JP3653396B2 - 組立式机 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、組立式机に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の組立式机は、机を構成する部材を何点かに分けて制作し、設置場所でそれら部材を組立て構成するものであるが、組立て強度を十分なものにするため、連結箇所が多くなり、組立に手数を要し、又一人での組立が困難である、等の問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、組立部材が少なく、しかも組立強度が十分に保証され、一人でも簡単かつスピーディに組立てる事ができる組立机を提供する事を課題とする。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
そこで、上記課題を解決する為、本発明が第1の手段として構成したところは、天板部と、天板部の左右両端部の下方に配置される左右両側板と、前記左右両側板の後端部間に配置される自立可能な下棚部が着脱自在に連結される組立式机において、下棚部は、上部前面に複数個の係止孔が形成されると共に、左右端面の上下端部に頭付係合具が左右側板方向に突出して設けられた幕板と、幕板の下端部前面に前方に突出して設けられ、前端部の左右端面に下連結用螺孔が形成された底板と、幕板と底板に連結された縦仕切り板と、自在棚板を有し、左右側板は、後端部内面上下端部に、前記幕板の頭付係合具に対応して、下部を挿脱部となし上部を係合部となした係合孔と、挿脱部から係合部方向で幕板と反対方向に深くなる傾斜案内部を有する係合金具が設けられ、前記底板の連結用螺孔に対応して下連結用挿通孔が形成されると共に、上方前端部内面に前記天板部の左右前端部と左右側板を連結するための連結金具が取付られており、天板は、前記幕板の係止孔に前方から嵌入する係止突片が後端部裏面に形成され、左右前端部に、前記左右側板の連結金具に対応して上連結用螺孔が形成されているものである。
【0006】
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づいて詳述する。
図1は、本発明の組立状態の斜視図を示し、符号1は本発明の組立式机を示している。
組立式机1は、天板部2と下棚部3と左右側板5、5より構成されている。
【0007】
下棚部3は、左右側板5、5の後端部間に位置する幕板31と、幕板31の下端部前面に取付ダボにて前方に突出し、前端部左右端面に下連結用螺孔34、34が形成された底板32と、底板32の前端部下面に設けられた前板33よりなる底板部35と、幕板31と底板32間に取付ダボ等にて連結された縦仕切り板36と、縦仕切り板36と左右側板5、5間に配設される自在棚板37・・・より自立可能に構成されている。
【0008】
そして、幕板31は、上部前面の左右端部に天板部2の係止用凹部38、38が形成され、係止用凹部38の前面に係止孔41を有する係止受金具4が取付ネジにて取付られて、左右端面上下端部に、側板5、5方向に突出して頭付係合具6・・・が取付られている。
【0009】
頭付係合具6は、幕板31に螺着される螺着部61と、幕板31の左右端面に当接して頭付係合具6の突出状態を規制する規制鍔部62と、規制鍔部62の外方に位置する、規制鍔部62より小径の嵌入軸部63と、嵌入軸部63の外方に位置し、嵌入軸部63より大径の頭部64より構成されている。
【0010】
左右側板5、5は対向した同形に形成され、後端部内面上下端部に、前記幕板31に取付られた頭付係合具6・・・に対応して係合金具7・・・が設けられている。
係合金具7は、下部が半円形状で、頭付係合具6の頭部64、規制鍔部62より大径となした挿脱部71と、挿脱部71の上方に連続して頭付係合具6の嵌入軸部63が嵌入する、頭部64、規制鍔部62より小径となした係合部72よりなる係合孔70と、挿脱部71から係合部72方向で、幕板31の反対方向に深くなり、係合孔70が形成された傾斜案内部73と、傾斜案内部73の上下端部に連設された段部75、75と、取付孔74、74を有する取付突部76、76より構成されている。
【0011】
尚、段部75、75は、係合金具7が側板5に取付られたさい、その取付ネジ741、741が幕板31との連結時に障害とならないように形成されたものであり、又、側板5の前記係合金具7が取付られる箇所には、後幕板31と側板5の連結時に、頭付係合具6の頭部64の移動に支障をきたさないよう取付凹部51と、取付ネジ741、741が後幕板31に接触しないよう取付段部52、52が形成されている。
【0012】
そして、側板5の後部下端部には前記下棚部3の下連結用螺孔34に対応して下挿通孔53が形成され、前端部上端内面に前記天板部2を連結するL字形の連結金具54が設けられている。
連結金具54は、左右の側板5、5に取付部541が埋め込まれた状態でネジ止めされており、連結部542に取付孔543が形成されている。
【0013】
天板部2は、矩形の天板21と、天板21の前後端部側の下面に左右方向全幅に渡って形成された前後レール22、22と、前後レール22、22に左右方向にスライド自在に支持された左右受側板23、23と左右受側板受材23、23の左右両面の前後方向に配設されたレール材(図示せず。)によって、前後方向に出入自在に支持された引き出し25、より構成されている。
【0014】
そして、天板21下面と所定間隔を有し、前記幕板31の係止孔41に対応して後方に突出する係止突片26を有する係止金具27、27が、天板21の後端部左右端部側下面に取付ビスにて取付られ、又、天板21の前端部下面に前記左右側板5、5連結金具54に対応して上連結用螺孔28、28が形成され、さらに、天板21の左右端部下面の前後位置に、左右方向で、側板5、5間の寸法に一致する距離を有し、合成樹脂材より形成された断面コ字形の案内突条8・・・が下方に突出してタッカー止めにて設けられると共に、天板21の中央部後方下面に、組立時に前記縦仕切り板36の上端前面に位置し、縦仕切り板36の前方への移動を防止する、案内突条8と同一で取付方向をかえた移動規制突条81が下方に突出し同様に設けられている。
【0015】
本発明は上記の如く構成され次のようにして組立られる。
まず、幕板31の左右端面の上下所定箇所に頭付係合具6・・・が螺着された下棚部3を床面に立設させた状態で、係合金具7、7が取付られた側板5、5の一方の側板5をやや持ち上げて、頭付係合具6の頭部64を、係合金具7、7の挿脱部71、71内に位置せしめたあと、側板5を押し下げる。
すると、頭部64、64の嵌入軸部63、63側が傾斜案内面部73、73に接触しながら移動する事で、下棚部3の幕板31と側板5は互いに引きつけられて、嵌入軸部63、63が係合部72、72内に位置し、この状態で、頭部64、64は係合部72、72より大径に形成されているので、幕板31上面と側板5の上面はほぼ面一となった状態で、離反することなく強固に連結される。
【0016】
次に同様にして、もう一方の側板5と下棚部3は連結される。
そして、左右側板5、5と下棚部3が連結された状態で、下棚部3が持ち上げられたとしても、側板5の係合金具7は係合部72が挿脱部71の上方に位置する方向に取付られているので、頭付係合具6と係合金具7はより係合する事となり、左右側板5、5が不測に抜けおちる事がなく安全である。
そして、さらに左右側板5、5と下棚部3の連結状態を強固なものにするため、頭付係合具6と係合金具7が係合した状態で一致する下連結用螺孔34に下挿通孔53を挿通して連結ネジ50を螺合し、下棚部3と左右側板5、5を強固に連結する。
【0017】
次に、上記の如く連結された左右側板5、5と下棚部3上に、天板21の前端が組立完了時より前方に位置し、天板21に設けられた左右の案内突条8・・・が、左右側板5、5の上端内面に位置するよう載置し、天板21の左右方向のズレを防止すると共に、左右側板5、5の上面で天板21の左右端部下面を支持した状態とする。
この状態から、天板部2を後方にスライドさせると、天板21は左右方向に位置ズレを起こすことなく後方に移動し、天板21の後端部裏面に取付られた係止金具27、27の係止突片26、26は幕板31の上端部内面に取付られた係止受金具4の係止孔41に嵌入し、天板部2の後端部と下棚部3は連結される。
そして、同時に、天板21の上連結用螺孔28、28と、左右側板5、5の連結金具54、54の取付孔543、543が一致し、連結ネジ20にて天板部2と左右側板5、5を連結する。
この状態で、移動規制突条81が縦仕切り板36の上端前面に位置するので、不測に縦仕切り板36の上部が前方に移動し、幕板31及び底板32から外れる恐れはない。
【0018】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、係合金具に傾斜案内部と挿脱部と係合部を設け、頭付係合具と係合金具の連結、すなわち、左右側板と下棚部の連結が簡単な作業で一人でも強固に行う事が出来、しかも、左右側板の係合金具は係合部が挿脱部の上方に位置する方向に取付られているので、下棚部が持ち上げられても、左右側板が不測に抜けおちる事がなく安全である。
又、天板部と下棚部は、下棚部に形成された係止孔に天板部に形成された係止突片を前方から係止する構成であるから、下棚部と左右側板が連結された状態で、他の物品間に設置し、これに前方より天板部を載置し、押し込む操作で、天板部と下棚部を簡単に連結する事が出来るので、机として完成した状態で他の物品間に設置する手間がかからず、又、天板部下方にもぐりこむ等、連結作業時に無理な姿勢をとる必要がない。
さらに、天板部と左右脚体の連結は、側板の上方前端部で連結金具を介してネジ止め連結されるので、机を壁面等に接近させ、他の物品間に位置する状態であっても、作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の組立式机を示す斜視図
【図2】 本発明の組立式机を示す正面図
【図3】 本発明の組立式机を示す底面図
【図4】 本発明の組立式机の縦断面図
【図5】 係合金具の正面図
【図6】 図2のA部拡大断面図
【図7】 図4のB部拡大図
【図8】 図2のC部拡大断面図
【図9】 図2のD部拡大断面図
【符号の説明】
1 組立机
2 天板部
21 天板
22 レール
26 係止突片
28 上連結用螺孔
3 下棚部
31 幕板
34 下連結用螺孔
41 係止孔
5 側板
53 下挿通孔
54 連結金具
6 頭付係合具
64 頭部
7 係合金具
70 係合孔
71 挿脱部
72 係合部
73 傾斜案内部
【発明の属する技術分野】
本発明は、組立式机に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の組立式机は、机を構成する部材を何点かに分けて制作し、設置場所でそれら部材を組立て構成するものであるが、組立て強度を十分なものにするため、連結箇所が多くなり、組立に手数を要し、又一人での組立が困難である、等の問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、組立部材が少なく、しかも組立強度が十分に保証され、一人でも簡単かつスピーディに組立てる事ができる組立机を提供する事を課題とする。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
そこで、上記課題を解決する為、本発明が第1の手段として構成したところは、天板部と、天板部の左右両端部の下方に配置される左右両側板と、前記左右両側板の後端部間に配置される自立可能な下棚部が着脱自在に連結される組立式机において、下棚部は、上部前面に複数個の係止孔が形成されると共に、左右端面の上下端部に頭付係合具が左右側板方向に突出して設けられた幕板と、幕板の下端部前面に前方に突出して設けられ、前端部の左右端面に下連結用螺孔が形成された底板と、幕板と底板に連結された縦仕切り板と、自在棚板を有し、左右側板は、後端部内面上下端部に、前記幕板の頭付係合具に対応して、下部を挿脱部となし上部を係合部となした係合孔と、挿脱部から係合部方向で幕板と反対方向に深くなる傾斜案内部を有する係合金具が設けられ、前記底板の連結用螺孔に対応して下連結用挿通孔が形成されると共に、上方前端部内面に前記天板部の左右前端部と左右側板を連結するための連結金具が取付られており、天板は、前記幕板の係止孔に前方から嵌入する係止突片が後端部裏面に形成され、左右前端部に、前記左右側板の連結金具に対応して上連結用螺孔が形成されているものである。
【0006】
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づいて詳述する。
図1は、本発明の組立状態の斜視図を示し、符号1は本発明の組立式机を示している。
組立式机1は、天板部2と下棚部3と左右側板5、5より構成されている。
【0007】
下棚部3は、左右側板5、5の後端部間に位置する幕板31と、幕板31の下端部前面に取付ダボにて前方に突出し、前端部左右端面に下連結用螺孔34、34が形成された底板32と、底板32の前端部下面に設けられた前板33よりなる底板部35と、幕板31と底板32間に取付ダボ等にて連結された縦仕切り板36と、縦仕切り板36と左右側板5、5間に配設される自在棚板37・・・より自立可能に構成されている。
【0008】
そして、幕板31は、上部前面の左右端部に天板部2の係止用凹部38、38が形成され、係止用凹部38の前面に係止孔41を有する係止受金具4が取付ネジにて取付られて、左右端面上下端部に、側板5、5方向に突出して頭付係合具6・・・が取付られている。
【0009】
頭付係合具6は、幕板31に螺着される螺着部61と、幕板31の左右端面に当接して頭付係合具6の突出状態を規制する規制鍔部62と、規制鍔部62の外方に位置する、規制鍔部62より小径の嵌入軸部63と、嵌入軸部63の外方に位置し、嵌入軸部63より大径の頭部64より構成されている。
【0010】
左右側板5、5は対向した同形に形成され、後端部内面上下端部に、前記幕板31に取付られた頭付係合具6・・・に対応して係合金具7・・・が設けられている。
係合金具7は、下部が半円形状で、頭付係合具6の頭部64、規制鍔部62より大径となした挿脱部71と、挿脱部71の上方に連続して頭付係合具6の嵌入軸部63が嵌入する、頭部64、規制鍔部62より小径となした係合部72よりなる係合孔70と、挿脱部71から係合部72方向で、幕板31の反対方向に深くなり、係合孔70が形成された傾斜案内部73と、傾斜案内部73の上下端部に連設された段部75、75と、取付孔74、74を有する取付突部76、76より構成されている。
【0011】
尚、段部75、75は、係合金具7が側板5に取付られたさい、その取付ネジ741、741が幕板31との連結時に障害とならないように形成されたものであり、又、側板5の前記係合金具7が取付られる箇所には、後幕板31と側板5の連結時に、頭付係合具6の頭部64の移動に支障をきたさないよう取付凹部51と、取付ネジ741、741が後幕板31に接触しないよう取付段部52、52が形成されている。
【0012】
そして、側板5の後部下端部には前記下棚部3の下連結用螺孔34に対応して下挿通孔53が形成され、前端部上端内面に前記天板部2を連結するL字形の連結金具54が設けられている。
連結金具54は、左右の側板5、5に取付部541が埋め込まれた状態でネジ止めされており、連結部542に取付孔543が形成されている。
【0013】
天板部2は、矩形の天板21と、天板21の前後端部側の下面に左右方向全幅に渡って形成された前後レール22、22と、前後レール22、22に左右方向にスライド自在に支持された左右受側板23、23と左右受側板受材23、23の左右両面の前後方向に配設されたレール材(図示せず。)によって、前後方向に出入自在に支持された引き出し25、より構成されている。
【0014】
そして、天板21下面と所定間隔を有し、前記幕板31の係止孔41に対応して後方に突出する係止突片26を有する係止金具27、27が、天板21の後端部左右端部側下面に取付ビスにて取付られ、又、天板21の前端部下面に前記左右側板5、5連結金具54に対応して上連結用螺孔28、28が形成され、さらに、天板21の左右端部下面の前後位置に、左右方向で、側板5、5間の寸法に一致する距離を有し、合成樹脂材より形成された断面コ字形の案内突条8・・・が下方に突出してタッカー止めにて設けられると共に、天板21の中央部後方下面に、組立時に前記縦仕切り板36の上端前面に位置し、縦仕切り板36の前方への移動を防止する、案内突条8と同一で取付方向をかえた移動規制突条81が下方に突出し同様に設けられている。
【0015】
本発明は上記の如く構成され次のようにして組立られる。
まず、幕板31の左右端面の上下所定箇所に頭付係合具6・・・が螺着された下棚部3を床面に立設させた状態で、係合金具7、7が取付られた側板5、5の一方の側板5をやや持ち上げて、頭付係合具6の頭部64を、係合金具7、7の挿脱部71、71内に位置せしめたあと、側板5を押し下げる。
すると、頭部64、64の嵌入軸部63、63側が傾斜案内面部73、73に接触しながら移動する事で、下棚部3の幕板31と側板5は互いに引きつけられて、嵌入軸部63、63が係合部72、72内に位置し、この状態で、頭部64、64は係合部72、72より大径に形成されているので、幕板31上面と側板5の上面はほぼ面一となった状態で、離反することなく強固に連結される。
【0016】
次に同様にして、もう一方の側板5と下棚部3は連結される。
そして、左右側板5、5と下棚部3が連結された状態で、下棚部3が持ち上げられたとしても、側板5の係合金具7は係合部72が挿脱部71の上方に位置する方向に取付られているので、頭付係合具6と係合金具7はより係合する事となり、左右側板5、5が不測に抜けおちる事がなく安全である。
そして、さらに左右側板5、5と下棚部3の連結状態を強固なものにするため、頭付係合具6と係合金具7が係合した状態で一致する下連結用螺孔34に下挿通孔53を挿通して連結ネジ50を螺合し、下棚部3と左右側板5、5を強固に連結する。
【0017】
次に、上記の如く連結された左右側板5、5と下棚部3上に、天板21の前端が組立完了時より前方に位置し、天板21に設けられた左右の案内突条8・・・が、左右側板5、5の上端内面に位置するよう載置し、天板21の左右方向のズレを防止すると共に、左右側板5、5の上面で天板21の左右端部下面を支持した状態とする。
この状態から、天板部2を後方にスライドさせると、天板21は左右方向に位置ズレを起こすことなく後方に移動し、天板21の後端部裏面に取付られた係止金具27、27の係止突片26、26は幕板31の上端部内面に取付られた係止受金具4の係止孔41に嵌入し、天板部2の後端部と下棚部3は連結される。
そして、同時に、天板21の上連結用螺孔28、28と、左右側板5、5の連結金具54、54の取付孔543、543が一致し、連結ネジ20にて天板部2と左右側板5、5を連結する。
この状態で、移動規制突条81が縦仕切り板36の上端前面に位置するので、不測に縦仕切り板36の上部が前方に移動し、幕板31及び底板32から外れる恐れはない。
【0018】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、係合金具に傾斜案内部と挿脱部と係合部を設け、頭付係合具と係合金具の連結、すなわち、左右側板と下棚部の連結が簡単な作業で一人でも強固に行う事が出来、しかも、左右側板の係合金具は係合部が挿脱部の上方に位置する方向に取付られているので、下棚部が持ち上げられても、左右側板が不測に抜けおちる事がなく安全である。
又、天板部と下棚部は、下棚部に形成された係止孔に天板部に形成された係止突片を前方から係止する構成であるから、下棚部と左右側板が連結された状態で、他の物品間に設置し、これに前方より天板部を載置し、押し込む操作で、天板部と下棚部を簡単に連結する事が出来るので、机として完成した状態で他の物品間に設置する手間がかからず、又、天板部下方にもぐりこむ等、連結作業時に無理な姿勢をとる必要がない。
さらに、天板部と左右脚体の連結は、側板の上方前端部で連結金具を介してネジ止め連結されるので、机を壁面等に接近させ、他の物品間に位置する状態であっても、作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の組立式机を示す斜視図
【図2】 本発明の組立式机を示す正面図
【図3】 本発明の組立式机を示す底面図
【図4】 本発明の組立式机の縦断面図
【図5】 係合金具の正面図
【図6】 図2のA部拡大断面図
【図7】 図4のB部拡大図
【図8】 図2のC部拡大断面図
【図9】 図2のD部拡大断面図
【符号の説明】
1 組立机
2 天板部
21 天板
22 レール
26 係止突片
28 上連結用螺孔
3 下棚部
31 幕板
34 下連結用螺孔
41 係止孔
5 側板
53 下挿通孔
54 連結金具
6 頭付係合具
64 頭部
7 係合金具
70 係合孔
71 挿脱部
72 係合部
73 傾斜案内部
Claims (1)
- 天板部と、天板部の左右両端部の下方に配置される左右両側板と、前記左右両側板の後端部間に配置される自立可能な下棚部が着脱自在に連結される組立式机において、下棚部は、上部前面に複数個の係止孔が形成されると共に、左右端面の上下端部に頭付係合具が左右側板方向に突出して設けられた幕板と、幕板の下端部前面に前方に突出して設けられ、前端部の左右端面に下連結用螺孔が形成された底板と、幕板と底板に連結された縦仕切り板と、自在棚板を有し、左右側板は、後端部内面上下端部に、前記幕板の頭付係合具に対応して、下部を挿脱部となし上部を係合部となした係合孔と、挿脱部から係合部方向で幕板と反対方向に深くなる傾斜案内部を有する係合金具が設けられ、前記底板の連結用螺孔に対応して下連結用挿通孔が形成されると共に、上方前端部内面に前記天板部の左右前端部と左右側板を連結するための連結金具が取付られており、天板は、前記幕板の係止孔に前方から嵌入する係止突片が後端部裏面に形成され、左右前端部に、前記左右側板の連結金具に対応して上連結用螺孔が形成されている事を特徴とする組立式机。
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---|---|---|---|
JP25190198A JP3653396B2 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | 組立式机 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP25190198A JP3653396B2 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | 組立式机 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000060648A JP2000060648A (ja) | 2000-02-29 |
JP3653396B2 true JP3653396B2 (ja) | 2005-05-25 |
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ID=17229649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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1998
- 1998-08-20 JP JP25190198A patent/JP3653396B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2000060648A (ja) | 2000-02-29 |
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