するように構成されることもある。
【０００３】
上記ドア１０は、ドア本体１２の前端縁部をキャブのドア開口を限界する前方構造部材、例えばフロントピラーにヒンジによって枢着され、また上記ドア本体１２の後端部分には、キャブのドア開口を限界する後方構造部材、例えば側壁部材に設けられたストライカと協働してドアの開閉を制御するラッチ部材を含むドアロック装置２２が設けられている。さらに、上記ドア本体１２の上端縁、即ち窓開口１６の下端縁によって形成されるウエストライン２４に隣接する車両前後方向の略中央部分近傍の乗員が座席に着座した状態で操作し易い位置に、ドア１０を車室内方から開くためのインサイドハンドル２６が設けられ、同インサイドハンドル２６に隣接してロックノブ２８が設けられている。
【０００４】
上記インサイドハンドル２６は、伝動ロッド又はケーブル等の第１作動部材３０を介して上記ドアロック装置２２内のラッチ部材に作動的に連結され、ロックノブ２８は伝動ロッド又はケーブル等の第２作動部材３２を介して上記ドアロック装置２２に連結されている。当業技術者間に良く知られているように、上記ロックノブ２８がロック位置に操作されているときは、たとえインサイドハンドル２６を開方向に操作してもドアロック装置２２内のラッチ部材は解錠位置に変位せず、車体側のストライカに係合した錠止位置に保持されるが、上記ロックノブ２８がアンロック位置に操作されているときは、上記インサイドハンドル２６を開方向に操作することにより、ドアロック装置２２内のラッチ部材が車体側のストライカとの係合を解除され、従ってドア１０を開放することができるように構成されている。
【０００５】
上記のようなトラックのドア１０において、近来、乗員特に運転者の視界を広くして歩行者や他の車両等に対する視認性を向上すると共に、車室内を明るくして居住性を向上し、さらに商品性を改善するデザイン上の観点から、ウエストライン２４を低くして窓開口１６を広く設定しようとする試みがある。この場合、ウエストライン２４が低くなった分だけドア本体１２の面積が小さくなり、そのアウタパネル及びインナパネル間の空間内に収容されるウインドウレギュレータ、音楽用スピーカその他の部材、部品等との関係的配置から、上記インナハンドル２６及びロックノブ２８を、乗員が操作し易い位置に配置することと、インナハンドル２６及びロックノブ２８とドアロック装置２２とを作動的に連結する伝動用ロッド、ケーブル等の第１及び第２作動部材３０及び３２を、他の部材との干渉を避けて配置することとを、同時に満足する構成を得ることが難しいという技術的課題が生じる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情に鑑み創案されたもので、車両用ドアにおける窓開口の面積を十分広くとることによって、乗員特に運転者の視界を広くして運転の安全性を向上すると共に、車室内を明るくして居住性を改善し、さらにウエストラインを低くすることによってデザイン上の見栄を良くして商品性を向上することと、インサイドハンドル及びロックノブを操作上便利な位置に配置すると共に、インサイドハンドル及びロックノブとドアロック装置とを作動的に連結する第１及び第２の作動部材の配置を容易に行なうことができる車両用ドアのインサイドハンドル構造を提供することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、車両用ドアの窓開口下端縁を形成するウエストラインと上記ドアの窓開口に設けられた窓ガラスの内表面に沿い上記ウエストラインの上方に配設されたウエストバーとの間で、かつ、上記ウエストラインと上記ウエストバーの前端との固着個所近傍に介装され、その一端部が上下方向に延びた第１支持軸の軸線の回りに回動自在に支持されたインサイドハンドルと、同インサイドハンドルに連結されて上記ウエストライン下方のドア本体内に配設され、ドアロック装置の施錠及び解錠操作を行なう第１の作動部材に連結された第１のレバー部材と、上記ウエストラインと上記ウエストバーとの間において上記インサイドハンドルの近傍に配置され、上下方向に延びた第２支持軸の軸線の回りに回動自在に支持されたロックノブと、同ロックノブに連結されて上記ドア本体内に配設され、上記ロックノブの第１の回動位置では上記インサイドハンドルの解錠操作にも拘わらず上記ドアロック装置を解錠不能の状態に保持すると共に、上記ロックノブの第２の回動位置では上記インサイドハンドルの解錠操作により上記ドアロック装置の解錠を許容する第２の作動部材に連結された第２のレバー部材とを備えたことを特徴とする車両用ドアのインサイドハンドル構造を提案するものである。
本発明においては、上記第１支持軸と第２支持軸とが、一体的に形成された同一の軸部材から構成されることが好ましい。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下本発明の好ましい実施形態を、図１ないし図９を参照して具体的に説明する。なお、図１０を参照して説明した従来の車両用ドアと実質的に同一又は対応する部材及び部分には同一の符号を用い、重複説明は省略する。
先ず、図１は、キャブオーバ型トラックのキャブにおけるドア１０のインサイドハンドル２６及びロックノブ２８取付部分を車室内方から視た要部拡大側面図である。図示のドア１０は、前述したように、運転者の視界を広くして走行安全性を向上すると共に、車室内を明るくして居住性を改善し、さらにデザイン上の見栄を良くして商品性を向上する等の観点から、窓開口１６を広く設定し、従って窓開口１６の下端縁によって形成されるウエストライン２４を低く設定したものである。
【０００９】
この場合、所定のドア１０の高さに対してドア本体１２の高さが相対的に減少するので、窓ガラス１８を最下端位置まで下降させたとき、窓ガラス１８の上端縁がウエストライン２４より上方に突出する。従って、窓ガラス１８を全開し、運転者が窓から身体の一部を乗り出して後方を視認しながら後進する場合等に、薄い窓ガラス１８の上端縁に肘や下腕部が接して運転者に苦痛を与える不具合があるため、従来から、上記ウエストライン２４の上方において窓ガラス１８の内側面に沿い車両前後方向に延びたウエストバー３４が設けられている。上記ウエストバー３４は、従来、ガードバー、プロテクトバー、ドアバー等種々の名称で呼ばれているものと略同種の部材である。
【００１０】
図１の側面図及び図２の断面図に示されているように、インナハンドル２６及びロックノブ２８は、上記ウエストバー３４と、窓開口１６の下端縁を限界するウエストライン２４の間に配設され、好ましくは、同ウエストバー３４の前端をドア本体１２に対し固着するために形成された前端傾斜部３６と上記ウエストライン２４との間の略三角形をなすスペース内に配設される。なお、図２に部分的に示されているように、ドア本体１２は、アウタパネル３８とインナパネル４０とを備え、上記インナパネル４０はその上端付近をリーンホースメント４２により補強されている。上記アウタパネル３８、インナパネル４０及びリーンホースメント４２の上端部はスポット溶接等により一体的に固着されてフランジを形成し、同フランジには窓ガラス１８の内側面に当接する水切りリップ４４を備えたウエザストリップ４６が装着されており、同ウエザストリップ４６の上面が上記ウエストライン２４を形成する。さらに、上記インナパネル４０の車室側の内側面には、トリム４８が装着されている。
【００１１】
上記ウエストバー３４は、内部に強度保持用の鋼板製芯材５０を埋設した樹脂材料製の部材であって、上記芯材５０の前方部分には、上記インナハンドル２６及びロックノブ２８を配置する部位において下向きに延びた適数個の支持腕５２が突設されている。同支持腕５２には、ねじその他任意の固着具によってサポートプレート５４が固着され、同サポートプレート５４の前後方向後端部分には、夫々車室内方に向って延びた上下一対のブラケット５６が突設されている。上下のブラケット５６には、上記インサイドハンドル２６の一端部を回転自在に支持する第１の支持軸５８ａと、ロックノブ２８を回転自在に支持する第２の支持軸５８ｂとを一体的に結合して上下方向に延在する同一軸として形成した支持軸５８の上下両端が支持されている。
【００１２】
上記インナハンドル２６及びロックノブ２８は、上記サポートプレート５４の車室内方側に装着された樹脂材料製の装飾用の内側カバー６０内に収容され、また上記サポートプレート５４の車室外方の側面は窓ガラス１８を通して視認されるので、図２に示されているように、ウエストバー３４と上記ウエザーストリップ４６との間に介装された外側カバー６２によって覆われている。
上記インナハンドル２６の上記支持軸５８が挿通される基部２６ａには、下方に延びた延長部２６ｂが設けられ、同延長部２６ｂの下端には第１のレバー部材６４が一体的に形成されている。同第１レバー部材６４の先端付近には、インナハンドル２６と前記ドアロック装置２２とを作動的に連結する伝動ロッド又はケーブル等の第１作動部材３０の一端が連結される。なお、上記延長部２６ｂは、図４ないし図７の断面図に示されているように、支持軸５８の軸線に対し同心的に形成された部分円環状又は繭形の断面形状を有する。
【００１３】
また、上記ロックノブ２８の支持軸５８が挿通される基部２８ａには、外周面に乗員が回転操作を行なう際の把手部となる突起６６が設けられると共に、上記インナレバー２６の延長部２６ｂを回転自在に収容する環状溝６８が設けられている。同環状溝６８は、上記突起６６に対し直径方向反対側の部分に上記第１レバー部材６４の通過を許容する開口又は切欠部７０を備えると共に、上記突起６６側の橋架部７２によって円周方向に区分されている。さらに、上記基部２８ａには下方に延びた延長部２８ｂが設けられ、同延長部２８ｂの下端には第２のレバー部材７４が一体的に形成されている。第２レバー部材７４の先端付近には、ロックノブ２８と前記ドアロック装置２２とを作動的に連結する伝動ロッド又はケーブル等の第２作動部材３２の一端が連結される。なお、上記インナハンドル２６は、図２に示されているように、その内部の空所２６ｃ内において支持軸５８に外嵌された捩りばねからなるリターンスプリング７６によって、乗員の操作部となる自由端部が上記内側カバー６０内に収容される方向に常時弾性的に付勢されている。
【００１４】
上記インナハンドル２６の延長部２６ｂの下端に設けられた第１レバー部材６４、及びロックノブ２８の延長部２８ｂの下端に設けられた第２レバー部材７４は、図２に良く示されているように、ドア本体１２の上端部分におけるトリム４８の内部に収容されているので、ドア本体１２内に収容されるウインドウレギュレータやスピーカその他の部材との干渉することなく、上記第１及び第２作動部材３０及び３２を配置することができる。なお、図３の斜視図は、図１に示したインナハンドル構造を車室外方から、かつやや後方から視た図面である。
【００１５】
図４ないし図７は、何れも図２のＺ−Ｚ線に沿う断面図である。
先ず、図４及び図５は、ロックノブ２８がロック位置又は第１位置に回動操作されている状態を示し、図４ではインサイドハンドル２６が上記リターンスプリング７６の付勢力に抗してドア開方向に回動された場合を示す。このとき、ロックノブ２８の延長部２８ｂの下端に設けられている第２レバー部材７４により第２作動部材３２を介してドアロック装置２２がロック状態に保持されているので、たとえ、インサイドハンドル２６が図４の開位置に回動されても、その延長部２６ｂの下端の第１レバー部材６４に連結された第１作動部材３０は無効ストロークを行なうのみで、ドアロック装置２２は解錠操作されない。また、図５は、ロックノブ２４がロック位置に操作されており、インサイドハンドル２６はリターンスプリング７６により不作動又は休止位置に保持されているので、ドアロック装置２２は勿論錠止状態となっている。
【００１６】
図６及び図７は、ロックノブ２８がアンロック位置即ち第２位置に回動操作されている状態を示し、図６ではインサイドハンドル２６がリターンスプリング７６の付勢力に抗してドア開方向に回動された場合を示す。このとき、ロックノブ２８の延長部２８ｂの下端に設けられている第２レバー部材７４により第２作動部材３２を介してドアロック装置２２がアンロック状態となっているので、インサイドハンドル２６を図６の開位置に回動させると、その延長部２６ｂの下端の第１レバー部材６４に連結された第１作動部材３０を介してドアロック装置２２が解錠され、ドア１０を開くことが可能となる。また、図７はインサイドハンドル２６がリターンスプリング７６により不作動又は休止位置に保持されているので、たとえロックノブ２８がアンロック位置に操作されていてもドアロック装置２２は解錠されず、勿論ドア１０は閉位置に錠止めされている。
【００１７】
次に、図８の断面図及び図９の斜視図は、上記図２ないし図７に示した実施形態の変形実施形態を示し、前者のインサイドハンドル構造と実質的に同一又は対応する部材及び部分には同一の符号を付す。なお、ドア１０に対するインサイドハンドル構造の関係的配置は、両者共通であり、従って、図１に関する上記説明は、上記変形実施形態にも実質的に同様に適用される。
この変形実施形態では、インサイドハンドル２６の延長部２６ｂが支持軸５８に同心的に嵌装されて下向きに延び、その下端部に第１レバー部材６４が形成されている。他方、ロックノブ２８の基部２８ａは、上記延長部２６ｂに回転自在に嵌装され（従って支持軸５８に延長部２６ｂを介して回転自在に嵌装されている）、上記基部２８ａから下向きに延びた延長部２８ｂの下端に第２レバー部材７４が設けられている。
【００１８】
第１レバー部材６４の先端自由端部には、例えばケーブルからなる第１作動部材３０の一端を連結する樹脂材料製の連結具７８が取付孔８０の軸線の回りに自在に回転し得るように装着されている。また、上記第２レバー部材７４の先端自由端部にも、上記と同様の連結具７８が取付孔８２の軸線の回りに自在に回転し得るように装着されている。なお、ロックノブ２８の基部２８ａ及び延長部２８ｂの上端大径部分２８ｂ′には、上記インナハンドル２６の第１レバー部材６４の通過を許容する切欠部７０が半径方向に延在して形成されている。さらに、インナハンドル２６の基部２６ａには、リターンスプリング７６を収容する空所２６ｃが頂部に凹設されている。
【００１９】
この変形実施形態に係るインナハンドル構造においても、インナハンドル２６及びロックノブ２８の操作部を含む主要部分がドア本体１２の上端縁即ちウエストライン２４とウエストバー３４との間に配置され、夫々の延長部２６ｂ及び２８ｂがドア本体１２の内部に延びて各々の下端部に第１及び第２レバー部材６４及び７４がドア本体１２内に配置されるので、ドア本体１２内の他の部材との干渉を避けながら容易に第１及び第２作動部材３０及び３２を配置することができる。この結果、窓ガラス１８の面積を十分広くとって運転者の視界を広くし走行安全性を向上し得ると共に、車室内を明るくして居住性を改善することができる利点があり、さらにウエストライン２４を低くしてデザイン上の外観を良くして商品性を向上し得る効果がある。
【００２０】
なお、上記各実施形態においては、インナハンドル２６を支持する第１支持軸５８ａと、ロックノブ２８を支持する第２支持軸５８ｂとを一体的に結合して、同一の軸部材５８とした場合が例示されているが、第１支持軸５８ａと、第２支持軸５８ｂとを別個の軸部材とすることができ、また両支持軸５８ａ及び５８ｂは、同一軸線上に配置される必要はなく、互に平行又は略平行な別個の軸線を有するように配置されても良い。
【００２１】
【発明の効果】
叙上のように、本発明に係る車両用ドアのインサイドハンドル構造は、車両用ドアの窓開口下端縁を形成するウエストラインと上記ドアの窓開口に設けられた窓ガラスの内表面に沿い上記ウエストラインの上方に配設されたウエストバーとの間で、かつ、上記ウエストラインと上記ウエストバーの前端との固着個所近傍に介装され、その一端部が上下方向に延びた第１支持軸の軸線の回りに回動自在に支持されたインサイドハンドルと、同インサイドハンドルに連結されて上記ウエストライン下方のドア本体内に配設され、ドアロック装置の施錠及び解錠操作を行なう第１の作動部材に連結された第１のレバー部材と、上記ウエストラインと上記ウエストバーとの間において上記インサイドハンドルの近傍に配置され、上下方向に延びた第２支持軸の軸線の回りに回動自在に支持されたロックノブと、同ロックノブに連結されて上記ドア本体内に配設され、上記ロックノブの第１の回動位置では上記インサイドハンドルの解錠操作にも拘わらず上記ドアロック装置を解錠不能の状態に保持すると共に、上記ロックノブの第２の回動位置では上記インサイドハンドルの解錠操作により上記ドアロック装置の解錠を許容する第２の作動部材に連結された第２のレバー部材とを備えたことを特徴とし、ドアの窓開口を十分広くして運転者の視界を拡大することにより走行安全性を向上させると共に、車室内を明るくして居住性を改善し、またウエストラインを低くして外観を向上させることにより商品性を改善したキャブにおいて、乗員が車室内からドアを開閉する際に操作し易い位置にインサイドハンドル及び協働するロックノプを配置することができ、かつ上記インサイドハンドル及びロックノプとドアロック装置とを作動的に連結する伝動ロッド・ケーブル等の作動部材を、ドア本体内の他の部品、補機等との干渉を避けるように容易に配置することができるので、産業上有益である。
さらに、上記インサイドハンドル構造において、インサイドハンドルを回転可能に支持する第１支持軸と、ロックノブを回転可能に支持する第２支持軸とを、一体的に形成された同一の軸部材によって構成することにより、構造が簡単で安価な構成を提供し得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るインサイドハンドル構造を車室内方から視た要部側面図である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線に沿う断面図である。
【図３】図２に示したインサイドハンドル構造の要部を抽出して示した斜視図である。
【図４】図２のＺ−Ｚ線に沿う要部断面図であって、ロックノブ２８がロック状態のときにインサイドハンドル２６が開方向に操作された場合を示す。
【図５】図２のＺ−Ｚ線に沿う要部断面図であって、ロックノブ２８がロック状態でかつインサイドハンドル２６が不作動状態の場合を示す。
【図６】図２のＺ−Ｚ線に沿う要部断面図であって、ロックノブ２８がアンロック状態のときにインサイドハンドル２６が開方向に操作された場合を示す。
【図７】図２のＺ−Ｚ線に沿う要部断面図であって、ロックノブ２８がアンロック状態でかつインサイドハンドル２６が不作動状態の場合を示す。
【図８】本発明の変形実施形態を示す図２と同様の要部断面図である。
【図９】図８に示したインサイドハンドル構造の要部分解斜視図である。
【図１０】従来のキャブオーバ型トラックにおけるドアの構造を示した概略側面図である。
【符号の説明】
１０…ドア、１２…ドア本体、１４…サッシュ、１６…窓開口、１８…窓ガラス、２２…ドアロック装置、２４…ウエストライン、２６…インサイドハンドル、２６ａ…インサイドハンドルの基部、２８…ロックノブ、２８ａ…ロックノブの基部、３０…第１作動部材、３２…第２作動部材、３４…ウエストバー、４８…トリム、５０…鋼板製芯材、５２…支持腕、５４…サポートプレート、５６…ブラケット、５８…支持軸、５８ａ…第１支持軸、５８ｂ…第２支持軸、６０…内側カバー、６２…外側カバー、６４…第１レバー部材、７４…第２レバー部材。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an inside handle structure that is suitable for use in a vehicle door, particularly a cab-over truck door.
[0002]
[Prior art]
An example of a door structure provided on the cab side in a conventional cab over type truck will be described with reference to the schematic side view of FIG. In the figure, reference numeral 10 generally indicates a door provided on the side of the cab. The door 10 is limited by a door body 12 composed of an outer panel and an inner panel, and a sash 14 above the door body 12. The window opening 16 is provided with a window glass 18 that is moved up and down by a manual or electric window regulator (not shown) housed in a space between the outer panel and the inner panel of the door body 12. ing. In some cases, the window glass 18 is divided forward and backward by a vertical sash 20 indicated by a one-dot chain line in the figure, and a window glass 18f that does not move up and down is attached to the front triangular window portion, and the rear of the vertical sash 20 is provided. The window glass 18r may be configured to be moved up and down by the window regulator.
[0003]
The door 10 has a front end edge of the door body 12 pivoted to a front structural member that limits the door opening of the cab, such as a front pillar, by a hinge, and a rear end portion of the door body 12 has a door opening of the cab. There is provided a door lock device 22 including a latch member that controls opening and closing of a door in cooperation with a rear structural member that limits the opening and closing, for example, a striker provided on a side wall member. Furthermore, in a position where an occupant in the vicinity of a substantially central portion in the vehicle front-rear direction adjacent to the waistline 24 formed by the upper edge of the door body 12, that is, the lower edge of the window opening 16, is easy to operate in a state where it is seated on the seat, An inside handle 26 for opening the door 10 from the inside of the vehicle interior is provided, and a lock knob 28 is provided adjacent to the inside handle 26.
[0004]
The inside handle 26 is operatively connected to a latch member in the door lock device 22 via a first actuating member 30 such as a transmission rod or cable, and the lock knob 28 is a second actuating member 32 such as a transmission rod or cable. It is connected to the door lock device 22 via As is well known to those skilled in the art, when the lock knob 28 is operated in the locked position, the latch member in the door lock device 22 is released even if the inside handle 26 is operated in the opening direction. Although it is not displaced to the locked position and is held at the locked position engaged with the striker on the vehicle body side, when the lock knob 28 is operated to the unlocked position, the inside handle 26 is operated in the opening direction. Thus, the latch member in the door lock device 22 is disengaged from the striker on the vehicle body side, so that the door 10 can be opened.
[0005]
In the truck door 10 as described above, the visibility of occupants, particularly the driver, has been increased recently to improve the visibility of pedestrians and other vehicles, and the interior of the vehicle is brightened to improve the comfortability. From the viewpoint of design to improve the merchantability, there is an attempt to set the window opening 16 wide by lowering the waist line 24. In this case, the area of the door body 12 is reduced by the amount of the lower waistline 24, and the relationship with the window regulator, the music speaker, other members, parts, etc. accommodated in the space between the outer panel and the inner panel. From the arrangement, the inner handle 26 and the lock knob 28 are arranged at a position where the occupant can easily operate, and transmission rods, cables and the like for operatively connecting the inner handle 26 and the lock knob 28 and the door lock device 22 are arranged. There arises a technical problem that it is difficult to obtain a configuration that satisfies the simultaneous arrangement of the first and second actuating members 30 and 32 while avoiding interference with other members.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention was devised in view of the above circumstances, and by taking a sufficiently large area of the window opening in the vehicle door, the field of view of the occupant, particularly the driver, is widened to improve driving safety, and the vehicle interior. Enhances comfortability by improving the comfort of the product and lowering the waistline, improving the product quality by improving the appearance of the design, placing the inside handle and the lock knob in a convenient position for operation, It is an object of the present invention to provide an inside handle structure for a vehicle door in which the first and second actuating members that operatively connect the handle and the lock knob and the door lock device can be easily arranged.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention is disposed above a waist line along a waist line forming a lower edge of a window opening of a vehicle door and an inner surface of a window glass provided in the window opening of the door. Between the two waist bars and in the vicinity of the fixing point between the waist line and the front end of the waist bar, and one end of which is rotatable about the axis of the first support shaft extending in the vertical direction. A first handle connected to the inner handle and connected to the first handle connected to the inner handle and disposed in the door main body below the waistline and for locking and unlocking the door lock device. The lever member is disposed in the vicinity of the inside handle between the waist line and the waist bar, and is rotatable about the axis of the second support shaft extending in the vertical direction. A lock knob that is held and is connected to the lock knob and disposed in the door body, and the door lock device cannot be unlocked at the first rotation position of the lock knob in spite of the unlocking operation of the inside handle. And a second lever member connected to a second actuating member that permits unlocking of the door lock device by an unlocking operation of the inside handle at a second rotational position of the lock knob. An inside handle structure for a vehicle door is provided.
In the present invention, it is preferable that the first support shaft and the second support shaft are composed of the same shaft member formed integrally.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a preferred embodiment of the present invention will be described in detail with reference to FIGS. In addition, the same code | symbol is used for the member and part which are substantially the same as or correspond to the conventional vehicle door demonstrated with reference to FIG. 10, and duplication description is abbreviate | omitted.
First, FIG. 1 is an enlarged side view of an essential part of an inside handle 26 and a lock knob 28 attached portion of a door 10 in a cab of a cab over type truck as viewed from the inside of the vehicle interior. The door 10 shown in the drawing, as described above, widens the driver's field of view and improves driving safety, brightens the interior of the vehicle, improves the comfort, and improves the appearance of the product. The window opening 16 is set to be wide from the viewpoint of, for example, improving the waistline, and accordingly, the waist line 24 formed by the lower edge of the window opening 16 is set to be low.
[0009]
In this case, since the height of the door main body 12 is relatively decreased with respect to the predetermined height of the door 10, when the window glass 18 is lowered to the lowermost position, the upper edge of the window glass 18 is the waist line 24. It protrudes further upward. Therefore, when the window glass 18 is fully opened and the driver moves backward while viewing a part of the body through the window and sees the rear, the elbow and lower arm are in contact with the upper edge of the thin window glass 18. Conventionally, a waist bar 34 extending in the vehicle front-rear direction along the inner side surface of the window glass 18 is provided above the waist line 24. The waist bar 34 is a member of the same kind as that conventionally called by various names such as a guard bar, a protect bar, and a door bar.
[0010]
As shown in the side view of FIG. 1 and the cross-sectional view of FIG. 2, the inner handle 26 and the lock knob 28 are disposed between the waist bar 34 and the waist line 24 that limits the lower end edge of the window opening 16. Preferably, the waist bar 34 is disposed in a substantially triangular space between the front end inclined portion 36 formed to fix the front end of the waist bar 34 to the door body 12 and the waist line 24. As shown partially in FIG. 2, the door body 12 includes an outer panel 38 and an inner panel 40, and the inner panel 40 is reinforced at its upper end by a lean reinforcement 42. The upper ends of the outer panel 38, the inner panel 40, and the lean reinforcement 42 are integrally fixed by spot welding or the like to form a flange, and the flange is provided with a draining lip 44 that abuts against the inner surface of the window glass 18. A weather strip 46 is mounted, and the upper surface of the weather strip 46 forms the waist line 24. Further, a trim 48 is mounted on the inner surface of the inner panel 40 on the passenger compartment side.
[0011]
The waist bar 34 is a member made of a resin material in which a steel plate core material 50 for maintaining strength is embedded, and a portion where the inner handle 26 and the lock knob 28 are disposed in a front portion of the core material 50. A suitable number of support arms 52 extending downward in FIG. A support plate 54 is fixed to the support arm 52 by screws or other arbitrary fixing tools, and a pair of upper and lower brackets 56 extending toward the vehicle interior protrude from the rear end portion of the support plate 54 in the front-rear direction. It is installed. A first support shaft 58a that rotatably supports one end of the inside handle 26 and a second support shaft 58b that rotatably supports the lock knob 28 are integrally coupled to the upper and lower brackets 56. The upper and lower ends of a support shaft 58 formed as the same shaft extending in the vertical direction are supported.
[0012]
The inner handle 26 and the lock knob 28 are accommodated in a decorative inner cover 60 made of a resin material mounted on the support plate 54 on the vehicle interior side, and the side of the support plate 54 on the vehicle exterior side is a window. Since it is visible through the glass 18, it is covered with an outer cover 62 interposed between the waist bar 34 and the weather strip 46, as shown in FIG.
A base portion 26a through which the support shaft 58 of the inner handle 26 is inserted is provided with an extension portion 26b extending downward, and a first lever member 64 is integrally formed at the lower end of the extension portion 26b. Yes. Near one end of the first lever member 64, one end of a first operating member 30 such as a transmission rod or cable for operatively connecting the inner handle 26 and the door lock device 22 is connected. The extension 26b has a partial annular shape or a bowl-shaped cross-section formed concentrically with the axis of the support shaft 58, as shown in the cross-sectional views of FIGS.
[0013]
The base 28a through which the support shaft 58 of the lock knob 28 is inserted is provided with a projection 66 on the outer peripheral surface, which serves as a handle when the occupant rotates, and the extension 26b of the inner lever 26 is rotatable. An annular groove 68 is provided in the housing. The annular groove 68 is provided with an opening or a notch portion 70 that allows the first lever member 64 to pass through at a portion on the diametrically opposite side with respect to the projection 66, and in the circumferential direction by the bridge portion 72 on the projection 66 side. It is divided into. Further, the base portion 28a is provided with an extension portion 28b extending downward, and a second lever member 74 is integrally formed at the lower end of the extension portion 28b. Near one end of the second lever member 74, one end of a second operating member 32 such as a transmission rod or a cable that operatively connects the lock knob 28 and the door lock device 22 is connected. As shown in FIG. 2, the inner handle 26 has a free spring that serves as an occupant's operating portion by a return spring 76 that is a torsion spring that is externally fitted to a support shaft 58 in a space 26c. The end portion is always elastically biased in the direction in which the end portion is accommodated in the inner cover 60.
[0014]
The first lever member 64 provided at the lower end of the extension portion 26b of the inner handle 26 and the second lever member 74 provided at the lower end of the extension portion 28b of the lock knob 28 are well shown in FIG. Since the upper end portion of the door body 12 is housed in the trim 48, the first and second actuating members 30 are not interfered with the window regulator, the speaker, and other members housed in the door body 12. And 32 can be arranged. The perspective view of FIG. 3 is a view of the inner handle structure shown in FIG. 1 as viewed from the outside of the passenger compartment and slightly from the rear.
[0015]
4 to 7 are cross-sectional views taken along the line ZZ in FIG.
4 and 5 show a state in which the lock knob 28 is rotated to the lock position or the first position. In FIG. 4, the inside handle 26 resists the biasing force of the return spring 76 and opens the door. The case where it is rotated is shown. At this time, since the door lock device 22 is held in a locked state via the second actuating member 32 by the second lever member 74 provided at the lower end of the extension portion 28b of the lock knob 28, even if the inside handle 26 is 4, even if the first operating member 30 connected to the first lever member 64 at the lower end of the extension 26b only performs an invalid stroke, the door lock device 22 is not unlocked. . In FIG. 5, the lock knob 24 is operated to the lock position, and the inside handle 26 is held in the inoperative or rest position by the return spring 76, so that the door lock device 22 is of course locked. .
[0016]
6 and 7 show a state in which the lock knob 28 is rotated to the unlocked position, that is, the second position. In FIG. 6, the inside handle 26 rotates in the door opening direction against the urging force of the return spring 76. Indicates the case where it was moved. At this time, since the door lock device 22 is unlocked via the second actuating member 32 by the second lever member 74 provided at the lower end of the extension portion 28b of the lock knob 28, the inside handle 26 is shown in FIG. , The door lock device 22 is unlocked via the first operating member 30 connected to the first lever member 64 at the lower end of the extension portion 26b, and the door 10 can be opened. Become. Further, in FIG. 7, since the inside handle 26 is held in the non-actuated or resting position by the return spring 76, the door lock device 22 is not unlocked even if the lock knob 28 is operated to the unlock position, and of course the door 10 is locked in the closed position.
[0017]
Next, the sectional view of FIG. 8 and the perspective view of FIG. 9 show a modified embodiment of the embodiment shown in FIGS. 2 to 7, and members and parts substantially the same as or corresponding to the former inside handle structure. Are given the same reference numerals. In addition, the relative arrangement | positioning of the inside handle structure with respect to the door 10 is common in both, Therefore, the said description regarding FIG. 1 is applied substantially similarly to the said deformation | transformation embodiment.
In this modified embodiment, the extension portion 26b of the inside handle 26 is concentrically fitted to the support shaft 58 and extends downward, and a first lever member 64 is formed at the lower end portion thereof. On the other hand, the base portion 28a of the lock knob 28 is rotatably fitted to the extension portion 26b (therefore, the support shaft 58 is rotatably fitted via the extension portion 26b), and extends downward from the base portion 28a. A second lever member 74 is provided at the lower end of the extension portion 28b.
[0018]
A connecting member 78 made of a resin material that connects one end of the first operating member 30 made of a cable, for example, can be freely rotated around the axis of the mounting hole 80 at the free end portion of the first lever member 64. It is installed. Also, a connecting tool 78 similar to the above is mounted on the free end of the second lever member 74 so that it can freely rotate about the axis of the mounting hole 82. The base knob 28a of the lock knob 28 and the upper end large diameter portion 28b 'of the extension 28b are formed with a notch 70 extending in the radial direction for allowing the first handle member 64 of the inner handle 26 to pass therethrough. Yes. Further, the base portion 26a of the inner handle 26 has a cavity 26c for accommodating the return spring 76, which is recessed at the top.
[0019]
Also in the inner handle structure according to this modified embodiment, the main part including the inner handle 26 and the operation part of the lock knob 28 is disposed between the upper end edge of the door body 12, that is, the waist line 24 and the waist bar 34. Since the portions 26b and 28b extend inside the door main body 12 and the first and second lever members 64 and 74 are disposed in the door main body 12 at the lower ends of the respective portions, interference with other members in the door main body 12 occurs. The first and second actuating members 30 and 32 can be easily arranged while avoiding the above. As a result, there is an advantage that the area of the window glass 18 can be sufficiently widened to broaden the driver's field of view and improve the driving safety, and the interior of the vehicle can be brightened to improve the comfort. 24 is lowered to improve the appearance of the design and improve the merchantability.
[0020]
In each of the above embodiments, the first support shaft 58a that supports the inner handle 26 and the second support shaft 58b that supports the lock knob 28 are integrally coupled to form the same shaft member 58. Although illustrated, the first support shaft 58a and the second support shaft 58b can be separate shaft members, and the support shafts 58a and 58b do not need to be disposed on the same axis line. They may be arranged to have separate axes that are parallel or substantially parallel to each other.
[0021]
【The invention's effect】
As described above, the inside handle structure for a vehicle door according to the present invention includes a waist line that forms a lower edge of the window opening of the vehicle door and an inner surface of the window glass provided in the window opening of the door. A first support shaft that is interposed between a waist bar disposed above the waist line and in the vicinity of a fixing portion between the waist line and the front end of the waist bar, and one end portion of which extends in the vertical direction. An inside handle that is supported so as to be rotatable about an axis of the first door, and a first handle that is connected to the inside handle and is disposed in the door body below the waist line and performs locking and unlocking operations of the door lock device. A first lever member coupled to the actuating member, and a second lever disposed between the waist line and the waist bar in the vicinity of the inside handle and extending vertically. A lock knob supported rotatably about the axis of the holding shaft, and connected to the lock knob and disposed in the door main body, and is used for unlocking the inside handle at a first rotation position of the lock knob. Nevertheless, the second operation of holding the door lock device in an unlockable state and allowing the door lock device to be unlocked by the unlocking operation of the inside handle at the second rotation position of the lock knob. And a second lever member connected to the member. The door opening is sufficiently wide to increase the driver's field of view and improve the driving safety and lighten the passenger compartment. In a cab that has improved merchantability and improved merchantability by lowering the waistline and improving the appearance, it is easy to operate when the passenger opens and closes the door from the passenger compartment An operating member such as a transmission rod and a cable that operatively couples the inside handle and the lock nop to the door lock device, and other parts in the door body. Since it can be easily arranged so as to avoid interference with auxiliary equipment and the like, it is industrially beneficial.
Furthermore, in the above-described inside handle structure, the first support shaft that rotatably supports the inside handle and the second support shaft that rotatably supports the lock knob are configured by the same shaft member that is integrally formed. Thus, there is an advantage that a structure that is simple and inexpensive can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of an essential part of an inside handle structure according to the present invention as viewed from the inside of a vehicle interior.
2 is a cross-sectional view taken along line II-II in FIG.
FIG. 3 is a perspective view showing an extracted main part of the inside handle structure shown in FIG. 2;
4 is a cross-sectional view of an essential part taken along line ZZ in FIG. 2 and shows a case where the inside handle 26 is operated in the opening direction when the lock knob 28 is in a locked state.
5 is a cross-sectional view of the main part along the line ZZ in FIG. 2, showing a case where the lock knob 28 is in a locked state and the inside handle 26 is in an inoperative state.
6 is a cross-sectional view of an essential part taken along line ZZ in FIG. 2, and shows a case where the inside handle 26 is operated in the opening direction when the lock knob 28 is unlocked.
7 is a cross-sectional view of a main part taken along line ZZ in FIG. 2, showing a case where the lock knob 28 is unlocked and the inside handle 26 is inoperative.
FIG. 8 is a cross-sectional view of the main part similar to FIG. 2 showing a modified embodiment of the present invention.
9 is an exploded perspective view of a main part of the inside handle structure shown in FIG.
FIG. 10 is a schematic side view showing a door structure in a conventional cab over type truck.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Door, 12 ... Door main body, 14 ... Sash, 16 ... Window opening, 18 ... Window glass, 22 ... Door lock device, 24 ... Waist line, 26 ... Inside handle, 26a ... Base of inside handle, 28 ... Lock knob, 28a ... Base of the lock knob, 30 ... First actuating member, 32 ... Second actuating member, 34 ... Waist bar, 48 ... Trim, 50 ... Steel plate core material, 52 ... Support arm, 54 ... Support plate, 56 ... Bracket, 58 ... support shaft, 58a ... first support shaft, 58b ... second support shaft, 60 ... inner cover, 62 ... outer cover, 64 ... first lever member, 74 ... second lever member.

Claims

車両用ドアの窓開口下端縁を形成するウエストラインと上記ドアの窓開口に設けられた窓ガラスの内表面に沿い上記ウエストラインの上方に配設されたウエストバーとの間で、かつ、上記ウエストラインと上記ウエストバーの前端との固着個所近傍に介装され、その一端部が上下方向に延びた第１支持軸の軸線の回りに回動自在に支持されたインサイドハンドルと、同インサイドハンドルに連結されて上記ウエストライン下方のドア本体内に配設され、ドアロック装置の施錠及び解錠操作を行なう第１の作動部材に連結された第１のレバー部材と、上記ウエストラインと上記ウエストバーとの間において上記インサイドハンドルの近傍に配置され、上下方向に延びた第２支持軸の軸線の回りに回動自在に支持されたロックノブと、同ロックノブに連結されて上記ドア本体内に配設され、上記ロックノブの第１の回動位置では上記インサイドハンドルの解錠操作にも拘わらず上記ドアロック装置を解錠不能の状態に保持すると共に、上記ロックノブの第２の回動位置では上記インサイドハンドルの解錠操作により上記ドアロック装置の解錠を許容する第２の作動部材に連結された第２のレバー部材とを備えたことを特徴とする車両用ドアのインサイドハンドル構造。Between the waist line forming the lower edge of the window opening of the vehicle door and the waist bar disposed above the waist line along the inner surface of the window glass provided at the window opening of the door , and the above An inside handle that is interposed in the vicinity of a fixing portion between the waist line and the front end of the waist bar, and whose one end is rotatably supported about the axis of the first support shaft extending in the vertical direction, and the inside handle A first lever member connected to a first actuating member connected to the first actuating member for locking and unlocking the door lock device, the waist line and the waist It is disposed in the vicinity of the inside handle between the bars, and the lock knob which is rotatably supported around the second support shaft axis extending in the vertical direction, the Rokkuno The door lock device is held in an unlocked state in spite of the unlocking operation of the inside handle at the first rotation position of the lock knob, and is disposed in the door body. And a second lever member coupled to a second actuating member allowing the unlocking of the door lock device by an unlocking operation of the inside handle at a second rotational position of the lock knob. Inside handle structure for vehicle doors.

上記第１支持軸と第２支持軸とが、一体的に形成された同一の軸部材から構成されていることを特徴とする請求項１記載の車両用ドアのインサイドハンドル構造。2. The inside handle structure for a vehicle door according to claim 1, wherein the first support shaft and the second support shaft are formed of the same shaft member formed integrally.